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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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Bifarr BIFS-68ULM Phaser(フェイザー)発売!

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ホエールです。

 

ブログ、だいぶご無沙汰になってしまいました!

 

12月15日、千葉海上保安部さんとまたカヤックフィッシングをこれから始める方に向けた安全啓蒙動画の続きの撮影をさせていただきました。

 

この動画につきましては、海上保安庁さんで公開となった際にまたお知らせいたします。

ごくごく当たり前の内容をやっているだけなのですが、その当たり前の啓蒙を続けていくことに意義があるのだと思っています。

 

その翌日のこと。

 

嫁さんが発熱し、お店を早上がりさせてもらいました。すると・・・それを追うように僕も高熱を出してしまいます。

 

少し前にホエールJrくんがアデノウイルスに感染して数日高熱が続いたのですが、どうやらそのアデノウイルスに感染してしまったらしいのです。お風呂に一緒に入るとうつるらしく、子供から親への感染が多いらしい。

 

そこから3日、39度前後の熱がぜんぜん下がらない・・・・久々に苦しかった。アデノウイルスはインフルエンザみたいな特効薬がないので高熱になったら解熱剤を飲みつつ、ただただ熱が下がるを待つだけという感じでした。

 

そして復活!からの〜移動日を入れて、すかさず三重県出張でした。

 

Bifarrの商品に関係する工場さんに行ったのですが、せっかくなので前日は三重県は伊勢五ヶ所湾のサニーコーストカヤックスさんにお邪魔してカヤックフィッシング!この出張の模様はまた後日報告しますー!

 

そして戻ってきたら・・・

 

届いていましたよ〜・・・・bifarrの新作ロッド・フェイザーが!

 

企画から最初のサンプルロッドが届いたのが一昨年の終わりごろ。そこから何度も作り直しを経て、こうして出来上がってきました。長かった・・・けど、実際にかっこいい竿袋に入って商品化されると感無量です。

 

bifarrフェイザー発売になりました!ぜひよろしくお願いします。

◆販売ページはコチラ

 

bifarrフェイザーはもともとはカヤックからのティップランエギングを想定して開発を始めました。

 

カヤックからのティップランは特殊で、とにかく凪の日が多い。当たり前ですが、カヤック自体が凪いでないと海に出れないからです。

 

そうなると、必然的にドテラ流しの通常のティップランができないことが多い。

 

カヤックがほとんど流されないそのタイミングでの選択肢は2つ。艇の真下を狙うバーティカルティップランか、キャスティングティップラン。

 

このキャスティングティップランになるケースがかなり多いんですよね。

 

バーティカルティップランでアタリがなければ、周囲を広く探るために3.5号のノーマルのティップランエギをオーバーヘッドでフルキャストしていく必要が出てきます。

 

その時に通常のティップランロッドではティップが折れてしまったり、小径の多点ガイドがならんでいるとノットが抜けなかったりとやりにくい面がありました。

 

もちろん繊細なティップに小径ガイドが多く並んでいる方がラインの動きにティップが追従しやすくなるのでティップラン的にはメリットが大きいのですが、フェイザーではキャスティングできる性能の方を取って大きめのガイドを設置しました。

 

3.5号ティップランエギをフルキャスト!

 

また、キャスティングティップランではキャスト後にフリーフォールが必要になります。カーブフォールだと水深がある分、一気に自分にエギが近づいてきてしまうからです。

 

キャストして遠くにあるエギをフリーフォールさせるにはロッドを振ってラインを送り出し、水面に余分に浮いたラインが引き込まれていくのを見て着底を取ります。

 

このラインの送り出しの動作においても大きめガイドが良かったのです。(ガイドが小径で多いとかなりやりにかった)

 

フェイザーのグラスティップ部分

 

そんな感じでまさにカヤックからの釣りの実際の動作から作り上げていったのがこのロッド。だから、通常のティップランロッドからするとだいぶ違うデザインになっているので最初手に取っていただくと少し戸惑うかもしれません。だいぶ径が太く感じると思いますし、ガイドは大きく感じるでしょう。

 

でも使っていただくと、無理なくティップランエギをオーバーヘッドで振り切る快感や、ラインの送り出しものやりやすさを感じていただけると思っています。

 

艇を流しながらの通常のティップランにおいても、一見太く見えるグラスティップも弾性率が低いのでちゃんとティップが入って、アタリが取れます。そのためにもカヤックで一番見やすいと感じたオレンジ色の塗装を採用しました。

 

カヤックで浮いている間は刻々と風や流され方も変わり、ティップランの釣り方自体もどんどん合わせて変えていく必要があります。それを1本で幅広く対応できるように妥協せずに作ってきました。

 

さらに、ティップランエギがキャスティングできるということは、もちろん春や秋のシャローでの通常のエギは余裕でキャストできます。やや曲がるセカンドセクションからベリーにかけてしっかり通常のエギもシャクっていけます。

 

通常のエギを使ったシャローのキャスティングゲームもOK!

 

結果的に通年通して使えるカヤックエギングロッドになりました。

 

さらに、見やすく入りやすいティップはひとつテンヤなどの餌釣りにもいいし、カワハギ釣りにも使えますし、サビキ釣りにも良かったです。

 

キャスティングもできることで、春先のセンシティブなシーバスゲームやワームを使ったヒラメ・マゴチゲームにもとても良いです。ボトムチニングにも使いやすかったです。

 

ヒラメやシーバスの釣りに使う5号ぐらいのリーダーのノットも大きめガイドによってちゃんと抜けていきます。

 

ヒラメ

 

マゴチ

 

シーバス

 

チニング

 

ひとつテンヤ

 

カワハギ

 

エギング以外にも、ゆっくり動かす、ゆっくり落とす、止めて食わす・・・・カヤックからの、ソリッドティップが役立つ釣りに幅広く使っていただけるロッドになったと思います。

 

ぜひよろしくお願いいたします!


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