コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言下、kayak55実店舗は通常営業ながら、スタッフ1名体制での営業となっています。
昨日はチャン松君がお店番で私ホエールがテレワークでした。
家にいるとどうしても・・・・おやつをついつい食ってしまいます。
ブルボン・ミニベイクドチーズケーキ
やっぱりブルボンは間違いない。もちろんチーズケーキとは違うわけですが、お菓子でこれだけのチーズケーキ感を再現するのがすごい。
これがいわゆる巣ごもり消費、そしてコロナ太りってやつか・・・
さて!そんな中でも国内のコロナウイルス新規感染者は確実に減少しているのは本当に良いことだと思います。
県によってはもう少しで緊急事態宣解除が見えてくるところもあると思います。
今後、先立って解除になった県にお住まいの方は、遠方への移動はまだ遠慮しなければいけないとしても、きっと近場のフィールドから皆さんカヤックフィッシングに復帰されていけるはずです。カヤックフィッシングはもともと3密とは遠い趣味ですから。もうトンネルの出口は・・・近い!
ちなみに、僕が住んでいる埼玉県やkayak55のある千葉県などはまだまだ解除は見えません。まず、緊急事態宣言延長期限の5月末日までは自粛期間が続くでしょう。
なので・・・僕の場合はしばらくは・・・
いつもの早朝散歩ついでの近所の川での1時間限定の鯉釣りが続きます(笑)
はやく最終テスト段階のコルジグや昨日ブログでアップしたタラッサのフックシステムや、ベイゴーゴーのプロトミノーを海に試しにいきたい。カヤックフィッシングにいきたい。フロッグのプロトフライロッドでカヤックからバスも釣りたい。
でもこうしてみんなが我慢しているからこそ、感染者が減ってきているのですから。今は我慢が大切な時期。あとちょっとこらえていきましょう。
この日もそんな朝の散歩ついでのちょい釣りのレポートです。
前回、超熟のパンプカで60アップをゲットし、次は自作フライで釣り上げたい!
ということでパン型フライ「バシフナ・ブレッド」を投入します
ちなみに・・・スポンジにフックを刺して接着剤でズレないように固定しただけです(笑)
ケイヨーD2に家の買い物に行ったついでに、いろいろなスポンジの中から、パンに色合いやソフト感が近いものはこれかな!?いや、こっちの方が!?と選びました。こういうのもコロナウイルス下でちょっとした楽しみになります。
実際の釣りを想像しながらのフライづくりは、ステイホームの時間を楽しく過ごせます。
やっぱり釣りって心のオアシスです。
さあ、朝の散歩スタート
カヤックを漕げない運動不足を補うほどの運動量ではないですが、少しはストレス解消になります。
日の出から歩き始めて、途中の川で1時間だけ釣りして帰る。これがルーティーン。
日中のジョギングよりもずっと他の人に迷惑もかけないし、さすがにこの時間、誰にも会わないので感染リスクはかなりゼロに近いと思う。(帰りの時間の頃には散歩やジョギングの人が少しいるからすれ違うことはあるけど)
今はこれだけが僕の釣りです。
ロッドはフロッグのプロトフライロッド8番クラス
リールはアブ・デルタ5
フライラインはエアセル・バスバグテーパー7-8番
リーダーはシマノBB-Xフロートライン8号+4号ブレイデッド
この中で、フローラインをパンプカの鯉釣りのためにあたらしく使い始めたのですが、リーダーが浮くことが、こんなにも水面の釣りで使いやすいとは思いませんでした。カヤックフィッシングに復帰しても、バスのトップウォーターフライフィッシングではこのリーダーシステムを使おうと思います。
カヤックに出れなくても、やっぱり釣りをしていれば新しい発見がある!
そして、川に到着。
いるいる、今日も鯉がたくさんいるよ〜
でも、このへんの群れている鯉はほぼパンに反応しないんですよね。その周りで回遊してくるやつが狙いとなります。
食パンをちぎってチャミングして、水面のパンに反応する個体がいればチャンスです。
ここの川の場合、パンに反応する鯉は20匹に1匹ぐらいです。
トップで釣るのはどんな釣りでも難しいものです。
しかし、今日はさっそくパンを食う鯉を発見!いきなりチャンス到来か!?
バシフナブレッドをキャスト!
パンを食う鯉は1つ食ったら、またぐるっと泳いで、次のパンへ・・・というのを繰り返すので、そのルートを先読みしてフライを投入しなければなりません。これが面白い!
パンそのもので釣るのもいいのですが、パンそのものではフライロッドでキャスティングはできない(フックから外れて吹っ飛んでいく)ので、やっぱりキャスティングまで楽しめるフライの釣りの方が僕には楽しく感じます。
鯉の動きは全て視認できています、サイトフィッシングだからまた面白い。
撒き餌のパンを食って・・・・
僕のフライに近づいてきた!!
バイト!!
乗らない!!
いや〜一瞬触れて、すぐに異物感を感じたのか?食い切らなかった〜!!
それでも、自分の作ったニセモノのパンに鯉が食うのが見れただけでも嬉しいものです。やっぱりパン型フライの釣り、いい。これはまさにトップウォーターゲームだ!
ただ、このあと3回ぐらいバイトチャンスはあったのですが、鯉がフッキングするまでに至りませんでした。
フライを見破られている
ちょっとサイズが大きすぎたかもしれません。浮いていることをアピールはできるのですが吸い込んだ時に浮力が高すぎるのだと思われます。これはちょっとフライを作り直さないといけない。
おそらくボディがもう少し沈み込んでいた方が良いと思われます。
どうも今日作ってきたフライでは勝負にならないことがわかりました。それもまた収穫です。
釣りはトライアンドエラーの積み重ねで釣果という結果に至るもの。自分でたどり着くことが重要だと思う。いきなり正解ではツマラナイ。
ここでついに今日持ってきたフライで釣ることは諦めました。フライはまた作り直してトライすることにしましょう。
近所の散歩ついでの1時間の釣りです。あまり時間がない。とりあえず1匹釣ろう。
ここは禁断の
リアルブレッド(パンそのもの)
を投入することにします(笑)
リーダーの先にフライではなくヘラスレの7号(だったと思います)に結びかえるだけ。この針を食パンの中に隠すように刺して、チモトを少し握って固定します。
とはいえ、リアルブレッドも甘くないです。そう簡単には釣れるもんじゃないのです。
見に来てはターン
くわえてもフッキングまでいかない
アワセがすっぽ抜ける
なかなか釣れてくれない。
パンプカの釣りも甘くない!
ワンド状の溜まりには鯉がたくさんいますが、ついに撒き餌のパンに反応する個体がいなくなってしまいました。そこで、下流の流れの方にポイントを変えて、パンを流します。
フレッシュなポイントというのが良かったのか!?
ついに・・・
ヒット!!
と同時に猛烈なダッシュ!!
いや〜たまらん、近所のちょい釣りでこの豪快なファイトが味わえる鯉はやっぱりたまらん。
下流には杭がたくさん入っているので、このままでは巻かれてしまう。
フライラインを指で完全にロック、フロッグのプロトフライロッドのバットで安全なワンドの方に誘導してきます。
うまいことワンドの中に鯉を導くことには成功しましたが、ここからがすごかった・・・・
先日の60アップの鯉をはるかに凌ぐパワー!なかなか足元まで寄ってくれません。
リーダーがテンションが掛かりすぎなチリチリと音を立ててきたら、少しずつ指の抑えを緩めてラインを出してあげたり。
鯉がぐるっと回ってチャンスと思えば、一気にテンションをかけてバットで寄せてあげる。
リールを使わずにファイトすれば、全てが手でのファイト。フライタックルは究極のダイレクトだ。
渾身のファイト!
足元に寄ってきた鯉をランディングネットに入れようとすると、また猛ダッシュして離れていく。
一進一退
なんて最高なのだーー!
そしてついにランディングに成功。
これは・・・めちゃくちゃ重いぞ〜!
鯉、70UPゲット!
いや〜・・・さすが都市型河川のバイオな鯉。ぶっといです。ぶっとすぎます。
ナイスファイトをありがとう!
70アップでこのファイト・・・いったい80アップ、90アップはどうなっちゃうのだろうか・・・・。
重っ!!
感謝を込めて水面まで降りて優しくリリース。
ナイスファイトをありがとう!
今日は自作フライ「バシフナブレッド」でもバイトはもらって収穫もあったし、リアルブレッドで70アップが釣れて大満足な近所のちょい釣りでした。
コロナウイルスでカヤックフィッシングができない中でのトレーニングとして始めた近所の鯉釣りですが、これは想像以上の面白さです。
緊急事態宣言が明けてカヤックフィッシングに復帰できた後も、天候悪くカヤックが出せない時はいろいろなフィールドに行って鯉をやり続けてみたいと思うようになっています。
さあ、これでリアルブレッドの鯉釣りは一旦終えます。結果が出るまでに時間はかかってもいいです、次からは自作フライ「バシフナブレッド」縛りでしばらく通ってみたいと思います。
今日遊んでくれた川と魚に・・・・感謝!
今回のヒットパン
ファミリーマート
ほんのり甘くてやわらかい食パン