ホエールです。
バイキングカヤック工場への出張の途中でほぼ毎回食ってしまう・・・・
駒門パーキングの唐揚げ定食
なにしろ・・・ご飯特盛無料!
マヨネーズフリー!
主役の唐揚げのクオリティーが高い。適度に皮と脂がちゃんとある唐揚げ最高です。唐揚げなんて僕はヘルシーではないのがいいのです。
来週もバイキング工場に出張・・・・たぶんまた食べちゃうな〜(笑)
ホエールです、こんにちわ。
さて、今日は一昨日の定休日に行ってきたカヤックフィッシングの報告です。
この日は残念ながら、北東の風が強い。Nの海や館山方面は絶望的。
午後には少し風が落ちそうな感じもありますが、昼に上がってホエールJrの保育園のお迎えに行かなればなりませんので、風裏シャローポイントしか選択肢がありませんでした。
でも、それはそれでいいのです。それならばその場所にあった釣りをすればいいのですから。
そろそろ夏!
相模湾、東京湾の夏は小型回遊魚の数釣りが面白いです。神奈川県民だった学生時代、夏になると西湘サーフや湘南〜葉山〜三浦に毎朝のように通って、10ftのロッドをぶん回してメタルジグを投げて小型回遊魚を狙っていました。
群れが寄るとたまに連発もありましたが、基本、釣れないことも多く・・・ちょっと沖で出る届かないナブラを指をくわえて見ていたことも多かった。
それがカヤックに乗り始めた当初、夏にワカシ(イナダ弱)、ソウダガツオ、サバあたりがエンドレスヒット!という経験をして、カヤックやっぱりすごい!と、カルチャーショックを受けたものです。
小型回遊魚だとがっかりという方もいるかもしれませんが、そんな陸っぱり時代の経験から、僕としてはかなり大好きな釣りなのです。
今日のルアー、これだけ。
鉄板バイブ、トップ、ボトムワインド用にジグヘッド
今日はできれば小型回遊魚を釣りたいから、ボトムワインドは使わない予定。とはいえ、小型回遊魚は入っていれば釣れまくるが、群れがいなければまったく釣れないので、一応保険です。
艇はバイキング・忍pro(クゼ・ヒデオ号)
正直、この場所は岸からのちょい釣り。遠浅で水深は5m〜7mが中心となる場所なので、2周波魚探はほぼ不要。通常ならホンデックスPS-611CNを装備した忍(ジ・0号)を選択することが多いのですが、今日は後から遅れてTEAM N.Wタツノリ君が来る予定なので、忍にはタツノリ君に乗ってもらいます。
浅場なので忍proのガーミン魚探も200キロヘルツのみの表示にしています。
いつものKFゴルゴにアンバサダー4601Cガンナー
ドラグノブが先日ブログでも紹介したブライトリバー製丸形ドラッグに変更してあります。う〜ん、やっぱカッコいい!
カッコよさ優先。純正と違ってファイト中の微調整が難しいので、あらかじめドラグをある程度設定してあります。
タツノリ君は7時着と言ってるけど、まずさらに遅刻するのは間違いない。
まずは単独でGO!
ルアーは鉄板バイブレーションから。いつものようにFMB GENとアトール・ザバイブを使い分けていきます。
FMB GENはワイドで強い波動の巻きと、ゆっくりかつ大きいリフト&フォールが強い。
アトールザバイブは素早い沈下と細かいタイトな波動、速いテンポのリフト&フォールはもちろんほとんどジギングようなシャクリまでいけます。
鉄板バイブというルアーはロッドワークを入れるとテーリングが多いのでかつて個人的にはあまり使ってこなかったのですが、GENも通常の鉄板バイブにくらべれはすごくテーリングしにくいし、ザバイブにいたってはとんでもなくテーリングしにくい。ロッドワークが使える鉄板バイブ、貴重です。この2つの登場で僕の釣りにおいて最近かなり出番が多くなっています。
水面直下を早巻き、ボトムを取ってから斜め上昇巻き、中層〜ボトムをゆっくり巻き、リフト&フォールで上下の動き・・・10m以内のほぼ全てのレンジを探れます。(完全トップウォーターレンジ以外)
この2種の鉄板バイブは10m以内の釣りでブラウ・ブロのようなオールレンジ攻撃ができる、スーパーオールマイティールアーです。
オールレンジ攻撃!
出艇場所すぐの3〜4mにベイトがかなりいますが、どうもアタリが出ない。長梅雨の影響で岸の近くは濁ってるんですよね。ベイト自体も追われている感がない魚探反応です。
この濁りだといるのはシーバスぐらいか・・・。
とにかく、回遊魚を探すにはもう少しクリアなエリアまで漕ぐしかない。
漕いで、漕いで水深7mレンジ、ばっちり透明度。よし、青物が回るとしたらここらへんからだな。岸際に比べるとベイトはポツポツだけど潮が飛んでるし、釣れそうだ!
朝マズメ、風もないし、まずはスロー目の強い動きでハイピール。FMB GENのリフト&フォールからサーチスタート。
幸先良くヒット!
上がってきたのはイナダとぎり言ってもいいかな!?サイズのワカシ!
でも、小さいとはいえ青物ですから、ギュンギュン引いてくれる。しかも浅い場所だから横走り、めちゃくちゃ楽しんです。
あ〜やっぱり僕はこの小型回遊魚の釣り、好きだ!
このサイズなら群れ群れで爆釣かと思ったのですが、それほどでもなく、しっかり漕いでイワシの反応を見つけては投げてを繰り返さないといけませんでした。
でも・・・そういう場所を見つければ・・・
ヒットする!
今日はどうもボイルが出ない。トップの出番がなかなか無い感じなので、とにかく鉄板バイブで通していこう。
ボイルがない中で小型青物の回遊を捉えるのは、ひとつは魚探のベイト反応と、そして潮目。
パドリングをサボらないで漕いでしっかり探すのが重要だと思います。
潮目を発見すれば必ずチェックしにいく!
魚探反応は表層のみ。つまり鉄板バイブを着水からロッドを立て巻くべし!
きもちいい〜!
魚探の反応に対して、鉄板バイブをどう通すかを考えて、それがヒットにつながるとカイカン。相手が小さくてもホントに楽しいです。
表層の反応はサバでした。
この子は細いのでリリース!
FMBのGENの強い泳ぎ、釣れます!
しかし、だんだん風が強くなってきて、カヤックが流されるスピードも速くなってきてしまった。
そうなったら、フォールが速く、早いテンポで使いやすいアトール・ザバイブにローテーション。
テンポを上げたザバイブでもヒット!
小さくても青物、引く引く〜たまらん〜
だんだんエンドレス状態になってきたぞ〜
回収早巻きでもヒットしだした
止まらなくなってきました
サイズはどんどんダウン、でもいーんです!
もう同じような写真ばかりでスイマセン
ワカシといえど、いなければぜんぜん釣れません。釣れる時にこの爆釣感を味わっておくのです。釣りってやっぱり釣れたら楽しいです。
さすがにいいかげん満足して、一度、やや濁りのきつい岸際に戻ってシーバスがいないかチェックしに移動。
お、さっそく潮目のあたりでシーバスがボイルしたのが見えた。チャンス!
ルアーをトップウォーターに変えて二投目でした。
ボシュっ!出たー
動画でバイトシーンが写り込んでいなかった〜残念。
よく考えたらシーバスをトップで久々に釣った。めちゃチーバスだけど、かなり嬉しいです。
フロッグ・スキマーで釣ったど〜!
その後、ぱったりと反応がなくなりますが、もう一回シーバスのボイル来ないかと岸際で粘っていると・・・・
ピロンピロンピロンピロン
緊急地震速報です
ピロンピロンピロンピロン
緊急地震速報です
ピロンピロンピロンピロン
緊急地震速報です
ピロンピロンピロンピロン
緊急地震速報です
え!?
鳴り止まない緊急地震速報!さらに陸からは自治体のスピーカーでもさかんに
緊急地震速報
大地震
大地震
のアナウンス・・・こ・・・これは尋常じゃない事態のようだぞ。
あまりのことに、一瞬身体がすくんでしまいますが、意を決してすぐに漕ぎ出しました。
ちょうどシーバスを狙うために岸近くにいるのが幸いした。
この距離ならば絶対に津波が到達する前に岸に着けるはずだ。
もうフォームなんてめちゃくちゃ、とにかくパドルを回して岸へ!岸へ!
フォームはめちゃくちゃなのに、魚探のGPS速度は時速7kmを切りません。忍としてはかなりハイペース。これが火事場のなんとやらってやつなんだな・・・と頭のどこかでは冷静に見えていました。
ピロンピロンピロンピロン
緊急地震速報です
岸に向かって漕いでいる間もまだ盛んに鳴り続ける緊急地震速報。本当にこれはまずいかもしれない。
この場所は道路から長い急坂を降りてくる場所にあります。
とにかく、岸についたらカヤックは浜に置いたまま、自分だけ車に戻って、車で坂をかけあがるしかない!
そして、浜について車に走って、スマホを確認・・・・
結果的には誤報でした!
よかった〜
でも、この誤報は自分にとってはいい薬となりました。
海の上での緊急地震速報はかなり焦ります。
正直、一瞬、頭の中を「死」がよぎりました・・・
実際、それぐらい僕らは危険な趣味をやっているということを再認識するべきですね。
大地震、津波が来るという時にカヤックフィッシングで浮いていたら・・・・そこからどう行動するべきかは浮いている場所などによってケースバイケースになってくるでしょう。
津波到達時刻までに岸にたどりつけるなら岸を目指した方がいいと思います。
でも、明らかに津波到達時刻に着岸が間に合わないないなら人力のカヤックで乗り切れるのかはわかりませんが、一か八かで水深のある場所を目指して沖に漕ぐことに賭ける決断をしなければいけないかもしれません。
いずれにしても、常日頃からよく浮いている場所の陸上での避難場所、避難ルートを確認しておくなどは絶対に必要なことです。
東日本大震災の後、カヤックフィッシングを再開してから数年はかなり地震・津波を警戒していましたが、お恥ずかしい話、最近は意識が薄れていました。
大反省です。
カヤックアングラーなら海の上で地震に遭遇する可能性は日本全国どこでもあることですから、明日、動画でまたあらためて問題提起していきたいと思います。
安心からすっかり脱力して車の横で休んでいたら・・・・
ようやくこの男が到着!
TEAM N.Wタツノリ君!
時刻はなんと10時!
おせーよ!
遅刻にもほどがあるだろう〜!!
まあ、でも・・・・
タツノリJr.が小さい時に使っていた大量のプラレールをホエールJr.へのお土産にくれたから許そう(笑)
今日は僕がホエールJr.のお迎えで14時にはここを車で出発していなければマズイのです。だから13時30分には着岸しなければいけない。
残り時間わずかですが・・・
再び浮く!!
地震は誤報だったし、残り3時間弱、タツノリ君と続きをやってみます。
しかし・・・・
あれだけいたワカシが消え去ってしまった!
これだから釣れる時に釣っておくのが小型回遊魚の釣りですよね。時合いに左右される面では難しい魚とも言えます。
ここで、なんとか居残りのサバをヒット
ルアーはやっぱりアトール・ザバイブ!
が・・・サバも続かない。
せっかく来たタツノリ君、まさかのこのままではノーフィッシュ!?
しばらくワカシが再び回ってくるのを探して沖にいたのですが、これは残り時間を考えると岸際でシーバスを狙った方が確率が高いかもしれません。
最後の1時間をシーバス狙いに賭ける!
これが的中でした。
岸の方に戻る途中の水深5mの中層より上にびっしりとイワシの反応をキャッチ。
ザバイブをキャストして着水してすぐにロッドを立てて水面直下をストレートリトリーブ。
ゴン!
チーバスちゃん
シーバス確変突入!
少し離れた場所でやっていたタツノリくんは僕よりいいペースでシーバスを爆ってます。来たかいがあってよかったね〜!
さらには・・
巨大E.S.O(笑)
そして、最後の最後に・・・・
タツノリ君が謎の大型魚をヒット!
かなりのファイトで、なんとなくですが大きいヒラメのような気がするぞ〜!
と思ったら・・・バレた〜(ガーン)
ということで、チーバスちゃんはまだまだ釣れそうな雰囲気が続いていましたが、ホエールJr.のお迎えの時間に間に合わなくなりそうなので、帰着します。
今日は緊急地震速報には肝を冷やしましたが、目的だった小型回遊魚の数釣りは存分に楽しめたので、とても楽しめたカヤックフィッシングになりました。
タツノリ君、また近いうちに浮こう!
獲物一匹ゴミ一個運動
今日はワカシと後半チーバス爆でちょっと数を数えてないので、目についたゴミをとにかくたくさん拾いました(写真のゴミの中には僕のペットボトルゴミも混ざってます)
最後に釣れたサバだけ1匹お持ち帰りしたのですが、このサバが脂たっぷりで想像以上の美味さでびっくりでした。
味付けは塩だけで他になんもいらない!
この夏の時期はサバの塩焼きと今日は釣れなかったけどソウダガツオが美味しい。まだまだ続く夏の釣り、次はソウダガツオの竜田揚げじゃー!
今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!