ホエールです。
昨日は富津に所用があり、せっかくなので聖地・富津岬で朝の数時間だけ浮いてきました。
ただ、富津のスーパーシャローは夏は水温が上がりやすくあまり良い時期とは言えません。やはりシャローシーバスゲームは春と秋がベストです。
とはいえ、富津は潮通しはよく、三番瀬に比べると夏でも可能性はあります。過去に何度かは真夏の富津で朝シーバスのボイルが起こってセイゴサイズが爆るなんていうこともありました。
せっかくなのでやってみよう!
日の出時間を待つクゼヒデオ号
朝練で短時間の釣りではやっぱり忍proの出番が多くなります。今回朝はカヤックカートを使ったのですが、帰りはクーラーとセンターコンソールボックスを先に車に運んでから肩に担いで片付けました。ボックス取り外しで片付け楽々で本体だけになるとかなり軽いというのはホントにカヤックフィシングを身近にします。
今回は試したいアイテムがたくさんあるのですが、そのひとつがコレ。
一部で話題のジャクソン・剣山!の、バイファールバージョン。
シリコンの突起がたくさんあって、一瞬これってクシ!?って思うフォルムなんですが、これが取り外し可能な便利アイテムなんです。
忍proのボックスの上に置くと、ぴたっと収まっていい感じ。
なにに使うかというと、使ったルアーやジグをここに置いておけばデッキ内でルアーが滑って動かず散乱しない。とても良さそうです。
あとはバイファールの新作のPFDと薄手の速乾性ロングスリーブ(ジッパー付き)を着用します。
これに関してはまた詳しくご紹介しますが、一部僕の意見も取り入れてもらっています。(僕がこだわったのが再乗艇を最優先に考えてフロント面に引っかかりが少ないこと)
正直、すべてのパーツに良いものを使ってもらっているのと、日本デザイン・海外工場で作っているのですが、ちょうどこの円安直撃で価格がどうしても高額になってしまいました。でも間違いなく良い品です。
ルーズフィットのロングスリーブも各所に工夫がされていてとても良かったです。
よほど日焼けに慣れている人は別として、夏のカヤックフィッシングは日焼けから身を守る長袖が良いですし、強い日差しになった時に直射日光から頭や首を守るフード付きはなお最高です。
これらはお盆期間中にkayak55.comで入荷となってきますので、ぜひ注目ください!
夏の富津岬シャローに他にカヤックの人は居ないだろうな?と思っていたのですが、お二人でお越しの方がいらっしゃいました。嬉しいな〜!
GO!
お二人連れの方はブレイクを越えて深い方に行かれていましたが、僕は富津岬では水深1m台のシャローが好きなので浅場のみに絞って釣りを展開していきます。
で・・・・海はベタ凪でとても静か。そして、朝からボイルもなく、魚もとっても静か(ガーン)
沖の背周りにはトウゴロウイワシがたくさんいて、カヤックが通るとピョンピョン跳ねていますが、このトウゴロウイワシにぜんぜんシーバスがついていない。やっぱりこの時期のシーバスは沖のカタクチにつくか川に入っていくんですよね。
ぜんぜん釣れないけど、この景色は最高だ。
富津岬は関東のカヤックフィッシングが始まった場所。黎明期は僕も足繁く通っていていったい何度この景色を見てきたでしょうか。数え切れない。いつ来てもこの美しさはなんら変わらない!僕が年老いて、今日は最後のカヤックフィシングだと決めた日が来たら、この場所を選ぶことでしょう。
シーバスの雰囲気があまりにも感じられないので、途中からチニングを試してみましたがフグの猛攻にあってワームが一瞬でなくなるので小型トップも引いてみましたがバイト無し。
う〜ん、厳しいとは思っていましたが予想よりはるかに厳しいぞ!
そして今日はあくまで仕事で来ていて時間がない。
最後はアマモのスーパーシャローを攻めてみます。朝は潮位が低すぎて狙えなかったのですが8時を回って少し上げてきてアマモと水面の間に数十センチは余裕が出てきました。
釣れるアマモ場(通称KAWAチャンポイント)をしつこくしつこく何度も、実績のあるアスリートダッシュチューンを通しているとついにヒット!
しかし、なんとこの魚をバラす(ガーン)
アマモに潜られてフックアウト!いや〜久々のこの場所の釣りで感覚が鈍っていました。昔だったらすぐに寄せていたのに・・・・
ただ数は少ないけどアマモの中にシーバスはいる!というのはわかったので、ここから残りの最後1時間、アマモを攻め続ける。
そして・・・
ついにキャッチしたのはダツ君でした(そげな〜)
ここでゲームセット。短時間ながらやりきったから悔いは無し。また富津岬は秋のベストシーズンに来ることにします!
そしてカヤックフィッシングは釣れても釣れなくても収穫はあるもんです。
今日の収穫はやっぱりジャクソンの剣山は便利だということ。
使ったルアーここに置いておくとコロコロ転がらない。
その上、使ったルアーを別で分けておけるので洗うのはこのルアーだけでいいとわかります。
使ったルアーをタックルボックスに戻すとわからなくなるし、他のルアーのフックの錆まで誘発しますからね。
戻ってから水洗いして・・・
ボックスから剣山を外すと水が切れるようになっています
そしてそのまま乾燥してあげるだけ
このアイテム、カヤックアングラーにまさにぴったりだと思うんですよね。バイファールバージョンが発売になったらkayak55でも入荷しますので、よろしくお願いします〜
着岸したら先にさきほどのお二人組が上がっていらっしゃいました。ブレイクから沖ではサバが回っていたそうです。そして、シーバスはやっぱり渋かったものの70アップを1本釣ったそうです。
お聞きするとシーバスをメインにされているアングラーさん。今日の状況下で1本釣るのがまずすごいことです。さすがでした!
ダツ君の分、獲物一匹ゴミ一個運動
今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!