昨日も書きましたが、緊急事態宣言延長になるそうですね。
私は緊急事態宣言中はカヤックフィッシングを自粛している状況です。
当初の5月6日の目標に向かって自粛をがんばっていたので、急に先に延ばされて気が遠くなりそうにもなりました。
でも、ここからの残り一ヶ月をみんなでがんばって感染拡大を減らせば、解除が見えてくるはず。(そう信じたい)
すぐには遠方のフィールドへ行くことができないかもしれません。でも、今がんばれば6月からは近場のフィールドからカヤックフィッシングは復帰できるはず。(そう強く信じたい!)
今は我慢の日々がつらく感じるかもしれません・・・・
でも、よく考えれば!
天候に左右されるカヤックフィッシング、これまでだって自分の休みごとに海が荒れて4週連続で海に出れなかった〜とかはけっこうあることだと思います。
そう考えると・・・・そう遠くはない!と思えなくもないです。
自粛生活がんばりましょう!ホエールです、こんにちわ。
さて!
そんな、そう遠くない未来のカヤックフィッシングに向けて、新艇や艇の買い替えを考えている方に・・・
バイキングカヤックから良いニュースです!
国産のバイキングカヤックはご注文をいただいてから1艇1艇お作りするので、基本的に在庫切れということがないのですが、色によって原材料が切れてしまって入荷待ちとなることが稀にあります。
昨年末〜2月までおこなっていたバイキング冬のキャンペーンで大変多くのご注文をいただき
グラニット
ウォームレッド
の原材料が在庫切れとなってしまっていました。
そしてこのコロナウイルスによって物流がストップ・・・・原材料の入荷が遅れてしまったのです。
しかし!このたび、原材料の入荷がありまして
グラニット
ウォームレッド
製造可能になりました!
つまり、現在はバイキングカヤックは全てのカラーでご注文いただける状況となりました。
2分割
3分割
(忍以上のレングスの艇)
単色
(8,000円アップ)
からご自由にカラーを組み合わせてご注文いただけます。
ぜひ、コロナ終息後に向けてご検討いただければと思います!
※2色以上の組み合わせではカラーとカラーの境目は混ざり合ったり、色が飛んだりという形になりますので予めご了承ください。
どうしてそうなるのか!?
製造過程の詳しい部分は企業秘密になるのでご紹介はできませんが・・・
バイキングカヤックは静岡県清水の工場で、アレックスさん、スタッフのアズマさんによってご注文いただき次第、1艇づつ作られます。
納期は工場の混み具合で変わってきますが、概ね2週間前後で完成・発送となります。
清水工場の模様
バイキングカヤックがどう作られるのかですが、
原料となるのはポリエチレンのパウダーです。
ごく簡単にいうと、そのパウダーを金型に入れ、熱で溶かして、冷えて固まったものがカヤックになります。
その原料のパウダー自体に最初から色がついています。
例えば、
前側ティール、中央ホワイト、後側ピンクの忍を例にすると
忍の形をした原寸大の金型の中に前からティールのパウダーを全体の1/3の重量で、中央にホワイトのパウダーを全体の1/3の重量で、後側にピンクのパウダーを全体の1/3の重量で順番に入れていきます。
そのまま焼けばくっきり境目が出るのですが、複雑な形のカヤックの型全体をある程度、均一な厚さにしなければならないため、型自体を動かしながら焼いていく形となります。
その時、パウダーが移動して色の境目がグラデーションとなったり、一部飛んでしまったりするのです。
このパウダーの混ざり具合は一艇、一艇、出かたが違う形となります。
気温、湿度、季節によっても色の伸び方が若干違ってきます。
ですので2色以上のカラーでバイキングカヤックを作る場合は、上記製法上、色の境目については明確な指定はできず、焼き上がってみないと・・・としか言えないところになるわけです。
逆に言えば、2色以上のカラーを使ったバイキングカヤックは、たとえ同じ色のオーダーの方が他にいたとしても厳密にはそれぞれが世界に一艇だけのカラーになるわけです。
もちろんカヤックは大きいものですから機械を使うわけですが、1艇1艇、アレックスさん達がつきっきりで作っています。仕上げや艤装はもちろん手作業。
そこにソウルがやどります!
ここにロマンがありますよね!
メイドインジャパン、作っている人の顔が見えるカヤック。
私ホエールも自分自身が命を載せてずっと乗り続けているから本当にオススメできます。
あ〜はやくバイキングカヤックで浮きたいっ!