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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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近所の早朝散歩で鯉を釣る

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マックのトミカ・ハッピーセットの第二弾がスタート!

 

早速2つ購入!

あいかわらず嫁さんが引きの強さを見せ、かぶらなかった。

 

スープラとCX-5パトカーゲット!

ホエールJr.も意味は分からないだろうけど大満足。

 

CX-5はマツダだけに広島県警、さすがトミカ・・・芸が細かい。

 

さて!

 

緊急事態宣言中はカヤックフィッシングを自粛すると決めた私ホエール。

 

基本、家とkayak55のお店の往復のみという生活です。

 

ステイホームは重々承知です。

 

でも、さすがに身体がなまるので、誰にも合わない日の出からの散歩は2日にいっぺんぐらいしています。

 

その散歩ルートの途中の近所を流れる小規模な川。

 

その川に鯉がたくさん泳いでいるのを発見してしまいました。

 

いるいる〜しかもデカイよ。

 

そうなると・・・・釣りたくなるのが釣り人の性分です。

 

釣りの感覚もさすがに2ヶ月もやらないと鈍りまくるわけで、その感覚を失わないためにも、この鯉を散歩の途中で狙うことにしました。

 

散歩ついでの朝5時〜6時の1時間だけのトレーニングです。

 

いつもは近所のちょい釣りはフロッグのホリデーマイスターを使うのですが、今回はちょっと広範囲に探らないと難しそうなので・・・・

 

フロッグさんからお借りしているプロトタイプのフライロッドを投入します

 

このプロトタイプのフライロッドは5.6ftクラスの超ショートレングス。おおよそ#6〜#8のフライラインに対応するパワー。本来はバスバギングに使うためのフライロッドです。

 

本来なら、このロッドを持ってカヤックからバスを狙っている時期なんですが・・・・(涙)

 

ただ、相手が鯉ならば、このロッドのパワーを存分に試すことができるでしょう!

 

今年に入ってからホリデーマイスターで水元公園ではミミズで鯉を釣り、別所沼では蒸しパンで鯉を釣ったのですが、今回は都市型河川の鯉がターゲット。

 

都市型河川での鯉、餌は食パンです!

 

今回は、いわゆる「パンプカ」の釣りで狙ってみます。

 

なぜフライタックルを持ち込んだかというと、パンを手で投げ入れたときにフライラインは太くてラインの取り回しがいいからです。

 

ちなみに、パンをつけた針をフライキャストはできません。パンがすっ飛んでいきます(笑)

 

今回はバスバグテーパーのフライライン#8を使用。

 

リーダーはシマノ・BB-Xフローティングラインを使用

8号と4号の2段階ブレイデッドリーダーです。

 

フライラインに8号のフローティングラインをループトゥーループで接続。8号のフローティングラインと4号のフローティングラインはトリプルサージェンスノットで接続。

 

フックは鯉用のスレバリの小さめのサイズ。(号数忘れましたが、たぶん7号)

小さくないとパンに隠れないためです。5回巻きの外掛け結びで接続。

 

なぜフローティングラインなのかですが、パンを極力ナチュラルに流すためです。

 

パンを浮かせる釣りにおいて、リーダーが沈むのはよくない。鯉が近づいてきたときに沈んだラインに触るし、フロロなどだとパンを水中に引っぱる力が強くかかってしまうからです。

 

このライン、緊急事態宣言明けにはカヤックからのバスのトップウォーターフライフィッシングでも使おうと思っています。

 

そして、メインとなるリアル・ブレッドは!

 

今回はパスコ・超熟でいきましょう〜

 

食パンだったらなんでもいいのですが、鯉は甘さを感じる能力が高い魚らしい。ということは、小麦と卵と牛乳だけのようなオーガニック的な食パンよりも、成分に砂糖やバターが入った食パンの方がいいのではないか!?

 

都市型河川の鯉はパンを模したフライでも釣れるのも事実ですが、今日はまずはパンそのもので釣ります。

 

天気が悪くなくて寝坊しない日は散歩をするので、緊急事態宣言が明けるまで時間はたっぷりあります。フライは今後投入していく予定。先は長い自粛期間、じっくりいきましょう。

 

とにかく散歩のついでの短時間の近所の釣りですから、まずは釣らないとお話にならないですからね!

 

フィールドに到着。鯉はうようよ泳いでいます。

 

まずはキッチンバサミで超熟を細かく切り、鯉をびびらせないように、そ〜っと水辺に近づき、3〜4個のパンのかけらをチャンミグとして投げ入れて様子をみます。

 

鯉はうようよいるのに・・・・

 

ガン無視(笑)

 

一見、都市型河川で鯉がたくさんいればパンを入れれば爆釣だと思っちゃいますよね。

 

でも現実はそう甘くはない!

 

産卵を意識している個体や定位してボトムに張り付いている個体はまず水面のパンに反応してくれないです。

 

そんな中、ときおり回遊してきた鯉がチャミングしたパンをパクっと食うシーンが出てきました。

 

20匹に1匹ぐらいの割合でしょうか、浮いているパンに反応する個体もいるようです。

 

そういう鯉はチャミングしたパンを食ってはまた離れて、もう一回戻ってきては他のパンを食うというヒットアンドアウェイを繰り返します。

 

いただいた!

 

が・・・・

 

僕のフックがついたパンには・・・

 

鯉が近くまで寄って来て・・・・反転!

 

鯉がパクっと一瞬触って・・・・・食い切らない!

 

僕の影が見えたのか?・・・・・寄ってきたのに食う前に逃げる!

 

ラインが見えるのか、フックが見えるのか?はたまたラインによる微妙なドラッグがかかっているのが分かるのか?たぶん何かしら違和感を感じると口に入れきらないようです。

 

鯉ってかなり賢い。

 

パンプカの釣り、けっこう難しい。

 

これはぜんぜん簡単ではないぞ。

 

産卵を意識して食わない個体が多い時期ということもあるのかもしれませんが、そう爆釣できるシロモノではないのはよくわかりました。

 

なんだかんだで1時間近く経過。

 

すると・・・・遠くから回遊してきた鯉がスーッと僕のパンに近づいてきて・・・

 

パクっ・・・

 

食った!

 

食った、食った、ようやく食ったーー!!

 

ファーストダッシュからものすごい重量感とダッシュだ。近所のビッグゲーム・・・鯉、最高じゃないか。

 

それでもフロッグのプロトのフライロッド、ぜんぜん負けてないぞ。

 

ただ、問題は僕のフライリール・デルタ5はドラグを最大数値にしても鯉クラスの引きだとどんどんラインが出ていくのでリールファイトはできない。

 

基本、手でファイトです。これがなかなかの手応えでラインが持っていかれる。

 

リールではなく、手でファイトする、この究極のダイレクト感がたまらない!

 

水中の杭に近づいたりして危なくなったらラインを指でしっかり止めて、走らせた方が良い場合は少しづつラインを指の中で滑らせて出していく人間ドラグをかける。

 

すべてが自分の手の加減次第!

 

これはもうやみつきだ。

 

8番クラスのフライロッドならパワー的に鯉に失礼じゃない、ラインもリーダーもファイトをしていて不安を感じない。

 

上げられるはずだ!

 

じっくり寄せてきて・・・・

 

ガンナーネットJr.ディープタイプでランディング!

 

いや〜・・・・しびれたぜ。緊急事態宣言から一ヶ月カヤックフィッシングご無沙汰なわけで、久々にしびれる釣りを味わえた!

 

サイズはこの前公園で釣った鯉と長さは同じぐらいの60UPといったところ。

でも、体高が1.5倍ぐらいある。引きの強さは体感で5倍(笑)

 

さすがは都市型河川のバイオな鯉でした。

 

ありがとう〜

 

この時点で朝の6時。緊急事態宣言下ですから、そろそろ散歩の時間も終了します。

 

たった1時間の散歩のついでの釣りで、これだけの難易度、そして手応えが味わえる釣りはなかなかないと思う。近所の鯉釣り、いいです!

 

ただ、やはりリアルなパンを餌にすると、フライキャスティングの楽しさ・気持ちよさが味わえないのがたまにキズ。次回からは自作のパンフライも投入していこうと思います。

 

今日遊んでくれた川と鯉に・・・感謝!

 

緊急事態宣言中は散歩ついでの早朝1時間だけ、近所の鯉を極めていきたいと思います!


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