ホエールです。僕が時間が取れそうな日が最近ことごとく荒れ続きで、あまりにもカヤックフィッシングに行けていないので(涙)、今日もギアインプレションです。
今回ご紹介するアイテムは・・・
ペリカンケース
世界的な防水ケースメーカーですから、何をいまさらかもしれません。
また、ペリカンケースはカヤック55で販売している商品ではないので、お取り扱い店さんの方でご購入ください。
たとえ55で売ってなくても、自分自身が長い期間使ってきて本当に良いものは、どんどん紹介していきたいと思っています。
ペリカンケース・・・防水ボックスは数あれど、やはり現在ナンバーワンの信頼感がある防水ケースといえるでしょう。各国の警察、消防、また米軍やNATO軍などでも使用されるほどの耐久性と防塵防水性を誇っています。
忍やプロフィッシュなどのセンターコンソール付きのカヤックの場合は沈しない限りほとんど濡れませんが、コンソールがないシットオントップでのカヤックフィッシングは基本、全てのアイテムが濡れるものです。
その中で、どうしても濡らしたくないものを入れておくのにこのペリカンケースはとてもおすすめです。
食べ物などならドライバッグでいいのですが、釣りで使う小物類はボックス型のものに入れておいた方が出し入れがしやすく、また衝撃からも守られます。
ペリカンケースはキーや小型の電子機器を入れるマイクロサイズ〜カメラ機材を入れるような中型サイズ〜放送機器や軍などで銃器を入れるような大型サイズまで・・・ラインナップはものすごく多岐にわたります。
その中で、僕が愛用しているペリカンケースはこのサイズ。
ペリカン1120ケース
カヤックフィッシングの道具を入れるサイズとして、おすすめとなってくるのはこのサイズではないかと思います。
忍のセンターコンソールにも入るサイズ
防水なのでデッキやラゲッジに置いておいても中身は濡れません。
素材は強度が高いポリプロピレン、さらに強度を増すためのリブが複雑に入っていてボディはそうとう頑丈です。
ヒンジもこれまで長い使用で壊れたことも錆びて動きが悪くなったこともないです。
カヤックのデッキの中でパドリング最中に滑って動いても中身は守られます。
防水はパッキンに突起が当たる形で保たれます
(なので、異物が挟まると防水ではなくなるのでたまに清掃した方がいいです)
蓋側のOリングが
本体側の突起に押し付けられることで防水されます
2つの上部なヒンジでしっかりテンションをかけてロックができます
防水性能はIP67等級(深さ1メートルの水圧に30分耐えるレベルの等級)とのことで、通常のカヤックフィッシングでデッキの上で飛沫を浴びたりする分には十分すぎる性能、たとえ沈してもすぐに起こせば中身は無事でしょう。
カヤックフィッシングではあまり関係ないですが、この1120サイズ以上のペリカンボックスには気圧調整弁がついているので、高度が大きく変わったり気温が大きく変わっても楽に開閉できます。
この高い防水性能からkayak55のオリジナル防水バッテリー「55バッテリー」もこのボックスを使用してチャン松君が作っています。
ちなみに、僕がふだんのカヤックフィッシングで入れているものはコチラ
刃物類
錆びやすい刃物類はなるべく海水で濡らしたくないので、ラインカッター(爪切り)、魚を締める時に使うキッチンバサミと最近使っているオピネルのナイフ。(レスキューナイフはPFDの方に装備しています)
スペアリール
ほぼロッド1本で釣りをしているのでリールにトラブルが出ると釣りが終了してしまうので、同型機をスペアとして一応入れています。僕はアブ・アンバサダーを愛用していますが、ごくごくまれなことですがクラッチのバネが破断したり、クラッチが割れたことが過去にありました。
スナップ
スナップも金属モノなのであまり海水に濡らしておきたくないものです。
ショックリーダー
ショックリーダーは海水に濡れたり乾燥したりを繰り返すと強度が落ちるので、このボックスに入れてあります。
僕の場合はスペアリールまで入れるので1120サイズなのですが、ショックリーダーと刃物類だけなら、このサイズの下にもっと小さいペリカンケースマイクロシリーズがあるのでそちらの方が良いかもしれません。マイクロシリーズになるとボディの作りは若干簡素になりますが、カヤックフィッシングにおいては実用十分だと思います。
ペリカンケース、常に海水をかぶるシットオントップカヤックに持ち込む大切な小物類を入れるボックスとして、かなりおすすめです。