ホエールJr.おすわり安定!
一応頭を守るクッションを装備(かわいいなぁ〜・・・はあと)
いまはこういう便利でかわいいアイテムがあるんですね。
って、思っていたら横に倒れて頭打ってました(笑)
さて!
今日は釣れなかった釣行記です。
先日のカヤックフィッシングジャパンカップはすでにブログで報告しましたが・・・
なんと!
九州からオーシャンアドベンチャーのシゲさんが遠征で参加されていたのです。
シゲさんのことはもちろんネット上では存じ上げていたのですが、関東と九州という距離感からお会いしたことがありませんでした。しかし、今年おこなわれた九州カヤックフィッシングフェスタに参加して、初めてお会いすることができました。
たくましいボディに人を惹き付けるトーク力、そしてパドリングの技術、釣りの技術・・・まさに想像していたとおりの方でした。
今年ようやく初めて会ったというのに、なんだかずっと昔から一緒に釣りをしていたような錯覚を覚えるほど・・・初対面の僕にも親切にしていただき暖かくて懐が深い方でした。
そのシゲさんがカヤックフィッシングジャパンカップへ参戦。その心意気がすごいと思うのです。九州から静岡ってなかなか来れる距離じゃないです。
僕も関東から九州へカヤックフィッシングフェスタに遠征しましたが・・・
まさに同じ穴のムジナ(笑)
シゲさんのカヤックフィッシングへの熱い情熱・・・同じ仕事(カヤックの販売)をしている中で、やっぱり僕は自分と同じ、現場型の方を好きになってしまうのです。
せっかくシゲさんが静岡まで来たのですから!
ついでに関東の海も見ていって欲しい!
カヤックフィッシングジャパンカップの翌々日、関東のカヤックフィッシングのメッカとなっている
Nの海
にお誘いしました。
(翌日は僕は仕事があってダメだったので)
よく考えると・・・カヤックフィッシングジャパンカップの会場の牧之原から3時間ぐらいはかかり、九州からさらに遠ざかってしまうのですが(汗)
当日の朝、Nの海に到着すると・・・
うぉーーー!シゲさんがホントにNの海にいるぞ!
この日は、チャン松君も参加。
チャン松君は数年前に天草で開催された風来望カップに参加していて、シゲさんとはそこで会っています。
この日も僕とチャン松君はお店があるので、昼には帰らなければいけませんが、午前中いっぱい、シゲさんと一緒にNの海でカヤックフィッシングをします。
僕はカヤックフィッシングジャパンカップからそのまま載せていたバイキングカヤック・プロフィッシュ45 キュベレイ号で!
チャン松君はバイキングカヤック・忍 ロナウジーニョ号。
チャン松君、最近こればかりに乗ってますね。忍って1艇で淡水から海までほんとなんでもできちゃうので、便利でついつい忍ばかりになってしまうんですよね。
さらに!
カヤックフィッシングジャパンカップに福島から遠征に来ていた黒猫カヤック釣査団のお二人も、牧之原からそのままNの海に来ていました(お顔写していいか未確認のためカヤックのみ)
艇はプロフィッシュ45&忍!
赤い忍はYOUTUBE動画で有名なPeaceさんの艇ですよ!
そして・・・
シゲさんの艇がこちら!
パーセプションのトリンプ13.0
日本ではオーシャンアドベンチャーでしか手にはいらない超レア艇です。
ツーリング用のシーカヤック的な超尖ったバウ側のキールがすごい。見るからに速いとわかる艇です。
これまで数々の離島遠征や荒磯を乗り切り、超大型根魚や時にはGTとファイトをしてきた艇です。風格がすごい。
カヤックは新艇もいいですが、やっぱり使い込まれたカヤックは乗っているアングラーの数々の経験、浮いてきた海の分だけオーラがやどります。
この艇と一緒にランデブーさせていただけるだけでも価値がある日になりそうです。
シゲさんの装備はいたってシンプル。
パドルはスウィングスター・エンペラーストレート。ロッド2本、タモ1本、魚探。
タックルボックス1個(くまもん!)、道具ケース1個。
道具ケースに見えるザーネクリームはノットを締め込む時に使うそうです。これまで数々の大物を釣り上げてきたシゲさんが使っているのだから間違いないアイテムなのでしょう。僕はこれまでノットはつばで濡らすぐらいだったのですが、これを見てさっそくアマゾンでザーネクリームをポチりました(笑)
そして、Nの海の長い砂浜。
僕とチャン松君はC-TUGカヤックカートで引いていくわけですが、シゲさんは違います・・・
片手にタックルとパドルをまとめて持ち、もう片手でカヤックを担ぐ豪快スタイル!
先日九州に行って感じたのが、ゴロタの場所もけっこう多い点。カヤックカートが使えないゴロタでは必然的にこういうスタイルになっていくのかもしれません。(パワーが違うから真似できないけど!)
で・・・出艇してみたわけですが・・・
凪は最高!
でしたが、ベイトが消え去っていてそうとう厳しい感じでした。
結果からいうと何も釣れませんでした・・・。
(フグ、エソは除く)
ゲストに来ていただいたからにはシゲさんになんとか釣ってもらおうと僕が先頭を切ってNの海の右沖の暗礁地帯の根から水深100m以深〜左沖の20〜30mの根まで有望場所をぐるっと一周したのですが、ついに青物をとらえられず。
午前中だけという時間でシゲさんにNの海を一周見てもらおうと移動のテンポが早かったのも失敗でした。ガイド大失敗でほんとに申し訳なかったです。
でも・・・
水深のある沖でも雰囲気あれば常にトップを投げるというシゲさんの釣り、キャストがめちゃくちゃ鋭い。アクションめちゃ上手い。この後ろ姿を見れただけでも勉強になりました。
そして、なんといってもパドリングがすごかった。
気持ちいいほど追いつけない!
途中、全力漕ぎをみんなでしたのですが、シゲさんに完全にぶっちぎられました。これまで、これほどぶっちぎられたのはバイキングのアレックス以来です。
まだまだ僕のフォワードストロークも修行だな〜
ベタ凪の海でワイワイしゃべりながら浮いて、とにかく楽しかった!
最後はkayak55常連の女性カヤックアングラーAさんも合流して、パドリングしまくって・・・
帰着!
ガイドしっかりせなアカンで!
スイマセンでしたー!
なんていうヤラセ写真を撮ったりして(笑)
実は、右沖の根に行ってもらった福島チームはカンパチをしっかりゲットしていたそうで、初場所でそれってめちゃスゴイですよ。やっぱり黒猫釣査団の皆さん、腕が立ちます。僕らも右で粘れば良かった(笑)
釣りをする以上、釣果は大切。
シゲさんにはガイド失敗でほんと申し訳なかったのですが・・・あのシゲさんがいつも浮いているNの海にいる!そのこと自体がとても僕らには価値がある時間でした。
シゲさん、福島の皆さん、Aさん、みんなで同じ海に出て一緒に浮いて一緒に竿を出してワイワイ・・・あと2日、いや3日一緒にやりたいと思うほど楽しかった。
カヤックフィッシングをしていなかったら、シゲさんや皆さんとも出会うことさえなかったと思います。こうして同じ時間を沖で過ごすこともなかったはず。
カヤックフィッシングをやっていたからこそ、こうして出会いがあり、楽しい時間が生まれる。
釣果以上の何かがある・・・それがカヤックフィッシングというものなのだろうと思います。
シゲさん、本当に遠くからお越しいただきありがとうございました!
(Aさん、写真ありがとうございました)
写真のキャンピングカーがシゲさんの遠征のベース。なんてうらやましい!
この後、愛知に移動、岐阜に移動、さらに福井に移動するそうです。
どんだけ鉄人なの!
今日遊んでくれた海と仲間に・・・・感謝!