コロナウイルス感染防止のための緊急事態宣言発令中ということで、個人的にカヤックフィッシングを一旦自粛中というのは昨日のブログで書きました。
でも、kayak55は休業まではしていないので毎日仕事はしていますし、近所の散歩ぐらいは気分転換にしています。
ただ、やっぱり釣りが恋しい・・・・
そんな時はホリマイ雑魚釣り隊ではないか!?
ということで、今日は早朝、近所を散歩するついでに途中の池で1時間だけホリマイゲームをやってきました。
池の周りはジョギングする方も多いので、接触を避けるため日の出から1時間限定のほんのちょい釣りです。
ちなみに、フロッグプロダクツのノベ竿「ホリデーマイスター(略してホリマイ)」を使った陸っぱりからの近所の雑魚釣り。
その活動を・・・・
ホリマイ雑魚釣り隊と呼びます!
ホリマイ雑魚釣り隊はターゲットを特に絞らず、いろいろな魚をホリマイで釣るという活動です。
ホリデーマイスター・バックパッカー
初代ホリデーマイスターはタナゴやクチボソを釣っても楽しい小物釣りに向いたアクション。このシリーズ2作目のホリデーマイスター・バックパッカーはかなりパワーが強い竿です。ウグイやマブナ、ブルーギル、ブラックバスなど、ワンサイズ大きいサイズの雑魚ちゃん達がターゲットのノベ竿です。
何がいいって、ルアータックルに慣れた僕のような人間には扱いやすいおよそ6ftのレングスだという点。
通常6ftクラス(6尺クラス)のノベ竿ってベナンベナンなものが多いのですが、このホリマイはルアーロッド的にやや張りがあってバットが強い。かなり特殊なノベ竿と言っていいと思います。
昨年まではこのホリマイ・バックパッカーでは餌釣りでマブナ、テンカラ竿として使用してブラックバスを釣っていましたが、このバットなら鯉でもいけるのではないか!?と、前回、東京の水元公園で60cmクラスを釣ってみました。
結果、60cmクラスはぜんぜん問題ない!もうちょい大きくてもいけそうだ。
この竿、すごいよ!
ってことで、今日も狙うは淡水の王「鯉」です。
鯉はそこらじゅうの川や池にいるし、でかくなれば1mにも達する可能性がある夢のある魚。さすがに近所の池にはメーター級はいないですが、大規模河川とかなら可能性はあるかもしれませんよ。
近所でそんなビッグゲームができるなら、このカヤックフィッシングに行けない日々の釣りのトレーニングとして最適ではないか!
やっぱり釣りって魚を掛ければ掛けるほど、所作が決まってくるものだと思います。実際、僕は陸っぱり時代と比べてもカヤックに乗ってから釣れる数が格段に上がったことで釣りの所作は昔よりはるかにスムーズになっていると思います。(釣り自体が上手いということではなく)
なるべくリスクを減らすために近所の徒歩圏内。散歩のついでのちょい釣り。この条件なら、この自粛期間も釣りは定期的にできる。こんな時こそ、ホリマイ雑魚釣り隊だ!
さいたま市在住の僕の家の徒歩圏内には当然海はなく(家が海の目の前とかの人がうらやましい〜!)、結果的に 淡水の釣りになるのです。
日の出時間は5時2分。
その15分前に家を出て近所を歩きます。
目指すは家の近所の別所沼。
もはや僕のホリマイホームグラウンド化している池です。
街の散歩なのでタックルはスマートにイブサンローランのトートバックで運びます(笑)
フロッグのネットとホリマイがちょっと飛び出してますが・・・
朝の空気はすがすがしい。自粛中、ステイホームとはいってもリスクを避ければ散歩ぐらいはいいのではないでしょうか。
正直、ここ2ヶ月はコロナウイルスを避けるために電車通勤をやめて自動車通勤。歩くこと自体が久々。いい運動になります。
さすがに5時前に散歩している人はいない。通行人ゼロ、感染リスクゼロ。
誰もいなくても、もちろんマスク着用です
別所沼に到着してホリマイ・バックパッカーをシュっと伸ばす。この朝の開始前のワクワク感はどんな釣りでも共通ですよね。楽しみだな〜
日の出直後の池はほぼ人がいない。まさにノー密です。
僕はホリマイの先端のリリアンに小さいソリッドリングをむすんであり、そのリングに道糸を簡単に結べるようにしています。
仕掛けは道糸そのまま通しで針を結ぶだけのスーパー簡単仕掛けです。
針を結ぶ前にウキ止めゴムだけ通しておいて、浮きはトウガラシ浮きのLサイズ。
糸は5号のシーガーエースの通しです。これはそうそう切られない。
なぜなら竿と針の間にひとつも結び目がないから。
今日は鯉狙いですから、余計な接続部は排除したハリス道糸通しのスタイルを取ってみました。これで強度の不安なくファイトできます。(魚が掛かればですが!)
餌は僕の池での釣りでミミズと並ぶ信頼度の
蒸しパンです!
これまで小物釣りも含めて淡水の釣りでいろいろな蒸しパンを餌に使ってきました。セブンイレブン、神戸屋、ファミリーマート、ローソン・・・・
その中で、現在バラけ・餌持ち・食わせ・・・全て能力のにおいて最強だと思われるのが
ヤマザキの北海道チーズ蒸しケーキ
ホリマイをやる時はだいたい、前日に餌を入手するわけですが、昨日は会社の近くのヤマザキデイリーストアで北海道チーズ蒸しケーキがひとつだけ売れ残っていてこの最強の蒸しパンが手に入りました。テンションが上がります!
針は鯉針の大きめのもの
(号数忘れました)
道糸通しの5号シーガーエースから直結で外掛け結び、5回巻き。
針を大きめの鯉針にしているので、今日はタナゴやクチボソやマブナに蒸しパンをつつかれても掛かることはない。いさぎよく鯉がダメならそれで諦めるという仕掛けです。
ヤマザキの北海道チーズ蒸しケーキは軽く丸めれば適度にバラケで魚を寄せられて、よく練ってあげると餌持ちがよくなります。状況に応じてこの粘度を変えられるのもいい。
鯉狙いで餌を大きめに丸めるのでシンカー無しでちょっとだけトウガラシ浮きLサイズの頭が出るぐらい。餌がバラけてなくなると浮きがどんどん浮き上がってくるので餌の有無も把握できます。
朝イチなのでまずは寄せ。蒸しパンをあまり練らずに針に包んで投入・・・・
ホリマイはもともと6ftと短いので、遠くのポイントを釣る竿ではありません。足元の杭周りに落とします。
しばらく浮きを見ていると・・・
ツン!!
浮きが鋭く水中に入った!?
え?一投目からきたのか!?
すかさず手首でビシっと合わせる。
キター!
この重量感、鯉だ。なんと一投目からきてしまった。おそるべしヤマザキ北海道チーズ蒸しケーキぃぃっ!
サイズはまずまず良さそうだ。
ホリマイ・バックパッカーは強靭ですが、リール竿と違ってドラグが無いので鯉や雷魚やバスなどの大型魚とのファイトでは注意が必要です。必要以上にロッドを立てれば魚のサイズによってはロッドが折れる可能性はあります。
魚が走れば竿を倒したり、ちょっと自分が動いたりしていなしてあげないといけません。
とはいえ、しっかりプレッシャーはかけなければいけない。
不必要にロッドを立てないよう注意してファイトをすれば、今回の鯉でもホリマイ・バックパッカーのバットはまだまだ負けてない。
マブナ仕掛けなどに鯉がかかるとひやひやしながらファイトすることになりますが、今回はラインが強いので大胆にファイトすることができました。
ドッパン!ビッタン!ドッパン!
うわ〜最っ高!
近所の散歩ついでのちょい釣りでこんな豪快なビッグファイトが味わえるなんて、鯉釣り、いい。
今日はフロッグのランディングネットを持ってきました。このサイズなら頭を入れれば大丈夫だ。
そして・・・ランディング
けっこうデカイ。
目測ですが65cm弱ぐらいの鯉
針は上顎の硬いところにしっかり刺さっていました。合わせのタイミングばっちりだった。
ノベ竿の釣りは竿さばき、フッキング・・・全ての釣りの基本が詰まっている。これはいいトレーニングになる。
ナイスファイトをありがとう!
両手で抱えてリリース。
開始1投目で釣れてしまったので、もうガンガン釣れちゃうのかと思ったのですが、鯉釣り、そんなに甘くない。その後はクチボソにつつかれているような浮きのチョンチョンしたアタリや、一度だけたぶんマブナの浮きが入ったアタリがありましたが、1時間、鯉からのアタリはありませんでした。
そして朝6時を回ると、公園にはジョギングの人が増えてきました。
あれ?これって、けっこう「密」かも!?
そろそろ撤収!
このコロナ対応の時期の僕の近所の徒歩でのちょい釣りは市街地が舞台。誰もいない日の出から1時間以内にした方が良さそうです。
ぶっちゃけて言うと、朝6時以降の公園よりも、明らかにカヤックフィシングの方が密が無いです。
緊急事態宣言は本当に終わりが来るのかわかりませんが・・・・もしカヤックに行ける状況になっても少しの間は遠方のフィールドは無理でしょう。その時は、まずは近所のバスやシーバスでカヤックフィシングしようと思います。
今日はよく晴れて、帰りの散歩もまたすがすがしい!
歩くっていいな〜
ということで、コロナウイルスの緊急事態宣言中はしばらく、朝マズメだけの近所の散歩がてらホリマイ雑魚釣り隊を続けてみたいと思います。
実は徒歩圏内に他にもホリマイができそうな場所を見つけてあるんです。近所を開拓してみるのも楽しいものです。
今日遊んでくれた池と魚に・・・感謝!