まずお知らせです。
11月月末をもって・・・・
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kayak55真鯛ダービー
エントリー受付を終了いたしました。
毎年ターゲットを決めておこなわれるkayak55のフォトダービー、今年はカヤックアングラーから人気の真鯛ということで、過去最大のエントリー数をいただきました。
たくさんの熱いご投稿、本当にありがとうございますしたm(_ _)m
ちなみに、これまでのダービーで欠かさずエントリーをしてきた私ホエール・・・真鯛ダービーエントリーならず!(ガーン)今年は釣っても釣ってもエントリーサイズに届きませんでした(涙)
来年は何をターゲットにするかまだ決めていないのですが、来年こそはまたエントリーできるようがんばりたいと思います。
結果発表は・・・
12月中旬
を予定しています。
今年は過去最大のエントリー数だったこともあり、賞品もkayak55の低予算で申し訳ないのですが、頑張れる範囲でなるべく豪華にしたつもりです。
エントリーされた皆様、ぜひお楽しみに!
さて・・・
10月に悪天候続きであまり行けなかった鬱憤をはらすべく11月はシーバスに通ったわけですが、バシフナシャローのカヤックシーバスもいよいよ終盤となってきました。
ということで、自分的には今年最後となる湾奥バシフナ・シーバスレポートです。
まだ年末に向けて富津以南ではカヤックからシーバスを狙うことはありますが、今後は徐々に冬のカヤックフィッシングにシフトしていきます。関東の冬のカヤックフィッシングといえば、ティップランのエギング、甘鯛、ワカサギは例年どおりやるとして、今年は寒ビラメを新規ポイント開拓も含めて取り組んでいこうと思っています。あと、今年の冬は久々にカヤックからのウルトラライトゲームでメバルもやろうなと!
この釣行の少し前、kayak55のお店にこの人がやってきました。
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東京ベイゴーゴーの久保さんと笠原さん(HN.ややさん)
今後の展望などの興味深いお話をたくさん聞けました!
新進気鋭のシーバスルアーメーカーの東京ベイゴーゴーは人気急上昇中です。
ビッグミノーのヨカトキ、シャローランナーのダイナマ、シンキングペンシルの龍宮・・・すでに全国のシーバスアングラーさんが使って、釣りまくっています。
その東京ベイゴーゴーから、来年の春先には新しいルアーが登場するとのことなのです。
それが・・・
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コチラ!新作シンキングミノー
(名前はまだ秘密とのこと)
シンキングでスクエアリップ、フラットサイド気味のボディ、特徴的な上反りラインタイアイ。これはヤバそうです。
ただ引きでも釣れるが、テストでは日中にトゥイッチングでバリバリに釣れているとのことで・・・
これは・・・カヤックシーバスに間違いなく向いたモデルになることは間違いなさそうです。
つ・・使ってみたい!!
個人的に代表の久保さんとはカヤックフィッシングを始める前からのおつきあいで、過去にもたいへんお世話になりました。当時久保さんが作っていたルアーのオリジナルカラーも作ってもらったり。
そして、笠原さんとは、カヤックフィッシング黎明期から一緒にたくさん浮いてきました。ブルーライフのNPO活動も一緒にやらせてもらいました。
だから東京ベイゴーゴーのルアーは個人的に微力ですが応援してきたいのです。
なので・・・
だから・・・・
昔からのよしみで・・・
一個、この新作ルアー貸してください!(笑)
ってことで、笠原さんの分からひとつお借りすることにしたのです(半ば強引に!笑)
楽しみだー!
新作ルアーをはやく使ってみたくて、バシフナへやってきました。
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しかし・・・駐車場に入庫してみるもあいにくの雨と強風・・・
海に出れない!!
午後には凪いでくる予報なので、車で待機。
アマゾンプライムビデオを見てひたすら風待ちします。
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BOSCHが面白すぎるのです!
そんなこんなで11時過ぎて、ようやくなんとか出れそうな風になってきました。
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よし、いくぞ!
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持ってきたルアーはこれだけ。
なにしろ、今日は東京ベイゴーゴーの新作ミノーで釣ってみたいのです。
一応、フライフィッシングの道具も積んできましたが、今日のこの風ではフライの出番はないかも。
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さあ、出てはみましたが、やはりまだ風が強く沖には行けそうにない状況。しょうがないので、この秋は不調の岸から近いカキ殻の山を攻めてみます。
期待の新作シンキングミノーをキャスト!
おおぉ〜これはいいです。一見、引きおもりしそうかな?と思ったリップでしたが全然そんなことがなく引き抵抗が軽い。そして、トゥイッチが軽い力でビュンビュンできる!
すべてが軽い力で動く、いいぞ〜この新作!
しかーし!
風でカヤックが流されるスピードが速く・・・・気がつくとカキ殻山のトップに差し掛かっていて・・・
ガッっ!
なんと3投目ぐらいで痛恨の
根がかり〜
そ・・・そげなぁ〜
いくらラインを煽っても外れない。水深は1.4mで微妙に届かない。反対側に回り込んでも外れない。
やばい、やばいぞこれは。
貴重な新作シンキングミノーのプロトを無理言って借りてきたのに・・・
痛恨のロスト!
(しかも一匹も釣ることなく3投目で)
や・・・やっても〜た〜
僕はカヤックフィッシングを始めてからほとんどルアーのロストってないんですよね。正直、気に入ってるルアーは10年以上使っていたりしますから。それがまさかの一番やってはいけないルアーでやってしまった(号泣)
久保さん、笠原さん・・・・貴重なルアーをなくしてしまい本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
来年春に発売されたら必ず買います!
(すぐに笠原さんに電話を入れて謝りました)
正直、ショックで帰りたくなりましたが、こうなったら今日は東京ベイゴーゴーの既存のルアーで釣ることでお詫びするしかない!
しかし、風はなかなかやまず、沖に行けずに岸際で待機が続きます。
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ようやく沖に出れたのは12時を過ぎ。風が落ちるに伴って少しづつ沖へ。
予報ではこれから風はどんどん収まってくるはず。
しかし、このバシフナは駐車場の閉門時間が17時。それまでに着岸してカヤックカートで戻って片付けて着替えることを考えると粘っても15時30分ストップフィッシング。
つまり、あと3時間ぐらいしか実釣時間が残されていないのです。はたして魚が出せるのか!?
まだ水面がラフな状況が続いています。ここは少し潜らせて、実績と信頼のアトール・シフリンからスタートします。
水面が落ち着いてきたら水面直下系の東京ベイゴーゴーのダイナマや龍宮にスイッチしていきましょう。
すると・・・
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食った!
水深は2.3m。
やはりアトール・シフリンはバシフナのちょっと潮位がある状況では強い。
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68cmゲット
アトール・シフリンのkayak55.com十周年記念カラー
ブルーバックで人間から見たルアーの視認性のためにオレンジヘッドになっています。このカラーでなくてもシフリンはもともとよく釣れますが、このカラーは通常ラインナップにないアルミ貼り。日中の釣りでかなり効くことは間違いないです。
もっと大きいかと思うほどよく引いてくれた魚でした。やはりスポーニング前の晩秋の魚は、引く!
そして、この魚はお腹パンパンで白いヌメヌメが出ていました。もう完全に産卵直前プリスポーンです。こうなってくるとバシフナのシャローはシーズンが終わりが近いことを意味します。
今年は秋のシャローシーバス前半戦が台風の影響であまり出れなかったので、なんだかあっという間に終わっていくな〜
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ここで、同じく風待ちしていたプロフィッシュ45のmizuさんも沖に出てきて一時合流
今日の天候だと前述の通り、やれる時間は3時間。
たった3時間のためにこの海に出てくる同じモノ好きがいることが嬉しい!(笑)
その後、ぐんぐん風が落ちてくる。
そろそろ東京ベイゴーゴーのルアーにシフトしていけそうだ。
龍宮80はすでに今年、この場所で水面直下の鬼トゥイッチが効果的だということがわかっていますが、今日の状況だともう一枚はレンジを下げた方が良さそうです。
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今日はダイナマ90SSPでいこう
ダイナマ90SSPは今年発売されたルアーで、手に入れた時には春のバシフナのシーズン終了だったのでまだ釣ったことがありません。まとも使うのはほぼ初めてに近いです。
キャストして分かる、このルアーの完成度の高さ!
まず、タングステン重心移動なのですさまじく飛びます。シングルハンドのショートロッド・KFゴルゴに古いアブのリールでも抜群の飛距離。
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KFゴルゴとのウエイト感の相性がいいので振り抜けが最高です。キャストがめちゃんこ気持ちいい!
趣味である釣りにおいて、キャストフィールってとても大切な要素です。
そして、巻いて驚きました。
ちょっとファットめなボディと立ち気味のリップから正直「潜るピットブルなのかな?」と思っていたのですが、これがまた完全に別のルアーでした。
形状からウォブリングでブリブリ系かと思ったら、ヌメヌメ系ウォブリングで引き抵抗が少なく、お尻フリフリではなくボディ全体で水を逃しながらアクションするのでナチュラルです。
速めのリトリーブでもいけるし、トゥイッチでもテーリングすることなく、実にカヤックフィッシング向きではないか。
このルアーは想像よりだいぶレンジが入る。
今日は持ってきていませんが、依然僕の一軍ルアーの座に君臨するピットブルやマングースとレンジもアクションも違うので使い分けが効くということです。
これなら、今日の状況でも釣れる。そう確信していたら・・・
ゴッ!
突然のバイト!これこれ〜このバイトのカイカン。シーバス最高です。
このシャローの楽しいカヤックシーバスがそろそろシーズンオフっていうのがちょっとさみしいな〜。次にこのバシフナで釣れ出すのがアフターの早い群れが日中に捕食しだす1月末だと思います。
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久保さん、笠原さん、ダイナマ釣れます!
小さいですが、やはりプリスポーンの個体でよく引きました。
なるべく早急にリリース!
潮がなるべく走っているところを探してはダイナマを通す。
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ヒット!
ダイナマ連発〜
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顔に飛沫が飛ぶ目の前でのエラ洗いファイト!
このカイカンはカヤックフィッシングかウェーディングでしか味わえないでしょう。最高です!
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この魚は産卵に関係なさそうな居付き系ほっそり魚体でした
今日は貴重な東京ベイゴーゴープロトをロストしてしまいましたが、ダイナマ90SSPでリベンジしたぜ!
これでけっこうお腹一杯。
今日が秋の湾奥シーバスは最後になりそうなので、ここからは水面で出ないかやってみます。
トップウォーターにシフト・・・出ない!
いくらやっても出ない。う〜む、最後はトップで釣りたかった。
さらに後半に風がぴったりと収まったので・・・
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一応持ってきたフライフィッシングへシフト・・・出ない!
今回はチェイスすらもなく・・・
後からmizuさんに聞くと、バイブレーションで連発して8本ということでした。今日の短時間で8本はやばい!朝から出来ていれば20本ぐらい釣れているペースということです。さすがバシフナローカルのmizuさん、釣りますね〜
そのパターンを聞くと、ちょっと今日は冷たい雨と強風でレンジが深かったんですね。トップも、そしてフライもどうしてもほぼ水面直下の釣り、今日は水面まではなかなか出てくれない日だったのだと思います。
それはそれでしょうがない。やってみなければわからないのが釣りですから。
シーバスは、いつでも人間の都合に合わせて食ってくれるわけはない、だから面白いのです。
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15時を回ったので帰着!
今年の秋は出撃回数は少なかったですが、ダブルスイッシャーで衝撃バイトをもらったり、東京ベイゴーゴーの龍宮80のシンキングペンシルパニックアクションでバイト連発があったりと新しい釣り方の発見もありました。
kayak55のお店から車で15分。こんなに身近にこれだけのシーバスフィッシングができる海があることはとても幸せなことです。
今日遊んでくれた海と魚と仲間に・・・感謝!
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獲物一匹ゴミ一個運動
駐車場に落ちていた3匹分のゴミを拾う。
来年の1月末から始まるアフターシーバスでは、やはりフライフィッシングがひとつの大きなテーマとなってきます。
春先の日中に動き出したシーバスは夜にバチを食って体力回復してきた個体が多い。魚の脳内にバチの捕食の記憶がまだ鮮明にある状況だと日中でもフラフラと遅く動くもので食わせやすい。ルアーでも春にはワンダーただ巻きとか強いですから。
秋よりもフライに良い反応をしてくれそうな予感がしています。
いまから楽しみだ〜
それまでにフライのキャストを練習しておこう。絶対にモノにするぞ!魚との出会いをより感動的なものにするために。
広大な三番瀬の干潟よ、今年もありがとう。
そして来年もよろしくお願いします。