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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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たまには魚探無しお気楽カヤックフィッシング

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魁力屋の九条ネギの食感最高!

 

ホエールです、こんにちわ。

 

さて、まだ書いていないレポートが山のようにあったりもするのですが・・・今日は朝練でカヤックフィッシングをやってから出社して時間がおせおせなので、先日、簡単お気軽釣行をしてきたレポートです。

 

僕も自艇として愛用しているバイキングカヤック

(自艇はプロフィッシュ45、忍)

 

Kayak55.comはバイキングカヤックの正規代理店として販売をしております。

 

遠方のお客様に関してはご自宅最寄りの西濃運輸営業所止めでの発送をさせていただいておりますが、kayak55の店頭でのお引渡しの艇に関しては、僕かチャン松君がシーズン中はおよそ週に一回は静岡県清水のバイキングカヤック工場に出張して艇を引き取りに行っています。

 

せっかく、そんな頻度で清水まで行くのだから、途中の西湘、芦ノ湖、伊豆などなどいいロケーションの海で朝だけでもカヤックフィッシングをしてから行きたいぐらいなのですが・・・

 

通常2艇のお客様の艇を積んで帰ってくるため、行き道はカーキャリアは空荷で行かなければいけないのです。

 

つまり、行き道にはカヤックを積んでいないため、カヤックフィッシングはできないのです。

 

ただ、この日は違いました。

 

バイキングカヤックへの出張の行き道、僕の車の屋根にはバイキングカヤックさんから試乗用にお借りした

 

バイキング・ニモ2+1

 

が乗っていたのです。

 

これは・・・チャンス!

 

お借りしているニモ2+1を使わせていただいて、バイキングカヤック工場に行く前にちょっとだけ朝練しちゃおう!と思い立ちました。

 

少しでもチャンスがあれば、浮く!

(どんだけカヤックフィッシングに飢えているんだ!笑)

 

試乗用に一時的にお借りしたニモ2+1

カラーはティール、ホワイト、ピンクのアクアフレッシュ的な爽やかなカラー!

 

ただ、1点だけ問題がありました。

 

それは・・・

 

お借りしているニモ2+1なので、魚探をセッティングできないのです。

 

現行ニモ2+1には最初からレイルブレイザ・スターポートマウントがたくさん設置されているので魚探自体をおけないことはないのですが、僕が使っているガーミン魚探の振動子のセッティングが急にはできないのです。

 

ということで・・・

 

魚探無しのお気軽なカヤックフィッシングをやってみようと思います!

 

思えば、黎明期(2004年頃)にカヤックフィッシングを始めた時は魚探なんて積んでいませんでした。それでもその時のカヤックフィッシングはめちゃくちゃ楽しかったものです。

 

シーバスはそれでもそこそこ釣れたのですが、イカや青物はなかなか厳しく、2006年頃に白黒表示のホンデックスの魚探を導入したんですよねぇ〜。

 

でも、カヤックからの最初のイカも最初の青物も魚探無しでゲットしたんですよ。いまにしてみればどうやって釣ったのか・・・あの頃の感覚、忘れてしまってるな〜。

 

今回はそんな原点回帰な感じで、魚探無し、難しい装備なし、竿1本、タックルボックス、ソフトクーラー、タモ、スペアパドルを広〜いニモ2+1のデッキに乗せていくだけ。荷物も簡単で準備も楽でいいですね。

 

魚探で反応や地形を見て狙い撃ちして「釣った」感は味わえませんが、たまには難しいことを考えずにテキトーな釣りもいいかもしんない?

 

さあ、日の出時間も過ぎたので、さっそく漕ぎ出してみます。

 

今日の海はベタナギもベタナギ。

 

ニモ2+1でのシングル仕様で久々に乗りましたが、ベタナギの海ならめちゃくちゃスイスイ進みます。

 

もちろんプロフィッシュ45や忍に比べれば重心も高く、船体もボリュームがありますが、一人乗りの座位置が設定されていて、一人で乗ってもそこそこ走るタンデム、それがニモ2+1です。

 

タンデム艇は世の中にたくさんあって、それぞれ個性があります。

 

ニモ2+1はどちらかというと、後ろが男性、前が小柄な男性や女性やお子様などでバランスが良い艇だと感じます。

 

前が細くなっていくカヤックらしいフォルムを持ったデザインなので、その細くなっていく前側に重い方が乗れば当然ロールが大きくなります。

 

大柄な男性2名での使用ならもう一回り大きいタンデムの方がベストかもしれません。

 

ただ、あまりにも大きいタンデムは一人乗り時には幅が広すぎて抵抗が大きく、使いにくい部分もあります。

 

家族でも乗るけど、一人でも乗ってカヤックフィッシングをバリバリやるぞ!っていう方にはニモ2+1ぐらいの船体幅のタンデムはやっぱり一人で釣りをする時にはとてもいーんです。

 

さくさく進んでいくと・・

 

水面にもじりが!

 

よく見れば、時折ベイトがけっこう浮いてる。おそらくマイワシ、しかもイワシのサイズがいい。

 

目の細かい網があればごそっとすくって食べたいぐらい(笑)

ちなみに、今日持ってきている網はゴールデンミーンのラバーネット。イワシはおろか、キスやアジぐらいだとするりと抜けていってしまう網目の大きさなので断念。

 

左前方にベイトのもじり

当然、トップウォーターを投げていく。

 

使うルアーはベタ凪時に個人的に信頼を置いているフロッグのマグナムスキマー。

 

バス用のペンシルなのですが、ソルト用の同サイズのペンシルよりも細かいドッグウォークができます。

 

もちろんソルト用のペンシルは海で釣れるようにできています。ダイブアクションが強いものが多いので、やや水面がラフな状況でも強い。

 

操作感が味わえるバス用ペンシルは使っていて楽しいのと、ベタ凪時は水面を押す力が強いのが特徴だと思います。

 

今日はベタ凪なのでマグナムスキマーでスタートしてみました。

 

しかし、何度かバイトがあるのですが、乗らない!?

 

おかしい!?

 

すると、沖合でシイラが飛びました!

 

それがまた・・・めちゃくちゃサイズが小さいのです。

 

スーパーペンペンシイラだ!(笑)

だから乗らないのか。

 

もうちょっとやってみよう。

 

シイラが時折跳ねるので、その方向に漕いでいき、マグナムスキマーを投げて、ドッグウォーク、ドッグウォーク・・・

 

なんどかそれを繰り返していると、ついに・・・

 

出た!

 

これこれ〜水面炸裂の夏の釣りがやってきた。

やっぱりトップウォーターは最高だな〜。

 

めちゃくちゃ小さいスーパーペンペンシイラだ。

それでもシイラはシイラ。やっぱり綺麗だな〜。

 

ペンペンシイラでもシーズン初モノは嬉しい。

 

ヒットルアーはRIVET×FROG コラボモデルのマグナムスキマー/開高白蛇カラー!

シイラがリベットさんの蛇カラーを咥えている・・・それだけでも楽しいですよね。

 

まだ視界の範囲で時折シイラが跳ねますが、ことごとく小さいので、これ以上は幼魚虐待だなと、釣りをマイクロジギングに切り替えます。

 

今日は魚探がないので特にバーチカルの釣りは完全に運だのみ。

 

ルアーをTGベイトにしたのは、そんな運だのみの釣りで運良く真鯛が釣れたらラッキーだよな〜と思ったから(結局真鯛は釣れなかった!笑)

 

その1投目・・・

 

いきなりヒット!

すごいなTGベイト・・・

 

かなりロッドを引き絞っていくファイトですが、この震えはおぼえがあるぞぉ〜

 

バーサーちゃん!

 

けっこういいサイズでした。これまた夏になってきましたね!

 

その後も、適当に漕いで、適当にTGベイトを落としていきますが、たまに当たりはあるのですが乗らなかったり、一瞬乗ってもバレてしまったりがありました。

 

わかるのは、ラインの色分けでおおよその水深のみ。

 

あと、もう1点、魚探無しの釣りで参考になる要素がありました。

 

潮目

 

違う流れの潮があたっている、温度が違う潮があたっている、もしくは塩分濃度が違う潮があたっている・・・など、なにかの要素で水面に変化が現れます。波立っているゾーンとべったりしているゾーン。その境目は一種の壁になっていてベイトフィッシュが溜まりやすく、魚が釣れやすいとされています。

 

水深が浅いシャローのシーバスゲームなどでは潮目の存在はダイレクトに釣果に反映してきますが、バーチカルの釣りにおいて表層に現れる潮目がどれぐらいの効果があるのかは未知数。でも、今日は魚探がないのだから、こういう目に見える変化に頼るしかない。

 

すると、食った!

やっぱり潮目ってなんかあるのかもしれません。

 

ラインのマーカーでこの場所の水深は60〜70mぐらいはあると思います。

 

ファイトの感触はまるで軽いけど、はたして何が上がってくるのか!?

 

え?赤い!?なにこれ?

 

チカメキントキ!かと思ったのですが、インスタで写真を載せたところコメントでご教授いただきました。

クルマダイ!

 

これはカヤックからはじめて釣りました。初魚種ってめちゃくちゃ嬉しいものです!

 

ちなみに、クルマダイは脂乗っていて刺し身でかなり美味かったですよ〜。

 

その後はやたらめったらボトムをとってはTGベイトを巻くもドラマ起こらず・・・

 

いや、20〜30mぐらいの浅場でもう1魚種釣れたのでした。

 

カレイ!

(小さいのでリリース)

 

まさかこの海域にカレイがいたとは、個人的にはクルマダイよりちょっと驚いたかも。もうちょい大きかったら食べたのですが!

 

それにしても、TGベイトは今年から使い始めましたが、一応小さいながら真鯛は釣れたし、ハタ類にカサゴにクルマダイ、マゴチにカレイ、アマダイにホウボウにメジナ・・・いったい何魚種がこのルアー1本で釣れるのだ。すごいルアーだな、やっぱり。

 

こんな感じで、バイキングカヤック出張前の朝練は終了!

 

結果としては、魚探無しの釣りも楽しかったです。水中の様子、ボトムの地形がまったくわからない中で手探りしていく感じ、それこそショアジギングの延長のような釣り。魚探の反応に一喜一憂して振り回されることに疲れた時など、たまにはいいかもしれません!?

 

それでも何かしらは釣れてしまうのが、カヤックフィッシングのすごいところでもあると思います。

 

獲物一匹ゴミ一個運動をして

 

カップヌードル(BIG)をたいらげ!

 

バイキングカヤック清水工場へ!

 

バイキングカヤックに行くと、アレックスさんがちょうどお客様からの差し入れのカステラを切っていたので・・・

 

すいません!私、カステラ3切れいただいてしまいました(まだ食うんかい!笑)

 

美味かった〜

やっぱり長崎のカステラは違う!

 

バイキングカヤックに差し入れいただいたお客様、ありがとうございました。

関係ないのに3切れも食べてしまってすいませんでした!

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、釣行記にて当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今日の釣行でのピックアップアイテムは、なんといっても

 

バイキング・ニモ2+1

 

ご購入はコチラ

 

この日、使用していた艇がこちらのニモ2+1です。家族と友だちタンデムでも楽しめるのはもちろん、一人でも乗れるシート位置の設定があって、一人乗りでのカヤックフィッシングにも使いやすいというのがウリです。遊びにも釣りにも使えるタンデムカヤック!

 

バイキングカヤックはご注文をいただいてから1艇1艇作ります。納期は工場の混み具合でも変わってきますが、今日現在の納期はおよそ3週間前後となっています。夏休みのレジャーに間に合わせるなら・・・いつ買うの?

 

今でしょ!

(古っ・・・)


7日(日)臨時休業のお知らせ

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ホエールです。

今日はkayak55.comからのお知らせなのですが・・・・

 

7月7日(日)

kayak55.comは臨時休業いただきます

 

実店舗はお休みをいただきまして、ウェブショップはご注文自体はお受けできるのですが土曜日の夕方のご注文に関しては、即納品につきましても月曜日の定休日明けの7月9日(火)の発送となります。

 

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

なぜ臨時休業するのかというと、まず私ホエールが明日から下記イベントにスタッフとして参加します。

 

【マリンカーニバル】

http://marine-carnival.jp

 

2019年7月6日(土)、7日(日)

アーバンドック ららぽーと豊洲

 

ボートの展示や2級ボート免許学科講習体験会やトークショー、ダンスショーなど様々な体験ができるマリンイベント。

 

その中でカヤックの体験というコーナーもあります。

 

その、特設プールでのパドリング体験に私がカヤックを持っていくことになりました。

 

今回私はkayak55としてではなく、日本セーフティーカヌーイング協会(JSCA)からのスタッフとして、スクープアウトの堀川さんと2名でこのマリンカーニバルに伺います。

 

今回、私が豊洲に持っていく艇はバイキングカヤック・ニモ2+1です。

 

もしも東京近郊の方でニモ2+1を見てみたい、乗ってみたいという方はこの週末にららぽーと豊洲に来ていただくと現物が見れ、そして乗れるかと思います。

 

今回は私はあくまでJSCAのスタッフで主催側ではないので、受付方法や乗れる時間などが現段階でははっきりと分かりません。

 

ゴムボート、カヌー、SUPがいろいろ体験できるイベントの一環なので、おそらく順番待ちがあると思います。

 

来ていただいても待ち時間があるかもしれませんが、ららぽーと豊洲はショッピングモールで時間はたくさんつぶせると思うので、ぜひよろしくお願いいたします!

 

あとは・・・・天候だけが心配ですね・・・

 

今のところ(5日夜現在)の明日の予報は!

 

かなり微妙ですね・・・(号泣)

 

※屋外プールだと思うので、場合によっては中止もあるかもしれません。その際はご容赦いただければと思います。

 

雨でどうにもならなかったら・・・

 

ららぽーと豊洲で生後7ヶ月のホエールJrの洋服とかを物色して、フードコートでひとりで爆食いしようと思います(笑)

 

6日はチャン松くんがお店で留守番となりまして、kayak55は通常営業です。

 

しかし、7日はもうひとつのイベントが重なってしまっております。

 

【花見川カヤック体験イベント】

(千葉市後援)

 

7月7日(日)12時00分~17時30分

千葉市花見川区畑町・印旛放水路花見川/汐留橋付近

 

花見川でカヤックが乗れるというイベント。こちらにチャン松くんがバイキングカヤックの忍とニモ2+1を持ってスタッフ参加します。

 

この日は新川のsunカヤックさんから忍2艇、ニモ2+1が1艇くるので、合計忍3艇&ニモ2+1が2艇というバイキングカヤックがたくさん乗れるイベントになるようです。

 

私ホエールは現在は結婚してさいたま市に住んでいますが、その前は千葉市に10年以上住んでいました。花見川は地元も地元で、よくチャリで通って陸っぱりでシーバス釣りをしていたもんです。

 

あの花見川がカヤックで盛り上るというのは、個人的にも、とても嬉しいことです。

 

ということで、7日は2つのイベントが重なって、kayak55のスタッフ2名とも不在となってしまうため、大変申し訳ありませんが臨時休業という形を取らせていただきました。

 

これだけイベントでカヤックを使ってもらえるというのは、カヤックに関わる身としては本当に嬉しいことなんです。

 

正直、kayak55は小さい個人商店みたいなお店ですから週末1日休むということはその日の売上がないということで、商売だけを考えればかなり厳しい部分もあります。

 

それでも僕らはカヤックの魅力を知ってもらための活動は、なるべくやってきたいんです。

 

より多くの方々に、カヤックって楽しい!っていうのを知ってもらいたい。

 

僕らが乗っているカヤックにはそれだけの魅力があって、直接的に商売につながらくてもそれだけ労力を使う価値のあるものだと思っています。短期的な商売だけではなく、長い目で見た普及活動は絶対に必要です。

 

先日の海上保安庁さんの実証実験など安全啓蒙につながる活動もそうですが、kayak55はスタッフ2名で弱小で限界はありますが、僕らにできることがあれば、今後もこれらカヤックの普及や安全啓蒙活動には全力で取り組んでいこうと思っています。

 

この週末2日間、私ホエールは豊洲に入り浸って(!?)いまして、パソコンに触れる時間がほとんどないと思います。

 

そして、月曜日の定休日はカヤックフィッシングに行ける天候だったら行きたいので・・・(笑)

 

おそらくですがこのブログも次回更新は月曜日の定休日明けの火曜日になってしまうかと思います。

 

その分、来週はこれまでアップできていなかった海上保安庁さんの実証実験の報告レポートや夏のマゴチ釣り動画第二弾などなど、盛りだくさんで更新していきたいと思います。

 

何卒よろしくお願いいたします。

マリンカーニバル2019報告

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この土日は私ホエール、ららぽーと豊洲でおこなわれたマリンカーニバル2019にJSCA(日本セーフティーカヌーイング協会)のスタッフとして行っておりまして、ブログ更新できませんでした。

 

ブログを覗きに来ていただいた方がいらしたらすいませんでした!

 

その週末の報告です。

 

土曜日、豊洲に我が愛車ホッシー5号にカヤック2艇を積んで向かいました。

 

さすが今もっともナウい街・豊洲

高層マンションがベイサイドに立ち並ぶ様も圧巻。最上階、高いんだろうな〜(遠い目)

 

ららぽーと豊洲に到着すると・・・

 

長蛇の列!?

 

マリンカーニバル、まさかの行列か!?と思ったら・・・

 

どうやらキッザニア東京の行列だったようです(笑)

 

各ブースも着々と準備が進んでいました

 

今回、僕はマリンカーニバルは初めて参加したのですが、まさに各ジャンルのマリン関係のメーカーブースがズラリ、これで入場料は特に無し、めちゃくちゃいいイベントです!

 

憧れのクルーザー、そしてレクサス!

この日、現金で買ってきました(当たり前ですが・・・嘘です)

 

僕とスクープアウトの堀川さんは共にJSCAのスタッフとして、特設プールでの日本スタンドアップパドルボート協会さんのSUP体験、ウォーターローラー体験、ゴムボートの体験と並行しておこなわれるカヤック体験のスタッフを担当します。

 

バイキングカヤックさんのご協力で、この日のためにニモ2+1を2艇お貸し出しいただきました。

やっぱりこういうイベントはタンデム艇が人気なのです。

 

正直、この土曜日は前日の予報があまりに悪く、雨でカヤック体験は開催自体が厳しいかと思っていたのですが・・・

 

蓋を開けてみれば土曜日は雨は降らず!

 

朝から列が出来て、昼までには夕方までの体験予約がいっぱいになるという大盛況でした。(逆に日中にお越しいただいた方には乗っていただくことができなかったりして、申し訳ありませんでした)

 

ご家族連れ、カヤックに興味があるお父様、お子様がた・・・たくさんの方にカヤックに乗っていただきました。

 

僕はウエアを来てプールに浸かってサポートさせていただきましたが、そんな必要もないぐらい、皆さん乗りこなしていましたよ!

 

特にお子さんたちは上達が早い、バランスがいい。すぐにどっちを漕げばどっちに曲がるかを感覚として掴んでしまう。もちろん落水する人はゼロでした。

 

カヤックやSUP以上に盛り上がっていたのが・・・

 

ウォーターローラー!

 

こちらは朝イチの段階で夕方まで予約が一瞬で埋まるほどでした。

 

エアで膨らませたウォーターローラーの中に人が入って、中で走ってくるくる回して進むというものなのですが・・・

 

これがまた楽しい!

(ちゃっかり最後に乗らせてもらいました)

 

ちょっとでもタイミングを間違えるとコケるコケるコケる!でも痛くない。

 

そして、猛烈に疲れます。

子どもたちは5分笑顔でやり続けていますが、大人は5分続けていられない・・・立って走ることができなくなり、ついには四つん這いで進み、それさえも足がもつれてコケまくることになります(笑)

 

ウォーターローラーは今後さらにブームになる予感がするぞ!

 

そして、翌日。

 

日曜日はあいにくの大雨・・・

 

この雨ではプールにカヤックを乗りに来てくれる人は皆無じゃないかな?と思ったのですが・・・

 

なんのなんの!雨でも行列!

 

それだけ、都心に在住の人にとっては、カヤックやゴムボートやSUPは普段なかなか体験できないものなのだと思います。

 

普段、あたりまえのように毎週どこかでカヤックを漕いでいる生活を続けている僕は感覚が麻痺してしまっていますが、カヤックに乗れるってとても貴重で楽しみなことなんですよね。

 

雨の中でも体験のお申込みは途切れることなく、僕らも全身ずぶ濡れになりながらもお応えすべく働きました!

 

が・・・残念ながら日曜日は雨の影響で17時でイベント自体が早期終了になってしまいました

 

土曜日・日曜日とひたすらプールに浸かり、スタッフとして働き・・・体はボロボロになりましたが、この体の疲れ・・・なんだか、なぜだか心地いい。

 

カヤックに初めて乗ったという方がほぼ9割9分、皆さん「楽しい!」と盛り上がっていただいて、これはやった甲斐があったな〜と思いました。

 

そして、やっぱり家族に一艇ニモ2+1だなと思いましたよ!

 

普通だったらこういうイベントなどで年に一回ぐらいしかできない特別な家族でのカヤック体験、もしニモ2+1が1艇家庭にあればキャンプや水遊びでいつでも乗れるわけですから。

 

僕自身もホエールJrがもう少し大きくなったら買おうと思っています!

 

そして、ブースにはKAYAK55常連のHさんやコロさん、イチさんご夫婦などにも寄っていただきました。ありがとうございました!

 

次回このイベントがあった時に僕が行くかは分かりませんが、個人的にはまたぜひ参加したいと思います!

 

この週末、ご来場いただいた全ての皆様に・・・感謝!

 

 

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今回のピックアップアイテムは・・・

 

ちょっと季節はずれではありますが・・・

 

 

BSレイブンパンツ

(ファブリックソックス)

 

ご購入はコチラ

 

今回、カヤック体験試乗のスタッフとしてプールに浸かっている時に履いていたのがこのパドリングパンツ。ソックス付きでプールに浸かっても足自体は濡れません。

 

なぜ、このパンツを履いたかというと・・・

 

シルエットがかっこよくて、休憩時間にこのパンツまま、ららぽーとの店内のトイレなどに行く時にもさほど違和感がないと思ったからです。

 

実際、レイブンパンツは大雪の時や大雨の時に通勤で使ったり、雨の日のバイクなどで履いてもいいと思います。タウンユースでもそんなに変じゃないほどにデザインがいい!

 

ただ・・・小用チャックはありませんので、トイレの時はズリおろす必要があります(笑)

 

ちなみにサイズ感としては、最大サイズがLまでとなっていて、細身のシルエットですが丈としては長め。私が167cm短足気味の体型で(笑)Sサイズが超ジャストという感じです。僕とほぼ同じか小さい方はSサイズでいいし、僕よりちょっと背の高い方になるとMサイズがいいと思います。

 

これからの季節は不要のパンツなので今すぐ買う必要はありませんが、今年の秋のカヤックフィッシングの時などにはぜひご検討ください。とにかく見た目がカッコいいのが最大の特徴です。

 

鉄板バイブでマゴチ釣り動画

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嫁さんの友達で、整理収納アドバイザー「ウチゴコチ」のayaさんという方がいらっしゃいます。

 

ウチゴコチさんのブログはコチラ

 

浦和に移り住んでから長く住んでいた家がホエールJr.誕生で明らかに手狭になり、今年に入ってから近所に引っ越したのですが、そのうちのふだん使わない1部屋が引っ越してダンボールから荷物を出してからそのまま、僕の釣具や漫画や洋服をつっこんだままの開かずの間と化していました(笑)

 

さすがにこれはマズイと思った嫁さん。友人のayaさんに片付けのアドバイスを依頼。

 

そのホエールの釣り部屋の片付けブログがコチラ!

 

マジでヤバイ部屋が見違えるようになったその様をとくとご覧ください(笑)

 

ビフォアーとアフターの違いが・・・(汗)

 

洋服のたたみ方ってほんと大切なのだと実感・・・

 

そのayaさん、整理収納アドバイザー1級、企業内整理収納マネージャーでいらっしゃるのですが・・・

 

実は。。。

 

スーパー釣り好きの女性アングラーさんでもあるのです。

 

もし旦那の釣り道具部屋が片付かないーなんていう奥様がいたら、ayaさんにアドバイスを受けながら片付けてみるのもアリかもしれませんよ。釣り道具のことまで知っている整理収納アドバイザーさんはなかなか存在しないと思います。

 

けっして安くはないですが、その価値はあると思います!

 

さて!

 

先日、ひとつテンヤでのマゴチ釣りの動画をアップしたわけですが、今回はまた違う鉄板バイブレーションを使ったカヤックからのマゴチ釣りの動画をアップしました。

 

もしよろしければご覧ください!

先日のひとつテンヤでのマゴチ釣りがじっくり食わせの釣りだとすれば、鉄板バイブはリアクション狙いの釣り。

 

今回の動画では強風で浮ける時間がかなり短時間しか許されなかったわけですが、そういう時間がない釣行ではスピーディーに探れる鉄板バイブの釣りの方が勝負が早い。

 

また、カヤックが風で流されるスピードもかなり速かったので、そういう点でも展開が早い鉄板バイブは有効だと思います。

 

まさに今が旬の時期であるカヤックからのマゴチ釣り。

 

岸からそう遠くない場所で出来るため、カヤックフィッシングを始めたばかりの方にもおすすめのターゲットだと思います。

 

そして、なにより、この時期のマゴチはマイウーです!

 

夏のカヤックマゴチ特集動画は今後、もうちょっと続きます!

 

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今回のピックアップアイテムは・・・

 

なんといってもコレでしょう。

 

アトール・ザバイブ

 

ご購入はコチラ

 

鉄板バイブレーションというのは、その高比重でソリッドなボディ、トレブルフック2つ・・・構造上どうしてもシャクるとテーリングを起こしやすいものです。

 

それを抑えるためにはただ引きの動きを抑えたものなっていくしかない宿命だと思っていました。

 

しかし、僕が天才ビルダーだと思って尊敬しているアトール・田中さんは

 

◆ただ引きでもしっかり震えてブリブリ泳ぐ

 

◆リフト&フォールぐらいではめったにテーリングしない

 

◆なんなら軽くジギングのようにシャクることさえできる

 

夢のような鉄板バイブレーションを作り上げてしまいました・・・

 

それがアトールのザバイブです。

 

シーバスにはもちろんですが、フラットフィッシュにも有効です。

 

普通の鉄板バイブにできない大きいリフト&フォールができるということは、それだけフラットフィッシュ向けの棚の取り直しができるということ。さらに、やっぱりフラットフィッシュは落ちてくるものに反応する。それが一回のキャストで何回もできることを意味します。

 

今回の動画でも、リフト&フォールにたまらなくなってしまったマゴチがスイッチが入って、かなり上の層まで食い上げてきています。これはヒラメではよくあることですが、マゴチではかなり珍しい。

 

アトールのザバイブには今後、ますます大きな可能性を感じてしまっています。たぶん浅場の根魚にも抜群にいいはずなのです。

 

しかも・・・安い!

(税込み970円)

 

凄まじいルアーだと思います!

カヌー・SUPの安全運航に係る検証の報告・前編

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ホエールです。

 

先日、海上保安庁さんのカヌー・SUPの安全運航に係る検証に参加をしてきました。

 

この検証の趣旨は、現在、増え続けるカヤックの事故を未然に少しでも防ぐために海上保安庁HP内にある

 

ウォーターセーフティガイド

 

の中で検証動画を作るためにあります。

 

特にカヤックの事故においては、海況の悪化で自力で漕いで帰着できない、再乗艇ができないといったことが増えています。

 

さらに事故の多くの割合を初心者が占めるという点から、荒れた状況下でのベテランの操船者と初心者の操船者の違いを撮影して検証することを目的としています。

 

もちろん、本当は実際に荒れた海での検証ができればいいのですが、安全管理ができない、また荒れた日を選べない(関係者のスケジュール、安全管理の船舶のスケジュール的に)といったところから現実的には無理があります。

 

そこで、今回は海上保安庁の海猿の皆さんが訓練で使っている、実際に波や風をおこすことができるプールを使っての検証となりました。

 

詳しくは今後、まだ編集に時間はかかると思いますが、上記、海上保安庁さんのウォーターセーフティガイドHPの中で動画としてまとめられてくる予定です。

 

今回、このブログでは撮影した写真や動画からキャプチャーした静止画を使って、僕らカヤックアングラーに関わりがあるシットオンの部分を中心にレポートしていきたいと思います。

 

ちなみに、今回の検証では

 

◆シーカヤック

 

◆SUP

 

◆フィッシングカヤック

 

を使ってそれぞれ検証が行われました。

 

それぞれベテランの操船者と初心者の操船者が乗艇し、その違いを動画に収めます。

 

シーカヤックと並行してフィッシングカヤックも別途やることになったのは、それだけ

 

フィッシングカヤックの事故が激増しているから

 

に他なりません。悲しいですが事実です。

 

カヤックフィッシングは自分もライフワークとして楽しんでいます。そして多く艇を販売させていただいています。

 

自力で漕いで、魚を見つけて、釣る・・・その浮遊感、海上にポツリと浮かぶ非現実感、釣れた時の達成感・・・本当に素晴らしい趣味だと思います。

 

ですが、命をかけるものではありません。

家族のもとに笑顔で戻る・・・これが一番です。

 

カヤックフィッシング、新しい文化ですが、やはり安全を第一に楽しんでいただける文化にしていかなければならないと思います。

 

そのためにも、海上保安庁さんと情報を共有していき、少しでも事故防止につながる活動をしていきたいと思っています。

 

この検証は5月と6月に2回に渡っておこなわれたのですが、このブログでは1回にまとめて要点を絞って報告していきたいと思います。

 

今回の検証の舞台になったのはここ

 

海上保安庁・横浜海上防災基地

 

この防災基地の中に、海猿の皆さんが普段から訓練につかっている訓練水槽というものがあります。

もちろん普段は一般の人間は使えません。今回は特別に使用を許可していただいています。

 

これがその訓練水槽

 

造波装置・造風装置がついていて、荒れた状況を人口的に作りだすことができます。

 

吹き出し口で風速15m、波高70cm。

もちろん自然の風や波と同じとはいきませんし、風速も吹き出し口から距離が出るほど弱くなっていきます。

 

とはいえ、普段から保安庁の猛者の方々が訓練している状況と同じ場所でカヤックでの実験ができることはすごいことです。

 

その実験の内容としては、荒れた状況下でのカヤックのベテラン操船者・初心者操船者での走破性や操作性のテストをし、そして沈をしてしまってからの復帰を実験します。

 

特に荒れた状況でのセルフレスキューはなかなかやることができないです。

なぜならば、実際の荒れた海での練習はそれ自体が事故につながりかねないからです。

 

この貴重な機会を体験できることはとてもありがたいです。

今日、明日と2日にわたってこのブログで報告していきます。

 

本物の海猿の方が2名ダイバーとして安全面のサポートをしてくれます。

 

ちなみに、フィッシングカヤックのベテラン操船者役は、私ホエールがやらせていただきました。

 

かなり体を張った(笑)ものになりましたが、その検証が今後の事故防止に少しでも役立っていければ幸いです。

 

艇は海ではプロフィッシュ45に乗っていることの方が多いですが、全体的なシェアとしては忍の方が多いため、忍で実験をすることにしました。海で使うカヤックとしては最低限というクラスのレングスです。

 

バイキング・忍のフル艤装での検証です

 

実際に海で使っている装備で実験しなければ意味がないということで、一般的なカヤックアングラーが使っているであろう下記のような装備を積んでいます。

 

◆フラッグ

◆スペアパドル

◆魚探

◆クーラー

◆シーアンカー

◆ネット

◆ロッド2本(股の間に1本、シート後ろに1本)

◆ボガグリップ

◆プライヤー

 

ちなみに私自身はほとんどのケースでソフトクーラーですし、ロッドは1本ですし、シーアンカーはあまり使わないしで、実際の自分の通常装備より重装備となっています。

 

ポイントを絞ってレポートします。

 

今日、報告するのはパドリング、走破性の部分です。

 

今回、シーカヤックやSUPの検証部分は専門家ではないので割愛しますが、シーカヤックとの比較はちょっと記載をしておきたい点です。

 

【シーカヤックとフィッシングカヤックの違いの検証】

 

走破性が違う

 

シーカヤックはフィッシングカヤックと比較して細く、長い。つまり、速いのです。

風、波で荒れた海を再現した状況下でもキールが水中に刺さってスイスイと漕ぎ上がっていきます。今回ぐらいの風と波はごく普通〜に漕ぎ上がっていました。

 

フィッシングカヤックは幅広で短い。つまり遅いのです。

幅が広い、空中に出ているボリュームも多い、艇が短いため、今回の荒れた状況下ではバンバンとバウが水面をたたきながら進んでいく感じです。つまり、速度が落ちやすい。

 

流される姿勢が違う

 

シーカヤックは風を出してパドルを止めると、バウ(カヤックの先端)が風上を向いて流されていきます。

 

フィッシングカヤックは風を出してパドルを止めると、艇が横を向いて流されていきます。

※もちろん艇によってはシーカヤックと同様に風上を向きやすいシットオンもあります(デスペラードなど)

 

また、荷物の積み方や荷重のかかりかたで場合によっては風に流される姿勢はけっこう変わります。

 

ですが、釣りだけを考えると横を向いてドテラで流すことができるフィッシングカヤックはけっこう多いです。そして、実際にドテラ流しができる艇は釣りがやりやすいです。(ちなみにプロフィッシュや忍はこのタイプ)

 

ただ、とんでもない強風時に向かい風の中で帰着をしようと思うとバウが風上に自動的に向いてくれる艇の方が生還率が上がるということは言えるでしょう。

 

このシーカヤックよりも鈍足で、風上に向きにくいという2点から・・・

 

強風や荒れた水面でよりリスクが高いのはフィッシングカヤックだということが言えるのです。

 

実は僕らはシーカヤックよりリスクが高い乗り物で海に出ている、それをよくよく認識しておかなければいけない。

 

これが実際にシーカヤックと同条件で比較してより実感でき、いまいちど、身が引き締まりました。

 

ぜひこれをお読みの方もそういう乗り物に乗っている、だからより海況が良い条件を選んで海に出ていただければと思います。

 

 

【荒れた状況でのパドリング・操作性の検証】

 

上記がシーカヤックとの比較。シーカヤックと比較してしまうと航行性能は確かに劣るのがフィッシングカヤックでした。

 

ですが、比較ではなく単体として見た時にどうだったか、実際はこれが大切な部分になってきます。僕らはこのフィッシングカヤックで海に出ているわけですから。

 

結果は、しっかりとしたパドリングができるかどうかで生還率が変わってくることが分かりました。

 

今回の検証では、同じフィッシングカヤックを使って熟練者と初心者で風・波で海が荒れた状況を再現して風上に漕ぎ上がってターンして戻ってくるという検証をしました。

 

漕いでみた結果としては・・・

 

今回程度の荒れた状況ならば走破していく

 

今回2日間にわたって、人口的な波と風の中を何度も漕ぎ上がってターンして戻ってきましたが、上記のようにシーカヤックと比較すれば遅いものの、今回程度の荒れ方であればフィッシングカヤックでもじゅうぶん漕ぎ上がっていける。また、私がリアルに沈するようなことは皆無でした。

 

まず艇の性能として、今回乗ったバイキングカヤック忍は、海で使うカヤックとしてはレングスは短いモデルですが、それでも今回程度の荒れかたでは漕いでいればバックしてしまうようなことはありません。漕げば必ず前に進みます。

 

忍のレングスは350cm、これより長いカヤックならより走破性が上がってきます。逆にこれより短いカヤックだと走破性が落ちてしまいます。

 

もちろん艇幅やキールの入り方のデザインなどで例外もありますが、正直、やはり忍のレングスが沖に行くカヤックフィッシングでは最低限だと思ってもらうと良いと思います。

 

幅に関しても、バイキング忍は幅が広すぎない点も挙げられます。

 

フィッシングカヤックは走破性だけではなく、釣りをする時の止まった時の安定性(一次安定性)も大切なので、ここがフィッシングカヤックをデザインする上で難しいところなのですが、一次安定性だけを重視して幅が広すぎるカヤックは当然、ボトムが水を受ける抵抗が大きくなり、走破性が落ちてしまいます。

 

ですので、忍より短いカヤックでもキールが尖って細身のデザインで忍より速い艇も存在します(コリンアスリートなど)。また、逆に忍より長いカヤックでも幅が広いため忍より足が遅い艇も存在します。

 

このあたりを総合して、自身のフィッシングカヤックを選んでいくと良いと思います。カヤックから釣りをする上で、けっして幅広だけが全てではないのです。

 

艤装についても、今回程度の向かい風では艤装が足を引っ張るということは感じませんでした。(厳密に言えばクーラーやフラッグは風の抵抗を受けているとは思いますが)

 

艤装で気をつけるのは、全力でパドリングをしなければいけない時に、パドルの軌道の邪魔になるように位置に艤装用品や竿、ネットなどがないように取り付け位置に気をつけること。これは重要だと思われます。

 

そして、荒れた状況下でモノをいうのは、なによりもパドリングです。

 

大切なのはブレードのキャッチです。基本となるパドルの持ち方ができていて、ブレードで水をしっかりキャッチができれば、向かい風でもバックせずに止まるわけです。そしてブレードでキャッチした水を漕げば逆に前に前に進んでいけることになります。

 

当然、ベタ凪の時と比較すれば風の抵抗でスピードは落ちます。長く向かい風の中で漕ぎ続けるためには疲れにくいフォームが大切になってきます。

 

手だけで漕いでいたら限界が近くなってしまいます。フォワードストロークのキャッチとフォームを練習しておくことで、全身の筋肉を使うパドリングができ、トルクが上がり向かい風に負けにくく、長くその動作を続けることもでき、つまりは帰還しやすくなってきます。

 

しっかり曲がることも大切です

 

真っ直ぐ進むフォワードストロークと同様に大切なのが、カヤックを曲げるスウィープストロークです。

こちらもブレードでキャッチをしたら、スターン側までキャッチしたままブレードをしっかり寄せてあげることでカヤックがきっちりと曲がっていきます。

 

パドルは水をキャッチした方向と反対方向に推進力がかかります。スターン側までしっかりスウィープストロークを漕ぎ切ることができればスターンはパドルで漕いだ側に横に流れ、つまりバウが回っていきます。

(逆に言えばフォワードストロークの時にスターン側まで漕ぎすぎれば真っ直ぐ進まなくなります)

 

特に今回のように風だけではなく、波を受けている状況下ではより正確にしっかりとターンしないと横向き状態が長くなり、横から波を受けて沈しやすくなります。

 

その際、やはりバイキング忍のような重心が低めのフィッシングカヤックは艇が傾いた時の粘りが出ます。今回程度の波ではひっくり返りそうになることさえありませんでした。

 

他にもプロフィッシュやデスペラード、ファルコンやコリンアスリート、スキマー140や旧型マンタレイなどなど・・・重心が低めの設定されているフィッシングカヤックは多くあります。

 

重心が高いと傾けへの耐性が低くなるので、やはり手漕ぎのフィッシングカヤックでは重心が低めのモデルが荒れた時の操作性を考えるとおすすめです。宣伝っぽくなって申し訳ないのですが、もちろん上記は私が知っている限りの一例です、上記モデル以外でも、沖に行くカヤックフィッシングをされるならば重心の低さも検討材料に入れてみてもらうといいのではないかと思います。実際、荒れた状況を再現した中で漕いでみての正直な感想です。

 

 

【初心者の方が荒れた状況で乗った時】

 

やはりパドリングスキルの違いは大きく出てしまいます。

 

しかし、シットオンは初めてでもけっこう乗れてしまう

 

これもひとつの事実です。

 

初心者役は今回は海上保安庁の職員さんが努めてくれました。

 

ほぼ未経験の状態からいきなり乗った時の検証では・・・

 

シーカヤックはふらふらで最初は漕ぐのもままならない感じでした。

 

しかし、シットオンは意外に初めて乗っても凪の状況ではけっこう乗れてしまうのです。

 

これはいいところでもあり、悪いところでもあると感じました。

 

海上保安庁の屈強の職員さんでも、荒れた状態を試すと・・・

 

ターンがなかなかできず・・・

 

波に対して逆にリーンを入れてしまった瞬間・・・

 

 

やはりここに経験の差がでます。

 

ただ、この初心者役の方は、6月の二回目の実験では荒れた状況下でも沈することなく2周してしまいました(さすが海猿!)

 

二回目の実験、パドルの持ち方などは手の幅が狭くて進みは当然遅いながらも・・・

 

なんとか乗れてしまう

 

これが、逆に危険につながりやすい面があるのだと思います。けっこう乗れてしまうからスキル不足で沖に出てしまう、そして風に吹かれて漕ぎきれなくなってしまう。

 

今回は屈強な海上保安庁の職員さんだからという面もあります。それでもこのパドルの持ち方ではとても長い距離の強風の向かい風は漕ぎきれないと思います。

 

では周りに教えてくれる人がいなくてカヤックフィッシングを始める時、どうしたらいいのか?

 

それは・・・やはりスクールに一度行ってみていただくことだと思っています。

 

今回挙げた真っ直ぐ進むフォワードストローク、しっかり曲がるスウィープストローク、これが基礎でありもっとも重要なパドリングとなります。この基礎の漕ぎ方はリバーカヤックもシーカヤックでも同一です。カヤックアングラーの方は、ぜひ一度はお近くのカヤックのスクールに行って習っていただきたいのです。

 

もちろんスクールに通いこんで極めていくのもいいですが、そこまではなかなか大変だと思います。でも、スクールに一回でも行ってもらうと基礎部分は教えてもらえます。

 

あとは釣りをしながらその習った基礎のパドリングを磨いていけば良いと思うのです。

フォワードストロークもスウィープストロークも練習に終わりはないので・・・

 

基礎を知っているか知っていないか、これだけで大きな差が出てきます。知らないことを練習することはできませんから・・・。

 

ここで告知なのですが、9月14日(土)に神奈川県の久留和海岸にてフィッシングカヤックの安全講習スクールをコア・アウトフィッターズさんと行うことに決まりました。通常のカヤックスクールの料金がかかりますが、基礎的なパドリングとレスキュー練習を1日コースでおこないます。先着10名程度の少数精鋭で行う予定です。気になる方はぜひご予定空けておいてください。(詳しい募集方法は後日)

 

明日の更新ではこの海上保安庁・訓練水槽を使ったセルフレスキュー(再乗艇編)をレポートしたいと思います。

 

〜明日につづく〜

カヌー・SUPの安全運航に係る検証の報告・後編

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〜昨日からのつづき〜

 

海上保安庁さんのカヌー・SUPの安全運航に係る検証

 

昨日は荒れた状況の中でのパドリングについてを報告しました。

荒れた状況になればなるほど、生還するためにはしっかりとしたパドリング技術が必要ということがより分かりました。

 

続いてが自分自身、とても楽しみだった

 

荒れた状況下でのセルフレスキュー(再乗艇)

 

です。

 

これまでのカヤックフィッシングのキャリアの中で、再乗艇に関しては相当訓練を積んではきています。

 

しかし、やはり練習は凪いだ海でのものになります。本当に海が荒れた状況での練習はそれ自体が危険で、安全管理ができないからです。

 

はたして海上保安庁さんの海猿の方が日々訓練に使っている風、波がある状況を再現できる訓練水槽のセルフレスキューではどのようなことが分かってくるのか。

 

昨日のブログでご説明しましたが、使用している艇はもっとも一般的なフィッシングカヤックである

 

バイキングカヤック・忍

 

実際に海で使っている装備で実験しなければ意味がないということで、一般的なカヤックアングラーが使っているであろう下記のような装備を積んでいます。

 

◆フラッグ

◆スペアパドル

◆魚探

◆クーラー

◆シーアンカー

◆ネット

◆ロッド2本(股の間に1本、シート後ろに1本)

◆ボガグリップ

◆プライヤー

 

ちなみに私自身はほとんどのケースでソフトクーラーですし、ロッドは1本ですし、シーアンカーはあまり使わないしで、実際の自分の通常装備より重装備となっています。

 

この訓練水槽は吹き出し口で風速15m、波は70cmが連続したピッチで立っているという状況を再現できます。

 

まずは波無し、風だけが吹いている状況化で実際の流れを説明するために再乗艇を実演しました

 

【その1・風のみでの実験】

 

 

泳いで艇をしっかり確保

 

艇の下に入って奥側のサイドハンドルを掴んで引き、手前側のサイドハンドルを押し上げて

 

起こす

 

キック、キック、追いキックを意識して乗り込む

 

ここまできたらひとやすみ

 

艇の上で体を滑らせながら反転する

 

パドルリューシュをたぐってパドルを回収

 

ネットを回収

 

シーアンカーを回収

 

復帰完了

 

だいたいこれが通常の再乗艇の流れとなります。

 

これは以前、サウスウインドのナガさんと再乗艇練習をした時のブログでも書いたのですが、クーラーを積んでいることでスターンが浮き上がっているので、艇を起こす時に艇の上に乗って反対側のハンドルを掴むのは至難。そこで下に潜り込んで艇を起こしています。

 

最初の風だけの状況での再乗艇で分かったこと

 

◆レイルブレイザのロッドホルダーにロックした2本のロッドはまったく落ちない

 

◆Jフックで後部ラゲッジに固定したクーラーもまったく落ちない

 

◆Gホールド75mmで固定したスペアパドルもまったく落ちない

 

◆その他、プライヤー、魚探、ボガグリップ等も艤装で固定していたのでまったく落ちない

 

◆フラッシュロッドホルダーに入れていたネットは脱落。リューシュでつないでいましたが拾うのが面倒

 

◆シーアンカーは脱落、艇長ぐらいにとっていたロープが非常に邪魔、回収も面倒

 

◆フラッグ(55フラッグ)は艇を起こす上でもまったく気にならない

 

◆忍のセンターコンソールの蓋も開いたりはしなかった

 

正直・・・リューシュでつないだものやロープ類の回収がとても手間だと感じました。

 

パドルリューシュは必須として、その他、ネットとシーアンカーを回収しなければならないその2点でもかなり面倒で時間を食ってしまうものでした。

 

もし、今回脱落しなかった全てのものがリューシュでほうぼうに脱落したとします。たとえばロッドにリューシュ、プライヤーにリューシュ、タックルボックスにリューシュ、ボガグリップにリューシュ、スペアパドルにリューシュ・・・・それを回収している間にめちゃくちゃ風で流されることになります。

 

もしかしたらリューシュが身体に絡まるかもしれません。

 

考えただけでもリューシュだらけというのは、強風下で再乗艇には現実的にそうとうリスクが高まると考えられます。

 

今回はシーアンカーをバウにつけたアイレッツに直につけていたのですが、やはりアンカートローリーを使って使用しない時はしまっておくのがベストではあるだろうとも思いました。

 

ちなみに、シーアンカーは強風化で遭難した際、自力での航行が不可能になって海上保安庁さんの救助を待つ際などには有効となる可能性があるアイテムでもありますので、積載自体はアリだと思っています。

 

つづいては・・・

 

【その2・風と波両方の荒れた状況下での実験】

 

 

水中に一度没して・・・

 

足にパドルリューシュコードが絡む

これを処理する間に強い風と波に流されていく。

 

強い流れに押し流されているため、とっさに艇に設置したグラブロープで艇を起こす

 

体制を取って乗り込んでいく

 

低い体制を維持しながら滑りこんでいく

 

再乗艇完了

 

さきほどと同様にパドル・シーアンカーを回収して終了

 

荒れた状況下でのセルフレスキューで感じたこと

 

◆沈したら即、艇を確保する

風波の強い荒れた海ではカヤックが流されていくため、落水した!と思ったらすぐに艇を確保しにいかないと艇と自分が離されてしまう。この初動が一番大切なキーポイントだと思います。艇をロストするとその後は無いです。身ひとつで漂流するしかなくなってしまいます。

どうしても落水すると「何かが起こったかわからない」「パニックになる」等で艇を掴みにいく初動が遅れがちだと想像できます。頭の中に常に、もし沈したら艇をすぐに掴む!これを焼き付けておくべきだと思います。

 

◆フル艤装状態の艇の流されかた

今回、風・波の状況下での沈からの再乗艇を2回の実証実験で繰り返したのですが、想像よりも艇に追いつけるというのが意外な点でした。

以前、風がややある状況下で空荷のカヤックで再乗艇練習をしていた時よりも、フル艤装艇は抵抗があるためか流されるスピードが少し遅いように感じました。

だからこそ、上記の初動動作が大切です。落ちたらすぐに艇に掴みにいく!落水後に即断即行動できれば艇は確保できます。

 

◆艇を起こすのにグラブロープはとても有効

艇が流されていくと、風上側から自分がカヤックを追いかけていくような形になります。そこから流されていくカヤックの下に潜り込んで艇を起こすこともできなくはないですが、カヤックも自分も一緒に流されていっている状況下では今回私が艇を起こしたグラブロープを使った方が断然艇を起こしやすい。今回、ぼやぼやしているとプールの端まで流されてしまうため、素早くやろうと身体が自然とグラブロープを掴みにいっていました。

 

※艇を起こすためのグラブロープ

プロフィッシュ45

 

 

私はプロフィッシュや忍には写真のようなグラブロープをつけています。4mm〜5mmの丈夫なロープをスカッパーホールに通して結んでいるだけです。艇が裏返しになった時にこのグラブロープを引くだけで簡単に艇が起こせます。

 

注意点としては、あまりだるだるにつけてしまうと、通常使用時に海中の障害物にひっかかってしまって身動きが取れなくなる可能性がある点です。なるべくテンションをかけて通して結ぶことが大切です。そして万が一そういった事態が起こった時に切断できるようにレスキューナイフを常備しておくことは必要です。

 

あとデメリットといえば・・・たまに釣り針が刺さってしまうことぐらいでしょうか。

 

もちろん艇によってスカッパーホールが少ないカヤックなどもあると思いますので、グラブロープをつけられないものもあります。

 

◆乗り込む時は風上からがやりやすい

艇が風下、自分が風上から追いかけていくような形で乗り込んでいく方が楽です。艇が風上にあって自分にすごい勢いで迫ってきているとやりずらいのです。

 

◆乗り込みは冷静に、なるべく一発で

これは荒れた海での再乗艇に限らずですが、一発で決めるためには、艇を確保したら冷静になる時間を一瞬作ることが大切です。焦っていると艇の下に足が入り込んだまま再乗艇の動作に入ってしまう・・・これは絶対に成功しません。再乗艇は何度も失敗すると疲れ、精神的にも追い込まれパニックになり、より成功率が下がってきます。また水温が低い場合は水中にいる時間が長くなるほど低体温症のリスクがどんどん上がってきます。艇を掴んだままビート板のように足を外側に出して、少し腕を伸ばして少し艇と身体の距離を離してから一気に引き寄せながらキックを入れていくと成功しやすいのですが、その動作は練習して身体に覚えさせておく必要があります。そして、その練習の成果を発揮するためにも艇を確保したら一呼吸おくことが有効です。

一発で決めるためにも、再乗艇の時に身体が通るエリアには艤装をしないで空間をしっかり空けておく。これも重要です。

 

◆パドルリューシュについて

今回は落水した段階でパドルリューシュが自分の足に絡まり、それをほどいている間にけっこう流されてしまいました。もしそうなってしまったら冷静に外すことを意識して、もしどうにもならない時はレスキューナイフで切断する可能性も考慮しておいた方がいいと思います。カヤックフィッシングでは釣りをしている間はパドルを手から離すためパドルリューシュは必須ですが、時にリスクとなることもあります。

 

◆そのほかリューシュやロープについて

今回はなぜかフラッシュロッドホルダーに挿したタモが沈した時に脱落しませんでした。再乗艇後にタモを拾う動作がひとつ減っただけでもだいぶ楽でした。今後はネットにはリューシュをせずに万が一リアルに沈をした時は放棄しようと思いました。

最後にシーアンカーを回収しに漕いで拾ったのですが、この動作も余計だなと感じました。特に荒れた中ではそれがリスクになりかねないので、前述の通り今後はシーアンカーはアンカートローリーを組んでおいて使わない時は収納しておこうと思います。

 

今回は何度も再乗艇のデモをやりました。

いまいちど、別の荒れた中での再乗艇の動作を連続写真で・・・

グラブロープで起こす

パドルを回収

シーアンカーを回収(今後はこの動作をカットしたい)

復帰

 

荒れた状況下でのセルフレスキューデモをやってみて・・・

 

2回にわたっておこなわれたこの実証実験で5〜6回は再乗艇のデモをしたのですが、一回も失敗せずに再乗艇をすることができ、最低限の仕事はしたとホッと胸をなでおろしました。

 

なにしろ、海上保安庁さん、日本のカヤック・SUPの関係者の方々、釣り業界の方々、新聞社や雑誌などの報道各社、アメリカからコーストガードの方やACAアメリカンカヌー協会の方まで来ていました。そんな大勢の方が見てくださっている中で、セルフレスキューデモを失敗しまくったらどうしようと、内心ちょっとビビってましたから!(汗)

 

なにしろ、普段いくら再乗艇の練習を積んでいたとはいっても、荒れた状況下での再乗艇はやったことがなかったのです。

 

ありきたりな言葉ですが・・・

 

練習は嘘をつかない

 

それを実感しました。

 

いくら凪いだ海で空荷で練習しても実際とは違うではないかと言われることがあります。

 

もちろん実際とは違います。でも、練習は決して無駄ではないんです。やっているとやっていないでは段違いです。とっさに練習している身体で覚えた動作が出るんです。

 

本当の現場でのリアルな沈は私は経験したことがありません。でも、カヤックに乗っている以上、いつ何が起こるかはわかりません。自然の中で遊んでいるのですから。

 

もし万が一そのリアルな沈をする時が来ても・・・とっさに身体が動いてくれるように・・・今後も練習は積み重ねていきたいと思います。

 

全ては・・・

 

カヤックフィッシングで海に出たら必ず家族のもとに無事に帰るために!

 

 

【お知らせ】

昨日も告知をしましたが、9月14日(土)に神奈川県の久留和海岸にてフィッシングカヤックの安全講習スクールをコア・アウトフィッターズさんと行うことに決まりました。通常のカヤックスクールの料金がかかりますが、基礎的なパドリングとレスキュー練習を1日コースでおこないます。先着10名程度の少数精鋭で行う予定です。気になる方はぜひご予定空けておいてください。(詳しい募集方法は後日)

漕遊-SOUYU-No.4 連動動画!

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水の上を漕いで遊ぶ。 アウトドアで楽しむ。 充実するライフスタイルを提案する雑誌

 

漕遊-SOUYU-No.4

 

が発売になりました。

 

漕遊-SOUYU-No.4のご購入はコチラから

 

以前も少し告知しましたが

 

kayak55もカラー4ページで登場しています!

(P112〜115)

 

漕遊さんに、昨年秋のカヤックシーバスで取材していただきました。

 

ホームグラウンドのバシフナの海での取材でした

 

これがまた・・・取材の日に限って風が強く苦戦でした。まあ、だいたいそんなもんです。

 

沖のシャローから早々に撤退中・・・

 

なかなか厳しい状況でして・・・

 

特に私ホエールは朝イチいいのを掛けるも・・・

 

バラシ(ガーン)

 

なんとかぎりぎりフッコ1本!

 

これまでも地球丸ロッド&リールやカヌーワールドさんなどで実釣取材はけっこうやってきましたが、ホント取材1発勝負って難しいものなんですよね。

 

カメラマンさんや編集さんの都合もあってやりなおし!ってわけにはなかなかいかないんです。大人が動けば交通費や日当、現実問題お金がかかってくるわけです。2回取材すれば当然経費は2倍ですから。

 

だからこそ・・・

 

とりあえず1本釣れて良かった〜(ぎりぎりだった〜)

 

そんな感じで私ホエールの釣りはいまいちだったのですが・・・

 

この取材では私のかわりに・・・

 

チャン松君がやってくれました!

 

チャン松君、良型含めて3本ゲットー!

 

チャン松君のおかげで取材としてはバッチシでした。

 

その取材の時にチャン松君が撮影した動画を、漕遊さんに許可をもらって記事連動動画ということでアップしました!

 

撮影したのは昨年の晩秋、だいぶ季節はずれの動画になりますが、特に最後の1尾はチャン松君渾身の釣りです。もしよろしければご覧ください↓↓

 

漕遊-SOUYU-No.4、もちろんkayak55以外の記事も抜群に面白いです!

そして、なにより・・・誌面のレイアウトがオシャレ!写真がカッコいい!

 

Kayak55の記事も実物よりかっこよく写してもらいました(笑)

 

ぜひ、誌面の方もご購入よろしくお願いしますm(_ _)m

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今回のピックアップアイテムは・・・

 

この2種類のルアーでしょう!

チャン松君の動画でのヒットルアー

 

アトール・シフリン&ザバイブ

 

チャン松君、シャローではシフリン、囲み堤防の中のえぐれでザバイブで良型を釣ってましたね。特にザバイブはこの動画を撮影した時はまだプロトの段階でした。このルアー、プロトの時からすでに爆ってたのです!

 

シフリンはkayak55特別カラーも存在します!

シャローシーバスの新定番になりつつあるルアーですね。

 

◆アトール・シフリンのご購入ページはコチラ

 

◆アトール・シフリンkayak55十周年記念カラーご購入ページはコチラ

 

◆アトール・ザバイブのご購入ページはコチラ

 

アトールルアー、ほんとに素晴らしいです!

 

ちなみに・・・この取材で僕が釣ったルアーはエフテック・ソルトピクスでした。このルアーも強いウォブリングとジャーキングでの滞空が素晴らしいのですが・・・すでに市場に存在しません(号泣)

ワカシ&ハタがパツレン

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インスタでも紹介しましたが、先日はご家族4名での試乗会。

家族4人で2艇のバイキングカヤック・ニモ2+1に乗っていただきました。

(たまたま先日のイベントでお借りしていたニモ2+1があったので!)

お子様2名、がんばりました!

 

ニモ2+1があると、キャンプなどのお供に積んでいっての家族の時間がもっともっと楽しくなりますよね。

 

これからの季節は水温的にもリスクが少なくなってきますが、お子様を乗せる時は普段以上の細心の注意を払って安全第一で!

 

ホエールJrはまだ生後8ヶ月なので、カヤックに乗れるようになるのは、はるかに未来なのですが・・・

 

すでにホエールJr.とのカヤックフィッシング用に買うニモ2+1のカラーを悩んでいるホエールです、こんにちわ!

(気が早すぎ)

 

さて!

 

今年は梅雨が長すぎる。もう7月の下旬に差し掛かろうというのに毎日パッとしない天気です。合間合間に凪の日もあるのですが、そういう日に限って忙しくて行けない。

 

そんな梅雨の合間、すでに2週間ぐらい前の話なのですが、凪にぴったり予定が合ったので仕事前の午前中勝負でカヤックフィッシングに行ってきました。

 

向かったのはNの海!

 

Nの海は海水浴シーズンに入りました。

駐車場が6時30分にならないと開場しないので、朝マズメを狙うのは不可能となります。

 

また、海水浴場エリアからのカヤックは出艇できないので浜の端っこまでカヤックを運んでいく必要があります。

 

しかし・・・

 

Nの海には55ハウスがあります!

 

55ハウス、当初は駐車場がなかったのですが現在は車が駐められるようになりました。

 

つまり・・・55ハウスを利用すれば夏のNの海の朝マズメが狙えるのです。

 

Kayak55のお店を終えて、急いで出発。55ハウスに23時頃に到着。

 

Nの海の手前のセブンイレブンのクジでヤクルトがあたったのでがぶ飲みしておきます(笑)

 

55ハウスのテーブルには、メンバーのどなたかが置いていった

 

ゴルゴ13

(最高です!)

 

すいません、ヤクルト飲みながら読ませていただきました(笑)

 

明日は日の出から出艇するつもりなので、

 

いそいで寝袋で就寝・・・・

 

この日の日の出は4時30分頃です。

 

で・・・朝目覚めると・・・

 

4時45分(ガーン)

 

とっくに日の出すぎてるやないかーい!

 

でも大丈夫、ここはNの海から徒歩1分の55ハウス。いそいで用意すれば5時には出艇できる。

 

準備完了!

 

3分後にはGO!

55ハウス、最高!

 

あ・・・そうそう、今回はこのアプリを試してみようと思います。

 

マリンコンパス

 

家族や友人に自分が海に出ていること、帰着などをお知らせできるアプリ。

 

あらかじめ登録しておいた航行計画を画面に出して、航行スタートボタンを押して出艇を連絡先に設定している嫁さんに知らせておきました。

 

航行計画では4時40分出艇となっていますが、実際は寝坊で5時過ぎてますが・・・(汗)

 

この日も前日まで雨が続き、正直なところ水潮で期待は薄いと思っていたのです。

 

パドリングを進めていくと、沖の根周りで・・・

 

水潮なんてなんのその、鳥山発生中!

 

うぉーー!ぜんぜんいい感じじゃないですか〜。

 

いまのところフィッシュイーターが水面を割ってバシャバシャしている感じではないですが、間違いなく表層にイワシが浮いてきていることを意味しています。つまり、水面にイワシを追い立てているフィッシュイーターが存在するはず!

 

そろそろ7月、シイラが釣りたい!

 

先日、今年初物のシイラを釣りましたが超ペンペンシイラでした。いいサイズのシイラ、入ってないかな?

 

こうなってくると、僕はもう水面での釣りにこだわってしまいます。

 

まず先頭バッターは・・・

 

フロッグ・マグナムスキマー

 

今日みたいな鏡のようなベタナギでは、バス用のマグナムスキマーは強いんです。僕は凪の時はダイブを混ぜずに水押しが強い激しいドッグウォークでアピールしていきます。バス用ペンシルはそれがやりやすい。

 

しかし、なかなか食ってこない。

 

それでもしつこくパドリングで鳥の動きを置いながら、キャストしていくと・・・

 

食った!!

 

ち・・・小さい・・ぜんぜんシイラじゃなーい!

 

ワカシ!

 

刺し身もほとんど取れないサイズなので、魚体に触れずに即リリース。

 

いや〜ワカシだったか・・・でも、これだけベイトがいるならチャンスはあるはず。

 

その後もバイトは出るも乗らない。

 

追われてたまに水面でぴょんぴょん跳ねるイワシのサイズを見るとだいぶ小さい。マグナムスキマーサイズではちょっと大きいみたい。

 

ここでルアーチェンジ。

 

ルアーをサイズダウンさせてみます。

 

アトール・フラックフライ110

 

出たー!

 

ワカシー!

 

この後、写真は撮らなかったですが数本アトール・フラックフライ110でワカシが続きます。

やはりイワシのサイズ的に11cmクラスのペンシルの方が食いは良いようです。

 

正直、もう見切りをつけるべき、それは分かっているのです。

 

でも、なかなかやめられない(笑)それは・・・

 

トップウォーターはやっぱり楽しいから!

 

鳥山やナブラの釣りはカヤックの良さが最大限発揮されるシチュエーション。エンジンが無いから魚が沈まない。

鳥が目の前で水中に突っ込んでます。

 

目視できる釣りはアドレナリンが出ちゃうんですよね〜

 

せっかくなので、もう1本、ルアーを変えて釣っておこうっと。

 

フロッグ・オリジナルスキマー

 

サイズ的にはアトール・フラックフライ110と同じぐらいのサイズ。これでも当然出るはず。

 

でたー!

 

おぉ〜ちょっとこれまでのワカシより引くぞ。

 

イナダまでは届かない、サイズアップワカシ!

 

鳥山はまだまだ続いていますが、これでトップは終わろう。

(結果的に10時まで鳥山は続いていました)

 

ここでようやくトップを見切ります。

すでに7時半を回っているので、この後はお土産釣りのマイクロジギングに切り替えてみます。ルアーはTGベイトとGJタラッサをローテーション。

 

できれば鯛が釣れたら嬉しいけど・・・

 

マイクロジギングなんでもカモ〜ン!な釣りです。

 

すると・・・

 

カモ〜ン!カマス

 

カモ〜ン!カサゴ

 

カモ〜ン!アカハタ

 

カモ〜ン!カサゴ

 

カモ〜ン!カモ〜ン!

 

やっぱりマイクロジグは裏切らないですね・・・でも、これらはあまりにも小さいので全てリリース。

 

あれ?

 

ここまでやってみて・・・

 

キープサイズの魚が一匹も釣れていないではないかー(汗)

 

やばい、けっこう釣れてるようで、けっこうダメじゃないのか、これは。

 

この日は水曜日、普通に仕事なんです。昼で上がってkayak55のお店に戻らないといけない。

 

時間がない。ここから魚探をよく見て場所を絞っていく!

 

今日は表層にイワシが浮いていてワカシが群れ群れなのですが、中層以下があまり映らない。ボトム〜中層にベイトが濃いのはどうも浅い根周りのみです。狙いを定めて、巻いていこう!

 

20mぐらいの激しい根周りで・・・

 

ドスン!と、食ったぁ〜っ!

 

今日一番のいい引き。

これは間違いなくキープサイズじゃー!

 

ルアーはTGベイト、やはりこのルアーは短時間でお土産を狙う時に手返し的にも、釣獲能力的にも便利ですね。

 

上がってきたのはオオモンハタ

 

ちょうどTGベイトと同じぐらいのイワシを数匹吐き出しました。まさにマッチザベイトだったのだな!

 

良型オオモンハタ!

ようやくキープサイズ!

 

TGベイトはテールのみ段差2フック。

マイクロフリップの大きい方のスペアフックを付けていました。

 

さあ、乗ってきたぞ〜

 

もう一回同じ根を流してみます。

 

水深、14mの激しい根。ベイトがちらほら。

 

TGベイトを落としてボトムを取って、浅いのでハンドル15回転させてはまた落とし、ハンドル15回転させてはまた落とし・・・を繰り返している途中・・・ボトムからハンドル3回転で!

 

ドスンと重量感のあるヒットー!

 

これはなかなかのロッドの入り。

さっきのオオモンハタよりもちょっとサイズアップかも!?

 

うわっ!アカハタだ!

 

アカハタとしてはかなり良いサイズGET!

 

これは美味そうだ〜。

 

さあ、残り時間が削られてきた。Nの海の逆サイドの状況も見ておきたいので、思いっきり漕いで最後に大移動してみます。

 

逆サイへ向かって、漕いで漕いで漕ぎまくる!

 

超大移動、これもまた楽しいんですよね。

釣りも楽しめて、パドリングも楽しめる・・・やっぱりカヤックフィッシングは最高の趣味だな〜。

 

で・・逆サイドの根でカンパチ狙いでジグをシャクってみたのですが、不発。

 

11時、マリンコンパスの航海終了ボタンを押して終了します。

 

この時、嫁さんの携帯にはこんなメールが届いたそうです。

 

う〜む、マリンコンパスやっぱりいいですね!

 

ただ、今回感じたのはマリンコンパスを作動させていると、携帯の電池がかなり消耗するという点。

 

もしかすると長丁場のカヤックフィッシングでは使えない可能性も出てきました。

 

今日みたいな短時間でこの電池の減りはちょっと怖いかもしれないな・・・・これ、次回電池満タンからスタートしてみて、もうちょっと検証してみたいと思います。

 

無事、着岸!

 

55ハウスに戻ってシャワーを浴び、チリトマ食って!

 

55ハウスを掃除して・・・

 

獲物一匹ゴミ一個運動して・・・

 

おおいそぎでkayak55のお店に向かいます!

 

さあ、仕事を終えて家に帰ってからがお楽しみなのです。

 

ハタって美味いですからね〜

 

今日釣れたアカハタとオオモンハタの食べ比べ!

 

どっちも美味いけど、個人的にはオオモンハタに軍配!

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今回のピックアップアイテムは・・・

 

タイダルストリームシューズ・ベルト付き

 

ご購入はコチラ

 

くるぶし丈で履きやすく、ウォーターモック的な使用ができるパドリングシューズ。

 

これまで、タイダルストリームシューズはサイドジッパー付きのミドルカットモデルを使っていたのですが、夏場用に今回の釣りからこのシューズをおろしました。

 

結果としては・・・大満足!

 

ベルクロがあるから、もし万が一落水してしまって泳ぐような時にも脱げにくいんですよね。なにより・・・安い!

 

ちなみにこのブーツは冬場には向かないため、裸足や薄手のパドリングパンツと合わせるためジャストサイズかワンサイズ大きめぐらいにしておいた方がいいと思います。僕は普段25.5cmで、26cmを買ってみました。

 

夏場でも小磯周りだとサンダルだと怪我しやすいですから、できればパドリングシューズ履いておいた方がいいです。サーフでも案外その方が砂などが入ってこず逆に快適だったりします。

 

オススメです!


ストラップギア入荷!

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今日は簡単に入荷情報です!

 

カヤックフィッシング用の商品というわけではないのですが、アイデア次第でかなーり使える小物が入荷してきました。

 

ストラップギア

 

シリコン製のストラップ。伸縮性があります。

 

プラスチックのフックがついていて、穴が開いており、1本で

 

「束ねる」

「抑える」

「吊るす」

 

いろいろな使い方ができるアイテムです。

 

先端のフック同士をひっかけたり、ベルトの穴にフックを差し込むことで固定できます。連結もできます。

 

使い方はアイデア次第でかなり無限!?

 

ちなみに、錆びるパーツが使われていないので、カヤックフィッシングでも使えるアイテムなんです。

 

私はこのストラップギアを現在これに使っています。

 

スペアパドルを束ねる!

緩むこともなく、バッチリです。

 

キモは万が一の際に使用する上で、このスペアパドルを自分側に引き抜く時にストラップギアのフックがバンジーにひっかからないように、ストラップギアはバンジーより手前に設置することです。

 

ちなみに根本はレイルブレイザGホールド75mmで固定してあります。

 

さきほど使い方はアイデア次第と書きましたが、今日kayak55のショッピングページに掲載するにあたってちょっと考えただけでも・・・

 

即席のリューシュとして使ったり

 

PFDを干すのに使ったり

 

タックルボックスをカヤックの上での固定に使ったり

 

カヤックカートをラゲッジで抑えるのに使ったり

 

タックルボックスを束ねておくのに使ったり(2本連結)

 

まだまだいろいろな使い方ができるアイテムだと思います。

カヤックフィッシングやアウトドアシーン以外でも、車に常備しておくなどしておけば、何かモノを急に束ねる、吊るす、抑えるといった必要性が出てきた時などに使えるかもしれません。

 

これは便利だと思います!

 

長さは以下の3種類

 

8インチ(約24cm)

10インチ(約30cm)

12インチ(約35cm)

 

カラーはたくさんあるのですが、kayak55ではブラックとオレンジを仕入れてみました。

 

自由な発想でいろいろ役立ててみてください!

 

ストラップギアのご購入はコチラ

(今日のブログと内容かぶってます!笑)

 

 

JSCAカヤックフィッシング研修in平戸①

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ホエールです。

 

今日からのブログは、もうだいぶ前のことになってしまうのですが・・・・

 

熊本は天草でおこなわれた九州カヤックフィッシングフェスタへ遠征した後日談になります。

 

九州カヤックフィッシングフェスタ報告・前編

 

九州カヤックフィッシングフェスタ報告・後編

 

素晴らしい時間を過ごした天草の2日間・・・・

 

名残り惜しいですが、出発!

 

途中、寝落ちして・・・・

 

翌日やってきたのは!

 

長崎県・佐世保の街

 

そうなんです、僕の旅はまだまだ終わっていなかったのです。天草からその足で平戸カヤックスさんでおこなわれる

 

JSCAの会員研修

 

に参加することになっていたのです。

 

ちなみにJSCAとは・・・

 

日本セーフティーカヌーイング協会(JSCA)

 

のことです。JSCAは1988年からつづくカヌー・カヤックの歴史のある協会です。(昨年30周年!)

 

kayak55は昨年からJSCAに加入させていただきました。

 

JSCAの素晴らしいところが、カヤックフィッシングのこともしっかり考えている協会だということです。

 

カヤックフィッシングは昔からやっている方は当然いたと思いますが、僕が始めたのが2004〜2005年にかけての頃。そして爆発的に普及しはじめたのは2009年あたりからだと思っています。まさにカヤックの世界全体からみれば新参者です。

 

ここ数年増え続けるカヤックアングラーの事故・・・

 

ツーリングのカヤックを昔からやってきた方々に大いに迷惑をかけていることは想像にかたくないです・・・。

 

カヤックフィッシングは主体が釣りでカヤックは二次利用となるアクティビティだと思います。

 

カヤック業界から「違う文化」だと判断されてもおかしくないと思います。それでも、JSCAはカヤックフィッシングをカヤックのひとつのスタイルだとし、増え続けるカヤックアングラーの事故を未然に防ぐことに取り組んでいるのです。これは本当にありがたいことです。

 

その姿勢に感銘を受けて僕らはJSCAに加入させていただき、これまで30年間にわたって安全なパドリング技術及び指導法を培ってきたJSCAで学んでいくことを決意したのです。

 

そして、今回は平戸カヤックスでおこなわれる会員研修に参加させていただくことになりました。

 

会員研修は明日からです。

 

平戸に行く前にまずは・・・

 

佐世保を観光しよう!

(おい!仕事で来てるんだぞー!笑)

 

佐世保ではパソコンを開いて仕事もしなければいけなかったのです。天草〜平戸へのダブル遠征なので丸々1週間kayak55のお店をチャン松君にお願いして留守にしています。僕もちょくちょくパソコンを開けて仕事をしなくては申し訳ないです。

 

喫茶店でアイフォンのテザリングで通信。

 

うわっ、ぜんぜん会社での通信速度と遜色がない!

 

昔はポケットWi-Fiを持ち歩いて外で仕事すると通信が遅くて大変でした。通信が厳しい場合は漫画喫茶とかで有線でつないだりしてました。

 

外でも携帯を使ってパソコン仕事が快適にできるって・・・ほんとにすごい時代です。

 

来てるね、未来!

 

初めて歩く佐世保の街。大きい商店街、飛び交う長崎弁・・・あぁ〜旅って最高です。

 

佐世保に来たからには佐世保バーガーか長崎チャンポンを食べておきたい!

 

迷いましたが・・・

 

やってきたのは大善さん

 

知らない街でも美味しいお店はネットで調べられる。グーグルマップでたどり着ける。来てるね、未来(しつこい)

 

これもすっごぉぉ〜く気になったのですが・・・

 

長崎に来たからには!

 

やっぱり、ちゃんぽんですよねぇ〜

 

やっぱり本場は具が多い、麺の噛みごたえがある、なによりスープが旨い。

 

最高!

 

これを書いている今、思い出すともう食べたくて食べたくて。我慢してカップヌードル食べよう・・・。

 

さて・・・

 

佐世保で腹を満たした後は、せっかくなので釣具屋に入ってみます。

 

旅行先の釣具屋さんってやっぱりその地域の釣りの特色が色濃く出ていて楽しいんです。遠征先ではなるべく地元密着系の釣具屋さんに入ってみたいものです。

 

つづいてやってきたのは佐世保漁具店さん

 

もちろん店内の写真を撮ることはできませんが、その品揃えは驚愕でした。関東では置いているところが少なくなってしまっているインチクのラインナップがすごい!タコベイトのラインナップがすごい!

 

そして、タイラバもすごい!

 

エギもすごい!

 

素晴らしい品揃えでした。

関東では普段あまり見ることができなくなっている四角い鉛の伝統の大分形のエギとかも豊富でしたね。

 

やっぱり九州は漁具ing系の釣りが盛んなんですね!

 

ここで僕が購入したのは・・・

 

結局、ソルティーベイトとTGベイト

(関東での買い物と一緒じゃんー!)

 

さあ、平戸へ向かいます!

(固定した動画カメラよりキャプチャー)

 

平戸にて、同じく九州カヤックフィッシングフェスタからその足で来られたレインボーの中谷さんと合流し、風呂に入って夕飯を食べるのです。

 

中谷さんと合流したのは平戸カヤックスさんの向かいにある「湯快リゾート平戸千里ヶ浜温泉 ホテル蘭風」さん。

 

ホテル蘭風さんのホームページはコチラ

 

日帰り入浴プラン(夕食付)2,750円(税別)なり。

 

平戸の海を見ながら温泉・・・ずっと車中泊でたまにビジネスホテルのシャワーという生活だったので、まさに天国でした。疲れが一気に取れる!

 

ホテル蘭風さん最高!

 

食べ放題バイキングは寿司や肉が美味いのなんの・・・中谷さんと一緒に何度もおかわりしてたらふく食いまくりました。

 

こんなに贅沢をしていいのだろうか。チャン松君・・・ごめんなさいm(_ _)m

 

僕がJSCAに加入したきっかけは間違いなくこの中谷さんなんです。

 

シーカヤッカーで凄腕のパドラー、かつ凄腕のカヤックアングラーであるという中谷さん。

ツーリングカヤックの世界とカヤックフィッシングの世界を繋げた方だと思っています。

 

中谷さんとの出会いはさかのぼって2011年。

 

現在なお最高峰シットオントップと言われ続けているロックンロールカヤックス・デスペラードが完成し、関東に持ってきていただいてサウスウインドさんと一緒に試乗をさせていただいた時が始めての出会いでした。

 

その時の写真が残っていないのですが(載せていた旧TEAMNWホームページがジオスティーズ撤退で消えてしまった)、当時のサウスウインドさんのブログにありました。

 

2011年の中谷さん

(デスペ初の関東の海での航海)

 

2011年の私ホエール

(デスペにはじめて試乗中)

 

その時、世の中にはすごい人がいるもんだと思ったものです。

 

中谷さんのパドリングの美しさと正確さに衝撃をおぼえました。シットオンでもこんなにパドリングはかっこよく漕げるんだ!

 

パドリングをかっこよく決めて釣りをする。

せっかくカヤックフィッシングをやるならパドリングの部分までこだわってみる

 

このスタイルは真似したい!

 

カヤックフィッシングは目的が釣りなんだから釣れればいいのか?そうかもしれない。でも、それならボートでも一緒ではないだろうか。

 

カヤックフィッシングのカヤックフィッシングたるところ。それはパドリングのテクニックの部分でしょう。

 

そして、当時完成したばかりのデスペラードという未知の乗り物に、まだ発展の途上の段階だったカヤックフィッシングに広がる未来を感じたんです。

 

その中谷さんが加入して精力的に活動していた協会がJSCAでした。

 

中谷さんがいなかったらまずJSCAに出会えなかった。

 

つまり、中谷さんがいなければ今、僕はJSCA研修のためにこの平戸にいなかったはず。感謝してもしきれないカヤック業界の大先輩です。

 

そして、中谷さんと一緒に体力回復した後、平戸カヤックスさんの門を叩きました。

 

一年ぶりの平戸カヤックスさん。

あぁ・・この居心地の良い素晴らしい空間よ・・・

 

いよいよ明日からJSCAカヤックフィッシング研修が始まります。

 

もちろん、その前夜となるこの夜は・・・

 

たらふく飲む(笑)

 

とにもかくにも、カヤック業界の方には酒豪が多い!

 

〜後日につづく〜

JSCAカヤックフィッシング研修in平戸②

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〜先日からのつづき〜

 

日本セーフティーカヌーイング協会(JSCA)の研修会に参加するため天草からその足で平戸にやってきました。

 

JSCAでは、カヤックの技術向上や安全対策などを研究、訓練するため定期的にJSCAの指導者が集まって研鑽を重ねる会員研修が行われているわけですが、今回の会員研修は

 

カヤックフィッシング インストラクター・ガイド研修会

 

として、カヤックフィッシングに特化して、研究と訓練をするための研修会なのです。

 

カヤックの協会としては異例とも言っていい内容かもしれません。それだけ、JSCAがカヤックフィッシングにも注力し、安全向上などに力を入れているのがわかると思います。基本的な部分はシーカヤックと同様ですが、カヤックフィッシング独特の安全対策もあります。JSCAの姿勢、素晴らしいです。

 

今回の研修会を企画したのは・・・

 

平戸カヤックス

末永さん

(写真右)

 

末永さんはツーリングのシーカヤックのインストラクター、ガイドのプロですが、中谷さん同様にカヤックフィッシングにも早くから力を注いでいるカヤッカーのひとり。

 

フィッシングに特化したFRP製シットオントップ「ヒラドシェイカー」もプロデュースされています。

 

ヒラドシェイカー

 

中谷さんのデスペラードも同様ですが、シーカヤッカーの方が作る艇、やはり特徴はカヤックとしての走破性能・コントロール性能がとても高いという点です。

 

特に手漕ぎのカヤックはアメリカの淡水で使われるモデルを輸入して日本で海に流用していることもあります。そういった艇の中には座位置が高く荒れた海でコントロールが難しくなるものも存在します。

 

そういう面で、手漕ぎの国産カヤックは日本独特の進化を遂げていると言っていいと思います。

 

ヒラドシェイカーはガーミン魚探使いの末永さんによって、あの大きい振動子が艇底引き上げで使える現在唯一のモデルでもあります。

 

さて、いよいよカヤックフィッシング インストラクター・ガイド研修会が始まります。

 

日程は2日間。

 

会場は平戸カヤックスさんを使わせてもらいます。

 

当日、集まったメンバーを見て驚愕を受けました・・・

 

<参加者(順不同)>

・サニーコーストカヤックス 本橋さん

・RiverWalker 池内さん

・カヌースクール九州 西胤さん

・かごしまカヤックス 野元さん

・PADDLERS 安藤さん

・RAINBOW三河湾シーカヤックスクール 中谷さん

・平戸カヤックス 末永さん

・平戸カヤックス 田中さん

そして、kayak55.comからわたくし・・・

 

いやいや・・・カヤックのプロフェッショナルの方ばかり。その中でも特にJSCA前会長の西胤さん、冒険家としても有名な野元さんはまさにレジェンド級です。

 

まさかこんなすごい方々が来ていらっしゃるとは(緊張〜)

 

そんなプロの方々がこういう研修会に参加して日々向上を考えていこうという姿勢・・・それがすごいところです。僕はこういった場所にいられることに感謝し、その背中を見て見習っていきたいと思います。

 

初日、まず最初のテーマとなったのは

 

カヤックフィッシングの釣具と艤装について

 

僭越ながらですが、このテーマは私の方でレジメを作って進行させていただきました。

 

まずカヤックフィッシングが日本にどのように入ってきて、どのように広がっていったか、それを当時カヤックフィッシングが取り上げられた釣り雑誌などの資料を元にご説明させていただきました。

 

シットオントップでの本格的なカヤックフィッシング、もちろん雑誌などで取り上げられる前にすでにやられていた方は多数いると思いますが、私が知る中では2003年に雑誌バサーで海外のシットオンを使ったカヤックフィッシングが紹介されていたのが大手メディアでは最初だと思います。そこで見たウィルダネスシステムズのターポンに当時、僕は猛烈に憧れたのです。

 

日本のカヤックフィッシングのスタイルはそのアメリカの文化を踏襲する形を取りつつ、独自に進化を遂げていくわけですが(フラッグの掲揚など)、その後の広がりは、雑誌などでも不定期的に取り上げられましたが、やはり当時流行しだしたブログの登場で一気にカヤックフィッシングの情報が広がり、共有化されていったと思っています。カヤックフィッシングはネットと共に広がった文化です。そして現在はSNSやYouTubeの時代になってきていると言えます。

 

ツーリングのカヤックとカヤックフィッシングの大きな違いが釣り具を積載していくというところ。そして艤装を施していくという点にあります。カヤックフィッシングで使われるタックルや釣具、艤装用品を実物を交えてプレゼンテーションさせていただきました。

 

その進化の過程で使われる釣り具や魚探がどのように変遷をたどっていったかなどもテーマになりました。例えばジギングやタイラバやインチクといったカヤックフィッシング黎明期にすでにあった釣り方から、スロージギング、マイクロジギング、中深場の釣り方などが導入されていったり・・・ホンデックス乾電池魚探のみの選択肢からロランス、ガーミンといった高性能魚探の積載などまで発展したり。

 

大先輩方の前ですから、正直当たり前のようなことばかりで、もう恐縮で緊張していてうまくやれたかどうか・・・(汗)とりあえずなんとかやりきりました(笑)

 

続いての議題は

 

カヤックフィッシングの安全啓発活動と事業展開について

 

末永さんが担当でお話をしていただきました。

 

今後、カヤックフィッシングをビジネスとしてどう発展させていくべきか。そして、そのためには同時に安全啓発活動が必須だということがテーマでした。

 

今、フィッシングカヤックが売れているぞ、だから売ってしまえ!みたいな・・・この安全啓発活動の部分が脱落してしまっている事業者が多くなってしまっていると感じます。悲しい事故を防ぐためにもカヤックフィッシングをビジネスにしている以上、安全啓発活動を同時進行していくことを忘れてはいけません。

 

末永さんもフィッシングカヤックの販売をされていますが、それにしっかり取り組んでいます。

 

これまで平戸カヤックスさんでは大規模なシーカヤックの安全啓発イベントを何回もやっています。

 

こういったイベント自体は、収益はほぼなく(実際は赤字)直接的に事業経営にプラスになるものではないです。だからこそとても頭が下がる思いです。

 

安全啓発イベントを企画すると、労力や時間、お金など・・・どうしてもボランティア的な面が大きくなってしまいがちです。

 

僕個人の考えとしては、やはり安全啓発イベントで赤字を出し続ければ、例えばkayak55のような小さい事業者は続けることがとても困難になります。今後はしっかりと参加費などをいただいて末永く続けていくことができるイベントなども考えていければとも感じた次第です。

 

ただ、末永さんからは、そういった安全啓発活動を赤字でも続けていることで、その後の事業活動には繋がってくる面もある点もあるというお話がありました。

 

そういった活動があった結果、地元の大手釣具店でフィッシングカヤックの展示受注会を開催できたこと、平戸での安全啓発イベントを機会にヒラドシェーカーが制作にいたったことなど。

 

今後そういう活動を続けていく勇気にもつながりました。

 

貴重なお話、ありがとうございました!

 

ここでお昼を迎え、昼食タイム!

 

このお昼ご飯がめちゃくちゃ楽しみだったんですよ。

 

ちょうど平戸カヤックスさんの道路を挟んで向かいには乗馬クラブのシービューランチさんがあります。

 

シービューランチさんHPはコチラ

 

僕らは今回は馬には乗りませんが(笑)、このシービューランチさんのレストランが美味しいという評判なのです。

 

アーリーアメリカン風のレストランでランチ!

 

デートで来たいオーシャンビューのオシャレなレストラン!

今回は屈強なカヤッカーがずらり(笑)

 

これがまた美味かった〜!

ぜひとも、また食べたい!

 

平戸カヤックスのツアーやスクールのご参加の方はシービューランチさんのレストラン、一度行ってみてはいかがでしょうか!?

 

そして、初日午後のプログラムに入ります。

 

カヤックフィッシングの安全管理について

 

午後からは実際に海での研修です。中谷さんによる進行をいただきました。

 

実際に釣具をカヤックにセッティングした状態の検証。

これは中谷さんのデスペラードと私のプロフィッシュ45をベースにしました。

 

カヤックフィッシングでの艤装はやはり

 

パドリングの邪魔にならないこと

 

沈をした場合に再乗艇の妨げにならないこと

 

この2点を重視しなければならないことを再確認しました。

 

カヤックフィッシングを突き詰めていくと、艤装がどんどん重装備になっていきがちですが、この大切な部分は絶対に忘れてはいけないところですし、僕らフィッシングカヤックを販売している人間はもっと広めていかなればいけないところだとあらためて感じました。

 

中谷さんのデスペラード、スウィープストロークでしっかり寄せても艤装が干渉しません。さすがです。

 

実際に海が荒れた時、艤装用品が邪魔でスウィープストロークが漕ぎきれなかったり、スターンラダーを入れる場所に艤装があったらまずコントロールできなくなります。

 

他、リューシュ類についても検証しましたが、先日の私の海保の安全講習会でも私見として書きましたが、やはりリューシュが多いと沈をした時に身体に絡まって危険。艇に乗った後に回収に時間がかかり二次被害につながりやすい。

 

命と釣具を天秤にかけたらどうでしょうか。

 

やはりそんな場合には釣具は諦めるつもりで、

 

ロッドやネットなどへの過剰なリューシュはしない方が良い

 

というのが中谷さんの見解ですし、私も同意見です。

 

クーラーもワンタッチで放棄できるようにしておく方が無難でしょう。

 

続いては、カヤックごとに実際の海上で安全面を検証していきました。沈〜再乗艇の検証です。

 

検証に使う艇は各自が持ち寄った艇と平戸カヤックスさんの試乗艇です。

 

デスペラード

プロフィッシュ45

ヒラドシェーカー

 

ここから先は私も沈〜再乗艇を検証していったので写真がほぼないのですが・・・

 

全員ずぶ濡れだったので、こんな写真しかなかった(笑)

 

基本は一緒でもやはり艇によってそれぞれ乗るコツ、起こすコツというのは微妙にですが変わってきます。

 

いろいろなカヤックで検証ができるのもなかなか無い機会ですから、とても貴重でした。

 

僕個人としては、デスペラードやヒラドシェーカーは先日の九州カヤックフィッシングフェスタにてシゲさんがデモンストレーションしてくれた起こした後に両側のサイドハンドルをそれぞれ持って、乗る側をぐいっと下げて乗っていく方法が乗りやすいと感じました。(もちろん普通の再乗艇でもできるのですが)

 

このように、それぞれの艇で若干ですが乗りやすい方法が変わってくる部分があるので、この夏の水温が高い季節に自分の艇でどんな場合も一発で確実に乗れる再乗艇を練習しておくべし!だと思います。

 

また、今回より貴重だったのが

 

タンデム艇(使用したのはトライブ13.5)でのセルフレスキュー

 

タンデム艇は複数人いないと実証実験できないからです。

 

あらためていろいろな方法をやってみましたが、タンデム艇での再乗艇ではあらためて

 

2人の相互協力が重要

 

だと分かりました。同時に両側からイッセイノセ!で乗ったりもして(笑)実際に慣れていると乗れてしまうのですが、やっぱり一人づつ乗るがの確実です。

 

その時に後から乗る人が艇を反対側から押さえて乗りやすくしてあげることが重要です。

 

そしてタンデムの方にぜひ覚えておいてほしいのは

 

最初に乗るのはメインの操船者(リアシートのアングラー)から

 

特にこれからの季節、お子様や奥様とタンデムで浮くケースがあると思います。もし沈をしてしまった時、どうしてもお子様や奥様を助けたいがために先に乗せてあげたくなりますが、実際は操船技術に長けたリアシートのメインの操船者が先に乗った方が2人とも助かる確率が上がります。

 

例えば、お子様とお父様で2名でタンデムで出たとします。

 

お子様だけ先に乗せても操船ができず、自分を救助してもらえない・・・フロントシートにだけお子様が乗っても荒れた海では操船できず帰りつけない・・・・助かる確率が低くなります。

 

まずはリアシートのお父様が乗って、パドルを回収して足を広げてバランスを取り、フロントシートのお子様が乗るサポートをした方がいいです。たとえばお子様がカヤックから離されてしまってもお父様がカヤックに乗れば漕いで追いつけます。

 

また、どうしてもフロントシートのお子様がカヤックに乗れないようであれば、お父様がズリズリとセンターバランスエリアまで移動して、お子様のライフジャケットを掴んで引き上げるサポートもできます。

 

いずれにしても、水が温かい時期にタンデムはタンデムで練習をしておいた方がいいです。

 

もう一種類、とても貴重な検証ができたのは

 

シットインのレクリエーション艇での実証実験

 

もちろん海ではシットインのレクリエーション艇は使わないのですが、淡水域のバスフィッシングでは人気があります。

 

ただ、シットインのレクリエーション艇の中には隔壁がないモデルがあります。その場合、沈をしたら艇内全てに水が入ってしまい、大変危険です。

 

ですので、やはり安全を考えると

 

隔壁もしくは浮力体が必須となります。

 

今回は後部隔壁と前側浮力体を入れたシットインのレクリエーション艇での西胤さんによるデモを見せていただきました。

 

前後に浮力があるため、沈をしてもしっかり浮いています。

 

乗る前にバウから艇を持ち上げてデッキ内の水を排水

 

そのままバウを持って回転させて起こす

 

スターンに回ってスターン側から艇に乗って完了

 

キモはまず第一に艇の前後に隔壁および浮力体で気室を確保、乗る前にデッキ内の水を排水することです。

 

もちろんビルジ用品も積んでおくことも必須です

 

この後、艇を見せてもらったのですがデッキにほとんど水が入っていませんでした。西胤さん、とても参考になるデモを見せていただきありがとうございました。

 

とても貴重な研修となりました!

 

シーカヤックの達人の方々が、こうしてシットオンのフィッシングカヤックやレクリエーション艇の安全面の検証をしっかりとおこなっている団体。それがJSCAなんです。

 

ここで得た知識と経験を、今後、僕はお店やパドリング講習、そしてネットを通じてお客様にフィールドバックしていきたいと思います。

 

〜研修2日目につづく〜

JSCAカヤックフィッシング研修in平戸③

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〜先日からのつづき〜

 

JSCAカヤックフィッシング インストラクター・ガイド研修会

 

初日の座学、海でのレスキュー研修が終了。

 

海でずぶ濡れになったので、そのまま平戸カヤックスから徒歩3分にある

 

湯快リゾート平戸千里ヶ浜温泉 ホテル蘭風さんへ!

 

やったー!

一昨日の夜も中谷さんと一緒にこのお風呂に入って、食べ放題のバイキングで限界まで飲み食いしたんですよ。また来てしまいました。

 

何度も落水〜再乗艇して冷えた身体をゆったりと温泉に浸かって温めた後は・・・

 

今日も食べ放題、飲み放題!

飲みながらもけっきょくカヤックと釣りの話ばかり。お酒の席だからこそ聞ける話もたくさんあって(笑)勉強になりました。

 

こんな楽しい日々でいいのだろうか。

 

そうなんです、まだ研修は終わりません。翌朝からは研修2日目。

 

カヤックフィッシング研修会ですから、やっぱり釣りをしなければいけません!

 

2日目はカヤックフィッシング実釣&調理研修です!

 

これを楽しみにしていたんですよ〜

 

午前中に魚を釣って、昼にその魚をみんなで調理して食べるという内容。

 

平戸カヤックス末永さんとしては、この研修を企画した時にカヤックフィッシングをしたことがない方に参加いただくことを考えていて、そういった方に僕と中谷さんと末永さんがそれぞれついてカヤックフィッシング講習をし、さらに上がってからはその魚のさばき方まで講習する・・・というイメージだったそうです。

 

しかし!今回は参加者全員が普段からカヤックフィッシングを楽しんでいる猛者揃いということで・・・釣りも調理も講習は不要。

 

2日目は各自それぞれ、午前中にカヤックフィッシングをして食材をGETするのみ!となりました。

 

場所は平戸カヤックスさん前の千里ヶ浜で午前中限定の釣りです。

 

そうはいっても、食材が上がらなければ調理もできないですから、最低限何か食べれる魚を釣らなくてはいけません。それはそれでちょっとプレッシャー!?

 

平戸カヤックスさんで泊まらせてもらって朝目覚め

 

コーヒー!

 

パン!

(この焼き方、美味しそうでしょー)

 

で軽く朝食を取ったら・・・

 

そのまま裏の浜から用意できた人から適当に順次エントリー!

 

なんて夢のような・・・平戸カヤックスさんの立地、すごすぎます。

 

そして、千里ヶ浜の砂の白さ、美しさよ・・・・

 

平戸カヤックスさん裏の千里ヶ浜の海は大型青物や大型根魚等はあまり期待できないものの、真鯛やイサキ、アジや小型根魚など食材となる魚はけっこう釣れるそうです。

 

よし、千里ヶ浜の海へプロフィッシュでGO!

 

とにかく昼飯に食べれる魚を・・・釣る!

 

各自、千里ヶ浜の海へ散って食材を求めて彷徨う

 

ただ、すでに時刻は7時頃で、11時前には着岸するためあまり時間がないです。

 

この短時間で食材をGETするとなると・・・やはりTGベイトしかないであろう。

そんなこともあろうかと、行き道の佐世保の釣具店さんでTGベイトを買っておいたのです(笑)

 

ただ、人気のグリーンゴールドは売り切れだったのでアカキンです。アカキンでも釣れるでしょう!?

 

実はこの日、動画カメラが回っておらず、動画が何も撮れていなかった(涙)のでアイフォンの写真しかないのですが・・・

 

出艇直後、水深10mのところでベイト反応を捉える!

 

すかさずTGベイトを落とし、ボトムに当てて表層まで巻き上げては落とすを繰り返すと・・・

 

ゴゴゴっ!

 

うわっいきなりなかなかのサイズの魚のヒット!激しいヘッドシェイク・・・・これは、マゴチだ!

 

よっしゃー!食材マゴチGET!

 

水深10m以上になってくるとバイブレーションやワームのキャスティングの釣りだとボトムをトレースしにくくなるので、マゴチ狙いにおいてもマイクロジギングでの縦の釣りもまたアリですね。

 

とりあえず食材GETのプレッシャーから解き放たれたので、真鯛を探しに漕いでみます。

 

まとまった反応はあまり捉えられないものの、ガーミンの魚探にポツリポツリとボトムに反応は出ます。ボトムを切って浮いている鯛らしき反応を見つけてはTGベイトを落として巻いていると・・・

 

ヒット!

 

狙い通りの真鯛

 

でも小さい(涙)リリースします!

 

浅場の方に根があるようで、その周辺を中谷さんがやっていたので、僕もやらせてもらって・・・

 

カサゴ!う〜ん、微妙だけど食材にします!

 

その後はどうにも釣れないため、絶景の千里ヶ浜を沖へ沖へ漕ぎ出してちょっとだけ深場を攻めてみます

 

風が吹いてきて釣りづらくなってきてしまったこともあり、なかなか良い魚に恵まれないまま時間だけが過ぎていく。

 

ついに10時を過ぎてしまいました。

 

11時に帰着なので帰りのパドリングを考えると残り40分ぐらいでしょうか。

 

最後に来てくれ!願いながらTGベイトを巻いてすると・・・

 

ガツ・・ガツガツガツ・・・

 

お!真鯛だ!

 

う〜ん、またも微妙サイズ〜

ちょっとだけ悩みましたがリリース!

 

最後の最後には・・・

 

イトヨリ!これは食材にします!

 

でタイムアップ!

 

うわ〜・・・

 

幸先よくマゴチが釣れたのはいいけど、その後は微妙なままで研修釣行終了してしまったー(涙)

 

しょうがない!今日は研修で時間延長して粘るわけにはいかないのですから。これが実力ということだ。

 

帰着すると、それぞれみんなが釣果を持って帰ってきていました。

 

末永さん、シーバス!

 

このシーバスが今日の釣果では一番の大物でした。これは食材としては優秀ですよ〜

 

中谷さん、真鯛とキジハタ!

 

僕は残念ながらリリースサイズの真鯛しか釣れませんでしたが、見事にキャッチサイズをGET。さすが中谷さんです。

 

実は中谷さん、ほぼ全ての釣りをスミスのメタルフォーカス100gや120gのワンピッチで釣っています。今回の真鯛も根魚もメタルフォーカス!

 

現在、マイクロジギングやスロージグなどいろいろな最新のジグがリリースされていますが、中谷さんの釣りを見ていると実は伝統的なメタルジグのワンピッチはそうとうに釣れることが分かります。それはそうです、昔釣れていたルアーが今釣れないなんてありえないから。

 

特に真鯛にはメタルフォーカスのゆっくりワンピッチがめちゃくちゃ効くそうですよ!

 

よし、メタルフォーカス買おう(笑)

 

パドラーズの安藤さんはマゴチとカサゴGET

 

パドラーズ安藤さんはダイソージグ使い。100円ジグでどれだけ釣れるか試すがの楽しいということです。鹿児島ではダイソージグでめちゃくちゃ釣りまくっています。

 

僕の今日のまともな釣果は1800円のジグでマゴチのみ・・・・安藤さんは108円のジグで同サイズのマゴチをGET・・・費用対効果が違いすぎるー(笑)釣りは道具の値段じゃないですね。

 

ではなんなのか!?

 

それは・・・

 

腕です!

 

よし、ダイソージグ買おう(笑)

 

昼、平戸カヤックスさんでみんなで魚を調理して食べます!

 

あぁ・・のんびり時が流れていく・・・

 

平戸カヤックスさんのすごいところは、魚もさばけるスペースも十分だというところ。本当に夢のような施設です。

 

包丁も各種ズラリ

 

この魚をさばくところも、本来は未経験の方が来ていたら講習するという予定だったのですが、今回参加の皆さんには講習は不要!交代でみんなでさばきました。

 

僕も真鯛やマゴチを下手ながらさばかせてもらいましたが・・・

 

シェフ中谷さんの手際がすごかった!

 

今日一番の大物、末永さんが釣った鱸をサクっと調理!

 

そして、リバーウォーカー池内さんがまたすごかった・・・

 

プロ級の包丁さばき!

 

美しい・・・・

 

さあ、調理をしたらみんなでワイワイといただきます!

 

さっき釣れた魚の刺し身、最高ー!

 

刺し身は寝かせてアミノ酸が増えてきてからも美味いですが、僕は釣り人だからこその当日の弾力が強い刺し身、好きです!

 

もちろん焼き魚も新鮮な魚だとより美味い!

 

西胤さんが持ってきてくださったタケノコやめかぶも使って・・・

 

炊き込みご飯

 

アラとタケノコの煮付け

 

アラとタケノコの味噌汁

 

めかぶも美味かった〜

 

最高です!

 

なんだか、学生の頃のキャンプを思い出します。

 

今日は個人的な釣りとしてはちょっと不完全燃焼気味でしたが、こうしてみんなで釣ってワイワイ盛り上がりながらさばいて、食べて・・・満足度はスーパー◎!

 

大人になるとちょっと忘れてしまう感覚・・・・僕も実際はカヤックフィッシングは頻繁にやりますがこういうアウトドア料理とかってぜんぜんやってきていません。

 

今回はキャンプってわけではないですが、今後はキャンプ&カヤックフィッシングとかやっていきたいな〜。テント買って、いいオートキャンプ場みつけて、この秋にでもやってみようかな〜(夏は暑いし混んでそうなので)

 

なんだか研修といいつつ、遊んでいるみたいですが(笑)僕らの仕事は遊びですから、こういう楽しいことをやって提案していかないとですね!

 

そして、この2日間にわたる研修もこれにて

 

末永さんから修了証書をもらって無事にプログラム終了!

 

本当に素晴らしい時間でした。末永さん、田中さん、本橋さん、池内さん、西胤さん、野元さん、安藤さん、中谷さん・・・たくさんのことを教えていただきありがとうございました!

 

特に研修を企画し、場所も提供いただいた末永さんには感謝感謝です。

 

研修を終えて、末永さんは以下のようにおっしゃっていました。

 

<以下、末永さんのコメントです>

今回の研修は、JSCA公認スクールが海上保安庁のHPに「受講が推奨され講習(シットオン(トップ)カヤック)」として紹介されていている関係から、講習希望者に公認スクールとして、適切な指導ができるようにという想いからです。
また、フィッシングカヤックの販売の話があっても、実際に自身に経験がないとなかなか販売につなげることができません。


現在、カヤックで最も人気があり活動人口が増加しているのは、カヤックフィッシングだと思います。
また、重大事故についてはツーリングカヤックが多い傾向にありますが、潜在的なリスクは、活動人口にもよりますが、むしろカヤックフィッシングが多いと思われます。


このことからも、公認スクールの経営安定にもつながり、また安全啓発という社会活動にもなるカヤックフィッシングに取り組む公認スクールが増えればと考えております。

 

カヤックフィッシングの人口増大から、今後も事故が増えていく傾向は止められないと思います。どんなマリンスポーツであっても人口が増えれば当然事故も増えていくからです。ですが、その事故を1件でも少なくしていく、未然に防いでいく、そのためにもJSCA公認スクールがカヤックフィッシングにより理解を深め、フィッシングカヤックでの操船やレスキューのノウハウをお客様に伝えるようにしていかなければいけない。そういう思いでこの研修をやっていただきました。

 

僕もここで得たものを活かすためにも、関東でも今後、お客様向けのレスキュー講習イベントなどを考えていきたいと決意を新たにした次第です。

 

ここでお知らせなのですが・・・

 

先日も告知をしましたが、9月14日(土)に神奈川県の久留和海岸にてフィッシングカヤックの安全講習スクールをコア・アウトフィッターズさんと行うことに決まりました。通常のカヤックスクールの料金がかかりますが、基礎的なパドリングとレスキュー練習を1日コースでおこないます。先着10名程度の少数精鋭で行う予定です。気になる方はぜひご予定空けておいてください。(詳しい募集方法は後日)

 

で・・・

 

実は僕の旅はこれでは終わりません。

 

実はこの研修に参加した中から数名は・・・もう一日平戸カヤックスさんに泊まらせていただき!

 

翌日の午前中だけ延長カヤックフィッシングします!

 

今日とはちょっと場所を変えて出艇し、狙うは平戸の大型ヒラマサです。

 

いくぞー!!

 

〜明日につづく〜

JSCAカヤックフィッシング研修in平戸④

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〜昨日からのつづき〜

 

JSCAカヤックフィッシング インストラクター・ガイド研修会

 

は2日間の研修日程を無事に終了しました。

 

しかし!

 

参加者の数名はそのまま、もう一泊平戸カヤックスさんに泊まらせていただき翌日の午前中だけ

 

延長カヤックフィッシング

 

をすることになりました。延長メンバーは・・・

 

・サニーコーストカヤックス 本橋さん

・RiverWalker 池内さん

・PADDLERS 安藤さん

・RAINBOW三河湾シーカヤックスクール 中谷さん

・平戸カヤックス 末永さん

そして、kayak55.comからわたくしホエール

 

翌日は出艇場所を変えて、ヒラマサが狙えるエリアに出撃することに。

 

その前に・・・カヤックフィッシング研修を終えた僕らはまずはここに行くことにしました。

 

明日の買い出ししておかないとねー!

 

僕は消耗品のフックとかだけの購入でしたが、ここで池内さんが「これだな」と買ったタイラバがめちゃ釣れそうでした。

 

そして夕方の平戸サンセットを見て・・・

 

夕飯はやっぱり・・・ちゃんぽんでしょう!

 

佐世保で食べたのともまた違う味。場所が変われば味も変わる。長崎のちゃんぽん、奥深し!

 

めちゃくちゃ美味かったのですが、不覚にもお店の名前をチェックするのを忘れてしまいました。今度、末永さんに確認しておこうっと。

 

ちゃんぽんで腹を満たし、続いて行ったのが・・・

 

平戸のオシャレ古民家カフェ「3rdBASEcafe」さん

 

マスターがめちゃくちゃ釣り好きで、カヤックフィッシングもやるので末永さんと親しいようです。

 

特にマスターはお話を伺うだけでも、シーバス釣りはそうとうなものです!プエブロルアーの話とかでめちゃくちゃ盛り上がりました。ピットブルは永久に不滅です。

 

そして、ここのアイスコーヒーが信じられないほど、美味い!

 

ぶっちゃけ2日間の研修で疲れ切っていた僕ら、ちょっとテンション低め(笑)、まったりとくつろがせてもらいました。

 

そして就寝・・・

 

朝起きて、車でちょっと移動した某所から・・・

 

いよいよヒラマサ狙ってカヤックフィッシングへ漕ぎ出しました!

 

最高の凪だし、壮大なロケーションに昨日までの疲れは吹っ飛び、テンションはMAX!リナレイナミーナナナ・・・(もうええわ!)

 

昨年、ここに来た時は運良く目の前でボイルが出て70UPのヒラマサを釣らせてもらいました。今年も出るか!?ボイル!

 

シーバスのビッグベイト用ロッドにフラックフライ175

これが今日のメインタックルです!

(サブでKFゴルゴ)

 

沖に点在する大規模な根回りへ漕ぎ出していき、雰囲気あればトップ。水面で出なければジギングしていきます。

 

さあ、沖へGO!

 

今回は僕以外の全員がツーリングカヤックのスペシャリスト。やはりシットオンを漕いでも速い速い!

 

みんな沖に行くペースが段違いだ。激走していきます。

 

特にデスペラードの本橋さん、中谷さん。そしてヒラドシェーカーの末永さんのFRPシットオンの移動スピードは尋常じゃないですね。やはり目の当たりにするとすごいです。

 

さらにいうと、パーセプション艇の安藤さん、フィールフリー艇の池内さんがほぼ同じペースで移動して釣りをしています。これがまた凄いのです。

 

フィッシングカヤックは幅や全長といったデザインである程度の航行性能は決まってしまうわけで、今回出撃している艇の中ではこの2艇は速い方ではないです。でも、最終的には漕ぎ手次第なんだということがよく分かりました。

 

特に今回、艇のデザイン的にはスピードが遅いはずの池内さんがめちゃ速い・・・(池内さんはリバーカヤックの達人です)。カヤックは艇選びも重要ですが、それ以上に一番重要なのはパドリングの技術なのだ。

 

しかし、釣果の方は・・・・

 

なかなか振るわない・・・

 

序盤から青物狙いでジギングをしていくもヒットが出ない時間が続く

 

その中で・・・突然

 

ドッパーン!!

 

左舷、距離にして300mぐらい離れたところで・・・

 

ヒラマサが跳んだ!

 

すごい・・・一瞬唖然とするほどの着水音でした。

 

おそらくメータークラス!

 

いるっ!

 

いそげーーー

 

ペンシル、キャストぉ〜!

 

こい!

こい!

こい!

 

こない(ガーン)

 

うーん、誘い出しのトップウォーターにバイトが出せない。

 

ある程度トップやったらまたジギングへ。しゃくる、しゃくる!魂のシャクリを繰り返す。

 

魂のシャクリも・・・通じず(ガーン)

 

ヒラマサの当たりが出せない。魚探の反応もいまひとつ。

 

末永さんといつくかある根を叩きながら釣りをしていくも、釣れるはESOばかり!

 

すると・・・

 

再び水面に魚の気配がっ!

 

今度は岸近く、岬の先端の方で軽くナブラになった。鳥も数匹突っ込んでいる。

 

いけーー!全力漕ぎ!!

 

トップに出てこい、ヒラマサっ!

 

ペンシルベイトを飛ばし、表層をスキップやダイブで探っていく。

 

こい・・・来てくれ・・・たのむ・・・

 

こないーー!

 

バイト出ず・・・・

 

そんなことを繰り返しているうちに、風が出て水面がちょっとさざ波が出てきて、すっかりナブラもジャンプもなくなってしまいました。

 

時刻は9時。あと2時間しかない。

やばい・・・

 

ここで・・・とうとう青物狙いに見切りをつけます!

夢よ、ありがとう!

 

やはりいくらなんでもホゲりで上がるわけにはいかない。

ここからはお土産釣りに走ることにして、残り2時間はTGベイトで何か釣ろうと思います。

 

しかし、お土産釣りに切り替えた直後から風はさらに強まり、短時間で結果が出るほど甘くない状況。

 

結果・・・チャリコのみ(チーン)

 

風に乗って流されて、ついには出艇場所付近まで戻ってきてしまいました。

 

出艇場所前の水深12m

 

最後の最後まで何かが釣れないかと悪あがきでTGベイトを落とします・・・

 

うわっ!

 

最後に食ったー!

 

釣れたのは、昨日の釣りに引き続き・・・

 

マゴチ!

 

いや〜とりあえず一矢報いた。なにかしらが釣れるTGベイト、おそるべしだな。

 

ここで11時、タイムアップ。

 

今日はヒラマサはいるにはいた。しかもその中の1匹はメーターオーバーはあるであろう超大型でした。

 

ですが、だいぶ数が少なかった印象で、腕足らず、とらえきれずに撃沈してしまいました・・・。

 

皆さん、おつかれさまでしたー!

 

特に平戸カヤックス末永さん、ありがとうございましたm(_ _)m

 

陸に上ってみんなの釣果を聞くと、やはり青物狙いのメンバーはほぼダメでした。

 

その中で気を吐いたのが!

 

パドラーズ安藤さん!

ビッグなアオリイカをGET!

 

さらに真鯛2匹にガシラまでGET!

 

安藤さん、今日もルアーはダイソージグのみ。

アオリイカまでダイソージグです。

 

ダイソージグおそるべしー!

 

もうお一方!

 

池内さんも真鯛GET!

 

池内さん、昨日の夕方に寄った平戸の釣具屋さんで「これが釣れそう」と買ったタイラバで見事に真鯛を釣り上げました。まさに予感的中のお買い物!

 

釣果は良し悪しあれど、短時間ながらみんなで漕いで釣った延長戦カヤックフィッシングは楽しかった。

 

やりきったので悔いは無し。

またいつか、平戸のヒラマサ狙いに来たいと思います!

 

カヤック業界の大先輩の皆様、本当に素晴らしい時間をありがとうございました!

 

平戸でカヤックやるなら平戸カヤックスさんへ!

 

平戸カヤックスHPはコチラ

 

平戸カヤックスさんでは、カヤックフィッシング体験コース、やってますよー

 

ここで解散となりましたが、帰り道は中谷さんと本橋さんと途中までご一緒させていただきます。

 

そうなんです、僕は今回行き道はひたすら自走で高速道路を走ってきたのですが、どうやら福岡県の門司からフェリーが出ていて、それに乗ると大阪までワープできるそうな。

 

中谷さん、本橋さんはこのフェリーに乗るそうです。

 

そこで、今回は帰り道は僕もフェリーに乗ってみことにしました!

 

でも、帰る前にまずは・・・

 

3日間お世話になった平戸の海で獲物一匹ゴミ一個運動。

2日分の釣果数のゴミを拾いました。

 

そして・・・

 

フェリー乗り場の福岡県門司までの道中、中谷さんと本橋さんと一緒にやってきました

 

平戸のラーメン・マルマンさん

 

ちょっとドコ風とも分類できないオリジナリティのあるとんこつラーメン。

かなり美味しかったです!

 

なぜかクマのオブジェ!?と中谷さん。

 

北海道らーめんじゃないのにクマのオブジェは不思議。

もしかすると以前は北海道らーめんのお店だったのを居抜きで違うラーメン屋さんになったのか?

 

実は、中谷さんって、スリムな身体でそうとうなラーメンマニア。

 

ここで一旦別れたのですが、この後は中谷さんはマルマン近くの別のラーメン屋さんに寄って、さらに途中のラーメン屋さんにも寄るそうです。

 

・・・って、この短時間でラーメン3杯食べるのー!?

 

じゃあ、僕も負けていられませんぞ〜(なんの勝負だ!笑)

 

門司までノンストップで走り・・・

 

門司の、とん平さんにやってきました!

 

これこれ〜!

福岡ではこういうラーメンが食べたかったのだよ(はあと)

 

これこれ〜!

こういうトッピングがしたかったのですよ〜

 

3件はしごはできなかったので、2杯替え玉しておきました(笑)

 

とん平さん、スーパーうまかったです!

 

そして、門司のフェリー乗り場へ。

 

名門大洋フェリーに乗ります!

でっかいですね〜

 

なんと、その時!

 

カヤックフィッシング研修会でお世話になった福岡のカヌースクール九州・西胤さんが見送りに来てくださったのです。そして、お土産に九州の焼酎をいただいてしまいました。

 

わざわざありがとうございました!

 

この焼酎は・・・チャン松君にお土産として進呈し、浴びるほど飲んでもらいます(笑)

 

今回、門司〜大阪の名門大洋フェリーに初めて乗ったのですが、ひとことで言えば・・・最高!

 

景色はいいし・・・

 

運転しないから、がっつり飲めるし!

 

ゆっくり寝れるし・・・

 

いいです、フェリー!

 

そして、目が覚めると・・・

 

そこは明石海峡でした!

 

うわ〜!これ最高です!

 

大阪に朝9時には下船できます。

九州から大阪までワープですよ、ワープ!

 

これまでカヤックフィッシングの遠征でフェリーっていう選択肢はまったく頭になかったですが、超楽チンだと気づきました。自走して高速代とガソリン代とビジネスホテル代を考えると安いし。

 

なにより、旅情感がいい!

 

今後は遠征の時にフェリーが使える区間があれば使ってみたいものです。

 

ありがとう、名門大洋フェリー

 

ここで中谷さん、本橋さんともお別れ。

中谷さんは愛知県へ、本橋さんは三重県へ。そして僕は埼玉県へ帰ります!

 

朝の段階で大阪まできちゃえば、途中途中のパーキングで仮眠したりしても、日帰りで埼玉まで余裕で戻れます。

 

11時、伊賀サービスエリア

 

味噌カツ丼を食らう

 

17時、岡崎サービスエリア

 

矢場とん!

 

極上リブとんかつ定食を食らう

(また味噌カツかいっ!)

 

22時、海老名サービスエリア

 

海老塩ラーメンを食らう

(またらーめんかいっ!)

 

っていうか・・・

 

食い過ぎだろーー(笑)

 

そんなこんなで天草〜平戸の僕の8日間にわたる旅は終わりました。本当に旅っていいもんです。そこにカヤックフィッシングがあり、カヤックフィッシングで出会えた仲間がいればさらに楽しさは倍増・・いや100倍増です!

 

Kayak55のお店は連休がない営業体制です。お店をそうそう留守にできないので遠征的なカヤックフィッシングは一年に一度ぐらいのペースになってしまいますが、これからも少しづつ続けていきたいです。

 

来年は・・・鹿児島のパドラーズ安藤さんのところへ行きたいな・・・なんてちょっとたくらんでいたり(笑)

 

そして、帰宅。8日ぶりのホエールJr.・・・会いたかったよ〜

 

帰る家がある。だからこそ、今後も安全第一のカヤックフィッシングを続けていかなければいけないのだ。

 

今回遊んでくれた九州の海と魚と、仲間に・・・・感謝!

JSCAセーフティーパドリング2019募集開始!

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先日から告知をさせていただいておりましたが、9月14日(土)に

 

JSCAセーフティーパドリング2019

フィッシングカヤック パドリング&レスキュースクール

 

を開催します!

 

場所は神奈川県三浦半島の久留和海岸です。

 

写真はイメージです

 

普段からお使いの自分の艇とパドルを持ってきていただき、自艇を使って徹底的にパドリングを鍛えます。午後からは沈〜再乗艇のセルフレスキューを練習し、仲間がひっくり返ってしまった場合のグループレスキューも特訓します。

※パドリングの練習をするため、今回は手漕ぎのカヤックのみの募集となります。

 

先着10名限定。

少人数制でお一人お一人、しっかりと練習をサポートします。

 

料金はコアアウトフィッターズさんの通常の1日コースのカヤックスクールの金額をいただきますが、みんなで練習し、美味しいランチ付きなので集まった10名で交流をはかって楽しく、価値ある一日にしていきましょう!

 

【趣旨】

カヤックフィッシングにおける事故(海上保安庁の救助事案)が増加傾向です。その中でかなりの割合を占めるのが

 

◆悪天候で漕ぎ戻れなかった

 

◆転覆して復帰できなかった

 

というものになります。

 

安全にカヤックフィッシングを楽しむ上で、必要なパドリングのスキル、セルフレスキュー&グループレスキューのスキルを高めるための練習は必要不可欠です。

 

カヤックフィッシングは陸っぱりでは届かない場所を攻めることができ、沖の未知の魚との遭遇があり、海抜ゼロメートルでの景色は素晴らしく、目の前での魚とのファイトは迫力抜群・・・本当に素晴らしい趣味です。

 

反面、海に浮かべば木の葉のような小さい乗り物で人力で海に漕ぎ出していく・・・危険と隣り合わせの趣味とも言えます。通常の釣りよりも、命を落とすリスクは高いと言っていいでしょう。

 

フィッシングカヤックはツーリング用のシーカヤックと比較して、釣りをする時の止まっている状態での安定性は高い反面、航行性能(スピードや波・風の中での走破性能)はその分大きく劣ります。実際はパドリングのスキルがとても必要な乗り物です。

 

家族の元に笑顔で帰るために・・・しっかりとポイントに行って、しっかり戻ってこられるパドリングのスキル。そして万が一にも転覆してしまった際にも艇に復帰することができるスキル。これを日々、磨いていく必要があります。

 

そこで、今回はカヤックのエキスパートのコア・アウトフィッターズ代表・山口氏、RAINBOW三河湾シーカヤックスクール代表・中谷氏に基礎となるパドリングをいまいちどしっかりと習い、セルフレスキューの手順を学んで実践し、さらには転覆してしまった仲間を助けるグループレスキューもおこなうスクールを開催します。

kayak55.comスタッフ2名も全力でサポートいたします!

 

【日時】

9月14日(土)

 

9時30分集合

15時頃解散

 

9時頃には現地に着き、カヤックの準備とお着替えをお願いします。

 

【場所】

コア・アウトフィッターズ

 

神奈川県・久留和海岸

 

住所:〒240-0105 神奈川県横須賀市秋谷4296-5

 

横浜横須賀道路 逗子インター→逗葉新道料金所を出て1つ目の信号左折 → 湘南国際村→R134に出たら右折(葉山方面)→そのまま直進し円乗院信号機のところを左折。久留和海岸駐車場へ。

インターから約10分です。(道路状況により所要時間はかなり変わります、時間にゆとりを持って起こし下さい)

 

とてもロケーションの良い海です!

 

【講師】

山口浩也氏

(コア・アウトフィッターズ代表取締役)

日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)会長

SKインストラクタートレーナー

 

【ゲスト】

中谷哲也氏

(RAINBOW三河湾シーカヤックスクール代表)

日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)公認シーカヤックインストラクター2

 

【サポートスタッフ】

赤澤克哉

(kayak55.com)

日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)ベーシックインストラクター

 

松永匡充

(kayak55.com)

日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)ベーシックインストラクター

 

【タイムスケジュール】

9時30分集合

 

<午前中の部>

写真はイメージです

フォワードストローク、スウィープストロークといった基礎であり、無事に帰ってくるためのもっとも重要なパドリングの理論を習い、自艇を使って練習します。さらにリーバスストローク、スピン、ドローストロークなどの講習もおこないます。

 

<昼休憩>

コア・アウトフィッターズさん御用達のカフェから届けてもらう、美味しくてボリュームたっぷりのお弁当をみんなで食べます。

 

<午後の部>

写真はイメージです

沈をしてしまった際に復帰するための再乗艇のコツを習い、自艇を使って練習をします。(タンデム艇の方の場合もタンデムでの手順を練習します)

 

写真はイメージです

また、仲間が沈をしてしまったことを想定して救助するグループレスキューを実践します。助ける側、助けられる側、両方で練習します。

 

15時頃、解散

 

【募集人数】

先着10名限定

 

参加者全員にしっかりとレスキュー練習をしていただくために、限定した人数でおこないます。10名に達した時点で締め切ります。

 

【お申し込み】

kayak55のメールアドレス

 

info@kayak55.com

 

まで、以下の必要事項にご記載の上、メールにてお申し込みください。

(グループでお申し込みの場合も必ずお一人お一人の情報をご記載ください)

 

【件名】

セーフティーパドリング申し込み

 

本文に

◆お名前

◆お電話番号

◆ご住所

◆年齢

◆自艇のカヤックの名称

(例:バイキングカヤック・忍)

 

【参加費】

1人:10,000円(税込み)

※昼食代込となります。

 

タンデム艇のご参加の方も1名づつ金額がかかります。

参加費は当日現金で徴収させていただきます。

 

※当日は参加申込書兼同意書にご記載いただきます。

 

【参加資格】

カヤックフィッシングに使っているシットオントップの自艇をお持ちの方。(シングル艇、タンデム艇どちらでも参加可能)

 

今回はパドリングの練習がメニューの半分を占めるため、手漕ぎのフィッシングカヤックの方のみとなります。

 

タンデムでの参加などで小学生以上のお子様のご参加も可能ですが、未成年の方は必ず保護者と一緒での参加をお願いします。(未成年の方の場合も1名様分の料金がかかります)

 

【お持ち物】

◆ご自身が普段から使っているシットオントップカヤック

(※手漕ぎのシットオントップ限定)

 

◆濡れても良いウエア

普段お使いのウェットやパドリングウエアなど。また、水温はまだ高い時期のためラッシュガード等でも大丈夫ですが、前日の予報でご判断をお願いします。

 

◆ご自身が普段着用されているカヤック用PFD

 

◆ご自身が普段使用されているパドル&パドルリューシュ

 

◆お飲み物

 

◆ドライバッグ等

セルフレスキューの練習をするため、カヤックは必ずひっくり返ります。道具の紛失や携帯電話などの水没は責任を終えませんので、濡れてはいけないものはドライバッグ等へ入れてお荷物は自己責任で管理をお願いします。

 

【開催・中止の判断について】

湾内での練習のため多少の悪天候の場合は開催いたします。

 

しかし、警報等が発令されるような海況の場合は中止となります。前日の午後の予報で最終判断をしてkayak55.comのトップページやSNSにて発表した上、ご参加者全員にメール連絡いたします。

 

皆様のご参加をお待ちしております!

ホリマイ対決・初代王者は!?

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祝・梅雨明け!

 

でも、先日までは本当に長梅雨で、台風まで来たし、天候が合わずカヤックフィッシング出れない日々が続いていたという方も多いと思います。

 

カヤックフィッシングに出れない時でもちょっとだけでも釣りはしたい。

 

そんな時、最近僕がハマっているのが、フロッグプロダクツの小物釣り用のノベ竿「ホリデーマイスター(略してホリマイ)」を使った陸っぱりからの雑魚釣り。

 

その活動を・・・・

 

ホリマイ雑魚釣り隊と呼びます!

 

FROGホリディマイスター

 

販売ページはコチラ

※ピンク・ブルー売り切れ。現在シルバーのみあと僅か!

 

ホリマイ雑魚釣り隊はターゲットを特に絞らず、いろいろな小物をホリマイで釣るという活動です。

 

本格的に小物釣り界の至高のターゲット・タナゴを狙ってもいいし、ザリガニ狙ってもいいし。

 

カッコイイお洒落な竿で、とことん適当に(笑)小物を釣る。それがホリマイ雑魚釣り隊。

 

現在隊員募集中!

 

今回は・・・

 

ホリマイ雑魚釣り対決企画

 

です。

 

ホリマイを使い込んでいただいているkayak55の常連の数名にお集まりいただき、本気の雑魚釣り対決をしようと思います。

 

開催場所は・・・・ホエールの雑魚釣りホームグラウンド

 

浦和の別所沼

 

鯉、ヘラブナ、マブナ、タナゴ、クチボソ、ヌマチチブなど魚種豊富にいろいろな小物釣りができるまさにホリマイ天国フィールド!

 

杭のストラクチャーがあり、エビ類もたくさんいます

 

今回、このホリマイ対決企画に集まっていただいたのは、イチさん、ミカさん、パグラーさん、パグラーJr君、そして私ホエール。

 

5名で本気の雑魚釣り勝負!

 

絶対に負けられない戦いがここにある(笑)

 

ルールは以下の通り

 

・6時30分実釣スタート

 

・9時30分納竿

 

・魚種問わず(エビ含む)、数釣り勝負

 

・竿はホリマイを使う

 

・仕掛けと餌は自由

 

つまり、ホリマイを使って、時間内にどれだけの数の生き物を釣ったかで勝負が決まります。

 

6時集合して準備を始めます。

僕は愛竿シルバーのホリマイに今日の優勝を誓う!

 

パグラーさん親子は自作ホリマイケース!めちゃくちゃかっこいいです。

 

餌は皆さんアカムシですな!

 

ちなみに僕はいつもどおりの釣りで挑みます。

 

今日の私ホエールの勝負餌はコチラ!

 

蒸しパン!

(もう1つの蒸しパン、しっとりバタースコッチは僕の朝飯です!笑)

 

はたしてホエールの蒸しパン釣法、炸裂なるか!?

 

仕掛けは数釣り勝負なので、今日はみんなタナゴ仕掛けですね!

 

6時30分、いよいよ運命のゴングが鳴るっ!

 

実釣開始一投目から・・・

 

パグラーさん!ヌマチチブで先制パーンチ!

 

さらにパグラーJr君がハゼ系の魚で続く!

 

ミカさんファーストGETはエビ!

 

イチさんも順調に釣り上げます!

 

といった感じでみなさんバンバン釣ってらっしゃいます。これこれ〜この当たりの多さがホリマイの良いところなんです。

 

釣れにくい魚種をストイックに狙い続けるのもまた釣りですが、近所で簡単に手軽に短時間で楽しめる雑魚釣りもまた楽しいのです。

 

でも・・・

 

でもーーー!

 

皆さんがすでに2桁釣果に届きそうなのに・・・・

 

私ホエール

 

ゼロ

 

ゼロ匹です!

 

やばいです・・・

 

蒸しパン釣法完全に不発

 

アカムシ餌はバンバン釣れている。魚やエビはたくさんいるのに、僕の蒸しパンにはぜんぜんヒットがない。

 

やはり活餌には勝てないのか・・・

 

と思ったその時!

 

グイーンっと浮きが持ってかれた。

 

やったー!やったぞ、テナガエビ!

 

ようやく1匹目GETです。

 

その後、僕以外のみんなによる釣果が続く。

 

僕の蒸しパンはあいかわらず絶不調が続く(笑)

 

その中でもすごかったのがパグラーJr君。表層に浮いているスジエビをサイトで釣る方法を編み出し、まさに1投1匹ペースで釣り上げ、数をどんどん伸ばしていく。

 

そう、今日は雑魚釣り対決ですから魚種は関係なく数釣りなのです。エビも1匹にカウントされます。

 

その横で魚系をどんどんヒットさせているのがお父さんのパグラーさん。

 

まさにデッドヒート

(ホエール以外)

 

そんな中、僕は見えスジエビを反応させることはできるものの、パンはバラけてしまいヒットになかなか持ち込めません。

 

なんとか・・・ポツリポツリとスジエビを釣りますが・・・

 

9時30分、ストップフィッシング!

 

結果的に僕は合計8匹という釣果で終了(ガーン)

 

イチさんとミカさんはエアポンプ付きで一時的にキープ(最後にリリース)していたので、見せてもらいます。

 

イチさんの釣果

 

ミカさんの釣果

 

おふたりともすごい!

 

さあ、釣りを終えたら、徒歩で近くのバーミヤンへGO!ラーメン食べながらここで表彰式をやります!

 

ラーメンをかっこむ(笑)

3時間の釣りでも集中しているので、お腹が減るのだ!

 

普段着で街ナカの公園での釣りなので、釣りを終えたらそのまま歩いてレストランへ入れるのも雑魚釣りの良いところですよね。

 

そして、運命の結果発表!

 

初代ホリマイ雑魚釣り対決企画を制したのははたして誰だったのか!?

 

優勝は・・・・

 

パグラーJr君!

おめでとうー

 

優勝のパグラーJr君には、kayak55からフロッグプロダクツ・マッドラッドオリジナルサイズ(DVD付き)がプレゼントされました。

 

パグラーJr君の釣果は、なんと63匹です!

 

私ホエール、8匹です(ガーン!笑)

小学生に63対8で釣り負ける43歳のオジサンって・・・(恥)

 

お父さんのパグラーさんも、イチさんも50匹前後釣ってまさにデッドヒートでした。ミカさんも20匹ぐらい釣ってました。

 

今回は表層のスジエビパターンを攻略したパグラーJr君が見事に数釣り勝負を制しました。

 

まさにスーパー小学生です!

 

パグラーJr君はお父さんとタンデムカヤックでのカヤックフィッシングでも、すでにあのバシフナのシャローで90cmオーバーのシーバスを釣っていたり・・・将来が本当に楽しみな逸材!

 

こうして、同じ場所で竿を振って、みんなでワイワイ小物釣り・・・めちゃくちゃ楽しい!

 

年齢も体力も関係ないですから、老若男女誰でもできるのがいいところ。

 

今後も、また機会を作って、ホリマイ雑魚釣り対決企画は企画してみたいと思っています。

 

参加資格はホリデーマイスターを持っているかどうかだけ!

 

ご興味がある方はkayak55のお店に寄ってください。

 

とにかく楽しいホリデーマイスターの雑魚釣り、最近魚が釣れないんだよな〜なんていう方がいたら、ホリマイ雑魚釣り隊に入隊してみませんか?

 

魚のサイズに関わらず、釣りは楽しいです!

 

今日遊んでくれた池と魚とエビと・・・参加いただいた皆さんに感謝!


夏だ!ラーシー開幕だ!

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7月中頃のこと・・・今年もkayak55のお店にとあるものが届きました。

 

三浦のスイカ!

 

三崎烏賊人・S工務店さんから毎年送っていただくのです(ありがたや〜)

 

甘くてジューシーで・・・本当に最高です!

 

kayak55のクラブハウスもある三浦半島はスイカの名産地なのです!釣りに行ったら帰り道に買って帰るといいですよ〜!

 

スイカが届くとそろそろ釣りたくなるのが

 

シイラ

 

シイラは地域によって価値が変わってくる魚だと思いますが、こと関東においては夏のゲームフィッシュとして人気があります。

 

かくいう僕もカヤックを始める前は夏になるとオフショア船でシイラをよく狙っていました。

 

そして、カヤックフィッシングを始めてからも夏の水面にシイラをみかけるとついつい夢中になって狙ってしまいます。あの万力と言われる強烈なファイトをカヤックで・・・カヤックがひきづり回され、目の前でジャンプ!これを水面スレスレで味わえます。もうやみつきです。

 

ただ、強烈な暴れ方ゆえ、フックの事故などには細心の注意が必要です。

大型のランディングネット、ボガグリップ、プライヤーは必須。

帽子とサングラス、グローブなどはカヤックではいつも使っているものですが、これらも必須ですよね。

 

梅雨の中休みとなった7月18日、シイラがそろそろ釣れないかと浮いて来ました。

 

プロフィッシュ45キュベレイ号で・・・

 

GO!

 

美しい朝焼け。この景色を海上から見れるだけで、もう来た甲斐があるってもんです。

 

ただ、状況としてはさほど良くはありませんでした。

 

夏場になると表層にベイトがうじゃうじゃいる場所なのですが、今日はかなりベイトが薄い。中層の反応も薄い。

 

シイラの跳ねが、見えない・・・。

 

やはり梅雨の長雨の影響でちょっと水塩っぽくなっている。

 

だめか。今日はシイラ釣れないかな!?っとちょっとがっかりしていたら・・・

 

先行して出ていたホビーカヤックの方に挨拶をしたら朝イチ、いきなりシイラが釣れたそうです。

 

いるじゃーん!

 

やはり一人より二人、他のアングラーがいると状況を教えてもらえるのも良いところですよね。貴重な釣果情報ありがとうございましたm(_ _)m

 

数は少ないものシイラは回っている。そういう時は往々にしてけっこうサイズがいいことも多い。良い方に考えよう。

ペンペン群れ群れだと大型の前にペンペンにアタックされてしまいますから。

 

よし、シイラ狙ってくぞ!

 

朝日に向かってキャスト開始〜

 

ルアーはペンシルベイト。フラックフライ145とマグナムスキマーをローテーションさせていきます。

 

フラックフライはシーバスでよく110を使っていますが、145もめちゃくちゃいいです。ドッグウォークからスキップ、あとはロングジャークでダイブさせると水中をブリブリっとウォブリングして浮上する。

 

ボリュームがありつつ、ウエイトはけっこう軽く38gなのでライトタックルでも扱いやすい。僕はちょっと適合ウエイトオーバーですがKFゴルゴでも投げちゃっています。

 

マグナムスキマーはバス用ルアーですが、ドッグウォークの水押しが強いので凪の日は海でも多投しています。

 

しかし、シイラの跳ねがないので居所がなかなかつかめません。

 

潮目や漂流物を見つけてはカヤックを止めてキャストしていきますが、トップに出ない・・・

 

シイラ釣りはとにかくキャストしながら、漕ぎながら、水中で追ってくる影や遠くの水面でのジャンプやもじりをどれだけ発見できるか「目」がものをいう釣りだと思います。また、背後にもボイルやジャンプがないか「耳」をすませておく。

 

釣りに集中しながらも広く大海原を観察する五感を駆使する釣り。だからまた面白いのです。

 

そうしていると、岸際でベイトが追われている雰囲気を発見!

 

急行します!

 

さっきまで水面がざわついていた場所をドッグウォークしていると・・・

 

チェイスチェイス!

 

食わない!

 

うわ〜

 

でも諦めないぞ。

しつこくそのエリアをトップ投げ続けていると・・・・

 

ドボン!!

ついにバイト!

 

乗らなかった〜(涙)

 

もう一投じゃー!

 

ドバン!

再びバイト!

 

また乗らなかった〜(涙)

 

この水面の攻防がたまらん。バイトが目で見える釣りならではですよね。

 

でも今、まさにこのエリアにシイラの群れが差している。ここで釣らないとやばいぞ。

 

そして、次の一投!

 

ついに食ったー!

 

バレたー!

ぎゃー!やってしまった・・・今日一番のチャンスを逃した(涙)

 

そんな感じで、バイトはもらうものの、トップで捉えきれないうちに・・・シイラが沈んでしまったのか水面の反応がなくなってしまう。

 

終わったか・・・(ガーン)

 

さっきの1本、しっかりフッキングしておくべきだったのだ。腕足らずでした。

 

しかし、水面の反応はなくなってしまいましたが、水中にはガーミン魚探で中層に大型魚が入った時特有の、線がヒュンヒュン飛んでいるような反応が映っています。

 

まさに、今このカヤックの下の中層から上にシイラがいることを示唆しています。

 

よし、フォローでメタルジグを落としてみよう。

 

コルジグプロト

 

こうなったらジグでもいいのでシイラを食わす!

 

何度かワンピッチでボトムから水面まで探って、クラッチを切ってフォールさせた刹那・・・

 

カヤックの横で大きいシイラがジャンプ!?

 

水面にいたじゃん!

 

いそいでコルジグを回収リーリング!

 

その回収の動きに・・・・

 

ついにシイラがヒットー!

 

ギュギュギュギューードラグ音が炸裂。ラインを出されまくる!

 

なにせこちらはPE1号のKFゴルゴです。シイラ相手に無理はできません。

 

でもカヤックならばライトタックルでもそこそこやれるのです。しっかり要所要所でプレッシャーをかけてあげればシイラはカヤックを引っ張って疲れて上がってきますから。

 

うぉ〜カヤックが回されていく〜

 

うひょ〜今度はこっちにひっぱってくのね〜

 

万力・最高!

 

これこれ、これを待ちわびていたのだよ!大型艇のプロフィッシュ45をぐんぐん引っ張っていくファイト・・・楽しすぎるよぉ〜!

 

ロッドを右に倒し、左に倒し、完全オープンウォーターなのでライン出しつつチャンスを見ては臨機応変にプレッシャーをかけていく!

 

最後まで抵抗を見せてくれるシイラちゃん。最高です!

 

よし!まあまあサイズだ!

この水中のシイラの鮮やかな色彩の美しきことよ・・・

 

ネット〜イン!

 

夏の訪れを告げる・・・・

 

シイラ獲ったどー!

 

サイズは85cmオーバー、90cmはないといったところ。

 

コルジグをがっつり食ってくれました。

 

初物ですし、シイラは意外と僕は食べるのが好きなのでキープさせていただきました。僕はシイラを西京焼きにして食うのです。このサイズなら、嫁さんと二人で食っても4日分の朝飯になるでしょう。

 

その後はシイラが完全に沈み、二度と表層に戻ってくることはありませんでした・・・

 

そうなってくると、最近定番のTGベイトにローテーション!

 

お土産釣りスタート

 

TGベイトのフォーリングでソウダガツオ

 

これまた夏の訪れを告げる魚が釣れましたね。僕はこのソウダガツオの竜田揚げが大好きなんです。三枚におろして骨を残さないようにしてブツ切り。それをジップロックの中で酒・醤油・にんにく・生姜で漬け込んで、片栗粉をまぶしてフライパンで焼く・・・これがまた美味いんですよ。

 

岸近くのカケアガリでヒット!

まずまずの重量感で上がってきたのは!?

 

オオモンハタGET

 

これは刺し身で最高です!昆布締めも美味い!

ヒットルアーはキャスティング湘南平塚店オリカラのTGベイト3Dホログラムグリーンゴールド!

 

さらにもう一匹!

 

今年はなんだかオオモンハタが好調です。

個人的にアカハタよりも食味が好みなので嬉しいことなのです。

 

まずまずサイズのオオモンハタが2匹、これで刺し身と昆布締め両方楽しめるぞ〜

 

11時には強風が吹いてきて終了!

 

今日はトップでは逃したものの、いいサイズのシイラも釣れたし、お土産釣りもまずまずで良いカヤックフィッシングとなりました。

 

欲を言えばトップで釣りたかった・・・またそれはこの夏の楽しみとして取っておきましょう!

 

目指せ、2019メーターオーバーシイラ!

 

獲物一匹ゴミ一個運動をして帰りましょう〜

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!

 

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今回のピックアップアイテムは・・・

 

GMガンナーネット Jr.(ディープタイプ)

 

ご購入はコチラ

 

今回シイラをランディングしていたのがこのネット。

 

この日の85cmぐらいのシイラならまだまだ余裕があるディープタイプなので大型魚でもしっかりランディングします。そして一般的なカヤックのフラッシュロッドホルダーならグリップが入り、落下しても浮く。ラバーネットなのでフックが絡みづらい。海のカヤックフィッシングでオススメのネットです。

 

個人的にこれまでいろいろなネットを使ってきて、このネットに行き着きました。もともとは以前使っていた管釣り用ゴムネットが浅くてヒラメを逃してしまったことから取り扱いを決めたアイテムなんですよね。

 

ガンナーネットJrディープタイプは、まさにこれからのカヤックシイラにも最適です!

フロッグのフライロッド発売!

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湘南のベテランカヤックアングラー・ささやんさんご来店!

 

レッドブル差し入れありがとうございましたm(_ _)m

 

ささやんさんから、kayak55のお店、冷房効きすぎじゃない?ってつっこまれました。

 

すいません・・・設定温度16℃でした(汗)

 

だだっ広い空間、天井の配管むき出しのどう考えても断熱が悪いこの過酷なkayak55のお店を冷やし続ける霧ヶ峰は凄い(笑)

 

ありがとう、霧ヶ峰!

 

さて!

 

今日は釣行記兼発売のお知らせです。

 

あのフロッグプロダクツがまた新しい提案をするロッドを発売しました。

 

クレイジーバーミンガム

カラーはグリーンとパープル!

 

なんと5.6ftのフライロッドです。

フライロッドとしては超異例のショートレングス。

 

ギルやバスを狙うためのフライロッドですが、もちろん渓流でトラウトを狙うのに使っていただいても構いません!

 

これはオカッパリではハングの下で振ったり、カヤックやフローターやボートで使用した時の使いやすさが考慮されています。

 

フライって難しそう・・・僕もそう思っていました。もちろん追求していけばフライはキャスティングはインストラクターがいてスクールがあるほどですから、奥がそうとうに深いのは間違いないです。

 

ですが、ちょっと投げてショートレングスでバスを狙うなんちゃってフライならそれほど難しくはないです。そんなノリで、フライをもっと多くの方に!という思いから作り上げられたロッドです。

 

とはいっても作りは超本格派です!

国産ブランク、負担の大きいバットガイドはSiC、フロッグらしい奇抜なカラーリングに差し色まで入ったスレッド、コルクグリップにウッドのリールシート、スクリューのリングでしっかりリールをロックできる。

 

表示としては#3ですが、#5ぐらいのラインでも十分キャスト可能です。

 

#8がマッチしてくるような大きめのバスバグなどにはかなりキツイと思っていいと思います。小型ならバスバグでもなんとか・・・それよりも個人的にはイワイミノーなどにベストではないかと思います。

 

フライフィッシングは自分でフライを作るのも楽しいです。

 

僕はこのクレイジーバーミンガムに#5のフライラインを合わせるので、#5のウェイトフォワードのフローティングラインで使いやすいサイズの自作フライを作ります。

 

フライもバスパターンがたくさん存在して、昔はフライタイイングの本などを買わないと作れなかったものも今はネットやユーチューブに情報が集まっています。本格的にバイスを使ってマテリアルを買って、そういうものを作るのも良いと思います。

 

ただ、僕は以前一度フライタイイングは挫折した経験があり(涙)

 

今はこういう簡単な、なんちゃってフライを作っています。

 

バシフナバグ(笑)小サイズ

#5フライライン対応

 

バイスも不要で超簡単に量産できます。

 

そんな大層なものではないのですが、この作り方はまた後日・・・という感じなのですが、元ネタは小林重工さんのギル・バス用フライです。小林重工さんのフライを参考に、自分なりにフックサイズとボディサイズをアップして、素材を変えて作りました。

 

小林重工さんのマットソニック理論を噛み砕いてエッセンスに加えているつもりです。

 

魚に違和感を感じさせないこと・・・例えば池に石を投げれば魚は驚いて散っていきますが、同じ大きさの虫が水面に落ちても魚は逃げないと思います。

 

上のフライのような極限まで軽いモノは着水音がまさに虫などに近いと思います。(プラスチックやウッドやワーム素材の虫ルアーよりはるかに)そういうものはスピニングリールでも投げられないですから、フライやテンカラしかないのです。

 

バスという魚は例外で、ボチャンと大きいものが落ちてくると好奇心や縄張り意識から襲いかかってくることもあるから面白いところ。だからこそビッグなトップウォーターやミノーのジャーキングなどのリアクションの釣りが成立します。

 

とは言っても、バスも魚類である以上、餌っぽいものを自然とパクっと食べちゃうっていうことが基本としてあると思います。

 

せっかくフロッグのテンカラ竿やフライロッドが発売されたので、今年は僕はバスフィッシングに関しては、その「魚に違和感を感じさずに自然とパクっ!」っていうフライならではの釣り方を試行錯誤しながら取り組んでいこうと思います。

 

フロッグはテンカラもできる延べ竿「ホリデーマイスター・バックパッカー」を発売したのも最近のことですが、本当に意欲作をどんどんリリースしてくれますよね!

 

ちなみにいろいろ試していく中で、そのフロッグのテンカラ竿のホリデーマイスターバックパッカーには#8のフライラインを接続しても振れるということが分かってきました。

 

ですので・・・

 

ホリデーマイスターバックパッカーでテンカラバスをする時用に大きめのバシフナバグを別途作りました。

 

バシフナバグ(大)

#8フライライン対応

 

これまた超適当な、なんちゃてフライ・・・

 

でも、こうしていろいろ考えて自作している時間がまた楽しいんです!

 

フライロッドが届いたので、今日はさっそくこの2本の竿を持って朝マズメだけちょっと行ってきました。

テンカラロッドのバックパッカーには#8フライライン+0Xテーパーリーダー7ft。

フライロッドのクレイジーバーミンガムには#5フライライン+2Xテーパーリーダー7ft。

 

※ちなみにリールはフロッグ秋山さんから借りたプロトタイプです。フライリールの発売はまだちょっと先になるそうですが・・・めちゃくちゃかわいい!

 

前半戦はボリュームのあるバシフナバグ大の方でアピールしていきたいので、ホリデーマイスターバックパッカーでのテンカラゲームでスタート。

 

濁ってる上に泡が浮いていて水質悪し!う〜ん、夏ですね〜

 

ちなみに、カヤックはフライラインの処理でトラブりにくいシンプルなバイキングカヤックのニモシングルを使ってみます。

 

カヤックを岸際に静かにアプローチし、テンカラを振っていきます。

 

すると・・・

 

のっけから小バスやギルのバイトがある!

 

しかし・・・小さい魚につつかれるぐらいではバシフナバグ大は乗らないのです。

バシフナバグ大のフックは太刀魚用の3/0。レギュラーサイズ以上のバスしかかからないでしょう。

 

そして、投げ進めていくうちに・・・そのレギュラーサイズのバスが一度見に来た!が・・・Uターン。う〜ん、カヤックの気配を悟られた。

 

テンカラはキャスト範囲が決まってしまう超至近距離のゲーム。いかにカヤックを静かに近づけられるかがポイントですよね、

 

最近練習をしていくうちにだんだん長いラインでも扱えるようになってきたのですが、それでも射程はロッドの長さまで入れてせいぜい6mといったところです。

 

そうしていると・・・

 

ついに

 

バイト!

 

乗らない!

 

うわ〜今完全にバスだったけどな〜

 

どうも今日は水質がかなり悪く、バスやギルがいる場所もそうとう限られています。とにかく泡が浮いていなくて水質が良いところでしかバイトがない。

 

良い水質のところを集中的に撃っていく。テンカラは手返しの良さは最強です。なんども同じ距離で打ち直せる。

 

そして・・・

 

小移動しようとバシフナバグ大を回収していると・・・

 

回収中に突然のバイト!

 

水中に持っていかれるバシフナバグ大!

 

うわっ!回収中だったのですでにロッドが立っていてアワセしろがない。

 

しょうがない・・・

 

いそいでラインを手でたぐる(笑)

 

ぷかーん・・・無常にもフライだけが浮かび上がってきました。

 

フッキング甘かったー!

やってもーたー!

 

まずロッドの角度が敗因のひとつでした。バイトがあった時にしっかりアワセを入れられるようにティップを低い位置にしていなければいけなかったのだ。ピックアップ時も油断してはいけないな。

 

あとは、自作フライのバシフナバグ大の構造的な問題もありそうです。バスの口にすっぽりと入らなかった。これは浮力が高すぎるのかもしれない。ちょっと形状と浮力の再考が必要ですね。

 

このフライの改良を家でやる時間もまた楽しいんです!

 

テンカラで釣り上げることができないままに日が上がってきてしまいました。この時期、7時を回ると灼熱になってきます。

 

そろそろ折り返そう!

 

折り返しはフライロッド・クレイジーバーミンガムに持ち替えてキャストしていきます。フライはバシフナバグ小にだいぶサイズダウン。

 

クレイジーバーミンガム・・・僕はフライはド素人なのですが・・・そのド素人が振っても!

 

スルスル〜っとラインが飛んでいきます。

なんだかキャストが上手くなったような錯覚をおぼえますね〜

 

超ショートロッド、めちゃくちゃ投げやすいです!

カヤックからのバスフィッシングの距離感なら十分すぎる飛距離が簡単に出せる。

 

いい!

 

これは楽しい!

 

テンカラも楽しいですが、フライも楽しい。これはまた面白いカヤックフィッシングの可能性の広がりを感じるぞ〜!

 

途中途中、ギルのパチンっ!っていう突っつくバイトをもらいますが、乗らない。

 

バシフナバグ小は以前テンカラでも使って猛烈にブルーギルを釣っていますが、実は今回からフックを見直してバスフィッシングの虫系ワーム用フックにしたので、小さいギルはなかなかフッキングしなくなったのです。

 

そろそろ出艇場所に戻る寸前・・・

 

ついにヒットが!

 

手でのファイト・・・まさに究極のダイレクトな釣りだ!

 

いい出かたをしたので、最初は小バスだと思ったのですが・・・

 

結果はいつもの・・・

 

ギルちゃんでした〜

 

でも、嬉しいクレイジーバーミンガム初フィッシュ、良しとしましょう!

 

バシフナバグ小についてはフックのバランスも含めて完成形と言っていいかもしれない。

 

朝8時で朝練終了!

 

ギルでも嬉しいんですが・・・

 

やっぱしバス釣りたかった・・・(笑)

今日テンカラで逃した魚が実はめちゃくちゃ悔しいので、次の定休日の月曜は海が凪いでいてもフライでバスに行こうと思います!

 

それに向けて、週末にバシフナバグ大をいじって改良しておこう!

 

今日遊んでくれた川とギルに・・・感謝!

 

 

【今日のピックアップアイテム】

アメブロが商用リンクOKになったということで、当日使っていたアイテムをご紹介するコーナーを作りました。(今後、重複したりあると思いますが・・・・)

 

今回のピックアップアイテムは・・・

 

なんといっても!新発売の

 

フロッグプロダクツ

クレジーバーミンガム

 

ご購入はコチラ

 

市販としてはなかなか無い超ショートレングスのフライロッド。カヤックから使いやすい、こんなかゆいところに手が届く仕様のロッドを待っていました。

 

色合いも含めて、めちゃくちゃ可愛いです。僕はパープルを買いました。

 

ぜひカヤックからのフライフィッシングの可能性を一緒に開拓しませんか!?

秋になったらイワイミノーでカヤックからシーバス釣るのもいいかもしれませんよ!

バイキングエクストラクッションシート

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カルビーのポテトチップス

 

カルビーのポテチ、子供の頃から大好物。

 

僕が幼少の頃はまだビニールの袋で一部が透明で中身のポテチが見えていたような。いつからアルミになったんだっけか。

 

ポテチが好きすぎて小学5年の時に自由研究でカルビーのポテチと牛乳を合わせて食べた時の栄養価の素晴らしさをまとめてみんなの前で発表したんですね〜(どんだけポテチ好きなんだ!)

 

その頃の名残で、いまだに僕はポテチと牛乳は必ずセットになっています。

 

そのカルビーが!

 

祝♫70周年!

 

ちなみにkayak55.comは10周年です。

カルビーとの差・・・60年・・・

 

カルビーの偉大さを感じるホエールです、こんにちわ!

 

さて・・・

 

今日は入荷情報です。

 

なんと、バイキングカヤックから新しいシートが発売になりました。

 

その名も・・・

 

バイキングエクストラクッションシート

 

販売ページはコチラ

 

もちろん従来からのリーズナブルで必要十分なバイキングデラックスシートも継続ですが、通常のシートだとお尻が痛いとか腰が痛くなるといった方にオススメとなる、フォームが分厚いタイプのシートです。(お値段はその分上がります)

 

フォームがかなり分厚いですが、お尻の奥に向かって薄くなっていくので、実際はさほど重心は上がらずカヤックが不安定になるようなことはありません。

 

実はこのシート、発売するだいぶ前、今年の年明けよりテスト的に使わせてもらっていました。

 

もともと、自艇ではプロフィッシュ45と忍を所有していますが、艇を乗り換えるたびにシートのベルトを調整するのが面倒だと感じていたので、プロフィッシュ45にはフィールフリーアングラーシート、忍にはバイキングエクストラクッションシートをそれぞれ専属にすることにして、主に忍でテストしてきました。

(ちなみにまた別の機会に紹介したいのですが、ローバックではフィールフリーアングラーシートはとても優れたシートです!)

 

真冬の雪が舞う今年の年明けシーバスでも既にエクストラクッションシートを使用していました

 

今年の僕のブログで忍を使っている写真をよく見ると、実は僕が忍(ジ・O号)に乗っている時には実は常にこのシートがくっついていたのです。

 

先日の海上保安庁さんの実証実験でつけていたのもこのシートです

 

豪華シートでありながら、実はパドリングがとてもしやすかったです。

 

カヤックフィッシングジャパンカップで忍(ジ・O号)に乗ったタツノリ君が使っていたのもこのシートです。腰ががっちりホールドされています。

 

試乗会パドリング講習での使用も含めてそうとうな数フィールドに出てきましたので、耐久性も合格点と言っていいと思います。(もちろんモノである以上、いつかはダメになりますが)

分厚いフォームでありながら、適度で快適なホールド感で漕ぎやすい。なかなかいいです!このシート!

 

もちろん、シートをアイレッツ4点で引っ張るタイプのカヤックならバイキングカヤック以外のカヤックにも適合します。

 

また新たなシートの選択肢が増えましたね!

 

ぜひよろしくお願いします!

釣り無しのツーリングでも楽しいニモ2+1

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昨日も相変わらず最近ハマってるテンカラ&フライで朝練に行ってきました。

 

テンカラは6ftのホリデーマイスターバックパッカー、フライは5.6ftのクレジーバーミンガム。いずれもフロッグのロッドなのですが、ショートロッドでのフライゲーム、めちゃくちゃ楽しくて、今ドハマりしています。

 

前回テンカラにバスが待望のバイト!しかし、水中に自作フライ「バシフナバグ」を持っていかれたのにフッキングに至らず・・・

 

そこで、バシフナバグを改良して浮力調整して望みました。

 

そして、遂に!

 

朝イチ数投目でテンカラにバスがヒット!

 

しかし・・・艇の横まで寄せたのですがバラシてしまいました(号泣)

 

テンカラはリールが無いので、最後はラインを掴んで寄せることになるのですが、ここでバラしてしまったのです。課題はファイトにもあったのです。

 

ただ、バスの雰囲気は日の出直後の一瞬だけでした。日が登ると灼熱地獄!7時の段階で汗ダラダラでした。

 

そこで、後半は癒やしのフライゲーム

 

カヤックからのフライも楽しいです!

 

フライではちょうど飽きないぐらいにたまにギルバイトが出てくれます。

 

ギルちゃんは裏切りません!

自作フライパターンで釣れると小さい魚でも嬉しいのです。

 

前回はバスはバイトのみ。今回はフッキング〜ファイトまでいったということで、着実に1歩づつ前進してます。次は今回の課題となったテンカラのファイトを克服して、バスを釣り上げるぞ〜!

 

さて!

 

今日はお客様からとても楽しい写真をいただきました。

 

掲載許可をいただきましたのでご紹介します!

 

ハンドルネーム【U】さん

【コメント】

昨日、一昨日と二連ちゃんで娘と中禅寺湖に行って来ました。KFも楽しいですが、早朝の鏡の様な湖面で静かな時間を過ごすのもとても素晴らしいものでした。

ボートハウスから、千手が浜まで往復してきました。

これからも、沢山の思い出がつくれそうです。

ニモ2+1は家族持ちには最高の相棒です!

今後とも宜しくお願いします。

 

Uさん、カヤックツーリングのレポートお寄せいただきありがとうございます!

 

まさに理想的なニモ2+1の使い方です。楽しそう!うらやましい!

 

お嬢さん、がんばりましたねー!ナイスパドリング!

 

カヤックを体験するなんて普通のお子様にはなかなかできないことです。ですが、お父さんがニモ2+1を持っていればたくさん一緒に楽しめちゃいます。

 

ちなみに、中禅寺湖は今回のUさんのようにカヤックでのツーリングはできますが、カヤックからの釣りはできない湖なのでご注意ください。

 

私も昨年の秋に同じようにカヤックはOK、カヤックフィッシングはNGという条件の西湖でキャンプ&カヤックをしてきたのですがとても良かったです。まだ中禅寺湖は行ったことがないですが、お写真を見て本当に行きたくなりました!

 

昨年の西湖のツーリング(西湖はカヤックからの釣りはできない)

 

カヤックから釣りができなくても、景色の良いところでツーリングするだけでも最高ですよね!

 

シットオントップカヤックの楽しみ方は釣りだけではないのです!

 

特に夏休みは家族で水遊び、最高です!

 

ニモ2+1はお父さん単独でカヤックフィッシング、家族やカップルでのツーリングにと、本当にいろいろと遊べる素晴らしいカヤックですよね。

 

本当に素敵なお写真、ありがとうございました!

 

湖に関しては、湖ごとにルールが決まっていますので、あらかじめ確認した上で行くことをオススメします。

 

◆例えば中禅寺湖、西湖、精進湖、本栖湖、亀山湖のようにカヤックはOKだけどカヤックからの釣りはNGなところ

 

◆河口湖や山中湖のように遊漁券を買えばカヤックからの釣りがOKなところ。

 

◆芦ノ湖や高滝湖や榛名湖や三島湖のように遊漁券+出艇申請・料金でカヤックからの釣りがOKになるところ

 

◆片倉ダムのようにカヤックがそもそも出せないところもあります(マイボート持ち込み禁止系)

 

などなど!ルールに沿って遊んでいきましょう!

 

夏は高原の湖でカヤックは涼しくていいですよね〜!私も大好きです!

 

写真は芦ノ湖カヤックフィッシング(許可申請が必要)

 

そんな楽しい時間を作れるバイキングカヤック・ニモ2+1は最高のアイテムだと思います!

(写真はTEAM NWタツノリ君&タツノリJr.)

 

私はまだ子供が0歳なのでカヤックデビューはだいぶ先になりますが、すでにニモ2+1のカラーを何にしようか考えています(気が早い!笑)

セーリングイベントによる一部区域航行自粛のお願い

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ここ数日、バス朝練からの〜会社に出社からの〜出張が続き、パソコンにほとんど触れなかったのでブログ久々になってしまい申し訳ありません。

 

お盆中は台風の影響で海に出れないし、逆にお店にいる時間が長いので、ブログで紹介できるように作っていなかった動画づくりに励んでいこうと思います!

 

今日はお知らせになります。

 

先日、オリンピック・パラリンピック組織委員会・水上バイク、カヌー、SUP、ウィンドサーフィン等関係団体・第三管区海上保安本部・横須賀海上保安部による、「江の島におけるセーリングのオリンピックテストイベントに係る情報交換会」にkayak55のチャン松君が参加して参りました。そこで、下記の事前周知の依頼がありました。

 

神奈川県/江の島・逗子・葉山沖合海域で開催される東京五輪セーリング競技に向けて、運営・警備全てにおけるテストイベントが実施されます。また、その後にセーリングワールドカップが開催となります。

 

期間中、この競技エリア境界付近でのカヤック航行の自粛をお願いします

 

神奈川県の湘南地区をホームにカヤックフィッシングをされている方はぜひご注意をお願いします。

 

該当するイベント、期間は下記になります。

 

【神奈川県/江の島・逗子・葉山沖合海域】

■READY STEADY TOKYOセーリング[東京2020テストイベント]

開催期間:2019年8月17日(土)~8月22日(木) 12時から18時まで

 

■セーリングワールドカップシリーズ江の島大会

開催期間:2019年8月25日(日)~9月1日(日) 12時から18時まで

 

詳しいエリアは下記の地図をご参照ください。

開催当日は競技エリア境界付近に警備警戒艇・運営艇が多数配備され、当然船舶での警備等になるため、あくまでこの境界線は目安となります。

 

警備艇として協力されている逗子カヌークラブのjogoさんからも、ちょうどC5会場、名島の西側がカヤックフィッシングのポイントと重なるため注意が必要で、ぜひ周知をしてほしいとの連絡をいただきました。

 

つきましては該当する海域をホームグラウンドとするマリンレジャー愛好家の皆様方へ、当日この競技エリア境界付近での航行の自粛をお願いするとともに、同じ愛好家の知人の皆様への周知・拡散もお願いします。

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