最近は強風続きでなかなかカヤックフィッシングに行けない日々が続きますね・・・
とはいっても、少しづつ秋に向かって海況が落ち着いてくるでしょう!
明日も東京湾奥は凪で、中止が続いていた三番瀬での試乗会パドリング講習も久々に開催できそうです。
そう、例年そろそろ三番瀬のスーパーシャローのカヤックシーバスがシーズンインしてくる時期になってきます。
湾奥干潟・最高のシーズンがもう間近です!
近いところのデータでは、昨年2018年を振り返ると・・・
2018年は9月28日にはバラしたもののシーバスを見れていて
10月6日にはいいのが数釣れてますね
シーズンインは年によって微妙にズレがあるようで、
2017年は9月25日にはすでに連発していました
そして、例年10月中頃〜11月中頃にかけて釣果的にはマックスを迎え、11月下旬はまだ釣れますが少しづつ釣果が落ちていき、12月に入るとシーバスの群れはほぼ抜けて一気に渋くなる傾向です。
10月下旬〜11月中頃は、鳥山などが出まくるマックスに遭遇すると、釣り方を選ばなければ2桁は余裕の止まらない連発が味わえることも。
数は落ちますがトップウォーターやビッグベイトなどルアーを縛ってもゲームが成立するほどです
この場所にはもうかれこれ10年以上ひたすら通い続けているわけですが、毎年新しい発見があって、まったく飽きないから不思議です。(ちなみに今年はルアーと平行してフライフィッシングにも挑戦したいと思っています!)
底が見えるほど浅い場所でチェイスが見えたり、水面が炸裂して、ドッパンドッパン!エラ洗いファイト!そんなエキサイティングな釣りが完全な日中に展開できるところに魅力を感じています。
おもに春先と秋の時期に釣果が集中することで、カヤックアングラーもその時期に多くなり、友達ができたり情報交換ができたりするのも魅力。
なるべく多くの方が楽しく、安全にこの場所で楽しいカヤックフィッシングをするために、今日はベテランの方にはいまさらかもしれませんし、何度もこのブログでも取り上げていますが・・・
この秋はじめて三番瀬に行って見ようかな?という方に、いまいちど船橋三番瀬でのカヤックフィッシングの注意点をご紹介しておきたいと思います。
まず、ふなばし三番瀬の海浜公園ですが、営業時間が9時〜17時となっていますのでその時間に公園の駐車場への入庫をお願いします。
(日、祝に関しては公園前の道路が駐車禁止ではなくなる形ですが、それ以外は法律で公園前の道路は駐車禁止です。月〜土の路駐は駐車違反となります)
つまり、日曜日だけは路上駐車が解禁なので唯一朝マズメから狙えるという感じですが、駐車場開門以降の時間でも十分釣れるのが秋の三番瀬です。
17時までには出庫するため、16時には着岸していないとまずいです。
営業時間の少し前(例えば8時30分頃など)でも既に駐車場が空いていることもありますが、日によってまちまちです。
駐車場の料金は500円となります。
入庫したら、他の車の迷惑にならないようになるべく空いているエリアに駐車していただくとトラブルが少ないと思います。(具体的には海側から駐車場が埋まっていく傾向があります)
公園は多くのご来場者の方がいます。バードウォッチングの聖地でもありますし、最近ではバーベキュー場がとても人気です。小さいお子様もたくさんいます。
公園内をカヤックカートで引いていくとき、一般の来園者の方が歩いている範囲にいるときは、ルアーはむき出しにせずにボックスにしまう、ロッドもデッキの上に寝かせておくなどするといいと思います。一列で歩いて他の来園者の方優先で歩くのも心がけたいです。
出艇場所についてですが、三番瀬海浜公園前は潮干狩りのネットが入っています。カヤックが出せるのは現在公園右端のみとなりますので、カヤックカートで公園右端まで引いていって、ネットがなくなったところからのエントリーをお願いします。
海を見て右端までカヤックを運び、ネットが終わったエリアから出艇します
トイザらスの倉庫前が目印です
上空から見るとこのあたりです。潮干狩りのネットがあるエリア〜公園の左端からはカヤックが出せませんのでご注意ください。
※くれぐれもネットを乗り越えたりくぐったりしてカヤックを出さないようにお願いします。
海に出てからは、最重要なのは航路に近づかないことになります。
船橋三番瀬前はひたすらに浅い干潟が沖に2km以上続くわけですが、その左右に航路が入っています。
航路は大型船が通りますので、大変危険です。距離を十分に取るように常に心がけてください。釣りに夢中になって風に流されていると知らず知らずのうちに航路に近づいてしまうことがあります。
こんな大型船舶が通ります
大型船舶にひかれたら・・・まず命はありませんし、多大なる迷惑をかけることになります。
航路のブレイクなどを狙う釣りは自粛すべきです。
グーグルマップの航空写真で見ても航路が入っているのが分かると思います。
特に出艇して右側(市川側)の航路は堤防等がなく、左にカーブしてくるので、出艇場所からまっすぐ進むと気づかないうちに入ってしまう可能性が高くなります。十分ご注意ください。
出艇して左側(船橋側)は途中までは堤防があるので航路に入りこむことがないのですが、ある程度沖にいくと堤防がなくなりますので、同様に航路に近づかないようにする注意が必要です。
海苔棚に近づかないことも重要です
三番瀬は海苔の産地となっていて、写真のような木の杭が集中した海苔棚がちょうど公園から1.5kmぐらい沖の干潟の中央に設置されます。この海苔棚に向かってルアーキャストするようなことのないようにお願いします。
海苔棚の近くで釣りをするつもりが無くても、誤解を招く場合がありますので、十分すぎるぐらい距離を保つことが重要です。漕行するだけの場合もご注意頂けばと思います。
水深1m〜2m程度のシャローには当然大型船は入ってこないわけですが、海苔棚の漁師さんや貝の漁師さんの操業や航行はありますので、それらの船の航行の妨げにならないよう注意して下さい。
シャローであっても漁師さんの小型船は通るため、フラッグは必須です!
あとは、上がってからなのですが・・・
公園には水道がありますが、ホースをつなげてカヤックを洗ったりしないようにしてください!
(手洗い、足洗いはOKです)
海況にぜひご注意ください。写真は吹いてきたので撤収の図。
湾奥だからという過信は禁物です。近くに航路があるというリスクがある分、逆により慎重に・・・強風の時の出艇は控えましょう。
特にこれからの秋シーズンは北東の風が吹く日が増えてきて、沖からの帰りが向かい風になります。
渡り鳥の飛来地!
この美しい三番瀬でいつまでもカヤックフィッシングを続けていくために!
既出ですが、昨年の秋の動画です↓↓
こんな感じで朝夕マズメを外した日中の1m台のシャロー限定でも、トップだけで勝負できちゃうぐらい楽しめるのがハイシーズンの船橋三番瀬です。釣りたい気持ちが強すぎて駐車違反をしたり、航路を狙ったりするような必要はまったくありません。
※動画では公園の左端から出艇しているのですが2019年春から左端からの出艇ができなくなりました。現在は右端からのみの出艇となります。
朝夕マズメができなくても、航路のブレイクや海苔棚を避けても・・・十分すぎるほど釣れますので!
安全第一、マナー第一でのんびりいきましょう〜\(^o^)/