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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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2022年最後の真鯛釣りへ

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いや〜気がつけば12月も下旬に入ってきてしまいました。さすが師も走る季節。

 

今日、年末調整の紙を出す期限なのにすっかり忘れて出勤してから一度家に帰って戻ってきたホエールです、こんばんわ(涙)

 

さて!

 

先日の定休日はチャン松君と一緒に出撃してきました。

 

チャン松君がジギングをやりたいということで僕も今年最後のジギングに行こうと。

 

今回行く場所は12月でも真鯛が釣れることもあるという、東京湾ではもっとも真鯛の魚影が濃いエリア。なので、僕は2022年最後の真鯛狙いに絞ってやりきってみようと思ったのです。(ティップランロッドのテストができていないのでそろそろやらないといけなんですが!)

 

2022年の振り返りはまた今年の最後にやりたいとは思うのですが、今年はなんと言っても

 

bifarrのスタート

 

これがまさに一大プロジェクトでした。大手釣具メーカーのジャクソンさん、高階救命器具さんという2社がタッグを組んでSUP、カヤックフィッシングというパドルフィッシングのブランドを立ち上げたのですから、すごい大きな動きでした。

 

そのbifarrのテクニカルアドバイザーをやらせていただくことになって、今年の春からのバーチカルの釣りはbifarrカラーのプランジ、bifarrのロッドのフィールドテストがメインになっていきました。(初夏〜夏に発売となりました)

◆bifarrアイテムのご購入はコチラ

 

これがほんとに勉強になった一年でした。

竿もルアーも自分が開発したものではないのです。僕がbifarrにお声掛けいただいた時にはすでにほぼ出来上がっていました。でも、それが逆に新しい発見をたくさんもらえたのだと思います。

 

自分が作るとどうしても自分の好みに偏ってしまいますから!

 

で、プランジばかりシャクるわけですが・・・これにどんどん結果が伴っていきました。

 

ここ数年、やはり釣果が出やすい「巻きのSLJ」に頼りがちだったのですが(もちろん巻きのSLJは釣れる!)、今年はプランジ縛りでただ巻きはシャクリの中に織り交ぜるぐらいで基本はワンピッチにこだわってきました。するとこれがまたガンガン釣れてくれるんです。

 

結果的にはもう状況が読めない時などはとりあえずプランジのサイズローテしながらワンピッチしていればなんとかなる。という境地まで来たかんじです。

 

その中で、特に驚きだったのはプランジでの真鯛の好釣果でした。レギュラーサイズはもちろん70アップのいいサイズも食ってくれて「シャクって釣れるパターンもかなるあるじゃん!」と、真鯛ワンピッチの奥の深さを学べました。

 

真鯛には55gと70gをメインに使うのですが、それでもタングステンジグなどに比べるとシルエットは大きいです。でもちゃんと真鯛が食ってきてくれる。

 

たぶん状況に応じてタイラバやSLJでの巻きの釣りとシャクリの釣り、これを使い分けられるようになったらかなり最強だと思います(まったくそこまで到達していませんが)

 

その締めくくりとして、12月の東京湾はかなりシブいことは予想しながらもやってきましたー!

 

ふたりともバイキングカヤック・忍pro

 

軽くて上げ下ろしが楽、運搬が楽、外れるボックスで準備も片付けも楽・・・そして十分走ってくれて、操作性は抜群。最近はこの艇ばかり乗っている気が・・・プロフィッシュも乗ってあげないとな!

 

今回は真鯛に絞っていくのでメインロッドはbifarrオーバードライブ。ルアーは基本プランジ55gと70gのみでいさぎよく。ただし、突然のナブラやサワラの跳ねに備えてテスト中のヘビーロッドは積んでいます。

 

GO!

海は若干荒れ気味ですが許容範囲内です。しかし、朝から水面も鳥がざわつかず、魚探の反応も真っ青でした。

 

風が強く潮も効いて朝は時速2km前後のかなりのスピードで流されていきます。そんな中でbifarrオーバードライブはスピニングタックルゆえのフォールの速さからやっぱり手返しが良いんです。

 

時速2kmで流されている状況下ではプランジ55gだとフォール中にカヤックが流されていってルアーがおいてかれがちなので70gを使用します。プランジでの真鯛狙いは基本は55gで「潮速い・風強い・深い」などの条件で70gにするという感じの使い分けになっています。70gはシルエットが大きくなりますがぜんぜん関係なく真鯛が釣れてます。

 

カラーは朝マズメはオレンジゼブラ、日が上がってきたらグリーンゴールドグローが僕の中で定番。特にグリーンゴールドグローがやっぱり真鯛には強い。

 

しかし結果的に・・・・

 

大苦戦、ノーバイトの時間が続いていきます(涙)

 

まあ、こんなのは12月の東京湾内なら当たり前というか覚悟の上です。

そんな中でもひたすら漕いで移動しては流しながらプランジをワンピッチ、これだけです!

 

オーバードライブは全体的に軽くて、そこに型落ちですがストラディックCI4という軽量リールを合わせて軽いプランジをシャクっていると一日やってもぜんぜんシャクリのアクションでの疲れはないので集中していてもダレていてもワンピッチをもくもくと続けていけます。

 

結局のところ釣りはどれだけやりきれるかですから、これってとても大事だと思います。

 

この日はとにかく寒いのでpalmのアトムの下にラッシュガード+つなぎのフリース、さらには上半身はウルトラライトダウンを入れて寒さ対策はバッチシなのですが・・・

 

究極の寒さ対策はホットドリンクです

 

身体の内側から温めてくれる効果は絶大。手がかじかんでいても温められるし、手についた魚のヌルなんかも洗えるので多めに淹れてきています。もし今年からドライスーツを購入して冬もカヤックフィッシングをしようという方はポットだけはお忘れなくです!

 

中身は最近ハマっているさんぴん茶なんですが、なんだかジャスミン茶はおしっこが近くなるような気がしています(笑)まあ今日のドライスーツにはおしっこチャックがついているのでOKですが。

 

この日も最後の最後でおしっこ中に、この日唯一の小さいボイルが起こりましたがロッドをとっさに持てませんでした(笑!でも正体は小さいメジマグロだったのでどうせキャッチできないのでいいのですが!笑)

 

ぜんぜん当たらない中で、岬の先端の延長線にあたる岸よりの水深20mにこの日はじめて反応を捉えました。これがいわゆる「への字」のなにかの単体の魚影。いそいでプランジ70gを投入。

 

こういった魚探の右端に写った時にすばやく直撃できるのもスピニングのメリットですよね。特に軽いものを落としていくSLJでは有利な点です。

 

しかしファーストコンタクトは不発。15回ほどワンピッチしてふたたび落として不発・・・だめか・・・次のフォールで食ったー!!

 

ヒットしたその瞬間から小さい魚だと確信(笑)最初はESOかホウボウかと思ったのですが途中からコンコンコンという小気味いい引きで真鯛っぽいなと。

 

上がってきたのは塩焼きサイズ〜(リリース)

小型でも12月の東京湾内の低水温でも浅場で真鯛が上がるんだな〜と感動しました。

 

1匹いるならまだ釣れるはずと思ってチャン松君とふたり漕ぎまくってはシャクリ続けるのですが、なんと15時すぎまでやってチャン松君はカサゴを1匹、僕はこのあとはノーバイト〜で終了。

 

まあ厳しかったですが、おそらく今年最後のジギングとなるのでやりきったので悔い無しです。

 

片付け終わって900キロカロリー消費

楽しみながらこれだけ消費できれば最高です。カヤックフィッシングはやっぱりダイエット効果バツグンですよ!

 

獲物一匹ゴミ一個運動

 

さあ、ここからの冬はひたすらにbifarrのティップランロッドのテストとヒラメ狙いにシフトしていきます。年内、天候次第ですがあと2回ぐらいは浮いていきたいと思います!

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!


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