先日、お取引のあるとあるメーカーさんからいただいた・・・・
ゴディバのアイスの詰め合わせ〜
最高です!ありがとうございます。
毎日がゴージャスな気分になれる〜ホエールです、こんにちわ。
ここのところ、ホエールジュニア君の体調が悪かったり(おかげさまでようやく完全復活して保育園も通ってます)、その後は台風が来たりで僕自身のカヤックフィッシングがまったく展開できておらず、毎回、入荷情報ばかりでスイマセン!
来週からはyoutube更新も復活、フィールドワークも復活もできそうですが、緊急事態宣言でどうしたもんか・・・
とりあえず・・・
懲りずに今日も入荷情報です〜!
今年から私ホエールはPalmおよびBluestormのフィールドテスターをやらせていただくことになったのですが、その際に最初にお借りしたライフジャケットがこちらでした。
Palm Fxr(エフエックスアール)
特徴はクイックリリース機能を持ったベルトが装備されているライフジャケットであることです。
クイックリリースベルトはなんのためにあるのか!?というと、一緒に浮いている仲間が体力的な問題や怪我など、なんらかの理由で漕げなくなってしまった時などに牽引するためのトゥイングラインを装備するためにあります。
また、仲間が沈をするなどのトラブルの時に一時的に艇やパドルを保持するためのカウテールなどの接続にも使えます。
なんでクイックリリースのベルトが必要なのか?それは、仲間の艇を牽引している途中でその艇が浸水でスタックするなどした場合、牽引する側も逆に危険になる可能性があります。そういった場合にクイックリリースのベルトがあればすみやかに接続を解除できるわけです。
牽引には危険があるのでなるべく安易には使わない方がベストなのですが、どうしても使用しなければならない時があります。
私個人的にも、以前、テレビのロケをお手伝いした時にADさんが途中で体力的に漕げなくなり牽引して帰ってきたことがあります。この時もシートゥイングラインを積んでいたことが功を奏しました。
ですので、基本的にはこのライフジャケットはグループのリーダー格の方などのオススメとなります。(※レスキューに関しては定期的に訓練をしておく必要があります。)
ちなみにカウテールやシートゥイングラインは別売りです。
もちろん単独行が多い方なども使っていただいてかまわないのです。
このライフジャケットはリバーカヤックでも使える仕様になっており、とてもパドリング自体もしやすいです。
前チャックがなく、かぶるタイプ。ベルトをしっかり締めるとまさに包まれるようなホールド感です。
ただし、アングラーモデルではないので背中の浮力体は下までしっかり入っているタイプです。(下部メッシュではない)
上の写真の私の場合はロウバックタイプのフィールフリーアングラーシートを使っているので、背中は干渉していませんが、ハイバックシートだと若干背中がシートに当たるのが気になるかもしれません。
フィッシングも当然普通にこなします。余計なものはついていないのでジギングもキャスティングもやりやすいです。
ただし、アングラーモデルのPalm kola anglerと違い、ポケットは胸に一つなので、より最低限のもののみを入れていく形にはなります。
Kola anglerでは私はショックリーダーやスナップ、プライヤーやらラインカッターなどまでポケットに収納しているのですが、やはりそうはいかないです。
Fxrでは、僕の場合はポケットには絶対必須のアイテムである
携帯電話とホイッスル
のみを入れている形になっています。
横幅は広いので、AQUAPAC 348に入るサイズの携帯ならしっかりチャックも閉まります。
(ちなみに僕はノーマルサイズのiPhone11です)
ちなみにポケットのチャックは信頼のYKK製です。
ですが、レスキューナイフは別途入るポケットが用意されています。
胸ポケットの上の小さいポケットにPalmのフォールディングレスキューナイフがぴったり収まります。
しかもちゃんとボタンも閉まります。
ベルトループもDカンもあるのでリューシュもしておけます。
ここはまさにPalmのフォールディングナイフ専用というサイジングなので他メーカーのレスキューナイフはフォールディングタイプでも入らないかもしれません。
カラーは3色用意されていて、上の写真のブルーの他には
オレンジ
レッド
がありますので、お好みに合わせて!
写真はないのですがこのPFDでも再乗艇練習はやっています。その時に感じた浮力感は以前ご紹介したKola anglerよりも少し高い設定です。それは、このPFDは淡水(ホワイトウォーターカヤック)でも使える仕様になっているからだと思います。
本国(イギリス)では、ISO 12402-5および12402-6 の規格をクリアしています。
XS/S (60 N), M/L (70 N)
日本発売版は日本のレジャー性能鑑定適合品(L3)として認証を得ています。
(24時間後の浮力5.8kg)
Kola anglerの時も触れましたが、Nはニュートンの表示です。また、日本のレジャー規格は24時間後の浮力なのでこちらも一概にUL規格の浮力表示とは比較ができない形です。ただし、実際に浮いてみた浮力感はこれまで使ったライフジャケットの中でもかなり高い方です。
サイズは体重別になっていて、40kg〜70kgがXS/S、60kg〜90kgがM/Lサイズとなっています。
70kgに近い方は上のサイズを選ぶと良いと思いますし、60kgに近い方は下のサイズを選ぶと良いと思います。
私は平日休みが多く、通常はKola anglerを着用してカヤックフィッシングをしていますが、やはりカヤック55のパドリング講習であったり、初心者の方と一緒にカヤックフィッシングをする際はこのFxrを着用するようにしています。
PFDは良いものは価格もなかなかなので、通常は使い分けまではオススメはしませんが、常に複数人でカヤックフィッシングをされている場合は、グループのうちお一人はこういったリリースベルト付きを選び、トゥイングラインをカヤックに積んでおいて損はないと思います。(積んでいってもずっと使わないままになればそれがベストです)
ちなみに、シートゥーイングラインは個人的にこれが気に入っています。
モンベル・シートゥイングライン
このシートゥイングラインは片側がリング、片側がカラビナになっていて、リングをクイックリリースベルト、カラビナ側を牽引するカヤックに接続する形です。
ただし、滅多に使わないシートゥイングラインをライフジャケットに常時装備しているとカヤックフィッシングの上でとても邪魔です。シートゥイングラインはカヤック側に常備する形をとっています。
Fxrには背中にリングが最初から装備されていますが、万が一の時に素早くシートゥイングラインを装備するために、登山用などの強力なカラビナを用意しておくとスムースだと思います。
Palmのライフジャケットもこれでシンプルなミアンダー、アングラーモデルのkola angler、そしてレスキューギアが取り付けられるFxrと選択肢が増えてきました。選択肢が多いのは素晴らしいと思います。
ぜひよろしくお願いします!