Quantcast
Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1358

ホンデックスPS-611CNIIインハル検証

$
0
0

ホエールです。

 

この月曜、火曜と仕事前に朝練で浮いてきました。いずれも釣果的にはイマイチな結果になってしまったのですが・・・

 

まず今日は月曜日の報告レポートです。

 

この日は久々の中深場の釣りをしようと思い立ちました。アカムツがどうしても食べたくなって・・・

 

というのは半分ホントですが(笑)

 

実は中深場で試したいことがあって、それができないままになってしまっていたのです。

 

それは!

 

ホンデックス・PS-611CN IIディープタイプの振動子TD-25のインハル固定は中深場に使えるのか?

 

ということです。

 

昨年の秋、ホンデックス・PS-611CN IIディープタイプの発売直前に雑誌・カヌーワールドの取材で水深200〜350mぐらいのアカムツをやりました。

 

この時はバイキング・忍proでの使用だったので振動子は直接水に触れている状態。当然ばっちり映りました。

 

僕はプロフィッシュ45でもホンデックス・PS-611CN IIディープタイプを使いたいわけですが・・・・

 

プロフィッシュ45はホンデックス・PSシリーズのスタンダードなTD-04振動子はスカッパーから引き上げ固定ができるのですが振動子TD-25は大きすぎて無理なのです。これはノーマルの忍でも一緒。

 

プロフィッシュで振動子TD-25を使う上で選択肢は2つ。

アームで落とすかインハル固定するか

 

振動子アーム方式

 

もちろん振動子をアームで落とすのは全然アリなのですが、あくまでも個人的にはあまり好きではないんです。それはアームの抵抗で巡航スピードが落ちる。アームを入れた側に抵抗がかかってカヤックが曲がっていくチカラがかかるからです。

 

僕のカヤックフィッシングのスタイルはパドリング自体も思いっきり楽しむ、パドリングの様々なテクニックをいろいろ使って活かしながら釣りを展開していくというものです。

 

そこがスポイルされるのはストレスなんですね。

 

そこでプロフィッシュ45のコンソールの内側の壁に穴を開けて6インチハッチを取り付け、艇内部に振動子TD-25をシリコンシーラントで固定してみたのです。

 

インハル固定

 

インハル固定のデメリットはカヤックの材を一枚挟んでいるので感度が落ちること。

 

とはいえ、通常の水深ではまったく問題なく200kHzで釣りが出来ています。やっぱり振動子セッティングを現場でしなくてもいいということ自体、めちゃくちゃ快適です。

 

ただ、このインハル固定での中深場での50kHzを試しに行けてなかったのです。はたしてインハルでも水深200mや300mが映るのか!?それを今回は検証ができる!

 

プロフィッシュ、朝日を浴びてGO!

 

今回、新しく入荷したスウィングスターの新型エンペラーで漕いでいます。

これまたとても良い感触でしたが、このパドルのご紹介はもうちょい漕いでみてからにします〜

 

僕は中深場に関しては電動リールでの餌釣りというスタイルです。

餌はホタルイカです。

 

PS-611CN IIには全国の海底地形図があらかじめ入っています。これである程度大まかな位置は絞り込んでいけるわけです。やはり中深場においても地形の変化という要素、大きな谷や山になっているような起伏のあるエリアはやっぱり狙いたいですよね。

 

水深が深くなればなるほど魚探の音波は円錐状に広がっていくので細かい地形の描写はどうしてもできなくなります。そのため海底地形図での絞り込みはとても有効です。

 

さあ、インハル固定でのホンデックスディープタイプはどうだったのか!?

 

結果としては感度が落ちているからなのか?水深250m前後から水深の数字での表示が出たり出なかったりしました・・・・

 

水深の数字が出たり

 

出なかったり

 

これは直接水に振動子がついていた忍proではなかったことなので、やはりインハルの弊害だと思います。

ちなみに深場では振動子外出しインハルにかかわらず、基本マニュアルモードで使います。(オートモードはバグりやすい)

この時の感度の設定がばっちりハマるとうまく水深の数字まで出るという印象です。

 

がしかし!

 

左下の数字は出なくてもちゃんと描写としてはボトムが出ています。正直、この水深になるともともとどんな魚探を使っても前述のとおり音波の円錐が大きくなり細かい描写は難しいのであくまでも目安でしかないことを考えると

 

インハルでも中深場の釣り、実用的には十分

 

もちろんより感度を求める方はアームでの取り付けの方が魚探の性能的にはベストですので、カヤックの運動性能を取るか魚探の性能を取るか、そこはお好みで良いと思います。

 

で・・・肝心の中深場での釣果は!?

 

シロムツ

 

ドンコ

 

ユメカサゴ

 

オキギス

 

以上・・・

 

アカムツもクロムツもかからないー!

 

いやいや、ぜんぜんまだまだこれからだー!

 

と思ったところで・・・・

 

なんと痛恨のライン高切れが起こって続行不可能になってしまったのです(ガーン)

 

ラインが途中で切れるともう深い水深にラインが足りなくて届かなくなってしまうわけです。

 

釣りが9時半に終わってしまったことも悲しいのですが、普段ラインブレイク自体をほとんどしないので、ラインと仕掛けを海に残してしまったことを猛烈に反省しています。環境にとても悪いことをしてしまった・・・。

 

思えば、今回使ったラインは昨年の秋のカヌーワールドのロケに向けて夏ごろからプラクティスで使っていたライン。すでに1年近く巻っぱなしだったのです。やはり細めのラインは新しいシーズンに入る時には巻きかえる気持ちでいなければいけませんね。

 

今後このようなことのないようにしよう!と心に誓ったのでした。

 

ちなみに、今回の餌釣りではロッドはバイファールのディストーションを使用しました。

ソリッドカーボンの胴調子はとても餌釣りとの相性がいい!

 

魚が掛かって電動早めで巻き上げてきている途中に魚が抵抗しても、その動きに合わせてロッドが入ってくれるのでバラシずらいというメリットを感じることができました。バイファールのディストーション、中深場にも間違いなくいいです!

 

今回は痛恨のPEライン高切れで不完全燃焼とはなってしまいましたが、ホンデックスの検証もできたし、ディストーションの餌釣りの手応えも得たし、エンペラーの新型の漕ぎ味もわかったし、やっぱりフィールドに出ていれば釣果はいまいちでも必ず得られるモノはありますね!

 

疲れた時は置き竿でも狙い続けられるのが餌釣りの良いトコロ。置き竿中のアタリもソリッドカーボンは乗りやすいと感じました。

置き竿にはレイルブレイザ・スイベルポート+ロッドホルダーRの組み合わせ、おすすめです。

 

獲物一匹ゴミ一個運動

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!

 

熱中症に要注意!

7月以降は大量の水の他にスポーツドリンクか経口補水液も積んでいきましょう〜


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1358

Trending Articles