Kayak55のギアインプレッションのコーナー用のブログになります。
ギアインプレッションは「実際に僕自身が使い込んだ上でコレはオススメ!」というアイテムをご紹介するコーナーになります。
(各アイテムをクリックすると結果、このアメブロに戻ってきます!笑)
今日ご紹介するのは・・・
レイルブレイザ・Gホールド75mm
ギアインプレッションのコーナーをそろそろ更新したいなと思い、さて、僕が海のカヤックフィッシングに出る際には絶対に積んでいくものは何かな?と思い返したところ・・・
このGホールド75mmを海に出る時に忘れることは絶対に無いなと!
なぜかというと、僕はこのGホールド75mmをスペアパドル積載用に使っているからです。
レイルブレイザ・Gホールドとはいったいどういうものなのか。
Gホールドにはサイズが3種類あります。
左から35mm、50mm、75mm
半円の受けにラバーのベルトがついているアイテムです。
使い方に決まりはなく、アイデア次第という感じのアイテムです。
僕は35mmをロッドのちょい置き用に使っています。他にもボガグリップをちょい置きしたり、タモの柄を置いたりしてもいいと思います。僕は50mmは使っていませんが、止めたいモノによっては50mmがちょうどいいというケースもあると思います。
あくまでもラバーベルトは簡易ロックで、たとえば激しく沈した時などに絶対に取り付けたものが絶対に飛んでいかない保証はないですが、ラバーベルトにある程度のテンションがかかっていればかなりがっちり止まる印象です。
上記いずれのGホールドを取り付けるにも、まず大前提として、レイルブレイザのベースマウントがカヤック側についていることが必要です。
スターポート
スターポートHD
サイドポート
クイックポート
などなど、これらカヤック側にがっちりと取り付けたベースマウントが必要です。
この中でGホールド75mmを僕はスペアパドルの固定用として使っています。
サイズが2ピースのパドルを2本束ねたものを固定するのにちょうどいいのです。
僕が自分で所有している艇はプロフィッシュ45、忍、忍proなのですが、いずれにも同じように取付けができます。
位置は足元先からバウにかけてデッキの上に乗せる形です
(写真では右上、オレンジのマーシャスパドルがスペアパドルです)
パドルもモノである以上、絶対に壊れないわけではありません。初期不良や波にもまれて強い力がかかりすぎたりとか、折れる原因は諸々あると思いますが・・・
もしも沖で1本しかないパドルが折れてしまったら、凪であればシングルブレード状態などでも漕げるかもしれませんが、風が強い時などは一気にリスクとなります。
手漕ぎのパドリングのカヤックでは、壊れるリスクがあるのはカヤック本体とパドルの2つのみです。
足漕ぎのカヤックの場合はパーツが多くなりますので、カヤック本体以外にギア、ペダル、プロペラ、シャフト、ラダー、ラダーレバー、ケーブルなどなど・・・リスク箇所が多くなります。だからこそ日頃のチェックが非常に重要です。
パドリングのカヤックでは、シンプル故にリスク箇所が少ないというのは僕は大きなメリットだと思います。
カヤック本体ばかりは日頃から丁寧に使って、随時チェックを怠らないようにするしかないです。
パドルに関しては、もしもパドルが折れてしまった時のためにスペアパドルを積んでいれば、ひとつのリスクが一気に解消されます。
そのスペアパドルの位置は艇のデザインによっても変わってきますし、人それぞれになります。
スペアパドルの条件は、もしもパドルが折れてしまった場合に、着座位置からお尻を動かさずに即座にスペアパドルを取り出せるようにすることです。
カヤックの上で座った状態で届かない場所にスペアパドルがあっても実際のフィールドでは意味がありません。
カヤックのスペースが限られているなら4ピースパドルを積んでいくのもスペアパドルが無いよりずっといいです。ただ、緊急事態の場合に4ピースを組み立てる手間が増えるため、もし可能であれば2ピースパドルをスペアとして積んでいけるならそれがベストです。
スペアパドルの装備には、リアラゲッジを活用するのも一つです
人によってはクーラーにパドルクリップをつけて固定している人もいます
あと、パドリングのカヤックではできればスペアパドルを艇サイドのパドルホルダーにつけるのは避けた方がいいです。
喫水の高い足漕ぎカヤックではよく見るサイドにパドルホルダーという光景ですが、パドリングのカヤックは喫水が低いので艇のサイドにブレードがくると、海が本当に荒れた時はブレードが波を拾ってバウが思わぬ方向に回ってしまい危険につながると僕は考えています。
サイドにブレードがあると波を拾ってしまう可能性があるのでオススメしません
パドリングのカヤックにおいて、サイドのパドルホルダーはあくまでも陸での運搬時にパドルがころころ転がらないためのものとして使うのがベターです。
そして、僕のオススメは今回ご紹介するGホールド75mmを使った、足先のエリアからバウにかけてデッキ上面への設置です。
この位置だと万が一パドルが折れた場合にも着座位置を変えずに即座に抜くことができます。
Gホールドのラバーベルトを外します
前かがみになるので足を開くのがコツです
あとはパドルの柄を持って引き抜くだけ
スペアパドル確保!
今回の固定方法ですが、プロフィッシュ45の場合は足先の壁面にサイドポートを設置
パドルはブレードの付け根の下あたりで一箇所ベルト類で束ねます
(ロッドベルトでもOK)
ブレードをフロントのバンジーのテンションがかかる場所にくぐらせて
柄の部分をGホールド75mmで止めて、サイドポートに固定
これだけです。
忍や忍proの場合、足元に最初からスターポートが設置されているのでここにGホールド75mmを差し込みます
現行の忍と忍proはバウ側にバンジーコードがないので、アイレッツ2点とバンジー追加します
このバンジーでブレードを固定します
ちなみにバウ側にバンジーコードが標準装備されている旧艤装バージョンの忍は未加工でスペアパドル設置できます。
波打ち際などで波に揉まれたら分かりませんが・・・
スペアパドルを積んだ忍での沈実験でも
このGホールド75mm固定でパドルはがっちり止まっており、パドルが飛んでいくことはありませんでした。
プロフィッシュも同様に沈〜の再乗艇でスペアパドルが飛んでいくことはありませんでした。
Gホールド75mmでのスペアパドル固定、これからプロフィッシュ45や忍、忍proに乗る方の何かの参考になれば幸いです。
プロフィッシュ45や忍以外でも足元にレイルブレイザのベースマウントが打てるスペースがあるカヤックならば同様の艤装ができるかと思います。(難しい場合はまた別の場所へのスペア設置をご検討ください)
スペアパドルは7〜8千円ぐらいのアルミパドルで全然OKです。
たったそれだけで精神的に安心してカヤックフィッシングに望めるのですからとても安い装備だと思います。
長さは、できれば220cm(可能なら215cm)のパドルにすると若干省スペースになるのでオススメです。
Gホールド75mmの話からスペアパドルの話になっていきましたが・・・・
レイルブレイザのベースマウントが打てるカヤックであれば、スペアパドル設置にGホールド75mm、もしよろしければご活用ください。
スペアパドル、積んでいきましょう〜\(^o^)/