カヤックフィッシングに出れない時、最近僕がハマっているのが、フロッグプロダクツの小物釣り用の竿「ホリデーマイスター(略してホリマイ)」を使った陸っぱりからの雑魚釣りです。
FROGホリディマイスター
(全3色)
ホリマイ雑魚釣り隊はターゲットを特に絞らず、いろいろな小物をホリマイで釣るという活動です。
本格的に小物釣り界の至高のターゲット・タナゴを狙ってもいいし、テナガエビ狙ってもいいし、ハゼ狙ってもいいし。
カッコイイお洒落な竿で、とことん適当に(笑)小物を釣る。それがホリマイ雑魚釣り隊。
現在隊員募集中!
今回はさいたま市の白幡沼のレポートです。
これ、だいぶ前のハナシ。一ヶ月ぐらい前です。
やっぱりカヤックフィッシングに行けなかった日、朝1時間だけホリマイ持って白幡沼調査にでかけました。
ここが白幡沼。
閑静な住宅街の中に突然あらわれる池。かなりいい雰囲気です。駐車場はないので、最寄りのコインパーキング等に駐める必要があります。
今回の餌はコレ!
やわらか身厚の燻製さきいか
By ファミリーマート
そう、ターゲットは
ザリガニ!
仕掛けはいたって簡単。
ホリマイの先に3号のフロロラインを竿1本分とちょっと結び、その先にサキイカを結ぶだけ。針さえ使わない釣り。それがザリガニ釣り。
ザリガニ釣り・・・正直なハナシ、小学生以来です。
(30年以上ぶり)
小学生当時住んでいた上大岡に久良岐公園という大きい公園があって、そこに2つの池があり、そのうちのひとつ、小さい方の通称ショウブ池にアメリカザリガニがわんさかいました。
当時はそのへんに落ちている枝(なんなら割り箸でも釣れた)にタコ糸を結んで、よっちゃんイカや煮干し、駄菓子屋のサキイカやアタリメなどでザリを乱獲したもんです。
40過ぎてまさかまたザリガニ釣りをすることになるとは(笑)
まあ、10歳の僕でも釣れたターゲット。今やカヤックフィッシングを始めていろいろな魚種を釣ってきた経験がある僕にとってザリなんぞ簡単だろう。
ファーストポイントはスーパーシャローの杭まわり
・・・ぜんぜん釣れない(ガーン)
移動!
次なるポイントはジャカゴ。この岩の間にいそうなんだよな
近くにいた地元のおじさんに聞くと・・・
ホエール「ザリガニ釣れますかね?」
おじさん「う〜ん、いるにはいるけど、やっぱり6月以降だよね」
そうか、この時、季節は5月上旬。ザリガニはやっぱり暑くなってきてからなんだよな。そんなことも忘れていた。
でも、この池にはザリガニはいる。それがわかっただけでも収穫だ!
ザリがいるなら可能性はある。やってみよう!
ジャカゴのキワキワにサキイカを落とし込む。
すると・・・
石の間から2本の爪がにょきっと出てきた!
ザリだー!
サキイカを挟む・・・・持っていった!
よし、持ち上げる!
あ〜離してしまった〜
乗せられなかったっ!
でも、いた。ザリはいた。心臓がドキドキする。これは釣れるかもしれない。
もっと待った方がいいんだっけ?次はもっと待ってみようかな。
ちょっと移動して、サキイカを投入。
すると・・・
ふたたびどこからともなく、にょき〜っと爪が現れてサキイカを持っていくではないか!
コレは完全なるサイトフィッシング!
めっちゃくちゃ面白い!
よし乗った!完全にハサミでサキイカを掴んでいる。
ゆっくり持ち上げてくるぞ〜
うわ〜落ちたー!!
いや〜ザリガニ、意外に難しいではないか。バイトがあっても持ち上げると落ちてしまう。そうとう難しい。これは熱くなる!
もう一回、同じトコロに落としてみる。
ザリガニ、そうとう獰猛だ。さっきと同じ個体が再びバイト!
っていうか、針がないから何度でもバイトしてくるんだな、きっと。
今度こそ落とさない!じっくり待ってから、持ち上げる。
竿の弾力を活かしてザリに違和感を与えないようにグイーンと持ち上げてみる。
やったーーー!
白幡沼のマッカチン、とうとう獲ったどー!
(かなり苦労した)
結局、この1匹までにけっこう時間をくったので、朝練を終了としました。(もちろんザリはリリース)
今回感じたのは、やっぱり竿で釣ると楽しいってこと。昔はザリガニは棒で釣っていたのですが、竿がしなるとこんなにも釣り味があって楽しくなるのかという点。竿って偉大だ!
ホリマイはザリ釣りにもちょうどいいということも分かりました。
そして、ちょっと5月は時期が早かったので、バイト自体がちょっと少なかった。次回は6月(まさにこれを書いている今)、梅雨でカヤックが出せなかったらリベンジマッチでザリ乱獲したろう!と思っています。
今日遊んでくれた白幡沼とザリガニに・・・感謝!