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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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RGMで東京湾奥シーバス開幕戦!

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いきなり宣伝ですが(笑)

 

ジャッカルさんのアウトドア系ブランド「RGM」(ROOSTER GEAR MARKET)の中で、カヤックフィッシングにも使えるスピニングロッドがあります。

 

RGM spec.4

 

SUP、陸っぱりなどボーダレスに使えるロッド。もちろんカヤックフィッシングにも!

 

最大の特徴は、2種類のティップを装備している点。

これによってシーバスやフラットフィッシュなどのキャスティングゲーム、鯛ラバやTGベイトなどのバーチカルゲームをどちらもこなせるのです。

 

1本で二度美味しい!

 

しかも価格が驚異の25,000円です。

さすが天下のジャッカル様、コスパすごすぎる・・・・

 

これからカヤックフィッシングを始める方でとりあえずの1本ということであれば、スピニングならとりあえず、このRGM spec.4があればいろいろ楽しめちゃうはず。

 

もちろんカヤックフィッシングにはそれぞれのアングラーでそれぞれのスタイルがあると思います。やりこんでいる方には自分の釣り方や魚種に合わせたこだわりのロッドがあるはずです。

 

そういう普段ストイックに特定の魚種を追求している方にも、たまにはあまり深く考えずに1本のロッドを持って浮いてみるような・・・いい意味で適当な釣りにも、こういうバーサタイル系のロッドはアリだと思います。

 

実際、僕自身が使ってみて言えます、かなりオススメです!

 

ベイトロッド1本でいろいろやるなら、kayak55で作っているKFゴルゴは最高だと自負はしているのですが、いかんせんKFゴルゴはハンドメイドで数量が作れないため現在売り切れ中です・・・m(_ _)m

 

そのRGM spec.4が、Kayak55.comにも新入荷いたしました。

詳しくはウェブショップページをご覧ください。

 

◆RGM spec.4販売ページはコチラ

 

取り扱うならば僕自身が使ってみないと。入荷はそれからだ!

 

先日、このスピニングロッドを持って、東京湾奥でちょうどシーズンが開幕したカヤックシーバスゲームに行ってみました。

 

いつものスーパーシャローではなく、ちょっと水深がある(とはいっても7mとかですが)エリアです。

 

この日は午前中が雨の予報・・・・

 

少雨なので風がなければぜんぜんカヤックフィッシングできるのですが、kayak55のYouTubeの動画として撮影がしたかったので雨が止む昼頃から出撃してみました。

 

※すいません週イチアップが目標のkayak55のYouTubeですが、今週末は動画編集する時間が取れなくて挫折(ガーン)・・・・この日の動画は明後日火曜日に編集して公開します!

 

今日乗るのはバイキングカヤック・忍(ジ・O号)

カヤックシーバスには魚探はホンデックスでいいので、振動子を固定しているこの艇でササっと行ける。

 

タックルはRGMスペック4のキャスティング用ティップをセットした1タックルのみ

リールはシマノ・16ストラディックCI4のC3000HGM

ラインはPE1号にリーダー4号

 

僕は普段はベイトリール派なのでスピニングでシーバスをやること自体が超久々です。

 

GO!

 

今日は帽子もロッドに合わせてRGMのハットをかぶってみました。キャップばかりかぶっているので、自分が見ても違和感あります(笑)

 

出てみて、漕ぎながらベイトを探していくと、さっそくイワシっぽい反応を捉えたのでキャスト開始。

 

バシュッ!

 

いや〜やっぱスピニングって飛ぶな〜。

そして、このロッド、軽い。そして、ちゃんと曲がるのにキャスト後にティップがピタっと収まってぶれない。リーズナブルなのにすごくいいです。おそるべしジャッカル・・・・

 

ガイドはトップのみSiCで、他はアルコナイト。だからこそリーズナブルな価格が実現しています。それでも2つのティップでそうとうなガイド数を使っているので、これも大手メーカーじゃないと実現できない価格だと思います。

 

キャスティング用のLRAティップのガイドは大口径で、僕の感想としては一昔前に僕がよく使っていたころのシーバスロッドのようなオーソドックスな配置。現代風の小径ガイドが多点でついているようなものや絡みづらいガイドではないですが、しっかりロッドにルアーの荷重を乗せて真っ直ぐに振り切ればトラブルは起きないです。

 

逆にしっかりロッドにルアーのウエイト乗せないとティップにPEが一回巻いてしまうトラブルが起きるので、しっかり乗せて振り切る!これが大切だと思います。

 

スペック上、ルアーキャストウエイトのマックスは30gということで、最初は上限ギリギリの30gのスピンテールを投げてみますが、まだまだ余裕がある感じです。感触としては、KFゴルゴよりワンパワー上という感じ。

 

じゃあ、大きめのミノーはどうだろう!?と、16cmで22gのベイゴーゴーのヨカトキをキャストしてみると、これまた余裕のキャストです。

 

すると、ヨカトキにいきなりシーバスのチェイス!

 

うわっ、いるわ!

 

しかも大きいミノーに反応してくる。水深は7m前後ありますが、シーバスはだいぶ上を意識しているようです。反応があったのでそのままヨカトキを投げ続けていると・・・

 

ゴン!

 

この秋、初のシーバスはヨカトキ160SSPでゲット

 

いや〜これは嬉しいです。もちろんどんなルアーで釣れても嬉しいですが、ビッグミノーで釣れると喜びが一段上がりますね。

 

その後、ちょっと反応が薄くなったのでバイブレーションのFMB GENに切り替えて巻いていると・・・・

 

GENでもヒット!

このロッド、バットパワーがすごく強い。秋の強靭なシーバスのファイトも主導権を握れる。

 

そして、久々にスピニングリールを使って衝撃を受けたのが、ドラグがあまりにもスムースな点(笑)

 

普段、90年代のベイトリールを使っていて、正直ドラグは大きい魚が掛かると締め切っても出てくし、その出かたもムラがあるので、指ドラグも駆使しながら釣っています。そのマニュアル感も僕は大好きで、魚とのファイトでラインブレイクというのもほぼ無いようにはしています。

 

でも・・・・

 

ストラディック、けっして高級機種ではないリールですが、それでも現代のスピニングリールのドラグってなんたるオートマチック感なんだ。まったくラインが切れる気がしない(笑)

 

FMB GENでゲット!

 

この日、FMB GENとアトールのザバイブの2種類の鉄板バイブレーションだけでも二桁ぐらい釣れたのですが、バイブレーションの釣果写真はある程度、割愛します。

 

この日は個人的にさらに熱い釣りが展開できたのです・・・

 

バイブレーションでぽつぽつは釣れるのですが、なんとなく上のレンジで釣るカイカンが欲しくてスミス・サラナ125Fにチェンジして巻いていると、急に水面がざわついてきました。

 

なんだ!?

 

水面のざわつきにスミス・サラナ125Fを打ち込むと、すぐにスレがかりしてきたのは

 

コノシロでした!

 

コノシロが入ってきたら表層でシーバスのスイッチが急激にONになるかもしれません。

 

コノシロのサイズが大きい場合はレギュラーサイズのルアーはまったく無視されることも多く、ビッグベイト・ビッグペンシルを持っていないと太刀打ちできないことも多いですが、スレがかってきたコノシロのサイズはおよそ20cmでさほど大きくない。これなら手持ちのルアーでなんとか対応できそうだ。

 

今回はRGMスペック4しかタックルを持ってきていないので、ビッグベイトはそもそも投げられないので持ってきていません。

 

ルアーをそこそこ大きいフロッグプロダクツのペンシルベイト、マグナムスキマーにチェンジ。

 

マグナムスキマーは15cmぐらいでコノシロパターンのペンシルベイトとしては小さいですが、今日のコノシロのサイズならなんとか対応できると思う。

 

コノシロの群れの付近に撃ち込んで、ドッグウォーク、ドッグウォーク、ドッグウォーク・・・

 

それにしても、RGMスペック4はペンシルベイトのドッグウォークもけっこうやりやすい。なかなかすごい竿だぞ。

 

そして、唐突に・・・

 

マグナムスキマーにドヴァン!

 

出たー!

 

キター!

 

秋のカヤック・トップウォーターシーバスフィッシング開幕〜!

 

あくまでも個人的にですが、もっとも最高なシーバスの釣り方がトップウォーターだと思っています

 

その後もマグナムスキマーにバイトは出るのですが、弾き飛ばされたりしてなかなか乗らない。ドッグウォークを繰り返している手首も悲鳴を上げてきたので、水面直下のジャーキングに切り替えてみます。

 

ミラクルワークスのビリケン11.5にヒット!も、バラす。

なんとなく、ビリケンのジャークが今日のシーバスにテンポが合っていないような気がして、すかさずルアーをリバースクラフトのラフィアンジャークに変更。

 

ジャーク、ジャークからの最後の回収ただ巻きでゴン!

 

素晴らしいバットパワーとベンディングカーブだ。

この竿、いいです。

 

ただ・・・・僕はいつもシーバスのキャスティングゲームではKFゴルゴのシングルグリップ(6ftぐらい)でやっています。だから、7ft4inのスピニングロッドはランディングでちょこっと苦労しました。

 

ボガランディングには7ft4inは長すぎる〜

 

竿のバットを持ってなんとかランディング!

 

でも、スピニングタックルはもともとリールの構造上パワーがベイトリールほどでないので、ロッドのタメが効いた方がよく、長めのロッドのメリットもおおいにあると思います。

 

7ft4inはカヤックのキャスティングロッドとしては普通のレングスだとは思いますし、ランディングもネットを持っていればなんの問題もないでしょう。

 

カヤック、SUP、陸っぱりとマルチパーパスのロッドなので贅沢は言ってはいけないのですが・・・正直に言うと、個人的にはあとガイド3つぶんぐらい短い方が好みだな〜

 

ラフィアンジャークでシーバスゲット!

 

ラフィアンジャークはサイズこそ11.5cmですが、バルキーなルアーなので存在感はかなりあります。小さめのコノシロパターンならじゅうぶん対応しますね。

 

なんといっても、バスオレノをリスペクトしたフォルムは最高にかっこいい。こういうかっこいいルアーで釣れる秋のカヤックシーバス、やめられない。

 

ラフィアンジャークが好反応でさらに連発!

 

コノシロ付きのシーバスはアベレージが60cm後半から70cmクラスでいいサイズでまとまっています。

 

ここで、僕よりちょっとだけ後から出艇してきたウノケンと沖でばったり遭遇。

 

ウノケンさん、自作バイブで75cm!

 

ファットなバイブレーション、コノシロ付きに効果的。

ウノケンさんはロッドも自作。ルアーも自作。それで釣れたらたまらないでしょうね〜

 

その後もウノケンさんと時折合流しながら、お互いにポツポツと釣っていきます。

 

青物もいた!

サラナ125Fに顔はワラサ、長さはイナダという奇形体型の青物55cm

 

すると、コノシロの群れの密度が一気に増していく!

 

この赤い帯、おびただしい数のコノシロが入っています。

 

それが時折、水面に追い立てられてボイルします。

 

そこで、青物用ペンシルベイト、アトール・フラックフライ145を投入してみます。

 

14.5cmですが、ファットでボリュームがあります。今日手持ちの中で一番存在感があるルアー。

 

38gなのでRGM spec.4には8gぐらいオーバーウエイトですが、ぜんぜん投げれるでしょう。

 

うん、38gのフラックフライ145もオーバーヘッドで余裕で振り切れる!

(スペックオーバーなので自己責任で)

 

アトール・フラックフライ独特の水に絡ませながらのドッグウォーク&ダイブで、何度もバイトを貰いますが、青物用の太軸の2フック、なかなか乗らない。

 

それでも今日はラフィアンジャークとフラックフライ145が一番反応がいいかもしれない。きっと釣れる、腕をちぎれるまでドッグウォークじゃ〜!

 

すると!

 

ドバン!!

 

出たー!

 

もうギュインギュイン引いてくれます。たまらないです。

 

アトール・フラックフライ145でもキャッチ!

 

やっぱりトップで釣れるのが一番うれしいな〜

 

その後もすさまじいコノシロボイル。しかし、逆にコノシロが濃くなりすぎるとルアーに反応してくれなくなってきました。

 

なにせ、本物の美味しい20cmのコノシロが目の前にたくさんいて、あえて10cm15cmのニセモノのルアーをなかなか食わないですよね。

 

やっぱり本来ならば、30cm前後のビッグベイト・ビッグペンシルが欲しいケースだった。それには専用のタックルがワンタックル必要です。今日はもちろん持っていないので、手持ちのルアーでもっとコノシロっぽいのないかな〜

 

あった!

 

フロッグプロダクツのトトブリックならいけるかも!

 

写真一番上のアロワナカラーのルアーがトトブリック

 

大きいおもちゃのようなフォルムの3連結のルアー。

本来はバス用でトップウォーターして使うルアーですが、リップ付きで巻けば水面直下を泳いでくれます。

 

その泳ぎが意外にタイトで、見た目はおもちゃのようでも、水中ではまさに扁平なフォルムの魚がふらついて泳いでいるようなのです。フロッグプロダクツの荒井さん、天才です。

 

実際に、昨年はこのルアーでシーバスを釣り上げています。

 

難点は遠投には向かないフォルムだという点ですが、カヤックシーバスではそもそも遠投はしないですからね。

 

ちょっと小さいけど、コノシロっぽいでしょう!

 

ヒットーーー!

 

やっぱりコノシロに見えるのだ〜!

 

至近距離での豪快なエラ洗い。カヤックシーバスはやめられない。

 

トトブリックでもゲット!

シーバスがアロワナを食ってるよ〜最高だよ〜

 

ときにこういうオモチャのような見た目のルアーでも釣れるから面白い。ルアーフィッシングならではの感動ってこういうところにあると思う。

 

その後、コノシロが嘘のように消え去り、どこかに行ってしまう。見失った〜!

 

けど、秋の東京湾奥は様々なシーバスの餌が存在しています。コノシロ付きが移動してしまっても、イワシ付き、サッパ付きなどがウロウロしているはず。

 

途中、そういえば小型ルアーのキャストはどうなんだろうと、アトール・シフリンをキャストしてみましたが、ティップとベリーを使ってコンパクトに振り切ればバッチリ、キャスト可能。小型ベイト時の釣りでもじゅうぶん使えそうでした。

 

が、水面直下の小型ミノーには今日はまったく反応が無い。

 

そこでコノシロを見失っている間は、ちょっとでもベイトの反応があれば、バイブレーションを投げてチェックしていきます。

 

アトール・ザバイブで

 

バイブレーションではセイゴ〜フッコ飽きない程度に釣れます。

 

ウノケンさんも、自作バイブで数を重ねてます

 

じゅうぶん遊びました!

 

とはいえ、やっぱりコノシロ付きがサイズがいいです。

 

もう一回、コノシロボイルこないかな!?

 

そろそろ上がろうかなという時に・・・・

 

ザバババ〜!再びコノシロの大ボイルが発生!

(画面左上の飛沫がボイル)

 

しかし、コノシロが多すぎるのかマグナムスキマーに数バイトあるものの釣れませんでした。

 

う〜ん、コノシロが濃くなりすぎると通常のルアーでは無視されまくります。秋から初冬にかけてはコノシロボイルがありそうなエリアに浮くときはやっぱりビッグベイトタックル1本積んでないとアカンですね。

 

それでも午後だけの釣りで、バイブレーションで釣った魚を入れればおそらく20本ぐらいは軽く釣れていたと思います。秋シーバス開幕戦としては大満足です。

 

RGM spec.4の実力もわかったし、良い釣りになりました。

 

ウノケンさんと獲物一匹ゴミ一個運動

 

今日はたくさん釣れたのでたくさん拾いましたが・・・・

 

コロナ下でタバコの吸い殻とかホントは触りたくない。ホント、やめて欲しいよ。

(ちゃんとゴミ拾い後はアルコールで手を消毒しました!)

 

今日遊んでくれた海と仲間と魚に・・・感謝!


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