僕らの冬のカヤックフィッシングの最高のターゲット
ワカサギ
も、春が近づき、いよいよ最終戦を迎えました。
(とはいっても今年の冬2回しかいけてませんが・・・)
まだ高滝湖のワカサギのシーズンは続いていますが、3月末日で終了となります。
この釣行レポートは2月下旬のものですが、2月下旬でもやはりややシーズン終盤を感じる魚影、食い方でしたね・・・そんな釣行を振り返ってみます。
前回のカヤックワカサギ釣行で、管釣りトラウトロッドでいいだろ〜となめてかかってしまったら、ワカサギ釣りなのに36匹という大惨敗を喫してしまった私ホエール・・・
今回こそはリベンジじゃ〜
目指すは、カヤックからのワカサギ釣りで100匹!
最終戦で3桁、いくぞー!
そのために、まずはロッドから!
やっぱりワカサギをたくさん釣るためにはワカサギ専用竿を使わなければ数は伸ばせない。それを前回の惨敗で痛感しました。なにしろ個体が小さいから普通の柔らかさではダメなのだ。
ってことで・・・
買ってしまいました!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
プロックス攻棚ワカサギ
70cmと98cmの2レングス設計。
ベイトでもスピニングでも使える仕様。
ワカサギ穂先を差して使用するロッドです。
5mm径の多くのワカサギ穂先に対応。
今回は、僕はめちゃくちゃ柔らかい穂先を買ってみました。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・(しつこい)
ワカサギ扁平スケルトン穂先・蛍光イエロー21cm/SSS
エアコンの風を受けても揺れる、めちゃくちゃ柔らかい繊細な穂先!
今回こそはワカサギ100匹釣り、いただいたも同然だ!
そしてやってきました。
高滝湖!
メンバーは前回と同じく、イチさんミカさんクロマメさんと私の4名。
全員、前回のワカサギ釣りで完全にハマってしまい、あらたな道具をいろいろ買い込んでいました(笑)
ワカサギ釣りは人を夢中にさせる何かがありますね。ハマっていくと底なしかも。
遊漁券640円、マイボート出艇料1080円をお支払いして、いよいよ準備へ!
前回はカヤックワカサギ久しぶりすぎて、いろいろ忘れてしまっていて、ロッドは強すぎ、仕掛けは飛ばしまくって足りなくなったりと、ミスだらけでした。
今回はその教訓を踏まえた装備で挑みます。
ガーミン・エコーマッププラス65CV
カヤックは本気のプロフィッシュ45!
というか、針が細かい釣りなので、居住空間を少しでも大きくしたいと思い忍ではなくプロフィッシュできてみました。
前回、アンカートローリーのロープに針が引っかかり仕掛けを消耗していったので、今回はトローリーは外してきました。高滝湖のワカサギは出艇場所からすぐの絶対的に穏やかな場所で釣るのでアンカーは横から落としても危険はないのです。
針はずしのアイアンクローについているカウンターで日本野鳥の会並に正確に匹数を数えていきますよ!
はたして、この箱の中がワカサギで埋め尽くされるのだろうか!?
いや、いける!
なぜなら今日ボクにはワカサギ専用ロッドがあるではないか!
そして前回足元に置いたアンテナは使いにくかったため、シート後ろに設置して、餌付けの際に艇のサイド面の水面の上でピンと仕掛けを伸ばせるようにしました。はたしてこれが吉と出るか!?
期待に胸を膨らませて朝焼けの湖にGO!
いや〜浮いているだけでもう最高!
出艇した直後から、場所によっては超絶なワカサギの反応。
ロッドのティップのアクションも最高!
もういただいた!
と思ったのですが・・・・
ぜんぜん、食わない!
こんなに反応が出てるのに食わないってなんなの!?
クロマメさん、イチさん、ミカさん、みんな食わない。かろうじてたまにポツポツと釣れてきますが・・・
開始1時間で一人1〜3匹というめちゃくちゃな厳しさ(笑)
100匹釣りなんて夢のまた夢なのか?
ワカサギ専用ロッドまで買ったのにー!
いまのトコロ、収穫としては↓↓だけ。
やはりアンテナは自分の斜め後ろにあると使いやすい!
前回は仕掛けをいろんなところに引っ掛け、絡ませ、釣りをする前から2つの仕掛けを失うほどトラブルだらけdったのですが、今回は仕掛けはあまり消費しないで済みました。
しかし・・・・今日は別の悲劇が起こったのでした・・・・
本日始めての根掛かり!
これをついつい、いつもの普通の釣りのクセでロッドでチョンチョンって煽ってしまったのです。
忘れていました・・・
今日の僕の竿先は超繊細なSSS穂先だったということを!
ポキっ
え・・・?
折れたーー!
や・・・やってもーたー・・・
1本しかない穂先を折ってしまった。もはや釣り続行不可能!
まだ1匹しか釣ってないのに(ヤバすぎだろ)
一瞬、目の目が真っ暗になります。クラクラ・・・ああ・・・終わった・・・
ワカサギの繊細なティップで根掛かりを煽るなんてもっての他だったのです。手でラインを引っ張るべきでした。
ただ、そうは言っても、もう後の祭りです。
竿は折れても心は折らない!
考えろ、考えろ、きっとなにか打開策がはるはずだ。
ピカリーン!
そうだ!
手釣りをすればいいのだ!
折れたティップのガイドに糸を通し、左手で持つ。
左手でリフト&フォールしながら、リールの変わりに右手でラインを持って仕掛けを上げたり下げたりする。
ギア比ゼロ(っていうか手釣り)
究極のダイレクトフィッシングで釣る!
釣るしかないのだ!
そうそう、イチさんはワカサギロッドにリールはTULALAのリスぐるまです。同じようなもんじゃないか(違う違う!)
そして、ここから、日が上がって9時ぐらいからシブい中でも、少しだけポツポツ食うようになってきました。
見ていると、そのイチさんだけが釣れる数が多い!
イチさんはもともと陸っぱりでも手長やタナゴなどの小物を和竿やホリマイで釣りまくっています。こういった繊細な釣りはまさに得意中の得意。水を得た魚状態!
しかも、そのリスぐるまというリールがさらに威力を誇っています。リーリング、フォーリング、すべての動作を片手でできるメリットがあるのですね。それによって手返し、レンジの刻みが増大して、一人だけ釣りあげるペースが違う。リスぐるま、実はワカサギ釣りに最強の道具なのでは!?
ホエールの方は、右手でラインをたぐる手釣りですが、これはこれで水深4m前後の高滝湖の釣りでは意外に手返しがよくて、すぐにアタリはかなり捉えることができるようになりました。
しかし、最初どうしてもうまくフッキングができない。
アタリがあった瞬間、右手のラインをどうしても強く引きすぎてしまい、乗せられない!
そんな時間が少しありましたが、なんとかフッキングのコツがわかってきました。
そして、ついに・・・
ついに手釣りで釣ったどー!
いや、手釣りの動き、奥が深い、あなどれない!
左手のロッドの動きと右手のラインの引く・出すの組み合わせは、誘いの面ではむしろ細かくできるではないか。
そこから11時半ぐらいまではポツポツペースでした。
11時の時点で、カウンターを見ると20匹ちょっと・・・
前回より釣れてないしー(汗)
今日は終わりは14時ぐらいにしようと思っています。
目標を100匹から50匹に下方修正しようかなーー(涙)
しかし、12時ぐらいからやや風が吹いてきて、状況が一変したのです。
急に釣れ出した!?
一荷もきたよー!
これも一荷・・・
手釣りの神、降臨!
怒涛の追い上げモード!
朝だってめちゃくちゃ反応が出てたのに釣れなかった。
でも、昼になって同じような反応が出れば落とせば釣れる。
ワカサギって時合いの魚なんですかね!?
ついに下方修正した目標50匹を突破し、80匹以上釣り上げていました。
この時点で13時55分。
14時にストップフィッシングしようとみんなで決めていたので、夢の100匹は厳しいか!?
最後まで諦めずに手釣りをやり続けましたが・・・
結果は・・・
89匹!
惜しいっ!
それにしても、ロッド折れ!からの〜急造の手釣りでよくぞここまで追い上げたと思う。自分なりに頑張った!
っていうか、あと30分あれば100匹いったと思う。
でも、それは結果論にすぎないのだ。あとからならどうだって言える。
いさぎよく敗北を認め、また来年の冬、今度こそ夢の100匹釣りを目指そう!
ただ、4人中、この人だけは達成しました!
イチさん、112匹!
みごと目標の3桁達成、おめでとうございます!
同条件でやって、こうやってしっかりとした差が出るのがワカサギ釣りの楽しいトコロ。これは突き詰めていく価値がある釣りだ。
最後に獲物一匹ゴミ一個運動!
さすがに89個のゴミを拾うのは無理っ!
ラインのゴミやコンビニのゴミなどを拾って帰りました。
そしてワカサギは家に帰ってからの調理が楽だし、美味しいしで最高なのだ!
必殺のマキシマム揚げ!
次の冬は、きっとやってみせる!3桁釣り!
そのときまでにワカサギ穂先補充しておこう・・・(涙)