〜前回からのつづき〜
寝袋の中で目が覚めると・・・
見知らぬ天井
あぁ・・・そうだ・・・
ここは三重県なんだ。
なんだ、ただの天国か・・・もう一回寝よ!
ってオイ!
今日は三重県遠征二日目のカヤックフィッシングなんだ!
いや〜ほんとに天国やー!
ってことで、三重県遠征、最後のカヤックフィッシングへ出るっ!
今日はストクラさん、はじけようさんも合流なのです。
お二人とはネット上で10年以上前、カヤックフィッシングが黎明期だった頃にいろいろな情報交換をしていました。その頃、僕もこのブログではなくweb1.0のホームページでした・・・懐かしいなぁ〜
そして、数年前にストクラさんが東京に出張にお越しになった際に一度お会いし、はじけようさんとは今年の春の安全講習会ではじめてお会いできました。
そして・・・
10年以上の時を経て、はじめて今日一緒に浮くことができるのです!
夢だったスリーショット!
この写真は実は上がった後なんですが、レインボーのさえみさんに撮ってもらいました!ありがとうございます!
一生の記念になる写真。嬉しかったです。
ホエールと交換でさえみさんに入ってもらった写真。
被写体が違うとぜんぜん違うー!(笑)近鉄の帽子被った男がいなくなるだけでムサイ空気が一気に華やかになるー
さあ、夢のカヤックフィッシングへ、浮く!
今日は天候が良くなく、浮けるのは小山ハウスさん裏からぐらいということで、すぐ裏の海での出艇なので、皆さん出る時間はまちまち。(昨晩、飲みすぎた人はゆっくり出艇!笑)
そんな中、すでにサニーコーストカヤックスの本橋さんは海に出ているようです。すごい体力だ!
その次のタイミングで出るのは、ホエール、ストクラさん、はじけようさん、そしてベイロマンスカヤックスの佐々木さん。
はじけようさんのピンクのプロフィッシュ。もう漂うオーラがすさまじい。これまでいったいどれだけの魚をこのカヤックで釣ってきたのか・・・センターコンソールのレイアウト、シートのアレンジがすごい!
ストクラさんはターポン160、16ftの圧倒的迫力。もう手に入らない機種です。細く、長く・・・まさにターポンシリーズのフラッグシップ。シンプルなレイアウトなのに、スペアパドル等安全装備は万全という、まさにベテランの風格。
その奥がホエールのプロフィシュ45キュベレイ号。
佐々木さん目線でのこの出艇準備中の写真いただきました!
やっぱコリンは最新モデルって感じしますよね〜
黎明期と現代が融合して夢のようだ。この4ショットも記念になりました!
さあ、いよいよ出艇!
ここでも感動が・・・
ストクラロケットスタート!
昔からストクラさんの出艇を垣間見た人達が話題にしていて、いつしか「ストクラロケットスタート」と呼ばれるようになった出艇方法です。
ストクラさんは凄腕のサーファーさんなので、波の読み方、タイミングの取り方がすごいんです。艇を滑らせていって、そのまま引き波の勢いに乗って減速することなく!
ライドオン!
カヤックが不思議なぐらい滑っていく!なんてなめらかなんだ〜!
このストクラロケットスタートが見れただけでも三重県に来てよかったです。
いやぁ〜大小さまざまな島もあって素敵なところだ〜
お二人の背中を追いかけていきます。
ずっと夢だったよ、この瞬間。
漕ぎながら、いろいろな話を聞かせていただきました。
カヤックフィッシング黎明期、周りで誰もカヤックフィッシングをやっている人がいなかった中、お二人が三重県エリアを開拓してきたお話とか。真鯛がまさかカヤックから釣れるとは思っていなかったので、初めて釣った時は感動したことなどなど。
なんだか不思議だ・・・こうして浮いてみると、ずっと3人で浮いてきたような錯覚に陥るぐらい、自然なのだ。
出てみると、とにかくベイトがめっちゃ映る!
昨日と同じかそれ以上のベイトの量、これは釣れるんじゃないか!?
ベイトの正体は小サバ。これがジグにガンガン当たってくる(笑)
ただ、中層より下にはサバじゃなさそうな反応が出ています。イワシの群れなのか?
とにかくジグをシャクっていきます!
が・・・期待と裏腹に大型のアタリがない。
そんな中、ベイトの塊の上でジギングをしていたはじけようさんの声が静寂を破るっ!
「鯛釣ったどーーー!」
これこれ!この生はじけようさんの獲ったどー!が聞きたかったのだ!これもまた感動したことのひとつ。
はじけようさん真鯛ゲット、デカイ!
ブツ持ちもカッコイイ〜まさに、ネットでいつも見ているはじけようさんのままだ。
はじけようさん、ジグを普通にシャクって釣ってました。
やっぱり真鯛に絞って狙おうと思うと普通はテンヤ、インチク、鯛ラバ、あとはただ巻き系のTGベイトなどの鯛ジグになると思うんです。
しかし、はじけようさんは、真鯛を狙って、シャクって釣る。
ホエールが見ている限りスローでもなかったように思います。こんな釣り方もあるんだなぁ〜!勉強になりました。
さらに!
レインボーのお二人とも合流
さえみさんが、いいの掛けています!
ロッドがぶち曲がっている!?こ・・これは・・・
さえみさん、ランカーシーバス!
しかも三重県のシーバスはめっちゃ綺麗で食べても美味そう。
さえみさんは魚探も使わずに釣るんですが、前々からとにかくみんなで出るとデカイのを釣ってくるんです。以前のサウスさんレインボーさんとの合同合宿の時も60アップの真鯛釣ってたし!
ちなみに、その時に中谷さんが1m30cmオーバーの雄のシイラを上げています。PE1号で1時間近くファイトしてキッチリ上げたデコッパチ、今は伝説として語り継がれています。ホント、これは凄まじかった。
魚はいる!
ホエールも必然的に力が入ります!
が・・・
釣れるはE.S.Oばかり!何故だー(笑)
E.S.Oの釣れっぷりは関東も三重も変わらないのだな〜(笑)
聞くと、レインボーの中谷さんも苦戦中でE.S.Oを20匹以上釣ったそうです。(それはそれでスゴイ!)
昨日、小さいながら真鯛を上げたホエールと中谷さんがE.S.Oにハマっている間、他の方は順調!
はじけようさんは掛かった小サバをそのまま落として大型カサゴをゲット。池田さんも小型ながら真鯛、ストクラさんもチャリコ、そして本橋さんがイトヨリをゲット、森田さんはなんと大型マハタをゲットしたそうです!
それにしても素晴らしい景色!
岸からめっちゃ近いのに30m以上の水深があって、潮がめっちゃ効いてる。風が無いのにカヤックが流されていく。
きっと熊野古道の近くですから、森が太古からのままなのでしょう。緑が素晴らしく深い!
そして印象的だったのが・・・雲が近い!
森から雲が降りてくる感じ。
まさに、もののけ姫に出てくる森を海から見ているような感じ。
大スペクタクルな景色!
しかし、無情にも雨が凄まじくなってきました・・・
(この写真はストクラさんからいただきました)
まだ昼前の11時ぐらいですが早くも皆さん撤退な感じになってきました。
ストクラさん、僕らも帰りましょう!
ベイトはずっーと映りっぱなし、ほんと釣れそうなのに!ホエールには掛からないまま終了となりました。
まだまだ未熟です。
上手い人達と浮くと自分の現時点での実力がよくわかります。それもまた良し!
次来た時には良い魚が掛けられるよう、また関東で修行だ!
(ストクラさんから写真いただきました)
この素晴らしい景色の中で、JSCAの皆さん、そして10年以上念願だったストクラさん・はじけようさんとのコラボカヤックフィッシングができたこと。それだけで満足です。
三重県の海の美しさにも惚れました!
また、さえみさんが素敵な写真を撮っていただきました。
3人の着岸シーン!これも一生モノです。
ありがとうございますm(_ _)m
上がってくると・・・
ベイロマンスの佐々木さんも綺麗な真鯛上げてました!
出艇してすぐのところで釣れたそうです。ホエール的にはまさに灯台下暗しの場所だったー。三重県はかなり岸の近くまで真鯛が寄ってくるんですね!
岸際から丁寧に、見習っていこう!
海から上がると、すぐそこは小山ハウスさん、これが嬉しい〜
みんなで今日の釣りの展開を語り合う。なんて素晴らしい時間なんだ・・・
三重県の海、最高です。でも、ホエールのように他の地域から初めて行こうと思うと右も左も分からないと思います。
今回お世話になった小山ハウスさんでは、料金は1万2千円でカヤックフィッシングツアーをやってくれるそうです。また、グループでは3〜4人集めてくれれば全員で3万円でやってくれるそうですよ!
森田さんは、シーカヤックのエキスパートですが、釣りの知識もすごいです。この尾鷲周辺の海の地形を完全に熟知されています。魚探無しなのに水深をズバリ言い当てまくり・・・全部頭の中に入ってるんですね!すごすぎです。
いきなり出ると不安だし、どこで出たらいいか分からないし、場合によっては地元の方の迷惑になる可能性もありますし、こうしてサポートいただけるところがあると本当に心強いと思います!
また、地元の方で地形などはよく知っていたとしても、これからカヤックフィッシングを始めようと思ったら、ぜひ一度はスクールを受けると良いと思います。
もし五ヶ所湾方面で漕いでみたい、スクールで習ってみたいという方は、本橋さんのサニーコーストカヤックスさんへ!
今回は合宿ということでたくさんお話をさせていただきました。最初はホエール緊張しまくりでしたが、お二人とも本当にお優しくて面白くて、でもシーカヤックの安全面や未来に関してはとても真剣で・・・素晴らしい人格者です。三重県に行かれる際はぜひ!
もちろん愛知・蒲郡方面ならカヤックアングラーにはすっかりお馴染み、中谷さんとさえみさんのレインボーさんへ!
そして今回は小売店としても大先輩の辻内さんにも大変お世話になりました。老舗のショップさんであり、スクールも運営されています。兵庫姫路方面であればリバーウォーカーさんへ!
そして、これまで何度もカヤックフィッシングをご一緒させていただいている、池田さん。静岡・浜松周辺でカヤックのご購入をご検討の方はアングラーカヤックスさんへ!浜名湖でのスクールもされています。
ベイロマンスカヤックスの佐々木さんのブログもご紹介しておきます!
佐々木さんのブログ「Let's Enjoy Kayak Life !」
そして、元コアアウトフィッターズの山本さん、今後SUPのアウトフィッターを三重県で始められるそうなので、楽しみにしています!
さてさて!
海から上がった後は・・・・当然、昼メシでしょー!
みんなで大移動〜
到着!
(この2枚の写真は佐々木さんからいただきました)
着いたのは・・・
らーめんケンぞ〜さん
はじけようさんは、名物のアオサのつけ麺!
食べた後の美味しさを伝える顔もありがとうございます(笑)
美味しいものを食べた後に表情豊かに伝えるのがTEAM N.Wお約束だったのですが(タツノリ君は常軌を逸していた!笑)、それも20代後半から30代前半までの話で、すっかり40代になりもう変顔も恥ずかしくなりました・・・
ってやってるし!ちゃんとメガネ片方曇ってるし!(笑)
いやぁ〜昨日の風見鶏さんも美味かったけど!
ケンぞ〜さんのラーメンもボリューム、しょっぱさ、チャーシューの香ばしさ・・・いいです!
三重県はラーメンも美味い!
っていうか、三重県まで来て海鮮とかまったく食わずにラーメンしか食べていない(笑)ホエール的には最高っす!
あ・・・ストクラさんの変顔撮るの忘れた
(ストクラさんはやらんだろー!)
それにしても、海ではもちろんですが、ラーメン屋でも喋ったなぁ〜
シーバスがなかなか釣れなかった話とか、マゴチの話とか、三重県でのカヤックフィッシングの開拓のお話がほんと面白かった。あとは意外な!?過去のお仕事の話とか!
楽しかった三重県遠征もここで解散です。寂しい・・・僕が小学生だったら帰りたくないって駄々をこねて泣いてるとこですよ。
あぁ〜もっと三重県にいたい!
この二日間遊んでくれた森深い三重県の海と魚と、皆さんに感謝!
さようなら・・・また必ず来ます!
(リベンジに・・・汗)
【オマケ】
で、実は僕の旅はまだ終わりではないんです。
実は交通費節約のため、翌日の朝に静岡のバイキングカヤック工場からお客様の艇をピックアップするのです。
つまり、今日はパーキングで寝ます!
まずは腹ごしらえ。
超巨大パーキング・刈谷ハイウェイオアシスに到達しました。
なんと観覧車があります。もちろん男一人旅では乗りません(笑)
目移りするぐらい食べ物屋が盛りだくさんでありますが・・・
名古屋めし三昧という建物の中へ!
ズドーン!どて肉みそ丼!
きしめんと味噌ダレの串かつのセット!
(食ってばっかだなー)
これがまた最高でした・・・
パーキングのメシでこんなにボリュームがあるっていうところから最高なんですが、モツとこんにゃくが味噌ダレと絡んでご飯が進む進む。関東では食えない味、これもまた
もうどうにも止まらない!
いやぁ〜今思い出してももう一回食いたいわ〜
で、少し仮眠してから出発。
浜松のパーキングにつくともう明るくなっていました。
高速で定番のミル挽きコーヒーで目を覚まし!
自販機から流れるコーヒールンバでひと踊りし!(それはダメ)
で、少し仮眠しから出発。
さらに進んで・・・
静岡のパーキングにIN!
ここで朝飯にします。
(食いすぎでは!?笑)
静岡で食らうのは!
このお店で・・・
静岡風のおでんです!
やはり味噌を追加でトッピングするみたい!?
静岡のおでんは独特で、はんぺんがまず黒い!ツユも魚のダシの味が強い。
ウマっ!
これもまた関東では味わえない味だーーー!
で、少し仮眠。
(寝すぎ!)
さあ、そろそろバイキングカヤックがオープンする時間だ。起きないと・・・
目を覚まして、トイレに行こうとしたら!
「ホエールさんですよね?」
と声をかけていただきました。
声をかけていただいのは、インスタグラムでつながっているyuzumasaさん!
カヤックを積んでいるからわかりやすいというのもあると思いますが、こんな偶然ってあるんですね〜!アンビリバボー!(たけしさん風に)
yuzumasaさんからモンスターエナジーの差し入れいただきました!
ありがとうございますm(_ _)m
いくら楽しい合宿とはいえ、やはり弾丸だったので疲れてはいました。これで元気が一気に復活しましたよー!
yuzumasaさんもお仕事に行くところだったと思います。がんばってください!
そしてバイキングカヤックへ到着。
清水のバイキングカヤックへはしょっちゅう来ているので、もうほとんど現実世界に戻ってきた感じ。そして・・・
首都高まで戻ってくると大渋滞。あぁ〜完全に現実世界だ〜
さあ、またこうして遠征できるように、仕事がんばりましょう!