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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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ビーチクリーンからのカヤックシーバス(前編)

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今回のレポートとも重なるのですが・・・

 

記憶に新しい台風21号の被害、特に海辺ではいまだにその影響が続いています。kayak55のフェイスブックではご紹介しましたが・・・

 

関東のカヤックアングラーにはお馴染みの場所

 

館山・沖ノ島

 

の海岸も台風21号の影響で、島内にある遊歩道の破損、撤去困難な漂着物の流入など多くの被害が出ており、現在島内は立ち入り禁止となっています。

 

その沖ノ島の復興プロジェクトが立ち上がっていますのでご紹介します。

 

台風災害を受けたサンゴ生息の北限域“歩いていける無人島”「沖ノ島」復興プロジェクト

 

「ふるさと納税」を利用したクラウドファインディングです。

 

「ふるさと納税」を利用したシステムなのでお得です。お礼の品もいただけます。(いろいろなモノから選べます)

 

で・・・先日・・・届きました!

 

館山市長様からのメッセージが同梱されています

 

干物、干物、干物ぉぉっ〜!

毎日の朝食が楽しみになる。

 

ふるさと納税を利用したシステムなので、復興に貢献しつつ、美味しいものをいただける、まさにWin-Winだと思います。

 

今日(12月20日)現在で達成率は30%・・・もしこれをお読みの方で沖ノ島でよくカヤック出してたな〜、もしくはいつか沖ノ島からカヤック出してみたいと思っている方がいらしたら、ご協力のご検討、いかがでしょうか。

 

一日も早い沖ノ島の復興を願っています。

 

さて・・・

 

その沖ノ島からちょっと北にあたる、南房総市富浦町多田良西浜もまた台風21号の影響を受けていました。

 

この場所もカヤックアングラーにはお馴染みの場所です。

 

この多田良西浜は、ブログ「Team Banzy!!」の田吾作さんの呼びかけでこれまでずっと地元のビーチクリーンをカヤックアングラーがお手伝いさせていただく活動をしてきた場所です。

 

今回は台風21号の影響でよりたくさんの人手が必要ということで、kayak55もお店を臨時休業してビーチクリーンのお手伝いに行ってきました。

 

恒例のビーチクリーン

多くのカヤックアングラーの有志があつまりました。

(この場所は通常は車が入れません。ビーチクリーンのため特別に駐めさせてもらっています、ご注意ください)

 

この位置まで波がきたの!?

なぎ倒された植物が台風21号の凄さを物語っていました。

 

とにかく、今回は流木の量がすごかった

 

まずは流木系をみんなで集めて・・・

 

燃やします!

 

神奈川からホエールの同級生カッキーもかけつけてくれました。ありがとう!

 

このビーチクリーンを取り仕切ってくれているTeam Banzy田吾作さん、いつもありがとうございます。

 

流木だけでそうとうな量でしたが、まだまだです。

 

不燃系のゴミの量もそうとうなものでした。

 

12月だというのに、みんなで汗だくになりながら、拾いました。

 

かなり綺麗になりました!

 

地元の方からも「若い人に集まってもらってありがたいと」暖かいお言葉をいただき、ますますこの場所が好きになっちゃいます。

(ただ・・・かつて若かった僕らカヤックアングラーもいまやかなりの年齢ですが!笑)

 

また来年、このビーチクリーンがある際はkayak55でも告知しますので、参加してみようかな?と思った方がいらっしゃったらぜひ!

 

さて・・・

 

せっかく来たので、ビーチクリーン後はそのままこの場所で浮いてティップランエギングをやろうかな〜と思ったのですが、予報を見ると14時から南の風が上がりそうな予報。(結局、予報が外れて吹かなかったらしい!)

 

ビーチクリーン終わった後から釣りを始めるわけで、14時までしかできないとなると3時間ぐらいしか時間がない。そこで、風の影響が出ない場所まで北上することにしました。

 

聖地へ移動!

写真は現地でお会いしたHさんのターポン120ULとカッキーの忍。

 

そう、シャローでシーバス狙いです。

 

これからの冬、カヤックからのティップランやアマダイ釣りも忙しくなるので、もしかしたら今年のシーバスはこれが最後になるかもしれません。(またきちゃうかもしれませんが)

 

今年最後になるかもしれないシーバス釣り・・・気合い入れていこう!

 

ホエールと同じように聖地まで北上してきたメンバーは

 

カッキー

チャン松君

くららさん

 

の4名。

 

他、朝はお子さんの用事があってビーチクリーンに来れなかったターポンULのHさん。Hさんは夕方もお子さんの用事があるということですが、その合間を縫って2時間だけでもと浮きにきたそうです。

 

この場所も台風21号の影響でゴミが多かった・・・

もはや個人レベルでどうにかなる量ではない・・けど、今日も獲物一匹ゴミ一個運動はやるので、たくさん釣って少しでもゴミ拾えるようにまずは釣ろう!

 

チャン松君は今日は忍(ロナウジーニョ号)に乗るのですが、見慣れないカヤックカートが!

 

C-TUGの新作サンドトラックカヤックカート!

 

砂地に強いという噂のカヤックカート。サンプル的に数個入ってきたので1つ実際に使ってみることにしたのです。はたしてその実力は!?カッキーとホエールが試しに引かせてもらいました。

 

か・・・かりぃ〜!

めっちゃ引き心地が軽い。これはすごいカートかもしれないぞ。

 

チャン松君、ゴミの帯も余裕で乗り越えてました。

 

うん、これはいい。本格的に輸入便に乗せてもらうことにしようと決意。年末年始が挟まるため、入荷は来年に入ってしばらくしてからになりそうですが、砂地に強いカートをお探しの方、お楽しみに!

 

さあ、ホエールはいつもどおり、プロフィッシュ45・キュベレイ号に搭乗します。

 

そして、くららさんは・・・

 

なんとSUPフィッシング

 

ちなみに、くららさんは、黎明期からのカヤックアングラー。今はメインでSUPに乗っていて、レースなどにも出ています。当時は千葉でよくご一緒していたのですが、今は東海地方在住。このビーチクリーンのために遠方から駆けつけてくれたのです。

 

レースではもっと細いSUPに乗っているそうで、このSUPはフィッシングに使っている安定しているタイプとのこと。

 

カヤックフィッシング黎明期には大学生で一番の若手だったくららさんも、すっかり30代・・・時間の経過はおそろしい!(ということで、僕もすっかり40代!涙)

 

さあ、シーバス釣ろう。

GO!

 

さすがレースなどにも出ているSUPくららさん、めちゃ速いし!

 

カッキーもレッドヘッドの忍で出る!

 

ちなみに、当日の潮はこんな感じ。スーパームーンの大潮ですが、日中はさほど潮位変動は大きくはありません。(夜はすごい)とはいえ、潮が上げてくればスーパーシャローエリアにも魚が差してくるでしょうから期待は大。

 

ちょうど11時の上げ始めで入って、日没前の16時でストップフィッシングの予定。5時間勝負です。

 

まだ潮位が低いので、まずは沖にある砂州の向こう側の2m台のブレイクで釣っていき、潮が上げてきたらアマモの点在するスーパーシャローゾーンの釣りに切り替えていく作戦。

 

そのブレイクで、まずはターポン120ULのHさんがバイブレーションで連発スタート。さすがだな〜!

(その中でバラしてしまった魚がめっちゃくちゃでかそうだった)

 

ホエールはちょっと今年から試したいと思っていた

 

サラナMD110S

 

を投入してみます。

このルアーは田吾作さんイチオシのミノー。だからこそ、特に今日、ビーチクリーンの日は、このルアーで釣っておきたかった。

 

ふだんサラナは125Fが好きでよく使っていますが、サラナMD110Sはもう一枚レンジを下げたい時に使うミノー。

 

僕は、あまり3フッカーのルアーは使わないのですが、このルアーだけは田吾作さんがオススメということで、今後も使っていこうと思います。

 

田吾作さんが、この手のロングリップは飛ばなそうに思うかもしれないけど、めっちゃ飛ぶと言っていたので投げてみます・・・

 

キャストー!

うおっ、めっちゃ飛ぶ!

 

着水からフォールさせていくのですが、その時はケツ下がりでかなり沈下していってくれます。(タングステンウエイトが入ってるらしい)

 

そこから巻きに入ると水平になって、そのレンジをかなりキープしてくれる。けっこう深いレンジまでいけそうなミノーです、これは。

 

そして、ジャークでの飛びがいい。

 

ジャーク、リトリーブ、ジャーク、リトリーブ・・・・

 

ゴン!

 

いきなり結果が出た。気持ちいい。

 

よーし、浮いてきた〜

うわっ、テールフック1本、あぶないあぶない!

 

よし、キャッチ!

 

サラナMD110Sフィッシュ。

また一つ、カヤックシーバスの強力な武器を手に入れてしまったかもしれません。

 

スミスのルアーって、イマドキのルアーに比べると地味かもしれませんが、僕はなんというか質実剛健なイメージがあって大好きです。実際によく釣れる。

 

さらに、なんとチャン松君がやりました。

 

アトールのフラックフライでGET!

トップですよ、やるな〜。上で食う感じじゃなかったけど、結果は出た。トップは投げてみないと分からないものです。トップはやってみる価値はある釣りなのだ。

 

この3m弱ある深めの場所で、迷わずトップを選択する心意気がまずすごい。水面で食う時は何メートル水深があっても食うわけだ。

 

しかし、その後は続かず・・・パッタリとアタリが止まってしまいます。

どうも、ブレイクラインに群れが一瞬通りかかったタイミングだったようです。

 

そうこうしている間に少しづつ潮位も上がってきているので、早くもスーパーシャローゾーンに移動しながら撃っていくことにします。

 

ここでターポン120ULのHさんが離脱。わずかな時間でしっかりキャッチ、素晴らしかったです。なにより、短時間だけのために浮く、その心意気にシーバスフィッシングへの愛と気迫を感じました!

 

Hさん、おつかれさまでした!またどこぞのフィールドでお会いしましょう!

 

さあ、残った僕ら4名で夕方のシャローシーバスを攻める!

 

〜ビーチクリーンからのカヤックシーバス(後編)につづく〜


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