Quantcast
Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
Viewing all 1358 articles
Browse latest View live

カヤック・タチウオゲーム

$
0
0

今年はバスとブルーギルはフライ&テンカラで楽しみました。結果はあまり釣れなかったですが(ギルは爆釣)、自作の簡単フライ「バシフナバグ」でバスを釣り上げることができ、ますます可能性を感じてしまいました。

 

そして秋はカヤック・フライフィッシングでシーバス!

 

をひとつのテーマとしていこうと目論んでいたのに、台風続き、荒れ続きでスタートが大幅に遅れてしまいました。11月からの一ヶ月がシャローシーバスは勝負だと思って、取り組んでみたいと思います。

 

今、その下準備をしています。簡単シーバス用トップウォーターフライ

 

バシフナポップ量産中

 

ほんとに釣れるかは・・・分かりません(笑)

 

なにごともトライ&エラー、やってみましょう!

 

さて!

 

今回はルアーのキャスティングゲームです。

 

秋のカヤック・タチウオ

 

に行ってきました。

 

タチウオって本当に神出鬼没のターゲット。いる時はいるし、翌日になるとすっかり群れ自体が消え失せている・・・なんてことはザラ。

 

私ホエールはカヤックをやる前は東京湾の神奈川側での陸っぱり、そして遊漁船ではタチウオはけっこうやっていました。

 

しかし、カヤックからなかなか逢えないターゲットだったのです。

 

ところが今年はなんだか東京湾でタチウオが湧いているらしい。たしかにインスタを見ても陸っぱりからいろいろな方が爆釣しています。

 

これなら・・・カヤックからいけそうではないかと思っていました。

 

ネックだったのは台風19号によってその状況が変わってしまったのではないかという点でした。こればかりは行ってみなければわからない。

 

もともと一人で釣行予定を入れていた10月21日。前日にkayak55のお店にご来店いただいたブログ「陽気にカヤックフィッシング」のコロニャーさんもちょうど釣行予定とのことで、急遽、一緒にカヤック・タチウオに出撃することになったのです。

 

コロニャーさんはバイブレーション「通称・コロバイブ」を自作されています。

1ついただいてしまいました!

 

コロニャーさんは昔からのベテランカヤックアングラーさんで、昔はよくご一緒させていただいていました。以前、伊豆でご一緒させていただいた時、コロニャーさんが釣り上げたホウボウをカヤックの上で締めたら、その血におびき寄せられたシュモクザメに囲まれてキモを冷やした・・・なんてこともありましたね。僕とコロニャーさんは無言のままお互いに目配せをして、同時に足をカヤックに入れて、そーっとパドリングしてその海域を離脱しました。阿吽の呼吸でしたね(笑)

 

僕も結婚して子供ができて、おかげさまでkayak55のお店も忙しく・・・さすがに独身の時のようなカヤックフィッシングへのフットワークの軽さがなくなってしまっています。(今はその限られた時間の釣行に集中することを楽しんでいますが)

 

そうなると、土日に皆さんの釣りに合流!とかがなかなかできなくなっていて、自分のカヤックフィッシングは現状、平日の仕事前朝練とかがメインになって、ほぼ単独釣行になっています。

 

ひとりでプカンと浮かぶ、あの心許ない感じ・・・単独釣行での海の上の空間って完全なる孤独です。現代社会ではなかなか味わえない貴重な孤独感。それもまたカヤックフィッシングの魅力でもあります。

 

でも、仲間と浮くカヤックフィッシングは楽しい時間を共有できるというまた別の素晴らしい魅力があります。みんなでワイワイとカヤックフィッシングの開拓をしていた、あの頃のカンジ。それはとても懐かしくもあり、とても大切なものです。

 

だからこそ、久々のコロニャーさんとの久々の釣り、楽しみです!

 

10月21日朝、日の出の出艇を前に浜で艇を準備していく。

コロニャーさんはホビー・アウトバック。

僕はバイキングカヤック・プロフィッシュ45 キュベレイ号。

 

自然相手の趣味ですから、釣果は期待を上回ることもあれば、まったく空振りに終わることだってあります。でも、この出艇前の時点ではどちらに転ぶか、まったくわからない点がいい。

 

まさにこれから!っていうのが・・・いい!

 

この時間の高揚感はなにものにも替えがたいのです。

 

前述の通り、タチウオは水モノ。もしタチウオの群れがもし消え去っていたらどうしょもないのです。その時はボトムの釣りに切り替えてヒラメ、もしくは浅場でシーバスを狙いましょう。

 

コロニャーさんはルアーも自作ですが、竿まで自作。ルアーをキャスティングできる和竿です。

せっかくの趣味の世界、ここまで突き詰めていきたいもんですよね。

 

朝日を浴びてGO!

 

少し移動して数投目、水深5mに蛇行した反応。ザバイブでなめてみると・・・

 

なんと、いきなりのヒット!

 

上がってきたのは指3本ちょいのタチウオ。

いきなりの本命ゲット・・・まさかこんなにうまくいくとは!

 

タックルはKFゴルゴ、リールはアブ・アンバサダー4601Cガンナー、ルアーはアトール・ザバイブ。お気に入りの道具で遊べる幸せよ。

 

少し前まで使っていたアブ・アンバサダーUC4601C DUAL2DEAL2を最近使っていませんね!?って聞かれることがあるのですが、今でもとても気に入っているリールではあるのです。まだまだ使えるUC4601C DUAL2DEAL2は家に3台もあります。

 

でも、アンバサダー4601CガンナーはSAWAFUJIさん、FURAIBOUさん、GAOさんの3人の方から去年一昨年で計3台もお古をいただいたのです。人からいただいたリールはやっぱり思い入れがより入ります。ということで、今はアンバサダー4601Cガンナーの3台を、ローテーションしながら使わせてもらっています。

 

そして、僕のすぐ前で浮いていたコロニャーさんにもヒット!

 

今日はタチウオ・デーだ!

 

なに、この出来すぎなスタートは!?この海には久しぶりに浮くのですが、どうやら暖かく迎えてくれたようです。この秋〜冬はコノシロゲームのランカーシーバス狙いの釣りで、この場所にはまた通う予定です。その時もどうぞよろしく!

 

さらに、指4本クラスがきた!と思ってファイトしたら途中から横走りをしておかしいなと思ったら・・・

 

イナダもヒット

 

鉄板バイブってなんでも釣れるなぁ〜。

この場所は水深3〜8mぐらいがメイン。マゴチ・ヒラメからシーバス、タチウオ、青物などをリトリーブやジャークを変えれば1本で狙うことが可能になる25gのザバイブはとても使い勝手がいいです。

 

その場所ではアタリが止まり、ここで一旦、コロニャーさんと別れて単独で大移動してみます。実はちょっと今後のシーバス釣りの参考までにコノシロの群れも探しておきたかったのです。しかし、コノシロは見つからず。

 

タチウオ釣りに集中することにしてみますが、朝イチ、水深5mで釣れたのでそのレンジにこだわりすぎました・・・

 

移動先でバイトがほとんどもらえず、かろうじて3〜4本追加。

 

沖のほうにコロニャーさんが見えたので、近づいていって状況を聞くと・・・

 

「ホエールくん、7mラインだよ、もう30本ぐらい釣ったよ」

 

ええーーー!30本〜!

僕まだ4〜5本ですよ・・・(涙)

 

すごすぎる!

 

ここから、コロニャーさんの釣れた水深を参考に、7〜8mを中心に流しだしてからが最高でした・・・

 

連発です!

 

鉄板バイブレーションのリトリーブスピードも分かってきました。やっぱり釣れなければその釣りの本質は分かってきません。たくさん釣ることでだんだん見えてきます。

 

今日に限ってかもしれませんが、ジャークを入れると食わないのです。鉄板でボトムを取ってからミディアムファストぐらいのけっこう速めのストレートリトリーブがよかった。(どうも食うのはけっこう上の方みたいなのでボトムをとらなくてもよかったかも)

 

ちなみに・・・

 

コロニャーさんは僕の3倍のペースで釣り上げるのです!

こればかりは腕という他ないです。

 

タチウオ釣りって、遊漁船でもそうですが、腕の差が顕著に出る釣りですよね。僕は正直、バラしまくりでした。

 

コロニャーさんはさきほど紹介したバルサ製バイブレーション「コロバイブ」を使っています。これがまたリアクション系の鉄板バイブとは違う、弱った魚を演出するような動きなんです。それも当たってましたね〜

 

コロニャーさんは途中から全てリリース。

 

僕も嫁と2人では食べきれないので、途中からリリースしていきました。

 

ザバイブの色はどうやら関係ないみたい

それよりもリトリーブスピードが大切だったな〜という感じ。

 

とにかく僕はバイトがあっても乗らない、ヒットしてもバラす・・・これが多かった。もしかすると本気で数を稼ごうと思うと、もう少しティップが柔らかいロッドがいいのかもしれません。

 

いや・・・それは言い訳・・・腕だな(笑)

 

僕は駿河湾で浮く時とか、タチウオを探してみたことが何度かあるのですが、魚探にほとんどとらえることができず難しいな〜という印象だったのですが、今回のような10m以内の浅場の釣りだと魚探でバッチリ捉えていました。魚探になんの反応もない場所ではやはり食わなかったです。

 

釣れている時はだいたいこんな感じの反応が出てます

 

今回、惜しむらくは動画カメラのレンズが曇ってしまっているコト・・・YOUTUBE動画にもしたいのですが、ちょっと厳しいかも!?

 

後半に釣れたこの一尾が指4本ぐらいででかかった!

 

最後はコロニャーさんからいただいたコロバイブでなんとか1本釣りたくてがんばったのですが・・・

 

僕がコロバイブで1本釣ったら上がりましょうということになったのに、釣れない!

 

これはコロバイブが悪いわけではないのです。現にコロニャーさんはコロバイブでこの日、爆釣しています。

ゆらゆら系の動きのバルサバイブ、僕は使い慣れたブリブリ系の鉄板バイブからの切り替えがうまくできなかった。

 

しかし、最後に!

 

コロバイブについに食わせた!

 

が・・・艇の横でバラす(涙)

 

これにて12時なので終了!

 

無事着岸!

 

終わってみれば・・・

 

コロニャーさん午前中だけでなんと44匹!

(持ち帰り以外は全てリリース)

 

僕は適当ですが、たぶん15匹ぐらいでした。

 

つまり、トリプルスコア!

 

いや〜腕の差が顕著に出ましたね。これもまたコラボ釣行ならではです。もし今日一人で浮いていたら15匹、爆釣だよな〜ウヒヒヒ!で終わってしまっていたところです。うまくやれば40匹以上釣れた日だった。それがわかるのも同じ条件で一緒に釣行している方がいるから。

 

やっぱり複数名でのカヤックフィッシングはより経験値が高まります。

 

まあ、15匹でも十分すぎる釣果に満足です!

まさかこんなに本命が釣れるとは思っていませんでした。珠玉の一日になりました。

 

カヤックフィッシングは、続けていれば、必ずたまにこういう爆釣に遭遇することがあります。だからこそ夢があるし、やり続ける価値がある趣味だと思います。

 

【おまけ】

獲物一匹ゴミ一個運動

 

今日はさすがにコロニャーさんは44個のゴミは難しいので(笑)目につくゴミを拾いました。

 

僕は釣果が少なかったので15個きっちりと(ちょっと悲しい・・・)

 

そして、家に帰ってからがまたお楽しみ!

 

今回、僕は釣れたうちの6匹ぐらいを持ち帰りました。まだホエールJrは離乳食なので夫婦ふたりでとなるとそれでも多すぎるぐらいでした。

 

この時期のタチウオ、かなり脂が乗ってましたよ〜

 

適当にぶつ切りにし

 

大名おろしにし

 

皮付きで細切りにした刺し身に

 

皮をひいて刺し身に

 

細かく刻んでにんにく、生姜、ネギ、味噌でなめろうに

 

オーソドックスに塩焼きに

 

あと、写真を撮り忘れてしまったのですが、キノコとバターともやしでホイル焼きにして、仕上げに昆布ポン酢!これも美味かったです。

 

そして、なんといってもスーパー激ウマだったのが・・・コロニャーさんから教えてもらった調理法。

 

骨をきっちり取って小麦粉をまぶして焼き、スーパーで売っているうなぎのタレで仕上げる

 

蒲焼き!最高すぎでした!

 

まるでウナギのような食感。皮の感じがまたいいのです。

 

ちょっと花椒を振るとまた違った印象になって、これまた美味い。

 

いや〜蒲焼きかなりオススメかもしれません。ほんと、これは僕的には新発見でした。

 

家族から好評な釣りモノって、釣りに行く罪悪感(!?)が少し中和されて精神的にもいいですね!(笑)

 

今日遊んでくれた海と魚と仲間に・・・感謝!


バイキングカヤックからのお知らせ

$
0
0

昨日はバイキングカヤック工場に出張に行っていたのでブログ更新できませんでした。

 

今日はそのバイキングカヤックからのお知らせです。

 

まず、カラーについてのお知らせ。

 

工場の方でティールの素材が不足してしまっているとのことで、年内には材料が補充される予定はあるのですが、ティールを使ったカラーは大幅に納期が遅れる可能性があります。ティールを使用したカラーをご検討の方は一度、kayak55までお問い合わせください。

 

(ティールとはこの色です)

 

いい色ですよね〜。だからこその人気で材料が品薄となってしまいました・・・・

 

そして、いよいよ近づいてきました。

 

バイキングカヤック値上げについてのお知らせです。

 

先日もお知らせいたしましたが、バイキングカヤックは現状、10月1日の消費税アップでも値上げせずにお値段据え置きとなっていましたが、消費税対応値上げの予定が決まりました。

 

11月1日(金)

 

通常のメーカーさんから一ヶ月遅れにて、消費税10%対応の若干の値上げとなります。

 

ただ・・・kayak55ウェブショップは実質的な値上げとなるのは11月1日の夕方以降になりそうです。

 

なぜならば・・・私が手動で修正するためです(笑)

 

金曜日はもともと仕事前にカヤックフィッシング朝練をする予定があって、お店に戻ってくるのが14時頃。そこから通常業務をした上で作業に入っていくため、値上げとなるのはおそらく16時〜17時頃になりそうです。

 

11月1日からの新価格を発表します。

下記はすべて本体価格のみです(シート等の別売りパーツも値上げとなります)

 

オージーが

62,900円(税込み)

 

ニモが

79,900円(税込み)

 

ニモ2+1が

110,900円(税込み)

 

プロフィッシュ45が

139,900円(税込み)

 

となります。消費税による価格改定なので当然金額が高いカヤックほど差額が出ます。プロフィッシュで3000円ぐらいの値上げといったところでしょうか。

 

そう考えると、アジャスタブルエクステンダーあたりが買える金額なのでちょっと大きいですよね!

 

ちなみに!

 

忍はお値段据え置き!

 

99,900円(税込み)

 

※上記写真は私ホエールの忍なのでフラッグ等が純正ではないです。

 

これはバイキングカヤックの企業努力です。本体価格が10万円を切る価格を維持してもらいました。やはり桁が変わるって大きいです。ハードルが一段上がる感じがありますから・・・企業努力に感謝!

 

他、バイキングカヤックのパーツ。バイキングカヤックが正規輸入元となっているレイルブレイザ製品もこれまで消費増税分据え置きだったのですが、それぞれ微妙〜に値段が変わります。増税分2%アップするものもあれば、実はこの機会にお値段見直しで微妙に安くなるパーツもあったりもするので、ご注目ください。

 

これらも11月1日に手動で変えていくため、夕方以降に徐々に変更となります。

パーツ類は金曜日だけでは価格改定作業が終わらないかも!

 

パーツ類はさほどの金額ではないですが、カヤック本体はけっこう大きいですよね。もしこの秋にバイキングカヤックの忍以外の艇をご検討の方は11月1日の昼過ぎぐらいまでにご注文をいただけると若干お得です。

 

それはちょっと11月1日ジャストでは作業が間に合わないかもしれませんが、さらにいろいろとこのタイミングで変更が入る予定があります。

 

たとえば・・・

 

好評のカヤックと同時購入で少しお得となるレイルブレイザアイテムのセット「フィッシャーマンパック」にもバリエーションが増える予定とのこと

 

とか・・・

 

オージーが新艤装となるという噂も!?

 

写真は昨日のバイキングカヤック工場で見せてもらった試作品ですが、写真を見る限り、周りのグラブロープが廃止され、ラバーハンドルが標準装備になり、股の間と足元にスターポートが入ってますね。こちらも続報は分かり次第、追ってお知らせします。

 

消費税増税にてご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

聖地富津でジャーク&ジャーク

$
0
0

いや〜、今ひそかにダイエットしているのに・・・

 

まあ、ダイエットとは言ってもたくさん漕いで、夜だけ炭水化物抜きというぬるいものですが・・・

 

先日、釣りに行く前の車中泊の夜に外食することになり、久々に幸楽苑に行ったら

 

新プレミアムが登場するもんですから・・・

 

6個餃子ライスセットとか出てるもんですから・・・

 

夜飯、ガッツリ食べちゃったじゃないかー

 

理想の体重はまだ遠い!ホエールです、こんにちわ。

 

さて!

 

そろそろ11月、シーバスシーズンがやってきます。もちろん青物も熱くなるし、カワハギもキモが育ってくるし、イカもティップランが始まるし、ほんと楽しく忙しくなりますね。

 

10月が台風や悪天でなかなかカヤックで出れなかったので、11月には挽回していきたいと思っています。

 

その中でも、やはり僕のカヤックフィッシングの原点であり、ライフワークであるカヤックシーバスゲームには例年どおりもっとも通うことになるでしょう。

 

今年の11月はここ数年取り組んでいるジャーキングやトップの釣りに加えて、フライやビッグベイトでもチャレンジしていきたいと思っています。

 

僕らにとっての素晴らしいターゲット、シーバスは新しいチャレンジが無限に広がっています。だから何年やっても飽き足りないのです。

 

数釣りだけならすでに15年もやっているのでもうこの場所、この時期、このルアーでやればOKというのはあります。でも、それだけではない何かを常に追い求めていきたい。

 

そんな中、同級生カッキーからコール!

 

カッキー「シーバス釣りにいかない!?」

 

なんたるタイミング、これは行くしかないでしょう。場所はカッキーご指定は聖地・富津岬。

 

10月27日、久々に聖地へ行ってきました!

 

日曜日はカヤック55のお店も忙しいため、午前中限定の朝練です。

 

僕がカヤックで初めて出た海、初めて魚を釣ったのもこの場所。幾度となく通い続けた道をゆく。

 

美しい朝日・・・この日はとても良い天気でしたが、近いうちに天気が崩れる予感

 

聖地は駐車場がリニューアルされてキレイになっています

 

房総半島は台風19号の被害を大きく受けました。本当に一刻も早い復旧を祈るばかりです。

 

ここ富津もかなりの被害があった自治体だと思うのですが、岬にも10月27日の段階では大量のゴミが打ち寄せられていました。東京湾で一番狭くなっている場所、突き出した富津岬には各河川から流れ出たゴミがひっかかるのでしょう。

 

重機を使って台風19号のゴミが片付けられていました。今日カヤックが難なく出せるのも、自治体か公園の要請でのことだと思うのですが、この作業をやっていただいた方のおかげです。本当に頭が下がります。

 

僕はバイキング・忍(ジ・O号)

カッキーはプロフィッシュ45レッドヘッド

 

バイキング2艇でランデブーです。

 

カッキーはいろいろなルアーで狙い、僕は今日はミラクルワークスのジャーキングゲーム主体に釣りをします。

 

ここ3年ほど、この聖地でのシーバスフィッシングはジャーキングに取り組んでいます。あくまでも僕個人的に、トップウォーターとジャーキングがシーバス釣りで「カッコイイ」スタイルだと思っている、だたそれだけです。

 

トップとジャーキングが最高というつもりはないんです。自分がどんなシーバス釣りをしたいかは人それぞれ。シンキングミノーの釣りが最高になるかもしれませんし、スピンテールの釣りが最高になるかもしれません、ビッグベイトの釣りが最高となるかもしれません、ワームの釣りが最高かもしれません。

 

アングラーによって釣りの好みやスタイルがあり、それは千差万別。シーバスというのはそれに応えてくれる懐の深い魚なのです。

 

さきほども書きましたが、だから僕は学生の頃から夢中になって、いまだに夢醒めやらないのです。

 

僕にとって、この聖地のシャローでは特にジャーキングがマッチする地形的要素を備えていると感じています。

 

広大な富津の干潟のシャロー、この中から午前中だけなど時間がない中でシーバスを探していく上で、地形の変化や砂地に点在するアマモ、そしてアマモ帯に点在するポケットやスリット、こういうピンスポットを力強くサーチすることができるジャーキングは効率が良い面もあります。

 

なにより、ジャーキングはロッドを大きく動かして釣る、それだけで単純に楽しいし、自分で釣った!という感覚が味わえるスタイルです。

 

シーバスは釣れる場所で、その場所やベイトにあったレンジの、釣れるアクションをするルアーをただ引きで釣る・・・これが最強だと思います。

 

僕がトップやジャーキングで釣るシーバスも、他のルアーのただ引きでも釣れた魚かもしれません。でも、釣り人は「自分で動かしたルアーで釣れた!」と信じたいのです。

 

今回もこのルアーメインにシーバスを探ってみました。

 

ミラクルワークス・ビリケン

(釣り終わってから撮った写真ですが)

 

僕のロッドKFゴルゴで一番動かしやすいのが9cmサイズ。ゴルゴとの組み合わせは最高のジャーキングプラグです。

メーカー自体がなくなってしまったのでもう入手するにはオークションやフリマアプリしかないのがとても悲しい。

 

ただ引きでもビラビラと釣れるアクションをしますが、なんといっても2000年代初頭にこのルアーを知って衝撃を受けたのがミラクルワークススタイルのジャーキングです。シーバス釣りはただ引きが全盛の時代でした。ロッドを大きく動かしてシーバスって釣れるの!?

 

ミラクルワークスの関係者の皆さんがそれを発見し証明し、そして専用ルアーをリリースしてくれ、僕らもジャーキングを雑誌やTSSTの大会などのイベントに参加した時などに知ることができたのです。それはシーバスという魚の奥の深さそのものでした。

 

通常のミノーはリップの後ろに空間があるし、もっと細身のボディなので、かなり幅広いスピードに対応します。

 

ビリケンは小さい下顎と幅広のフラットサイドボディによって、受ける水流が強くなると顎で受ける水流の許容範囲を越え、水流がボディに直接流れるため、そのタイミングでバランスを崩す設計になっています。それを意図的に演出するロッドの動きがジャーキングです。

 

ロッドを大きく動かして、あえて強い水流を当ててあげるとボディがバランスを崩し左右にダート、ヒラを打つ。これがシーバスの捕食のスイッチを入れます。

 

そしてジャークしたロッドを戻している時間、ルアーがストップして「食わせの間」となります。実は完全にストップするわけではなく、ヒラを打ったルアーが強い浮力で復元し、浮上する。ここが「食わせの間」になるのです。

 

これを頭の中で整理して釣りをすると、アクションをつけていてめちゃくちゃ面白いのです。釣りをしている間、ロッドも動かしますが、頭も動かしています。

 

そしてバイトがあったら・・・もう最高!

 

さあ、そんな感動的なバイトを求めて、カッキーと一緒に行ってみましょう。

 

日の出と共にGO!

 

この富津は晩秋〜冬場は北風が当たると荒れることが多い海なのでこれからの時期はじゅうぶん注意が必要ですが、今日は珍しくベタ凪です。

 

水質も、出艇場所前はクリアで台風19号、そしてその後の21号による大雨の影響は少ないように見えました。沖に出てみるまでは・・・

 

普段だったらポイントになる潮目にゴミが溜まってしまっています

 

やっぱりまだ影響が残っています。ちょっと嫌な予感がよぎります。

 

とにかく、ゴミがないエリアを探してカッキーと漕ぎまくり、ようやく澄んだ場所を見つけました。よし、やってみよう!

 

僕は今日はひたすらにジャーキングだー!

 

ビリケンをキャストして・・・

 

これぐらいのロッド位置から

 

これぐらいまでひっぱる!

 

僕の飛距離だと、だいたい1キャストで10ジャーク。この大きいジャークをとにかく繰り返していきます。体力勝負だけど、これで釣れたら嬉しさ倍増!

 

突如、左舷方向でボイル!

 

いや〜いきなりボイル来たじゃん。これはリアクションの釣りであるジャーキングは真価を発揮する、ハズ。

 

ヒット、ヒット、ヒット!

 

これが最高に気持ちいいのです。ジャークで食わせた、釣った感。自分の表現するルアーに魚が飛びついてくれた感動。これがいわゆる「釣り味」っていうやつだよな〜。

 

しかし、引きの割には軽い!?さらに横走りする・・・

 

これってシーバスじゃないぞ

 

そして・・・なんとリールのドラグが効かない!

 

やってしまった・・・どうもメンテ不足なのかよく分かりませんが、これまでトラブルひとつなかったアブ・アンバサダー4601Cガンナーの調子が悪い。

 

なんとかかんとか指ドラグをかけてキャッチ。

 

イナダだー!

 

艇の横でノータッチリリース

 

水深1.7mでイナダです。聖地富津の海はやっぱりすごい。

 

このタイミング、イナダの群れが入ったようで、カッキーもほぼ同時にキャッチしていました。

 

それにしても、リールの調子が悪いのはヤバいぞ。

いや〜原因がわからない。とにかく帰って全バラメンテだ。

 

今日に限って替えリールも持っていないし・・・。まあこれでやりきるしかない。指ドラグでなんとかなるでしょう。

 

しかし、それが後に問題となったのでした。

 

朝イチ、イナダの群れが入ってポンポンっと釣れたものの、シーバスの群れがシャローに乗ってないんです。僕のジャーキングだけならまだしも、かなり釣れ線と思われるルアーを投げているカッキーにもヒットが出ない。

 

ここからは魚探をしっかり見ながら、小移動しつつ、潮が入っている&地形に釣れる要素がある場所を打っては漕いで打っては漕いでとやっていきます。

 

それにしても秋の聖地には珍しい完全なるベタ凪。コンディションはいいんだけどな〜

 

開始から1時間、なにも無し。

 

しかし、1.3mぐらいのスーパーシャローを攻めていたカッキーのルアーにシーバスのチェイスがあったとのこと。

 

やっぱりいるんです。昔に比べるとシャローのシーバスの数はここ数年、あきらかに減っている印象ですが、この広大な干潟に秋のこの時期にシーバスが一匹もいないとかは絶対にないんです。どこかにはいるんです。

 

カッキーがチェイスがあったという場所にすかさず投げる(笑)

 

一撃でヒット!

カッキー、ごっちゃんです!

 

これは間違いなくシーバス、しかもでかいです。

 

ただ、問題がありました。リールの不調でドラグが効かないのです。指ドラグでいなしながらファイトをしますが・・・

 

艇の近くまでは寄せてきたのですが・・・

 

バレたー!

 

逃した魚はなんとやらですが、この魚、1.3mのシャローでかかったのに一度もエラ洗いをしない、けっこう大きいサイズでした。ガーン。

 

でも、この時はまだまだ行けると思っていたので、動画を見返すとこの後の苦労も知らないで笑ってましたね。

 

そう、この後、まったくダメだったのです。

 

ジャークを繰り返すもシーバスのチェイスもバイトもなく・・・。

 

カッキーにビッグヒットも・・・

 

デカマゴチ

 

本人はシーバス釣りたいから残念って感じでしたが、正直このサイズのマゴチはかなり羨ましいよ!

 

僕は懲りずにジャーク&ジャーク、ひたすらにジャーク。ジャークは疲れるけど釣れない時間も飽きない。もし釣れたら疲れは嬉しさで吹っ飛ぶ。

 

そしてようやく・・・ヒット!

 

この魚は最初シーバスだと思っていました。しかし・・・

 

キビレだー!

 

いいサイズのキビレは嬉しいけどシーバスがなぜに釣れない!?

 

時は流れ・・・・カヤックを流しながら釣っていると、出艇場所の沖まで戻ってきてしまいました。

 

これは、バラしたもののシーバスのヒットはあった朝の場所に戻った方がいいとカッキーと一緒に2km弱の距離を漕ぎ戻る(笑)

 

しかし2回めの流しでは・・・

 

ソゲがヒットしたのみ

(艇の横でナチュラルリリース)

 

何もないままに2km弱を流し終えました。今日はダメか・・・

 

と思ったら、着岸寸前にまたヒット!

 

うわ〜また横走り・・・・これはシーバスじゃない。

 

最後の最後にドラマを起こしたと思ったんだけどな〜

 

イナダ

ファイト中、ヒラマサの子がかかったのか?と思うぐらい黄色い魚体でした。

 

カッキーは前日、伊豆でハタを釣って今日は富津という強行2連浮き、おつかれでした!

 

今日はシーバスが釣れないというまさかの展開でした・・・

 

数えたわけではないので回数は適当ですが・・・500キャスト、5000ジャークぐらいしたのではないか?魂こめたジャーク、やりきりました。

 

ミラクルワークスのジャーキングの釣り、今日はシーバスはダメだったけど、青物もキビレも釣れる。あとナチュラルリリースになってしまいましたがソゲもかかりました。

 

ジャーキングの釣りはシーバスに限らずサブサーフェスのあらゆる魚の捕食本能を刺激するのだと思います。まだまだ追求していきたいですね。

 

今日遊んでくれた海と魚と仲間に・・・感謝!

 

【おまけ】

富津岬の駐車場には食堂兼売店ができています。ご飯を食べていく時間がなかったのでコーヒーを買わせていただきました。微力でもお金を落としていけるのは嬉しいですね。

 

そして、獲物一匹ゴミ一個運動

 

近いうちにシーバスをミラクルワークスのジャーキングで釣るリベンジするぞと心に近いながら・・・

まこも池緑地の真鮒

$
0
0

カヤックフィッシングに出れない時でもちょっとだけでも釣りはしたい。

 

そんな時、最近僕がハマっているのが、フロッグプロダクツのノベ竿「ホリデーマイスター(略してホリマイ)」を使った陸っぱりからの近所の雑魚釣り。

 

その活動を・・・・

 

ホリマイ雑魚釣り隊と呼びます!

 

ホリマイ雑魚釣り隊はターゲットを特に絞らず、いろいろな魚をホリマイで釣るという活動です。

 

今回は新登場のホリデーマイスター・バックパッカーで夕方2時間だけちょい釣りしてきました。

 

ホリデーマイスター・バックパッカー

 

販売ページはコチラ

 

初代ホリデーマイスターはタナゴやクチボソを釣っても楽しい小物釣りに向いたアクションでしたが、このシリーズ2作目のホリデーマイスター・バックパッカーはかなりパワーが強い竿です。ウグイやマブナ、ブルーギル、ブラックバスなど、ワンサイズ大きいサイズの雑魚ちゃん達がターゲットのノベ竿です。

 

最近はこのホリマイ・バックパッカーで真鮒を釣るのがマイブームになっています。真鮒はアタリの出方も引き味もいいし、なにより、かわいい〜

 

そんなホリマイ・バックパッカーを持って、今回はこの場所にエサ釣りに行ってきました。

 

まこも池緑地

 

Kayak55からも車で20分ぐらいの松戸にある小さい池です。

 

この日は夕方からフロッグトップTVの放送で浦安に行くため、その前に夕マズメ2時間だけ寄ってみました。

 

小林重工さんの鯉釣りの動画でこの池の存在を知ったですが、真鮒がいるかどうかは不明。たぶんいるだろうという予想のもとに来てみました。

 

いるのかどうかわからないけど、釣れなくても別にいいじゃん!?とりあえずやってみる、それが近所の池の手軽さであり楽しいところでもあります。

 

朝の釣りだと餌を買えないので僕は蒸しパンで釣るのですが、この日は夕方の釣りなので行きがてら近所の上州屋さんに寄れるので確実なこれを買っていきました。

 

なかなかのビジュアル(笑)

熊太郎ミミズの細めのやつ

 

真鮒釣りではミミズならば居ればまず食ってくるでしょう。初めての場所をサーチするのには最適な餌です。

 

まこも池緑地、はじめてきてみましたが、月曜だというのにかなり釣り人が多いです。駐車場もあるのですが数台しかないので週末だと入る場所がないかもしれません。

 

主に近所の常連のヘラ師のおじさん達が竿を出しています。一人だけ若い釣り人がタナゴ竿で小物釣りをやっていたので小物もいるのでしょうか。

 

それにしても、とてもマナーが良い釣り師の方々で、皆さん顔なじみのようですが大声で話すこともなく、とても静か。

 

邪魔にならないように一番奥の空いている場所に椅子を出して、僕も竿を出してみます。

 

ド派手なピンクのホリマイ・バックパッカーと水面に映る空。

とても静かだ・・・松戸にいるとは思えないほどやすらぎの空間です。

 

この場所に来たら、静かに釣りをする、これはぜひ守りたいマナーだと思いました。

 

仕掛けはバックパッカー1本分の道糸シーガーエース1号、そこに浮き止めゴムを入れて唐辛子浮きSサイズ。道糸にサルカンを結んでガン玉1個、サルカンにハリス付きの袖針4号。スーパー簡単仕掛けです。

 

なんと開始してすぐに浮きが水中にスッと入ります!

 

なんと小気味のいいアタリの出かたなのでしょうか。手首でビシっと合わせると・・・

 

いきなり本命の真鮒ちゃんゲット!

 

まこも池緑地、真鮒はかなりいるようですね。

 

その後はクチボソか何かが集まってきたのか、浮きはちょんちょん突かれて動きますが、なかなか入らない。

 

でもいいんです、このゆっくりとした時間をぼーっと浮きを見つめる。暑くもなく寒くもない秋の過ごしやすい空気の中でしばしの何も考えない時間。近所でこんなに贅沢なひとときを過ごせる・・・・雑魚釣りって素晴らしい。

 

ぼーっとしてたら・・・

 

突然、浮きが入る!

 

この唐突感もいい!

 

これはでかいぞ!!

 

ナイスサイズのマブナをゲットしたのですが・・・

 

写真を撮ろうとしたら・・・・

 

猫に襲われてドボン!

 

僕の股の間から出てきて魚に飛びかかりましたから心臓止まるかと思ったよ〜

 

そう、気がついたら・・・

 

黒猫に囲まれていました(笑)

 

きっと、この場所の釣り人に可愛がられているんでしょうね。人をまったく恐れない黒猫の親子と思われる3匹がずっと僕の周りに座って、釣れるのを待っています。ごめんね〜真鮒ちゃんはさすがにあげられないよ。

 

夕方になるとまた一層、美しい空が水面に映るのです。

 

この池、ほんと落ち着くな。

猫をちょっと警戒しなければいけないど(笑)

 

この後、もう1匹追加。

全体的に真鮒のサイズがいい池だと思います。

 

そろそろ夕マズメなので竿を仕舞います。

 

まこも池緑地、また来てみたい場所になりました。

 

この池はマナーの良い常連の釣り人さん達によって守られていると強く感じました。

 

こうして点々とホウキが置いてあるのです。釣りをした後はこれで自分が釣りをした場所を掃除して帰るのですね。

 

僕もしっかり掃除します

 

初めて行く方もぜひ静かに、マナー良く、楽しんでみてください。

 

今日遊んでくれた池と魚に・・・・感謝!

 

獲物一匹ゴミ一個運動をしようと思ったのですが、周囲にゴミが一個もありませんでした。なんて素晴らしい池なのでしょうか!

聖地ミラクルワークスジャーキングリベンジ!

$
0
0

以前のブログでローソンのバスク風チーズケーキ「バスチー」が美味いと書いたことがあるのですが、今日、2艇目のカヤックを納艇させていただいたMさんから・・・

 

セブンイレブンのバスクチーズケーキ

 

を差し入れていただきました!ありがとうございますm(_ _)m

 

まさかセブンイレブンにも存在していたとは!

 

なんとなくローソンより大きい!?

 

いただきます。

 

う・・・・うまーい!

ローソンのバスチーもかなり美味いけど、こっちもまた美味い。バスク地方の皆さんも驚く濃厚な美味さ(ほんまかいな)ローソンよりこってりしているかも!?

 

最近のコンビニスイーツはレベルが高すぎて幸せです!

 

このバスクチーズケーキ、もしかしたら池の小物釣りの餌にしたら爆釣かも?なんていうもったいない考えをしてしまう雑魚釣り隊ホエールです、こんにちわ。

 

さて・・・またも聖地・富津岬に行ってまいりました。

 

先日の聖地ミラクルワークスジャーキングの釣りはまさかのシーバス1バラシ、そしてなぜかキビレとイナダが釣れるという展開でした。

 

今年はビッグベイト、フライフィッシングといろいろなカヤックシーバスにチャレンジしていくので、ジャーキングの釣りでつまづいてはいられない。まずジャーキングの釣りをクリアしておかねば。

 

いろいろな釣り方に応えてくれる可能性があるシーバスという魚は素晴らしい。

 

11月1日(金)

 

なかなか時間が取れない中、予報があまりにも良く、我慢できず仕事前にまた行ってしまいました。

 

なんたるベタ凪予報、これは無理してでもカヤックやりたくなります。

 

この日は仕事も忙しいのでkayak55の開店前に地元バシフナ三番瀬に浮こうと思っていたのです、正直、現在はバシフナの方がシーバスの釣果はカタイでしょう。

 

でも・・・朝、目が覚めたら

 

まさかの3時30分!

 

僕としては珍しく(笑)早起きできてしまったではないか。

 

これは・・・富津まで行っても日の出に間に合ってしまうぞ。よし、先日のリベンジじゃー!

 

ということで、急遽、アクアラインを渡ってアスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜け、つい数日前、シーバスはいまいちだったのに、またやってきてしまった。聖地・富津岬。

 

どうして、ここにやってきてしまうのだろう。

 

そして、どうしてここ数年、この場所ではミラクルワークスのジャーキングの釣りがしたくなるのだろう。

 

かつてシーバスフィッシングに革命を起こし、悲しいことに忘却されつつあるスタイル。若いシーバスアングラーは存在すら知らないかもしれません。

 

でも、いまだに僕程度では完全には分かりえない部分が多い、僕の中ではどうしても忘れることができないスタイルなのです。

 

ミラクルワークスのプラグを引いていると、ああ・・今ボクはルアーフィッシングをしているのだ!と強く実感できるんです。

 

そして、昔、憧れていたカッコいいシーバスアングラーの先人達の姿がチラチラと脳裏に浮かぶ。

 

僕は今はカヤックからいろいろな釣りをするので、このスタイルをやるのは年に数回にはなってしまいますが、やっぱり好きなんですね。単純に。

 

数釣りではない、ただ釣れるだけはない、何か。

 

どう釣りたいか、どう釣るか。

 

まぁ・・・魚からしたらどういう風に釣られたって一緒、いい迷惑なハナシ。これって釣り人の勝手なんです。

 

艇はバイキングカヤック・忍(ジ・O号)

 

タックルはKFゴルゴ1本に、使うルアーはミラクルワークス・ビリケンのみ。

 

潮は最高。

ちょうど実釣時間下げ続け、上がるところでソコリです。

 

これで釣れなきゃ、完全に腕の問題です。

 

台風・大雨でたくさんのゴミが打ち上げられています。

先日は海の上も浮遊ゴミがすごかったですが、そこから数日経ち少しは回復しているのではないでしょうか。

 

日の出時間を待って、GO!

 

漕ぎ出していくと、予報は完全に当たって完全なるベタ凪。水質は本来のクリアさを取り戻しています。

 

いけそうだ!

 

パドリングをするペースもついつい速くなってしまう。早くジャークしたい。

 

狙うはアマモ帯にフィーディングに来るデカイやつ。ブレイクラインで数釣る中でランカーを狙うのも一つの方法ですが、僕は数は減ってもシャローに出てきている捕食モードに入っている魚を狙っていった方がランカーに会える確率は高いと個人的には考えています。

 

今日のように朝練で時間が無い中では、アマモびっしりエリアでは範囲が広すぎて探しにくくなります。砂地にアマモが点在しているエリアの方が短時間の釣りではピンスポで狙いやすい。漕いで漕いで、そういうエリアを探します。

 

そして、ここらへんだという場所までたどり着き、ルアーをセットして深呼吸。この高揚感よ!

 

今日も懲りずにやろう、ビリケンのジャーキング

 

仕事に戻らないといけないので午前中勝負。広大な干潟のシャローから短時間で魚をサーチしていくには、ジャーキングは理にかなっている部分もあります。

 

キャストして少し水を噛ませた後はジャーク&ジャーク。ジャークしてヒラを打たせて、復元する間を作る。潮や風に流されるカヤックからのジャーキングはロッドの角度やスラックの巻取り量を考えないとビリケンが水面から飛び出してしまう。その難易度の高さもいい。やっていてまったく飽きがこない。

 

すると・・・数投目でリベンジは達成できました。

 

水深1.4m、ジャーク後の平打ちで食った!

 

おお〜引く引く、秋の聖地のシーバスはやはり引く。

 

前回と違ってリールは万全、しっかりドラグが機能してくれます。ちょっと前回はメンテをサボってしまっていたのです。アブ・アンバサダーはしっかりメンテしていればちゃんと応えてくれる、仕事をしてくれる。

 

シーバス66cm、秋らしいでっぷりボディのいい魚でした

 

ありがとう・・・

 

朝イチで前回のリベンジを達成でき、感無量。もう言うこと無し。

 

この一尾と出会うためだけに、仕事前に3時半に起きてやってきたのです。全てが報われる瞬間です。

 

そして、贅沢を言えばさらなるサイズアップを!厳しい生存競争を生き抜き、大型になったクレバーな奴を僕のジャークに食らいつかせたい。

 

しかし、この後はかなり難しかったです。

このタイミングで鱸の曳網の漁が始まったのです。

 

その漁は圧巻です。2隻の船で網を引いていくのですが、その操船技術はとても美しいです。2隻が完璧に息を合わせなければ成立しないのですから、本当に腕がよくないとできない漁でしょう。思わず見とれてしまいます。

 

※もちろん、写真を見ると底が見えていてわかると思いますが、僕が釣りをするのは1mちょいのところ、大きめの船はそもそも入れない、漁の邪魔にはならない場所のみです。このシャローの向こうでブレイクラインがあって3〜4mに落ちるところで網が引かれます。ですから、富津干潟では漁が行われている時間帯はブレイクでのバイブレーション系の釣りは避けた方がいいです。

 

漁がブレイクラインで入るとシャローに魚が差してきにくくなります。

 

でも鱸漁は千葉の重要な産業。そして僕の釣りは遊びです。だからいいんです。

 

僕が求めているシーバス釣りはそもそも数釣りではないだから。

 

自分の好きなスタイルに応えてくれるシーバスがシャローに数本いてくれれば、遊びとしてはじゅうぶんなのです。

 

数は減っても、網をくぐり抜けたクレバーな魚はかならずシャローに潜んでいます。この広大な干潟にシーバスがいないなんてことは絶対にないのです。

 

信じてジャークをやり抜くのみ!

 

水深1.6m、やはりいた!

 

お腹でっぷりプリスポーンの魚。秋らしくなってきました。

 

そうとうお腹パンパンなので、写真1枚だけ撮ってサイズは測らずリリース。

たぶんさっきの魚と同じぐらいの長さだと思います。

 

その後はさらに苦戦。

 

バイト!乗らず!

 

次の魚は完全に掛けてファイトまでいきましたが、スレ掛かりでバラす・・・

 

もう1バイト、艇のぎりぎりで反転して食ってきたエキサイティングなバイトがあったのですが5時間分の動画データからは、そのシーンはすぐには見つけられませんでした(笑)

 

結果、午前中いっぱい500キャスト5000ジャーク(数えてないので適当です)、5バイト1バラシ、2フィッシュ。

 

残念ながらランカーサイズには出会うことはできませんでしたが、自分が操るジャークにこれだけ反応してくれる魚がいればじゅうぶんです。一匹一匹の自己満足度、大。

 

着岸したら、朝から出ていたターポンの方とお話ができました。こういう出会いも嬉しいトコロ。この方も3匹ゲットとのことでした。漁が入ってもシャローにはやっぱり、ちゃんと魚はいるのです!

 

そして、よくお店も寄っていただくテキーラのAさんがちょうどこれから出るところでした。マゴチかシーバスか迷うと言ってらっしゃいましたが、どうだっただろうか。あれだけの漁が行われているということはシーバスはたくさんいる証拠、夕マズメは爆発もあるかもしれない!

 

ほんとはご一緒して夕マズメやってみたかったんですが、kayak55のお店に戻らないと・・・(チャン松君に殴られる!笑)

 

獲物一匹ゴミ一個運動して帰りましょう!

 

JERK&JERK!

聖地・富津岬よ、いつも夢をありがとう

プロフィッシュ45のジオンマーク貼り替え

$
0
0

僕のバイキングカヤック・プロフィッシュ45(キュベレイ号)

 

バイキングカヤックが工場を移転した時にすぐに作った艇なので、もうかれこれ6年?7年?でしょうか、乗り続けています。(現在は忍との乗り分けで)

 

各地の遠征にも一緒にでかけて、一緒に素晴らしい景色を見てきた最高の相棒です

 

時に荒れた海を一緒に漕ぎきってくれました

 

なんども再乗艇練習も一緒にやってきました

 

その僕の最高の相棒、プロフィッシュ45のカラーはホワイト・ピンク・ホワイト

 

実は僕の艇は工場移転直後にテスト的にピンク20%で作ってみたら中央の色が伸びてしまったカラーなのです。そして、やはりカラーの下限は30%となったのです。ですから現在このカラーの再現は不可能となっています。

 

このカラーを作る時にイメージしたのは・・・

 

キュベレイ

 

ホワイトに差し色ピンク。

僕的にガンダムシリーズの中で百式の次にかっこいいと思うMSです。

 

だから、この艇には昔からバウにジオンマークのカッティングステッカーを貼っているのです。

 

まぁ、厳密に言えば実際のキュベレイにはジオンマークは入っていませんし、キュベレイはアクシズ(ネオ・ジオン)時代のMSなので時代が若干違うのですが・・・やっぱりジオンマークはかっこいい!

 

キュベレイのパイロットはニュータイプであり、アクシズ(ネオ・ジオン)の摂政であるハマーン・カーン。まさにガンダム史上、最強ヒロインのひとりでしょう。

ある意味、キシリア様も最強だと思うけど。

 

そして、プロフィッシュ45(キュベレイ号)のパイロットは美しく強いハマーン様とは似ても似つかないオールドタイプのおじさん・ホエール(笑)

 

そのジオンマークはカッティングステッカーなのですが・・・

 

気がついたらズタボロになってしまっていました

 

まだまだ僕はこのキュベレイ号に乗り続けていきたいので、今日はこのカッティングステッカーの貼り替えをおこないました。

 

バイキングカヤックは上型と下型で表面加工が違っていて、デッキ面は滑りにくいザラザラしたシボ仕上げになっています。そしてボトム面はツルツルです。

 

本来、ポリエチレンは接着が効かない素材(ポリエチレン対応の多用途接着剤でもやっぱりくっつきにくい)、つまりステッカーも非常に張り付きが悪いです。

 

ですが、ツルツル面であればなんとか使用レベルではくっつきます。ザラザラ面はそのままではステッカー貼り付けは無理というか、かなり剥がれやすいので、もしどうしても貼り付けるなら熱をかけるかサンディングが必要でしょう。

 

まずは古くなったカッティングステッカーを剥がしていきます。

 

温度調節ができるヒートガン

 

これで温めて剥がしていくのですが、本体のポリエチレン素材も熱がかかると柔らかくなるため、溶かしたり変形させてしまわなように十分注意が必要です。完全に自己責任なので慎重に。

 

温度は6段階の2.5ぐらいで、本体を長く加熱しすぎないように、ステッカーだけを軽く温めます。熱をかけるとステッカーの接着剤が溶けてスルスルっと楽に剥がれやすくなるわけです。

 

剥がし終えたらアルコールのウェットティッシュで軽く脱脂して、ティッシュで水分を拭き取って乾燥させます。

 

新しいカッティングステッカー!

前回より一回り小さくしてみました。

 

台紙から剥がして

 

貼り付けて、台紙でこすります

 

透明フィルムを剥がして

 

さきほどの低めの温度に設定したヒートガンでステッカーを軽く温めてステッカーの接着材を溶かしてよりくっつきを良くします。

 

完成!

ジークジオン!

 

とにかく注意するのが本体に熱をかけすぎないことです。膨張したり、温かいうちに触ると凹んだりする可能性があります。安全策を取るなら、ただステッカーを貼るだけにして温めないことです。この点だけ注意すれば、熱をかけたステッカーはやはりそこそこ剥がれにくくなります。

 

くれぐれも自己責任で慎重に・・・

 

ステッカーを新しくするだけでなんだかリニューアルされたような気になりますね。

 

実は、明日はアトール田中さんが関東に遠征の予定でご一緒させていただくことになっています。また明日から心気一転、このプロフィッシュ45・キュベレイ号を漕いでいきたいと思います!

海上保安庁・カヌー・SUPの安全啓発動画

$
0
0

ホエールです。

 

フィッシングカヤックの普及に伴い、日本のどこかで必ず毎月数件は海上保安庁さんによるカヤックの救助事例が発生しています。

 

自然の中で遊ぶスポーツですから、事故は避けては通れないところもあるかと思います。

 

何度も書いていますが、どんなベテランでもどんなに自信があっても、僕だって、これをお読みのあなただって、カヤックで事故を起こす可能性は誰にだってあります。人力で漕ぎ出しているのは大いなる海です。予報が外れる、想定外のことが起こる・・・

 

だから事故を起こした方を責めたり、批判したりするのは間違っています。大事なのは事故を起こさないためにはどうしたらいいかを事例から考えていくことでしょう。

 

保安庁さんから事故事例を毎月情報をいただくと、明らかに避けられたはずの事故も多いな・・・・と感じるケースが多いです。

 

風速二桁の状況の海に出ていたり・・・

 

パドリングの練習や再乗艇の練習をしていれば・・・

 

装備が間違っていなければ・・・

 

そういった、避けられるはずの事故をひとつでも防いでいくために、海上保安庁さんでは交通部安全対策課という部署で安全啓蒙に取り組んでいます。

 

そのひとつが

 

ウォーターセーフティガイド

 

というウェブサイトです。

Kayak55でもリンクさせていただいておりますが、カヤック、SUP、ミニボート、釣り、遊泳、水上オートバイなどジャンルごとに安全面の周知を図っているページです。

 

ウォーターセーフティガイド・カヤックのページはコチラ

 

ベテランの方にとってはいまさらという部分もあるかもしれませんが、ぜひあらためて見ていただきたいところです。そして、これからカヤックフィッシングを始めようかなとお考えの方はぜひこのページの中のシットオン(トップ)カヤックの項目をチェックしていってみてください。

 

そして、今回は海上保安庁さんが動画を制作されたのでそのご紹介です。

 

詳しくは動画を見ていただきたのですが、カヤックではどんな事故が多いのか。そのためにはどうしたらいいのかを提案する動画になっています。

 

動画はコチラ↓↓

 

毎月、海上保安庁さんの事故事例を送ってもらっているのですが、そのほとんどが海況が悪い日に無理をして出艇しているケースと、もうひとつがパドリング技術の向上によっては避けられていたであろうケースなのです。

 

そのために、これからカヤックフィッシングを始められる方は、ぜひ一度はお近くのカヤックスクールに行ってみただければと思います。シーカヤックのスクールさんでも基本の漕ぎ方は一緒ですので必ずフィッシングカヤックで役立ちます。

 

ちなみに動画の中でチラっとですが荒れた状況を再現した保安庁の訓練プールでシットオンを漕いだり、再乗艇しているのは私です。

 

その時の模様は過去にブログにまとめていますので、こちらもぜひご参照ください。

 

カヌー・SUPの安全運航に係る検証の報告・前編

 

カヌー・SUPの安全運航に係る検証の報告・後編

 

カヤックフィッシング・・・・自然の中で身体ひとつで遊び、溶け込み、魚を探して出会う。海抜ゼロメートルから見る景色はたとえようもなく美しいものです。

僕はこんなに素晴らしい趣味はなかなか無いと思っています。だからこそ、楽しく、安全に。家族のもとに無事に笑顔で帰るものであるべきだと考えます。

 

今後も海上保安庁さんと連携させていただき、一件でも事故を減らしていくためにはどうしたらいいか、そのためにkayak55で何かできるのか、引き続き模索し、実践していきたいと思います。

 

来年こそは入門講座の動画再構築ですね・・・

(今年やりたかったのに全然手がつけられなかったので・・・申し訳有りません)

忍かニモ2+1か

$
0
0

インスタグラムの方でイニシャル・mさんから

 

バイキングカヤック・ニモ2+1

バイキングカヤック・忍

 

この2艇で悩んでいるのでインプレを!とのコメントをいただきました。

 

実はkayak55の試乗会パドリング講習でもこの2艇の乗り比べをご希望される方が大変多いのです。

 

ということで、だいぶ大雑把にですが比較してみます。

 

この2艇、最大の違いは

 

ニモ2+1は2人で乗って楽しめるカヤックである

(kayak55試乗会でのヒトコマ)

 

ということ。当たり前ですが圧倒的な違いがココです。

 

小さいお子様であれば一人乗り時のシート位置にちょこんと座らせて2人+お子様1名でも乗ることができるカヤックです。

 

オープンデッキで広々なのでキャンプにもいい!

(写真はカッキー)

 

家族や友人とワイワイと!こんなに楽しい乗り物はあまりないですよね〜!

(JSCA30周年イベントより)

 

お子さん達も大喜び!

(ららぽーとのイベントでのヒトコマ)

 

親子でカヤックフィッシング

(タツノリ&タツノリjr)

 

私ホエールも子供がもうちょい大きくなったらニモ2+1購入しようと思っているんです。

まだ1歳になるかならないかなのではるかに先なのですが・・・・今からカラー悩んでます(笑)

 

ですから、

 

2人乗りを考えている方はこの2艇であれば迷うことなくニモ2+1になるわけです。忍はどうやっても1人乗りですから・・・

 

ご質問はそこではなく、

 

一人で乗った時にどうなのか?

 

だと思います。

 

Kayak55の試乗会でのお客様も、家族で使うのは年数回で他はほとんど一人でフィッシング・・・だとすると家族で使うニモ2+1は諦めて忍を選んだ方がいいのではないか?いやいや、それほど変わらないならニモ2+1にしておこうか?これで迷っている方が多いのです。

 

 

【スピードについて】

まったくの同条件で乗り比べができているわけではないのですが、

 

ベタ凪であれば一人乗りニモ2+1と忍はさほどスピードに差があるわけではないと感じています。

(ニモ2+1の方が水の抵抗を受ける面積が大きいのですが、水線長は忍より長いため)

 

もちろん漕ぎ手にもよりますが、ベタ凪の海では一人乗りニモ2+1も忍も、おおよそ時速5km台〜漕げる人で6km台中盤ぐらまではひっぱって巡航していくと思います。

(もちろんガチ漕ぎをすれば一瞬のスピードは時速8km台などに乗ることもあると思いますが、それを維持するのは無理です)

 

違ってくるのは、やはり風が吹いた時でしょう。

 

どちらのカヤックも向かい風を受ければどんどんスピードが落ちていくわけですが、やはり一人乗りニモ2+1は風の抵抗をより大きく受けます。

 

2艇の浮いた状態を見ていただくと

 

ニモ2+1一人乗り

 

 

と紹介してみたのですが写真だと分かりずらい(笑)

 

これは実際に乗り比べるとかなり違いが分かる点なのですが、

 

ニモ2+1一人乗りの方が座位置が高く、忍の方が座位置が低い。

 

本来2人乗りのニモ2+1は一人で乗ると当然2人乗り時よりカヤックが浮き上がります。

 

喫水が浅くなりボディ側面が大きく水面から出てきます。このため、風を受ける面積・体積が大きくなるために風の影響を受けやすくなるのです。

 

ですから風が吹けばどちらのカヤックもパドリングがきつくなるのは同様なのですが、ニモ2+1の方がよりきつくなっていきます。

 

この理由から、釣りをしている間もニモ2+1一人乗りの方が風に流されるスピードが早くなります。

 

ニモ2+1一人乗りは、より風に対してシビアに考えていた方がいいということになります。

(もちろん忍も海で乗るカヤックとしてはレングスが短いため無理は禁物)

 

ちなみに、2人で乗ったニモ2+1は漕げば2馬力となるのでトルクが出て、向かい風の中でスピードを維持しやすいです。艇も沈みこみ、喫水が深くなるため釣りをしている間に風に流されるスピードも緩やかになります。

 

 

【安定性について】

一人乗り時のニモ2+1は一次安定性は非常に高いです。一次安定性とは止まっている時の安定性です。釣りをする上ではとても大切な要素です。

 

そして、忍もまた同様に一次安定性が高い艇として有名なカヤックです。

 

止まって釣りをしている時の安定性、この点はニモ2+1一人乗りも忍もかなり高水準で良い!

 

違いが出てくるのは

 

傾けた時の粘り

 

です。ニモ2+1は2人乗り時の積載量に耐えるエアボリュームを備えているので一人乗り時はかなり座位置が高くなります。

 

人間の身体の中で頭が一番重いですから、その位置が高くなれば傾けへの粘りが出せなくなるのです。

 

ですから意外にニモ2+1は横からの波などには弱いので注意が必要です。

これはニモ2+1に限らず、幅広安定系で座位置が高く設定されているシットオン全てに言えることです。

 

忍は座位置が沈みこんだ低重心のカヤックです。シートの左右にエアボリュームがあるので傾いていった時にここで粘ってくれます。

 

そうなってくると、カヤックとしての操作性が上がってきます。

 

忍は艇を傾けて(リーン)、キールを抜いてスイープストロークの回転性をより上げるようなテクニックも使える操作性に優れたカヤックです。これはニモ2+1一人乗りではできないことです。

 

リーンができるカヤックは、水面が荒れた中での操作性において格段にメリットがあります。この点において、やはり一人乗りで考えると忍には分はあります。

 

 

【まとめ】

このあたりを考えると、一人乗り時はどうしても忍の方が潜在能力が高い艇だと言えます。

 

忍は使いやすいセンターコンソール、コンソールの蓋への艤装の自由度、掘り下げられた後部ラゲッジ、フラッシュロッドホルダー6発、ホンデックスの振動子ならスカッパー引き上げ可能・・・などなどなど・・・カヤックフィッシングを想定したデザインに最初からなっているのも魅力です。

 

じゃあニモ2+1一人乗りはダメなのか?

そんなことはありません。

 

海況を読んで、より凪の海を選ぶことが重要にはなりますが、十分すぎるほどニモ2+1は一人乗りでもフィッシングが楽しめるカヤックです。

 

いろいろなメーカーから出ているタンデムの中で、ニモ2+1はまず一人乗り用の座位置設定があるカヤックであること。そしてタンデムとしてはスリムな方なので一人乗りでもかなり漕ぎやすいタンデムであること。これは大きな特徴です。

 

例えば、一人乗りの座位置設定がないタンデムの後部に一人乗りをするとバウが浮き上がり、強風時はそこが風を受けて回されます。あまりにも強風になると戻せない可能性が出てきます。

 

また、大柄なタンデムは一人での運用時に重量が重すぎる、接水している面積が大きすぎてスピードが出ない、風の影響をニモ2+1よりさらに受けるということがあります。

 

逆に言えば、ニモ2+1は他のタンデムよりややスリムなため、一人乗りを考えずに大柄な男性2人乗り専用機としてならば一回り大きい他メーカーのタンデムの方がよりオススメとなるケースもあります。

 

ニモ2+1は特にバウに向かって細身になっていくので2人乗り時、フロントシートに体重がかなり重い方が乗ると左右にロールしやすくなります。できればフロントシートは体重が軽めの方が乗るとバランスがいいですね。

 

ニモ2+1一人乗り時の艤装だってアイデア次第です!

(艤装魂コーナーにご投稿いただいたコバさん、MIZUさん、KAZUSAKAさんのお写真)

 

ニモ2+1か忍か・・・

 

家族でもキャンプやレジャーで使いたいし、一人でもカヤックフィッシングに使いたい。一人乗りでも二人乗りでも使いたい方はニモ2+1

 

よりカヤックフィッシングがしやすく、そしてパドリングのテクニックまで楽しみたいという方は忍

 

です・・・

 

結局は最初の結論に戻っているー!

(すいません)


チャン松君によるカヤックキャンプ動画UP!

$
0
0

kayak55.comのスタッフは2名のみ。

 

ひとりが私ホエール、もうひとりがチャン松君です。

 

役職は・・・

 

チャン松君が代表取締役社長

 

なのです!

 

ちなみに私ホエールは代表取締役会長です(この歳で会長って!笑)

 

そのチャン松社長ですが、最近はもっぱらキャンプにハマっています。

 

ハマっているとはいっても、実際にキャンプをするのはこれからって感じで、ここ2ヶ月ぐらいひたすらキャンプ道具を買い集めていました。

 

池袋でおこなわれた業者向けキャンプ用品の展示会に行ったりもしました。

 

たしかに、キャンプ用品って、実際に見ると欲しくなっちゃいます。お金があったら全部欲しい(笑)

 

そうして買い集めたキャンプ用品をまだキャンプに行ったこともないのに、kayak55のお店で出してはにんまりするチャン松君・・・

 

仕事しろー!(笑)

 

でも、たしかにキャンプとカヤックってめちゃくちゃ親和性がありますよね。せっかく自然の中に行くのだから両方やったらとても楽しいことは間違いないでしょう!

 

そしてついに、買い集めた道具を持ってチャン松君がはじめてキャンプ&カヤックフィッシングに行ってきたのです。

 

今回はゲストにサウスウインドのナガさん、FUNさんを迎え、めちゃくちゃ楽しいキャンプになったようです。

 

その模様をyoutube動画でアップしました↓↓

 

これがやっぱり最高に楽しかったということで、今後は

 

キャンプ&カヤック(またはカヤックフィッシング)をチャン松君が担当して新コンテツとしていこうと思います!

 

題して・・・

 

漕釣野営

 

今後も定期的にチャン松君がカヤックとキャンプを絡めて動画をアップしていきます。そして、実際に使って良かった商品などはkayak55でも取り扱っていこうと思います。

 

私もめちゃくちゃ興味があるのですが、まだ子供が小さくてあまり家を空けられないのです・・。でも子供がもう少し大きくなってきたらカヤック&キャンプにもチャレンジしたい!

 

もちろん、これまで通り、カヤックフィッシングの実釣部分については主に私ホエールで動画作っていきます。

Kayak55のyoutbeチャンネル、もしよろしければチャンネル登録いただければ幸いです。

ビッグベイトチャレンジ一回戦は敗退・・・

$
0
0

高千穂牧場カフェオレ

 

最近飲んだ中で一番美味い飲み物です!超クリーミーで濃厚なミルク感。でもしっかりコーヒーの苦味もブレンドされている。

 

ただ・・・コールドしかないのですよね〜。これからの季節はやっぱり寒い。

 

高千穂牧場カフェオレのホットバージョンの発売を心から望むホエールです、こんにちわ。

 

さて!

 

先日、毎年恒例行事!?となっている

 

アトール・田中さんが関東カヤックフィッシング遠征にお越しになられました

 

ルアーメーカーのアトールさん。

邪道ブランドから発売されているクルクルやヨレヨレといった名作シーバスルアーの名前を挙げればわかる人は多いと思います。

 

アトールブランドでは、JJシャクラ、ザバイブ、フラックフライ、コノハB、GJタラッサなど独自のセンスでかっこよくて、しかも釣れるルアーを出されていて、カヤックアングラーからも大きい支持を集めています。

 

なぜカヤックアングラーからアトールのルアーが人気があるのか。それは、代表の田中さんご自身がカヤックフィッシングをかなりやりこんでいらして、新作ルアーをカヤックからも必ずテストしてリリースされているからです。

 

田中さんの地元関西でのテストはもちろん、過去にもフラックフライ、JJシャクラ、ザバイブとカヤックフィッシングで関東までテストに来られています。

 

カヤックフィッシングの現場からフィードバックされている、だから当然カヤックフィッシングで使いやすいのです。(もちろん陸、ボート、南方遠征などでもテストされています)

 

だからこそ、僕はアトールルアーが好きなんですよね。

アトールさんに限らず、やっぱりカヤックフィッシングを意識しているメーカーさんのものは個人的に使って微力ですが応援もしていきたいと思っています。

 

今回のアトール田中さんの遠征の目的は・・・

 

新作シーバス用ビッグベイト

「ケルシャンス300&200」

 

ちなみにルアーの大きさの比較としてアトールの釣れ釣れペンシルベイトフラックフライ110を置いてみました。その違いに愕然とします(笑)特に30cmは圧倒的なボリューム感!

 

QUELLE CHANCEの意味はフランス語で「最高にラッキー!」

楽しい釣り、想い出に残る釣りができたら良いなという願いを込めて名付けたということです。

 

ほんとにこんなデカイルアーでシーバスが釣れるのか!?

でも、このルアーで釣れたら、それはもう一生思い出に残るような魚になるでしょう。

 

ケルシャンスはシーバスのコノシロパターンを意識して作られたビッグベイトです。

 

そのコロシロのサイズは20cmや時には30cmという個体もいるわけです。コノシロについたシーバスは逆に小型ルアーに食わないことも多く、ビッグベイトの独壇場となることもある。

 

そんな時に遭遇したら、むしろケルシャンスがマッチザベイトなのです!

 

時期的にはまさに今ぐらいから冬にかけてがプリスポーンシーバスのコノシロパターンの最盛期。

最近ではボートシーバスでビッグベイトパターンがとても流行しています。ケルシャンスもボートからテストされて開発されてきています。

 

それをカヤックからもできないか!?そこに挑戦してみたいと思います!

 

ボートから釣れているならカヤックからだって可能性はあるはずです。

 

そして、実はすでに昨年、そんなコノシロビッグベイトパターンでシーバスを釣り上げている方がいらっしゃいます。

 

それが・・・・

 

サウスウインド・ナガさん

 

ナガさんに今日はシーバスビッグベイトの先生としてゲストに来ていただきました。

 

カヤックではやはり行動範囲がボートよりも格段に狭まるため、コノシロ付きのシーバスがそのエリアに入っていなければ難しくなります。だからそんなに普通のカヤックシーバスのように連発とはいかないでしょう。

 

それでも、夢があるじゃないですか!

 

こんなかっこよくて大きいルアーで釣れたらルアーフィッシングの醍醐味を味わえるでじゃないですか!

 

今日は私ホエール、アトール田中さん、サウスのナガさんの3艇で一日ビッグベイトのみをひたすらに投げ続けてみます!

 

ちなみに、ナガさんが今日持ってきたボックスがコレ

 

ボックス3つ、全てビッグベイト!

いい意味で変態です(笑)

 

変態、最高!

 

ちなみに、僕はこれまでシーバスのビッグベイトとしては、ジョインテッドクローでは何本か釣っています。間違いなくジョイクロはシーバスが釣れるルアーです。

 

そのジョインテッドクローでも178mmですから、今日持ってきたケルシャンスと比べるとだいぶ普通のルアーに見えるぐらいなのです。

 

さあ、日の出と共に行ってみます!

 

ちなみにケルシャンスのウエイトは30cmが127g、22cmが84g。ロッドはさすがにKFゴルゴでは投げられないので、テンリュウのビッグベイト用ロッドを持ってきました。

 

リールはアブ・アンバサダーUC4601C、ラインはPE3号、リーダーは8号をヒトヒロにしています。

 

艇はバイキングカヤック・プロフィッシュ45(キュベレイ号)、ナガさんはネイティブウォータークラフト・スレイヤー13、田中さんは同じくスレイヤー12LT。

 

3艇でそれぞれのビッグベイトゲームへ!

 

まずは30cmからキャストしていきます。

 

やはり127gという強烈なウエイトなのでオーバーヘッドでフルキャストとはいかず、ややスリークォーター〜アンダハンド気味でグワ〜んと投げる感じ。

 

でも、ダブルハンドのビッグベイトロッドを使えば想像よりずっと軽くキャストを繰り返すことができました。

 

30cmは3フックでボディがとても長いので小技を駆使するというよりは、やはりストレートリトリーブやストップ&ゴーが使いやすいです。ただそこに浮いているだけで圧倒的な存在感を放ちますし、リトリーブすると水面を押す強い引き波を立てながら、ボディ自体は横腹を見せながら倒れ込むほどの強いロールをします。しかもラトルサウンドが大きい。

 

これはコノシロを意識したシーバスが居ればいてもたってもいられずに出てきそうです。それぐらいルアーそのもののアクションがいい!

 

しかし・・・さすがに30cmのルアー、そう甘くはありません。バイトが出ない。

 

そんな中、ナガさんがなんとケルシャンス300でバイトもらいます!これで場が盛り上がりました!

 

乗らなかった〜

 

やっぱりナガさん、さすがです。

ほんとにバイトが出るんだ!よし、投げ続けるぞ!!

 

ナガさんに釣り方を教わりましたが、思ったよりずっとルアーをゆっくり動かすんですよね。まるでバスのトップウォーターの釣りのようなスピード感です。なるほど〜

 

今日のベイトフィッシュは魚探の画を見る限り、イワシなんです。そのベイトの量はかなり多く、たぶんバイブレーションを通せば余裕で釣れる反応。

 

コノシロの群れに遭遇はできませんでした。だから当然、苦戦となります。

 

でもそんなイワシ付きの魚であっても、コノシロの味を過去に知っている魚ならたまに反応してくるんでしょうね。

 

でも、今日はビッグベイトしか積んできていないので、これを投げ続けるのみなのです。

時にはルアーを縛る、そんなこだわりの釣りもいいでしょう。

 

その後も漕いでは投げ、漕いでは投げ、ときには大移動しては投げ・・・

 

だんだん体力の限界に挑戦!みたいになってきました(笑)

 

田中さんも投げ続ける

 

ナガさんはついには立ってキャストをする

 

が・・・ついに3人とも魚をゲットできませんでした。

 

僕は途中からケルシャンスの220mmにチェンジしました。

これが300mmから変えると一気に投げやすくなります。普通にフルキャストできちゃう。実際はめちゃくちゃ大きいのですが、それでも感覚が麻痺しているので普通のルアーのように感じてしまう(笑)

 

そしてなんといっても、このフォルムのかっこよさ!

ヘドンのタイガーを彷彿とさせるクラシックなデザイン。最高です。

 

実は僕個人的にはこちらのケルシャンスの220mmがめちゃくちゃ好みでした。300mm同様にただ引きでも水面を引き波を立ててよく泳ぐのですが、ケルシャンス220mmはロッドワークで首を振ってくれる。ジャークを入れると水中に一旦入ってギラっとアピールしてまた浮上してくる。よりロッドワークが駆使できるルアーになっています。僕はロッドを動かす釣りが個人的に好きなので、ドンズバです。

 

バイトがもらえないまま時間が過ぎていきますが・・・

 

投げてて楽しいから続けれられる!

続けられるから、いつか必ず結果がついてくる!

(釣れそうな潮目なんだけどな〜)

 

最終的に・・・

 

日の出の6時からスタートして、16時まで!

 

なんと10時間投げ続けました

 

そして・・・結果としては今回は釣れませんでした・・・

 

16時、着岸

 

田中さん、10時間フルキャストおつかれさまでした!

 

ナガさん、10時間フルキャストおつかれさまでした!

 

田中さん、関西からお越しいただいたのにすいませんでした。

 

でも・・・なんだろう、釣れなくてもこの楽しさ、このやりきった感。やっぱりビッグベイトの釣りには特別な何かがある。

 

そして、こんなチャレンジを一緒にできる変態仲間がいることはとても幸せなことです(笑)10時間ビッグベイト投げ続けですから!

 

変態、最高!

(二回目)

 

カヤックシーバス、たくさん釣るのも楽しいです。秋はたくさん釣っておかないと!

でも、ときには一本の価値を求める釣りをしていきたいです。せっかくルアーフィッシングをやっているのですから。

 

そして、このルアーのアクションなら信じて投げ続けられると確信しました。

 

またナガさんと一緒にコノシロシーズン、ちょいちょいビッグベイト投げにいこうと思います!

 

今日遊んでくれた海と仲間に・・・感謝!

 

10時間漕いで投げきった後の山岡家・・・いつもより100倍美味かったです。

ダイエット!?・・・そんなの関係ねー(笑)

それでも僕らは夢を追う!

$
0
0

今日は朝練に行っていて、しかも釣れていないので(笑)簡単にご報告です。

 

先週、アトール田中さんが関東遠征に来ていただいてビッグベイトゲームにチャンレジするも・・・

 

不発!

 

そこで今日は、ビッグベイトシーバス大好きサウスウインド・ナガさんと再び朝練に出てきました。

 

前日の夜、カッキーからタイミングよく朝練のお誘いもあったので3人でコラボ!

 

前日の仕事が長引いて、家に帰ったのが0時頃。3時半には起きて内房に向かおう・・・

 

朝目覚めたら4時半!?

 

痛恨の遅刻!

 

とりあえず着の身着のままで高速に乗ってポイントに向かいます。

 

到着すると、すでに時刻は6時過ぎ。ナガさんとカッキーは用意万端。

 

ホエール君、なにやってんのー!

 

す・・・すいません(汗)とりあえず先に出ててくださーい。

 

相変わらずナガさんは変態タックル。ビッグベイトだけで3セット(笑)

 

カッキーは今日は普通にワームやバイブレーションの釣りを展開します。

 

一人だけ10分遅れで出艇!

 

艇はバイキングカヤックの忍(ジ・0号)

 

僕も今日は変態タックル。

 

ルアーは・・・

 

アトール・ケルシャンス220と300のみ

 

忍のコンソールの中ガラガラ。

ルアー1個だけ入れていくという布陣(笑)

 

そして出艇してびびりました。表層イワシぎっしりなのです。

 

頻繁にいたるところでボイル!

 

こっちでもボイル、あっちでもボイル

 

そのボイルの正体は・・・

 

なんとタチウオ!

 

そして、たまにサゴシ〜サワラサイズまでが飛んでいます。

 

なにこれ!?

 

タチウオが水面から飛び出して、いたるところで空を飛んでいるのです(笑)

こんなの初めて見ました!

 

当然、普通にワームやバイブレーションの釣りをしているカッキーは・・・

 

タッチー爆釣です!

 

朝だけで余裕の2桁釣って、そこからボトム狙いでマゴチも釣っていました。さらにサワラサイズもかけるも艇の下に走られて痛恨のラインブレイク。

 

もう祭り状態!

 

ナガさんのシーバス狙いの超ビッグスプーンにさえタチウオが食ってしまう状況

 

僕の方は、今日はワンタックル、ビッグベイト2本しか艇に乗っていないのでタチウオには手も足も出ず。でも、そのビッグベイトにさえ2バイトありました。(当然乗りませんが)

 

いや〜今日フライタックル持ってくるべきであった!今日なら僕の腕でもフライで釣れたと思う。

 

ただ、ビッグベイトシーバス的には・・・ちょっと参りました。

 

沖にはかなりの数の職漁船がトローリングしています。おそらくこの海域に数百ではきかないぐらい、数千単位でタチウオが入っているのではないでしょうか。

 

そうなると、シーバスはかなり厳しそうです。表層にギラギラした長いやつが群れていてシーバスがそこを割って出てはこなさそう。しかもサワラサイズまで入っているとなるとシーバスはびびってしまっているかもしれません。

 

ベイトもコノシロは見つからず、イワシ。

 

なるべく魚探でタチウオの反応を避けてキャストを続けますが・・・

 

結果、午前中6時間ビッグベイト投げ続けて今日もナガさん&ホエールのビッグベイト変態ブラザーズ・・・シーバスノーバイト、完封試合でした(ガーン)

 

昼で僕とカッキーは仕事のため離脱。

 

サウスウインドさんは水曜日は定休日なのでナガさんはそのまま居残り、なんと夕マズメまでビッグベイト投げ続けるそうです。

(真の変態だ!笑)

 

結果はまだ聞いていないのですが、昼ごろから一気にタチウオの反応が去ったので、夕方チャンスかもしれません。いや、ナガさんならきっと釣ったのではないか!?

 

最後にナガさんに艇の上で淹れるコーヒーをカッキーとふたりでゴチになりました。海抜ゼロメートルに浮かんで飲むコーヒー、最高に美味かったな〜。

だんだん寒くなってきてドリンクホルダー系、必須になってきますね!

 

まあ、ビッグベイト、そんなに簡単に釣らせてはくれません。

でも、出たらきっと一生忘れないバイトになるハズ。

 

そんな一発を求めて、僕らは今日も夢を追う!

 

でも・・・次はミノーで釣りまくってリハビリしようっと(笑)

 

今日遊んでくれた海と魚と仲間に・・・感謝!

 

そしてまた食ってしまった・・・・山岡家。

JAFカードで味玉サービス!

バイキングカヤック、一部カラー廃盤のお知らせ

$
0
0

ホエールJr.が大きくなってきたら親子タンデム用にニモ2+1を買おうと思っていて、そのカラーに悩んでいるホエールです、こんにちわ!

 

まあ・・・ホエールJr.がカヤックに乗れるまであと4〜5年はかかりそうなのですが(笑)

 

そのカラーの中に入れようと思っていたカラーがあって今日は個人的にはちょっと残念なのですが・・・

 

お知らせです!

 

バイキングカヤックは現在上記写真の11色カラーの中から単色、2色、艇によっては3色組み合わせて作ることができるのですが

 

このカラーの中で

 

パープル

 

カモ

 

の原料が廃盤となってしまうそうなのです。

 

ですので、パープルとカモを使ったカラーは現在、工場にある原料の在庫が尽きると作れなくなってしまいます。

 

今日(2019年11月15日現在)、まだ工場にはパープルの原料は豊富にあるそうなのですが、カモ材料はもう残りわずかになっているそうです。

 

ですので、近々にカモとパープルでカヤックを製造されたい方はまずkayak55か静岡のバイキングカヤック工場まで在庫の確認をお願いいたします。

 

これまでパープルやカモを使ってバイキングカヤックを作っていただいたお客様は逆にレアなカラーの艇に乗っていることになりますよね。

 

さあ!ホエールJr.とのニモ2+1のカラー、また考えなそうっと!(まだ数年あるけど)

 

このカラーで悩む時間も楽しい、それが国産オーダーメイドのバイキングカヤックの魅力です。

バイキング・忍に派生モデル登場予定!

$
0
0

今日の関東は最高のベタ凪にばっちり週末が重なりましたよね〜!

 

Kayak55は試乗会パドリング講習だったのですが、暑くもなく寒くもなく、カヤックを漕いでいてめちゃくちゃ気持ち良かったです。

 

いい季節になってきましたね〜

 

きっと皆さんも良いカヤックフィッシングされたのではないでしょうか。

 

さて、連日のバイキングカヤックのお知らせとなりますが・・・

 

今日の試乗会でも大活躍したバイキングカヤック・忍。

 

忍に派生モデルが登場する!というお知らせがバイキングカヤックより届きました。

 

※お買い求めしやすい価格で完成度の高い従来の忍も引き続き販売となります。

 

まだ写真等はないため、文面でのお知らせとなりますが、また今後詳細が分かり次第追ってお知らせします。

 

〜以下、バイキングカヤックからのお知らせ〜

 

このたび、カヤック忍(シノビ)の新商品、

 

忍Pro

(シノビプロ)

 

の発売が決定いたしましたので、お知らせいたします。

 

来月2019年12月後半頃の発売開始を予定しております。

 

現行の忍と同様のサイズ、デザインになりますので、見た目は現在のものと変わりませんが、中央のコンソールボックスをカヤック本体から取り外すことが可能になるという点が異なります。

 

【忍Pro の特徴】

・現行の忍と同様のサイズ、デザイン

・中央のコンソールボックスの取り外しが可能 

(コンソールボックスの用途:釣具などの道具入れとして、アイスボックスとして使用等)

※これにより車載や本体の持ち運びが楽になります。

・コンソールボックスの重さ:おおよそ2.5kg~3kg

・コンソールボックスの深さ:現行のものよりおおよそ10cmほど更に深くなります

・折り畳み式のボックス用スタンドが付属(そのまま折り畳んでボックス内へ仕舞うことが可能)

・コンソールボックス上のカバーは通常オプション販売となるコンソールトップBが セットとして含まれます

 

【希望小売価格のご案内】

希望小売価格132,500円(税込価格)を予定しております。

※パドルとバイキングフラッグが購入特典として含まれます。

※本体105,000円、コンソールボックス27,500円を合わせましてのお値段となります 。

 

また、こちらの新商品は来月予定をしております毎年恒例のウィンターキャンペーン対象となります。

(ウィンターキャンペーンにつきましての詳細は決定次第、後日改めましてご案内いたします)

 

今回は簡単なご案内となりますが、 お写真を含めました詳細につきましては改めまして12月中頃にご案内をさせていただきますので、しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

 

引き続き、何卒、宜しくお願い申し上げます。 

 

ジフィーマリーンジャパン株式会社 

バイキングカヤックジャパン工場・実店舗 

 

ということで!

 

忍は艇としてのデザインはとても優れていますから、そのボディデザインはそのまま、コンソールボックスのタイプが一体型(忍)か取り外し可能か(忍pro)を選べるようになる・・・といったことなのだと思います。

 

正直、私ホエールも忍を所有していて、いまのところなんら不満はありません。でも、選択肢が増えるというのはいいことですよね。

 

私ホエールもまだ現物を見たことがないので、あくまでも想像の範囲内ですが・・・

 

センターコンソールのボックスが取り外せるということは、これまでガーミン魚探などではステーで落とさなければいけなかった振動子をボックスに取り付ければステー無しで装着できるようになるかも!?なんて想像が膨らみます。

 

センターコンソールのボックスごとガバっと外せるようになるのだと思いますので、魚探本体を設置したコンソールボックス、コンソール内に入れた釣具やバッテリーなどもまるごと外して車内へ・・・みたいな感じでカヤックフィッシング後の片付けも楽なのではないでしょうか!?

 

これは・・・続報が楽しみですね!

 

12月中頃のバイキングカヤックからのお知らせをお待ちください。

大房岬のビーチクリーンのお知らせ

$
0
0

地元の海岸清掃にカヤックアングラーがお手伝いをさせていただいている恒例の

 

大房岬のビーチクリーン

 

日程が決まりました。

 

日時:2019年12月1日(日) 8時から

場所:多田良西浜海水浴場

 

このビーチクリーンは、

 

ブログTeam banzy!!の田吾作さん

 

が地元の方と連携していただき、もう何年も継続しておこなっております。

 

告知がぎりぎりになってしまいましたが、もしご興味ある方いらっしゃたらぜひお越しください。

 

特に申し込み等は不要のゆるい感じのビーチクリーンですので、普通にお越しいただければOKです。

 

初めての方も7時ぐらいにはカヤックを積んだ車がポツポツと浜に止まっているとおもうので分かると思います。

 

8時からのスタートなので7時半ごろまでにお越しいただくと良いのではないでしょうか。

 

ビーチクリーンに参加される場合は動きやすくて汚れても良い格好でお越しください!お着替えやタオルもあるといいと思います。(軍手は支給されます)

 

ビーチクリーン当日は、浜前の芝生への駐車が可能です(ロープを外してくださるそうです)

 

※通常は浜前の芝生は駐車禁止です。

 

 <過去のビーチクリーンの写真>

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆さんも記憶に新しいかと思いますが、南房総〜館山は台風によって甚大な被害がありました。この海岸も台風の影響もあり、今回は人数が多い方が助かるとのことなので、出来るだけ多くの方に集まっていただきたいと主催者側より要望をいただいております。

 

やはり普段、お世話になっているフィールドです。kayak55でカヤックを買ったお客様方も多くホームにしていると思います。その海岸に微力ながらも役に立てる機会です。

 

私ホエールもよほど仕事が入らない限りは参加する予定です。

 

もちろん風の予報次第ではありますが、カヤックを積んでいきビーチクリーン後はこの浜か、混雑するようならば別の場所に小移動してカヤックフィッシングをする予定です。

 

これまで多田良西浜からよくカヤックを出艇されている方、もちろんお時間やご都合が合えばですが、ぜひお力添えいただければ幸いです。

 

もちろん、これまで多田良西浜に来たことがない方も初参加、大歓迎です。

ベテランのカヤックアングラーが多く集まるのでいろいろ情報交換の場にしていただくのも良いかと思います。

 

よろしくお願いいたしますm(_ _)m

カヤック・タチウオ動画

$
0
0

お客様からの以前差し入れでもらった

セブンイレブン・こだわりあんこ&ホイップ生どら焼き

 

いわゆる僕らが知っているどら焼きとはもはや別の食べモノになっている(笑)

 

これは美味い!

 

ドラえもんが食べたらどうなっちゃうんだろう。たぶんバグるな・・・ホエールです、こんばんわ!

 

今日はホントはコルジグ開発者のこるさんと久々にNの海カヤックジギングの予定だったのですが・・・

 

爆風!

 

なかなか予定と風が合わないですね〜

 

コルジグも遅れに遅れて申し訳ないのですが、もうちょっとだけ最終テストしたいんです。

 

今年は10月の台風や大雨もあって、思うように秋の釣りを満喫できず、今後も冬型が強まってくるとこういう出れない日も多くなってくる。

 

カヤックは安全第一、まあ、じっくりいきましょう!

 

で、そういう時は空いた時間でyoutube動画作り。やはり今は動画の時代、オジサンもなんとかついていかないと!

 

年内にまだ作れていない溜まった素材であと4〜5本は動画作りたいな〜。

 

ということで、今日は先日コロニャーさんと爆釣!?したカヤック・タチウオの動画を作ってみましたので、もしよろしければお時間ある時にでもご覧ください↓↓


 

全部の魚を入れると長過ぎるし単調なので15分前後の動画にするにはかなり抜粋しなければなりませんでした。逆に言えばそんな釣りもなかなかないですよね!たまにはこういう爆釣もある・・・それがカヤックフィッシングだと思います。(もちろんダメな時も多いけど!)

 

これからの冬の時期は爆釣といえばワカサギぐらいで、他の魚種は1本2本を絞り出すような釣りになってくると思います。(イカはティップランでハマればけっこう釣れるかも?)

 

でも関東のカヤックフィッシングはウェアリングさえしっかりすればオフシーズンは無し。引きつづき、いろいろなカヤックフィッシングにチャレンジしてみようと思います!

 

【今回のピックアップアイテム】

やはりタチウオでも大活躍してくれました・・・

 

アトール・ザバイブ

販売ページはコチラ

 

タチウオはカヤックからはそれほど釣りこんだことがなかったのですが、バイブレーションに関してはやや速めのタダ巻きが効くな〜と感じました。

 

ザバイブはシャクってもテーリングしない鉄板バイブとして有名ですが、もちろんタダ巻きでも小気味よく動き、よく釣れます。

 

鉄板バイブはフォーリングも速いし、そこからの斜め巻き上げでオールレンジを手早くサーチができるので漕いで、流されての広範囲から魚を探すカヤックにおいてとても効率が良いルアーだと思います。

 

なにより安い(ココ大事)

 

私にとってこのルアーは、水深3m以深〜10m弱までのレンジにおけるキャスティングのカヤックフィッシングでもはや外せないアイテムとなっています。


カヤックキャンプ・花島公園お花見広場イベント!

$
0
0

最近カヤック&キャンプにハマっているkayak55のチャン松君。

(写真は先々週のサウスウインド長島さん、FUNさんとのキャンプカヤックのモノ)

 

一昨日もサウスウインド長島さんと一緒にキャンプに行ってました。(お店をサボって!笑)

 

そんなチャン松君にぴったりなイベントが千葉市でおこなわれます。

 

12月7日〜8日

カヤックキャンプ・花島公園お花見広場

場所:千葉市花見川区花島公園 お花見広場

入場料:300円(小学生以上)

 

それぞれのアクティビティで別途参加費用がかかります。

 

ちなみに、アクティビティごとにご予約が必要です。

 

詳しくは公式HPでご確認ください。

 

カヤックキャンプ・花島公園お花見広場公式HP

 

<カヤック体験>

花見川の自然を体験、初心者でも可。6歳以上。

45分2000円(一人乗り)・3000円(二人乗り)

90分4000円(一人乗り)・5000円(二人乗り)

カヤック持ち込み1000円

※1艇あたりの料金です。

 

体験艇としてはバイキングカヤック・ニモ2+1、バイキングカヤック・忍をご用意しています。

 

<キャンプ&キャンピングカー>

テントを持ち込んでファミリーキャンプやソロキャンプを楽しめます。

テント持ち込みデイキャンプ1000円

テント持ち込み一泊2000円

キャンピングカー持ち込み2000円

キャンピングトレーラーMOBIHO 5000円(今回は電気が使えませんのでご了承ください)

(最大利用人数 大人3名+子ども1名)

 

<てぶらでバーベキュー>

キャンプといえばバーベキュー

水辺でバーベキューを楽しみましょう

お肉:豚肉、鶏肉、ソーセージのセット 1.500円(1人前) 焚き火用バケツ型グリル 炭火1kg

また、追加食材は持ち込み可能ですが、焚き火用のコンロは持ち込めませんのでご了承ください。

焚き火7組限定

 

その他、入場料だけで楽しめる水辺プレーパークでの楽しみ方や水辺マルシェ&クラフトなど盛りだくさんです。

 

7日からキャンプで泊まるも良し!

 

それぞれの日程で日帰りでカヤックの試乗やバーベキューでもOK!

 

晩秋の花見川でアウトドアを満喫してみませんか!?

 

このイベントには、kayak55からはキャンプ大好きチャン松君が参加します。

当日は、サンカヤックさんと合同でチャン松君はカヤック体験のスタッフとしておりますので、ぜひお声かけてみてください。

 

ちなみに、私ホエールは7日はお店番で居残りです。行きたかった・・・

 

そして、8日はもともとNの海でkayak55ハウスの集まりがあったため、kayak55は臨時休業とさせていただくことになると思います。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 

チャン松君はキャンプで泊まるそうなので、この2日間の模様はいずれkayak55.comのyoutubeチャンネルにアップされると思いますのでお楽しみに!

バイキング・オージーが新艤装に!

$
0
0

バイキングカヤックからのお知らせです!

 

10月下旬に清水のバイキングカヤック工場に行った際にアレックスさんから

 

オージーのNEW艤装バージョンを考えているヨ!

 

と、ちらっとだけ見せてもらっていましたが・・・

 

ついに、オージーは新艤装バージョンとなりました。

 

もちろん船体は同一なので艇の性能自体は変わりません。

 

今回からオージーの艤装はこうなります。

 

おおーー!

 

シンプル化して、よく使う部分はパワーアップしている感じですね。

 

何が変わったかというと・・・

 

これが従来艤装版のオージー

 

これが新艤装版のオージー

 

間違い探しみたいですが(笑)

 

変更点は・・・

 

新艤装版は、艇を一周ぐるっと回っていたグラブロープが廃止となりました。

このグラブロープ、個人的には好きだったのですが、これは旧艤装版のオージーを持っている方の特権ですね。

 

そのかわり

 

新艤装版は、ラバーハンドルが前後左右に4点設置されました。

 

これはデカイですね。

これまでのオージーは前後がT字型のトグルタイプの持ち手でした。そして左右にハンドルがなかったのです。

 

4点ラバーハンドル設置で、ただでさえ激軽のオージーが、さらに車載や陸上での運搬がラクラクになることでしょう。

 

足元のバンジーコード廃止!

これは好みが分かれるところで、個人的にはアクセントとして好きでしたが、必要な方は後からアイレッツを打ってバンジーを追加することも全然可能です。

 

新艤装版は、デッキ内に2点、レイルブレイザ・スターポートが標準装備として追加されました。

 

ここに別売のレイルブレイザ製品を簡単に設置することができるわけです。

 

一例としては・・・

 

股の間のスターポートにドリンクホールド

 

足元のスターポートにロッドホルダーIIやロッドホルダーRなど

(※写真のレイルブレイザ製品は別売りです)

 

使い方はアイデア次第!

 

後部ラゲッジ周りは大きな変化はなく、バンジーコード、フラッシュロッドホルダー2点、フラッグマウント+バイキングフラッグが標準装備されています。

 

オージーはバイキングカヤックの中ではもっとも小型の艇となります。大柄な方(180cm以上など)にはそもそもデッキが狭すぎるので、小柄な方向き。

 

<スペック>

長さ:270cm

幅:79cm

ハル重量:17kg

推奨最大積載量:100kg

 

正直、海で沖に出ていく艇ではないと思っていただいた方がいいです。

もし海で乗るならば、小型艇ならではの操作性を活かして波乗りで遊んだり、岸からすぐの釣りなどで使うのがいいかもしれません。

 

また、サイストラップをつけてヘルメットをかぶって川下りに使っている方もいらっしゃいます。

 

淡水のバス釣りで野池や小規模河川などの小規模な場所での釣りには運搬がめちゃくちゃ楽なので愛用されている方も多い艇です。

 

バイキング最軽量さを活かしてフローターの延長というイメージの釣りにはそうとうオモシロイ一艇だと思います!

 

新艤装化オージー、そういった用途にぴったりきた方は注目してみてはいかがでしょうか!?

 

旧艤装版オージーを使ってバス釣りをした動画があります。(かれこれ8年以上前の動画ですが・・・)もしよかったらご覧ください↓↓

印旛沼水系の小規模河川に仕事前3時間だけちょっと時間が空いたのでオージーを担いでちょい浮きしたんですよね。オージーの軽さはこういう近所でちょっと朝練にも最高です!

 

新しくなったバイキングカヤック・オージーの販売ページはコチラ

 

キャンプ用品はじめました

$
0
0

今日は湾奥シャローへシーバス狙いでカヤックフィッシングに行ったのですが、午前中はあいにくの雨と風で風待ち。午後から凪いできたので出艇。出るのが遅かったので、ついつい昼から15時半まで浮いてしまい、おもいっきりkayak55のお店に遅刻したホエールです、こんにちわ!

 

もともと好きが高じてカヤックショップをやって、やりこんでいるから使っている各商品にも詳しくなるわけですから、フィールドワークはちょっとでもチャンスあればどんどんやる・・・これが大切だと思っています。(いいわけです。チャン松君、遅刻してゴメンナサイ)

 

また今日の模様は後日じっくりブログで書きたいと思うのですが、東京ベイゴーゴー・ダイナマ90SSP、はじめてまともに使ったのですが、このルアーは釣れますね!そして、今日釣れた魚はプリスポーンのお腹ブリブリが多かったです。(太ももの上に乗せるとウエアが白子?でベトベトになる感じの)そうなると、そろそろ湾奥シャローも終盤です。

 

でも、今日の感じだとまだもうちょっとはいけそうです。シーズン終盤にランカーっていうのはけっこうあること。次回はフライで釣りたいな〜

 

そんな中、やはり好きが高じて販売開始となったものがあります。

 

こちらは私ホエールではなく、チャン松君がいまハマっている

 

カヤック&キャンプ

 

ホエールは今まだ子供が小さくて家をあまり空けられないのでチャン松君と一緒にキャンプができないのですが、どうやらこれがそうとう面白くてたまらない様子なんです。

 

実際、カヤック&キャンプというスタイルで楽しんでいる方も多くて、今日もお店にキャンパーの方がカヤックを見にご来店いただきました。

 

そこで、キャンプ大好きチャン松君が「コレ!」とピンときた商材を厳選して販売することにしたのです。

 

kayak55.comキャンプ用品も販売開始します!

 

販売ページはコチラ

 

とりあえず少しづつですが、いろいろ入荷していきます。

そして、実際にチャン松君がそれぞれの商品をyoutube動画で使いながらご紹介なども今後していきたいと思っています。

 

好きこそモノの上手なれ

 

という言葉がありますが、商売になるとそうは言ってられなくなることって現実問題として多くなるもの。

 

でも、kayak55は「好きこそモノの上手なれ」の精神を忘れずに、チャン松君のキャンプもそうですし、ホエールのカヤックフィッシングも含めて実際にフィールドに出つづけ、楽しみつづけていきたいと思います。

 

kayak55.comで販売しているものは現在かなり膨大な数になるので全てとはいきませんが、なるべく現場で実際に使った上で良かったモノをご紹介していきたいのです。

 

そんなこんなで始まったチャン松君のキャンプ用品販売コーナー・・・ぜひよろしくお願いしますm(_ _)m

バイキングカヤックからのお知らせ

$
0
0

ホエールです。

 

今日はいろいろとバイキングカヤックからのお知らせがあるのでご紹介します。

 

【お知らせ・その1】

ブラックキャンペーン終了!

原料のブラックのポリエチレンの在庫がある限り11月末日までのキャンペーンだったブラックカラーが使えるキャンペーンですが、例年より大変多くのご注文をいただき、原料が今日のご注文で全てなくなりましたので、早期終了となりました。

 

僕の記憶する限りでは、これまでブラックキャンペーンが早期終了することはなかったはずです。ブラックカラー人気、どんどんアップしていますね!

 

私もブラックキャンペーンが始まった年に我慢できず1艇注文したので、同じブラックカラーマニアの方が増えてとても嬉しいです。

 

今年もたくさんのブラックカラーのご注文、ありがとうございました!

 

 

【お知らせ・その2】

12月1日よりウインターキャンペーン開始!

 

これはまた11月末にあらためてしっかり告知したいと思っていますが、今年もやります・・・・

 

バイキングカヤック・ウインターキャンペーン!

 

すでにブラックカラーもなくなったので、もしいまバイキングカヤックの購入を検討されている方は12月1日以降のオーダーが圧倒的にオススメです。

 

今年は開催期間とプレゼント内容がいつもと違いますのでご注意ください。

 

【キャンペーン実施期間】

2019年12月1日〜2020年1月31日まで

 ※例年と実施期間が異なりますのでご注意ください

 

【キャンペーン対象のお客様】

上記期間中にバイキングカヤック本体をご注文、ご決済をいただけるお客様が対象になります。

 

【キャンペーンの内容】

上記期間中にカヤック 1 艇をご注文につき、AとBから 1 ずつお選びいただきまして、合計 2 点の商品をプレゼント

 

A:デラックスシート または カヤックカートどちらか1点プレゼント

 

B:1か2のどちらかお選びいただきプレゼント!

 

<1>

ロッドホルダーR セット

(ベースセット+バイキングステッカーが含まれます) 

 

<2>

回転式プラットフォームセット

(ベースセット+バイキングステッカーが含まれます)

 

※ロッドホルダーやプラットフォームの種類はご変更頂けません 

 

※キャンペーン終了間近は毎年ご注文が殺到いたしますので、納期が3週間以上かかる場合がござます。

何卒ご了承いただきますようお願いいたします。

 

 

【その他】

エクストラクッションシート 

ウィンターキャンペーン特別価格

 

キャンペーン期間中にカヤック本体のご注文と同時にエクストラクッションシートの購入 をご希望のお客様には、

通常希望小売価格 12,650 円(税込)のところ ⇒10,900 円(税込)にて販売いたします。 

 

※つまり A からシートを選択され、エクストラクッションシートにアップグレードを ご希望の場合には、 差額の希望小売価格 1,990 円にて販売いたします。

 

 

【お知らせ・その3】

この最後のひとつがちょっと残念なお知らせではあるのですが・・

 

これまでバイキングカヤックではオマケとしてプレゼントでバイキング・カンタムパドルをプレゼントさせていただいておりましたが・・・

 

このウインターキャンペーンより、今後はパドルプレゼントがなくなります。

 

パドルはオーストラリアから材料を入れているのですが、その価格がどんどん高騰しており、プレゼントとしておつけするのが難しくなってしまったのです。

 

個人的にはバイキングカヤックの艇であれば全てのモデルにおいて220cm〜230cmのパドルで十分対応できます。(最近は220cm前後のパドルが主流となってきており特に人気です)また、プロフィッシュと忍においては215cmでも対応可能です。

 

ぜひ、カヤックと併せてkayak55で取り扱っているスウィングスターやマーシャスなどのパドルをご検討いただければ幸いです。

 

カヤックとパドル同時ご購入の方には、kayak55からパドルリューシュを1本サービスでおつけします!

 

ということで、矢継ぎ早なお知らせとなりましたが、12月1日からのバイキングカヤック・冬のキャンペーンにぜひ、ご期待ください!

カヤックシーバス、新しいチャレンジへ

$
0
0

僕はシーバスが、たまらなく、好きだ!

 

(昨年の80オーバー)

 

(今年の春の89cm)

 

大学生の頃、僕とタツノリ君はこの魚を一緒に追い求めることで友達になったんです。

 

タツノリ君とは大学で同じ学部だったのですが、微妙にグループが違っていて特に1年の時はほとんど会話がなかったんですよ。

 

きっかけは僕が学校に竿袋に入れたシーバスロッドを持っていって抱えながら授業を受けていたこと。帰り道に釣りしようと思って・・・(大学なめてんのか)

 

しかも授業を受けながら「ルアー情報」を読んでましたから(笑)

 

それを目撃したタツノリ君が「シーバスやるの!?俺もだよ!」っていう感じで意気投合したのです。

 

僕とタツノリ君はシーバスという魚を一緒に追い求めることでどんどん仲良くなっていきました。(当時、あとひとりメンバーがいたんですが社会人になって疎遠になってしまった)

 

シーバスという魚の存在がなかったら、タツノリ君と仲良くなることさえなかったのだと思う。

 

タツノリ君がいなかったらTEAM N.Wも存在していなかった。カヤックフィッシングも始めていなかったかもしれない。

 

そういう意味でもシーバスには感謝という言葉しかない。

 

90年代当時、情報もあまり無い中、やみくも通って、信じられないほど釣れなかったシーバス。でも、たまに釣れるシーバスの大きさやエラ洗いする豪快なファイトに僕らはすっかりヤラれてしまったのです。

 

身近な海の、しかも足元に、こんなデカイ魚がいるのか!?

 

僕はシーバスにどんどんのめり込んでいき、ついには釣り業界に入り、ついにはカヤックフィッシングを始めていくことになるんです。全てのきっかけは・・・

 

シーバスという魚がいたからなのです

(陸っぱりのシーバス写真)

 

僕の人生を変えた魚だと言っていいと思います。(いいのか悪いのか!?笑)

 

社会人になり釣り業界に入ってからはオフショアをやったりライトゲームをやったり、カヤックを始めてからは更に様々な魚種を釣るようになってますが、やはり僕の人生を大きく変えたシーバスは僕のライフワーク、ベースとしてずっと存在し続けています。

 

シーバス釣りをかれこれ20年以上、カヤックシーバスを15年やっているわけですが、いまだにわからないことだらけ。だからおもろい。

 

陸っぱりで始めた頃はぜんぜん釣れなかったシーバス。それが東京湾奥で小型ミノーやワームを駆使し、けっこう釣れるようになってきました。そしてシャローミノーの登場で干潟や川で大型を狙って釣れるようにもなってきました。

 

カヤックシーバスを始めた頃はその延長でシャローミノーからスタートしました。その後、バイブレーションを使うと数がめちゃくちゃ釣れることが分かってきました。さらにシャローでシンキングミノーをジャークやトゥイッチしていくと日中の釣りにおいて大型をスイッチを入れてより狙って釣ることができるようになってきます。

 

(たぶん2007年ごろ!?の80オーバー)

 

(2011年自身初の90オーバー)

 

あれだけ釣れなかったシーバスが日中にガンガン釣れる・・・それだけでも十分にスゴイことなのですが、それを何年もやっていくと、さらに刺激が欲しくなるから人間は欲深いものです。

 

ここ数年はミノーで釣果を抑えたら、なるべくトップで釣ることにこだわってみました。するとそれも状況によってはハマって心臓爆発の炸裂バイトを何度も見せてもらえました。

 

シーバスってこんなにトップで釣れる魚だったのか!アグレッシブ!

 

それらはkayak55のyoutubeチャンネルに過去にアップされているので、もしよかったらご覧ください。

 

トップ以外では、昨年から今年にかけては、20年前にシーバス界に革命を起こしたミラクルワークスのプラグを再び持ち出して、ジャーキングの釣りをカヤックからチャレンジして、結果が出てきています。

 

ロッドをこんなに大きく動かしてシーバスは釣れるのか!

 

20年前、ミラクルワークスのプラグの効果的な動かし方が正直、僕には分からなかった。それが、カヤックから釣ることで少しづつわかるようになってきました。

 

もちろん、いつでもどこでも釣りたいルアーで釣れるほどシーバスは甘い魚ではありません。シーバスは10cmレンジがずれるだけで釣れないこともある基本的にはレンジの魚ですから。

 

だから従来の釣り方もしっかりやって釣果を抑えつつ、チャンスがあれば、やりたい釣りたい釣りにシフトするのが良いのだと思っています。

 

そのかわり、勇気をもって数釣りは捨てなければいけません。

 

そんな僕が、2019年〜2020年にかけてチャレンジする新しいカヤックシーバスの釣り方は3つ。

 

【ビッグベイト】

信じられいほどデカイルアー(30cmなど)でシーバスが釣りたい!ボートシーバスなどでは時期限定のコノシロパターンで確立されている釣り方です。ただ、やはりベイトフィッシュのサイズに大きく左右される釣り方。コノシロ限定になるので今年のこれからの冬と来年の晩秋〜冬にはトライしてみます。

 

【ダブルスイッシャー】

トップでシーバスが釣れるだけでも衝撃的でしたが、アトールのフラックフライやフロッグプロダクツのスキマーでシーバスが釣れるのがもはや当たり前になってきているので、今後はダブルスイッシャーでのシーバスにもチャレンジしていきます。ダブルスイッシャーはバスのトップの釣りにおいてはもはやペンシルより釣果が出しやすいルアーとなっています。だったらシーバスでも効くんじゃないのか!?見た目的にも、いかにもルアーフィッシング!というインパクトがあるし。

 

【フライフィッシング】

以前、一度取り組んで挫折した釣り。今年は夏場にバスをフライで狙いはじめて再びフライ熱が再燃してしまっています。もう一度、カヤックからのフライフィッシングにもチャレンジしよう。たぶん今年はもう時間がないので、来年の春先が勝負かな。

 

そんなこんなで、やること盛りだくさん。

 

カヤックシーバスフィッシングに終わりがない!

 

僕の残りの人生の方が短い・・・やりたいことは思いたった時にやらないと!

 

今年も秋のカヤックシーバスにたくさんいきかったのですが、10月は残念ながら台風や大雨の影響で思ったようにカヤックフィッシングができませんでした。そして11月も天候が合わずあまり出ることができませんでした。

 

そんな中でも、印象的だったのが11月10日の釣りでした。ちょっと前になりますが、リポートです。

 

場所はいつものバシフナ三番瀬。

 

ちなみに、この日は日曜日。チャン松君に「今日はkayak55のお店に遅刻する!」と宣言して来ました(笑)

 

船橋三番瀬の公園前の道路は路上駐車禁止ですが「日・祝は除く」となっており、日曜日ならば朝マズメからも狙えますが、僕は駐車場オープンからゆっくりスタート。

 

この三番瀬の干潟のシャローのハイシーズンは10月と11月。今年は天候が悪い日が続き思ったように釣りができないままに11月も半ばになってきてしまいました・・・・。

 

この日は2タックル体制。

いつものKFゴルゴ+アブ・アンバサダー4601Cガンナー。

さらに!今回はフライタックルも積んでいます。リールはアブ・デルタ5。

 

そうなんです・・・

 

カヤックフライフィッシングを本気でやろう、そのために・・・

 

買ってしまいました。

カムパネラさんのソルトウォーターフライロッド!

 

オール・チタンSiCガイド仕様です。kayak55.comの文字入れもしてもらいました。いや〜かっこいい・・・・ため息が出ます。初心者にはおこがましい道具ですが、やっぱり趣味の世界、カッコイイ道具で釣りたい。

 

今日はルアーでシーバスを順当に釣ったら後半はフライにチャレンジしようと思います。

 

カヤックはバイキングカヤック・忍(ジ・0号)

 

いや〜いい凪です。

 

行ってみましょう!

 

最近・・というか震災後から比較的沖にメインポイントがズレて、毎度釣り始めるまでけっこう遠いです。1.5〜2km沖というイメージ。そこまで行っても僕が釣る場所は潮位によりますが2m前後です。(潮位が低い日だと1m台)

 

三番瀬の干潟は広大だ!

 

沖に漕ぎながら向かっていくと、なにやら見覚えがある艇が。

 

S工務店さんとマンボウさん

 

この日は日曜日なので、朝イチから浮いているとのこと。魚はもう少し沖にけっこういるよ!と教えてもらいました。情報ありがとうございます!

 

暖かい時期は土日はお店が忙しかったり、フィールドもパドリング講習で出ていることが多く、プライベートな釣りはほとんどやれないのですが、たまに土日にフィールドに浮くと仲間と会えるのが嬉しいです。

 

さあ、お二人が好調だと言っていたエリア。

背のように浅くなっている一角があるので、そこからスタート。

 

まずはこのルアーから

 

アトール・シフリン

(kayak55.com 十周年記念カラー)

 

今、ウッドルアーでシンキングミノーを作るシーバスメーカーさんはあるのでしょうか?(昔は原工房さんが作っていたと思いますが)

 

まず、その心意気からして買いの一本。

 

このブログをよく見ていただいている方はご存知かと思いますが、このシフリンはアトール代表の田中さんが何度も関西からこの三番瀬に遠征に来て、この場所でのテストも繰り返しています。それをクリアした上で製品化されたのですから、当然、三番瀬のシャローシーバスに効く!日中の釣りで有効なトゥイッチングも当然可能です。

 

シフリンは最近では手放せない1本。ある程度の潮位があったらこのルアーからスタートという感じです。これで釣れなかったらけっこうヤバい。それほどの信頼感。

 

なんとなくもぞもぞっとベイトの雰囲気を感じてキャストしたシフリンに・・・

 

ヒット!

 

やはり秋の三番瀬は裏切らない。シンキングミノーのトゥイッチングは効果的です。

 

秋のバシフナシーバス!

 

シフリン、ばっくし。

 

よし、とりあえず幸先よく1本ゲットしました。ここからはトップに変えようか!?いや、まだ水面がちょっと風でラフなのでもう1本だけシンキングミノーで釣ろう。

 

シフリンは1本釣れたので封印して、続いては

 

ジャクソン・アスリートダッシュチューン

 

このルアーは、もはや反則、餌レベル!?

三番瀬で実績が十分すぎるルアー。この使い込みようが物語っていると思います。

もはや釣れている時は使わないルアーになってきています。超厳しい時にはお願いしますっていう感じです。

 

今日はもう1本だけ釣ってトップに移行したいので、ここで早くも投入です。

 

シーバスはボイルなどはしていませんが、なんとなくベイトのもじりがあってシーバスが上ずっていることを感じさせます。アスリートダッシュチューンはシフリンより30cmぐらい上を泳いでくるイメージ。これで釣れればトップも可能性があると思う。

 

ダッシュチューン、サクっと2匹目

 

さきほどよりちょっとだけサイズアップ。

サイズの割によく引きました。やっぱり秋のシャローシーバスは1匹1匹、釣りごたえがあります。

 

さあ、ミノーで2本釣ったので、トップに移行だ!

 

いつもならペンシルベイトの連続ドッグウォークで釣るわけですが、今日はやりたかったこのルアーにチャレンジします。

 

ダブルスイッシャー

フロッグプロダクツ・ガズル85

 

ルアーの頭とお尻にプロペラがついたトップウォータープラグです。ルアーを引くとプロペラが回転して音と飛沫を発生させます。

 

シーバス釣りではほとんど使われることがないこのダブルスイッシャーというルアー。正直、リアルな形状ではないです。でもバスが釣れるならシーバスも釣れるはずでしょう!?

 

ペンシルベイトとの違いは、直線的に使える点。ガズルは首振りもできるダブルスイッシャーですが、首振りならペンシルベイトで釣っているので、今日は直線的なただ巻きやジャークで使ってみたいと思います。

 

しかし・・・これがなかなかバイトが出ない。

 

ただ引き、ジャーク、ストップ&ゴー、三三七拍子引きなどを毎投ごとに変えて探っていきます。なにせダブルスイッシャーでシーバスを釣ったことがないから正解がわからない。

 

かなり時間をくってしまいました。

 

しかし、突然・・・

 

猛烈バイト!

乗らなかった〜(ガーン)

 

これが大きなヒントなりました。ジャークです。バス釣りでいう、いわゆるメキシコジャークのような派手な直線引きジャーク。これにバイトが出たのです。

 

バイトが出たことで確信しました。ダブルスイッシャーでシーバスは・・・釣れる!ジャークが・・・効く!

 

そこから漕いでは地形の変化をジャークで通す、漕いでは潮目をジャークで通す、コレを繰り返していきます。

 

そして、時はきました・・・

 

ロッド上向きジャークでジャボ!ジャボ!ジャボ!っと引いていると・・・

 

バイト!乗らない!

 

また駄目か・・・・

 

が・・・

 

そのままガズル85を巻いていると・・・

 

同じ魚が追っかけてきて下から猛烈バイト!

 

顔でちゃってます!

 

今度は乗った!

 

全身アドレナリン噴出、もう大興奮です。やばいです。どんな釣りも楽しいですが、トップウォーターはやっぱり一番エキサイティングな釣りだ。全てが目で見える、それがスゴイ。

 

しかもカヤックが回されていく良いサイズです

 

キャッチ・・・

 

ダブルスイッシャーでシーバス、獲ったどー!

 

もう何もいらないです。今日はコレで終わっていいぐらい。

 

あぁ・・・最高です。身近な海でこんなにも衝撃的な釣りが体験できるなんて。カヤックシーバスの可能性は本当に無限大なのだ!

 

ダブルスイッシャーのいいところは、ペンシルベイトほど手首の負担がないところ。ペンシルベイトの連続鬼ドッグウォークはかなり手首やられますから。ペンシルベイトに疲れたらダブルスイッシャーというローテーションはアリかも。

 

あと、なによりいいのは・・・

 

ファイト中に魚の口についたルアーのプロペラが回るのがカッコイイのです!(ここ大事)

 

今日の釣りは久々にインパクト大でした。

 

しかも今日イチの73cmでした。

トップってなんとなくアグレッシブな中型シーバスが多いイメージでしたが、でかい魚もアタックしてくるんだな〜

 

ダブルスイッシャー、これは今後の手駒の一つになりました。デビュー戦で一軍昇格決定です。

 

ちなみにバス用ダブルスイッシャーはヒートンモデルが多いですが、シーバスはロングヒートンのものなら十分耐えうると思います。(青物だとヒートンが抜かれてしまいます)

 

ただ、ウッドにショートヒートンや発泡素材にヒートンなどはヒートン交換や接着剤強化など対策しておく必要があるでしょう。

 

本当はトップでも2匹釣ってからフライ練習しようかと思ったのですが、もうお腹いっぱいです。

 

最後はフライフィッシング練習!

 

なにせ、僕はフライはちょっと過去にかじったことがあるだけのド素人です。まずはちゃんとキャストするところからなのです。しかも、座った状態で狭いカヤックの上でのフライキャスティングは難易度がさらに上がります。

 

今日は忍の股の間のコンソールの蓋を外してきていて、ちょうどコンソールがラインバスケットになるようにしています。これが超便利です。忍は蓋を外せばもっともフライに使いやすいカヤックの一つだと感じました。

 

ただ・・・

 

とにかくキャストが難しい!

 

でも難しいから面白い!

 

ルアーもフライもロッドに仕事をさせるという点では原理は一緒だと思いますが、ルアーの場合は遠心力やルアーの重さでキャストが上手くいかなくてもなんとか飛んでしまう。

 

フライはそうはいかないのです。

 

うまくダブルホールのタイミングを取らないと失速!

ロッドを振りすぎても失速!

フライのサイズが大きすぎたり重すぎても失速!

 

ただ、たまに上手くハマると、僕のような素人が振っても分かるほど、カンパネラのロッドはしっかり曲がってくれてフライラインをけっこう飛ばしてくれます。そしてSiCガイドはするするとラインを放出してくれるのです。

 

カンパネラのロッド、やっぱり買ってよかった!

 

難しいキャストが飛ぶと、かなりのカイカンなんですよ。

 

正直、カヤックからシーバスをフライで狙うのは全く効率的ではないと思います。フライで1投してリトリーブしているうちにルアーなら3キャストはしちゃうのではないでしょうか。

 

WFラインを使っている以上、フライを沈めることもできません。クラウザーミノータイプでもリトリーブでは浮き上がって水面直下です。リトリーブ速度も手ですからギア入りのリールで巻くよりすさまじく遅いです。

 

でも、効率を追求していけば、面白さも失われていく部分も大きいのではないでしょうか。僕にとって、もちろん釣りなので釣果も必要ですが、それまでのプロセス(例えばキャストの楽しさ、使うルアーの個性など)が大事。だからルアーフィッシングでもあえて巻取りスピードの遅い昔のアブのベイトリールを使ってます。理由はキャストフィールが好みだから。

 

そして、今日ちょっとやってみただけでも、キャストの面白さはフライフィッシングはズバ抜けています。(難しさも)

 

さらに、もしも釣れたら手でファイトですよ・・・きっと痺れまくっちゃう。

 

効率を超えた面白さがそこにあるなら、やる価値がある!

 

まあ、それでもたぶん上手くキャストできた時で15mぐらいしか飛んでませんが(笑)

でも、カヤックから15mの距離を稼げば十分、射程圏内とも言えます。

 

実際はこの日はフライでは釣ることができませんでした。

ただ、2回だけ、クラウザーミノータイプに巻いてきたフライにチェイスはあったのです。

 

チェイスがあったのはボールチェーンのダンベルアイにティンセルのクラウザーミノータイプにタイラバテールをつけた

 

バシフナミノー

 

バシフナミノー、チェイスがあったのだから釣れる可能性は十分に感じる。

 

ただ、タイラバテールの空気抵抗でめちゃくちゃ投げにくい・・・改良の余地あり!

 

ルアーでシーバスを釣った経験だけはカヤックのおかげでたくさんあるので、シーバスが釣れるキモはある程度わかっているつもり。あとはそれをどれだけ自分で作るフライにフィードバックできるか。しかもフライラインで投げやすく空気抵抗を少なく、自重はなるべく軽くないといけない。ここに矛盾が生じる・・・このフライ作りも楽しいトコロ。

 

冬の間、せこせこと家でシーバスが釣れるフライを求めて作っていきましょう。

 

後半の短時間にはなりましたが、カヤックからフライフィッシングをやってみて、なんとかなるのではないかという手応えはありましたが・・・課題は多いことも痛感しました。

 

まずは安定したキャスティング(涙)

 

ベイトリールだって最初はバックラッシュの嵐でした。それが今や自分の手の延長のように扱えるようになっています。誰だって最初から上手いわけはない。とにかく今後はキャスト練習だ!

 

冬の間、陸っぱりでもフライをやったり、川沿いでキャスト練習したり、あるいはカヤックからメバルをフライで狙ってもいいかもしれません。とにかくフライキャストをする機会を多く作って春までにはある程度モノにしたい。

 

今年の秋のシャローシーズンは終わりに近いので、来年の春にはカヤックフライシーバス、結果を出せるようにいろいろと努力してみます!

 

何歳になってもチャレンジできることがあるって素晴らしいことだ!

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!

 

獲物一匹ゴミ一個運動。

今日はルアーで3匹、3個のゴミを拾って帰りました。

Viewing all 1358 articles
Browse latest View live