昨日はホエール、チャン松君それぞれが出張いただいていたため、臨時休業させていただき申し訳ありませんでした!
チャン松君は今なお、JSCA(日本セーフティーカヌーイング協会)の総会に出席のため不在です。
私ホエールは昨日バイキングカヤック工場に行っておりましたが、本日は戻ってきましてお店やっています。
今日は開店時間前より納艇がありました。
2019年艤装バージョンのニモ2+1です。
まず、今年の艤装バージョンのニモ2+1について・・・
これが2018年までのノーマルバージョン
2018年までは上記のノーマル艇の他、艤装をたくさんほどこしたニモ2+1フィッシャーマンというモデルが存在しました。
そして、こちらが・・・
2019年艤装バージョン
2019年からはノーマルモデルに最初からサイドハンドル、フラッグ以外に6個のスターポートが最初から付属させて、フィッシャーマンモデルと統合して1モデル体制となっています。
(※そのかわり、パーツが増えた分、昨年より若干の値上げとなっている形です)
その2019年艤装モデルのニモ2+1の納艇が本日ございました。
前側ホワイト&後側グラニット
本日は、お客様と一緒に必要な部分の追加艤装を施しました。
ニモ2+1の追加艤装の参考にしてみていただければと思います。
ニモ2+1の2019年版の追加艤装箇所として多いのがコチラです。
一人乗りシートの後ろ左右にレイルブレイザスターポート追加
二人乗りのフロントのシート後ろ左右にはスターポートが標準装備されていますが、一人乗りシート部の後ろには最初はスターポートがついていないので、ここに2点、スターポートを追加。
そうすると・・・
一人乗り時のシート後ろに、アジャスタブルエクステンダー+ロッドホルダー(写真はタイプR)の組み合わせで2本ロッドが積載できます。(角度を変えれば立ててもOK)
そして、今回お客様と相談しながら編み出したのがこちらの艤装。
標準装備のスターポート4点の他、6インチハッチに1点スターポートを追加して5点のスターポート。
一人乗り時に左舷足元スターポートに3軸プラットフォームで魚探。右舷足元スターポートに振動子ステー。6インチハッチ前のスターポートに収納ポッド。6インチハッチにアジャスタブルエクステンダー+ロッドホルダー。
振動子ステーは即席でホエールが作らせていただきました。跳ね上げできないので、着岸時はスターポートから取らないといけないです。
ロッドをアジャスタブルエクステンダーで空中で自分に近づけることで、収納ポッドを活用できるようにしてみました。
ちなみにタンデムの時は、魚探とステーはそのままフロントシートの後ろのスターポートにスライドして使えます。
続いて、アイレッツとバンジーコードの設置。
実は2019年モデルはこれまであったバウ側デッキ上のバンジーコードと、足元の壁のバンジーコードが廃止されています。
本日のお客様は、これまで通りのバンジーコードが欲しいというご要望のため、店頭で設置しました。
このバンジーはお客様ご自身でも簡単に取り付け可能です。
アイレッツを12個取り付けてバンジーコードを張って、結び目をビーズで結ぶだけです。
アイレッツの取り付けは付属のタッピングビスをプラスドライバーで入れるだけです。手回しでOKです!
足元の壁にもアイレッツを6点取り付け。
そしてバンジーコード張れば2018年モデルと同様になります。
アイレッツが1点150円×12個で1,800円、バンジーコードが400円分ぐらい、計2,200円ぐらい必要です。
2019年モデルは最初からスターポートがついているため追加艤装部分はそう多くはないですが、まだまだいろいろなパターンはあるかもしれません。
そのあたり、また提案できるようなパターンが新たに出てきたらブログやインスタで紹介していきたいと思います!