今年も残り1日となりました。
大人になると一年がホント早いですね・・・
年末になると忙しく、ちゃんとしたメシを食ってる時間が取れない日が多く、あいかわらずのカップラーメン生活を送っているホエールです、こんにちわ!
だんだんカップラーメンも量より質になってきたことに歳を感じるわ〜
さあ、12月月末となると、年内最後のカヤックフィッシングに挑む時期です。
今回「釣り納め」ではなく「浮き納め」というタイトルにしたのは・・・先に言ってしまうと・・・
釣れてないからです(ガーン)
2017年最後のドラマをもとめて、年内最後のカヤックフィッシングと決めた釣行。
そして、これまで年末の浮き納めでロクな釣果が出たことない(笑)これはもはや儀式です。
まずは・・・・
バス浮き納め!
ブラックバス、特にトップオンリーともなるとこの季節、なかなかバイトを出すのが難しくなってきます。(インスタとかを見ているとトップで釣っている人もいるからスゴイ)
正直、今回も釣れる気はしなかったのですが、今年も楽しませてくれたカヤックバス釣り、儀式としてのシメで浮いてきました!
【12月18日 極寒のカスミ水系】
この日はフロッグトップTVがある月曜日。
ちょっとその放送前に昼だけ行ってきました!
なぜ昼だけか。凄まじい寒さで、とても朝マズメにやる気がおきなかったのです(弱っ!)
まずはパーキングで腹ごなし
バイキング工場に置かしてもらっていたバイキングカヤック・忍 ジ・0号が戻ってきたので、久々の出撃!
忍は慣れれば立って漕げるぐらいの安定性があります。
だから、こういう護岸からの出艇がしやすい。ここにそうとうなメリットがあります。
立って乗れるカヤックは幅広すぎて普通に漕ぐと遅くてしゃーないというものが多いのですが、忍はそんなことはなく、幅はフィッシングカヤックとして標準的。しかも座位置も高くないので傾きへの粘りがある。
海でも使えるほどの直進性、バスでも対応できる回転性。
個人的にはバスフィッシングにもっとも使いやすいと感じているカヤックです。
ひさびさのジ・O号で浮くのはホント楽しみでした。
それにしても・・・
寒い・・・寒すぎる!
冬は海より淡水の方がずっと寒いです。個人的には冬の淡水こそフルドライスーツ着た方がいいと思う。水温がもはや冷蔵庫の水より冷たい。
冬なんで、シャッドとかメタルバイブとか使おうかと一瞬考えました。過去にロドリの連載をしていた時は真冬の取材でもこういった沈むルアーを使えばなんとか釣れて取材を成立させたことが何度もありました。
ただ、今年のカヤックフィシングに関しては、春先の最初の1本以外はずっとトップウォーターにこだわってやってきたので!
最後もトップで縛ろう!
どちらにしても冬のシャローは厳しい。だったら、バスの度肝を抜くようなプラグの方がまだ可能性があるように感じるので、今日は大きめルアーを中心に投げていきます
うん、浮いてしまえば寒さも忘れる
まあ、バイトは出ないのですが・・・
こういうカヤックからしか見れない景色を眺めるだけでもストレス解消!
そして、なによりバスフィッシングはやっぱりキャストが楽しい。ストラクチャーに対してオーバーヘッド、サイドハンドキャスト、バックハンドキャスト。釣れなくても飽きない。(釣れて欲しいけど)こんなにキャスティングが楽しめる釣りはバスフィッシング以外にはないでしょう。
僕はベイトタックルでのキャスト自体の行為が大好きなので、やっぱりバスフィッシングは最高だと思う。
しかし、奇跡のバイトを期待して漕ぎ、そして投げ続けますが、その後は特に書くようなことも起こらず(笑)
15時30分、ストップフィッシング!
まあ、想定通り!
バス浮き納め、ノーフィッシュ!
とてつもなく身体が冷え切っているので、にんたまラーメンに避難(笑)
黒にんたまチャーシュー増量!
あ・・・あぁ〜生き返るぅ〜
僕は千葉〜茨城にかけてのエリアがホームグラウンドなので、今年のバスフィッシングの最後はやっぱしマックスコーヒー締める!
まったくもって釣れませんでしたし、ある程度、想定内でしたが、浮かなければドラマは起こらない!そして、今年最後のバスフィールドに浮くことは、この釣りへの敬意としてやっておきたいことでした。
また、気持ちを新たに来年のバスフィシングに挑んでいきたいと思います。
今年はほぼトップオンリーでやってきましたが、来年は再びいろいろなルアーでカヤックからのバスフィッシングをやってみようと思っています。
来年は自分にとってカッコイイと思うルアーを使っていきたい。
カッコよさの基準は人それぞれ、繊細なフィネスの釣りがカッコイイと感じる人もいるでしょうし、ビッグベイトがカッコイイと感じる人もいると思います。
僕の中でカッコイイと思うバスフィッシングのルアートップ3は今は以下の3つ。
2018年はこれらを主軸にして挑もうと思います。
No1:トップウォーター
これはこれまでと変わらず取り組んでいきます。水面がドバン!と割れてバスが食ってくる様は他の釣り方では味わえない。僕の中でバスフィッシングにおいて使用ルアーの主軸であり、永遠のテーマでもあります。なるべく多くの時間はこのトップウォーターに割いていきます。
No2:ラバージグ(のスキッピング)
次に好きなのがラバージグのスキッピングの釣り。スキッピングもまたバスフィッシングならではの釣り方だし、座位置が低く水面が近いカヤックではスキッピングが有効なメソッドだと感じています。そしてカヤックという乗り物はスキッピングが驚くほどやりやすい。サイドキャストを振り切ってあげれば勝手にスキップしてくれます。スキッピングはノーシンカーでもいいのですが、他のルアーに比べてラバージグに大きめのクロー系ワームをつけたスキッピングは飛沫が派手になるから好きなんですよね。
No3:ミノーのジャーキング
実は2016年にはこの釣りをちょっとカジッてみました。その時、ロングAのジャーキングでおそらく人生最大と思われるバスを掛けて、ファイトの途中で浮力を上げるためにダウンサイズしていたフックを折られて逃げられるという事態が起こりました。カヤックからのバス釣りでかなり可能性があると感じています。そして、ヒロ内藤さんのミノーのジャーキング動画をYOUTUBEで見つけたのですが、文句なしにカッコイイ!あんなに激しく動かしてバスが食ってくるのか!僕のジャーキングはまだまだであると痛感。来年は練習したい釣りです。
さあ、2018年はどんなドラマチックバスがヒットするのか!?今からホント楽しみです!
そして、バスの浮き納めは済みました。次に挑むのは・・・
海の浮き納め
これもやらなきゃ今年が終われない!
はい・・・釣り納めではなく「浮き納め」です。
釣れてません・・・
【12月29日 釣れなかったティップラン】
結果から先に言うと、またしても釣れなかったのです(ガーン)
最後は55ハウスもあって、今や自分の中でバーチカルの釣りの拠点となっているNの海で浮き納めをしたかった。
しかし・・・年末のお店の忙しさと、予定が空いた日は連日強風で出れない日が続きます。
これは、もはや年内に浮くのは無理かもしれない。
そんな中、今年最後のチャンスになりそうな日が昨日、12月29日。
Kayak55のお店に戻らないといけないので朝だけのカヤックフィッシング。
しかし・・・Nの海の当日の予報がコチラ
うわ〜朝、爆風。ちょうど帰らなければいけない時間に凪いでくるという予報。数時間ズレてくれれば良かったのに〜
これはNの海の浮き納めは断念せねばならない
ということで、北東の風裏になるポイントに急遽切り替えて出撃することにしました。
Kayak55からはそうとう遠いので、日の出から浮いて11時には上がらないといけません。およそ4時間勝負。
今回はティップランやってみます!
この場所はよく来るのですが、これまでイカ狙いをやったことがなく、ホントに釣れるのかどうかはよく分からない。イカは春や秋はショアから釣れているエリアなのでいないことはないはず。あとは冬場の越冬場所を4時間で見つけられるかどうか。
さあ、いこう。スウィングスター・エンペラー!
ちょうど2016年の秋から使いだして使用1年を越えたこのパドル。思えばカヤックマラソン14kmもこのパドルががんばってくれました。今では手放せないアイテムになっています。
艇はプロフィッシュ45キュベレイ号。
このカヤックも今年もまたがんばってくれました。すでにロングセラーモデルですが未だ色あせない魅力にあふれています。センターコンソールの使いやすさ、操作性、航行性能・・・全てが満足いくレベル。陸上ではちょいと重くても海に出るとそれがメリットになる部分がある。
来年もこの艇と一緒にいろいろな景色を見ていきたい。
ティップラン的にはまったく未知のゾーンですが、これも今年使いだしたガーミン75SVがあるので場所の絞りやすさはアドバンテージがある。4時間で見つけることはできるのではないか!?
が・・・・
当たらない!まったくお触りさえない!
完全にイカを見失っている。
こんなことならひとつテンヤでも持ってくれば良かったかもとちょっとだけ後悔。いやいや、まずはやってみないと開拓はできないのだ。がんばろう!
結果・・・水深10mから50mまでエギを落とし込んでみましたが・・・
4時間ノーバイト!
ストップフィッシングの11時を迎えてしまいました(号泣)
ティップランはキャスティングのエギングより簡単にイカが釣れるすごい釣法ですが、カヤックフィッシングの場合はイカを自分で見つけるところからスタート。この第一段階がクリア出来なかった。
(逆に自分で見つけるからこそ、釣れた時の喜びは倍増するわけですが)
それでも今日も勉強になった。デュエルのフラットフィン40gの3号。これがフォールが速くていい。3.5号より水の抵抗が少ないからでしょう。50mディープにベイトタックルで普通にボトムが取れました。このエギは・・・間違いなく今後のディープティップランで戦力になる!
やっぱり釣れない釣行でも、真剣にやってみると必ず得るものはあるのだ!
そして、2017年最後にカヤックで浮けて良かった。それだけでも来た甲斐がある。
なぜなら・・・
この美しい景色を海抜0mから眺められる、それだけでもスゴイ非日常空間なのだ。
あ〜この浮遊感気持ちいいな〜カヤック最高だな〜
水中はウニだらけでした
ガーミン75SV、ウニまで描写するかな?と思ったのですが、さすがに無理でした(笑)
さあ、kayak55のお店に戻らないと!
その前に〜腹ごしらえ!
お正月らしく「白い力もちうどん」でしょう〜
若い頃だったら絶対にこれをチョイスすることはなかったでしょう。たぶんエースコックのスーパーカップでとにかく腹を満たすことを重視したはず。でも、冒頭の通り、歳を重ね白い力もちうどんが良くなってきてしまった42歳です。
しかし・・・・
やってしまったのだ!
やかんを忘れたー!
お湯が沸かせないではないか〜
一年の最後にやっても〜た〜
これに懲りて、来年からまたジェットボイル導入します。
ジェットボイルならやかん忘れはない(笑)
結果、帰り道のコンビニでこれを食べました・・・
セブンイレブンのカルビ弁当
これはこれで美味かった〜。やっぱり漕いでからのメシはとてつもなく美味いのだ。それも含めてカヤックフィッシングは最高。
セブンのカルビ弁当って昔からありますよね。僕が大学生の頃にはあって当日は500円ぴったりぐらいだったと思うのですが、当時、オッキーという後輩の家にほぼ毎日入り浸っていて、お互いに財布に金が500円ちょっとしかないのにどうしても腹が減ってコレを買っちゃって残金がほぼなくなって翌日完全に2人して断食状態で死にそうになった(笑)
それぐらいこのカルビの味は魅力的なんだよぉぉ〜
結果、帰りに事故渋滞に巻き込まれてお店に遅刻したのでした
(チャン松君ごめんなさい!)
・・・・こんな感じで僕の浮き納めは終わったのでした。
海のカヤックフィッシングもなんとも締まらない結果となりましたが、来年も引き続きいろいろチャレンジしていきたいと思います。
来年の海の目標は!
もちろん真鯛や青物も最高だし、イカも最高だし、餌釣りも楽しい、新しい魚種にチャレンジしてみたかったりもあるのですが・・・
最大の目標として!
カヤックシーバス自己記録更新
これを狙っていきたいと思います。
これまでの自分のカヤックシーバスの最大がこの写真の92cm。
2011年に釣ったこの記録をいまだに抜けていない。(その後、91cmは出たのですが・・・)
自己記録を塗り替えられうようにシーバスにいまいちど取り組んでいきたいです。
正直、僕はシーバスのサイズにはあまり執着がなくて、どちらかというと「そのプロセス」や「釣れ方」の方を重視するタイプなのですが、最大サイズの更新を目標にすることで、カヤックシーバスへの自分自身へのモチベーションアップにしてみようと思います。
なぜならば!
来年はkayak55のダービーは「シーバス」です。
カヤックからのシーバスは僕がカヤックを始めたきっかけであるし、自分の中で最もやりこんできた一番好きなターゲット。いまいちど盛り上がっていきたいんです。
シーバスって、やっぱり楽しいから。
今年の秋からウッド製のルアーをあらためて使ってみて、再び楽しくてしょうがない状態になっています。2018年は、いまいちどカヤックからのシーバスをおもいっきり楽しんでみようと思います。
カヤックフィッシング、2017年もいろいろなドラマがありました。
毎年書いていますが、カヤックフィッシングはやり続けていれば、一年に一回ぐらいは必ずドラマが起こります。
今年はベストバウトはサラナ125FでブリGETでしょうか。
もちろん今回みたいに釣れなかった釣行もあります。それも含めて、全てが貴重な思い出!!
来年ははたしてどんなドラマが待っているのか!
いまから楽しみです!
このブログの更新も年内は今日が最後となります。
年末年始は例年釣りから離れて家族サービス!5日からkayak55のお店が開店。おそらく初浮きは8日月曜日となると思います。
しばらく更新がお休みとなりますが、本当にこのつたないブログをいつも見ていただいる皆様、ありがとうございました!
2018年が皆様の安全で楽しい爆釣な一年になることを心よりお祈りしております!
良いお年をお迎えください!