知らなかった!!
小学生の自由研究のテーマにカルビーのポテトチップスを選んで、牛乳との食べ合わせの良さを授業の発表で力説したことのあるほどのカルビー好きとして恥ずかしい。
カルビーさん、チップスターに宣戦布告か!
普通に美味い!チップスターより、ちょっとダシ?旨味成分!?が強い味付けだと思いました。
ただ、カルビー好きを自称している者からしても、やはりこのタイプはチップスターだよな〜と思うホエールです、こんにちわ!
さて!
昨日のkayak55ユーストリームで報告させていただいたので、ユーストリームを見ていただいた方には再放送状態になりますが!
10月31日の月曜日に久々にチャン松君と、そして・・・この方と一緒に釣りに行ってきました!
10月31日といえばハロウィン!
アレックスさんはちゃんとジャック・スパロウの帽子をかぶって仮装してきてくれました!
ホエールとチャン松君は・・・すっかりハロウィンということさえ忘れていました(どんだけ世間と隔絶した生活を送っているのだ・・・汗)
そう、今日はバイキングカヤックのアレックスさんと一緒にカヤックフィッシングなのです!
アレックスさんとは毎年、この秋の時期に一緒にカヤックフィッシングをしています。
なぜなら、暖かい時期はバイキングカヤックの工場が超忙しいからアレックスさんが釣りに行けないのです。
現在、日本で流通している2010年以降のバイキングカヤックは全てアレックスさんが一人で焼いているんです・・その忙しさは想像を絶しますよね。
さすがに寒くなってくると工場が少し余裕が出て来て、アレックスさんがようやく釣りに行けるようなる。だから毎年、秋になると予定を合わせて一度釣りに行ってるんです。
今年はチャン松君も一緒に出撃します!
さあ、今年は何が釣れるかな!?
毎週月曜日は夜に浦安でFROGさんのユーストリーム生放送を手伝っているので、今日は昼までの釣りとなります。
とはいっても、日の出の6時すぎから出て、5時間以上はたっぷりますから、なんとか釣れるんではなかろうか!?
ホエールはKFゴルゴがガイド飛びで入院中のため、今日もこのロッドです。
見た目は華奢なバスロッドですが、ソリッドカーボンなので極限まで曲げてのファイトが楽しいロッドです。KFゴルゴを作る前にメインロッドとしていて、これまでも90アップのシーバスなどを上げています。
ただ・・・グリップはFujiのBKH。
このコルクガンのシングルハンドルだと、さすがに100g前後のジギングは手首が壊れます。
このロッドでバーチカルをやるとなると・・・
これしかない!
これならただ巻きでいけるのでこのロッドでも使いこなせる。
そして、ソリッドカーボンのライトなバスロッドは鯛ラバの乗りはいいはずだ。
今日は波動ベイト1本勝負!
今年もマダイ釣りにぜんぜん行けなかったのですが、5月に唯一マダイ狙いで出撃した時、マダイGETの結果を出してくれたグリーンカーリー。
ちょうど昨年、アレックスさんと一緒に釣りに行った時にもワラサを連れてきてくれたグリーンカーリー。
信頼のグリーンカーリーです(カリー違い)
パドルは先日から使い始めて、ようやく慣れてきたコレ。
新しいメーカー「スウィングスター・エンペラー」
カーボンの網目が美しい・・・
いやぁ〜気持ちいい。
最近はシーバスばかりだったので、沖のカヤックフィッシングは久しぶりです。この空気、この浮遊感、いいなぁ〜
このエリアは、岸からドン深。すぐに水深20m、30m、40mと下がっていきます。
しかし・・・期待とは裏腹に、ベイトがあまり写りません。
ものすごい浅場にはイワシがいたようですが、沖に出れば出るほど反応が出ない。
水深45mでボトムに微妙〜な感度。
波動ベイトのヘッド60gで投入。ボトムについた瞬間を見逃さずに巻く!
水中に溶け込ませるスローがいいか、微妙にアピールさせる早巻きがいいか、いろいろなスピードを試していきます。
すると、幸先よくバイト!
乗らない!
たぶん、根魚のアタリだな。
これは、今日はハタ系はイージーに釣れるかな!?なんて思いつつ、続けていくも・・・釣れない!
あれ!?当たらない。やばいかも。
ちょっと深い場所に行こうかな。水深67mラインへ移動!!
相変わらず魚探には何も映らないけど・・・潮目が出ているトコロをやってみます。
ボトムについて巻き上げていく。
ABU UC4601Cのハンドルを巻いて12回転目で・・・
ん?微妙な前アタリを感じる?
そのまま2回転巻いたところで・・・
押さえ込むような深いバイト!
アワセる!
乗った〜〜〜
デカイ!
そして、鯛じゃない。このローリングするような動き、青物だ!
サムスティックがバットから曲がり、ベリーから下が水中に吸い込まれていく!
これをフジグリップをもった片手で耐える!
ここから急に風が吹き出し、潮も動き出し、それに乗ってカヤックがどんどん岸に向かって流されだす。
左舷で掛けたので、なるべく左舷の前方で上げてきたい。
艇のポジションが悪くなれば片手でファイトしながら片手パドリング。足こぎでなくてもファイト中のポジション修正はできなくはないのです。
レンズが曇ってしまっていますが(汗)
サムスティックの曲がり、見えますでしょうか。
このロッドは、本当に美しいカーブを描きます。
限界まで曲がっても魚に対して90度を維持していれば、最後のひと曲がりから、もう一回バットが耐えてくれる。
ライトなロッド、しかもシングルハンドルで時間はかかりますが、このロッドなら青物だってあげられる
いくぞー!
いける!と思ったタイミングは逃さず、おもいっきりリフト!
ロッドを下げながら一気にリールを巻きとる!
で・・・
ドラグ出される(笑)
この繰り返し。
リフトしては走られてドラグが出される、一進一退の攻防。
やばい、アドレナリンが噴出してきたぞ。楽しいぞー!
ABUのUC4601C、20年前のリールですが、ドラグはホントにいいです。
(定期的にメンテしていれば)
今日もラインはいつもどおり、PE1号+シーガーエース3号ですが、まったく切られる気はしない。切られる前にドラグはスムースに作動する。
ファイト時間15分。
水深67mラインで掛けたのに、すでに水深40mラインまで流されている。
リーダーが見えてきた!あと1.5m!
やりました・・・ワラササイズですが、好きなタックルで獲った1本はまた格別。
サムスティック、やっぱり素晴らしいロッドです。同じパワーのチューブラーのバスロッドではたして釣り上げることができたであろうか。
チャン松君のところに走っていき、写真を撮ってもらいました!
チャン松君、写真ありがとうー!
いやぁ〜疲れた。もう今日はじゅうぶんぐらいに充実したよ!
いやいや、まだまだいける、次はマダイ掛からんかなぁ〜
しかし、ぜんぜん続かない。
パイレーツ・オブ・アレックスさんもがんばっていますが、いまだヒットせず
なかなか今日は厳しいぞー!
今回のチャン松君のエコーマップの記録をちょっと覗くと・・・
漕いだところの等深線が記録されるのだ!
白紙の地図で、カヤックで通ったところの地形がどんどん記録されていって、海底地形図になっていく。
ディグダグ状態!
なんていうハイテクな装備なのだろうか!
そうこうしていると・・・
予報と違う方角からの風がやや強くなってきた。しかも下げ潮も効いてカヤックが流され始めます。
その流れの中で鯛ラバを漂わせていると!
ククン!と小さいアタリ!
この子はリリースしました。
さらに風が強まり、潮も速くなり、しかも風と潮が完全に同じ方向になってきた。
風速としては4m程度でまだまだカヤックフィッシング続行できるレベルなのですが、さらにそこに速潮が入って、カヤックがGPSで時速2.5km〜時に時速3kmで流される。
これは釣りにならん!
鯛ラバのヘッドを80gに変える。
(YAMASHITAの鯛ラバのシステムはヘッドの交換が簡単なのが素晴らしいのです)
それでもラインがどんどこ斜めに出されてどーにもならない。
今回の釣行は、漕ぎ上がりの動作の時間ばかりになってしまいました。
それでも、忍はその流れの中を逆らって時速3km以上で進んでいく。スウィングスターパドルは短く、軽い。逆風と速い潮の中でパドリングを続けていくのがとても楽だ。いいカヤックといいパドルである。
とにかく、予報より悪い海況の中で、これは・・・もう釣れないだろう・・・という感じになってしまった。残念・・・。
そんなこんなで、釣りにならない時間もがんばりましたが、当然釣れず。
しかし、撤収1時間前の11時前になり、風がピタっと止んだ!
同時に干潮の潮止まりを迎えあれだけ速かった潮も止まった・・・GPSの表示は0km。
さっきまでの激流が信じられないぐらいの穏やかさになりました。
潮が完全に止まると、釣りはやりやすいのだが、逆に釣れない状況に・・・。
アレックスさんも釣りしながら電話してました(笑)
凪すぎると、それはそれで釣れない。
釣りって難しいもんです。
そんな中でも、鯛ラバにはポツポツとアタリがある。しかしフッキングしない・・・というのがかなりありました。たぶん小型のハタがつついています。
その沈黙を破ったのはアレックス・スパロウ!
インチクの上にサビキ。アレックスさんは日本人的な仕掛けを使いこなすのだ!
もちろんこのサイズは丁寧にリリースします。
大きくなって帰ってこいよー!
ここからちょっと食いが立って・・・
ホエール的には初魚種のホウキハタ。嬉しかったけど、これもベイビーすぎてリリース。
さらに!
50mぐらい遠くで浮いていたアレックスさんのカヤックの横で・・・
ドッバーン!
凄まじい水しぶきが上がった!
アレックスさんがビッグフィッシュを掛けてファイトしているのかと思ったら・・・
あれ、ヒットしたわけじゃないみたい。
なんと・・
アレックスさんの艇の横で2mぐらいのアオザメが浮いてきて、ヒレで水面をバッシャーンと叩いてUターンしたそうな・・・
怖っ!
どうやら、魚探の振動子に興味を持って寄ってきたように見えたそうです。
それにしても、アオザメとは・・・大事に至らないで良かった。
サメって意外にも身近なところで泳いでいるんですよね・・・(汗)
そうこうしているうちに、遂にお昼を迎えて、ストップフィッシングとなりました。
釣果的には厳しかった。5時間しか時間がない中で、中盤がほとんど釣りにならず漕いでる時間の方が長かったから・・・でも、その分、身体を動かしたのでやりきった充実感はありました。なにより、3人でワイワイと浮いて、楽しかった!
アレックスさん、また来ましょう!
釣り終わった後は!
アレックスさんと釣りに行った時は定番となっているアレを食いにいきましょう〜
定番のアレとは・・・
アレックスさん、意外にもうどん好きなのです。
今日はもうね、漕ぎまくりましたから!がっつり補給しましょう〜
とろ玉うどん大に海老天、かき揚げ天、ハムカツ天に舞茸天。
アレックスさんはカレーうどん!
意外にも、ちくわ天が好物だそうです!
いやぁ〜最高だね、丸亀!
漕いで、釣って、食べて、これほど楽しい趣味はないよ。
今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!
【獲物一匹ゴミ一個運動】
もちろん続けています、獲物一匹に対してゴミを一個拾う運動!
今日は・・・
ワラサの分として、海上で浮いていたペットボトルを1つ拾いました。
着岸後に陸上でリリースしましたがイナダとハタの分のゴミを拾いました。
【オマケ】
今回のワラサはでっぷりと太っていました。
刺し身と鍋でいただきました。
やっぱ青物は寒くなってくると美味い!
シーバスもいいけど、この秋冬シーズンも青物も狙っていきたいですな〜