こう暑いと・・・・
香り高い良質な蕎麦が美味い!
(コンビニじゃん!しかもゆで卵追加!笑)
信じられない暑さが続いてますが、予報によると今週末あたりから暑さがゆるんでくるようですね!
もちろんまだまだ熱中症には注意を払わないといけないのですが、ここのところの最高気温35℃以上の酷暑からすると最高気温30℃ジャストぐらいは天国に感じることでしょう。はやく涼しくなれー!
さて!
今日はお知らせです。
kayak55がオリジナルで作っているベイトロッド
KFゴルゴ
前回生産分が売り切れてからお問い合わせも何件かいただいておりまして、予定ではこの夏には!という回答をさせていただいたりしていたのですが・・・
このロッドを作っていただいているブランクスさんから連絡がありまして・・・・
コロナの影響でロッド生産スケジュールが遅れに遅れているとのことです。
一時、ガイドの供給不足が起こり、それが響いてしまっているそうです。
ブランクスさんはメイドインジャパンでロッドをマンドレルから作っているロッドメーカーさん。
自社ブランドのブランクスやロベルソンといった商品はもちろんですが、大手メーカーさんのロッドやショップさんのオリジナルロッドのOEMもやっています。
ブランクスの宇田さんの作るロッドは本当に素晴らしく、しかも細かいマニアックな設定にも応えていただけるので、引く手あまたなんですよね。(まさにKFゴルゴはその一例、とんでもなくマニアックです・・・・)
当然ですがガイドが無ければロッドが組めませんから、全体的な各OEMロッド生産のスケジュールに遅れが発生しました。
現在はガイドは入荷してロッド製造ができるようになっているそうですが、各社のロッドの生産遅れに押される形でゴルゴの完成もだいぶ遅れてしまうことになりました。
今回のコロナ・・・こればかりはしょうがないことです・・・・。
KFゴルゴはカヤックフィッシングでテストを繰り返して作ってきたロッドで、自分自身の分身のような存在です。長さやパワー、グリップの形状や長さ・・・狭いカヤックの上でストレスなく快適に使える設定を目指しました。
こんなマニアックな設計はブランクス宇田さんのハンドメイドでなければできないと思っています。
KFゴルゴは2013年の発売以来、一度も仕様変更をしていません。
逆に言えばそれぐらい完成度が高いロッドだと自負しています。開発期間、カヤックからテストを重ねて試作品を何度もボツにしながら作りあげました。
スパイラルガイド
ロッドががっつり曲げられた時にもラインがブランクに当たらずラインブレイクを防ぎ、シャクった時の糸ふけがロッドティップの上に乗ってきてもトップはガイド下向きなのでティップ絡みしにくい。
2種類のリアグリップが付け替え可能
バスやシーバスゲームでカヤックに乗った態勢では手返しよくバンバン撃っていく時にシングルグリップが使いやすい。でも今どきのロッドにシングルグリップはほぼ皆無です(オールド系トップウォーターロッドを除く)どうしてもシングルグリップは欲しかった。でもジギングでは脇や肘にグリップエンドを当てられるダブルグリップが必要。どうしても1本のロッドで両方やるとなるとグリップ付け替えが必要でした。
極端に長いフロントグリップ
(ランディングアシストグリップ)
カヤックでランディングする時は艇の横まで魚を寄せないといけません。大きい魚をライトなロッドで寄せようとするとロッドが立ち気味になります。その時にライトなロッドではティップだけがしの字に曲がって破損の可能性が高くなります。この長いフロントグリップを持ってロッドをなるべく寝かせたまま弓矢のように引くとベリー〜ティップに負担をかけずにランディング態勢に入れます。また、バーチカルで真下にいる大型魚とのファイト時にもロッドを立てると破損の危険があり、この時にロッドをなるべく水平を保ってリフトする時にも長いフロントグリップ部に下から手を添えるとやりやすいです。
PE1号クラスのラインで上げられる範囲のターゲットであれば、1本でいろいろな釣り方をある程度こなしてくれるというのが魅力となっているロッドです。
あくまでもPE1号クラスのターゲットが基準です。常識的に考えて1本のロッドでできる範囲はおおよそ決まってしまいます。
例えばKFゴルゴでワカサギを釣るのは無理があるし、KFゴルゴでビッグトップウォータープラグで20キロのヒラマサを狙うとかは無理なわけです。
また、正直、特定の釣り方に特化して釣りに取り組んでいるカヤックアングラーの方ならそれぞれの専用ロッドの方が優れています。
KFゴルゴの特性は1本である程度カヤックフィッシングの王道的な釣りはこなすところ。これは多くのタックルを持ち込めないカヤックフィッシングにおいて、ひとつ戦力になるロッドになることは間違いないと思っています。
僕自身がたいていこのロッド1本だけ積んで様々なターゲットを相手に釣りをしているのでそこは自信を持って言えることです。
キャスティングのバス、シーバス、エギング、先日のワインドやファンジグなどのワーミングの釣り、太刀魚釣りや、他にもメータージャストぐらいまでのシイラなら使えています。バーチカルではジギング、スロージギング、ティップランエギング、タイラバ、スーパライトジギングまで1本で使ってきました。餌釣りでもひとつテンヤであったり、アマダイなどの比較的ウエイトのあるオモリを使ったものまで・・・専用ロッドほどでないもののどれもこなしてくれています。
予定より大幅に遅れますが、またロッドの完成が近づきましたら追ってこのブログでお知らせいたします。
もしもKFゴルゴ次回生産時に買おう!と思っていただいている方がいらしたら大変申し訳ありませんが、上記の理由による製造の遅れにつきまして、何卒ご理解いただければと思います。