一昨日の定休日は千葉海上保安部さんにチャン松君とふたりで行ってきました。
千葉海上保安部さんには以前も伺ったことがあるのですが、今回も直近の事故の傾向について教えてもらい、逆にkayak55からはカヤックフィッシングならではの注意すべき点などをお伝えしました。
最近は千葉は比較的、カヤックフィッシングの事故が減少傾向にあるそうです。それはもちろん良いことなのですが、もちろんゼロではありませんし、油断は禁物ですよね。
また、首都圏においても地域によって事故が増加傾向にあるエリアもあります。具体的にどこかはここでは書けないのですが・・・やはり海域的に荒れやすい、他船舶が多い、カヤックが多数集まりやすいなど複数の要因があるようです。
その事故の傾向を見ると、自力復艇困難が非常に増えているそうです。
そうなんです、セルフレスキュー(再乗艇)です。
先日、bifarrセーフティーレスキューイベントで多くの方と練習をしましたが、やはりこういった活動は続けていかなければならないとあらためて感じました。
だんだん水温が下がってきてイベントとしては開催が難しい時期になってきますので、また来年などにはセルフレスキューを練習するイベントを今度はこっちのエリアでも企画したいなと考えていますので、その時にはまたぜひご参加ください!
ちなみに海上保安庁のウォーターセーフティーガイドにて、フィッシングカヤックの再乗艇は私が担当していますので、カヤックフィッシングを始めたばかりの方は、もしよかったらその手順をチェックしてみていただければと思います。
そのほかのトピックスも大変参考になるはずです!
当日は、最近の事故事例をいろいろ聞いたのですが「パドルの流出」もありました。
パドルリーシュが劣化していたらしいのですが、これは「予備パドル」があれば防げた事故だったはずです。
予備パドルはこれまで「なるべく持っていきましょう」というスタンスだったのですが、こういった事故事例がある以上、絶対に持っていくべきアイテムと言うべきだなと。
その他にもいくつかの事例をかなり詳細まで教えていただいて、実際の事故事例からカヤックフィッシングの安全面を考えていくのはとても未来につながると感じたところです。個人情報などにつながらない表現で過去の事故事例から注意すべき点をピックアップして今後はYou Tubeで特集していきたいな思います。
千葉海上保安部の皆様、とても有意義なディスカッションをありがとうございました!