Quantcast
Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1358

高滝湖カヤックワカサギ奥深し

$
0
0

冬の関東のカヤックフィッシングのターゲットといえば?

 

ティップランエギング

 

アマダイ

 

寒ブリ(かなりレア!)

 

などが思い浮かぶと思います。

 

が、忘れてはいけません。真冬の好ターゲットのことを・・・

 

それは・・・

 

ワカサギ!

 

この時期、釣具屋に行けば専用売り場が必ず設けられているほどの人気ターゲット。

 

女性やお子さんでも釣れる手軽さでありながら、名人級の人は1000匹釣り上げたりと数釣りを追求すると奥の深さが魅力なのだと思います。

 

カヤックフィッシングが禁止ではない湖ではカヤックからのワカサギゲームも可能です。

 

kayak55のある千葉県においてはカヤックが出せて、ワカサギが狙えるという点で、高滝湖がメジャーフィールドと呼ばれています。

 

かくいう私も数年前にカヤックからの冬のバスフィッシングで高滝湖に通っていた時に片手間にカヤックからワカサギ釣りをやってみたことがありました。

 

が!

 

なんだかんだで、海のカヤックフィッシングが忙しく、けっきょくカヤックワカサギはそれ以降、深く追求することなく年月が経ってしまいました。

 

しかし、昨年末にKAYAK55のお店に遊びにきた常連のクロマメさんが、冬になると必ずドーム船やボートから高滝湖でワカサギ釣りをやっているという話になりました。

 

ホエール「どうせならカヤックでやりましょうよー」

 

クロマメさん「いやいや、寒いからやだよー!」

 

なんていう会話から、

 

「じゃあ今度カヤックからワカサギ一緒に行きましょう!」

 

という流れになったのです(笑)

 

ちょうどその時にお店に居合わせた常連のイチさんとミカさんも話の流れから巻き込まれて参戦することに。

 

ということで、今年、久々にカヤックワカサギにチャレンジすることになりました。

 

高滝湖カヤックワカサギへGO!

 

正直、久々すぎてもうすっかり以前やった時のことを忘れているので、ほとんど新しいチャレンジ状態。

 

とりあえず勝手がわからない。でも、当たって砕けろでやってみます!

 

で・・・ほんとに当たって砕けてしまったのですが(笑)

 

いろいろ課題が見えてきたいい釣行となりました!

 

新しいチャレンジはそんな模索も楽しいので、失敗も良しなのです!

 

まず、当日は氷点下!

 

暖かいドーム船で釣りをしたい(笑)

 

まず高滝湖でカヤックワカサギをやるには

 

高滝湖観光企業組合で遊漁券とマイボート持ち込み申請をおこないます

 

勝手にカヤックを出してしまってはダメですよ!

 

ちなみに、ここで餌や仕掛けを買うこともできますよ〜

 

今回は紅サシとアカムシ両方買ってみました。

 

鳥居のところから出艇できます。

 

今日は私ホエールとミカさんがバイキングカヤック・忍

イチさんがプロフィッシュ45

クロマメさんがエモーションカヤック・テンプテーション

 

という布陣でワカサギに挑みます。

 

さあ、期待をこめて・・・

 

出艇!

 

カヤックからのワカサギには魚探とアンカリングできるものが必須だと言ってもいいと思います。

 

海では安全上、フォールディングアンカーは必ずバウ側から掛けるようにアンカートローリーを使うのですが、ワカサギのアンカリングは海ほどシビアでなくて、凪なら真横から落としてもいいと思います。

 

魚探を見てワカサギの反応が濃く出ているトコロを見つけてアンカリング、で狙い撃ち!

 

簡単でしょう〜

 

なんて思っていました。

 

出艇前は「目標100匹」とか言っていたのです。

 

しかーし!

 

朝イチ、なかなかワカサギの反応を見つけられない!

 

4艇で手分けして探しますが、なかなか分厚いワカサギの群れを魚探でとらえることができないのです。これは誤算でした。ワカサギって、そこらにわんさかいるもんだと思っていたんです。

 

ワカサギの魚影探し、なかなか甘くないぞ!

 

なんとかうっすら反応を見つけてアンカリングします。

 

そして、第二の困難が待ち構えていました。

 

仕掛けづくりがめちゃ大変!

 

なにしろワカサギの仕掛けは超繊細です。糸は細いし、針は小さいし、おまけに針がたくさんついてるし〜

 

まず、40歳をすぎた僕の目で仕掛けを接続しずらい!

 

誰かハズキルーペ持ってきてー(笑)

 

さらに!

 

仕掛けがいろいろなトコロにひっかかるー!

 

針が小さくて何個もついているので、餌をつけたりしていると他の針が手袋に刺さる、ブーツに刺さる、アンカーのロープにかかる・・・

 

投入前から、いきなり仕掛けが1つダメになりました!

 

狭いカヤックの上で、まず餌を付けて落とすまでがけっこうたいへんです。慣れも必要だろうし、アンテナなどをいい位置に設置して仕掛けが絡まないようにする工夫が必要になってくると思います。

 

実は、これが今回の僕の敗因でもあるのです。

 

仕掛けを3つしか持ってきていなかった!

 

そのうちの1つを朝イチ、釣り始める前に失う(笑)

 

やばいかも・・・

 

いざやり始めてみるも、反応がないところではやっぱり釣れないのです。

 

仕掛けを上げて、アンカーを上げて、移動、釣れない!で、また仕掛けを上げて、アンカーを上げて、移動・・・

 

時間がだけが刻々と過ぎていきます!

 

イージーだと思っていたワカサギ釣り、いきなり朝イチから苦戦しています!

 

シーズン序盤や終盤なら釣れないこともあるでしょうが、さすがに1月の高滝湖ベストシーズンでのワカサギでボウズはマズイ!

 

焦る!

 

そして、焦りからまた仕掛けを絡ませてダメにする!

 

釣れてもないのに、いきなり残りの仕掛けが1組だけになってしまった(笑)

 

そんな釣れない時間が1時間以上は経過した頃でしょうか・・・

 

ついに!

 

巨大なワカサギの群れが魚探に写ったのです!

 

ここじゃー!アンカーを降ろせー!

 

反応がバッチリ入れば、さすがにアタリが出ます。

 

しかーし!

 

ここでまた大きな問題が・・・・

 

反応ドンズバ、アタリもある!のに、なかなか乗らないし、アワセを入れると外れるし・・・

 

なんとかポツポツとワカサギがヒットはしてきました!

 

が・・・

 

・・・僕だけがまずい道具を使っていました。

 

この日、昔使ったワカサギ竿がどこにしまいこんだか見つからなかったので、手持ちの竿の中で一番やわらかい管釣りトラウトロッドを持ってきたのです。

 

でも、いくら柔らかい管釣りトラウトロッドでもターゲットは30cmや40cmのニジマスですから・・・数センチのワカサギにマッチするわけはなかったのです。

 

トラウトロッドは強すぎた・・・

(リールはシマノ・ナスキー500、これはかなり使い勝手が良かったです)

 

その釣れるペースはワカサギ専用竿を使っている皆の半分ほど。

とても100匹釣りなんてできそうもないペースです!

 

やはりワカサギは特殊も特殊な小さいサイズの魚、ティップがおそろしく柔らかくないと乗せにくい。専用のタックルが絶対的に必要なターゲットでした。

 

さらに、やばいことに、根掛かりをして、ここで僕の仕掛けがソコをつきました(号泣)

 

釣り自体が続行不可能!?

 

一度、着岸して高滝湖観光企業組合で仕掛けを買いに行こうかと思ったのですが、イチさんとクロマメさんから1パックづつ、計2つの仕掛けを湖上販売してもらい、続行可能に!ありがとうございました。

 

ここでも課題が見えてきました。

 

慣れてくれば仕掛けの消費は減るでしょうが、とにかく何かにひっかけて針がなくなっていったりと、仕掛けの消費が激しいのです。

 

今回やってみたカンジだと、カヤックからのワカサギ釣りは5本針ぐらいがちょうどいいかと思います。あまりにもたくさんの針があるとほんと、狭いカヤックの上でいろいろなものに引っかかる。

 

そして、いろいろなものに引っ掛けて針が切れても使い続けていると、釣果が激減します。

 

この日、最終的に仕掛けの針がどんどんなくなって、最後は2本針になってしまったのをずっと使い続けたのですが、2本針でも釣れるは釣れるものの、釣れるペースは5本針の半分以下のペースになっていました。

 

5本針でも5匹一気に掛かるわけではないですが、やはりアピール力になっているのでしょうね。

 

仕掛けは余るぐらいに持っていった方がいい、これは教訓です。

 

収穫もたくさんありました!

 

ワカサギ釣りにおいて、ガーミンの魚探はヤバイ!

 

ワカサギ自体もバッチリとらえます。

 

そしてガーミン魚探、自分の仕掛けの動きも超はっきり映るんです

 

ワカサギの泳層に自分の仕掛けのレンジを目で見ながら合わせていくゲームができて、オモシロイ!

 

やはりワカサギの濃い反応のレンジに仕掛けの泳層を合わせて誘いを入れると釣れる!

 

逆に言うと、反応が下に出てないと釣れないというのもよく分かってしまう・・・

 

そこで、今回は風が無風の日だったので、途中からノーアンカー作戦もやってみたら、これがなかなかよく釣れました。

 

風がない状況で、周りのボートの迷惑にならない程度であれば、反応をパドルで追って、反応を見つけたら即座にブレーキングをかけて落とす!シューティングゲームも面白いです。

 

風がなくポイントが空いていれば、ノーアンカーで片手パドリング、片手ロッドで反応を追いながら釣るのもアリ

 

※もちろん、アンカリングが基本ではあります

 

そして、あらためてカンジたこと。

 

忍やプロフィッシュはコンソールが便利!

 

バイキングカヤックの忍やプロフィッシュの売りはなんといっても使いやすい股の間のセンターコンソールボックスです。通常はここにタックルボックスを入れるわけですが、実はワカサギ釣りではここにバケツを置けばワカサギの生簀にでき、かつ道具も置けるのでとても便利!

 

1000匹を目指す人はセンターコンソールボックス全体を生簀にしてもいいかも!?(笑)

 

あと、写真に写っている針はずしのプロックスのアイアンクロー!これはかなり便利でした。ただ、針はずしの時に何匹か勢いあまって湖に飛んでいきました(笑)

 

そして、カヤックフィッシングはガッチリ漕いで、シャクったり、キャスティングしたりという、エキサイティングな釣りも楽しいゲームですが、ワカサギをノンビリってのもいいもんです。

 

 

湖上でパン食べたりお茶飲んだり

 

まったりとした時間が流れていきます。

 

なにより、みんなでワイワイ会話しながら釣りができるのが楽しい!

 

ふだん、海のカヤックフィッシングだと、仲間と一緒に釣りに行ってもどうしてもバラバラに散らばって釣りをする形になります。

 

それが、ワカサギだと反応の上で全員でアンカリングして至近距離でおしゃべりしながらノンビリ釣りができる。これも良いトコロ!

 

夕マズメは寒くなりそうなので、昼過ぎに着岸!

 

結果は僕はやはり数が圧倒的に少なく、36匹・・・・

 

イチさんが圧勝の77匹でミカさんと合わせてご夫婦で100匹オーバー!

 

クロマメさんが52匹!

 

いずれにしても、朝イチの反応の悪さでいまいち数は伸びなかった印象です。

 

とはいっても、他の魚種の釣りでこんなに数が釣れる釣りもなかなかないですから!じゅうぶん楽しめました。

 

獲物一匹ゴミ一個運動!

 

は・・・さすがにワカサギの時は釣った数だけゴミを拾うのは厳しい(笑)

 

目についたゴミをいくつか拾って帰りました!

 

そして、家に帰ってからがまた楽しいのがワカサギです。三枚におろすとかがないので、料理が簡単なのです。

 

今回は酒で洗って、水気をよく切って・・・

 

半分は普通に塩焼きにしてして・・・

 

半分は素揚げに!

 

マキシマム!

 

小麦粉+マキシマムを混ぜ!

 

ワカサギにからめて

 

フライパンで炒めるだけ・・・

 

これが激ウマでした!やっぱりワカサギは揚げる系が個人的には好きかも!

 

釣って楽しい、食って楽しい、調理も楽、ワカサギいいです!

 

今回あらためてカヤックワカサギにチャレンジしてみて、個人的な課題は、やはりロッド。そして、持ってきた仕掛けの数が少なかった点。特に後半最後の仕掛けの針が減ってしまい2本針で釣りを続行したところ釣果が激減してしまいました。

 

この課題をクリアして、もう一回シーズン中にリベンジしたいものです。

 

今日遊んでくれた湖とワカサギと仲間に・・・・感謝!


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1358

Trending Articles