私ホエール、8月15日・16日は2日間夏休みをいただいておりました。
(kayak55のお店は休まずチャン松君にやってもらっていました)
この2日間は、とにかく普段どうしても一緒にいる時間が少なくなってしまうホエールJr.との時間にさせてもらいました。(コロナ感染拡大防止のため実家への帰省も自粛)
おかげさまで、すっかりいたずら坊主になってきています!
わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい!
丸大ハンバーグ!(昭和世代〜)
さて、その2日間のおやすみ明けの昨日17日、さっそくカヤックフィッシング復帰です。ここからまたフィールド通いがスタートしていきます。
ここのところの猛暑が強烈すぎます。あまりにも暑い。この日も猛暑予報です。
熱中症予防のため、9時までの朝練とします!
冷やした水分を豊富に持っていくのはもちろんですが、塩分も持ち込みます
お盆明けですが、いい凪予報なのでフィールドには数艇のカヤックが!
マンタレイプロペルの弊社のお客様、ホビーカヤックのたらばすさん、スキマー140にkayak55のステッカーを貼っていただいている素敵な紳士のアングラーさんにもお声かけていただきました。
さらに・・・
ファルトのヒロさん!
ヒロさんは、もう何年前でしょうか!?かなり以前に雑誌「磯投げ情報」でのカヤックフィッシングの取材を受けた時にご一緒させていただいたんですよね。
その頃、ヒロさんは水産系の大学の学生だったんです。(その頃、私ホエールはすでにオジサン)
それが今や立派な社会人、そしてカヤックフィッシングしまくりのイケナイ大人になっていました(笑)
数年ぶりの再会に感動です!
今日は僕のターゲットは・・・・
シイラ!
やっぱり夏の間に釣っておきたいターゲットです。
なので今日は基本トップ縛り
アトール・フラックフライ145、アトール・フラックフライ110、フロッグプロダクツ・スキマー
まあ、シイラはけっこう水物の魚ですから、まったくもって雰囲気を感じなければジグを落とすかもしれません・・・。
とはいえ、9時上がりとなると実釣は約3時間半ですから、あまり浮気をしてると二兎追う者は一兎も得ず状態になりそうです。なるべくトップを投げ続けていくないでしょう!
日の出すぎにGO!
今日は本気のバイキング・プロフィッシュ45(キュベレイ号)で挑みます!
いや〜鏡のようなベタ凪です。シイラ発見しやすいのでいい条件と言えます。
満潮潮止まりからの下げを狙えるいい時合いだし、今日はいただいたか!?
・・・・逆に言うとこの風の無さは日が上がってきたら灼熱地獄になるぞ。ほんとに短時間勝負だ!
短時間勝負は朝イチに1本出てくれれば精神的に楽になりますが、釣れないままに1時間、2時間と過ぎていくと追い込まれていきますよね〜。そのしびれる感じもけっこう好きです(ドM)
今日はどうでしょうか!?
ところどころで鳥が低空飛行をしてベイトを探していますが、鳥もまだ水面のベイトを見つけられていない雰囲気です。下げ潮が効きだしてどうなるか。
まずは大きいプラグで探していきます。
アトール・フラックフライ145、いけ〜!
僕のロッド、KFゴルゴはスペック上、一応キャスティングウエイトは1ozとなっています。アトール・フラックフライ145は38g、微妙にウエイトオーバーですが、あくまでも自己責任ですがフルキャストではなく若干やさしくキャストすればなんとかなります。
フラックフライ145はかなりいいです。110よりもボリュームがあり浮力が強いので水押しが強いドッグウォークができます。
広大な海でシイラを探していくとなるとアピールが強いルアーの方が効率がいいです。ボリューム的には関東のイワシよりは大きいですが、小鯖ベイトにはベストマッチ、トビウオに比べれば小さい、シイラにはちょうどいいサイズのルアーと言えます。
そして、浮遊物とかボイルとか「ここぞ」というポイントでの食わせの釣りでは、フラックフライの110やスキマーで狙っていきましょう。
このベタナギの海でこれだけアピールしていれば、シイラが近くにいれば発見して飛んできそうですが・・・・
バイトが出ない!
これがシイラ釣りの難しいところです。大挙して群れがいればもういやになるぐらい釣れることもあるけど、群れが薄い、ベイトが浮いていないとなかなか釣れない。もしもシイラがまったく抜けてしまっていれば当たり前ですがまったく釣れない。そもそも来た日にシイラの群れが入ってるかどうかで決まる、運の要素も強いターゲットです。
開始から1時間近くやり続けてもまったく釣れないので、悟りました。
今日は群れが薄くて厳しい!
ここからはトップウォーターを投げ続けるモチベーションが問題になってきます。
でもトップを投げないものにはトップでは釣れないのです。
漕いでは投げ
漕いでは投げ
漕いでは投げ
キープパドリング&キープトップウォーターキャスティング!
途中、ボトムにいい反応が出ると、一瞬浮気してジグを何度か落としたのは内緒です
(しかもまったくアタリはなかった!笑)
その漕いでは投げも漠然とでは運だけに頼ることになります。
◆魚探の表層付近にあるベイト反応
◆潮目
◆浮遊ゴミなどの漂流物
これらを探しては止まって投げる!出なくても続ける!少しでも可能性が高そうな場所に漕いで投げていれば、確率が上がる、それをやり続けるしかない。
潮目を見つけたらすぐに漕いで向かう!
シイラはミノーでもジャークベイトでもジグでも釣れますが、特にこうやってシイラを探していくにはトップが最適だと思います。魚がバイトしたら追ってきたらそれを視認できるので、シイラの存在を見逃さない。
しかし、無情にも時間は刻々と過ぎ去っていきます。
開始から2時間近くノーバイトのまま経過。
すると・・・
浮遊ゴミのあるエリアに到達
ここも見逃してはいけないぞ。ルアーをフラックフライ145からピンポイント狙いで食わせのフラックフライ110にチェンジ。
フラックフライ110はフックがトレブル3番。シイラにはフック的にはちょっと弱いです。
ハードなタックルでトレブル3番フックでガチファイトをすればすぐにフックが伸ばされてしまいます。
ただ、僕はKFゴルゴというライトタックルです。ラインもPE1号クラスで細いためそもそも無理をしないファイトになりますのでバランス的には3番フックというのはタックルバランス的にはマッチしてきます。(リーダーはフロロ5号)
シイラの遊漁船でこのタックルで釣ったら怒られます。シイラが走るし、ファイトに時間がかかりすぎます。でもカヤックであれば自分のペースでファイトができるのでなんとかいけます。これまでもメータージャストぐらいのシイラはKFゴルゴで釣っています。
さあ、こういうとこ、シイラついてないの?いるでしょ!?
バイトもチェイスも無い・・・・
今日はもうダメなのか・・・・
ちょっと浮遊ゴミの外側エリアに移動・・・
突如ボイルが発生!
急に魚が浮いてきた。これこれ〜コレを待っていたのだ!
さあ、あとはルアーを食うかどうか。ベイトはたぶんイワシだ、このままフラックフライ110でいこう。
食うか!?ボイルにフラックフライ110を投げ入れる・・・
高速ドッグウォークでベイトが追われてパニックになっているように演出!
食え!
食え!
食え!!
食ったー!!
苦節2時間、ノーバイトからのヒット。嬉しい〜
左舷から右舷にシイラジャンプーー!
最高だー!
掛かった瞬間はペンペンかと思ったのですが、このシイラ、レギュラーサイズでした。なのでよく引きます。万力とも呼ばれる豪快なファイトを堪能しますよ〜
カヤックがぐんぐん回されるファイト、これこれ、夏はこれを一回はやっておきたいのです。
たぶん10分ぐらいファイトして、ようやく黄色く輝く魚体が上がってきました。
よっしゃー!今季初モノキャッチ!
僕は魚種によってはネットを使わないでボガランディングをするのですが、シイラは暴れて危ないですから、シイラにはかならずネットを使います。
ガンナーネットJr.ディープタイプは深いので安全にランディングができます。ただ1点デメリットとしては、ネットが深すぎて魚が小さく見えること(笑)
シイラ約80cm、獲ったどー!
いや〜良かった良かった。トップ投げ続けて良かった。
一瞬のボイルを射程圏内に捉える確率を上げるのは、やっぱり漕いで良さそうな場所に浮いていることが大事だと思います。漕いでトップ投げてバイト出なくて・・・それを繰り返すのは体力的にも精神的にもけっこうキツイですが、それをやっていると確率が上がると思います。
しかし、その後もやり続けますがバイト出ず、ボイルも見渡す限り出ず・・・
朝8時を回るともう灼熱になってきました・・・
キンキンに冷やした水を飲み、頭からかぶってクールダウンします。
予定していた9時が近づき、朝練終了!
いや〜朝9時すぎでもう片付けが暑くて辛い。なんたる夏だ・・・・もう少しでこの暑さも落ち着くとは思いますが、あと1週間ぐらいはカヤックフィッシングでの熱中症超注意の日々が続きそうですね。
わずか1匹でしたが、短時間でも来て良かったです。
今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!
獲物一匹ゴミ一個運動