1月4日、嫁さんと嫁さんのお母さんと一緒に東京大神宮に初詣に行ってきました。
さすが東京、大行列だ!!
どうも、東京大神宮は縁結びとしても有名なようで、若い女子が8割ぐらいでした(その中に40のオッサンが混ざって並ぶという・・・)
で、やっぱり新年の運試し?で「おみくじ」ひかないとね!
この東京大神宮のおみくじは、3種類。
♦普通のおみくじ
♦縁結びおみくじ
♦恋みくじ
もちろん、ホエールは既婚者ですので「普通のおみくじ」で頼みました!
なんと、大吉!
やったー!
なになに?どんなことが書いてあるんじゃ?
ん・・・なんか変じゃない?
【過ぎ去ったことは忘れて、この愛情運の盛んな時期をにがさないで愛を告げなさい・・・】
って!!
まさかの!?
これって、恋みくじじゃないかー!
巫女のバイトさん、渡すおみくじを完全に間違えてるじゃん!
新年早々から恋に生きろと言われた既婚者ホエールです、こんにちわ!
ゲスの極みにならないように気をつけます(笑)
さて!
年末浮き納めでのティップランボウズ!
強風で撤退を挟んで・・・
年始浮き染めでのティップランボウズ!
ホーム、Nの海でのティップランがひたすらに不調続きでした。
Nの海のアオリイカを決して諦めてわけではないのですが、やっぱりそろそろ一杯釣っておきたいところ。
今回はエリアを変えて千葉でチャレンジすることにしました。
その前日・・・携帯が鳴ります!
ん?田吾作さんだ!
田吾作さん「明日定休日ですよね?ティップランご一緒にいかがですか?」
うおー!これはなんたる奇遇!
ちょうど、田吾作さんがホームとしている千葉県エリアで、ティプランをやろうと思っていたのです。
ということで、スミス・テスターで、パドリストティップランモデルを作ったティップランマスターの田吾作さんと一緒に浮くことになりました。
いろいろ勉強させていただきます!
当日は朝は強風予報。10時頃からようやく浮けるかな?っていう感じだったので9時集合というゆっくりスタート。
とはいっても埼玉から房総半島はけっこう遠い!
アクアライン通過、まだ吹き流しが横向いてるなぁ~
現地到着。
田吾作さんも登場!
これは、ちょうどこの日の前日、日本各地で荒れた成人式のオマージュです(笑)
9時の段階ではまだ強風でしたが、カヤックを用意する間にどんどん風が収まってきました。
10時になり、予報通り浮けそうな気配。
ウネリはやや残ってますが、行きましょう!
普通にティップランするならちょっと風で流されているぐらいがちょうどいいし。
今日は田吾作さんをストーキングして技を盗みます!
水はエギングには十分なクリア(濁っているあんま良くない)、水温も浮き初めしたNの海よりちょっと冷たい感じ。ティップランの水温になってきている!
シーアンカーを投入してスタート!
田吾作さんはホビーなのでスパンカーで風に立てられるためノーパラシュートです。ホビーは特に風が強い時のティップランには有利ですね~。
その一流し目!
田吾作さん「きましたよー!」
ええーー!マジですかー!
一投目ですよ!!
またひとつ田吾作伝説が作られた瞬間でした・・・
田吾作さん、一投目でアオリイカGET!
田吾作さん、スイマセン!レンズがおもいっきり曇ってました(涙)
ティップが戻る教科書のようなアタリだったそうです。
それにしても、すごすぎる。まさかの一投目とはっ!
上手い人はやっぱり違う。
今日はとことん勉強させてもらおう!
田吾作さんにはいろいろお話を聞いたのですが、一番重要だと思ったのが以下の点。
ティップの曲がりを維持する
これに尽きます。
ティップランでは、エギを投入し、ボトムを取った後にワンピッチのような感じでシャクリを入れてエギを上げてきて、流されるカヤックでエギを引っ張って水平移動→この時にアタリが出る・・・わけですが、その水平移動をさせるエギの負荷でティップランロッドの柔らかいティップが少し入った状態になるわけです。このティップの入った状態をしっかり維持させていないとアタリも取れないし、エギもちゃんと水平移動せずに徐々に沈んでいってしまうわけです。
ティップランは基本、ボートやカヤックが風で流されている状態でエギを引っ張るゲーム。でも、カヤックは出れる風速がある程度弱くないとダメ。風が強い時はそのまんま流してもティップが入ってくれるわけですが、風が弱まってくるにしたがってカヤックが流される速度が落ちてしまい、ティップが入らなくなってくるわけです。その時に自分の腕を使って少しさびいてあげるような形でティップの入りを維持させてあげるのが大事なんだそうです。
つまり、カヤックのティップランで大切なのはステイ時のロッドの動きなんです。
徐々に腕を使ってエギを引っ張ってあげる、また弱風時だとロッドは立てていかないとエギが沈んでいってしまうので注意する。
田吾作さん、ありがとうございます。
本当に勉強になりました!
まだ風がちょっとあるのでティップラン自体はやりやすい
田吾作さんが一投目でヒットさせたのだから、今日は状況がいいのかもしれません。このチャンスを逃さないようにしないと!
しかし・・・
その後はホエール、田吾作さんともにアタリがなく時間が過ぎていきます。
状況、ぜんぜん良くなかったです(笑)
状況、ぜんぜん良くなかったです(笑)
そして、風が落ちてきました・・・
正直、厳しい。
三浦も厳しいけど、おんなじように千葉も厳しかった。今年の関東のティップランは正直、いまのところどちらに行ってもイマイチな状況なようです。
11時30分になり、風がパタリをやみました。
もはやシーアンカーも効かないので回収です。
こうなると、もはや艇を流しながらのティップランができなくなります。
じゃあお手上げじゃないか!
それが普通のティップランです。
でも!ここからが違うのです。
それが
パドリスト・ティップランモデルというロッドの存在!
(ちなみにキャスティングモデルもあります)
このロッドの真価が発揮されるのが、実は風が落ちてからなのです。
カヤックは強風では出せない。でも無風だとティップランがやりずらい。そのジレンマがありました。それを解消してくれるのがこのロッドなのです。
なんと・・・
ティップラン用の30gのエギをオーバーヘッドでフルキャスト可能!
これがパドリスト・ティップランモデルを使った
キャスティングティップラン
という釣り方です。
これも頭ではわかっていたのですが、実際に田吾作さんの動きを見ながらやったらより理解できました。
手順としては、ティップラン用エギをフルキャスト。そしてスプールをフリーにして糸を水面にフケさせながら送り出していきます。
水面にPEラインが浮遊するわけですが、それがエギのフォールに合わせて少しづつ引きこまれていきます。それが止まった時が着底です。
次の動作では、通常のティップランと一緒で5回~7回ぐらいワンピッチでシャクリます。
シャクた後にそのまま待つとエギを水平移動せずに沈んでいってしまいます。そこで5秒から10秒ぐらいかけてロッドを引いてきて「自分の腕で水平移動させる」のです。
この時もティップが入った状態を維持してあげること、エギが沈んでいってしまわないようにロッドを徐々に立てていきます。
アタリが無ければ、そこからまたスプールフリーでフォールさせて着底を取り、同じ動作を繰り返していきます。
シャクリの回数は、エギが遠いほど多くシャクってもエギは上がり過ぎないので通常より少し多め、エギが近くなってきたらシャクリの回数を減らすようなイメージですね。
そして!
ここで田吾作さんがコウイカをGET!
でも、これはよくないそうです。コウイカが掛かるということはエギのレンジがイメージより下がってしまった証拠だからです。
とはいえ・・・・
コウイカでもうらましーー!!
ホエールはまだ何もアタリをもらってませんからー!
と思ったら!!
ティップがプルンっ!
当たった!!
間違いなくイカのアタリだ。すかさず合わせる!
しかし、掛からず!!
うわーーやってもーたー!
田吾作さん「当って合わせて乗らなかった時は、すぐに回収せずにそのままステイさせてみるともう一回抱く時がありますよ」
なるほど!次はそれやってみよう。
・・・が、その後はお互いにアタリがままに時間は過ぎ去り既に昼を回りました。
まだまだこれからこれから。少なくとも田吾作さんが一杯釣ってるんだからアオリはいるのだ。諦めないよ!
しかし、追い打ちをかけるように緊急事態が発生。
田吾作さん「リールが動かなくなっちゃいました」
え?
なんと・・・田吾作さんのリールが故障!!
今日はティップランタックル1本しか持ってきていないため替えリールもないそうです。
ガーン!!
ここで、田吾作さんがまさかの離脱となりました・・・
うわー!めっちゃ残念です!
でも、今日はパドリストの使い方、めちゃくちゃ勉強になりました。本当にありがとうございましたm(__)m
習ったことをしっかりやって、必ずこの後、釣ります!
それが恩返しじゃ!
よし!まずは!!
パンでも食おう(ダメじゃん!笑)
海の上で食う惣菜パンって最高なんですよね~
特にセブンイレブンのコーンのマヨネーズパン最高です!
(あとナイススティックも好き!)
とにかくここからは一人。やるしかない!
習ったことを忠実に、あとはエリアをちょいちょい漕いで変えながらやっていれば必ずいつか釣れるはず。時合いはきっと来る!
その後1時間何事もなく過ぎていってしまいました。
今日は夕方から仕事で浦安に行かなければいけないので、日暮れギリギリまではできない。タイムリミットが近づいてきた。
まさか・・・今日も釣れないのか?
特に連敗中は、そんな考えが頭をよぎるのが人間です。
でも、釣りに来ている以上、そんなことを考えても何も良いことは起きない。それも経験で知っています。
やり続けていればきっと結果が出る。そう思って最後までキチンとやり続けた方が絶対に良い結果に繋がる!
それは突然やってきました。
シャクリ終わってステイさせた瞬間!
ティップがグインを持ってかれた!
来た!!即合わせ!!
決まったー!!
ん・・・ジェット噴射しない・・・重いだけ?
これはまさかの?
やっぱりビッグ・コウイカだったぁー!
コウイカも美味しいけど!艇が墨だらけになるので、この子は艇上に上げずにリリースしました。
でも、アタリは取れた!この感じだ。
なにはともあれ、今年初釣果はコウイカでした!
(実はその前に小さいフグがエギにかかったので実際は初釣果はフグとういのは内緒)
コウイカが釣れるということはステイ時のレンジがやっぱり低いのだ。アオリを釣るならもうちょいロッドを引くスピードとロッド角度を上げて水平移動をきっちりキープしなければいけない。
続けざまに!
キタっ!
か・・・軽い・・・・
小ダコ様でした(涙)
でも、いきものが釣れ初めてるー!テンションがあがってきたぞー!
あとはアオリだ。アオリ!!
すると、すぐに!
キタっ!
きまくりだ。今度こそ・・・アオリ・・・来い!!
またビッグコウイカだった・・・(涙)
なんとか艇の上に上げずにリリースしたい・・・けどぉ~
ローリングジェット噴射(爆)
くらっちまったー!
タモ積んで漕ぐのあんま好きじゃないんですが・・・これはタモ積んどかないとだめかも。
まあ、墨をかぶるのはイカ釣った証拠、勲章だ!
(コウイカだけど)
(コウイカだけど)
ここまで
フグ1匹(スレ)
タコ1匹(超小型)
コウイカ2杯
なんとか初釣りは達成したけど、アオリイカを達成できない。
気がつけば時刻は14時。
そろそろ上がらないといけない時間が迫ってきた。
ここからだ、集中!集中!
今日、田吾作さんから勉強させていただいた動作をひとつひとつ丁寧にやるだけさ!
風上、左舷前方に向かってフルキャスト!!
ロッドを煽ってラインを水面に出して、着底を取る。
そして、着底したらすぐにシャクる!
(すぐにシャクらないと、フォールに反応したイカを逃すことになるとのこと!)
エギが遠いので7回シャクった後、ロッドティップを立てた状態で左から右へ引っ張っていく!
エギが近くなってラインが立ってきたら5回シャクリに変えていく。
当たった!!
すかさずアワセる!!
乗らない!!
ここで我慢だ!そのままステイさせて待ってみる・・・・
ティップが戻る!!アタリだ!
アワセる!!
乗ったーぁー!
・・・あんまジェット噴射してないからまたコウイカか?
あがってきた。どっちだ!
アオリだー!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
やった・・・・
ついにティップランでアオリイカ獲ったどー!
本当に嬉しかった。ボウズ続きだったからこそ、この喜びがある。
釣りはやり続ければ必ず結果が出る。やり続けてよかった!
逃げるのは簡単だけど、逃げてたらこの感動はなかったのだ。
そして、このアオリは、ティップランの最新のやり方(特にキャスティングティップラン)を教えてくれた田吾作さんのおかげの一杯です。ありがとうございました!
パドリスト・ティップランモデル最高!
いやぁ~もう感無量です。
でも、あとちょっと時間が残っている。もう一杯狙ってこー!
アオリを締めている間に、ちょっと風下に流されてしまった。今釣れたエリアをもう一度風上から流し直してみよう!
すると、まったく同じ場所で当たった!
すかさず合わせる!乗った!
何か掴んだ気がする!
これはどっちだ?コウイカか?アオリか?
アオリだー!
やりました二杯目GET!
ここでタイムアップ。終了間際になんとかアオリイカ獲れて良かった。
今年初ティップランアオリは達成!
次は絶不調のNの海アオリだ。待っていろよー!!
今日遊んでくれた千葉の海とアオリイカと・・・田吾作さんに感謝!
海よ、今年もよろしくお願いいたしますm(__)m
【オマケ】
今年初の獲物一匹ゴミ一個運動!
これも超久々だよ(釣れてなかったので・・・)
今日はフグとタコまで入れて6匹の釣果ということで、6個のゴミを拾いました。
【さらにオマケ】
アオリは捌くのも魚に比べると簡単!
ようやくやりたかったコレができるわ・・・・
コレです!
カップヌードルカレー!
冬は美味しいですよね~これが温まるんですよ。
このカップヌードルカレーを「シーフードカレーカップヌードル」にしたかったのです!
アオリの刺し身をたっぷり入れて~
お湯を注ぐとフワぁ~っと白くなっていく!
シーフードカップヌードルカレー完成です!
麺とスープと絡ませてアオリイカを食らう!!
うまぁ~い~!
まさにカップヌードルカレーにアオリイカが入った味!
(そのまんまじゃん)
(そのまんまじゃん)
アオリイカは刺し身でもトロっとしていて美味いですが、火を通すとコリコリしてまた絶妙です。
もちろん普通に刺し身でも美味かったー!
特に冷蔵庫で一日寝かした刺し身が最高!
特に冷蔵庫で一日寝かした刺し身が最高!
アオリイカは持って帰ると家族が喜ぶのがいいですよね。
1月はアオリにこだわって、もうちょっとやってみたいと思います!