ホエールです。
昨日は静岡県に出張!まずはバイキングカヤック工場へ。そしてその後は最近フィールドスタッフにならせていただいたジャクソンさんの本社へ。
(なんとバイキング工場から車で30分ぐらいでした)
ジャクソンの加藤社長とロッドやルアーの開発の社員さんとお話をいろいろさせていただきました。
そこで感じたのは、とにかく「オモシロイことをカタチにする」という本気と熱意!ジャクソン、ホントにいい会社だな〜僕が大学生だったら就活チャレンジしたい会社ですよ〜(46歳、もう後戻りはできませんが!笑)
帰りにジャクソンから一番近い釣具店に寄ったら、さすがジャクソンのお膝元、先日いい結果を出してくれた飛び過ぎダニエルブレードが全色揃っている状態だったので大人買いして帰ってきました。(もちろんフィールドスタッフとしてご提供はいただいているのですが、あくまでも個人的に気に入ったルアーは自分で買って集めたいのです)
マジでこのルアーはヤバい!
飛び過ぎダニエルブレード!もうすっかり虜です。
(釣行記は週末あたりに書きます)
そして、帰りの道中・・・中井パーキングで夜飯を食べたら猛烈な睡魔に襲われてしまい、海老名サービスエリアでダウン。
気づいたら午前1時でした(ガーン)
やばい、今日はホンデックスのPS-611CNⅡが入荷していたのだ。いそいでウェブショップにショッピングページを作らないと!
ショッピングページ作成しおわったら夜が明けていました(笑)
きましたよ〜ホンデックスPS-611CN II
ボンディング液晶になってツルツルピカピカの画面だ〜
ボンディング液晶とは・・・
液晶ディスプレイとカバーガラスを特殊技術で貼り付けることで空気層をなくし、視認性を向上させるとともに、結露を防止します。ツルツルピカピカの画面になり、カヤックフィッシングで飛沫がかかった際にも汚れが拭き取りやすくなりました。
(でも、別売りの遮光フードをつけてパドリングの飛沫はある程度ガードしてあげた方が良いとは思います!)
何度もこのブログで書いていますが、今回のPS-611CN IIは2種類からお選びいただけます。
PS-611CN IIスタンダードタイプ
税込み49,500円
スタンダードタイプは従来のPSシリーズ同様のTD04振動子セット
周波数は200kHzのみ、水深は約100m前後。
すなわち、PS-611CN IIスタンダードタイプはボンディング液晶で画面はツルピカになった以外はこれまでのPS-611CNと機能的には同じです。
PS-611CN IIディープタイプ
税込み58,300円
ディープタイプは50kHzと200kHzの切り替えが可能なTD25振動子セット
50kHz搭載でより深い場所まで映るようになりました。これまでのカヤックのテストでは350mまではまず捉えています(それ以上の水深まで行けていないだけでもっと映る可能性がある)
※ちなみにスタンダードタイプ、ディープタイプは筐体は一緒なのでたとえばスタンダードタイプを買った人が今後やっぱり深場もやるという場合、TD25振動子を別売りで買えばディープタイプになります(割高にはなりますが)
このTD25振動子がこれまでのTD04振動子と比較するとでかいので、アームで落とすという人も多いと思いますが、スコッティーのアームに取り付けてみたところかなりドンピシャでした。
あとはインハルでどうかはこれから実験していきます。
ちなみにこのPS-611CN IIディープタイプの50kHzと200kHzについてですが・・・
50kHzは広い周波数でより深くまで届く
200kHzは狭い周波数でそこまで深くは届かない
ということになります。
ちなみにPSシリーズの筐体は従来からサイズが変わりません。だからカヤックの上でコンパクトでいいのですが、それだけにPS-611CN IIディープタイプでは2周波同時表示は残念ながらできない形です。
この50kHzと200kHzの切り替え自体はとっても簡単で、魚探だけの画面にして十字キーの左右を押すだけです。
使い分けとしては、一番簡単なのは200kHzがボトムを捉えきれなくなってきたら50kHzに切り替えるという形。それだけでも十分いいと思います。
その場合、今回のPS-611CN IIディープタイプのTD25振動子では150mあたりを超えてきたら50kHzとかに切り替えていくとイイかも。
いや〜乾電池魚探とは思えない性能です!
(写真の縦のノイズは近くに浮いていたミニボートと干渉しているものです)
一点、注意点としてはこれまでテストしてきた感じでは水深200mを超えるとオートモードではたまにバグることが多くなります。中深場では「50kHzのマニュアルモード」がオススメです。
でも、50kHzと200kHzはそれだけではないんです。意外と浅場で切り替えていくことも戦略としてアリ。
浅場といっても水深10m以下のシャローでは音波が広がっていく前にボトムにあたってしまうので50kHzと200kHzは大差がない。
でも水深20m、30m、40m、50mと深くなっていくとよりその写り方に違いが出てきます。
こういうふうに深くなればなるほど200kHzの円も広がっていくけど、50kHzの円はさらに広範囲に広がっていくわけです
200kHzの狭い照射角はよりボトムの描写を細かく切っていくので、地形などを丁寧に見ていきたい時は有利になります。魚が映ればかなり自分の真下にいるということも分かります。
逆に50kHzは広い範囲にポーンと打たれた音波が戻ってくるのでボトムの描写はぼやけます。そのかわり、200kHzでは映っていなかった外側の中層の魚などを捉える可能性が上がります。
ですので、例えば水深50mでも地形が砂地でどちらかというと地形の変化よりもベイトフィッシュを探している時などは50kHzの方が有効になってきたりするわけです。
ちなみに、今回のPS-611CN IIディープタイプのTD25振動子の照射角度は・・・
50kHz:55度
200kHz:14度
ここから算出すると・・・・
水深20mでのボトムでの超音波の円の直径は50kHzで10m、200kHzで2.5mとなります。
この時点でけっこう違いますよね。水深20mで魚探の右端に魚が映ったらまずその魚はほぼ艇の真下にいるイメージですよね〜これは釣れたも同然!?(笑)
水深40mではボトムでの超音波の円の直径は50kHzで20m、200kHzで4.9m。
水深60mではボトムでの超音波の円の直径は50kHzで31m、200kHzで7.4m。
水深100mではボトムでの超音波の円の直径は50kHzで52m、200kHzで12m。
深くなるほど超音波の円は広がっていき、50kHzと200kHzの差もどんどん大きくなってきます。
このあたりを頭の中でなんとなくイメージしながら両方の音波を使い分けていくと、よりゲームが楽しくなってくるのではないでしょうか!
このPS-611CNディープタイプについては、もうちょっとだけ素材をフィールドで撮影して、また今後kayak55のユーチューブで特集したいとは思います!
ぜひ!ご自身への大人のクリスマスプレゼント(笑)、ボーナスでのお買い物など、ご検討いただければ幸いです。
よろしくお願いしますm(_ _)m