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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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九州・平戸遠征・初浮き惨敗編

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〜昨日からのつづき〜

 

7月8日を迎えました。

 

平戸滞在も予定ではあと2日。

 

この日も朝イチに一応起きてみましたが、豪雨の影響がまだ残っており天候も海況も悪く、カヤックフィッシングはどうにも難しそうだと判断し、二度寝・・・。

 

ゆっくり起きて、末永さん、中田さん、さえみさん、若手Tさんと一緒に、あの豪雨をしのいでくれたブルーシートをみんなで片付けます。

 

ブルーシートよ、ありがとう!!

 

そして、今日もカヤックフィッシングができないので・・・本来ならカヤックフィッシングで浮く予定だった

 

生月島

 

に観光で行くことになりました。

 

観光案内は地元のインストラクターTさんと若手Tさん。つきあっていただきありがとうございます!

 

生月島に着き、まずは大バエ灯台に登ってみます!

 

凄まじい風!!

 

生月島の海は激荒れ・・・

 

こりゃ、残念ですが、たぶん明日も生月島でカヤックフィッシングをするのは無理だな。

 

でも、大迫力の素晴らしいロケーションです。

この景色を海側から海抜0mからの見上げたら最高だろうな〜

いつの日か、この場所でカヤックフィッシングしてみたいです。それはまた今後の楽しみに取っておきましょう!!

 

つづいて向かったのは・・

 

博物館・島の館

 

ホエール!

他人とは思えない(笑)

 

館内の写真は撮らない方がいいと思うので控えますが、ここがかなり面白かったです!

 

捕鯨の歴史の模型が超リアルで、当時の船の形とかがカヤック好きにもたまらないと思います。他、隠れキリシタンの歴史とか、あとは生月島の周辺の魚たちの剥製とかもかなり楽しかったです!クジラのペ○スの剥製とかめっちゃデカかった(笑)

 

昔は人力だけでクジラを獲ってたとか、信じられないですよね。カヤックから釣りをするとかいうレベルじゃないです。ほんと昔の人はすごいですよ。人間、なせばなるんだな。

 

この博物館でそうとう時間をかけていたら、気がつけばお昼が近い。そろそろ腹が減ってきました。

 

ということで、これを食べておかなければならないでしょう!

 

大氣圏さん

 

ついた時はまだ準備中で開店まであと少しというところだったので、お土産買ったりしながら待ちました。

 

そしていよいよオープン!

 

なぜここで食べたかったか。お目当ては・・・

 

あごだしラーメンです!

(もちろん大盛り)

 

中谷さんのテンションもめちゃ上がっています。

 

実はレインボーの中谷さん、度を越したラーメン好きで、今回平戸に来る前も福岡周辺で連続で3軒ラーメン食べてきたぐらいのレベル。いったい3杯連続で食ったラーメンは中谷さんのスリムな身体のどこにいってしまうのか・・・・中谷さんの胃袋はほぼブラックホールだ!

 

で、このあごだしラーメンですよ。

 

これがまた・・・美味かった〜

 

期待を裏切らないあっさりスープ!

アゴ出汁が効いたスープが太めの麺に絡んで・・・あとを引く・・・

 

即完食!!

 

カヤックで浮けなかったのは残念ではありましたが、生月島、大満喫させていただきました!案内していただいたダブルTさん(ダブル浅野みたいに言うな!)、ありがとうございました。

 

そして平戸カヤックスに戻ると、どうも平戸カヤックス前の海は風裏になっているようで、生月島に比べるとだいぶ凪いでいます。

 

これは、平戸カヤックス前なら・・・浮ける!

 

平戸カヤックス前のエリアは青物も出ることもあるそうですが、基本は真鯛やイサキ、アジなどが良い海らしく、そろそろ僕らが来る豪雨の前に末永さんがカヤックフィッシングで釣ってくれていた食材の魚のストックも尽きてきたということもあり、本日の夕食のおかず釣りのカヤックフィッシングに出ることにしました。

 

みんなのテンションも激上がりです!

それはそうです、平戸に入ってから4日めにして、いよいよ初のカヤックフィシングなのですから!

 

夕食前の短時間ですが、期待に胸は高鳴ります。

 

インストラクターTさんが白のデスペラード、さえみさんがマンゴーのデスペラード、中谷さんが赤のデスペラード、若手Tさんがヒラドシェイカー、そして僕もヒラドシェイカー!

 

昨日、レスキュー特訓でヒラドシェイカーに乗らしてもらいましたが、フィッシング実戦投入は初。これもまた楽しみでした。

 

ちなみに僕だけ、末永さんが普段使っているガーミンの75SVを装備させてもらいました。普段、末永さんが釣りまくっている根が全てクイックドローに記録されています。

 

これで釣れないと恥ずかしいぞー!

 

GO!!

 

GO!!

 

インストラクターTさんとさえみさんは左の方へ、僕と中谷さんとTさんは正面から右にかけて散って、それぞれ夕食のネタを探して漕いで、釣る!

 

ちなみに先日のブログで記載した通り、スカッパー引き上げでツライチより内側にガーミン75SVの振動子がセットされていますが・・・

 

それでもサイドビューはしっかり作動するんです!

(たまたま何もないところで写真を撮ってしまった・・・汗)

 

ここは真鯛やイサキ狙いということなので、普段、個人的にはあまり使わないTGベイトを使ってみます。そう、こんなこともあろうかと来る前にチャン松君のボックスから1個くすねてきたのです(ちゃんと帰ってから返しました!)

 

ヒラドシェイカー、やっぱり速いな〜

FRPで軽いので漕ぎ出しがいいから、小移動が苦にならない。いやむしろ漕ぐのが楽しいのでどんどん移動しちゃう。

 

カヤックフィッシングできる範囲ですが、ゆってもやはり荒れ気味。どんどん流されてしまうので、根に対して風上からドテラで流しながら打って、ダメなら即移動してまた打って・・・まさにラン&ガンにぴったりな艇ですね!

 

風に対しても頭を向けすぎず、ドテラのポジションも作りやすくて・・・

 

釣りがしやすいです、ヒラドシェイカー!

 

そして、ついに・・・

 

平戸でのファーストフィッシュがかかりました!!

 

巻いてきたTGベイトにコンっ!というアタリ。

 

うぉーーかなり引くぞ!なんだなんだ!?

 

走るから真鯛じゃなさそうですが・・・

 

シーバスだ!!

 

いや〜関東でさんざん釣っている魚が掛かった(笑)でも、記念すべき平戸初フィッシュだから、慎重にタモでランディングしよう。

 

と思ったその時・・・

 

エラ洗いで見事なフックアウツッ!!

 

アウチっ!!

 

や・・・・やってもーた・・・・

 

貴重な夕飯のおかずだったのに!

きっと平戸のシーバスだったら美味かっただろうにぃぃ〜

 

くぅ〜・・・

 

それにしてもTGベイトはやっぱりなんでも釣れますね。シーバスまで食ってくるんだもんな。

 

でも一応魚はいるということがわかりました。今いる根の周りがベイトも多い感じがします。ここでしばらく粘ってみましょう。

 

すると・・・

 

ちょっと離れたところで・・・

 

中谷さんが掛けたっ!

 

ロッドがクン、クン、クンっと入っている。これは・・・・

 

真鯛だ!しかもナイスサイズ!!

 

もう夕食バッチグー!とりあえず真鯛は食べれるぞ(笑)

 

いや〜さすがです。中谷さんはほんと釣りが上手いです。

しかもルアーがスミスの普通のジグなんですよね。TGベイトとか今風のジグじゃないやつで、釣ってしまう。そのスミスのジグがなんていう名前かど忘れしてしまった!また今度中谷さんに連絡して確認しておきます。

 

中谷さんいわく、やはりこの根回りで何度もアタリがあって、なかなか乗らなかったらしく、しつこくやり続けていたら釣れたそうです。

 

それにしても平戸のポテンシャル、おそるべしです。

この場所、平戸カヤックスから出艇してほんのすぐですよ。凪いでいれば毎日夕飯釣りできちゃうじゃないですか。いや〜最高の海だ。

 

よし、僕も続くぞ!

 

すると・・・

 

僕にもキターー!!

 

か・・・軽い・・・・

 

E.S.O・・・

 

なぜだーー(笑)

 

いやいや、真鯛はいる、攻めて攻めて攻めまくるのみじゃ。

 

さらに・・・

 

キター!!

 

か・・・軽い・・・・

 

チャリコ・・・・

 

真鯛は真鯛だけど・・なぜだーー(笑)

 

このチャリコはさすがにリリースします。

 

さらにE.S.O

 

いや〜釣れない。僕には釣れない。

 

そういえば、このタイミングでスキマー乗りの方とお会いしたのですが、なんと関東でお会いしたことのあるカヤックアングラーの方だったのです!

 

なんでも最近この界隈に関東から引っ越しをされて来たそうで、今日初めてカヤックで平戸に出てみたそうなんです。なんたる奇遇!

 

こういう出会いもまたカヤックフィッシングです!

 

あまりに釣れないので、ここでこの根を見切って移動することにします。

徐々に雨が降り出し、海況も悪化してきてしまった。

 

残された時間はあまりないかもしれない。

 

その途中、ガーミンの魚探にヒョンヒョンっていう感じの線のような反応が!これはイサキかも?と思い、TGベイトを落としていくと・・・・

 

フォールが止まった!

 

これも小さい・・・ケド

 

アジだーー!

これはおかずになるぞ〜

 

ようやく夕食に貢献できる魚が釣れた・・・・。

 

中谷さんもアタリが止まったということで、2艇で沖へ沖へと出てみることにします。

 

狙うはけっこう沖まで漕いだ岬の先端の延長線のエリア!ここで最後の勝負をかけてみたい。

 

と思ったのですが・・・

 

ポイント到着と同時に!

 

雨雲がかかって視界が厳しい状況になってしまいました。

 

中谷さんと相談して、これ以上ここにいるとホワイトアウトするかもしれないということで安全第一で撤収することにしました。

 

このあたりの撤収判断が中谷さんはとても迅速でした。

これもまた勉強になりました。

 

ポイントに着いてトンボ返り!残念ですが・・・こればかりはしょうがないです。

 

まだ釣りが続行できるよな〜という段階での勇気ある撤収が必要なのだと思います。

 

釣りは楽しいので粘りたくなる気持ちがつい出てしまいますが、そこをすっぱりと諦めて、即撤収。そして今日のようなややラフな水面でもしっかり漕ぎきれるスキルを磨いていく。とても重要なことだとあらためて感じさせていただきました。

 

戻れーーー!!

 

全員無事着岸!

 

写真を撮り忘れてしまったのですが、この時間で、さえみさんは良型マゴチを釣っていました!

 

レインボー軍団の釣りの腕、おそるべし!!

 

個人的にはそうとう不完全燃焼なカヤックフィッシングとはなってしまいましたが、この短時間でも中谷さんはいいサイズの真鯛をゲットしているのだ。これも実力です。

 

結果的に僕がゲットした夕飯の具材は・・・

 

これだけー!

まぁ・・・美味しそうではあります(笑)

 

一人だけ高性能魚探を積ませてもらったのに、ぜんぜんダメでした。不甲斐ない・・・。

 

それもまた釣り。

 

なにはともあれ、平戸でカヤックフィッシングをすることは達成されました!

これがとても嬉しい!

 

今回の平戸遠征はあいにくの豪雨に当たってしまい、正直、平戸でカヤックフィッシングしないで帰ることになるかもしれないと覚悟していました。短時間でも浮けて竿を出せたこと、それだけでも満足いく時間です。

 

そして、楽しいのはココからなのです!

 

目と鼻の先の海で釣った獲物をさばいて、今日の夕飯にする!

 

なんだか自給自足のような生活。これって普段はなかなかできないことです。

 

中谷さんが釣った真鯛は僕が捌かせてもらって、末永さんが湯引きにしてくれました。めちゃくちゃ美味そう!!

一応、アジも少しだけ貢献していますね(笑)

 

みんなで乾杯!

 

一番搾りが合うわ〜刺し身に合うわ〜

 

強烈においしかった!寝かせて食べる刺し身も美味いけど、釣って即食べる刺し身もこれまた美味い。

 

さらに!

 

インストラクターTさんが持ってきてくれた佐世保のイノシシ肉!

これがまた絶品でした。ぜんぜん臭みとかないんですね!いくらでもルービーと一緒にいける!

 

さらに平戸のベテランカヤックアングラーSさんのご実家のかまぼこ!

 

こちらのかまぼこはストローでくるんであるんですね。これは関東ではなかなかお目にかかれません。そして平戸のかまぼこは甘みと味が強くて・・・めちゃくちゃ美味しい!

 

長崎は食べ物が最高すぎる!!

 

こうして平戸の夜は楽しくふけていくのでした。

 

なんだかこの先もこういう楽しい日々が続くように錯覚してしまうのですが・・・実はこの翌日の7月9日が平戸滞在最終日です!

 

高速は止まっているところもありますが、うまく下道を組み合わせていくと帰ることができそうなのです。午後には出発するので・・・

 

カヤックフィッシングも翌日の午前がラストチャンス。

 

はたして、この日は完全に不発で終わった私ホエールのカヤックフィッシング、平戸の青物を釣り上げることができるのでしょうか!?

 

〜金曜日の更新につづく〜


九州・平戸遠征・最終日にヒラマサGET編

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〜昨日からのつづき〜

 

7月5日に平戸に入った途端に豪雨に見舞われ、イベントも中止・・・それでも平戸カヤックス末永さんや常連の皆さんのおかげで楽しく過ごさせていただきました。

 

そして平戸に入って4日目の7月8日、夕方の2時間だけですが初めてカヤックフィッシングができました!

 

が・・・・僕は惨敗。シーバスをバラし、チャリコとアジしか釣れませんでした。

 

そして迎えた7月9日。

 

この日が平戸滞在最終日となります。しかも午後には出発。

 

この9日の午前中が平戸のカヤックフィッシングラストチャンスになります。

 

頼む・・・・頼むから・・・

 

凪いでくれぇ〜〜ぇ

 

その願いも虚しく・・・ぜひとも行ってみたいと思っていた生月島はどうやら風も波も当たってしまい出せないそうです。

 

しかしっ!

 

いつも平戸カヤックスさんがツアーで出ている平戸の某所であれば風波の裏になっているのでいける!

 

ということになりました。

やれる・・・最終日カヤックフィッシングがやれるぞー!

 

平戸に入ってから一度も晴れなかった空ですが、今日は天気も快晴です。

 

さあみんなで出発だ!

 

と車を出したところで・・・

 

にゃ〜にゃ〜

 

ん!?

 

なんと、中谷さんの車の中から子猫ちゃんの鳴き声が!

 

そうなんです・・・いきなりのトラブル発生です。

中谷さんの車のどこかに子猫が入り込んで、それがいったいどこかわからないのです!

 

子猫ちゃ〜ん、出ておいで〜

 

餌で釣ってみますが、まったく出てきません。

 

このまま進んで、もしも子猫がエンジンに巻かれてしまうと・・・(怖)

 

しょうがないので!

 

中谷さんの車は駐車場に置いておいて・・・

 

僕の車に中谷さんの艇を積んでいくことにしました!

 

まあ、午前中いっぱい置きっぱなしにしておけば、きっと猫も勝手に出ていってくれるでしょう!

 

さあ、いきなり子猫ちゃんに出足をくじかれましたが、いよいよ行ってみましょう!

 

平戸カヤックフィッシング!

 

現地に到着。

海は凪いでます!これならイケる!

 

そして、この場所は普段、平戸カヤックスさんがツアーをやっている場所ということでロケーションは最高!

 

今日一緒に出撃するメンバーは平戸カヤックス・末永さん、レインボー・中谷さん、レインボー・さえみさん、平戸カヤックス常連の3名のお客様、そして僕。という総勢7名です!

 

平戸カヤックスの末永さんは、イベント中止の諸連絡や事後処理などで昨日のカヤックフィッシングには出れなかったので、一緒にカヤックフィッシングできるのは今日が初めて。それもまた楽しみです!

 

昨日に引き続き、今日も僕はヒラドシェイカーをお借りします。

 

さらに・・・末永さんがこれまで漕ぎまくってクイックドローで記録した海底地形図がすべて入っているガーミン75SVも搭載させていただきました。

 

最高のカヤックに最高の魚探を使わせていただきます。

 

超VIP待遇!

なにからなにまで本当にスイマセン・・・

 

ただ・・・昨日も同様の装備で出てまったく不甲斐ない結果となったのですが(涙)

 

今日こそは、釣るぞー!

 

現在時刻は6時過ぎ。

 

11時半ストップフィッシング。

 

およそ実釣5時間の平戸最終勝負がいよいよ始まります。

 

泣いても笑っても最後の勝負です。最後の1投まで諦めないでいくぞ!

 

GO!

 

気持ちいい〜

パドルは自分のスウィングスター・エンペラーですが、ヒラドシェイカーとエンペラーの相性も抜群です。滑るように進むカヤックなのでややキャッチが強いエンペラーで漕いでもぜんぜん疲れない。

 

末永さんと一緒に初めてカヤックフィッシングに出ましたが、やっぱりパドリングが素晴らしい。中谷さんもさえみさんのパドリングも素晴らしい。なんというか、言葉にするのは難しいですが、一言で言うと「なめらか」なんですよね。それでいて速い。こういう上手い人たちと一緒に出てフォームを見ているだけでも勉強になります。

 

昨日カヤックを出した平戸カヤックス前はサーフゾーンでしたが、今日出している場所は崖があり、沖には島があり、本当に素晴らしい眺望です。

 

この景色、一生忘れない!

 

まずは岸と沖にある島のちょうど中間ぐらいにある根に向かいます。この根は末永さんのガーミンに入っている地形図を参考にさせてもらいました!

 

水深は行っても行ってもそれほど深くないんですね。いや、むしろ浅いです。目的の根に到着してもようやく水深25m前後といったところ。

 

ヒラマサ狙いはこういう根を攻めると確率が上がる!・・・はず!?

 

まずはコルジグからスタートしていきます。

 

かなり広大な根ですね。しかもところどころで上にはかなりベイトも写っていて釣れそうです。期待に胸は高鳴ります。

 

ジグの根掛かりに注意しながら、着底から即上げてワンピッチで上げてきます。とにかく勝手が分からない時はワンピッチ。

 

しかし・・・なかなかヒットしない。まあ、まだ始まったばかりですから、やり続けましょう。

 

風はあまりないですが、潮はけっこう流れていて、大きい根を効率良く流しながら探っていけています。

 

くる、きっとくる!

 

ゴンっ!

 

キター!

 

が・・・・軽い

 

なんだろうか、この軽さ!?

 

上がってきたのは!?

 

アコウ(キジハタ)だー!

でも小さい〜即リリース!

 

とはいえ、アコウも今回の目的の一つだったのです。だからめっちゃ嬉しい!

関東ではめったにお目にかかれない魚種です。一度は釣ってみたかったです。

 

リリースサイズはありましたが、まずはひとつ、目的達成できました。

 

その間に、遠くで平戸カヤックスの常連のSさんが60cmぐらいある良型のアラを釣ったということ。すごい・・・すごすぎる!このアラとは関東でいうアラではなく、関東でいうクエのこと。こっちではクエをアラと呼ぶそうです。

 

それにしてもすごいな・・・そんなクエがいるのか。平戸のポテンシャルおそるべし!

 

しかし、僕にはなかなか当たらない!

 

ここで一度コルジグを見切って、もうちょい大きいジグをシャクることにしてみます。

 

すると!

 

ヒット!!

 

したのは僕ではなく(笑)中谷さんです!!

 

いいファイトしてますよ〜これはなかなかの魚ではないでしょうか!?

 

上がってきたのは?

 

ズドーン!

ヒラマサ!

 

うぉーーー!おめでとうございます。中谷さん、平戸のヒラマサを見事にGETです。

 

中谷さんは昨日も良型真鯛をGET、今日もさっそくヒラマサ・・・釣りが上手すぎる。

 

そして、この写真でわかりました。中谷さんが使っているジグはスミスのメタルフォーカスです。渋いですよね〜玄人好みのジグセレクト、最高です。中谷さん、このメタルフォーカスで根魚も真鯛も青物もなんでも釣っちゃうそうです。ぜひ参考にしてみてください!

 

さあ、ヒラマサはいるということはわかった。僕もいくぞ!

 

ヒラマサ狙いに絞って、僕は少しロング目のジグを中心にシャクっていきます。

 

根を広範囲に漕いでは落とし、漕いでは落としをしていると・・・

 

ついに今日最大の魚探反応を捉えた!

びっしりとしたベイトフィッシュの塊と、その周りに青物の群れらしき魚影。

 

これはいただきだ!!

 

ジグをフォールさせて・・・・

 

ドカン!!

 

こ、これは・・・

 

軽いっ(涙)

 

カサゴ(しかも小)

 

リリース・・・

 

なんでこんな大きいジグに食いついてくるんだよぉぉぉ〜(涙)

 

そうこうしている間に残された時間はあと3時間になってきてしまった。

このままじゃ関東に帰れないぞ!

 

きっと僕にもチャンスは来る。集中してシャクっていこう。

 

しかし、日が上がってくるにつれ魚探の反応は下がっていき、さきほど程の爆裂した反応を見つけることがなかなかできず、漕いで探している時間が長くなってきた。

 

ヒットもバイトもないままに時間だけが過ぎ去っていく・・・

 

やばい、9時半ぐらいになってきました。釣れる気がぜんぜんしない!

 

残り時間、あと2時間・・・

 

完全に追い込まれモード(いつものこと!)

 

だからといって諦めない。最後まで全力を尽くすのみ!

 

すると!

 

突然の!

 

ナブラ発生!

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

千載一遇のチャンス到来。

 

ダッシュで漕げーー!はたして追いつけのであろうか!?

 

追いついたっ!

 

さすが、ヒラドシェイカー、速いぜ!

 

十分射程圏内でまだナブラが起こっている。

 

ここで釣れなかったら今日は終わりであろう。気合いのキャストでペンシルベイトを投げ入れ、水面をパニックアクションさせていく。

 

食え、食えっ!

 

く・・・食わない!(ガーン)

 

数投している間にナブラは沈下してしまったのであった。

 

いや、さっきまで水面にいたということは、ミノーで少し沈めれば食うかもしれない。すかさずミノーに変えてトゥイッチングして巻いてくる。

 

く・・・食わない!(ガーン)

 

それじゃ、ジグならどうだ!

 

ジギングに切り替えて、沈んでしまった青物を直撃してみよう!

 

く・・・食わない!(ガーン)

 

終わった!

 

しばし放心状態。

 

やってしまった・・・ナブラという千載一遇のチャンスを逃してしまったかもしれない。

 

ポッキン

 

さすがに心がポッキリと折れる音が聞こえました(笑)

 

放心しながらもジグをシャクっていると・・・

 

遠くでナブラが再び発生!

 

海の神様がセカンドチャンスを僕にくれました。これを逃してはいけない。

 

一度折れた心に再びキックを入れて、ナブラを追いかけるっ!

 

うぉぉーーりゃーー!

 

本気で漕いだヒラドシェイカーはホントに速い。焦っていてGPSの数字を見てなかったですが、12ft級のカヤックとはとても思えないスピードです。

 

ふたたび追いついた!!

 

目の前ではさっきより至近距離でナブラが立っている。

 

さっきは20cm近い大きいソルト用ペンシルベイトで食わなかったので、もしかするとベイトフィッシュが小さいのかもしれない。

 

ここでフロッグのマグナムスキマーにチェンジ!

 

バス用のペンシルベイトですが、海でもこれまでシイラなどでも大活躍しているペンシルベイトです。

 

海用のペンシルとの違いは、まずシルエットが小さく見えるところ。そして、細かい操作がやりやすいことです。

 

どうしても海用のペンシルはアクション自体は大味になりがちですから、それで食わない時にはマグナムスキマーをキレイにターン、スライド、ドッグウォークなど細かいアクションをしてあげると抜群に効く時があります。

 

ただ、あくまでもバス用なのでエイトカンの線経が細いため、ヘビータックルで大きいシイラや大物を掛けた時は無理は禁物です。エイトカンが飛んだり伸びたりする可能性があります。

 

僕の場合はタックルがKFゴルゴというライトなタックルでPE1号+リーダー4号、さらにスナップを使ってルアーをつけているので、もともと無理は禁物なのでバランス的にはちょうどいい感じです。

 

一投目!不発!

 

でもまだまだナブラが続いている。

 

二投目。よりじっくりと丁寧なドッグウォークで探ってみます。

 

ちょんちょんちょんちょん・・・

 

食え!食え!食え!

 

食ったーー!!

 

遂に食った!

 

追い合わせを入れてフッキングがっちり決めました。

 

そこから・・・走る走る!!

 

さきほど書いたようにライトタックルでドラグはそうとう甘めなので、一気に20mぐらいラインを出されて走られます。

 

これは、ヒラマサっぽいかも!

 

ちなみに、急激に晴れたため、撮影中は気がつなかったのですが、胸の動画カメラがこの時めちゃくちゃ曇ってしまっていたのです(涙)

 

Youtube動画としてもアップしたかったのですが、これはもしかると使い物にならないかも・・・

 

最初のワンダッシュが凄まじかったのですが、その後はそれほどでもなく、ゴルゴで余裕でリフトしてきます。これは大きさはそれほどもないです。

 

とにかくこの魚は逃せない!

 

これをバラしたら、たぶん今日は終わりだ。

 

絶対にバラさない!

 

その気持でラインテンションだけは最大限注意してリフトしてきます。

 

そして・・・

 

上がってきた・・・

 

マサだ!

 

慎重に・・・慎重に・・・・

 

ネットイン!!

 

平戸のヒラマサ・・・釣れた・・・

 

ファイトしている時は60cmぐらいかなと思ったのですが、おもいのほかデカイ。今日はメジャーを持ってきていないのですが70cmは余裕でありそうです。

 

そして、太い!

 

平戸の景色と一緒に一枚!

 

感・無・量

 

いや〜もう言うことないです。ジギングまったく不発が続き、奇跡的に千載一遇のナブラが立ったと思ったら逃し、心が折れたところで再びのナブラ、なんとか残り時間わずかでキャッチができました。

 

そして、ちょうど近くで浮いていた若手Tさんに記念すべき平戸ヒラマサのブツ持ち写真も撮っていただきました。

 

ついに獲ったどーーー!

 

一生忘れることのできない素晴らしい思い出のカヤックフィッシングとなりました。

(いつもながら追い込まれましたが)

 

ヒットルアーのフロッグ・マグナムスキマー

海でも釣れ釣れです!

 

さあ、こうなると心の余裕が出てきます。

 

ヒラマサは釣ったので、次は良型のキジハタ釣りたいですよね。一応、朝イチ釣れてますが完全リリースサイズでしたから。

 

浅場に移動して、キジハタ狙いに切り替えます。

 

浅場には平戸カヤックス・末永さんが浮いていました。

外側から見ると、ヒラドシェイカーやっぱりカッコイイですよね〜

 

ヒラドシェイカーって12ftとは思えないサイズに感じるのが不思議です。12ftにしては長く見える。そしてクーラーが大きいのが乗ります。

 

今日、ヒラマサのファーストダッシュを耐えてみましたが安定感も不安なく、ヒラドシェイカーはホント、いいカヤックです!

 

状況をお聞きすると・・・

 

う〜ん、いまいちだね〜アコウばっかだよ

 

とのこと・・・・って・・・

 

でっかー!

 

ぜんぜんイマイチじゃないーー!

 

しかもこれだけではなく、何本も釣ってらっしゃいました。さすがだ!信じられない釣果!

 

僕はキジハタはまったく経験がないのですが、やっぱり根魚ですから根にいるんですよね?

せっかくガーミンの75SVを借りているので、最大限活用して浅場の根を探していきましょう。

 

スカッパー引き上げでもサイドビューはバッチリ使えます

画像はこの時ではなく、釣りを終えて帰りがけに撮影したものですが、サイドビューはこんな感じで自分のカヤックの左右の根を捉えることができます。

 

10m台の浅場の根を見つけては、コルジグを使ってキジハタ狙いをやってみます!

 

中谷さんとも再び合流。

 

なんと中谷さん、あの後にもワラサ、さらに60cm級のアラ(クエ)、さらにイサキを爆っているらしい!

 

いったいどうやったらそんなに釣れるのでしょうか。もはやレベルが違いすぎます!

 

僕もがんばります。10m台の根をサイドビューで見つけて、そこから魚探に切り替えてベイトが濃い場所でコルジグを落としていきます。

 

大きめのワンピッチでフォールを交えてスロージギングっぽくネチネチと探っていると・・・

 

ドスン!

 

かなりの重量感のあるヒット!

 

これは・・・みんな釣ってるしアラかも?って思うほどの引きですよ。九州の根魚、おそるべし!

 

ぷっかり浮いてきたのは・・・アコウ!デカイ!

(ちなみにこのアコウとのファイトも動画カメラがめちゃくちゃ曇ったままでした・・・涙)

 

ビッグアコウ、獲ったどー!

 

ヒラマサに続いてアコウまで、目的としていた魚を両方釣らせていただきました。こんなにいい思いさせてもらっていいのでしょうかー!

 

もう、なんも言えねぇ〜(古)

 

コルジグでアコウは新魚種になります。それも嬉しかった。やっぱりコルジグは釣れるのです!

 

さらにコルジグ新魚種となるフエフキ系?のよく分からない魚を追加したところで11時30分を迎えます。

 

タイムアップとなりました。

 

名残惜しいよ〜平戸の海!

あと一週間いたいよ〜(さすがにチャン松君に殺されるわ!笑)

 

圧巻の景色。目に焼き付けておきます。

 

平戸の海よ・・・

 

アリーヴェデルチ!(さようなら)

 

平戸まで来たものの豪雨でカヤックフィッシングができないかもしれないという中、最終日に晴れて凪いだことも奇跡的ですし、追い込まれながらも最後の最後でナブラが立って釣れたことも奇跡的。

 

それもすべてはサポートしていただいた平戸カヤックスの末永さんのおかげです!

 

宿も食事もカヤックも魚探もすべて用意していただきました・・・僕の今日の釣果は9割末永さんに釣らせてもらったようなものです!

 

レインボーの中谷さん、さえみさんにも大感謝です!

 

そして、平戸カヤックスの常連のカヤックアングラーの皆様にもいろいろ教えていただきました。ありがとうございました!

 

若手Tさんは、初日から平戸カヤックスで一緒に寝泊まりして、美味しい料理食べさせてもらったり、観光案内してもらったり、一緒に魚捌いたり、一緒にレスキュー練習したり、めちゃくちゃお世話になりました。Tさんに感謝感謝です。

 

上がってきて、みんなの釣果をクーラーに移す・・・

 

午前中だけでこの釣果!

平戸の海の懐の深さに感動します。

(僕が貢献しているのは2匹だけ・・・)

 

海の上では撮れなかった、中谷さんのアラ(クエ)のブツ持ちを撮らせてもらいました。

 

デカっ!

 

この後、平戸カヤックスに戻ってお風呂入って着替えたら出発なのでこの魚たちを食べれないのが残念です。

そして中谷さんの車に入り込んだ猫はいったいどうなったのか!?(笑)この続きはまた明日・・・

 

今日遊んでくれた平戸の海と魚と、仲間に・・・・

 

感謝!

 

平戸、最高!!

 

あまりにも濃い遠征だったので長々と書いてきたこの遠征レポートもいよいいよ次回で最後。九州遠征レポート最終回・帰り道編に続きます。

 

〜明日につづく〜

九州・平戸遠征・帰り道編

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〜一昨日からのつづき〜

(昨日書きあげられなかった・・・汗)

 

平戸を去る時がついにやってきてしまいました・・・

 

今回の平戸遠征の一番の目的はレスキュー講習イベントへの参加だったのですが、そのイベントが中止になってしまったことは残念でなりませんが、それは天候次第なのでしょうがないです・・・

 

ただ、平戸滞在最終日に、なんとかこの遠征での自分のカヤックフィッシングにおける目標

 

ヒラマサ

 

キジハタ

 

をGETできました。

 

なにより、レスキュー講習も含め、会話はほぼカヤックのことという、カヤック漬けの素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

 

もう思い残すことはありません!

 

思えばチャン松君に仕事をすべてお願いして、一週間以上お店を休んでしまいました。(ゴメンなさい!)めったにできない貴重な経験のロングバケーションでした。

 

平戸に LA・LA・LA LOVE SONGです!(ロンバケ!)

 

充実の7月9日の午前の釣りを終えて平戸カヤックスに戻ります。

 

そういえば、朝、子猫ちゃんが入りこんで動かすことができなくなった中谷さんの車がはたしてどうなったか!?

 

戻ってきて様子を見てみます。いなくなかったかな?

 

・・・・・

 

ニャーニャー

 

まだ車の中に入ってるしっ!(笑)

 

さあ困りました。子猫ちゃんが入ったままでは中谷さんは帰ることができません。

 

ここで救世主があらわれました。

 

この平戸滞在中、大変お世話になった若手Tさん、実は近くの車屋さんの社長さんと知り合いらしいのです。

 

Tさんが車屋さんに電話を入れて対応してもらえることになりました。

 

僕はその場にいなかったので写真等はないのですが、さすがプロの車屋さんは違います。一瞬で子猫を車から出してくれたそうです。

 

はたしてどうやったか!?

 

チーズです!

 

なんとチーズでおびきよせたら一発で出てきたそうです。これ、今後もし猫が車に入ってしまった時に使えるかもしれませんよ?

 

しかも、その車屋さんが猫好きで面倒を見てくれることにまでなったそうです。子猫ちゃん、良かったね〜!

 

さあ、これで帰ることができますね!

 

レスキュー特訓やカヤックフィッシングで滞在期間中、僕の相棒となってくれたヒラドシェイカーをキレイに洗います。

 

ありがとう、ヒラドシェイカー!

 

まだ関東ではあまり出回っていない艇なのでこのカヤックに乗ることもとても楽しみだったことの一つ。

 

実際に乗った感じはページをさかのぼってみていただければと思いますが、再乗艇もやりやすいし、速いし、軽いし、ガーミン魚探の振動子は引き上げられるし(別料金)、平戸の沖に出てのジギングでも不安なくファイトできる安定感もあるし・・・・ヒラドシェイカーは素晴らしい艇でした。

 

新艇を検討されている方、ぜひ選択肢に入れてみてください。FRPの良さを持ちつつ、初心者の方でもとても乗りやすいと思います。

 

帰る前に最後の晩餐(昼飯!)

平戸では美味しい食事もたくさんいただきました。チャンポンの美味かったけど、末永さんの釣ってくれた平戸産の魚達が美味かった!

 

なんといっても一番お世話になったのは平戸カヤックス・末永さんです。今回は4泊5日もさせていただきました。

 

平戸カヤックスの末永さんは海も山も、アウトドアのプロフェッショナル。素晴らしいお人柄・・・たよりになる兄さんができたような気持ちでした。

 

九州または近県のカヤックアングラーの方は一度、平戸カヤックスさんの講習やツアーなど受けてみていただき、末永さんのお人柄に触れてみていただければと思います。

 

この場所に来たら居心地良すぎて帰れなくなるかもしれませんが(笑)

 

まるでワイハのような平戸カヤックスからの眺望

 

この空間ともしばしのお別れです。寂しいな・・・・

 

末永さん、本当に素晴らしい日々をありがとうございました!

 

さあ、帰路へ!

 

無事に子猫ちゃんも救助された中谷さんの車が先に出発。

 

赤い車に赤いデスペラード、中谷さんは、まさにカヤック界の貴公子だな。

 

寂しいけど、僕も行くことにします。

 

でも・・・実は旅はまだ終わらないのです!

 

今回、本来だったらレスキューイベントでお会いできるはずだった九州のカヤックアングラーの方と博多にてお会いできることになったのです!

 

博多には九州カヤックフィッシングを黎明期より開拓してきたotuuさんという方がいらっしゃいます。

 

otuuさんは伝説的なカヤックアングラーで、カヤックフィッシング黎明期の頃、僕がまだブログではないTEAM N.Wというホームページでカヤックフィッシングという新しいスタイルを提案し始めた時代からリンクさせていただき、ネット上でつながらせていただいていました。

 

otuuさんは有名な角打ちのお店をされていて、中谷さんとさえみさんはもともと帰りにotuuさんのお店に寄る予定だったそうで、急遽、そこに僕もお邪魔させていただくことになったのです。

 

ネット上ではもうotuuさんと知り合ってから10年以上だと思いますが、関東と九州、遠く離れているのでもちろん実際にお会いするのは初めてです!

 

さらに、otuuさんのお店には何名かの九州のカヤックアングラーさんも来ていただけるそうです!

 

これはまだまだ楽しみが続くぞーー!!

 

車を走らせて・・・夜の20時頃に

 

博多到着!

 

ついに、あのタモさんを、藤井フミヤを、博多華丸・大吉を、そしてKABA.ちゃんを(笑)生んだ福岡県に初上陸してしまった!

 

僕は博多に来るのはまったくの初めてなんですよ。この情緒あふれる町並み、いいですね〜!モツ鍋やラーメンのお店がたくさんあって、博多に来たなーと実感してきました。

 

なにより博多に来たと実感したのが・・・

 

待ちゆく女子大生とかが博多弁でしゃべっている・・・

 

か・・・かわいい(ソコー!笑)

 

街行く女性が全員、橋本環奈ちゃんに見えましたよ(それは言い過ぎ)

 

さあ、otuuさんのお店に行ってみましょう!

 

お店を紹介してしまっていいものか分からないので・・・いきなり店内の写真から!

 

福岡のカヤックアングラーのお三方がかけつけてきてくれました!

(ちなみにお三方もそうとうな凄腕カヤックアングラーさんです。ブログで有名な方もいらっしゃいます!)

 

乾杯!

 

中谷さんはそのまま博多で宿泊ということでビール!

 

・・・僕だけこの後まだ東に向けて運転のためノンアルコールカクテル(ガーン!涙)

 

でも、otuuさんのお店のノンアルカクテル、抜群に美味い!

 

ちなみにotuuさんはお店をやりながらになるのでたまにテーブルに来ていただく感じです!

 

この時間がまた楽しかった・・・皆さんの九州のカヤックフィッシングのお話がすごすぎて!ホント、このまま移住したくなっちゃいます。

 

otuuさんのお店はお酒屋さんがやっている角打ちなのでイイお酒が揃いまくってます。

福岡の皆さん、やっぱり酒が強い!

 

あ〜ホンっト、一緒に飲みたかった!

 

そして・・・

 

本場のモツ鍋を出してもらいました!

 

otuuさんのお店のモツ鍋がこれまたやばいっす。信じられないほどに美味い。

 

っていうか、僕は関東でしかモツ鍋食べたことがないのですが、ぜんぜん別物です。

 

なにが違うって、スープが違う、モツが違う、なにからなにまで別次元。

 

どんどんいけちゃいます!

 

最後には・・・

 

モツ追加しーの

 

麺はいりーの

 

ですよ。美味しすぎて気絶するかと思いました。

 

福岡のカヤックアングラーの皆さんは、こうして普通の日も仕事帰りとかにotuuさんのお店にふらっと来れちゃうですよね。休日以外もお酒飲みながらカヤックの話とかできるって、なんて羨ましい環境なんでしょうか!

 

最後にotuuさんと一枚!

 

九州カヤックフィッシングの開拓者otuuさんはネット上で感じていた印象のとおりの方でした、面白くって頼りになる兄貴ってカンジ。

 

otuuさんとの写真、宝物にします!

 

お店がお忙しい中、突然の訪問にご対応いただき本当にありがとうございました。

 

今回は悪天候のためイベントも中止となりかないませんでしたが、ぜひ次お会いする時は海の上でご一緒したいです。これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

で・・・終わるハズもなく!

 

otuuさんはお店があるのでご一緒できませんが、来ていただいた3名のカヤックアングラーの方にあの場所へ連れていってもらいます。

 

そう、博多と言えば・・・

 

正直、モツ鍋たくさんいただいてお腹超いっぱいなのですが、博多に来たら食べずにはいられない。

 

とんこつラーメンでしょ〜

 

地元の方がオススメのお店に行ってみたいじゃないですか!

 

連れてきていただいたのは、観光客はまずこないであろう立地にあるラーメン屋さん。地元の人が飲んだ後によく食べるというお店だそうです。

 

こういうトコに連れてきてもらえるのって最高に嬉しい!

 

うわぁ〜・・・う・・・うまそう!

 

実際、美味い!

 

モツ鍋と一緒で、関東で食べるのとやっぱり違う。麺が違う、スープが違う。

 

お腹いっぱいのハズなのに、余裕の完食!

 

ちなみに中谷さん、otuuさんのお店に行く前にもラーメン食べてきたそうですよ!

 

ラーメン食べて、モツ鍋食べて、飲んで、またラーメン食べて・・・・いったい中谷さんの胃袋はどうなっちゃてるんでしょうか。JOJO第三部の強キャラの一人、ヴァニラ・アイスのスタンド「クリーム」状態です。

 

これからはヴァニラ・アイス中谷と呼ぶことにします。(呼ばない呼ばない!)

 

九州のお三方、ほんとにあたたかくて、話が面白い方ばかりで、初対面なのにまるで昔から皆さんとカヤックフィッシングしてきたような感覚にさえなります。楽しかったな・・・

 

僕はこのまま車で出発します。博多の滞在時間は数時間でしたが、お三方のおかげで博多旅行気分まで味わえました。

 

皆さんとも、次回はぜひ海の上でご一緒したい!

 

ここで中谷さん、さえみさんともお別れし、いよいよ関東へ戻ります。

 

平戸滞在中に起こった西日本豪雨の影響でところどころ下道に降りなければならなかったりしながら、走ります。

 

本州に入ると、行き道に通ってきた山陽道は西日本豪雨の影響でいまだ通行止めとなっていたため、中国道を使って東に東に向かいました。

 

途中途中、パーキングやサービスエリアで仮眠という名のガッツリ睡眠取ってしまったりしながら・・・・

 

翌日夜には

 

滋賀県の大津サービスエリアまで到達

 

琵琶湖が見えるサービスエリアということで夜景も絶景です。

 

さあ、夜メシは何食べようかなと!

 

やっぱり滋賀に来たらこれ食べとかないとアカンでしょう!

 

近江牛!

 

・・・・4,800円

 

無理!

 

実は長期滞在でかなりお財布の中が空に近づきつつあります。

 

ということで、カツカレーラーメンで我慢することにしました(笑)

 

でも、関東にはやはり無い味で、これも美味かったです!

 

今日はこのサービスエリアで仮眠して、朝イチに途中下車します。

 

そう・・・・せっかく帰り道に通るので・・・

 

琵琶湖

 

でカヤックフィッシングをしてみたかったのです。

 

まだまだ関東までそうとう距離があるので朝だけになりますが、朝練で琵琶湖行ってみます!

 

で・・・ウトウトとしたら・・・

 

はっ!すでに夜が明けているじゃないか!

 

でも、大津サービスエリアからのぞむ琵琶湖の朝日・・・美しい。この景色もなかなか見ることができないです。

 

さあ、行ってみましょう。琵琶湖!

 

南湖沿いの道路を走ると、かなり数多くの駐車場がありました。その一つに車を入れて用意します。

 

艇はプロフィッシュ45キュベレイ号!

 

平戸ではヒラドシェイカーを借りていたのでちょっと久しぶりの自艇です。琵琶湖ほどのキャパだと14ft級のカヤックでも違和感はないでしょう。

 

で、浮いてみて感じました。

 

ほぼ海だ!

 

これで小さい方の南湖ですから、さらに巨大な北湖はいったいどんなスケールなんでしょうか。また北湖にも行ってみたいですな〜。

 

琵琶湖は沖のウィードを攻めるなんていう話を聞いていましたが、今日は魚探も積んでないので、関東スタイルで岸撃ちをしていきます。

 

短時間なので、いろいろやっている時間はない。トップウォーターオンリーでいきます。

 

せっかく琵琶湖に来たのだから、釣れ線ルアーではなく、ダメでもともと夢を見て、でっかいプラグを使います。

 

スーパークレイジーウォブラーにトトにマグナムスキマー、そしてサソリ。

 

特にこの写真のサソリで一度は釣ってみたい!

 

沖をカヤックで移動して、ワンドワンドに入り、良さそうな岸際の冠水植物などを打ってみます。

 

めちゃくちゃ釣れそう!

 

が・・・現実はそう甘くもなく、バイトが出ないまま時間が刻々と過ぎています。琵琶湖に来たからってそう簡単に釣れるもんじゃないんです。

 

ウィード+冠水植物とか完璧なんだけどな・・・腕ですね・・・

 

ただ・・・

 

一度だけ、サソリにバイトがありました!

 

残念ながら乗らず、天を仰ぐ(笑)

 

ドラマはこのワンバイトのみ。やってしまいましたが、サソリでバイトがあっただけでも良しとしましょう!

 

琵琶湖カヤックフィッシングも、またいつか再び来たいと思います!

 

琵琶湖周辺はずいぶん都会です。グーグル先生によると、ちょっと走れば日帰り温泉とかもありそうです。

 

昼前には上がって、せっかくなのでひとっ風呂浴びることにしました!

 

南湖のほとりにある巨大なイオンモール草津

 

この中に日帰り温泉まであるそうな。

 

草津湯元・水春

マイケロリン桶を持って行ってみます!

 

いや〜運転と朝練だけとはいえカヤック漕いだ身体に温泉が染み渡りました・・・

 

風呂では地元のおじいさんに話かけられて、九州からの道すがらにちょっと寄って、いまから関東に向かうと言ったら仰天されました(笑)

 

そんなこんなで1週間のロングバケーション、僕の九州遠征(帰り道にちょっと琵琶湖)の旅は終わっていきました。

 

まあ、そこからの帰り道も・・・・

 

三重県でラーメン

 

静岡県でラーメン

 

と、各地のラーメンを食べながら帰っていき!

 

・・・・よく考えたら福岡からずっとラーメンを食べ続けている

(成人病になるわ!)

 

家に無事についてからは・・・

 

平戸のお土産で買ったアゴ出汁でそうめん

 

ここ2日以上、米粒ぜんぜん食ってない(笑)

 

この液体のアゴ出汁が最高でした。お土産のおばちゃんに開封してからの賞味期限を聞いたら「美味しくて毎日使って、すぐになくなるから心配しなくていい」と言われましたが、そのとおりでした(笑)

 

ずいぶん長い連載みたいなブログになってしまいましたが、九州遠征はそれだけ内容が濃く、とても楽しく、多くの方にお会いして勉強になることがたくさんありました。

 

やっぱり・・・旅はいい!

 

Kayak55のお店を始めてからはなかなか連休が取れないので、遠出は一年に一回ぐらいしかできませんが、また来年もどこかへカヤックフィッシング遠征へ行きたいと思っています。

 

マイ・ケロリン桶を持って!

(お風呂も旅の楽しみの重要な要素なんですよね〜)

 

それまでは関東で引き続き腕を磨いておきます!

kayak55.com BBQ秋祭りのお知らせ

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恒例のkayak55バーベキューのお知らせがチャン松君より届きました!

(このイベントは企画・監修チャン松君です!)

 

秋のカヤックシーバスシーズンに釣りする人は釣ってから、釣らない人はゆっくり来て、普段楽しませてもらているふなばし三番瀬海浜公園にお金を落としつつ・・・

食って、

食って、

 

食いまくる(笑)

 

というバーベキューイベントです。

 

ふなばし三番瀬海浜公園のバーベキューはとにかく楽なんです。すべての道具、食材が用意されているのであとは焼くだけ!飲み物もある程度はkayak55で用意します。

 

手ぶらでもOKです!

(お好きなお飲み物ぐらいは持ってきた方がいいかも?)

 

食材もたっぷりでだいたい毎回食材が余って争奪戦しています(笑)

 

もちろん、これを焼きたい!という持ち込みも大歓迎です。

 

ベテランの皆様も、そして今年からカヤックフィッシングを始めた方も、これからカヤックフィッシングを始めようと思っている方も、はじめての方も大歓迎です。ぜひご参加をご検討ください。

 

天候良ければバーベキュー前に釣りをするのもいいかもしれません(自己責任でお願いします)シーバスダービーの終盤、一発逆転がこの日に出るかも!?

 

バーベキュー終盤にはささやかながら・・・

 

kayak55からの賞品を争奪するじゃんけん大会を行います。

なるべく全員の方が何かをもらえるようにしつつ・・・今年も1点は豪華な賞品持ってきます!

 

以下がチャン松君からの詳細です。ご参加ご希望の方は参加申しこみに沿ってメールをいただければと思います。

 

よろしくお願いしますm(_ _)m

 

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チャンマツです。

毎年恒例になっている「kayak55.com BBQ秋祭り」

 

カヤックフィッシングの仲間で、湾奥カヤックシーバスのメッカ「ふなばし三番瀬海浜公園」で、みんなでわいわい食べましょう!

 

開催日:2018年10月28日(日)・11:00〜15:30予定

(当日はkayak55.com実店舗は臨時休業となります)

 

集合時間は10時45分集合!

 

集合場所はふなばし三番瀬海浜公園のBBQエリア受付付近になります。

 

参加費は大人一人様4,500円税込・子供(12才未満)2,500円税込となります。(当日お支払いください)

 

ちなみに食材の準備の関係で完全前予約制となっています。当日の飛び入り参加は受付けられませんのでご注意ください。

 

セット内容にお飲み物は含まれませんので、kayak55からもクーラーにある程度の飲み物を多めに入れて持っていきますが、各自お好きな飲み物をお持ちください!

 

BBQ前に出艇される方も含まれ、ほぼマイカーでのご来場になるので、お飲み物はノンアルコールに限らせて頂きますm(_ _)m

 

BBQ前に三番瀬で釣行されるのは基本自由ですが、本イベントには含まず弊社は一切責任を負えませんので、原則自己責任の範疇でお願い致します。

 

※日曜日のため公園前の路上駐車も可能ですが(日・祝駐車禁止解除の道路のため)バーベキュー前にふなばし三番瀬海浜公園の駐車場内にお車を入れて入庫をお願いします(駐車料金500円)

 

あまり大人数になりますと、BBQ前釣行で多数のカヤックが出艇してしまう可能性がありますので、BBQ参加人数は先着30名までとさせて頂きます。

 

【申し込み方法】

info@kayak55.com」までメールをお送り下さいm(_ _)m

件名を「BBQ参加」で、本文に必須事項の記入をお願いします。

 

■必須事項

・ご氏名

・携帯電話番号

・参加人数

 

受付締め切りは10月22日(月)中までとさせて頂きます。

カヤック・ブリ動画再アップ!&臨時休業のお知らせ

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Kayak55の最寄りエリア一帯は梨の産地です。

 

うちは市川市ですが、船橋もふなっしーの梨汁ブシャーで有名ですよね!

 

今回は、常連のカヤックアングラーのIさんから八千代産のコレをいただいてしまいました。

 

でかっ!これが梨なんですか!?

 

梨にもいろいろな品種があるんですね。写真で大きさが伝わるかわかりませんが・・・普通の梨がソフトボールぐらいだとすると、砲丸投げの球ぐらいあります。(わかりにくいし!自分もよく分かってなくて言ってるし!)

 

とにかくカイデーです。

 

こんだけデカイと味はどうなの?って思ったのですが・・・・

 

ジューシーで美味い梨の味!

 

うまいし、大きいから1個食ったら満腹!

 

さすが千葉県、梨は外さない。

 

Iさん・・・・来年もよろしくお願いします

(甘えすぎ!笑)

 

さて!

 

今日はまずは動画の紹介から。

 

カヤックからの鯛ラバでブリ動画

 

実は昔アップしていた鯛ラバでブリを釣った動画が、お恥ずかしい話なのですが・・・使っていた音楽に問題があって見れなくなってしまったんですよね。

 

当時、あまり深く考えずに落ちていた音源とか使ってしまっていました。反省ですm(_ _)m

 

ただ、この時の魚は自分の中でもそうとうメモリアルな一匹だったので消えてしまったらしまったでちょっと悲しい。やっぱり記録して残しておきたいな。

 

ということで、再編集して自作音源を乗せて再アップしてみました。

 

ファイト時間が異常に長い動画です。これでも半分ぐらいカットしているのですが、ヒットしていきなり釣り上げてしまうと、ファイトの苦労した感じが出ないと思ってファイトのやりとりはだいぶ残して編集してみました。

 

ヒットルアーは仲間のマンボウさん自作のマンラバ。ネクタイはホワイト、ヘッドはオレンジでした。とにかくよく釣れた伝説の鯛ラバです(現在は家のボックスに殿堂入りさせています)

 

KFゴルゴの限界ファイトを試すこともできた貴重な一尾でした。

ライトなロッドであるゴルゴ、PE1号を使うロッドなので、正直、これぐらいの魚がひとつの限界点かもしれません。

 

ちなみに、カヤックはバイキングカヤックの忍(ロナウジーニョ号)。忍の方はこのサイズとのファイトもなんら不安定感がなく、まだまだ大きい魚と戦っても大丈夫そうな余裕を感じました!

 

もう過去に見ている方からすると、再放送かよ!!ってツッコミが入る動画なのですが・・・

 

もしよかったらご覧ください↓↓

 

カヤックフィッシング、天候でなかなか出れないことも多いですし、海に出れたからといって毎回いい釣りができるわけでもないです。

 

ただ、それでも好きでカヤックフィッシングを続けていると、たまに信じられない魚との出会いが起こります。

 

この魚ともカヤックに乗っていなければきっと会えなかったことでしょう。

 

カヤックフィッシング最高!

 

つづいてはお知らせです。

 

10月13日(土)・14日(日)

 

Kayak55は臨時休業をいただきます。

(ちなみに15日も定休日のため実質3連休をいただきます)

 

Kayak55トップページでもお知らせしておりますが、JSCA(セーフティーカヌーイング協会)のイベント参加のため実店舗・通販業務・お問い合わせご返信等の通常業務をお休みさせていただきます。

 

パドルスポーツフェスティバル 2018

 

web通販の自動受付は可能ですが、12日16時以降のご注文に関しましては、即納品におきましても最短で16日(火)発送となります。

 

このブログも次回更新は16日の火曜日となります!

ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。

三番瀬でのカヤックの救助事案

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ホエールです。

 

土日は今年から加入させていただいたJSCA(日本セイフティーカヌーイング協会)30周年イベントのため臨時休業をいただき、そのまま月曜日定休日となってしまい3日お店をお休みしておりました。申し訳ありませんでした。

 

また後日、この素晴らしかったイベントの報告はさせていただきたいと思います。(他にアップ予定の記事も溜まりに溜まっていますので少し後になりそうです・・・)

 

今日は厳しい話題をブログに書かなければなりません。

 

出張中だったので知らなかったのですが・・・イベントが無事に終わって移動した先で仲間のカヤックアングラーからのメールに気づきました。その内容に心臓が凍りつきました。

 

三番瀬でカヤックの救助事案が起こってしまったそうなのです。

 

ただ、幸いにも命に別状はなかったということで、心の底からホットしました。命が一番大切ですから。

 

概要としては、

 

三番瀬で動力船の曳き波で沈→携帯やカヤックをロスト→通りかかった船に発見されて救助

 

ということです。

 

Kayak55でカヤックを買っていただいた方ではありませんが、用品は買っていただりもしたし、ホームが重なっているのでお顔は存じ上げています。重ねてになりますが、まずは命があったことを、救助に関わった方に心から感謝したいと思います。本当に良かったです。家で待っているご家族のもとに無事で戻る。それが一番大切です。命が一番大切です。

 

すでに救難者ご自身でSNSで状況を書かれていらっしゃいますが、ここでは直接リンクでの転載は控えます。

 

前から書いていますが、カヤックで大海原に出ている以上、誰しもが(どれほどベテランの方でも、もちろん僕でも)いつなんどき自分が救助される側になるかはわかりませんよ。ですから、個人への非難などの風潮は絶対に避けるべきだと考えています。

 

僕はリアルな遭難状況は経験はありません。その時にはパニックという要素が入って判断ミスなどはどうしても起こるはずです。それを非難するのではなく、そこまで想像して今後に活かすことが大切だと思うのです。

 

事故を教訓として同じことを繰り返さないためにはどうしていくべきかをみんなで考えていくことを重視していきませんか。

 

カヤックの事故はいくつかのリスクが重なっていき、そのリスクの数が多くなっていくことでより重大な事故になっていくと僕は考えています。そして、そのリスクがたくさん重なり合ってどこかで一線を超えたところで死亡事故になってしまう。

 

逆に言えばご自身が出艇される際はそのリスクをひとつひとつ消していけば、より安全に楽しめるということになるわけです。

 

今回の事故もリスクがいくつか重なっています。

個人情報につながる点は避けて(艇のタイプなど)、教訓としてそのリスクを箇条書きとして上げてみます。

 

【風が強いリスク】

 

風速の過去ログを見てみました。この段階で出艇を諦める、もしくは途中で風が強いと感じて上がれば、事故自体が存在しなかったことになります。

 

【航路につながるブレイクを攻めるリスク】

 

ここで2つのリスクが重なってリスクが増大しています。

 

動力船の曳き波で沈・・ということですが、もしも航路から距離を置いたシャローエリアで釣りをしていればまず沈するレベルの曳き波を立てるような船が通ることはなく、曳き波自体をくらうことがなく、こちらも同様に事故は存在しなかったわけです。

 

【セルフレスキューができないリスク】

 

艇を一度は確保されています。即座に再乗艇が成功していれば無事に自力で戻れたかもしれません。もちろん実際のフィールドで荒れている状況では練習どおりにはいかないはずです、自分だって練習は重ねていますができるかわかりません。だからこの方の技量不足と言う気はありません。ただ、セルフレスキューが熟練の域まで達していればもしかしたらこのリスクを避けることができたかもしれない、その可能性がある限り、やはり練習は必要だと思うのです。

 

【携帯をロストするリスク】

 

【カヤックをロストするリスク】

 

カヤックのロストは風のリスクと連動しています。昔のユーストリーム放送の動画で実験したことがあったのですが風速6mぐらいで艇の確保をミスすると流れていくカヤックにPFDを着た状態では泳いでも追いつけなかったです。(だからといって下記にあるようにPFDは救助を待つ上で最後の砦、脱ぐことは絶対にやめてください)

 

そして・・・携帯をロストという段階でリスクは最大限となっています。死亡事故になってもおかしくない事例だったと思うのがこの点です。

 

ここまでくると、自分の行動ではどうにもならず、あとは運次第となってしまうからです。

 

その後、通りかかった船に発見されて助かったということで、それが最大の幸運です。本当に良かったです。

 

この時、PFDを着ていたことが最後の砦になっています。PFDの大切さ、痛感しますよね。私の周りではあまり聞かないですが、一部地域でPFDを着けていないカヤックアングラーの目撃例があったというブログを見たことがあります。その時点でリスクはいきなり最大級になっています。

 

逆に考えて、今挙げたリスクを逆転の発想でひとつひとつつぶしていけば、安全に楽しめることにつながっていきます。

 

【風が強い日は出ない、強くなってきたら即撤収】

 

【三番瀬では航路のブレイクで釣りをしない】

 

この2点が今回の最大ポイントになっていると僕個人は思っています。この点を注意することで事故自体が存在しなかったからです。リスクがぐっと下がります。

 

【再乗艇(セルフレスキュー)の精度を上げる】

 

さきほど挙げたようにリアルな沈は経験できないわけで、実際にその状況下でできるかどうか?はなってみないとわからないかもしれません。でも練習を重ねておくことは無駄ではありません。できる確率は上がるはずですし、なにより再乗艇の自信があれば精神的な余裕が生まれるはずで、極限状態において、その精神的な部分がかなり大切だと思います。

 

【携帯を使える状態でPFDのポケットに入れていく】

 

今はほとんどの方がタッチパネルのスマートフォンでしょうから、濡れた状態で作動するか、これは僕も自分が使っている防水バッグで実験をしてみたいと思います。うまくいかないようであれば何か手立てを考えなければいけないでしょう。これはスマホ時代のカヤックアングラー全員の今後の課題です。

 

【水温に合わせたウエアリグをしっかりしておく】

 

特に秋以降、これからの季節は水中に落水した際の低体温症のリスクが日に日に増大していきます。もし再乗艇できず水中で待つ形となれば、救助までの時間がかかればかかるほど死亡に近づいていきます。水中は空気中の20倍で体温を奪っていくと言われています。ウエアを着ていても低い水温に長時間いればいずれにしても危険ですが、季節に合わせたウェットもしくはドライスーツの着用によって助かるかどうかの時間差が確実に出てくるはずです。

 

春と秋は三番瀬のシーバス釣りが盛り上がってくる時期です。今年から始めたカヤックアングラーの皆様も多くチャレンジされるかと思います。

 

Kayak55のトップページよりリンクが貼ってありますが、数年前に三番瀬でのカヤックフィッシングの注意点をまとめたブログがありますので、ぜひこの秋にチャレンジされる方は上記リスクの軽減を考えた出艇と装備、そして下記のブログを一度ご一読いただきたいと思います。

 

ふなばし三番瀬の注意点

 

要約すると・・

 

【強風時に出ない】

 

【航路から十分距離を取る】

 

【海苔棚に近づかない】

 

【漁師さんの船の航行の邪魔にならないようにする】

 

【駐車のマナー】

(日・祝以外は路駐は禁止)

 

【公園自体が多くの方が訪れるので艇運搬のマナー】

(公園内では針のついたルアーはボックスへ、ロッドも左右に開いてしまうフラッシュではなく寝かせて運搬)

 

【水道のマナー】

(艇などを洗わない)

 

【出艇の場所のマナー】

(潮干狩りのネットをまたがないように、公園の右端や左端まで運んでから出す)

 

【フラッグの装備の遵守】

(シャローゾーンも漁師さんの小型ボートは頻繁に通ります)

 

ぜひお願いします。

 

この過去のブログでも一番スペースを取って書いておりましたが、今回の事例からも、ぜひ航路に近寄った釣りは避けていただき、航路からじゅうぶん距離を取った安全なゾーンで釣ってください。

 

シーバスはシャローでじゅうぶん釣れます。いや、むしろシャローに捕食に出てくる魚はデカイ。過去には私ではないですが90アップも数本出ています。私も80オーバーはやはり1m台のシャローで釣っています。たとえ釣れなくても、次に釣ればいいではないですか!

 

危険につながりやすい航路のブレイクでの10本より、安全性の高いシャローの1本の方に価値を置いた釣りをしていきませんか。

 

もちろんシャローゾーンは比較的安全性が高いとはいっても風が吹けばむしろ水面が荒れます。ぜひ風速の弱い日のみを選んで遊んでいきましょう。

断捨離始めました

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先日から釣具を整理しはじめました。

 

とはいっても膨大な数の最近あまり使わないルアーであっても、でも僕はどうしてもルアーは捨てられないし、売れない。

 

だから、フックをすべて外して、フックは捨てて、ルアー本体のみを昔のプラノの大箱にどんどん入れて収納していきました。そうするとかなりコンパクトになりました!

 

こんな懐かしいやつも出てきた。

 

昔は東京湾の各所の塩分濃度に合わせてウエイトチューンとか本気でやってたな〜。カヤックフィッシングを始めてから僕の釣りはもっとアバウトになっています。

 

そして、このボックスが空になったので捨てることにしました。

 

メーカー不詳のタックルボックス。

 

実はこれ、大学生の頃にシーバス釣りを始めた時に、生まれて初めて買ったタックルボックスなんです。

 

茅ヶ崎の上州屋から自転車でかかえて持って帰る時、このボックスいっぱいにルアーを集めるぞ!とウキウキしたものです。

 

気がつけばあれから20年以上が経過。まさかあの時は、このボックスいっぱいどころではない凄まじい数のルアーを買うことになる人生を歩むとは思っていなかった(笑)

 

当時、このボックスにはK-tenやアイルマグネット、シーバスハンターII、ザ・ファースト、マールアミーゴなんかが入っていました。どれもめちゃくちゃ大切な宝物でした。ロストしたやつも多いですが、その頃のルアーのいくつかはまだ残っています。

 

陸っぱりの時にもこのボックスを抱えて持っていたもんです。今考えると邪魔でしかないのですが・・・ルアーをたくさん持っていくのがかっこいいと思っていました。

 

今じゃフィールドで使うルアーは3個ぐらいあれば十分になってしまっている(笑)

 

湾岸バイブレーションのステッカー

 

たしか当時発売されたばかりのスミスのベイブルのパッケージについていたステッカーだったような?(違っていたらスイマセン)

 

今は亡きザウルスのステッカー。

あの頃、雑誌で見るザウルス軍団のかっこよさに猛烈に憧れたメーカーでした。

 

いつか僕もザウラーとして、テンガロンハットかぶって釣りをするぞと思ったもんです。しかし、どこで間違えたのか、近鉄バファローズのキャップをかぶって釣りしています(笑)。

 

このボックスを今回、断捨離として捨てることにしました。

 

脳裏に、釣れない海でタツノリ君と一緒に一晩中キャストを繰り返す大学生だった僕の姿がよぎりました・・・。

 

さよなら・・・でも、いつまでもあの頃の釣りの思い出は消えない!

 

もう少し、僕のタックル整理は続きます。

 

このブログでも整理中に出てきた懐かしのルアーなど思い出と共に「戦友たちのララバイ」コーナーを復活して、少しづつ紹介していこうかなと思います!

【2008年】美しき青き西伊豆

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シットオンを使った本格的なカヤックフィッシングというスタイルの黎明期に、とあるホームページがありました。

 

それが・・・

 

TEAM N.W

 

当時はまだSNSというものがなく、ウェブ1.0の時代。HTMLを駆使してカヤックフィッシングの釣行記をアップしていました。

 

このホームーページ時代のTEAM NWはヤフーのジオシティーズというサービスを使っているのですが、先日、ショックなお知らせがヤフーさんから届きました。

 

ヤフージオシティーズ終了・・・・

 

時代ですよね・・・いわゆるテキストサイトと言われた個人でのホームページ作成が大流行して、昔はジオシティーズ内だけでも、とんでもない数の個人ホームページがあったのですが・・・。

 

今やSNSの時代。個人のホームページサービスは時代遅れなのです。

 

ホームページ「TEAM NW」も時代と共に、広大なネットの海に消えゆく運命となりました。

 

そうなると、やはりTEAM NW時代の釣行記の印象に残った釣行のいくつかは残しておきたくなります。

 

ということで、これから2019年3月のジオシティーズ終了までに、ちょいちょいTEAM N.Wというホームページの釣行記からホエールが特に思い出に残る釣行をいくつか抜粋して、このブログの「思い出のカヤックフィッシング」カテゴリーに少しづつ転載していきます。

(ですので、ある程度、転載が終わればこのカテゴリーの更新は終了となります)

 

そう!!

 

コピペ!

 

つまり!

 

手抜きです!(ダメじゃんっ!)

 

でも、たまに過去の自分を見てみるのは、かなり楽しいんです。

 

例えば、10年も経過するとその時の釣りのことをだいぶ忘れてしまっているのですが、読み返すと一気にその時代に戻れます。

 

その日の空気のカンジ、匂いまで鮮明に戻ってくるような。

 

だから、後から振り返るためにも、消え去ってしまう前に釣行記をサルベージしておきたいのです。

 

今日はちょうど10年前の2008年の釣行記です。

 

今日、振り返るのは!!

 

【2008年7月13日】

 

の釣行記

 

~美しき青き西伊豆~

 

うぁ・・・2008年なんて最近の出来事のようですが、もうあれから10年も経ってしまうのか。

 

この日は、私ホエール的に人生最大のマダイを釣りあげることができたんです。

 

もともとマダイに絞った釣行をあまりしないということもあって、この日のサイズを超えるマダイに10年経っても出会えていません。

 

実は、kayak55で毎年やっているダービー企画(今年はシーバスダービー開催中)、来年2019年は真鯛ダービーにしようかなと思っているところ。

 

来年こそはこの日の真鯛を超えるサイズを狙ってみたい!

 

~以下、当時の釣行記より~

 

■忙しい忙しいとアピールするのは個人的には好きじゃない。

 

でも・・・ほんま忙しい(涙)

 

ホエールもタツノリも忙しい間に、今年開拓を昨年以上に進めるはずだったアオリのシーズンが終わろうとしています。

 

そんな中、なんとか二人で休みを合わせる日ができました。

 

丸一日釣りに使える釣行も、実に一ヶ月以上ぶり。

 

「どうする??」

 

「シーズンラストのアオリも捨てがたいけど・・・やっぱここは鯛いっとくでしょ」

 

そう!

 

「先月、あえなく強風で撤収した西伊豆へリベンジしよう!!」

 

よし!

 

今年の初マダイ、いっちゃうよーー!!

 

■とはいっても、釣行前日・・・

 

職場でこんな時間まで働いてる僕って・・・

 

釣行当日になってるじゃん!!

 

いそいで出発!朝の首都高を走り!

 

タツノリ家到着!

すがすがしい朝だーー!!

 

日曜の朝なのに、首都高も東名も車が少ないなぁ・・・

 

ハッ!!

 

そうか!ガソリン高騰で道路が空いてるのかもね!

 

たしかに・・・西伊豆までのガソリン代・・・痛いなぁ(号泣)

 

そんな小さいことは忘れていきましょう!

富士山はでっかい!!

 

ホエール&タツノリ・・・TMネットワーク熱唱で向かいます!

 

ラーブトレーン!

戻れないーー

このまま君をつれーさーーってーー

 

そんなこんなで伊豆中央道に突入!

すっかり伊豆らしい山になってきた。

 

西伊豆に至る峠に入る。

緑色が眩しすぎるほどに美しい。夏だ!!

 

海到着!

やったーーー来たぞーー!

 

それにしても、今日はまたベストなベタ凪じゃないですか。

でも、すぐに風強くなってきちゃうのが僕らのパターンなんだけどね(涙)、今日はどうかなぁ。

 

とにかく、凪のうちに釣るぞ!!

 

用意も万端!

 

既に朝9時回ってます。相変わらずのスローフィシング!

 

GO!!!

 

いいベタ凪・・・

最高だ・・・

 

魚探をかけながら沖に出ていきます。

 

すると・・・

 

トビウオが飛んだーーーーー!

 

そして、その着水点あたりで・・

 

今度は・・・

 

シイラが飛んだー!

 

やべーーシイラいるぞ。

 

ホエール、すかさずインチクからこいつにチェンジ!

 

シイラ最強ジャークベイト

トビペン11cm

 

インチク用にと持ってきた7ftベイトシーバスロッド(PE08号)でキャスト!!

 

びゅーん!!

 

ポチャ。

 

高速ドッグウォーーーク!

 

ドバーン!!

 

出たーー!

 

あ・・・

 

外れた・・・

 

すると、外れたルアーを今度は別のシイラが奪う!

 

うわーーサイズ下がった!!

 

けど・・・

 

掛かった!

でも、PE08号タックルじゃツライわ

 

うぉぉぉーーー

 

ぐぉぉぉーーー

 

・・・みたいな感じで、寄せてはドラグ出して、5分以上ファイトしちゃいました。

 

ようやく寄ってきた。

ほらほら、上がってこい!

 

びゅいーーーーん(ドラグ出される)

 

こんなのの繰り返しです。

それにしても、プロックスのバルトムBC-1、安いのに使いやすいリールだなぁと思っていたら、ドラグもスムーズじゃないですか、いいですよ、このリール。

 

また寄せてきて!!

 

オラァッ!

 

シイラゲット!

 

タモに入りません

 

暴れる暴れる・・・

 

なんせ、シイラは想定してなかったので(といいつつトビペン持ってきてるけど!笑)、ボガも持ってきてません。あぶないのでブツ持ちせずにノータッチリリースしときました。

 

それにしても、さすがにシーバスロッドとPE08じゃファイトに時間がかかりすぎる。 シイラやりたいなら、タイラバとインチク用のロッドの他に、もう一本PE2号ぐらいのキャスティングタックル持ってきた方がいいですね。

 

■シイラの気配はムンムンで時折ジャンプされてますが、ここは我慢して鯛を狙っていきます。

 

しかし・・・

 

釣れません

 

20m~50mぐらいまで、いろいろなラインでインチクを落としてみますが、まったく当たりがありません。

 

そうそう、いつもは鯛ラバ使っているのですが、今日はインチクです。

 

最近ははじけようさんやストクラさんの東海組がインチクでモンスターマダイ大爆発!

 

こいつぁ・・すげぇ!インチク使ってみたい!って思っておったのです。

 

はっきりいって、使い方がわかりません。

 

とりあえず、鯛ラバより少し早めのただ引き、ショートジャーク+フリーズを中心に組み立てていきます。

 

すると・・・

 

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

 

突如として鳴り響く魚探のフィッシュアラーム!!!

 

見ると、中層から上が真っ黒です。

 

これはイワシの群れだ。

 

何かがくっついるはず!(青物であってくれーー!笑)

 

タツノリは小型のメタルジグ、ホエールはそのままインチクを落とします。

 

中層でリトリーブを止めてシェイクしていると・・・

 

ゴゴゴゴッッッ!!

 

うっひょーーキターーー

 

しかもけっこういい引き!!

 

でも、この震え方は・・・・

 

サバダバサバダバ!!

ナイスサイズのサバダバーー

 

40cmクラスの良型です。

こいつは美味そうだ。

 

タツノリにもキターーーー

 

怒濤のバーサー連発

 

爆釣!!二桁は釣ったかな?

3本だけサバ折りにしてお持ち帰り♪美味そうっす!!

 

久々のサバ爆発です。

2005年、2006年はサバ100匹釣りも当たり前だったこの場所ですが、2007年は何故かサバがぜんぜん少なかった。

 

今年の夏は再びサバ大爆発の予感です。

 

風がかなり強くなってきた。

 

風待ちもかねて一度着岸して昼飯ターイム!

 

で・・・

 

昼飯をかっくらうと・・・

 

いつしか夢の中へ・・・

 

あーーーめっちゃ気持ちいい。

 

■起きてみると、まだ風は吹いてますが出れそうなレベルまで落ちてきた。

 

残り時間はあとわずかですが、いくしかないでしょ!

 

マダイ、釣るしかないでしょ!!

 

午前中とはうって変わって、沖には鳥がめちゃくちゃ寄ってます。

 

どうやら、満潮と岸に寄せる風が相まって、ベイトが寄ってるみたいですね。

 

鳥山のある沖を目指していくずらーーー

 

って気合い満々で漕いでると・・・

 

なんと!!至近距離に鳥山が突如発生!

 

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

 

またしても、鳴り響く魚探のフィッシュアラーム!!

 

水深は15m、上から下までイワシの反応でびっちりです。

 

これはヤバイな。

 

上ではシイラが飛んでます。おそらく中層をサバなどが回っているんでしょう。そして、ボトムには青物や根魚がいるかもしません。

 

インチクを落とし、ボトムを取り、5mぐらい巻き上げて、リーリングを止めてチョンチョンチョンチョンと動かし、また巻き始め・・・・・た・・・・

 

その時!!!!!

 

ゴン!

 

ゴンゴンゴン!!

 

ギューーン!!!

 

ゴン!

 

ゴンゴンゴンゴン!!

 

忘れもしない、この引きは!!!

 

ホエール「やばい!マダイが来た!!しかも・・・でけぇ」

 

考えてみたら、さっきシイラとファイトしてからリーダー変えてません。大丈夫かなぁ?と慎重に上げてきます。

 

ゴンゴンゴンゴン!!

 

そうとう抵抗します!

 

これは重いぞ・・・

 

そして、ついに!

 

ゲット・・・・・やべぇこいつは・・

 

70cmアップじゃーーー!!!

写真に入り切らん(嬉)

 

デュエルのソルティーベイト60gガッツリです。

 

これまで、マダイは20mより深い場所でしか釣ったことがなかったので、ビックリです。

 

15mラインのしかも中層で釣れるなんて・・・

 

完全にイワシに狂ってたな、このマダイは。

 

魚釣りは、遠く沖に出たらいいってもんじゃないんですな。

 

あぁ・・・・・・手が震える、シビレるファイトだった・・・

 

■けっこう風は吹いているのですが、シーアンカーを入れるとほとんど動かないので、シーアンカーを上げて流されながら反応を探していきます。

 

そして、フィッシュアラームに反応があったらすぐにシーアンカーを入れてじっくりさぐります。

 

すると・・・・

 

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

 

また反応に当たった!!

 

タツノリのメタルジグにヒット!

 

おおぉーこいつは!!

 

今期初のソーダガツオちゃんです!!

 

またきたーーー!!

 

ソーダーちゃんもプチ爆です!!

 

ホエールのインチクにも数回ヒットしましたが、見事に口切れ・・・

タツノリのジグだけが本数を重ねていきます!

 

またきたーーー!

 

この子だけスレてしまったので、お持ち帰りしました。

 

すると・・・

 

ゴツン!ゴツン!

ビューーーーーーーーーー!!

 

タツノリに猛烈なヒットォ!!

こいつは・・・あきらかにソーダじゃない!!

 

モンスターマダイや!

 

しかも、さっきホエールが釣った70cmアップの鯛よりもすごいぞ。

 

もしかしたら・・・80cmクラスか!?

 

ものすごい引きです。

 

タツノリ、ドラグを出されるのを耐えます。

 

しかし・・

 

フッ・・・・・・

 

バレたー!

 

小さいメタルジグのトレブルフックでは刺さりきらなかったようで、バレてしまいました・・うぎゃーーー残念!!

 

それにしても、本気でデカいマダイだった・・・モンスタークラスだった・・・

 

やっぱり、今日のマダイは完全なるベイトフィッシュパターン、メタルジグやインチクがいいみたいですね。

 

■そんなこんなしていると、あれだけ吹いていた風はピタリと止んで、同時に魚探の反応も薄くなり、アタリも止まってきました。

 

風が収まってきているので、シーアンカー無しで流しながら釣ります。

 

魚探の反応はあるので、引き続きインチクを落としてみます。

 

ん????なかなかボトムに到達しません??

 

ホエール「タツノリちゃん、ここの水深は??」

 

タツノリ「40m・・あ!どんどん落ちて、今50mだな」

 

かなりの急激なカケアガリ!

 

ここはチャンス!

 

ボトムを取って、ショートジャークで巻き始めた刹那!!

 

ゴン!ゴゴゴゴゴゴ!!

ゴン!ゴン!

 

またマダイキターー!!!

 

さっきより小さい。でも、まずまずの引きだぞ。

 

上がってきた!!

 

よーし、入れ!

 

獲ったどーーー!!!

 

さっきよりは小さいけど、尾の先までで60cmジャストのまずまずサイズ!!

 

はぁ・・・こんなに幸せでいいんでしょうか。

 

■そうこうしていると、完全に無風になり、潮も停止。

魚探の反応も消え、鳥も消えました。

 

あぁ・・・気持ちいい。カヤックは最高だ。

 

駿河湾に落ちる夕陽、海抜0mから見ると大迫力。

オレンジ色に全身包まれる。素晴らしい。

 

アタリが止まったので着岸!

帰りましょう。

 

どうすか!ド迫力です!!

獲ったどーーー!!!

 

伊豆+カヤック=気持ちいい!!

 

正直言って、西伊豆はこのガソリン高騰の時代、千葉から毎週通うこともできないし、そうなると、通いこめる身近なシーバスなどと違って、パターンを把握することなんてできない。

 

だから、結局、僕らの中ではリゾートの釣り。

 

でも・・・・別に極める必要なんてない、リゾートの釣りでいいじゃない。楽しければ!!

 

あぁ・・・夏の間にあと3回ぐらいは来たいなぁ。

 

今日遊んでくれた西伊豆の海とそこに棲む魚達に感謝!

 

■さてさて、まだ話は終わらないんです。

 

そう、これから戻って、海の幸をいただかなければ!!!

 

高速の道のりは長いので、車載はしっかりと!!

 

帰りもTMネットワーク熱唱!!

ゲッワイエンタッ!!

君だけーが!守れるものがどこかにあるさ!!

 

宇都宮のダンス、またいつの日か見たいな〜

 

小室哲哉の兵藤ゆき姉風ヘアもまたいつの日か見たいなぁ〜

 

タツノリ家到着!

 

いよいよ、おまっとさんのマダイお食事タイム!

 

でも、その前にさばかないとね。

 

でかいマダイは頭を落とすだけで一苦労。

でも、苦労してさばくことで命のありがたみがより感じられます。

 

キャッチ&イートで分かる命の尊さもあると思います。

 

マダイの腹の中からは、イワシだけがゴロゴロ出てきました。

 

やはり、今日のマダイはイワシ付き。

インチクやメタルジグに集中的にバイトがあった理由がはっきりした。

 

そして、苦労の後に!!

 

この皮付きのマダイは??

 

そう!!!!!

 

鯛しゃぶーーーー!!

 

この半生で食らう、鯛しゃぶが最強でした!!

さすが、日本の魚の王様であるマダイ。

くせのないお味、くせになる美味しさです。

 

さらに、真鯛の刺し身はもちろん

 

サバの塩焼き!

 

ソーダガツオのたたき!!

ネギとミョウガでゲロウマ!!!!

 

鯛のお汁

 

そして、なんといっても、この料理に合わせる・・・

 

この黄金の水が超最高!!

ルービーミ〜ノ〜でしょ!

 

ビールのうまい、いい季節になりました。

 

〜回想終わり〜

 

いやぁ〜、2008年なんて最近のような気がしてましたが、やっぱりめちゃくちゃ時間が経ってました。なにせ今と僕もタツノリ君も人相からして違う(笑)やっぱり30代前半は若いな。

 

この時はアブではなく、プロックスのバルトムBCっていうリールを試しに使っていたみたいです。ロッドはたぶんアクアのデザイアーをベイトに改造したやつだと思います。(はたしてアクアというメーカーを覚えている人はいるのだろうか?)

 

インチクを初めて投入したのもこの日だったとは、やっぱり詳細はかなり忘れています。しきりにガソリン代に触れているのでかなりガソリン高騰してた時期みたいですね。

 

艇も当時のターポン130T百式号だし、クーラーなんて発泡スチロールだし(笑)

 

ジオン軍フラッグだし(爆)

 

小室哲哉は引退してしまったし・・・

 

今とはやっぱりいろいろ違う。

 

時は流れた・・・

 

次回のこの「思い出のカヤックフィッシング」コーナーはいつになるかわかりませんが、次はタツノリ君大活躍の日の記憶を掲載しようと思います!


Nの海のコルジグに意外な魚種がヒット!

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ホエールです。

 

いよいよ来週末に迫ってきました

 

Kayak55バーベキューイベント

 

まだまだ参加募集中です!

 

あとは天候が良くなることを祈るのみ・・・

 

そんなkayak55バーベキューイベントは毎回プレゼントを巡ってのジャンケン大会をやっていますが、なんと今回は超豪華な賞品が!

 

一昨日、とあるカヤックアングラーさんがお越しになり、今回のバーベキューイベントに行けないので賞品を・・・と、ご提供いただいてしまいました。

 

バーベキューのジャンケン大会の賞品に以下が追加されます!

 

こ・・・・この箱は!?

 

エディバウワーのトレッキングシューズではないですか!

 

めちゃくちゃカッコイイ・・・

 

ありがたくいただきました!(少しは遠慮せんかーい!笑)

 

ということで、今回のバーベキューにお越しの方、ジャンケン大会で勝つとこのエディーバウアーのシューズが貰えるかもしれませんよ!

 

エディーバウアーといえばアメリカのファッションブランド。アメリカで初のダウンウエアを作ったとして伝説的なブランドですよね。エディーバウアーのフリースベストやフリースのプルオーバーなんかはタウンユースはもちろんカヤックのインナーとしてもかなりいいです。薄手のダウンジャケットもあるので超極寒期のドライスーツのインナーにもいいと思います。

 

これまで僕は普段着はほぼアディダスだったのですが、そろそろ大人だし(おっさんだろ)、サイトを見たらリーズナブルにかっこいいウエアがかなり売っていて、これからはエディーバウアーも着ていこうかな〜と。

 

さて!

 

昨日のブログでは10年前の釣行記をアップしたのですが、今日は現代に戻ってまいります。

 

今年は休みと風がなかなか合わず・・・Nの海に通う頻度がぐっと下がっていました。55ハウスが宝の持ち腐れ状態になってしまっている。

 

これからの秋〜冬、挽回して通いこんでいきます。Nの海!

 

その反撃の狼煙を上げるために、9月24日、久々のNの海に出撃してきました。

 

これからの釣りのテーマですが、やはりコルジグを使ったジギングです。

 

ようやく販売一歩手前まで来ています。ただ、ここまでこだわって作ってきたのですから、最後も焦らず、もうちょっとこだわり抜いて発売したい。諸々ともう少し実釣テストが続くのです。

 

前日、kayak55のお店が終わってから首都高湾岸線〜横浜横須賀道路をアスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜ける。

 

そして55ハウスに到着!

 

夏場は暑くてしゃーないこの55ハウスも夜は気持ちよく寝れる最高の季節になってきました。

 

55ハウスは海まで徒歩30秒。よし、これで日の出と共に出艇ができるぞ!

 

おやすみなさい・・・

 

ハッ!!

 

と起きたら外が明るいではないかー!

 

やってしまったか?すっかり寝坊してしまった。もし昼頃だったらどうしよう。

 

いそいで時計を確認すると6時。あ〜良かった!

 

6時30分出艇!

 

すでに多くのカヤックアングラーは沖に出ていってしまっていて、浜には誰もいない!完全に出遅れました。

 

でもちょっち寝坊してもまだ挽回できる時間に出れるのはまさに55ハウスの良い所。もし埼玉の自宅で起きて6時だったらそもそも釣りに行くこと自体を諦めるトコですから。

 

よし、行くぞ!

 

朝日を浴びながらイザ出艇。

 

艇はバイキングカヤック忍(ジ・O号)

 

55ハウスは海からの距離はめちゃくちゃ近いのですが、その間に砂浜が傾斜してあるので忍の軽さはやっぱり魅力的。最近はNの海では忍で出ることが多くなっています。もちろんプロフィッシュ45の方がスピードは速いですが、天候が良い日だけをしっかり選んで乗っていればまず忍の航行性能で困ることはないです。

 

今日の狙いは昨年からずっとこだわり続けている、Nの海のカンパチ。

 

夢は60アップいや70アップ!

 

昨年はおそらくカンパチであろう魚を一度掛けて、痛恨の口切れバラシ。それから狙い続けて、まだショゴサイズまでしか釣れてません(涙)

 

55ハウスの力丸さんは70アップのカンパチまで釣ってますから、可能性はじゅうぶんある。時期的には10月いっぱいまではいけると思うのでカンパチ狙いがんばります!

 

カンパチ狙うならやっぱり浅場の根から。

 

まずは一直線に20〜30m前後の根に直行します!

 

釣りをしっかり開始できたのは7時頃になってしまったこともあり、なかなかヒットしません。フィーディングタイムを逃してしまったかも。やはり寝坊が響く(笑)

 

根の周りにはチラホラベイトが映るんですけどね〜

 

ここもめっちゃ釣れそうなんですが!

 

アタリが出ない!

 

そうこうしているうちに時刻は8時を回ってしまいました。

 

これは一度カンパチ狙いを捨てて、沖に行ってお土産を釣ろう。

 

お土産狙いで沖の50mラインを目指します。

 

50mラインで釣りを再開すると、小型ボートのおじさん2人に話かけられました。

(まあ、僕もおじさんなんですが!)

 

おじさん達「俺たちはじめてこの場所に来たんだけど、何が釣れるの?」

 

ホエール「今のトコ、なにも釣れません!笑」

 

おじさん達「魚探写ってる?」

 

ホエール「ボトムにちらちら写ってますけど、釣れるバーンという反応ではないですね〜。でも、信じてやり続けるとたまにいいことが起こるのがこのNの海だと思います!」

 

なんていう会話をしながら、自分にも言い聞かせます。

 

信じてやり続けていればたまにいいことは起こる!

それがNの海!

 

コルジグをワンピッチでしゃくりつづけます!

 

ボトムについて、ワンピッチ10回目で・・・

 

ついに本日初ヒット!

 

よっしゃ、まずまずの重量感の魚が掛かった。コレはエソではない!

 

ただ、引きからして青物でもない。

 

ヒラメだ!

 

これはきっとヒラメだと確信してファイトをします。

 

上がってきた上がってきた。

 

ん?赤いぞ!?

 

これは・・・

 

甘鯛のナイスサイズだー!

やった〜お土産確保完了。

 

これは意外でした。アマダイは冬のターゲットのイメージが強かったのですが、9月下旬でも50mラインに普通にいるんですね。

 

コルジグはシャクって使うカヤックから様々な魚種を1本で狙えるオールラウンドジグとして、開発を進めてきました。

 

カヤックからの釣りでなによりストレスなのがテーリング。まずは極力テーリングしないようなウエイトバランスを出してきました。

 

そして、カヤックの着座した状態でのジギングで速いジャカジャカ系からワンピッチ、場合によっては早巻きやハーフピッチでねっちりとまで、幅広いアクションを出せるようにして、いろいろな魚種を狙い分けられるようにしています。

 

これまでもテスターの方と連携して僕も含めみんなで青物、マダイ、サバ、ソーダ、シーバス、カサゴ、ハタ各種、ホウボウ、マゴチ、ヒラメ、E.S.O(笑)といろいろ釣ってきました。

 

そして、今回の釣果でアマダイもいけるのがわかったのは収穫でした。アマダイの口にバッチりフッキングしていました。

(最後までヒラメだと思ってファイトしてたのは内緒です!笑)

 

やはり現場に出ていないとこうしたことは分かってきませんから、フィールドワークは大切だなと思うトコロ。

 

その後も2匹目のどじょうならぬ、2匹目のアマダイを狙ってみますが、アタリは無く。

 

最後の勝負はやっぱり浅場のカンパチ狙いをやってみようと!

 

朝イチにやった水深20〜30m前後の根とはまた違う根を目指します。

 

戻れぇ〜!

 

一気に沖から岸際に大移動して、最後の勝負をかけます!

 

すると・・・

 

ガーミン魚探にいい反応が爆裂映ったぜーー!

 

ここだーー!

 

コルジグ投入!

 

ドスン!!

 

食った、食った、食った!!

 

ただ、これはカンパチではない。せいぜいショゴか?

 

フッ・・・・

 

切られたー!!

 

見ると、リーダーの途中から見事にラインが切れてしまっていました。

 

ラインブレイクすると魚にルアーがくっついたままのリリースになってしまうのでなるべくやってはいけないことです。やってしまいました・・・

 

僕はラインブレイクってほとんどないんですよね。おかしい、今日のリーダーは4号。これぐらいのウエイト感の魚に切られるなんてちょっと考えにくいんですが・・・(涙)

 

朝イチに根を攻めていたので知らない間にリーダーに傷でも入ってしまっていたのかもしれません。

 

ただ、魚探の反応はまだ続いている!

 

気を取り直してリーダーをいそいで結束しなおして、もう一度根をしつこくコルジグのワンピッチで狙っていきます。

 

しばらく、やり続けていると・・・・

 

再びヒット!!

 

ボトムからワンピッチ18回目で食ってきました。

 

ヒットした瞬間はこれはカンパチ来たかー!?と思ったのですが、途中から横方向に走りまくります。

 

これはカンパチではない!

 

横走りはサバに似てますが、あんまり震えないからサバでもなさそう。なんでこんなに横に走るんだ?

 

正体不明の魚だ!

 

銀色だけど、いったい何なんだ?

 

無事にネットイン!

 

こ・・・・この魚は・・・

 

ハガツオだー!

 

すげぇ歯だ・・・

 

ハガツオは昔、外房のオフショアジギングで一度大きいのを釣ったことはあるのですが、カヤックからは初魚種となります。もちろんコルジグでも初魚種!

 

おそらく、さっきのラインブレイクもハガツオの歯にスパっといかれたのだと思います。

 

よくぞ1匹GETできた。

 

ハガツオの余韻に浸っていたら、海上でこの方と出会いました!

 

ペスカドールパイロットのコバさん!

 

コバさんはやはりアマダイ、そしてイナダをパツレンだったそうです。すごいな〜僕は今日イナダの群れを一度も捕まえることができなかったですよ。それにしても、やはりメタルジグでアマダイ、釣れますね!

 

実はコバさんからは昨日メッセージをもらって今日Nの海に出撃ということは聞いていて、では出艇時にお会いしましょう!とか言っていたのですが、僕の寝坊でお会いできないでいました(笑)

 

コバさんはこれで上がるそうですが、僕はもう1時間だけ延長戦します!

 

が・・・その後はまったくアタリが出ず。

 

残念ながらカンパチは出なかったですが、これで帰ろう!

 

11時30分、無事に着岸。

 

いや〜厳しいなりにコルジグで意外な魚が2種釣れたから良い釣りでした。

 

55ハウスにカヤックを運び、ウエアなどを水洗い。

 

このゆっくりとした時間がたまらなく気持ちいいのです。

 

そして風呂に入って・・・・

 

ペヤング超大盛りを食らうっ!

 

漕ぎまくってからのペヤングの美味いこと、この上なし。そして、超大盛りではぜんぜん足りない(どんだけハングリーなんだ!笑)

 

55ハウスを隅々まで掃除しまして!

 

もう一度海へ歩いていく。

 

獲物一匹ゴミ一個運動!

 

今日はアマダイとハガツオで2個のゴミを拾いました。

 

それにしても、まさかNの海の岸からすぐのところにハガツオが回っているとは想定外でした。そして、これまでNの海のアマダイは餌で狙っていたのですが、シャクるジギングでも釣れることもわかった。

 

今日も収穫がたくさんある釣りとなりました。

 

Nの海、何年通ってもまだまだ奥が深い。釣りに終わりはないですね!

 

持ち帰ったアマダイはもちろんいつもの通りの安定の美味さですが、ハガツオがまた美味かった!

生もいいけど、実はこれが一番美味かったです。

 

ハガツオの竜田揚げ!

 

一日ジップロックにニンニク+生姜+醤油+酒で漬け込んで、片栗粉をまぶしてフライパンに多めの油を引いて焼いただけ。でも、これは最高でした。僕はソーダガツオも竜田揚げが好きなのですが、ハガツオはさらにそれを凌駕する美味しさ、ご飯何杯でもいける!

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・

 

感謝!

艤装魂と入荷情報!

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埼玉のみずほ台駅にある知る人ぞ知る(地元の人には超有名)

 

ジンギスカンなかむら

 

衝撃的な美味さです!

 

ジンギスカンの概念が変わりました。柔らかくて臭みもなくて、でも噛みごたえ食べごたえもあって、でも柔らかくて、あっさりしていて延々食っていける。

 

このジンギスカンとご飯だけあれば何もいらない!

 

メニューはジンギスカンと豚肉とホルモンのみというシンプルさ。でも地元の人に聞いたらジンギスカンだけ注文しとけ!って言われました。

 

全ては秘伝の?タレにつけこまれた良い肉なのでしょうが、とにかく衝撃的でした。ジンギスカンってこんなに美味いものなのか!?

 

地元の人はみんな知ってるみたいで、肉だけお持ち帰りで晩飯のおかずにしたりしているらしいです。他市、他県にお住まいの方もみずほ台周辺に行かれる用事がある方には一度食べてもらいたい味でした。

 

いや、ジンギスカンなかむらだけを目的にみずほ台に行ってもいいとさえ思うホエールです、こんにちわ!

 

さて、今日は新入荷と艤装魂コーナーへのご投稿のご紹介です。

 

まずは、艤装魂から!

 

ハンドルネーム【I】さん

 

【タイトル】スキマー128の予備パドルホルダー

 

個人的には気に入っている艤装を紹介します。 

 

それはスキマー128の予備パドルホルダーです。

パドルを安全かつ確実に積む簡単な方法ですが、私はフロントのハッチとフロントのリフティングハンドルの間のかなりハッチ側にアイレッツをボルトで固定しています。

 

そして、ハンドルにちょうどシャフトのつなぎ目がくるようにしてロッドベルトで固定し、アイレッツにはバンジーコードを通して、このバンジーコードを使ってパドルのブレードの上あたりを巻き付けてパドルを固定しています。

こうすることで、もし使わなければならない状況になった時はブレードの部分を強くぴっぱり、外すというようにしています。

 

メリットは艤装が簡単かつローコストでパドルの固定が結構うまくいくことです。

 

しかし、デメリットは強く引っ張ることで、ベルトやバンジーコードがカヤックからも外れ、水中に落ちる可能性があることです。

 

しかし、両方安いものなので、私は後ろのハッチに予備を一つずつ入れています。

ちなみに私が使っているバンジーコードは近所のコーナンで80円で売っているものです。

 

こういった玉つきのものはとても便利です。

 

もし、気に入ってもらえたら、簡単かつお金があまりかからないのでやってみてください。

 

Iさん、このたびは艤装魂投稿いただきありがとうございます!

 

今回の艤装は艤装の中でもかなり大切な部分だと思います。

 

スペアパドルって実際に使わないにこしたことがないですし、ずっと使わないカヤックフィッシング釣行ができるのが理想です。

 

ただ、万が一、一本しかないパドルをロストした時に「あぁ・・スペアパドルさえを積んでいれば・・・」と後悔しないためにも、個人的にはぜひスペアパドルは積んでいっていただきたいと思っているアイテムです。

 

私も常に積んでいっています。

 

ただ、そのスペアパドルの置き場所には狭いカヤックの中で困る部分でもあります。

 

キモはデッドスペースで、かつシートに座った状態で簡単にサッと引き抜けるような場所に設置することになります。

 

手が届かない場所に置いてしまうと、いざという時に水中に一度入って取りに行かなければならずリスクが増大する可能性があるからです。

 

今回のスペアパドル艤装をそれをクリアしている素晴らしい位置になっていると思います。

 

足を開いて前かがみになればパドルに手が届き、着座状態のまま引き抜ける。

 

スキマー系にお乗りの方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

さて!

 

続いてはKAYAK55への新入荷情報です。

 

私ホエール、これまでのカヤックフィッシング人生で何度かPFDを変えてきています。

 

最初はモンベルのシーカヤック用の赤いやつ(名称忘れてしまいました・・)、その後MTIドラドを長く使いまして、その後にストゥールクイストフィッシャーマン、そして現在モンベル・アングラーを使っています。

 

どのPFDも浮力7.5kg前後で十分、USコーストガード認定品または日本のモンベルのものはこの認定はないのですが、いわゆるUSコーストガードでいうカヤック用のタイプ3と言われるものに相当する性能となっています。

 

僕はこれらのライフジャケット、いろいろ使ってみたくて3年ぐらいで乗り換えていってみます。

 

以前使っていた中で、ストゥールクイスト・フィッシャーマンはポケットがハードタイプでひときわとても個性的なPFDでした。ただ、僕の不注意でジッパーを壊してしまい引退させてたのです。

 

しかし、今回、そのストゥールクイスト・フィッシャーマンがカラーリニューアルで復活。基本デザインや浮力は以前のモデルと変わりません。

 

これはチェックしなければと入荷してみました。今使っているモンベル・アングラーにまったく不満はなく、値段も含めておすすめなのは変わりませんが、僕もまた再びストゥールクイスト・フィッシャーマンを着ようかなと思います。

 

カラーは以前はマンゴーとオリーブだけだったのですが、今回から

 

ストゥールクイスト・フィッシャーマンにオンレジが登場!

 

海の上で視認性が高いカラーが嬉しいです。僕はこのカラーをおろします。

 

着てみました。印象としては、胸側の浮力体が薄くてすっきりしている。そして、軽い!

もちろん浮力は7.6kgと十分です。

 

背中は下部メッシュで、フィッシングカヤックのシートでも漕ぎやすいデザインです。

 

最大の特徴、ハードタイプのポケットももちろん健在です。

再乗艇の時にもひっかかりにくい。

 

これも旧モデル時代と同じですが、サイドの2本だけではなく斜めに1本ベルトが入って計3本で締め上げるデザイン。これによってフィット感が上がり、落水時に脱げにくくなります。

 

はやく使ってみたい!

 

けど・・・・関東は強風が続きますね・・・昨日と今日もせっかく試乗会のご予約をいただいていたのですが残念ながら中止とさせていただきました。

 

月曜日のkayak55定休日はどうなるかな〜?浮けたらいいな〜。

バイキングカヤック・ブラックキャンペーン開始!

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【お知らせ】

バイキングカヤック・ブラックキャンペーン開始!

 

11月末日まで限定・通常のラインナップにはないブラックカラーを使った艇を作れるチャンス。

 

今年も期間は11月末日までのご注文分まで

 

ただし予定艇数に達してしまった場合は早期終了もありますので、もしブラックカラーを使ったバイキングカヤックを作りたい方はお早めに!

 

※安全のため、ブラックのカラーの割合は30%までとなります。他のカラーとの組み合わせにてカラーをお決めください。

 

【作例】

ブルー・ブラック・ブルー

 

ブラック・イエロー(オパールなのでコクピットがグリーン)

 

ブライトレッド・ブラック・イエロー

 

グラニット・ブラック

 

ブライトレッド・ブラック

 

ブラック・イエロー(ホエールのジ・0号)

 

ブラック・レッド

 

ブラック・ホワイト

 

※ブラックは強い色なので、30%使用でもグラデーション部によって割合が多く見える場合もございます。あらかじめご了承ください。

 

また、同時開催で11月末日までフォレストグリーンも追加されます。こちらは単色でも他カラーとの組み合わせでも大丈夫です。

 

フォレストグリーン

 

ブラックやフォレストグリーンのご注文時はkayak55ウェブショップでは「オーダーカラー」をプルダウンでお選びいただきご注文をいただければ、ご注文後に別途、カラーをお伺いいたします。

 

僕は数年前にブラックキャンペーンが始まった時、我慢ができず、自分用のブラック×イエローの忍を作ってしまいました。ジ・O号と名付け、今でもとても気に入って乗っています。

 

ブラックを使ったカラーを作れるのは1年に一度11月だけになるので、もし自分だけのカラーリングにブラックを使いたい方は、いつやるの?今でしょ!(←もはや古い)っていうことになります。

 

※ブラックやフォレストグリーン以外のレギュラーカラーを使ったご注文も、もちろん大丈夫です。お待ちしております!

~合コンをとるか、コモモをとるか~

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Yahooジオシティーズが2019年3月末にサービスを終了してしまうため、旧TEAM N.Wホームページも消えてしまうということが判明したのは先日のブログで書きました。

 

これからKayak55の定休日のブログの更新はしばらく、この旧TEAM N.Wホームページからの記事をサルベージして転載する日にしたいと思います。(つまりコピペ・・・つまり手抜きです!笑)

 

今日は・・・・旧TEAM N.Wホームページにあったコーナー

 

戦友たちのララバイ

 

コーナーからの転載です。

 

戦友達のララバイのコーナーは僕がこれまで使ってきたルアーや道具の中でひときわ愛着があったアイテムを紹介するコーナーです。

 

僕らが釣りをはじめてから一体どれだけの時間が流れただろうか・・・その間、購入した釣り道具はそれこそ星の数ほど。

 

今のルアーフィッシング、釣果が全てみたいな風潮がしてならない・・・もちろん釣りをしている以上それだって大事だけど、一昔前のルアーフィッシングにはもうちょっと「ワビ・サビ」があったと思ってしまうのは僕らが歳を取りすぎたからか?

 

たとえ釣れなかったとしても、一つ一つの道具には手にいれた時の興奮や釣行の記憶が詰まっている。

それはもう痛いほどに大事な思い出だ。

 

大切なのはストーリー。

 

釣り道具は素晴らしい!!

 

<以下、旧TEAM N.Wからの転載です>

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

~合コンをとるか、コモモをとるか~

 

■あれは1998年。僕が大学4年の時だったと思う。

 

当時よく読んでいた「ルアー情報」という雑誌に、読者からの釣果情報ページがあった。

 

今ほどシーバス釣りがメジャーじゃなかったので、読者からの投稿はかなり正直で、釣れた場所、時間帯、ヒットルアーまで克明に書いてあった。ゆるーい良い時代だったなぁ。シーバスがぜんぜん釣れなかった僕らにはめちゃ参考になったものだ。

 

98年あたりだったと思うが、そのヒットルアーの欄にとあるルアーの名前が頻繁に登場するようになった。

 

それが……

 

アイマ コモモ

 

だった。

 

欲しい!!

 

強烈な欲求にさいなまれてしまった。

 

しかし、ホエールが住んでいた茅ヶ崎にある上州屋やダイクマには当然だがそんな最新ハイテクルアーは売っていない。(当時の上州屋さんはシーバスルアーがほとんど置いてなかった)

 

これは、横浜サンスイまで足を伸ばすしかないか……。

 

っつか、そんなことよりも大問題があった。

 

当時、大学生だったホエール。バイトはしていたが、とにかく金使いが荒く(今でも)、その日に財布に入っていた所持金はわずかに6,000円ちょっとしかなかったのだ!!

 

コモモは確かその当時でも1,900円ぐらいする高いルアーだった。

 

6,000円ちょっとあれば買えるじゃん?って思うかもしれない。

 

いや、とてもじゃないけど買えないのだ。

 

実は、その翌日に武蔵小杉で合コンの予定が入っていたのだ!!

 

合コンは平日で開始時間も遅めなので2次会は無さそうだが、ぶっちゃけ6,000円ちょいという金額では交通費を引くとかなり厳しい状況だ。

 

月末の給料日までのタバコ代だって残しとかないとアカン!

 

うーん、まいった。

 

どうしたもんだろか・・・。

 

合コンをドタキャンする?

 

いやいや、それはマジありえねーー!!

 

コモモを給料日まで我慢する?

 

うーーん、それならできそうだけど・・・・すぐにでもコモモ欲しい!

 

合コンか、コモモか、合コンか、コモモか、合コンか、コモモか、合コンか、コモモか、合コンか、コモモか、合コンか、コモモか、合コンか、コモモか・・・

 

いや、やっぱ両方ハズセねーー!!

 

 

■こうなったら知恵を絞るしかない。

 

まず、交通費節約のために5,000円ぐらい入ってる「バスカード」(通学用)、これを有効活用しよう。

 

バスカードで、バスを乗り継いで横浜経由、武蔵小杉にいけばいいのだ!

 

これで行きの交通費はタダになる。

(帰りはしょうがないから電車で帰ってくる)

 

そうなれば、コモモも買って、合コンにも行ける!!(ギリギリだけど)

 

 

■作戦実行の日がやってきた。

 

バスでどれぐらいの時間がかかるか分からないので、かなり余裕を持って昼前に出発。

 

まずは家から辻堂駅行きのバスに乗った。

 

ここから徐々に横浜方面にバスを乗り継ぎコマを進める。

 

次は、辻堂から藤沢行きのバスに乗る。

 

はずが……

 

なんと、誤って湘南ライフタウン行きのバスに乗ってしまった(ガビーン)

 

やばい!!横浜に向かって全然進んでねーぞ!いや、むしろ、遠ざかってるじゃん!

 

湘南ライフタウンでバスを降り、作戦の練り直し。

 

戻るのはシャクだったので、とにかくターミナル的になっている駅を目指してバスを乗り継いでいこう。

 

ってことで、湘南ライフタウンから湘南台に向かうバスに乗った。

 

湘南台につくと、横浜ドリームランド行きのバスがちょうど停車している。

 

おしゃ!これでちょっとは進むはずだ!

(ちなみに、ドリームランドは横浜の外れも外れにある)

 

そして、ドリームランドに到着・・・・まだこの頃は一応ドリームランドは営業をしていたが、ドリームランド前のバスターミナルは閑散としていて、閉園を予感させていた(この後2002年に閉園)

 

ドリームランドに男一人でポツンとバスを待つ。なんだこれは・・・お前はそんなに合コンに行きたいのか!?

 

はい、めっちゃ行きたいっす!僕、合コン行きたいっす!

 

さて、次の目的地は戸塚駅。

 

これはすんなりバスが来てくれた。

 

そんな形でバスを乗り継いでいって、なんとか横浜駅に到着!!

 

戸塚・横浜間のバスに乗ってる時間の長かったこと長かったこと。

あたりまえだけど、バスは停車しますからねぇ。

 

 

■横浜駅につき、まずはimaコモモをゲットしに横浜サンスイさんへ向かいます!

 

あるかな?あるかな?

 

ありました!!!

 

噂のアイマ・コモモちゃん!

 

横浜サンスイのソルトルアーコーナーで、当時円筒形のプラスチックの箱に入ったコモモは光り輝いていました。

 

ついでにいうと、当時のホエールには、目がくらむほどの金額1,960円(たぶんそれぐらい)でしたが……。

 

カラーは迷いに迷ったあげく、レッドヘッドパールを購入しました。

 

もうスキップするぐらい嬉しかった!!

 

そのコモモを大切にカバンにしまって、いよいよ合コンに向かいます!!

 

 

■横浜駅からまたバスに乗って、なんとか合コン場所の武蔵小杉へ到着!!

 

茅ヶ崎から武蔵小杉までバスを乗り継いできました。もはや執念です・・・

 

いざ合コンへGO!!

 

この時、財布の中味は既に4,000円ちょっとしか入ってません。

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・

 

あんまりこういうふうの書くと感じ悪いし、どんだけ上から目線だよって感じなんですが・・・(ホエールだってハンサムとは間違っても言えないしさぁ)

 

でも分かるでしょ?あるでしょ?

 

そう、正直言っちゃうと・・・

 

この合コン、大ハズレでした(涙)

 

普通は男のメンツが男子トイレで「おい、どの子いく?」とか相談タイムがあるもんですが、そんなのも全くナッシングでした。

 

たぶん、女子の方もそういう感想だったと思います。今日の男子ハズレでしょ!って・・・

 

とにかく飲み放題分だけ取り返そうと、飲みまくりました。

 

そして、当然二次会も無く合コンが終わりました・・・。

 

お会計で3,500円を払う時・・・「あぁ、この合コン無ければもう1本コモモ買えたのになぁ」と寂しい気分になったのを今でも憶えています。

 

 

■しかし、悲劇はこれでは終わりませんでした。

 

合コンがぶっちゃけハズレだったため、飲みに走ってしまったホエール。

 

気がつかないうちにベロンベロンに酔っ払っていました・・・・。

 

横浜から先の記憶が・・・無い。

 

ハッ!!・・・

 

気がつくと既に二宮駅でした。

 

ちなみに、説明をすると二宮駅とは、ホエールが下車するはずの辻堂駅から辻堂→茅ヶ崎→平塚→大磯→二宮と、4つも先の駅です。

 

さらに説明をすると、東海道線ってのは一駅一駅の距離が長いのが有名なので、4つも先の駅になると、はるか彼方なんです。

 

二宮駅で目が醒めたホエール。

 

ヤバイ!

 

すぐに下車し、上り電車に乗らないと!!

 

ホームを降りると……

 

既に上り電車終了してました。

 

やべぇ!帰れねー!!

 

 

■いえ、さらなる問題がありました。

 

お金が無いのです!!

 

武蔵小杉駅から辻堂駅までの電車の切符代を払った時点で・・・

 

ホエールの財布・・・

 

残金20円!

 

やばい、二宮駅で降りることさえできない。完全にキセルになっちゃう。

 

でも、上り電車はもう無いし・・。

 

もうホームのベンチに座って、ただただ呆然とするだけでした。

 

すると・・・

 

「はい、そろそろ駅締めますから出てくださいね」

 

と、駅員さんに言われてしまった。

 

ヤバイ。

 

酔いでふらふらしながらも、改札へ。

 

握りしめた切符は辻堂駅までのもの。

 

財布の中味は20円。

 

ことの経緯を駅員さんに説明し、謝りました。

 

すると・・

 

駅員さん「とりあえず、切符代はいいので駅から出てください。外で始発を待ってくださいね」

 

なんと心優しいJR駅員さん、辻堂から二宮までの切符代を免除してくれました。

 

ホエール「あ・・あざーーす!」

 

駅を出たホエール。

 

終電も終わって誰もいない二宮駅前に出て愕然としました。

 

でも・・・・・そういえば・・・

 

始発まで待っても帰る切符代がないぞ!!!

 

 

■すると、ロータリーのところに交番を発見!

 

そうだ!お巡りさんに帰りの切符代を借りよう!

 

交番に入ります。

 

ホエール「あのーーーかくかくしかじかで・・・」

 

ことの経緯を説明し、免許証も見せて、なんとか交番でお金が借りられないか交渉します。

 

すると!!

 

お巡りさん「あのね、君みたいなヨッパライに貸す金なんてないの。隣の大磯の警察署ならお金持ちだから相談してみれば」

 

と、めちゃくちゃ冷たくあしらわれました。

 

ムキーーーっっ!!!

 

僕がこうなったのはね!お金もないのに高いルアー買って、あげくのはてに合コン行って、飲みまくってね、電車寝過ごしたからじゃないかーー!!

 

あれ??

 

僕が全面的に悪いじゃん・・・

 

納得・・・

 

ホエール「そうですか・・・大磯警察まで行けばお金借りられるんですね・・・」

 

しょぼーん・・・

 

こうなりゃヤケだ!歩いていってやるぜ、隣の大磯まで!

 

 

■とりあえず、二宮駅からとぼとぼと国道一号線を目指して歩き始めます。

 

駅から少し外れると・・・めちゃ暗い。

 

こ・・・・怖い・・・

 

それでも、一歩一歩、大磯へ向かう!!

 

歩き始めて200mぐらい。

 

ゴォォーッッ!!!

 

突然、突風が吹いてきました。歩くのもつらいほどです。

 

あ・・・

 

たしかニュースで台風が来てるって言ってたなぁ。

 

そのうち、ポツポツ・・・っと、雨も混ざりだします。

 

そして、すぐにバケツをひっくり返したような豪雨へ!!

 

くそ、台風が近づいてきてる!今日の僕、どんだけついてないんだ!

 

やばい!こりゃ、とても歩けないっ!!

 

酔いも一気に冷め、走って二宮駅に戻ります。

 

傘も無いので、とにかく雨をしのげる場所!!

 

あ!!

 

電話ボックス発見!

 

とにかく緊急避難です。

 

 

■電話ボックスの中で座りますが、風雨は一向に収まりません。

 

そのうち・・・

 

電話ボックスの扉が風で押されて開いたり閉まったりを繰り返します。

 

ぎゃーー!!まじで怖い!!

 

このまま朝までやりすごしたとしても、始発の電車に乗る金さえ無い・・・。

 

本当にこのままここで死ぬかも・・・

 

ん?

 

電話ボックス・・・電話・・・・電話!!!

 

そうだ!!

携帯電話があるじゃないかっ!

 

なんでこんなことに気付かなかったんだろう(酔ってたからだろっ!)

 

後ろポッケから携帯を取り出し、友達に電話を入れます。

 

誰か出てくれ!ここまで迎えにきてくれ!!

 

しかし、時刻は深夜2時になろうとしている。はたして誰か起きているだろうか?

 

一人目、つながらない・・・

 

二人目、つながらない・・・

 

三人目、後輩につながったが、断られた(当たり前だよなぁ)

 

四人目、五人目、六人目・・・全て電話に出ない、もしくは断られる・・・

 

最後の望みをかけて、地元の友達ヒディにかけてみる。

 

ホエール「トゥルル・・トゥルル・・・」

 

ヒディ「もしもし、ホエール?こんな時間にどうした?」

 

ホエール「ヒディ・・・助けてくれ!二宮で動けなくなっちゃったんだ(金がなくてだけど)」

 

ヒディ「は?どういうこと?」

 

ホエール「とにかく車で二宮駅まで迎えにきてくれ!頼む!」

 

ヒディ「だって、俺の車エンプティマーク出てるんだぜ、金ないし、外すげー風だよ」

 

ホエール「今は理由は話せないが、頼む!来月必ず何かお礼するから、頼む!!」

 

ヒディ「わかったよ、でも途中で車が止まったら責任取れよ!」

 

 

■そして、待つこと45分程度。

 

ヒディ到着!

 

この時、カールルイスを20kgぐらい太らせたようなヒディの顔がまるで天使に見えました。

 

ありがとう!ヒディ!

 

ヒディのトヨタ・マーク2に乗り込む!

 

ホエール「ヒディ、お前は本当に親友だ!命の恩人だよ!」

 

ヒディ「でも、何があったんだよ?なんで二宮なんかで動けなくなっちゃったの?」

 

ヒディに正直にこれまでの経緯を話す・・・

 

かくかくしかじか・・・

 

ヒディ「ふざけんな!!降りろ!いますぐこの車から降りやがれ!」

 

ホエール「すんません!すんません!ホント、来月100万円払うからさ!」

 

ヒディ「ウソぶっこいてんじゃねー、100万なんてあるわけねーべ!20円しか持ってねーくせに!

 

そんなこんなでヒディのおかげで、ホエールはなんとか生きて茅ヶ崎市に帰りつくことができましたとさ。

 

でも、ヒディの車、家出た時から既にエンプティランプついてたらしい。意外とエンプティランプついてからも車って走るもんだなぁーーというのも身をもって体験しました。

(帰りにいつ車が止まるかヒヤヒヤだったけど・・・それもまた楽しかった)

 

長くなりましたが、これが僕がアイマ・コモモを手に入れた日の思い出です。

 

 

あれ??

 

 

・・・・おい!釣りの話一回も出てないじゃないか!!!

 

 

■・・・ってことで、さらに長くなりますが、アイマ・コモモと出会ってからの釣りのことを少し書いておきます。

 

アイマ・コモモは超、超、超ーーー素晴らしいルアーでした。

 

発売当時、ミラクルワークスのハンマースリムにそっくり!パクリじゃん!

 

とか・・・

 

すぐに浸水して重心移動が固着したぞ!

 

とか・・・酷評もあったし、ある程度、それは事実でもあると思います。

 

それでもなお僕はアイマ・コモモの登場によって近代のシーバスフィッシングが一気に飛躍したと確信しています。

 

ハンマースリムとは確かに見た目はそっくりだったけど、比重が違ってた。(アイマ・コモモの方が水に絡む高比重スローフローティング)

 

これって、非常に大きな違いで、アイマ・コモモの方が動きがおとなしく、比重的にシーバスの口にスポッと入りやすいため素人でもフッキングさせやすい、オートマチックな部分が多いルアーだと言えました。

 

逆に言うと元祖ともいうべきミラクルワークスのルアーは使い手を選ぶ玄人好みのセッティング、それはそれで別の方向として素晴らしいのです。

 

コモモの浸水は確かにホエールも何本か初期ロットで経験しました。でも、それも割とすぐに改善されたと記憶しています。

 

やっぱり新しいものってそういうのがあってしょうがない部分があると思うし。

 

背中のロゴが「ima」って書かれなくなって以降(komomo SF-125って書かれるように変わってから)は、不良品には一本も当たってません。

 

これだけアイマ・コモモをかばっちゃうのは!

 

つまりのところ、ホエールはimaコモモにゾッコンになってしまったのです。

 

すなわち、メチャ釣らしてもらったんです!

 

ウェーディングでは、これまで底を擦らないようにロッドを立てて慎重っ〜〜にフローティングミノーを使っていたのに(それでもよく根掛かりした)、コモモの登場でストレス無く使えるようになりました。

 

ダウンクロスで早巻きすると60cm〜時にはそれ以上潜っちゃうから、メーカーが書いている潜行深度よりははるかに潜っちゃうこともあるルアーでしたが、それでも、

 

一定してシャローを巻けるってのは、これまでの常識を覆すルアーでした。

 

流れの少ない場所で水面直下をデッドスローに巻けば、あまり潜らず、あまり泳がない。これがまた効いた!

 

リールを1秒に一回ぐらいのスピード(今なら普通かもしれないけど当時のナイトゲームでは割と早いテンポ)で巻くと逆に大きめの動き!しかもロールが入ったヌメヌメな動き!で、これもまた効いた!

 

流れの複雑な場所でも飛び出さない!

 

とにかく、現代のシャローランナーの基本が全て凝縮されたルアーです。

 

もちろん、他、グースとかアスリートデッドフロートとか、エスフォーなど、より潜らないシャローランナーは必要だったけど、水面下50〜60cmのレンジを攻めるならコモモだけでいい!ぐらいに思ってました。

 

そして、実際にそれが魚がよく釣れるレンジでした。

 

だから本当に一時期はkomomo LOVE状態。限定カラーが出れば買い、ショップオリカラが出れば買い!でした。

 

ただ、そんなコモモにも欠点はありました。

 

それは、カラーによっては塗装が弱い!

 

限定カラーにあったアルミカラーはもう最悪で、通常よりメチャ高い金額で買ってるのに一日でコーティングが剥がれてアルミが出てきちゃったり。これには怒りをおぼえました。

 

逆に、通常ラインナップのペイントカラーや砂ホロのイワシとかの塗装は丈夫でしたね。

 

今日使っている写真は、一時期レギュラーラインナップにあった砂ホロ系のヤマメカラー。めちゃカッコイイ!このカラーはデイでもナイトでもメチャ効くんですが、いくら釣っても塗装が剥げませんでしたね。

 

あとは今はロストして手元にはないですが、今回のエピソードに出てくるホエールが一番最初に買った円筒ケース入り、背中imaロゴの初期ロットのレッドヘッドパールは、なんと1998年から2003年にロストするまで5年も活躍を続けました。

 

2003年頃の写真です。

口にそのima・コモモがついてます

 

 

■そして、ホエールは2004年の秋からこっそりとカヤックフィッシングを始めるのですが、その記念すべきカヤックフィッシング初シーバスも、アイマ・コモモでのゲットでした。

 

アイマ・コモモには感謝感謝です!!

 

で?今はあんまり使ってないじゃん!?ですよね・・・・。

 

実は、カヤックフィッシングでシーバスを数釣るようになって気がついたのですが、どうやらデイゲームで早いテンポのカヤックの釣りでは、komomoに限らず長くて3フックのルアーはファウルフッキングでシーバスの目にフックが刺さることが多いように感じてきたのです。

 

やっぱりシーバスの目にルアーが刺さったらリリースはできないですよ。食べてあげないといけませんよね。ホエールは基本リリースが多いので、カヤックからは3フックのルアーを使うのをやめようと思ったんです。

 

※これはあくまでもホエールの釣りのスタイルにおける個人的な考え方であって、ぜんぜん否定とかではないです。うちの相方タツノリ君はアイマコモモ大好きですし!

 

ただ、やっぱり3フックのルアーは少ないチャンスを確実にモノにしなければならない大場所の陸っぱりやウエーディングでこそ必要なものだとホエールは考えています。

 

 

■そんなこんなで使わなくなったアイマ・コモモですが、今でも大好きなルアーであることには変わりはありません。

 

しかし!

 

なんと・・・

 

その愛するコモモが・・・

 

2010年の11月にモデルチェンジしてしまいました。

 

いろいろな事情があるんだと思いますし、もちろん正常進化なんでしょう。

 

でも、90年代からのアングラーは皆ちょっとだけ寂しい思いをしたんじゃないかな?って思います。

 

これがニューコモモ SF-125

 

従来のものより、ちょっとファットに見えます。

 

変わった点は、タングステンウエイトによる飛距離アップ。

 

貫通式ワイヤーからエイトカンに変更されて低重心化。

 

それに伴い、お尻のリブが廃止

 

こう書くと、ほとんど別モノのように見えますが、ウエイトの比重の変更があれば当然ボディの変更もしないとコモモの動きにならないわけで。

 

こうしてボディの型もキチっと変えてくるアイマの姿勢と技術力には拍手を送りたいですね。

 

だって、お金かけたくなかったらボディ一緒でタングステン入れちゃうでしょ。

でもね、そうすると泳ぎが全く変わっちゃうわけです。

 

メーカー説明を見ると、死角を補完させた“パーフェクト版コモモ”とも言える完成度・・・とのこと。

 

ちょっと寂しいけど、このニューコモモは間違いないく釣れるルアーでしょう!

 

そして、次世代の若者シーバスアングラーが、これからも多くの伝説と思い出を刻んでいくことでしょう。

 

今回のホエールのコモモにまつわる思い出はひどかったけど

 

コモモ SF-125に栄光あれっ!!

カヤックからのオニカサゴ&マハタ動画

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先日ご来店いただいたC-49さんから差し入れいただきました!

 

アンパンマンパン

(名前がややこしい!笑)

 

その名の通り、アンが入っていてとても美味しいパンなのですが、これだけ出来がいいと、かじりつく時にちょっとだけ複雑な気持ちになります(笑)

 

まあ、本物のアンパンマンも自分の顔をちぎってあげるという設定なのでいいのですが!

 

そういえば、ショクパンマンは日の光で顔をトーストしてあげるという設定らしい。アンパンマンの世界・・・シュール!

 

さて!今日は・・・

 

ちょっと前の動画なのですが、カヤックからのオニカサゴ、マハタの動画を作ってみました。

 

 

たいした釣果ではないのですが、この動画で伝えたいと思った点は・・・

 

◆カヤックからタイラバを巻くだけという、釣り方としては簡単な釣りでスーパーで売っていないような高級魚が釣れるという点

 

◆いい感じにいろいろ釣れている日で、粘ればもっと釣れそうですが、風が吹いてきたので即撤収している点

 

カヤックで海に出るということは危険が伴います。粘ればもっと釣れそうでも、風が強まってきたら潔く撤退を決断して、家族のもとに安全に帰りつくということが大事です。

 

自分の休みに強風が重なって、なかなか海にカヤックで出ること自体ができない日々が続くこともあります。

 

今、僕がその強風のターンにハマってます!(涙)

 

でもそこをぐっと我慢して、凪の良い日を待って、凪いだ日に絞って出れば・・・カヤックをやっていなかったら出会うことさえなかった魚種とめぐり合うこともできる。

 

オニカサゴなんて自分が釣り上げることなんて想像さえしていませんでした。以前にはなんとアンコウまで釣れました!(これは、たぶん二度とない!)

 

カヤックフィッシングは出れる日が限られる。でも、それを差し引いても、とても素晴らしい釣りの体験をたくさんすることができる、ほんとすごい釣りだと思うのです!

 

そして、バイキングの忍はほんとにいろいろな釣りに使えるいいカヤックだと思うのです(←これは宣伝!)

2018秋バシフナシャローシーバス、スタート!

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本日ご来店いただいた力丸さんより、28日のバーベキューのジャンケン大会の賞品をご提供いただきました!

 

うぉー!GMのネットに透明ブレードパドル!

 

ありがとうございますm(_ _)m

 

力丸さんは今回はお仕事が忙しくバーベキュー参加できないとのことで、残念です(涙)

 

ぜひBBQご参加予定の皆様は楽しみにしてください!

 

さて・・・

 

ここのところぐっと秋らしくなってきましたね〜

 

秋といえば船橋三番瀬海浜公園こと通称バシフナのシャローのシーバスゲームが熱くなってくる季節です。

 

どれぐらいシャローかというと、水深1mでもシーバスが釣れます。(もちろん潮位は変動するのでそれが時に2mになったりするわけですが)

 

沖のシャローでも水深2m台。そんな浅い場所は海苔棚の漁師さんのモーターボートぐらいしか通らないので、風の弱い天候が良い日に漕ぎ出し、漁師さんの邪魔にならない点を注意していればかなり安全に楽しめます。

(先日も書きましたが航路のブレイクなどは事故のリスクが高まります。シャローでじゅうぶんシーバスは釣れます!)

 

カヤックを始めていろいろな魚種を釣るようになりましたが、それでも僕がもっとも好きなターゲットはやはりシーバスです。青春時代から魂を燃やし続けた魚ですから・・・

 

そしてカヤックを始めたことで、シーバスのことを少しは昔より理解できるようになってきたと思います。(まだまだですが!)

 

カヤックからの釣りを始めた当初は陸っぱりやウェーディングの時と同じルアー、同じテクニックで釣っていたのですが、徐々にアグレッシブな釣りにシフトしていきました。

 

カヤックからのシーバス釣りはただ巻きの釣りでも十分釣れますし、時にはそっちの方がいいこともあります。(特に春先はフラフラ〜と水面直下を流すシャローランナーのただ巻きの釣りが効く)

 

でも、やはり日中の釣りなのでただ巻きでは捕食のスイッチが入り切らないことも多い。また、広い範囲から魚を探していかなければいけない。そのためにはリアクションが必要になってきます。

 

時にルアーを超速巻きで使う。

 

時にルアーを大胆に動かす。

 

これらが一つの答えとなってきています。

 

その中で、あくまでも僕個人的な趣向としては、ロッドを動かす釣りが好きなんです。

 

ひたすらシャローのカヤックシーバスをやり続けて、一つの結論を得たのが、シャローのカヤックシーバスにおいてはトゥイッチングやジャーキングの釣りがとても有効だということでした。

 

そこにいる魚が食わない、追ってきても反転してしまう、そういった魚にスイッチを入れることができるのがトゥイッチングやジャーキングでした。この釣りに特化してから格段にシーバスと出会える確率が上がってきたのはもう10年ぐらい前のことです。

 

通常のシーバス釣りの常識を覆すほどにロッドを動かし、ルアーを飛ばしても、シーバスは食ってくる。いや、だからこそ逆に食ってくる。衝撃的に面白い釣り方です。

 

そしてもうひとつ、最近やりこんでいるのがトップウォーターの釣り。

 

この釣りもまた別の方向からシーバスの本能を掻き立てる釣りだと思います。水面という壁に追い詰められたベイトが逃げ惑う様を演出していると、平穏な水面が突然爆発する!

 

シーバスのバイトはボディアタックも多くフッキングは悪い。

 

でも、しょぼバイトはほとんどなく、凄まじく派手です。飛沫がドバン!と上がります。

 

この爆発的なバイトは心臓が止まりそうなってクセになるんです。なによりそのバイトが目で見えるわけですから。

 

このバイトの凄さを覚えてしまうと、もうやみつきです。ミノーを引けば数はたくさん釣れるかもしれない。でも、ついついトップウォーターを投げ続けたくなってしまうんですよね。

 

ミノーとトップは同時に使えないので比較が出来ずはっきりとは言えないのですが、ミノーでは釣れない魚がトップウォーターだから釣れるっていうケースもあると感じています。

 

つくづく、シーバス釣りに終わりはないな〜と思います。これが一生続くのだろうな・・・。

 

今年もそんなトゥイッチングやジャーキング、そしてトップウォーターの釣りにベストなシャローシーバスのシーズンがやってくるのです。楽しみですよね〜

 

バシフナのシャローは非常に浅いので気温に左右されやすく、夏場は水温がほぼお湯のように上がり、一部の居付きを除いてほとんどのシーバスが水温が低い川やベイトがたくさんいる沖へ抜けてしまいます。

 

しかし、秋になり北風が吹き出すと一気に水温が落ちてきます。そうなるとベイトフィッシュもシーバスもたくさん寄ってきます。

 

特にこれから産卵を控えて体力をつけたいシーバスはシャローで積極的に捕食をするわけです。

 

バシフナの秋のシーバスは、年によってスタートは違うのですが、9月下旬か10月上旬から始まり、終わりはいつでも同じで12月に入ると一気に魚が抜けていきます。(その頃シーバスの群れは南下して内房や館山でランカーが釣れる時期になる)

 

今年はどうだろうか?

 

ちょいちょい仕事前の朝練で調査兵団に出始めてみましょうか!

 

ここは公園の駐車場が8時過ぎないと開かないため、kayak55のお店に戻ることを考えると、いずれも仕事前の3〜4時間程度の朝練になります。

 

こういう短時間の朝練ではバイキングカヤック・忍を使います。

ウエイトの軽い忍はやはり艇の上げ下ろし、運搬が楽なのです。

 

【9月28日】

秋のバシフナシーバス初調査だというのに、この日はおもいっきり寝坊して9時30分に駐車場に入庫・・・・やってしまった。

 

でも2時間勝負はできる!

 

昨年は9月下旬にはトップで炸裂しまっくりたりとスタートしていたのですが、今年ははたしてどうだろうか?と、沖のシャローをくまなく舐めていきますが・・・

 

魚が見つからない!!

 

今年はまだ9月下旬の段階ではあまりシャローに魚が差してないな〜。とりあえず1本目が釣れないのでシンキングミノーのトゥイッチングでサーチを続けていきます。

 

帰着のタイムリミットが近づき、正直、諦めかけたその時・・・水深1mの山で・・・

 

唐突にバイト!

 

ジャンプ一発バラシ!で、終了。

 

ガーン・・・

 

バシフナ秋のシーバス、バラシでスタートです。

 

魚はいたし、1mの激浅ゾーンで食ってきたので、いい兆候ではあります。でも正直、昨年の9月よりは状況はよくないですね。2時間の釣りでもそれは感じました。

 

この日は干潮周りでしたが潮のタイミングが合えば釣れることは釣れるぐらいの感じにはなっているのかもしれません。

 

次回こそは!

 

帰りは干潮前で潮引きすぎてドーリー地獄でした・・・

 

昨年より確実にシーバスのスタートは遅いが、来週も調査に来てみよう!

 

【10月6日】

この日はしっかり起きて8時の開門と共に駐車場に入庫!

 

ちなみに公園の公の駐車場開門時間は9時なのですが職員さんが来た段階で開くので、概ね8時〜8時30分には駐車場に入れることが多いです。(時に9時直前のことも・・・)

 

今日は4時間勝負ができる!

 

前回いまいちな雰囲気だったのですが、1週間以上経ってはたしてどうだろうか?

 

意気揚々と駐車場で用意をしていると、見慣れたカヤックアングラーさんの姿が!

 

C-49さん

エルメスカラーのスキマーです!

 

この日もまたもド干潮周り・・・

 

ちょうどこれから干潮で潮位は47cmまで下がります。

 

そして僕が帰る12時過ぎでもまだ潮位は80cmぐらいまでしか上がりません。

 

今日も苦戦の予感・・・。

 

潮位47cmのバシフナはキツイ!はるか先まで水が・・・ない!

 

いきなりドーリー修行のスタートとなりました。

 

岸近くのシャローフラットはブレードがボトムに当たってしまうほどのスーパー激浅状態。さすがに水深50cmではシーバスが入ってこない。

 

水深が一段下がる沖のシャローを目指しましょう。

 

どこまで行ってもボトムがくっきり見えてます。ちょっと上げるまで厳しいかな。

 

一段落ちる沖のシャローに到達。(とはいっても水深1.5mとか)

いつもどおり、まずはシンキングミノーのトゥイッチングで魚をサーチしはじめますが・・・

 

前回の9月28日と同様、沖のシャローにまだ魚がいまいち差していません。今日は4時間勝負ができるので上げ始めまでは狙えるからなんとかなるであろう。

 

そう思ってサーチを続けますが、バイトやお触りさえなく、時間がだけが過ぎていく。

 

う〜ん、どうにも魚の雰囲気を感じない。

 

ここで僕は移動を決断!

 

上げ始めの一番いい時間を別の場所で狙ってみようと思います。

 

たどりついたのは牡蠣殻山PONIT。

 

途中、カヤックに驚いて逃げるトウゴロウイワシの群れを見かけたので期待はできるかも。

 

ただ、ここも今のところ底がくっきり見えるほどの浅さ。

 

少しづつじりじり潮が上げたきた時にチャンスがあるはずだ!

 

シンキングミノーでは底を擦ってしまうため、ルアーをシャローランナーのプエブロ・マングースにチェンジして、トゥイッチングで多面体ボディをギラギラっとさせて探していきます。

 

水深は1m・・・

 

まだちょっと浅すぎるか?

 

正面に潮目が入ったその時!!

 

食った!水深1mでも食った!

 

トップウォーターほどではなくてもシャローランナーではバイトの直後に水面に水柱が立つ!

 

待望のこの秋1本目のシーバス、これは逃さない!

必要以上にフッキングを何度も入れて、確実に獲る!

 

浅いからシーバスが下には潜れないので横方向に走り、何度もエラ洗いをしていいファイトをしてくれます。エキサイティングなスーパーシャローの釣り。これこれー!これを待っていたのだ!

 

キャッチ!

 

小さいケド・・・嬉しい秋1本目!

マングースをハーニモカ食いでバックリ。これだけ浅いトコまで捕食に差してきて、この食い方。これはまさに秋シーズンの開幕と言えるでしょう!

 

ありがとう!

 

いける、この食い方ならまだまだいける。

 

ドカン!と連発!

 

水深は1.1m。今日のパターン、激浅ゾーンでのシャローランナーギラギラトゥイッチングだ!

 

秋のシーバス、小さくても引く〜暴れる〜

 

カヤックからだとファイトが近い、この飛沫を浴びるのが気持ちいい。

 

GET・・・この魚もマングースばっくし!

 

ちょいサイズアップ!

 

ここまでくると、もう僕は前述の通り、トップウォーターをやりたくなってしまうのです。

 

このマングースギラギラパターンを続ければ数は重ねることは間違いなくできるはず。でも、2本釣れたらもう十分・・・ここからはトップの釣りに移行します。

 

しかし・・・・

 

トップウォーターをいくらやっても出てくれない!!

 

なぜだーー!

 

水面ドッカンバイトが欲しいよ〜!

 

潮は徐々に上げに入って流れも発生、むしろさっきより状況はよくなっているというのに、なぜかトップには出ない。

 

意地でも釣ってやる!とひたすらドッグウォークを繰り返しますが・・・・

 

kayak55のお店に戻る時間が来てしまいました。

 

12時30分を迎え、あえなく着岸

 

あの水深でシーバスが出たこと、ルアーへの食い方もかなり良かったこと。秋のシャローカヤックシーバスシーズンはスタートしたと言ってもいいと思います。

 

ただ、心残りはトップで出なかったこと・・・

 

トップでドバン!が出てこそ真の秋のシーバススタートでしょう。もうひと潮かな!

 

なんて思っていたら・・・

 

沖シャローに残ったC-49さんはこの日、トップで炸裂させていました〜!

 

結局のトコロ・・・腕の問題でした(ガックシ)

 

いずれにしても・・・・

 

「始まったな」by冬月

「あぁ・・・すべてはこれからだ」by 碇

 

次回こそ水面爆発させるぞー!

 

今日遊んでくれた海とシーバスに・・・・感謝!

 

【獲物一匹ゴミ一個運動】

シーバス2匹で公園のゴミ2個拾いました。

 

【オマケ】

改築された三番瀬海浜公園のネルフ本部棟

 

その中にレストランができたのはご存知でしょうか!?

 

メニューもカレーやパスタ、オムライスにトーストやラーメンまでかなり豊富です!

 

ぶっちゃけ、そろそろKAYAK55のお店に戻らないといけないのですが・・・・我慢が出来ず食ってしまいました(チャン松君、ごめんなさい)

 

今回はコレをいただきました!

 

三番瀬ラーメン!!

 

漕いだ後は腹ペコでとてもラーメン一杯では足りなさそう。ライスも注文しました!

 

三番瀬だけに、貝が主役です!

しかもホンビノスですー!

 

もちろんこういうトコのラーメンですから、街のラーメン専門店と比べてはいけません。

 

でも・・・

 

ぶっちゃけ・・・・こういうラーメンも・・・

 

美味いっ!

 

この日、僕は決めました。三番瀬海浜公園のレストランのメニュー、時間が許す時は釣りの後に食べていき、いずれ全制覇します!!

~恋の香りのシーフラワー~

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Yahooジオシティーズが2019年3月末にサービスを終了してしまうため、旧TEAM N.Wホームページも消えてしまうということが判明したのは先日のブログで書きました。

 

これからKayak55の定休日のブログの更新はしばらく、この旧TEAM N.Wホームページからの記事をサルベージして転載する日にしたいと思います。(つまりコピペ・・・つまり手抜きです!笑)

 

今日は・・・・旧TEAM N.Wホームページにあったコーナー

 

戦友たちのララバイ

 

コーナーからの転載です。

 

戦友達のララバイのコーナーは僕がこれまで使ってきたルアーや道具の中でひときわ愛着があったアイテムを紹介するコーナーです。

 

僕らが釣りをはじめてから一体どれだけの時間が流れただろうか・・・その間、購入した釣り道具はそれこそ星の数ほど。

 

今のルアーフィッシング、釣果が全てみたいな風潮がしてならない・・・もちろん釣りをしている以上それだって大事だけど、一昔前のルアーフィッシングにはもうちょっと「ワビ・サビ」があったと思ってしまうのは僕らが歳を取りすぎたからか?

 

たとえ釣れなかったとしても、一つ一つの道具には手にいれた時の興奮や釣行の記憶が詰まっている。

それはもう痛いほどに大事な思い出だ。

 

大切なのはストーリー。

 

釣り道具は素晴らしい!!

 

<以下、旧TEAM N.Wからの転載です>

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~恋の香りのシーフラワー~

あれは西暦2000年ごろのこと。

 

茅ヶ崎出身のホエールが大学卒業後、就職をして東京の奥地へ・・・

 

大好きだった海からだいぶ遠くに住むことになってしまいました。

 

それは同時に学生時代、タツノリと一緒に夢中になっていた海のルアー釣りとも遠くなってしまうことを意味します。

 

人の気持ちと現実的な距離って関係なさそうで、実はすごく関係あったりします。

 

どんなに心が燃えていても、やっぱり車で3時間かかるようではなかなか続かなくなってきます。往復6時間ですからある程度まとまった時間が取れないと海に通えません。

時間もそうだけど、経済的にもきつくなってくる。

 

ホエールは一人暮らしの家からほど近い、多摩川上流部での本流ルアーフィッシングにハマっていきます。

 

ですが、トラウトっていうのはベストなシーズンも限られています。さらにいつしか、クラブでのダンス、キャバクラと他の娯楽に使う時間とお金を使う割合が増えていきました。

 

それでも、たまーに、土日に何も予定が入らない時だけは茅ヶ崎の実家に帰って海に行ったりしていました。

 

これもそんなとある日のこと。

 

天気のいい7月の日でした。

暑すぎなくて、夏特有のいい香りが茅ヶ崎じゅうを覆っていました。

 

こんな日は海に行かないとソンです。

 

3本継ぎの10ftのロッドに3000番のリールにメタルジグだけを持って、短パンとTシャツにビーサンでママチャリに乗り、午後からぶらりと海にでかけます。これは茅ヶ崎の住人だけの特権。

 

ママチャリの籠には実家の冷蔵庫からパクってきたコカ・コーラとLARK。これだけあれば他に何もいらない。

 

ホエールの実家の近所の海ってのは大磯なんかみたいに岸ぎりぎりに小型青物のナブラが立つようなことは少なくって、(Tバーの先端からキャストするとワカシはけっこう釣れるんですけど)特に7月となると、サーフでのメインはマゴチになります。

 

この時期はサーファーが多くて、メタルジグをぶん投げるとけっこう危なかったりするんですが、この日はベタ凪でサーファーもいませんでした。思う存分キャストができます。

 

まぁ、ぜんぜん釣れないのが湘南サーフの釣りですから、いつものようにキャストすること自体を楽しんでいきます。

 

海で一人さすらう、う~ん、俺ってカッコイイ!って悦に浸っている部分もけっこうあったりします。

 

キャストするのはマリアのシーフラワーのピンク25g。

 

シーフラワーって、後方重心でキャストが気持ちいいのに、スイミングが綺麗でただ引きでも使える、その当時、最も使用頻度高く使っていたジグです。

 

今ならば、マゴチやヒラメならミノーやワームが主流でしょうが、当時の僕は飛距離が無いと釣れる気がしなかったんですね。アマちゃんです。

 

遠くから時折ジャークを織り交ぜながら、リフト&フォール主体にボトムを探ってきます。

 

アタリの無いまま時間は過ぎ。空は夕方のやわらかいオレンジ色に変わりつつあります。

 

引き波と寄せ波のハーモニー、そして、空がオレンジと青と濃紺でハモっている。砂浜から見ると、ほんと地球って丸いって思えます。

 

やっぱ、海っていいな~。

 

そんなふうに癒されていると、殺気が消えたのでしょうか・・・波打ち際で・・・

 

ガツン!!!

 

来たっっ!!

 

ガツガツガツ!!!

 

マシンガンのようなファイト。これはまぎれもないマゴチ!!

 

そして、上がってきたのは当時のマゴチ自己新となる60cm、重さは推定ですが2kgはありそうなブリブリのやつでした。

 

獲ったどーー!

 

 

■そろそろ暗くなってくる、マゴチも釣れたし、さあ、帰ろう。

 

帰りのママチャリにはコーラのペットボトルとLARKに加え、今晩のおかずのマゴチが入っていました。(マゴチってかなり生命力強くて、水から上げてもしばらく生きてるんですよね)

 

薄暗くなってくる街を、時折動く巨大マゴチを乗っけてサイクリングです。

 

途中の自販で勝利の缶コーヒーを買ってLARKに火を点け一服。

 

あぁ・・・・うんめぇ・・・

 

あまりにも気分が高揚していたので、ここでホエール・・・

何を思ったか、当時気になっていた女子、カナエちゃん(仮名)に思い切って初めて電話してみます。

 

 

ホエール「TRURURURU・・・TRURURURU」

 

カナエ(仮名)「もしもし」

 

ホエール「あ、わ・・・わかる?」

 

カナエ(仮名)「わかるよー、どうしたの」

 

ホエール「あ、いや、今さ海に来るんだ」

 

カナエ(仮名)「へーいいなぁー、誰と行ってんの?」

 

ホエール「いや、一人でさ、釣りしてた。デカイ魚が釣れたんだ」

 

 

【ホエール心の声】

釣りって、なんのこっちゃ!!ホエール!!そんな情報不要だから!!

 

 

ホエール「マゴチって魚なんだけど、美味いんだよ」

 

カナエ(仮名)「へーーーそうなんだ・・・・」

 

 

【ホエール心の声】

やばいって!!ホエール!!会話止まってるから!!

 

ホエール、もうこの時24歳ぐらい、いい歳です。既に人並みの恋愛の場数も踏んでるし、キャバクラも通ってます(笑)。でも、本気になった女子にはダメダメだったんです。

 

 

ホエール「え・・えっと」

 

カナエ(仮名)「でも、ありがとう」

 

ホエール「え?何が?」

 

カナエ(仮名)「電話くれてすっごい嬉しいんだよ」

 

 

嬉しいんだよ

 

嬉しいんだよ

 

嬉しいんだよ

・・・・・

・・・・・

・・・・・

 

【ホエール心の声】

うひょーーー!やったどーー!!

 

 

■・・・あの日のゆっくりとした夕暮れ、茅ヶ崎の空気、マゴチのファイト、来たる夏への期待、恋の予感、胸躍るような感じ、何かが動き出したあの瞬間、身体の奥底からわき上がってくるワクワク感、全てがパーフェクトでした。

 

今でもシーフラワーを見るとあの素晴らしい日のことが思い出されるんです。

 

・・・・その後、カナエちゃん(仮名)とどうなったか?それはここでは書きませんが、まぁ、いろいろありました。

 

あの日から20年近い時が過ぎた。

 

カナエちゃん(仮名)は今ごろどこで何をしてるんだろうか。どこかで誰かのお嫁さんになってるのか?それとも一人でがんばったりしてるんだろうか。

 

ホエールは結婚し、そして・・・

 

今でも釣りばっかやってまっせ!(笑)


カヤックトップシーバスも開幕!

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先日、近所のドラッグストアに行ったら、

 

伊藤園のウーロン茶の2Lペットボトルが100円で、思わずbite!

 

子供の頃に飲んでいた烏龍茶の缶そのままのパッケージだ。懐かしい・・・。

 

もうだいぶ以前に亡くなってしまった僕のおばあちゃん。その、おばあちゃんの家に行くと、いつも箱で置いてあって飲み放題だったのが・・・・伊藤園のウーロン茶の缶でした。

 

久々に飲んだ伊藤園のウーロン茶は、苦味が強くてあの頃のままの味がしました。

 

天国のおばあちゃん、今日も僕は釣りをがんばるよ!

(大人なんだから、もっと他のことがんばれ!)

 

さて!

 

一昨日のブログでは9月28日と10月6日のバシフナカヤックシーバスのレポートを書きまして、今年はややスタートが遅い印象と書きましたが・・・

 

懲りずに行きます!

 

今日は10月10日のカヤックシーバスの報告です。

 

この時期、どうしても地元バシフナの海が熱くなるので、マンネリで申し訳ないのですが、シーバス月間は11月いっぱいまで続きますので、こんな感じのレポートもまだまだ続きます!

 

【10月10日】

この日も仕事前の朝練で入ります。8時過ぎに公園の駐車場が開き次第入庫し12時までの4時間勝負!

 

公園内の自動販売機にレッドブル売ってます!

 

そう、kayak55は今年はシーバスダービーを開催中。そのアリバイアイテムがエナジードリンク(または栄養ドリンク)なのです。これでアリバイ持っていき忘れ無しです。

 

さあ、行きましょうか!

 

風はそよ風程度で最高の状況ですね!

 

あとは釣るのみ!

 

前回トップウォーターが不発だったのがそうとうに悔しくて・・・

 

今日はやっぱりトップで釣りたい!

 

僕は数はそんなに釣れなくてもいいのですが・・・やっぱり釣りですから・・・・ホゲりはいやです。

 

ってことで、まずはシンキングミノーでサーチして、1本釣れたらトップに縛ろうと思います(弱っ!)

 

先発はホゲり回避のアスリートダッシュチューン

 

シンキングミノーですがレンジは1mぐらいのところを泳いでくれるので、1.2mぐらいのシャローから使えます。細かいピッチの動き、トゥイッチングの切れ味、いずれも抜群。大昔からほぼ餌と言われているルアーです。

 

通常のアスリート9Sもじゅうぶんいいのですが、カヤックからのデイゲームでは1gリアウエイト追加のダッシュチューンが個人的に使いやすいです。飛距離、スピード、トゥイッチングからの一瞬のフリーズのフォール姿勢、すべてにおいて・・・餌レベル!

 

ダッシュチューンをリトリーブして・・・・パンパンッ!・・・リトリーブして・・・パンパンッ!

 

鋭いトゥイッチングを入れて、ギラギラっとさせて広い範囲から魚を探していきます。

 

すると・・・

 

幸先良くヒット!

 

先週よりずっとイージーな感じです。今年は遅れ気味でしたが、ようやくシャローにもかなりの量の魚が入りこんできはじめたという印象。

 

GET!

ダッシュチューンやっぱ餌です!

 

さあ、1本釣ってホゲりは逃れました。ここからはいよいよ前回のリベンジでのトップウォーターフィッシングです。

 

僕がシーバスで使うトップウォータールアーは主に2種類。

 

アトールのフラックフライ110

 

フロッグプロダクツのスキマー

(フックはトレブルに交換しています)

 

使い分けは気分!

 

と言うのが本音ですが(笑)動きはかなり違いがあります。

 

フラックフライはウッドで、より垂直浮きのペンシルっぽい細かい首振りとダイブが特徴。ダイブさせてからの水中に入ってからのスライドが得意なタイプなので、水面がラフな状況下でも水に食いつきやすく(跳ねにくく)、風がちょっと吹いている時に出番が多いです。

 

スキマーも垂直浮きですが、もともとがバス用だけに幅広いアクションが可能で、細かいドッグウォークで水面を激しくかき回すことができるし、幅広いスライドもできるという多才なペンシル。平水に近い水面の時に押しと掻き回しのアピールをしたい時に出番が多いです。

 

凪のスキマー!

ややラフな時のフラックフライ!

 

今回は海の水面が落ち着いているので、フロッグのスキマーからスタート!

 

ここからがすごかった・・・

 

 

自分の腕の足りなさを実感するトコロ・・・(汗)

 

少しでもベイトっけがあるトコ、流れがあるトコ、地形の変化があるトコ、ひたすらにスキマーをドッグウォークさせつづきます。

 

がんばって続けていると・・・・

 

突然・・・

 

出た!

 

けど乗らない・・・

 

また出た!

 

けど乗らない・・・

 

またまた出た!

 

これはファイトまでいったのですが・・・

 

バラす・・・・

 

なんでなのーー!フック超新品なのですけど〜

 

そうです。

 

腕です(ガーン)

 

でも、このバイトはほんとに最高です。

 

一見、なんにもないダダっ広いシャロー。遠投して激しいドッグウォークで引いてくると、突然水面がドッバーン!と割れるんです。

 

心臓爆発。アドレナリン噴出。鼻血ブー(出てないけど)。

 

もはや「最高」という言葉の他に形容詞が見つからないです。

 

トップウォーターはバイトが出ない時間も長いから、やり続けるのは精神力がかなり必要ですが、トップウォーターを投げないものにトップウォーターでの釣果はない。やり続けた人だけにこのど迫力バイトというご褒美があるんです。

 

ただ、やっぱりホゲるかもという恐怖心と戦いながらだとキツイです。

 

だから最初の1〜2本はミノーでおさえておくと安心感があって、これをやり続けられる活力になるんです。餌と言われるミノーも僕にとってはやっぱり必要です!

 

この日、バイトが集中していたのが、かなり下げ潮が進んで浅くなった沖の山でした。周りが1.8m前後、ここだけ1〜1.3mになっています。

 

底はくっきり見えています。こんなトコで釣れるの?って思うほどですが、岸際ではなく沖ではシーバスは日中にけっこう激浅のシャローにフィーディングに出てきています(特にこの秋の時期は)。そこに潮の流れが絡むと高確率。

 

浅いだけにシーバスは水面のものを十分食い上げやすいのもトップで釣れやすい条件になっています。

 

そして、遂に時は来た・・・

 

ドッバーン!

 

ラブストーリーは突然に・・・・突然の猛烈バイト!

 

獲った・・・どぉーーー!!

 

やりました。今日はいったい何回のバイトを逃してきたのか・・・・ようやく釣れました。

 

ありがとう!

この秋初のトップウォーターシーバスGETです!

 

その後、少し水面がラフになってきたので、ルアーをウッドで水に絡みやすく、ダイブも得意なフラックフライにチェンジします。

 

水面出たり入ったりと抜き差ししたり、水面ちょこちょこ頭振らせるドッグウォークしたり、ロッドティップの角度でいろいろできちゃう楽しいプラグです。

 

このフラックフライでも・・・

 

ドッパーン!出たー!

 

ケド・・・乗らない!

 

ドッパーン!出たー!

 

バラす・・・・

 

ここでタイムアップ!kayak55のお店に戻らないといけない時間になってしまいました。

 

結果、フラックフライでは魚をキャッチできませんでした(涙)

 

いや〜シーバストップウォーター、まだまだ修行がたりません!

 

トップは難しい、だからこそ面白い!

 

これはこの秋、もっと練習していきます!

 

結果的にはキャッチはミノーで1本、トップで1本の2本のみとなりましたが、普通にミノーで通していればそうとう釣れただろうというぐらい魚はシャローに差していました。いよいよバシフナ本格シーズン、スタートですね!

 

帰りのパドリングで・・・

 

獲物一匹ゴミ一個運動して!

 

無事に着岸!

 

帰りのドーリーでもう一個ゴミ拾って終了!

 

いや〜お店から数キロの海で、開店時間前の朝練でこんなにも楽しめる、いい時期がやってきました。

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・・

 

感謝!

ドッグタグ発売について

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まずはお知らせなのですが!

 

明日10/27(日)は恒例のkayak55.comふなばし三番瀬バーベキューイベントのため、kayak55は臨時休業をいただきます。

 

そのまま月曜日が定休日になってしまうので、日・月とお休みいただく形となってしまいます。

 

ウェブショップの受付はできるのですが、即納品においても発送が火曜日となります。

 

ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。

 

さて!

 

インスタでは告知をしていたのですが・・・

 

kayak55とサウスウインドでは万が一のカヤックの事故の際の身元確認やご家族への緊急連絡のためのドッグタグを発売することになりました。

 

※このドッグタグの販売については万が一の時に刻印から海上保安庁さん等から問い合せがあった際に情報提供する管理上の面もあり、サウスウインドさんでカヤック本体をご購入いただいた方はサウスウインドさんに、kayak55でカヤック本体を買った方はkayak55に、それぞれ注文をお願いします。

(Kayak55もしくはサウスウインドさんでのご購入の場合はドッグタグに★マークの刻印が入ります)

 

※それ以外の販売店さんでカヤックをご購入の方の場合はkayak55では注文をお受けしない形となります。情報管理は無しとなりますが、通常のドッグタグの注文として直接ノーティカルスターさん(hulacoya@gmail.com)にメールにてお問い合わせをお願いします。

 

製造はおなじみノーティカルスターのハマ兄さんです。

 

今週発売開始するつもりだったのですが、明日と明後日がお休みいただいてしまうため、ご購入いただいた後の連絡のやりとりが遅れてしまうため、次週より発売開始とさせていただきます。

 

ご注文いただきましたら、一つ一つ、ハマ兄さんが手作りしてお届けします。

よって、納期はおおよそ1週間前後いただきます。

 

このドッグタグ、どういうものかなのですが・・・

 

2枚で1セットになっています。

 

これは、自分のPFDに入れておく分が1枚。カヤックに置いておく分が1枚となります。

 

なぜならば、もしかするとカヤックと自分が離されてしまうかもしれないからです。

 

PFDに入れておくドッグタグは

◆名前

◆自艇の略称

◆緊急連絡先1

◆緊急連絡先2

◆血液型

 

となります。

 

カヤックに置いておく方のドッグタグは

◆名前

◆緊急連絡先1

◆緊急連絡先2

◆販売店名(KAYAK55.COMが入ります)

◆ノーティカルスターの刻印(製造元)

 

 

艇の略称は一覧を作りました。

ハリケーンとネイティブのシリアルは文字数が多いので前後のアルファベットを抜いた中央の数字のみとなります。その他、シリアルがないカヤックは艇のカラーで表現します。

 

これらの内容については、kayak55のウェブショップでご購入いただきましたら、その後、メールにて内容をお問い合わせいたしますのでご返信いただく形となります。

 

私もさっそく作りました!

 

カヤック以外でも私がもしも街を歩いていて倒れた時にも緊急連絡先が分かるので車のキーと一緒に常に持つようにしています。

 

※注意点としては、個人情報が記載されたものになりますので紛失に気をつけるという点。あとはカヤックに置いてあるドッグタグを保管時などに見える場所に吊るしておいたりしないことだと思います。

 

また、付属のボールチェーンはあまり強力とは言えないので・・・・キーリングなどに変更した方が個人的にはいいと思います。

 

そして、ドッグタグを作った方の同時ご購入特典として、ドッグタグの内容がプリントされたマグカップも発売します。

 

ドッグタグの内容とkayak55.com、KFゴルゴ、サウスウインド、ノーティカルスターのネーム入り。

 

ただ・・・こちらのマグカップ・・・ドッグタグの内容が入っているため、個人情報だらけなので、ご自宅で使うのみにしていただければ幸いです!

 

来週発売となりましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

【2010年】N.W史上、最大のシーバス!(当時)

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シットオンを使った本格的なカヤックフィッシングというスタイルの黎明期に、とあるホームページがありました。

 

それが・・・

 

TEAM N.W

 

当時はまだSNSというものがなく、ウェブ1.0の時代。HTMLを駆使してカヤックフィッシングの釣行記をアップしていました。

 

このホームーページ時代のTEAM NWはヤフーのジオシティーズというサービスを使っているのですが、先日、ショックなお知らせがヤフーさんから届きました。

 

ヤフージオシティーズ終了・・・・

 

時代ですよね・・・いわゆるテキストサイトと言われた個人でのホームページ作成が大流行して、昔はジオシティーズ内だけでも、とんでもない数の個人ホームページがあったのですが・・・。

 

今やSNSの時代。個人のホームページサービスは時代遅れなのです。

 

ホームページ「TEAM NW」も時代と共に、広大なネットの海に消えゆく運命となりました。

 

そうなると、やはりTEAM NW時代の釣行記の印象に残った釣行のいくつかは残しておきたくなります。

 

ということで、これから2019年3月のジオシティーズ終了までに、ちょいちょいTEAM N.Wというホームページの釣行記からホエールが特に思い出に残る釣行をいくつか抜粋して、このブログの「思い出のカヤックフィッシング」カテゴリーに少しづつ転載していきます。

(ですので、ある程度、転載が終わればこのカテゴリーの更新は終了となります)

 

今回は時は2010年、TEAM NWのタツノリ君大活躍の釣行の思い出です。

 

<下記、当日の釣行記です>

ーーーーーーーーーーーーーーー

■この日は、タツノリ君と久々に聖地へ!!

 

ホエールはこの冬場はカヤックデイゲームメバルの開拓をしますし、タツノリ君は釣り納めはイカか管釣りがいい!とのことなので、二人で行く今年最後のシーバス釣行です。

 

ってことで、いつもより気合いを入れて!!

 

タツノリ君とは朝9時にホエール宅集合予定!(遅っ!気合い入ってねー)

 

そして、恒例のーー

 

タツノリ遅刻っっ!!

 

いやーええ天気ですなぁー

 

なんとタツノリ、10時40分過ぎにホエール宅に到着。

なんだかんだで出発は11時です。

 

ええ天気ですなぁーじゃねーっつの!

 

これではポイントに着くのは13時頃でしょう・・・16時30分を回るともう日が落ちてくる季節。実釣時間3時間。

 

今年の総決算のシーバス釣行がこんなんでええんかいな!?

 

スンマセーン

(その顔、ぜんぜん悪いと思ってないでしょー!)

 

まあ、ホエールもいつもタツノリ家集合の時は遅刻しまくりですから・・・人のことは言えません。

 

これがTEAM N.Wクオリティっす!!

 

 

■すっかり昼ですが、いざ出発!!

 

!!!!!??????

 

そそそ・・・そーなんです!!

 

ホエール、ホッシー3号に乗り換えたのを機にETCを搭載しましたっ!(遅っ)

 

このETCの購入費の大部分をタツノリ君に援助していただきました!あざーっす!

 

いやぁ、いまさら感が満載ですが・・・

 

ETC便利すぎっ!

 

自動的にバーが開くなんて!(ほんとにいまさらー)

 

きてるねーー!21世紀!

 

そんなこんなでETCのおかげもあって、12時30分前に聖地へ到着!!

 

しかし!!

 

北風強く・・・・海が荒れております(涙)

 

実はこれ、携帯の天気予報サイト「海快晴」である程度予想してたんです。

 

風裏に入って安全にカヤックが乗れそうで、かつシーバスの期待も高いポイントを代替の場所として想定してきました。

 

そのポイントまでの移動時間も考えると、もう実釣時間は2時間あるかないか、さあシーバスは釣れるのかぁ!?

 

ってことで移動!

 

 

■そして、車で移動して到着したのは・・・

 

ポイント名・聖都シュワ

 

聖都シュワは磯&サーフなポイントで、基本的には岸からのカケアガリをバイブレーションで釣るスタイルです。ホエールのミノースタイルではちょいと厳しい。

 

ただ、岸際は海藻帯のシャローになっていて、ホエールのミノースタイルでも昨年は少しですが釣れました。

 

よっしゃーミノーのジャークで釣ったるでーー!!

 

ちなみに後ろに写ってるタツノリ君、きっちり準備体操してはります。

 

カヤックは意外にハードな運動ですから、準備体操は必要です。

 

特にこれからの寒い時期は怪我防止のためにも絶対にアップとストレッチしてから出ましょう!

 

さあ!行こうぜ!

1km沖の、非日常へ!

 

ちなみに、今日のカヤックはバイキングカヤック・ニモ2+1フィッシング仕様・艇名:ラムちゃん号です。

 

ホエールはボガ派なんですが、タツノリ君はランディングネット派。

 

ネットを持っていくとなると、やっぱりロッドホルダーがあると便利。特に後ろの席のフラッシュロッドホルダー(埋め込み式)があるとないとでは快適さが違います。

 

 

■出艇すると、想定通り十分安全な風速、ウネリ無し。

 

滑るようにカヤックが進んでいきます!

 

いつもの干潟とは違う景観に癒されます!

 

まずは岸近くのシャローゾーンから攻めていきます。

 

ホエール、タツノリ共にピットブルでスタート。

 

去年は海藻が水面から頭を出すほどに生えていて、その際をうまく通すとシーバスが釣れました。

 

しかし!!去年来た時とだいたい同じぐらいの潮位にもかかわらず、海藻が頭を出していない・・・。

 

海底を覗き込んでも背の高い海藻は無い状況。

 

聖地でも今年はアマモが高水温で激減したという話ですが、ここ聖都シュワでもそういった異常が起きているのもしれません。

 

海藻が見えず狙いドコロが定まらないまま、カヤックを流しながらピットブルをキャストしていきます。

 

うーん・・・釣れそうな気がしない!

 

一度だけタツノリ君のピットブルにバイトがあったものの、1時間ぐらいやって手応えほぼ無し!

 

やばい、こりゃアカンぞ。

 

 

■少し北東風が強まってきました。沖出しの風です。

 

こうなったら、沖出しの風に乗って、沖のブレイクラインを攻めてみましょう!

 

風上に漕ぎ上がる!!

 

カヤックフィッシングでよく聞かれることが「流されませんか?」というのがあります。

 

カヤックは・・・流されます!!

 

風、潮、両方の影響を受けて流されます。

 

もちろんあまりにも強い風や早すぎる潮流においては危険に繋がります。

 

しかし、適度なスピードで流されることは、シーバスフィッシングにおいては、逆にプラス要素。流されることをメリットに変えるのです!

 

何故なら、同じ方向に同じルアーをキャストしていてもカヤックが流されるので、毎投違うコースを引いてこられるのです。

 

つまり、勝手に広くサーチができるわけっす。

 

これがカヤックシーバスがよく釣れる理由の一つでもあると思います。

 

その流し方ですが、当然、本命エリアに対して風上、潮上から流される方向を計算して流していく形なるわけです。

 

タツノリ君「あのあたりで底が見えるぐらい浅いところから一気に5mぐらいに落ちて、その後すぐに7mぐらいに落ちるね」

 

ホエール「っつーことは、今より少し斜め右に漕ぎ上がって流してみるべ」

 

こんな感じで流されることも戦略に入れていくと・・

 

釣れ・・・・

 

ません!!(爆)

 

そう、シーバス釣りそんなに甘くない。それが現実。

 

悲しいけど、これ……釣りなのよね。

(※注1:ホエッガー・ロウの名言)

 

※注1:ホエッガー・ロウとは、宇宙エロス世紀79年頃に活躍した人物で階級は中尉。ミライ・ヤリマンとの悲劇の恋愛逸話は有名。ジオナニー軍のビーチク・ザムとの死闘で戦士した。

 

 

■そんな感じでブレイク攻めに変更しても、なかなか当たりが出ない。

 

ちなみに、ルアーは水深が5m以上あるので、さすがにピットブルでは厳しいため、ホエールはヘビーシンキングミノーのジャーキング、タツノリはレンジバイブ90ESのボトムを取ってからのリフトに切り替えています。

 

毎回流すコースをカヤック一艇分づつズラして、まさにグリッド捜査(注2)していきます。

 

注2:グリッド捜査とはボーン・コレクターで有名なジェフリー・ディーバーの「リンカーンライムシリーズ」にて、主人公アメリアサックスがライムから伝授された現場鑑識法。30センチずつ一方向に三次元の現場を証拠を探して歩き回る捜査のこと。

 

すると・・・

 

タツノリ「キターーーーー」

 

おぉっっ!やっぱりシーバスはいたのか!

 

タツノリ「あ、バレた・・・」

 

うわーー惜しいっ!

 

竿がええ入り方してました。確実にこの時期特有の産卵前ボテボテシーバスでしょう・・・惜しいっ!

 

こういう時はすぐに同じ場所を流し直した方がいいです。ちなみに同じ魚が食ってくるからではなく、一匹釣れた場所ってのはやっぱり何か魚が着く要因があって、他にもシーバスが潜んでいる可能性があるからです。

 

まず左右を見渡してヒットした場所を「山立て」します。

 

僕らは勘ピュータで山立てをやるのですが、ハンディGPSがあればより精密な釣りができることでしょう。

 

そして、風上に漕ぎ上がり、その場所をまた上手く通過するようにポジショニングします。

 

カヤックが風に流されていき・・・さきほどのタツノリのヒットポイントあたりに差し掛かった・・・

 

その時っっ!!

 

タツノリ「またキターーーー」

 

ホエッガー中尉「油断大敵だよ!頭の上から火がボウボウってね!」

 

いつのまにかホエールがホエッガー中尉になってますが(笑)

 

ホエール「サイズはどうよ?でかそうじゃん?」

 

タツノリ「いや、ちらっと魚体見えたけどそんなでもないよ」

 

ホエール「70ぐらい?」

 

タツノリ「それぐらい!!」

 

タツノリの声がだんだん必死になってきている。竿が水面まで引き込まれる!!

 

ほんとに70なのか??

 

長いファイトの末に・・・ようやく上がってきた魚体は・・・

 

ズゴーン!!

 

よっしゃー!!

 

サイズはまさに目測通り、70cmジャスト

 

しかし、ボッテボテで重そうな素晴らしいシーバスです。写真でも見ても70cmには見えない。体高が高いです!!

 

もちろんロン!産卵前の貴重な魚体ですから!!

 

この時期こそ丁寧なリリースをします!

 

ホエール「ルアーは?」

 

タツノリ「レンジバイブ90ES!」

 

そうか・・・やっぱり、でかめ重めのバイブかぁ。

 

実はホエールは今日は聖地での干潟の釣りを想定していたので、バイブレーションを一個も持ってきてません・・。この時点で一抹の不安が(笑)

 

 

■その後、当たりがないまま徐々に時間だけが過ぎ去ってきます。

元々少ない実釣時間ですから、そろそろ沖上がりの時間が迫ってきます・・・・

 

すると!!

 

ブレイクラインに沿って、今日一度も出なかった「潮目」が発生!

 

ホエール「タツノリ、あそこだよ!!」

 

タツノリ「よっしゃー!」

 

漕いで、漕いで到着!!

 

ホエールは相変わらずミノー!タツノリはレンジバイブ90!

 

そして・・

 

またもタツノリにヒット!!

 

潮目に到着しての一撃!でした!

 

?????

 

竿が異様に曲がってるぞーーー!!!

 

こ・・・これは・・・

 

デカイっっっ!!!

 

ホエール「これはヤバイ!、まじでそれはデカイ!」

 

タツノリ「うぉぉーーー重い!!」

 

ホエールはランディングネットを用意して、ランディングの準備にとりかかります。

 

しかし・・・・

 

タツノリ「ぜんぜん上がってこねーー!」

 

壮絶!!!

 

その一言です。

 

巻きあげてはドラグを出され、巻きあげてはドラグを出され・・・

 

後から動画を見直すと、ファイトの途中から撮影を始めたにもかかわらず、3分以上のファイトをしています。

 

このファイトの模様は最後に紹介するYOUTUBE動画にノーカットでアップしてありますので、ぜひご覧ください!

 

そして・・・3分以上が経過・・・

 

タツノリ「上がってきたぞーー!!!」

 

ザバザバザバザバーーー!!

 

このファイト中、初めてのエラ洗い!

 

!!!!

 

何?今のシーバスの顔・・・

 

でかい・・・でかいぞーー!!

 

タツノリ君、ネットを使って・・・

 

見事に一発でランディング!!

 

ネットに魚体が入りきらないっっ!

 

尻尾がネットからおもいっきり出た状態でなんとかカヤックの上に上げる!!

 

タツノリ&ホエール「よっしゃーー!!!」

 

 

■上がった魚を弱らせないように、急いで近くの浜に着岸!!

 

ホエール「さあ、タツノリくん、シーバス持って!!」

 

さあ、上がってきた魚はどんな魚なのでしょう!

 

ドーン!

 

タツノリ君、見事にブリブリの87cmゲット!!

 

おめでとう!!

 

これまでのN.Wのシーバスレコード更新!

(これまでホエールが釣った86cmが最高だったと思うので)

 

それよりも何よりも、とにかく太っていてゴッツイ!!

 

計測する前は確実に90cm以上の魚だと思ってました。

 

もちろん、これだけ巨大になるシーバスの遺伝子は後世に残さないといけません。

 

キッチリと時間をかけてリリース!

 

動画には映っていますが、巨大な尾びれをくねらせて海に帰っていく姿は・・・神々しくもありました・・・。

 

あぁ・・・シーバスがいる国に生まれて良かった。そう思える一尾でした。

 

 

■ここでタイムアップ!

 

冬は日暮れが早いです。日没前、けっこう余裕を持って着岸するように心がけています。

 

今日も無事に着岸!

タツノリ君、やりきったエエ顔してます!

 

ホエールのミノーにはかすりもしなかったけどタンデム艇で二人でこの時間を共有できたので本当に幸せでした!!!

 

ありがとう、ランカーシーバス!!

 

そして、タツノリ君!自己新記録のシーバス、おめでとうっっ!!

 

んで、帰りはモチロン!!

 

らうめん・ながまた!

 

ワンパターンと言われようが、内房方面の帰り道にここほど美味いラーメン屋はなかなか無いのです!

 

ホエールは特撰とんこつ塩!ちょい大盛!

にんにくガッツリ!

 

タツノリはシンプルに真味噌ノーマル!

 

いただきまーっす!!

 

ンマーイ!!

 

完食!

やっぱり釣りの後はラーメンだねぇ

 

帰りのラーメンも含めてカヤックフィッシングなのだ!

 

 

■いやぁ、とにかくゴッツイシーバスでした。

 

水深は7mぐらいじゃないかな?とタツノリ君は言ってました。

 

ホエールはミノーのジャーキングをしていましたが、さすがにそのレンジのシーバスを浮かすことは難しいですねぇ。

 

ホエールは当たりも無くボウズでございましたが、それでもホエールはミノーの可能性をこれからも探りつづけていきたいと思います!!

 

 

・・・・

 

・・・・・・・・・・

 

・・・あれ???

 

・・・・・あれれ???

 

ホエール、早速レンジバイブ90ES買ってるじゃん(爆)

 

いやぁ、やっぱりレンジバイブ90ESのレンジは現存するミノーでは無理っす!!

 

かなしいけど、これ………釣れるのよね!

(by ホエッガー中尉)

 

あの神々しいシーバスの姿を見たら、自分がこだわってきたミノーオンリーでのシーバススタイルなんてすべてぶっ飛びました!それぐらい素晴らしいシーバスだったのです!

 

僕もいつかあんなシーバスと出会いたい!

 

とにかく!タツノリ君!おめでとうっっ!!

 

そして・・・・

 

今日遊んでくれた海とランカーシーバスに感謝!!

 

 

■ちなみに、今回も恒例の動画を作りました!

 

タツノリ君の87cm巨大シーバスとのファイトがノーカットで収録されています!ぜひ、ご覧ください。

 

<動画 2010年12月2日 カヤックで87cmシーバスゲット!>

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

<回想終わり>

すでにkayak55.comはスタートしていましたが、まだ実店舗はなくウェブショップのみでした。なので、定休日は勝手に日曜日にしていまして、この頃はタツノリ君ともよく一緒に釣りができていましたね〜

 

当時はホエールは千葉市に住んでいましたが今はさいたま市に引っ越しています。この釣行記で出てくる木更津のラーメン屋もすでに閉店しています。

 

時代を感じますね・・・

 

二人でシーバスを追い求め、パドリングで海を駆け!ラーメン屋をめぐっていた日々(笑)、これらは懐かしくもありますが・・・

 

まだまだ僕ら二人のカヤック冒険の旅は終わらない!

ホリマイ雑魚釣り隊・旧中川のハゼ

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カヤックフィッシングに出れない時、最近僕がハマっているのが、フロッグプロダクツの小物釣り用の竿「ホリデーマイスター(略してホリマイ)」を使った陸っぱりからの雑魚釣り。

 

FROGホリディマイスター

(全3色ですが、ピンク売り切れました)

 

ホリマイ雑魚釣り隊はターゲットを特に絞らず、いろいろな小物をホリマイで釣るという活動です。

 

本格的に小物釣り界の至高のターゲット・タナゴを狙ってもいいし、ザリガニ狙ってもいいし。

 

カッコイイお洒落な竿で、とことん適当に(笑)小物を釣る。それがホリマイ雑魚釣り隊。

 

現在隊員募集中!

 

今回狙うターゲットは・・・

 

旧中川のハゼ

 

とはいっても・・・すいません!これ8月のおハナシです。ブログに書かないままに気がつけば10月末になってしまっておりました(汗)

 

ってことで、今の季節は落ちハゼの時期になってきていると思うので、このブログの時とは状況は違うかもしれません。

 

この日は強風のためカヤックフィッシングを断念。

やっぱり無理して行っても釣りにならなければつまらないし、なにより危険です。カヤックフィッシングは安全第一、海況厳しい日はホリマイです!

 

まず向かったのは近所のスーパー「ベルク」

 

ここで手に入れたのは!

 

今日の餌・蒸しベビーホタテ!

 

お値段203円也。

しかも絶対に1パックも使いません。超経済的な釣り餌と言っていいでしょう。

 

カヤックも陸っぱりも駐車のマナーを大切に。今日は旧中川近くのコインパーキングにIN。

 

ベビーホタテを3つだけジップロックに入れて持っていきます。

 

河川敷へ降りていきます。

 

この旧中川はスカイツリーまで漕いでいくカヤックのコースとしても人気ですが、足場も良くハゼ釣りでもかなりの人気。この日もたくさんハゼアングラーがいました。

 

さあ、準備しましょう!

 

ホリマイ雑魚釣り隊はめちゃくちゃシンプルです。このザックにすべての道具が収まっています。

 

ホリマイケースからロッドを取り出して仕掛けを結べばもうすぐに釣りができてしまいます。

 

今回の仕掛けもスーパーシンプルです。

 

ホリマイの先に竿一本分0.6号のシーガーエースを結び、浮き止めゴムを通して浮きをセット。シーガーエースの先に小型のサルカン、そこに袖針3号(ハリス0.3号)を結ぶだけです。

 

川を覗き込むと・・・

 

わかりますでしょうか?

いるわいるわ、わんさか!ハゼだらけ!

 

さあ、針の先にホタテをちょっとちぎってさして落としてみましょう。

 

こいつに狙いを絞ってみます

 

いきなりヒット!

 

なにこれ・・・めちゃくちゃオモシロイ!

 

なにがオモシロイって、ハゼが寄ってきて食うところまではっきりと見えるんです。サイトフィッシングなんです。やっぱり、食うトコが見えるって楽しいです。

 

この一匹目は狙い通りだったのですが、けっこう難しいんです。

 

ここのハゼ、そうとう毎日のようにアングラーに叩かれているからでしょうか?けっこう見切ってきます。

 

餌を落とすと・・・

 

一度逃げて遠巻きにじーっと見て、近寄ってこなかったり

 

我慢比べしていると徐々に近づいてきて・・・

 

ヒット!!

 

なんて感じて、ハゼとの知恵くらべ、我慢比べをしていく釣りなんです。それがすべて見えるからサイズが小さくても最高です。

 

今回大型は釣れなかったのですが、大型ほど、餌が水面に着いた段階で岩の陰に消えてしまったり・・・・一筋縄ではいきません。やはりどんな魚もそうですが、大型になるということは、それだけ経験値を積んでいます。

 

それにしても・・・・今回の釣りで感じたのは・・・

 

ホタテの集魚力は凄まじい!

 

身?の方でも、ヒモ(耳?)の方でもどっちでも釣れます。そして餌持ちもいい。

 

3つジップロックに入れてきましたが、これ1つで十分だったかも。ぜんぜん減らない!

 

ホタテ餌は他のターゲットにも効きそうなので、今後も試していきたいと感じました。

 

もはやエンドレス状態!

 

とはいってもずっと連発するわけではなく、前述の通りに大型に見切られたりもするし、小型がすごいアタックしてきても乗らなかったりもするから夢中になります。

 

地形もこんな感じなので、ノベ竿といえどキャスト(?)が大事。浮き下の長さの調整も大事。いいとこに落とす竿捌きも必要。

 

奥深し、ハゼ釣り。

 

釣りは淡水だと「鮒に始まり鮒に終わる」と言われ、海では「ハゼに始まりハゼに終わる」と言われますが、たしかにノベ竿で簡単な仕掛けで狙えて始めやすいけど、やってみると奥が深くて熱くなる。

 

ハゼに始まりハゼに終わるという人の気持ちが今日分かりました。

 

こんな手の中にグリップが収まる可愛い竿で、都会の足場の良い場所で簡単に狙える。

 

こんな足場のイイトコなら歳をとってもできるだろうし。

 

いつかカヤックフィッシングができない身体になったら、きっとノベ竿の釣りの比重が増えることでしょう。

 

時折チチブも混ざる

 

その後も無我夢中で釣りまくっていると・・・

 

遠くの空で雷鳴が!

 

サーッと冷たい風が吹いてきました。

 

これはヤバい!

 

くるぞ、ゲリラ豪雨。

 

カヤックだったらそうとうマズイ状況ですが、都会でビルが周りにいっぱりあるようなトコなのでさすがに竿に雷は落ちてこなさそう。でも、100%大丈夫とは言えない。

 

やっぱり雷が鳴ったら即、納竿!

 

急いで片付けよう〜!

 

と思ったら雨もいきなり降ってきた!

車が駐めてあるコインパーキングまでちょっと距離がある!

 

走れ〜っ!

 

ギリギリずぶ濡れ寸前でセーフ!

 

あ・・・急いで撤収したので獲物一匹ゴミ一個運動忘れてしまった(涙)また次回他の場所でちゃんと拾おう・・・。

 

それにしても、ホリデーマイスターはすごい。ハゼも十分楽しめました。

 

今年から始めたこのホリマイの釣り。1本のノベ竿で、カヤック行けないちょっとの時間、ちょっと足場の良い陸っぱりで、餌もパンやさきイカやホタテで何魚種釣ってきたのだろうか?

 

これからも、カヤック行けない時にはホリマイを振っていこう!

 

今日遊んでくれた川とハゼに・・・感謝!

 

水面爆発しまくり

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カヌーワールドvol.17発売開始!

 

今号はかなり熱い内容となっています。誌面の中を写真で紹介できないのが残念なのですが(買ってー!)今回、カヤックフィッシング関係の記事もあるのです。

 

サウスのナガさん&fun中世さんコンビが大活躍!

 

パグラーさん親子が登場!

 

どちらもライフスタイルにカヤックフィッシングを取り入れているという記事です。憧れちゃいます。

 

いますぐ書店へGO!!

 

ちなみにカヌーワールドvol.17はkayak55でも買えますよ〜(宣伝)

 

さて!

 

もう10月11月はシーバス超強化月間なので、毎度毎度になりますが、今日も僕のライフワークのカヤックシーバスの話題です。

 

前回のカヤックシーバス釣行記ではトップへの反応が爆裂上がってきたものの、ミスバイトやバラシが多く結局トップでは1本しか釣り上げることができませんでした。

 

あの、いきなり水面がドバン!と割れる興奮を求めて、ついつい仕事前に行っちゃうんですよね〜!

 

【10月26日】

10月10日以来、久しぶりのバシフナの海です。

 

この間に、JSCA(日本セーフティカヌーイング協会)30周年のイベント「パドルスポーツフェスティバル 2018」が西湖でおこなわれて参加したりしていました。

 

このイベントがまた楽しかった!(西湖なので釣りは無しですが)こちらの模様もまた追ってブログで報告します。

 

さあ、今回もいきます。いつもどおり、駐車場オープンからKAYAK55のお店に戻るまでの4時間の朝練バシフナカヤックシーバス。

 

最盛期なので、できればトップで炸裂させたい。

 

シーバス釣りはいろいろな楽しみ方ができます。手軽な陸っぱり、ウェーディング、ボートシーバス。ルアーもワームからバイブレーション、ミノー、トップウォーター、ビッグベイトなどなど。

 

どの釣り方も楽しいし、いろいろな釣り方があってこそシーバス釣りって奥が深くなると思います。

 

僕もいろいろやってきたし、これからもやっていきたいですが、単純に好みとして個人的に今一番ハマっているのはトップウォーターの釣りです。

 

もちろんトップで釣れるのはある程度の条件が揃うことが必要になります。釣るためには常にいつでもトップっていうわけにはいきません。まったく駄目なこともあります。(いや、駄目な日のが多い!)

 

でも、カヤックに乗ることでトップのシーバス釣りはグッと身近になる、これは間違いないと思っています。

 

トップの釣りは鳥山やボイルがあれば高確率ですが、そういうモードになっていない一見なにもないダタっ広い干潟でもひたすらにペンシルベイトをドッグウォークをさせていると、突如として水面が割れる!これには衝撃を受けました。

 

水面爆裂バイトをデイゲームでたくさんもらえちゃうんです。これまでの自分のシーバス釣りの概念が覆されるようなカルチャーショックです。

 

それを繰り返していたら、いつしかある程度の再現性が生まれ、なんとなくトップでバイトが出せる狙うべきコースやエリアがぼんやりではありますがわかってきました。

 

カヤックシーバスを始めた最初の頃は、デイゲームでたくさん釣れる・・・それだけで十分すごかったのですが、人間は贅沢なもので、さらなる刺激が欲しくなってしまうのです。その一つの究極の位置にトップウォーターの釣りがあると思います。なにせ、それより上のレンジは存在しないのですから・・・

 

そんな人間の欲求に応えてくれるシーバスという魚のすごさもあらためて実感しています。

 

せっかくのベストシーズンですから、今回も広いシャローをトップ中心に探っていきたいと思います!

 

艇はバイキングカヤック・忍(ジ・0号)

 

短時間の朝練ではどうしてもプロフィッシュ45(キュベレイ号)よりジ・0号の出番が多くなります。

 

最近は仕事が忙しくて朝練ばかりなので、忍の比率が多くなり、より忍という艇のすごさもあらためて実感しています。安定しているのに凪の海では平均時速6km後半で巡航(時折時速7km超えてくる)。そしてもちろん回転性はよく、コンソールの収納も快適。

 

もちろん強風で水面が荒れてくると短い艇はバウが跳ねて叩き出してスピードが落ちやすく、プロフィッシュの方がキールが食い込んだ状態を保ちやすくスピードが落ちにくいです。

 

プロフィッシュが出せるならプロフィッシュで行った方がいいわけですが・・・良い凪だけをちゃんと選んでいけば正直、忍があれば一般的なカヤックフィッシングは高次元でできてしまうと感じています。

 

前回のトップシーバスの釣行記で書きましたが、僕がカヤックシーバスで使うトップウォータープラグは今は主にフロッグのスキマーとアトールのフラックフライの2種類。

 

この日はやや水面がラフっていたので、水面を跳ねにくいウッド製直立系のフラックフライからスタート。

 

開始直後でした・・・

 

いきなり猛烈バイト!!

 

このバイトがこの日一番スゴかったです。同じ魚がフラックフライに3回ミスバイトして、4回目のバイトでフッキング!

 

エキサイティング!!

 

シーバスってかなりペンシルベイトのドッグウォークにスイッチが入っちゃう魚なんですよね。これって食わせの釣りとはまた違うベクトルの釣り方なんだと思います。

 

ベイトが跳ねているわけでもなく、シーバスのボイルがあるわけでもないような状況。一人ポツンと浮いている静かな空間にいきなりドッパンとバイト音が響き渡る。もう大興奮です。このバイトだけで今日はもう来た甲斐があるってもんです。

 

こんな楽しいシーンですから、またいずれ動画にしてyoutubeにアップしたいと思います。

 

ランディングした瞬間にフラックフライが外れました!危なかった〜

 

これにて、今日はもう爆モードかと思いました!

 

が・・・・そうは甘くないです。なかなかその後はシーバスがトップに出てくれません。

 

その後、45分間もの間、ノーバイツっ!

 

これは、シンキングミノーで様子を見るべきかもしれません。

 

ルアーをフラックフライからエフテックのソルトピクスにチェンジ。ソルトピクス、通称ソルピクは世間的にも人気が出たわけでもなく、おそらくもう廃盤のルアー。

 

ただ、このバシフナの海では異常な強さを誇るシンキングミノーです。このソルピクのトゥイッチ&ジャークの釣りを発見した時代はめちゃくちゃよく釣れました。

 

昔釣れていたルアーが今釣れないなんていうことはまずありえないと僕は思います。

 

たとえば閉鎖水域のブラックバスなら同じルアーで叩かれまくれば釣れなくなると思いますが、シーバスはそういうわけではなく、魚はほとんど違う個体だし、釣れる魚の年齢も違う。

 

10年やそこらでシーバスという生物が一気に進化するわけでもなく、昔釣れていたと言われるルアーは今でも間違いなく釣れるはずです。(ラパラCDなんていったい何十年釣れ続けているのか)

 

もちろん今、新発売されているルアーは飛距離であったり動き出しが早かったりと、さらに使いやすくなっているはずなので、新しいルアーはより釣りやすいと思います!

 

で、ソルピク入れたら・・・

 

すぐに釣れる!

 

また釣れる!

 

魚はやっぱり居るのです。ただちょい沈み気味。ミノーなら釣れるけどトップに出ない時間帯のようです。

 

ならばトップに出る魚を探しにいくしかない。

 

とりあえずは極端に浅い場所をやってみることではないかと思います。単純に考えて水深2mのボトムに居る魚より水深1mのボトムに居る魚ならトップに気づいてくれやすいでしょう。

 

1mちょいの場所で、潮が走っているエリアをサーチしていきます。

 

バイトがない中でトップを投げ続けるのは苦痛だし、釣れないかもしれないという葛藤との戦いとなりますが、この時期の干潟なら、やり続けていればどこかで出会えるはずだと自分に言い聞かせて・・・

 

ドッパン!!

 

いきなり水面が割れるから心臓に悪い!それがまた快感!

 

秋のシーバスは小さくても引きます。これもまた快感!

 

フラックフライ、炸裂!!

 

ちなみにこのイエローヘッドのフラックフライは未発売カラーです。

 

ここで告知なのですが!

 

実はkayak55は来年2019年が10周年になります。その10周年記念カラーとして、アトールさんのご協力でフラックフライでオリカラを作ってもらうことになりました。

 

ただ、このイエローヘッドはあくまでテストモデル。もっと効果的なカラーにして登場させようと思っています。

 

コンセプトは自分から見やすく、かつ、魚も釣れるカラー。

 

トップはやっぱりルアーがどこにあるかを目で確認したいです。凪ならどんなカラーでも分かるのですが、やや荒れている中でフラックフライを水中ダイブさせたりしてもルアーの位置がしっかり見えるようなカラーが欲しい。

 

このイエローヘッドも現に釣れてるし十分いいのですが、さらに視認性アップさせるつもりです。そして、さらに魚が見上げた時に違和感がないカラーに磨き上げていく予定です。

 

ゴルゴもコルジグもそうですが、作るからには徹底的にカヤックからテストしていきたい。

 

なので、まだまだ先のハナシですが、青物もシイラもシーバスもいけるフラックフライのオリカラ・・・来年発売された際にはぜひよろしくお願いしますm(_ _)m

 

さらにフラックフライにもう一発!

 

この魚も動画にしたいと思うのですが、2回バイトしてきて乗らず、しつこく追ってきて3回めのバイトでヒットしてきています。

 

トップにスイッチが入ってしまったシーバスは完全にゾーンに入って見境がなくなることがあるようです。

 

ワンバイトで終わってしまう魚もいれば、こんな感じでワンバイトツーバイト時にはスリーバイトとしつこく追ってくる魚もいます。この差はいったい何なんだろうか・・・。これもまた追求していきたいです。単に魚の個性の違いで済ませば終わってしまう。もしアクションが良ければゾーンに入れられるのであれば腕を磨けばもっと釣れるのかもしれないです。

 

そういう意味で、動画を撮っておくのはけっこう大事なのかもしれません。釣れている時のドッグウォークのスピードなどを復習できますから。

 

シーバスのファイトで浴びる飛沫が肌に冷たく感じるようになってきました。秋だな〜

 

上顎ガッチリとナイスフッキング!

 

そうこうしていると、風がぴったりと収まって水面が凪いできました。

 

ここでより平水時に水面をスライドしてアピールできるフロッグのスキマーにチェンジ。

 

これもまた・・・

 

スキマーでも猛烈バイト!

 

凪いだ海ではスキマー、強し!

 

その後、スキマーに数バイトもらうも乗せられず・・・朝練終了!

 

終わってみればトップでかなり数が出るようになってきたことを実感できる満足できる釣行となりました。

 

が・・・

 

帰りは干上がっていてカヤックカートがキツーイ!!

 

帰り際に獲物一匹ゴミ一個運動

 

短時間でもトップでこれだけ釣れる。

これだから秋の朝練はやめられない!

 

そして、まだまだ課題もたくさん。トップでスイッチを入れきるアクションを追求していきたいし、やっぱりトップはアグレッシブな中型のバイトが多くサイズが出にくいというのも感じています。どういうアクションならランカーサイズをトップで釣ることができるのだろうかも模索していきたい。

 

この秋のカヤックシーバスでは、まだ他にもやりたい釣りがあります。

 

気がつけば11月、プリスポーンのシーバスランカーシーズンもそれほど時間が残されていない。

 

トップ以外でもあらためてジャーキングの釣りもやりたいし、コノシロ付きのそれこそ超大型トップでのランカー狙いもやりたいし・・・

 

カヤックシーバスに終わりはない!

 

今日遊んでくれた海とシーバスに・・・感謝!

 

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