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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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プロフィッシュ45のスターポート活用法

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ホエールです。

 

今日はお客様よりお問い合わせがありましたので

 

 

バイキングカヤック・プロフィッシュ45のシート後のスターポートについて

 

を特集したいと思います。

 

バイキングカヤック・プロフィッシュ45は今年2019年、艤装がアップグレードされて(本体形状は同一です)価格が改定されました。

 

昨年までのモデルが↑↑

 

 

今年からのモデルが↑↑

 

大きな変更点は主に3点です。

 

シート横にフラッシュロッドホルダーが追加され、デッキ内側壁にサイドハンドルが標準装備されました。

 

そして・・・・

 

シート後ろにレイルブレイザ・スターポートが2点追加された点です。

 

旧艤装バージョンのプロフィッシュ45乗りのカヤックアングラーにとって、このシート後ろのスターポート2点は定番の追加艤装だったので今年から標準装備となったのです。

 

スターポートを取り付けるには直径約6.5cmの円の面積の平面が必要なのですが、ちょうどこの場所にはそれを許容する平面が存在したのです。

 

かくいう私もこの場所に2点のスターポートを自分で取り付けて使っていました。

 

これが標準装備となったのはとても素晴らしいことだと思います。

 

しかし、このシート後ろのスターポートの活用法がいまいちわからないというお声もあるため、今回は、活用例をご紹介いたします。

 

※ベースマウントがレイルブレイザ・スターポートのため、以下で使用しているパーツは全てレイルブレイザ製となります。

 

まずオーソドックスな艤装としては

 

ロッドホルダーIIもしくはロッドホルダーRを後向きに直接設置

 

これによってフラッシュロッドホルダーと併用で片側2本のロッドを積んでいくことが可能になります。

 

しかし!

 

グリップが短いロッドならいいのですが、グリップが長いソルト用のロッドですとロッドホルダー単体での設置だと背中にグリップが刺さります。

 

そこで、グリップが自分に当たらないように遠ざけて置きたい場合は

 

ロッドホルダーの間にロッドホルダーエクステンダーを入れて遠ざける

 

※ただし、無理ではないのですが、この艤装は、後を振り返ってロッドを抜くのが、けっこう大変です!

 

ロッドホルダーエクステンダーの装着法は以下となります。

 

レイルブレイザのロッドホルダーをバラす。(ロッドホルダーII、ロッドホルダーR、ロッドチューブ共通)

 

これがロッドホルダーエクステンダー

 

ばらしたロッドホルダーと組み合わせて

 

完了です

 

ちなみに、私の場合はほとんどのカヤックフィッシングでクーラーボックスではなくソフトクーラーバッグで釣行しています。

 

クーラーボックスを置くと無理なのですが、クーラーボックスがなければ以下のような活用法もあります。

 

上記のロッドホルダー+ロッドホルダーエクステンダーにさらにスイブルポートを追加する

 

スイブルポートとはロッドホルダーの根本につけると360度無段階で回転するパーツです。

 

これが完成形

 

(根本にスイブルポートがついています)

 

そうすると、通常時は後ろ向きでロッドホルダーをつけておいて

 

股の間に置いているメインロッドと交換する時はぐいっと回せば前向きにできるので、後ろを振り返らずにロッドの入れ替えが可能となります。

 

僕自身はロッドを2本持っていく時はこのスタイルをかなり多用しています。

 

僕が2本ロッドを持っていく時は、股の間にメインロッド、シート後にこのスタイルでロッドを装備しています。

後ろのロッドもロッドホルダーIIでロックができるため移動中のロッドの脱落がないのが魅力です。

 

ロッドを交換する時は後ろに手を伸ばしてロッドを掴み

 

ぐいっと前にまわして抜きます

 

これによって、後ろを振り返らずにロッドの入れ替えができるのです。

 

※ただし、この方式を採用すると、回転する円の中にフラッシュロッドホルダーがあるため、フラッシュロッドホルダーと兼用は不可となります。

 

※また、グリップの回転する円の軌道上にクーラーがあると当たってしまうため、クーラーボックスが置けなくなります。僕はソフトクーラー派だからこそ可能な艤装という形です。

 

通常の海のカヤックアングラーの皆さんはハードタイプのクーラーボックスを持っていく方が多いと思うので、そう考えるとかなり特殊な艤装と言えるかもしれません。

 

つぎに、こういった活用法もあります。

 

アジャスタブルエクステンダーR+ロッドチューブでロッドを立てる

 

この方法はロッドの脱落防止のロックはかけることはできませんが、ロッドを立てて置けるためロッドをたくさん持っていく方にオススメの方法です。

 

このような形で立ててロッドを設置。

フラッシュロッドホルダーとの兼用も可能です。

 

これを左右のスターポートに2組設置すれば・・・

 

最大で4本のロッドをシート後ろに設置することが可能となります。

 

もしくは、ロッド3本+ランディングネットも可能です。

 

オフショア志向のカヤックアングラーの方でたくさんのロッドを持ち込む方にはこの方法もありですね。ただし、左右両方にロッドが立っているため、ジギング時はいいのですがキャスティング時はルアーが後ろのロッドに当たらないように注意が必要となりそうです。

 

つづいては

 

カメラブーム600を設置

 

※写真は私が使用しているもので、旧型カメラブーム600にいろいろつけたして改造してしまっています。通常のカメラブーム600は以下の製品となります。

 

現行のカメラブーム600

※写真の艇はバイキングカヤック・忍です

 

実は今、youtube人気もあってか、このカメラブーム600が大変人気です。後からの画が撮れるというのが最大の魅力。

 

プロフィッシュ45のシート後ろのスターポートを利用してカメラブーム600で撮影すれば、こうした後方からのダイナミックな動画がとれます。

 

他にも以下のような用途も考えられます。

 

振動子アームを設置するために使う

 

※写真では実際には振動子はついてませんが、レイルブレイザ・アタッチメントアダプターに自作でステンレスのアームを取り付けています。

 

アタッチメントアダプター

 

実は、このエリアはパドリング時のパドルの軌道からは外れるため、ここから振動子アームを艇ぎりぎりに落とせばパドルと干渉しません。

 

またフラッシュロッドホルダーに重ならないようにすれば、フラッシュロッドホルダーとの併用も可能です。

 

ただし、前方に取り付けた魚探からのケーブルはここまで配線してこなけばならず、うまく配線しないと自分の横にケーブルがあって邪魔になりやすいのでケーブルの取り回しに注意が必要です。

 

上記のように、実はそれぞれのアングラーのスタイル次第でたくさんの用途があるのが、このシート後ろのスターポートです。だからこそ、これが最初から装備されたのはとても嬉しいことになります。

 

もし旧艤装バージョンのプロフィッシュ45にお乗りの方もスターポートマウントをご購入いただければ、プラスドライバーさえあればご自身で簡単に追加可能です。

 

もちろん、上記以外にもまだまだレイルブレイザの製品で上手く組み合わせればアイデアはあるかもしれません。

 

ぜひこのシート後ろのスターポートを活用してみてください!

 

最後に・・・・

 

今日挙げたアイテムは以下のページでご購入いただけます。

 

kayak55.comレイルブレイザ販売ページはコチラ


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