関東は木曜から金曜にかけて雪になりそうな・・・・
週末から月曜にかけても天気が怪しい。
これはまたしばらく漕げなくなりそうな予感がするので、とにかく今のうちに漕いでおこう!
先日の月曜の定休日は朝、お店で仕事をしてから近くのふなばし三番瀬、通称バシフナへ!
予報では午前強風、12時以降は凪ということだったのですが・・・
13時を過ぎてもやまない風で出艇待ち
フラッグが風でぶち曲がっています
しばらく待っていると、13時半頃に少し風が落ちてきたのでGO!
なんですが・・・時既に遅しというか、この場所って駐車場の閉門が17時なんです。16時着岸だとカヤックを片付けて着替えしてとなると相当カツカツ。
なので15時にはストップフィッシングしなければいけません。そこから戻りのパドリングを考えて15時30分着岸、これなら余裕を持って片付けができます。
つまり、今からだと実釣に取れるのは1時間。釣れるかもしれないけど、漕ぎまわって魚を探すカヤックフィッシングって実釣1時間はだいぶ足りない。
じゃあ、なんで出てきたのか!?
それは・・・やっぱり漕ぎたいから。
(もしかしたら1時間でも釣れるかもという淡い期待も!笑)
結局1時間ではやはり釣れなかった・・・
でも、少しでも浮いて漕げば、得るものがたくさんあります。
だから短時間となってしまって釣果がたとえ出なくてもぜんぜん無駄じゃないのです。
僕らは「カヤック」「フィッシング」をやっているので、「カヤック」の部分を楽しめたらそれはもうこの趣味の半分の目的を達成できます。
短時間しか浮けない時っていうのは、パドリングの部分になにかテーマを作っておくとぐっと充実した時間になります。
筆頭はやっぱりフォワードストローク。
この日は「行き帰りの2kmの距離を忍の巡航平均としてはやや早めのペースで一度も休まずに漕ぐ」トレーニングしながら漕いでいました。
カヤックフィッシングで出る距離は決まりはないし、上級者ならだいぶ行く人もいるしで一概には言えないですが、おおよそでいうと出艇場所から2〜3kmぐらいの距離感が上限ぐらいでやることはけっこう多いと思います。
その2km沖から、例えば風が吹いてしまって撤退する時に、休まずに漕ぎ続けられるかどうか、これはとても大事なんです。
僕らは競技者じゃないので、トレーニングを別にストイックにやる必要はまったくないのですが、自分が無事に行って帰ってくるためのパドリングは必要です。というか不可欠です。
2km、3kmぐらいの距離なら一度も休まずに余裕で漕ぎ続けられるという練習は普段からしておいて損はないです。風が吹いてくるとパドリングの手を休めれば(キャッチを入れていなければ)押し戻されてしまいますから。逆に言えばしっかりキャッチを入れて漕いでいれば、通常考えらえる程度の風速下ならスピードは落ちてもまず間違いなく前に進んでいきます。
それができるようになってきたら、魚探のGPSの速度を見ながら漕いで、例えば凪の時のバイキングカヤック忍なら時速6kmを切らずに2kmを漕いでみるとか、さらなるテーマを作っていくとまた楽しいです。
釣れていても釣れてなくても、移動時はパドリングにテーマを持って漕ぐのも楽しむ、これはカヤックアングラーの特権だし、そうやって常日頃やっていることは安全面にもつながってくると思います。