ホエールです。
一昨日の木曜日は雑誌・カヌーワールドの私の連載
カヤックフィッシング虎の穴
(写真は以前のもの)
の次号11月発売号の撮影をしてきました。
次号の内容は、レスキューの特集。
シングルの再乗艇、タンデムの再乗艇、グループレスキューの3種類を撮影します。
そう実は先日予定していたbifarrパドリング&レスキューイベントでこれを撮影する予定だったのですが、台風15号通過と重なってしまい中止となってしまったので、あらためて撮影が必要となったのです。
この日はあいにくの雨に強風というバットコンディションのため、三番瀬の海を見て一番右の堤防周りで安全を確保できる場所で撮影することにしました。
12月並の寒さということで、フルドライスーツを着用して、中にはフリースまで着ましたよ・・・。
※今回のブログの写真は舵社カメラマンの宮崎克彦さん撮影のものです。
この日はちょうど駐車場オープン時間が干潮で干上がっていてきつかった〜
僕はタンデムのニモ2+1と忍proを2艇引いてきたので、この段階でかなり足がパンプアップしています(笑)
まずはシングル艇の再乗艇の手順の撮影から
ドボン!
この日は気温が12月並で低かったのですが、水の中は10月上旬の水温なのでぜんぜん暖かかったです。
細かい手順や注意点などはガッチリとカヌーワールドの方で書くので、ぜひチェックお願いします。
この日使っていたギア。
ドライスーツはpalmの新作フルドライスーツ・アトム。
位置づけ的には廃盤となってしまったカスケードの後継モデルのクラスになります。違いは背中チャックになりました(が、防水チャックがYKKだと思うのですが普通のチャックのように開閉はとても楽でした)
鮮やかな色がとても海上で目立っていいし、首部はラテックス+ネオプレンという二重構造でとても安心感がありますね。実際、浸水ゼロでした。
この秋に新入荷となりますので、ぜひよろしくお願いします。
ライフジャケットはbifarrのオルノスハイバック。
日本のレジャー規格を通っているだけあって浮力が高く、しかも特徴的な背中上部の浮力体で浮いている時に首から上が水面から確実に出て安心感が半端ない。そしてポケットの薄さや全面のスッキリさは僕がリクエストさせていただいたのですが再乗艇時にひっかかりがなくホントにやりやすいです。個人的主観としては再乗艇に関してはこれまでのPFDで一番やりやすい。ちょっと高額モデルですが、価値ある一着だと思っています。
パドルはアクセントパドルのprocore fit。
ついにアクセントパドルが日本再上陸、このパドルについては近々詳しくご紹介します。とんでもなくいいです!
続いてはグループレスキュー
ちなみに僕が落水役で、チャン松君がレスキュー役です。
友達が沈してしまった時にどう助けるか
この手順ってフィッシングカヤックではあまり紹介されていないと思いますので、仲間でカヤックフィッシングに出ている方はカヌーワールドでぜひチェックいただきたいです。
そして、これもあまりカヤックフィッシング界では紹介されてこなかったと思います。
タンデム艇でのセルフレスキュー
この手順も取り上げます
当日は風が強く流されていくので、ちょうどカメラに対して艇が向いてしまって人間が隠れてしまったりして、これらをそれぞれ何テイクも撮ってます。
再乗艇ってけっこう疲労するんですよね、何度もやっているとだんだん体力が削られていきます。
最近は筋トレにランニングと鍛えているのですが、これがやっぱりだいぶ効いてます。以前より身体も軽くなったのもありますが疲労感がぜんぜん変わってます。まだあと10セットは沈〜再乗艇できそうなぐらい(ほんまかいな)持久力上がってると感じました。
やっぱりカヤックフィッシングは手軽なようで海の中に出るアドベンチャースポーツですから、できる範囲で軽くでも普段からトレーニングしておくことに越したことはない、それは間違いないことだと言えると感じましたよ。
極寒の雨の中、いい写真をたくさん撮っていただいたカメラマンの宮崎さん、さすがプロでした!
本当におつかれさまでした〜
さあ・・・・
カヌーワールドの発売は11月なので、もはや待ったなし。原稿を今週末までに上げないといけない(汗)
がんばって書きますー!