ホエールJrがとうとうボールを蹴り始めて嬉しいホエールです、こんばんわ!
自分自身がサッカーずいぶんやってないので、Jrがまともにサッカーできるまでに自分もリフティング100回ぐらいはできるように練習しておかなければと思い、今日自分用にサッカーボール買いました(笑)
怪我しないように練習がんばります・・・(もうずっぽり中年なので)
さて!
今日はお客様からパドルの重さについてご質問があったので、いい機会なのでkayak55で取り扱っているパドルの主要なところを全部計測してみました。
パドルの重さって特にメーカーで公表されていなかったりするのでご参考にしてみていただければと思います。
ちなみに、使った測りは・・・・
Amazonで昔買ったこんな測りなので多少の誤差はあると思うのでご了承ください。表示は5g単位です。
測り方は、パドルリューシュの根本部分をつけてセンターバランスでぶら下げる方法となっています。
ちなみにこのパドルリューシュの根本部品が15gあるのでそれを引いたウエイトを記載します。
残念なのが・・・・最軽量候補だったスウィングスター・スーパーソニックストレートが在庫切れだったこと。現在メーカー在庫もないのでこれについてはまた再入荷したらあらためて計測したいと思います。
また、同じパドルでも220cmと230cmでは当然短い方が若干軽くなります。今日は長さ違いまでは測っていません。
今日はウエイト計測が主な目的なので個々のパドルについての詳しいインプレッションはまた別の機会にそれぞれやっていきたいと思います。
概ね素材別の特徴を買いておくと、アルミシャフト+ナイロンブレードは重いですがリーズナブル。軽量なのはやはりカーボンシャフト+カーボンブレードですが価格が高いです。その間ぐらいにグラス系が入ってくるイメージ。
値段も違うし、個々のカヤックアングラーによって用途も違うし、求めるところも違うので、一概にどのパドルがいいと言えないのがパドルのオモシロイところ。
カーボンパドルはやっぱり色がブラックになってしまうので、カラフルなパドルが欲しい方はナイロンやグラスやプラスチックのブレードのパドルからお好みを選んだり。趣味の道具だからそういう面も大事な要素だったりします。
パドルが軽くなったら速度が倍になるわけではないですから。
でも軽くなればやはり長く漕いで疲れにくいのは確かです。
あとは例えば同じカーボンパドルでも個々のブレードデザインで特徴も変わってきます。
では、今日はあくまでもウエイトに重点を置いてどんどん発表していきたいと思います。
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Point65・イージーツアラーアルミシャフト230cm
計測結果1225g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
アルミシャフト+ナイロンブレードで230cmの長さになるとやはりそこそこウエイトが出てきます。そのかわり、リーズナブルで、これまでの長い販売実績の中で故障の話をほぼ聞かないです。やはりナイロンブレードは柔らかいけど割れにくく頑強ですよね。
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スウィングスター・インフィニティーベーシック220cm
計測結果1140g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
アルミシャフト+ナイロンブレードですが、小さめブレードと短めのシャフトで比較的同種のパドルの中で軽い方と言っていいと思います。なによりブレードデザインが上位機種のインフィニティと同一なのはお買い得感ありますね。
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Point65・イージーツアラーグラスシャフト230cm
計測結果1090g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
グラスシャフト+ナイロンブレード、やはりシャフトが金属からグラスに変わると同デザインのイージーツアラーアルミシャフトよりグッと軽くなっていきます。
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マーシャス・バタフライパドル225cm
計測結果1080g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
プラスチックブレード+グラスシャフト。ちょっと珍しいプラスチック素材のブレードを使っているため、他の素材では難しい透明度の高いブレードにバタフライ模様というデザインができるのです。個性的で美しい・・・このパドルも私ホエールは1年ちょっと使い込みました。当時はブルーがあったのですが、現在はイエローのみのラインナップとなっています。
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マーシャス・ファイバーグラス230cm
計測結果1020g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
グラスシャフト+グラスブレード。ストレートシャフト版。グラス系はやはりアルミシャフト系より軽くなってきます。ただし、マーシャスのグラスブレードはかなりコーティング厚め(その分丈夫)なので比較的グラスの中でも重めと言えるかもしれません。でも、スウィングバランスがとても良いので実際漕ぐと重さをあまり感じないんですよね〜。
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マーシャス・ファイバーグラスエルゴ225cm
計測結果1000g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
グラスブレード+グラスシャフトですが、シャフトが曲がっているベントシャフトはその分材料を多く使うので225cmに短くなってもストレートと誤差程度のウエイト差でした。このパドル、私ホエールが2年使い込んで引退させて現在店頭で展示しているのですが、上記ストレート同様に比較的重めなのにスウィングバランスが良くて疲れにくいパドルでした。
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スウィングスター・インフィニティベント220cm
計測結果955g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+ナイロンブレード。この組み合わせはけっこう珍しいのですが、それによってナイロンブレードなのにぐっと軽くなっています。ただ・・・2020年3月現在、コロナウイルスの影響で物流ストップで再入荷時期未定となっています。かなり人気のベントモデル・・・再入荷が待たれます。
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スウィングスター・インフィニティストレート220cm
計測結果890g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+ナイロンブレード。ストレート版。ベントがストレートになるだけで一気に軽くなり、900g切り。この軽さになってくると持った時にも軽い!と実感するレベルになってくると思います。こちらは2020年3月現在、在庫まだございます。
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マーシャス・カーボングラスパドル230cm
計測結果835g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボングラスコンポジットシャフト+カーボングラスコンポジットブレード。これも珍しい素材だと言えると思いますが、リーズナブルな価格でびっくりするほどの軽さ。これはとてもお買い得なパドルと思います。カーボンシートではないので、ブレードの表面が欠けたところは白い地が出てくるので、気になる場合はマッキーなどの油性マジックで塗ってあげると目立たなくなるというのが、このパドルを使う人の中でマメ知識となっています。
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スウィングスター・エンペラーベント215cm
計測結果820g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+フォームコアカーボンブレード。フルカーボンだとベントシャフトでもこの重さになってきます。エンペラーはスウィングスターのパドルの中では一番ブレードが大きく(それでも一般的にはコンパクト)キャッチが強めのモデル。またカーブが緩くてスカーリングやスターンラダーなどの小技がやりやすいです。フォームコアブレードなので実際に漕ぐとウエイトよりも軽く感じるはずです。
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マーシャス・フルカーボンエルゴ225cm
計測結果790g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+カーボンブレード。ここからは驚異の800gアンダーになってきます。僕が知る中で、ちゃんとしたメーカーのパドルでは一番リーズナブルなカーボンベントシャフト。でも価格からは考えられないほど軽い。これはめちゃくちゃお買い得なパドルだと思います。
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マーシャス・フルカーボンストレート220cm
計測結果775g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+カーボンブレード。上記のマーシャスフルカーボンのストレートモデル。同モデルでストレートになり短くなればその分軽くなってきます。このパドルもとてもリーズナブルなのが特徴です。この価格でこのレベルの軽さを味わえるのはユーザーとしてみるととても嬉しいことです。
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スウィングスター・エンペラーストレート215cm
計測結果775g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+フォームコアカーボンブレード。ストレートモデルになるとこれだけ軽くなってきます。ちなみにこれだけ僕が使い込んだものなので写真が汚くて本当に申し訳ありません。エンペラーの特長はたくさんありますが、ストレートモデルは非常にシャフトが細く、僕のような手の小さい人間にはめちゃくちゃ漕ぎやすいんです。すでに使い始めて3年以上。これまでいろいろなパドルを使いたくて1年〜2年おきに変えてきたのですが、このエンペラーは今のところ手放せないパドルになっています。スウィングスターの新作が出たら変えようかな〜。
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スウィングスター・スーパーソニックベント215cm
計測結果710g
(写真のウエイトからパドルリューシュパーツ15gを引いています)
カーボンシャフト+フォームコアカーボンブレード。スウィングスターパドルの中でもっともブレード面積が小さいモデルのため、やはり全体重量も軽い!ベントでこのウエイトです。レインボーの中谷さんや弊社チャン松君がこのパドルを愛用しています。驚愕の軽さに日本人に合う小さいブレードで長く漕いで疲れにくいパドルの筆頭と言っていいでしょう。
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概ね、kayak55でラインナップしているパドルの重量計測、こんな感じになりました。こうなってくると、いよいよスーパーソニックのストレートモデルの重量を測ってみたかった・・・おそらく今日挙げた中でも最軽量だと思います。
最初に書いたとおり、パドルは個々の趣味の道具なので軽さだけでは推し量れません。ブレードデザイン、シャフトの太さ、もちろん値段も大事だし、ブレードの色だって大事な要素。
どのパドルが一番いいということは言えないです。人によって一番いいパドルは変わってきますから。
でも、そのパドル選びの中の要素のひとつとして上記の重量も参考のひとつにしてみていただければと思います!
パドルはカヤックアングラーにおいてエンジンにもなり舵にもなる・・・まさに命を預ける相棒です。自分にベストなパドルに出会えれば、それはカヤックフィッシングがより楽しくなるし、とても幸せなことですよね!