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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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2017年初浮き&今年の海の目標

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またやばいものを発見してしまった・・・・

 

嫁さんが買ってきた

 


井村屋・やわもちアイスのkiriクリームチーズバージョン

 


うぉーーー!

 


やわらかぁ〜いおもち
そして、クリームチーズソース&アイスの濃厚さ・・・あんこも甘すぎず、美味い!(さすが、あずきバーの井村屋だ)

 

すべてが完璧です。このアイスは買いです!

 

2017年1月からさっそくダイエット挫折のホエールです、こんにちわ(笑)

 

さて、2017年がいよいよ始まりました。

 

しかーし!

元旦の夜から謎の39℃以上の発熱。


2日に救急病院にタクシーで行って検査したところインフルエンザではなかったのですが、解熱剤を飲んでも2日になっても熱は下がらず・・・

 

2017年いきなり苦しみのスタート
(先が思いやられる・・・)

 

結局3日の朝になってようやく熱が少しさがったのですが、病み上がりでカヤックフィッシングもできなかった。

そして、風邪が少し落ち着いてきた1月7日、どうも昼ごろはベタ凪の予報。これは行かないといけないでしょう!とはいえ、この日はkayak55営業日ですから、朝練でせいぜい実釣3時間しか時間がない。

 

冬は関東は北東か西が強烈に吹く日が多く、カヤックが出せる日が限られてしまいます。出せる時に出すしかないでしょう!

 

前日の夜、準備を始めます。

 


ももクロのステッカーだらけのkayak55の冷蔵庫
(仕事場をなめているのかー!笑)

 


ここにコレが入っています。

 


アマゾンで買った食用冷凍芝海老

 


これが優れものなのです。ひとつテンヤの餌として最適なサイズ。
バラ冷凍なので、必要な分だけ持ち出せる。

なんといっても価格が安い。

 

そう、2017年はあらたな目標を持って釣りをしたいと思います。

 

その目標のひとつが「ひとつテンヤ」

 


昨年から導入したゴッドハンズの天ノ天テンヤ。


独創的なデザインと機構のひとつテンヤ。これは絶対に釣れるアイテムだと思っています。

 

これまで、ほぼルアーオンリーのカヤックフィッシングをしてきたので、ひとつテンヤはあまりやりこんでいません。昨年も結果的にあまり使わないまま終わってしまいました。

 

でも、ひとつテンヤは仕掛けが直結なので僕みたいなルアーマンも違和感なく入れる餌釣りだと思います。

 

そして、上記のように食用の冷凍芝エビを冷凍庫に入れておけば、いつでも使えるっていうのも気軽です。なんなら前日の夜にスーパーで頭付きのエビを買ってくればなんとかなる。

 

今年はひとつテンヤをたくさん練習したいと思っています。

 

2017年の海での目標設定。

 

この天ノ天テンヤで60cmオーバーの真鯛を釣る!

 

これでいきましょう。これまで鯛ラバとインチクでしか真鯛は釣ってませんから、新しい釣り方で釣りたい!

 

とはいえ、ひとつテンヤでの真鯛の本番は春以降、乗っ込みの時でしょう。

 

今回は季節的に厳しそうなので、とにかくこの天ノ天テンヤで何かが釣ればOK!という感じで挑んでみます。

 

初釣りですから何かは釣りたい。ホウボウぐらいは釣れるんじゃない!?

 


朝イチはちょっち風がある予報だったのでゆっくりスタート。
アクアラインを通過する時もまだ風がありました。

 

現地に到着は8時過ぎ。
この段階で風はすっかり収まっていました。

 


日陰は砂浜にも霜がおりています。さすが1月、今日はドライスーツで万全でいこう。

 

準備をしていると、これから出艇していくミニボートに見覚えがある?

 


あ!ダイワの小野さんではないですか。

そう、ホエールが尊敬するミニボートで日本の海がある県全てでの釣りを制覇したスーパーアングラー小野信昭さんだったのです。雑誌の取材でオニカサゴを狙うそうです!がんばってください!

 

他にも先日kayak55でドライスーツをご購入いただいたお客様もいらっしゃっていました。


メジャーポイントはいいですね、たくさんの人が会えるのが嬉しい!

 

さあ、僕も何かしら釣るぞ。


とにかく新年初浮きですから、やはりホゲりは悲しい。

 

とにかく生き物を触りたい(笑)

 


今日のカヤックはプロフィッシュ45・キュベレイ号。
ここは砂浜が長いので、MSカートがあるといいですね。

 


タックルはスミス・パドリストのティップランモデル。
ティップラン用ロッドのティップのしなやかさはテンヤにもいいはず。

 


あとは今年からラジオを買い替えました。
実は震災からずっと使っていたソニーのラジオが年末の釣行で調子がおかしくなってしまいました。やはり防滴ラジオとはいえ、カヤックでの使用は過酷です。またいつダメになってもダメージが少ないように今回から安いお風呂ラジオにしました。

 

さあ、海に出ましょうー!

 


祝、初浮き。
あぁ・・・やっぱ海にぷかりと浮かぶのは最高だ・・・

これだけでも無理して仕事前に来た甲斐がある。

 


ベタ凪の海をパドリングで進む。
少々浮いていなかったので、伝わってくる負荷がとても心地良い。全て自分の力が推進力っていうシンプルさならでは快感です。カヤックフィッシングはやっぱりスポーツなんです。さあ、グイグイ進んでいくぞー!

 


おおよそ20分の全力漕ぎで2kmほど移動してきたところからスタート。

 

今日は仕事前の朝練で実釣時間は3時間しかないので、水深25mから始めて5m刻みで60mラインまでに絞って探ってみようと思います。どこかで何かが釣れるでしょう!?

 

スタートからしばらく反応が無い。餌も取られない。

 

やばい・・・甘かった。ホウボウの反応さえ得られない!

 

3時間しかない実釣時間がどんどんなくなっていきます。


これ、初釣り達成がいきなりあやしくなってきたぞ(汗)

 

しかし、水深40mを越えたあたりで、中層にびっしりと帯状にイワシの反応が出ました。

 

うわっ、こんなにベイトいるのか!
1月ということで死の海を想像していたのですが・・・ぜんぜんイワシいるじゃないかー。

 

このイワシの反応に青物がついている予感がします。
あぁ・・・メタルジグのタックルを持ってくるべきでした!

 

ベイトが写っている時はメタルジグ、渋くなったらひとつテンヤ、みたいな感じで使い分けていくといいんでしょうね。次回から手を抜かずにジギングタックルも持ち込もうと思います。

 

とはいえ、今日はとにかくひとつテンヤしか持っていないのだからコレでやりきります。

 

ボトムを取って、丁寧にリフト&フォールをしていると・・・

 


今日はじめての明確なバイト!

 

しかし・・・バレたー!

 

ガーン・・・新年そうそうバラシからスタート。これは今年が思いやられるな(笑)

 

ひとつテンヤ、ライトなロッドを使う釣りなわけで、もっと思い切ってフッキングした方が良かったな。まあ、ひとつひとつ勉強ですね。

 

水深50mを越えてきても、中層の反応がなくならない。

そして、ボトムにも何モノかがいるようで、餌がけっこうなくなります。

 

いずれにしても生き物がいるっていうのは良いことだ。

このままやっていれば、きっと、釣れる!

 

一旦回収して、もう一度投入しなおそうと、天ノ天テンヤを早巻きで回収していたら・・・

 


回収中の天ノ天テンヤにヒットー!

 

まじで!?こんなこともあるのか。

 

回収中のヒットなのでカウンターでフッキングはばっちりきまっているはず。


重さはあまりないけど、この引きは青物だ!

ライトなロッドなのでサイズがよくわからないけど、イナダクラスか?


メインラインPE0.6号、リーダーはシーガーエース2号。いずれにしてもあまり無理はできない。じっくりファイトしていきます。

 

あがってきたのはこの魚でした!

 



2017年ファーストフィッシュは、ショゴ!

 

いやぁ〜でかくはないけど、面白かった。ライトなロッドでの釣りは小型の魚でも存分にファイトが味わえますね。

 

とにかく2017年初めての魚をまずはゲットできた。良かった〜

 

まさかのひとつテンヤに青物っていうのもびっくりです。

 

天ノ天テンヤはヘッドが独特の形状なので、きっとリトリーブで泳いでくれているのだと思います。またひとつ、天ノ天テンヤの可能性を感じましたよ。

 

その後はアタリが止まってしまいますが、諦めずに60mラインから流していると・・・

 


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

今回は青物の引きじゃない!


これは・・・・ハタでしょう!?たぶんハタでしょう!?

 

あーーハタ食べたいよーー!

 

さあ、上がってきたぞ〜

 

お!?

 

これは・・・

 



40cmちょうどぐらいのワニゴチだったぁ〜

天ノ天テンヤ10号の孫バリをバックしでした。

 

ハタかと思ってめっちゃテンション上がってたので、ちょっとガックシ。


この子はコチとしてはサイズも小さいので、リリース!

 

そして・・・

 

20匹持ってきたエビがここで尽きてしまいました。
う〜ん、20匹だとちょち少なかったか。これもまた勉強だな。

 

次回からはもっとエビを持ってこよう!

 

すると、遠くからエンジンの音が!

 


小野さん登場!

小野さんの歴戦の友恵丸、醸し出すオーラが違う!

 

取材の方は苦戦するもなんとかオニカサゴの型は出たそうです。さすが!

 

小野さんに写真を撮っていただきました。
(プロにタダで写真を撮ってもらって・・・・恐縮です!)

 


普段、ほとんど単独釣行なので、外側からの写真ってほとんどないので嬉しかったです!

 

手前味噌になっちゃいますが、やっぱプロフィッシュ45のシルエットってかっこいいなぁ〜

 

そして・・魚が小さい(笑)

 


小野さんはさっそう取材に戻られていきました。
なんてジェントルマンなんだろうか・・・僕も小野さんみたいな大人になりたい(もう40歳ですが!笑)、ますます憧れが強くなりました。

 

小野さん、素敵な写真いただき、ありがとうございました!

 

ここで今日の朝練終了〜

 


厳しいといえば厳しい釣果ではありますが・・・それでも初釣りはできた。
カヤックで浮かぶ海、最高!

 


今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!

 

【おまけ】
今年も引き続き取り組んでいきます。

 

獲物一匹ゴミ一個運動

 


今日はショゴとワニゴチの2匹で、2個のゴミを拾って帰りました。

 

上がった後はカップラーメン!といきたいところなのですが、出艇場所は「バーベキュー禁止」という看板が・・・

 

はたしてカップラーメンのお湯をバーナーで沸かすのをバーベキューというかわかりませんが、一応、ちょっと車で移動します!

 


移動してきた堤防でお湯を沸かしてカップヌードル!


もちろん漕いだ後はBIGでしょう〜

(おデブまっしぐら!)

 


海を見ながらのカップヌードル、これまた最高です。

 

釣果はいまいちでも一応なにかしら釣れて、凪の海でパドリングして、上がった後に暖かいカップラーメンを食う。しかもそれが仕事前3時間の出来事なわけです。これほど完璧な時間があるでしょうか。カヤックフィッシングってほんとすごい。

 

さあ、とにもかくにも今年一年が始まりました。


今年も一年安全とマナー第一で、カヤックフィッシングに取り組んでいきたいと思います。

 

次の釣行は・・・・玉砕覚悟の真冬のカヤックトップウォーターバスフィッシングの予定です。

 

釣れないと思ったら釣れない。

 

やるからには釣るつもりで・・・全力で・・・・

 

玉砕してきます!

(やっぱり玉砕するんかい!笑)


新年初バスはNBNF&カヤックワラサ動画

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イチさんから山形のお土産でいただいた

 


富樫製麺の山芋そば!

 


う・・・うますぎる!

 

っていうか、新食感。

こんなにツルツルした麺は初めて食いました。

蕎麦好きの方には、ぜひ試していただきたい。関東の蕎麦も美味いけど、またちょっと違う蕎麦ですよ!

 

山形の蕎麦・・・あなどれない!ホエールです、こんにちわ。

 

さて・・・

 

行ってきました。


カヤックバス浮き初め!

 

先日、海のカヤックフィッシング浮き初めには行って、なんとか小さいながら魚の顔はおがめました。

 

でも、この季節は海が大荒れになる日が多く、なかなか自分の休みに浮けないことも多いです。

 

そんな海が荒れた時は・・・バス!

っていうのが僕のカヤックフィッシングのスタイル。

 

とはいっても、今は1月・・・

 

真冬のバスフィッシング、はっきりいって甘くはありません。


特にトップウォーターではかなり釣れる確率が低い時期です。

でも、フェイスブックやブログを見ていると、こんな寒い時期でもトップでバスを釣っている人は存在します。

 

行かなきゃ奇跡は起こらない。
やるだけやってみるでしょ。

 

ちょうど、使いたいルアーを入手したのもあって、玉砕覚悟で行ってきました!

その使いたいルアーとは・・・


これです!

 


FROGのマッドラッド

 

FROGプロダクツ20周年に登場した記念碑的ルアー。
荒井さんがガンディーニ以来の傑作というほど、昨年荒井さんが高いランカー捕獲率を誇ったルアー。

 

なんとボディ2連結ジョイントにプラスしてテールが8連結という、10連結ルアーなんです。コスト超かかってるでしょ、これは。

 

ようやく手に入れました。

これを手に入れてしまったら、とにもかくにも投げてみたいじゃないですか。

 


で、やってきました。いつものリザーバー。

 


湖上に持っていくルアーはマッドラッド1本のみ。

 

トップなのでカヤックでロストは無いし、今日はこのルアーだけをカヤックに積んで狙ってみます。

 

試してみたかったのは、僕がメインで使っているロッド「KFゴルゴ」でマッドラッドがちゃんと投げて、使えるかどうか。

 

マッドラッドは40gオーバーのウエイトがあるのですが、KFゴルゴはキャスティングルアーウェイトは1ozまでのロッドなのです。

 


冬枯れのフィールドに漕ぎ出す!

 

いやぁ〜海もいいけど、リザーバーも気持ちいい。

日なたは思ったより暖かい。

 

でも、水は信じられないほど冷たい(笑)

 

さすがに今日は誰もいないかなと思っていたら、先行でメンター系のアルミボートが2艇出ていました。
冬でも通っている人達がいるんですね、男気を感じます。カッコイイです。

 

さあ、僕もやるぞ!

 


冬はこういうゴチャゴチャしてるトコじゃないの?

 

さあ、マッドラッド、投げ込んでいきましょう!

 

うん、ゴルゴで全然キャストOK!
重さは重くても、トップのルアーは比重は低い。けっこう普通に投げられちゃいます。
アクションもぜんぜんつけられる。

 

マッドラッドは・・・

想像以上に良いルアーでした!

 

大きい割に着水音は割りとソフトだし。

 

ポーズ中も水流や風を受けるだけでテールがふにゃ〜んと釣れそうなポージングしてくれる。

 

ロッドアクションでピンポイントで首振りしてくれるのがまたすごい。


その時にもテールが付随して動くのでめっちゃいい感じ。

 

そして、リーリングすると艶めかしいウォブリング!しかもテールの動きがウネウネでまさに生き物のようだ・・・

 

引き抵抗もそれほどではないので、カヤックがルアーの抵抗に引っ張れることもない。

 

いろいろな動きができるので、これ1本でもけっこう飽きずに集中力が切れずに投げ続けられます。

 

しかし・・・・やはり冬のフィールド、甘くはない。


ノーバイトが続く!

 


こういうトコ、釣れそうだけどなぁ・・・

 


日陰に入ると足先がしびれるほど寒いし!
(冬だから当たり前)

 

結果・・・2017年のカヤックバスフィッシング浮き初めはノーバイトノーフィッシュ(略してNBNF)で終わりました!

 

でも楽しかった!
冬のリザーバーの凛とした空気、ほぼ貸し切りのフィールドで漕ぐ感じ。すがすがしかった!

 

まったくドラマが起こらなかったのであまりにも簡単なレポートでした(笑)

 


帰りに食べた山岡家が染みたなぁ〜

 

ということで・・・魚がまったく登場しないブログも寂しいので、動画をアップしました。


昨年秋にバスロッド・サムスティックで釣ったワラサの動画です!

 

フィッシングショーにはkayak55は出展できないのですが・・・(涙)、サウスウインドさんブースのモニターでホエールのカヤックフィッシング動画をまた流してもらえることになったので(ありがたい)、昨年の釣行動画を少しづつ整理しているところです。

 

もしよかったら、お時間ある時にご覧ください!

ポリエチレン艇の穴の修復について

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kayak55.com艤装のコーナー用の記事です。

 

今回はポリエチレン製の艇の艤装跡の穴の塞ぎ方について。
(FRP艇やABS艇では以下の方法は使えません)

 

ちなみに、今日紹介する穴埋めの行為はメーカーのサポート外なので、失敗すれば本体を変形させてしまうリスクがありますので、自己責任でリスクを覚悟して作業しなければなりません。

 

例えば、艤装の変更等で不要になったベースマウントを取ってしまいたいということがあったとします。


しかし、ベースマウントを取り去るとビス穴が残ってしまいます。

 

そのままにしてしまうと、浸水の原因となるので何かしらの方法で埋めてあげなければなりません。

 

ポリエチレン艇において、そのビス穴を埋める方法の一例をご紹介します。

 

艤装跡だけでなくとも簡単な傷やピンホールなどの補修にも応用ができます。

 

ただ・・・もしポリエチレン艇が大きく割れてしまっていたり、スカッパーホールにクラックが入ってしまっている場合は、もうその艇は寿命だと思っ方がいいです。あまりにも大きな割れなどは修復しても再度同様のことが起こるリスクが大きいのでカヤックの買い替えをおすすめします。

 

【穴埋めの一例】

例えば、このスターポート、取り付けてみたものの・・・もう不要だし、車載の時に邪魔だし取っちゃいたいな・・・となった時。

 


スターポートのようにタッピングビスで止まっているものは、ネジを外せば簡単に取り外しができます。

 


しかし、取り去った後にはビス穴が残ってしまいます。
このままでは艇内部への浸水の原因になってしまい、安全面を考えても埋めてあげたいです。

 

ポリエチレン製のカヤックの修復にベストなのは、同じポリエチレンの素材を熱で溶かして埋めてあげることです。

 

<kayak55で修復に使用しているモノ>

カヤックの端材
なるべく同じ色の端材を用意した方が修復跡が目立ちにくいです。

端材に関してはご購入されたショップに問い合わせをしてみてください。

 


今回使用したバイキングカヤックに関しては国産のため、端材が比較的手に入りやすいです。(オーダーカラーなどの場合、完全に同じ色の端材のご用意は難しい場合があります)


しかし、端材は輸入艇に関しては基本的には用意されていないことがほとんどです。

 


※もし端材が手に入らない場合、ご自身でフラッシュロッドホルダーなどを新規に増設すれば、その時にホールソーで開けた穴の分の端材が手に入るはずです。

 


ヒートガン
端材を溶かすのに使用します。温度調節機能がないものは熱くなりすぎるため、温度調節機能があるものがおすすめです。

 

kayak55で使用しているのはHAKKOのヒーティングガン882という商品に先端はA1111という局部加熱用のアタッチメントを取り付けています。

 


彫刻刀もしくは金属製のヘラのようなもの

 


カンナ

 

まず、端材そのままでは使えないので、切り出します。

 


端材の切り出しに私はカンナを使っています。

うまくやれば小刀や彫刻刀などでもできると思いますが、案外端材は頑丈だし歯が滑ってしまい切り出しにくいんです。あまやまって手を切ってしまわないように十分な注意が必要です。
(くれぐれも自己責任で慎重に!)

 

この時、カンナだとやりやすく、怪我のリスクも少ないんです。

 


4点のビス穴埋めだとこれぐらいあれば余裕であまります。

 


7〜8cmの細い紐状に削り出してあげること。

この端材の切り出しの形状が穴埋めの最大のコツだと言ってもいいと思います!

 

では、いよいよ穴埋めに入っていきましょう。

 


片手に切り出した線状の端材を持って

 


片手にヒートガンを持ちます

 

ヒートガンの温度ですが、HAKKOのヒーティングガン882には詳細な温度表示がないのですが、HAKKOのヒーティングガン882の最大温度が450度なのですが、1〜6まであるダイアルの3.5ぐらいでやっています。(250〜300度ぐらいなのでしょうか?不明です)

 

あまりヒートガンの温度を熱くしすぎると本体が溶ける可能性があるのでご注意ください。


線状の端材の先端をヒートガンで溶かしながら、線状の端材を押しこんでいきます。

 


他の艇での写真ですが、こんな感じです。
この動作のために端材の線状の切り出しは7〜8cm欲しいのです。

 

コツと注意点は・・・

 

①熱風を当てすぎないこと。
線状の端材はすぐに溶けるので、穴が埋まったらそこでヒートガンを素早く離します。
熱風がアタリすぎると本体が変形を始めてしまうので要注意です。

 

②ヒートガンの先端を本体につけないこと。
ヒートガンの先端が触れたらその場所が一瞬で溶けます。

 

③穴の周りの本体部分に触れないこと。
本体もそうとう温まって柔らかくなっているので、指で触っただけで凹みます。注意です。

 

できました。

 


次に片手に彫刻刀(のような金属製のヘラのようなもの)、片手にヒートガンで表面を整えます。

 


他の艇での写真ですがこんな感じです。
ササっと表面を彫刻刀の平らな面で撫でてあげてならしてあげます。

 

これもまた、上記の3点に気につけながらササっと一瞬での作業で済ますのがポイントです。

 

これを全ての穴でくりかえして終了です。


キモは手早く、端材を余分に溶かしすぎないというところでしょうか。

 


端材の色が合っていれば、遠目で見ればすぐにはわからないぐらいにはなります。

 

でも、近づいてみると・・・

 


穴の修復跡はどうしても出てしまいます。
ただ、これで浸水はなくなりましたので安心して使えます。

 

こんなかんじで、端材と道具があればピンホール程度の穴の修復は個人でも可能です。

 

【その他の方法】
もしヒートガンを持っていないという場合は、以下のような方法でも穴を塞ぐことはできます。

 

例として端材を使ってシュミレーションしてみます。

 


たとえばこのスターポートを取ってしまいたい場合。

 


こういうネジ穴が残ってしまうので塞ぎたい。

 

ヒートガンで端材で埋める以外の方法として一番簡単なのは・・・

 


外したタッピングビスを・・・

 


ネジだけを戻す!

ポリエチレン艇で穴より大きいタッピングビスで止めてあげれば材自体にネジ山が噛むので浸水はしにくいです。


メリットは本体を変形させてしまうようなリスクが無いこと。
デメリットはネジ頭が艇の上に残ってしまうこと。

 

もうひとつの方法としては・・・

 


シリコンコーキング剤やポリエチレンに使用できる接着剤を使って・・・

 


穴にコーキングを盛る!

 

メリットは本体を変形させてしまうようなリスクが無いこと。
デメリットは、やはり応急処置的な方法であって、永続的とは言い難いこと。正直あまりおすすめではありません。

 

もうひとつの方法としては・・・

 


ハンダゴテを使用すること。

 

ヒートガンより一般家庭によくあるものだと思います。
ハンダゴテの先端は300度ぐらいになるので、端材はすぐに溶けます。

 


ヒートガンの時と同じように端材を7〜8cmの線状に切り出して・・・

 


ヒートガンの時と同じように片手に線状の端材を持って、片手にハンダゴテで、端材の先端を溶かしながら押し込んで埋めていきます。

 

ヒートガンより作業効率は落ちますが、うまくやればヒートガンでの作業と同じように穴が埋められると思います。

 

本体を凹ますリスクも少ないです。

 

注意点はハンダゴテの先端を穴以外の本体に触れさせないことです。

少しでもハンダゴテの先端が本体に触れればその場所が一瞬で溶けます・・・

 

やはり、しっかり穴を埋めたければ同じポリエチレン素材で・・・ということになると思います。

 

ただ、繰り返しになりますが、失敗すれば本体を変形させてしまうリスクがありますので、自己責任でリスクを理解して作業しなければならないのでご注意ください。

不完全燃焼はつづく

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嫁さんがどこかで入手してきた

 


たまご倶楽部「卵はこれ」

 


外見は普通のたまご・・・

 


割ってみると黄身の盛り上がり方とオレンジ色がゴイスーです!

 



目玉焼きにしても卵かけご飯にしても・・・濃厚!

最高じゃないか!

 

「卵はこれ」きっとお値段がお高いんではないかな?

 

いつの日か「卵はこれ」が毎日食べられるぐらいになれるよう仕事がんばろうと思うホエールです、こんにちわ!

 

さて!

現在、フィッシングショーが絶賛開催中ですが、今日はその数日前のハナシ。

 

ちなみにフィッシングショー、kayak55はブースを出していません。
(正確には経済的に出せない!涙)

 

で・・・毎年ありがたいことにサウスウインドさんとカーメイトinnoさんのカヤックフィッシング連合ブースのヘルプスタッフとして毎日私ホエールかチャン松君のどちらかがブースに立たせていただいています。

 



昨日金曜は私ホエールが行っておりました(お寄りいただいた皆さん、ありがとうございます!)
そして、今日の土曜はチャン松君が行っておりまして、明日日曜は私ホエールがブースにおります。

 

注目のプロペルの新型などが展示となっています。ぜひ、明日までのフィッシングショーにお越しの方はサウスウインドさんとカーメイトさんのブースにお越しください!

 

またkayak55ブログやkayak55のユーストリームでもフィッシングショーレポートはあらためてやりたいと思います。

 

さて・・・ここのところ、爆風連発で海が大荒れ、カヤックフィッシングができない日々が続いています。

 

しかし、フィッシングショーの前々日の1月18日の水曜日。
ちょっとだけ良い予報!?

 

水曜日は普通にkayak55営業日です。


チャンスは朝練しかない。

 

でも、この季節、浮けるチャンスは少ない。
朝3時間だけでも行ける時に行くしかないでしょう

 

お店の開店前の朝練で今年初めてのNの海に行くことにしました。

短時間の朝練で結果を出すために、秘密兵器を投入します。

 


ガーミンの最新鋭魚探「echoMAP CHIRP 55dv」

 

正直、僕のカヤックフィッシングはホンデックスの500Cでやってきてなんら問題を感じていません。

(そして、安全面のために別途ガーミンのEトレックス10Jを持っていってカヤックの速度だけ把握しています)

 

しかし・・・

 

ここにきて、このechoMAP CHIRPシリーズのお問い合わせが多くなってきています。

 

やっぱり、自分が使っていないと説明もできないです。また、魚探としての性能は高くなるので釣果を出すための武器にもなるはずです。

 

echoMAP CHIRP 55dv、ボタンの操作が使いこなせるぐらいになるまで、しばらく使っていきたいと思います。(どれだけ機械オンチなんだ!)

 

これを使ってみようと思ったのは、なんといってもkayak55の技術顧問!?のチャン松君の作成の防水バッテリーボックスの存在です。

 

これだとほんと配線が簡単なんです。充電も簡単だし。

私ホエールはアナログ人間でこういった機械モノが苦手なので、はっきり言って配線とか無理です。とってもありがたいバッテリーです。

 

ちなみにechoMAP CHIRP 55dvとペリカンを使ったバッテリーのセットで販売もできるので機械モノが苦手な方はぜひkayak55チャン松君にお問い合わせください。

 


このペリカンケースを使った防水バッテリーケースが忍のセンターコンソールに信じられないほどぴったりなんです。(もちろんプロフィッシュなら余裕で収納)

 

最終的にはechoMAP CHIRP 55dvをセンターコンソールの蓋にマウントしたいので、コンソールの蓋をechoMAP CHIRP 55dv用に改造する予定なのですが、艤装が間に合ってないので、今回は簡単にペリカンケースにスターポートを取り付けて、echoMAP CHIRP 55dvにアタッチメントアダプターをつけて一体化して置いています。

 


振動子のステーもチャン松君作。
忍の足元に最初からついているスターポートを利用して、アジャスタブルエクステンダーとアタッチメントアダプター、そこにステンレスのプレートを何個かつなげたものを取り付けるだけ。これもまた簡単でいい。

 

今日は予報では朝風強く、徐々に弱まりながら午前中はちょっと風が残って、午後からベタ凪という予報。


ただ、さきほど書いたようにお店に戻らなければいけないので午前中のみしか時間がないのです。

 

朝イチはもともと強風予報だったのでゆっくり8時すぎに出艇ぐらいの感じで、まあ、風は落ちてくる予報なので、やっているうちに凪いでくるでしょう。

 



最初はちょっと風が強いだろうからティップランで始めて、風が落ちたらひとつテンヤに切り替えよう!

 

と思っていました・・・

 


準備を終えた8時30分、全然いけそうな風!
予報より早く風が落ちたかな?

 


出艇!いい感じだー

 


ハイテク魚探・・・やっぱりすごいな。

 


これは期待できそうだ。とりあえずティップランができる水深まで漕いで行こう。

 

と思った刹那・・・・・・・

 


むしろ予報以上の爆風が吹いてきた。

だめだー!

 


あわてて、風裏にある一番近い浜にエスケープ!

 


いやぁ〜まいったまいった。

この浜で少し風待ちすることにしましょう。

 


風待ちしながら・・・

 


マリオランのピノキオラリーをやりながら時間をつぶしますが・・・(外でゲームって小学生か!笑)

 

寒いっ・・・寒すぎる!(笑)

 

今日はドライスーツを着てインナーも上下フリースを入れていますが、それでもじっと座って強風を受けていると体が芯から冷えてくる。地面からも冷気が上がってくる。

 

これは風邪をひいてしまうぞ。

 


風が避けられる高台の岩陰に退避します。


風さえ当たっていなければ、お日様を受けてだんだん体がポカポカしてきます。

そして、ここからなら沖まで見渡せます。

 


沖で白波が立っているので、この白波が収まってくるまでは風待ちするしかないな。
誰もいない磯場でボーっとしてるのも気持ちいいことは気持ちいい!

 

今日は凪いでくる予報なのですぐに落ちてくるかと思っていたのですが・・・

 

待つこと1時間半。


ようやく沖の白波がなくなった!

どんだけ風待ちしてるんだ!って感じですが、カヤックは安全第一です。ましてや今は冬。確実に行けそうになるまで待ちました。

 

このタイミングで・・・

 

帰ります(涙)

 

再び出撃・・・・ではなく、出艇場所に戻ることにします。

 


漕げるは漕げるけど、釣りができる風速までまだ落ちてないのです・・・

 

今日は予報より風の落ちが遅い&強いまま残ってしまっています。


予報は予報、やはり現場の判断で無理なら撤収です。

 

エスケープした浜は出艇場所から1km。
GPSで見ると速度は時速3km前後で進んでいる。

 

ということは、20分このパドリングを続ければ帰れるということが分かるわけです。

 

この計算が、とても精神的な安定剤となります。


この点でGPSは安全面を考えるとやっぱり欲しいアイテムだと言えると思います。

 

必要なのは・・・

 

GPS付き魚探もしくは別付けハンディGPS。

あとは距離・速度・時間の計算。

これがホエールはあやしいのですが・・・(小学生で習うやつだ!)

 

ベタ凪であれば6km以上で漕げるバイキングカヤック忍が半分の速度以下しか出ない、これはもう撤収なわけです。

 


牛歩でも確実に進んでいるので安心して回転のピッチを維持してパドリングしていき・・・

 


無事に着岸。

結果的にまったく釣りにならないまま終了!

 

とりあず、冷えた体をとりあえず温めてからお店に戻ろう!

ここには55ハウスがあるのです。

 


55ハウスの外の水道でウエアを流して干して

 


お風呂に入り・・・

 


お湯を沸かします。

 

この季節、てっとり早く体の内部から温めるなら!

 



やっぱカップヌードルのカレー味なんですよね〜

なんでカレー味って他の味よりあったまるように感じるのだろうか!?

 

で・・・

 


お店に出発する頃にはベタ凪に・・・

これです、よくあるパターン(笑)

 

でもしょうがないです!

 

今日もまたひとつ経験値を上げて勉強になりました。


たとえば次、今日と同じような天気図、予報の時はそもそもからして諦めることができます。

 

ちなみに、天気図は以下のサイトをよく使っています。
【バイオウェザー・週間気圧配置図】

 

無駄な釣行などない!
(ほんとはティップランしたかったけどー)

 

冬はなかなか浮くこと自体できない日が多いですが、また凪ぐ日があれば短時間でも狙ってみます!

ジャパンフィッシングショー報告・前編

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年末年始で完全にダイエットを忘れていました。

気がつけば顔がふっくらしはじめているホエールです、こんにちわ!

このままいくと彦麻呂化は避けれられぬ。
カヤックフィッシングシーズン前にそろそろ絞っていこうと思います。



アイスも糖質40%オフでいくぜ!
(って、アイス食べてる段階で・・・汗)

このグリコのスイーツが・・・・



糖質オフとはにわかに信じられないほどの美味しさなのです。

さあ、アイス食ってダイエットしてきましょうー!
(アイス食わないのが一番ダイエットにいい・・・)

さて!

先週末はパシフィコ横浜でおこなわれたジャパンフィッシングショーでした。

以前はブースを出していたkayak55ですが、慢性的な予算不足でここ数年はブース出展を見送らざるをえない状況・・・

なのですが、サウスウインドさんとカーメイトinnoさんの連合ブース

カヤックフィッシング連合ブース

のご厚意で、お手伝いとして毎年ブースに立たせていただいております。
今年もそんな季節がやってきましたね!

【1月19日(木)搬入日】

木曜日なのでkayak55は定休日だったので、まずはこの日からお手伝いに行きました。


すでに前日水曜日にほぼブースは完成していてあまりやることがない・・。

(水曜日手伝えなくてすいません!)

各艇の艤装を組んだり、腕が外れていたマネキンの脱臼をなおしたり(笑)、kayak55の担当であるカヤックフィッシング動画を写すモニターを組んだりをお手伝いしてきました。

今回ブースのモニターで流す動画はネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル13でのサウスウインドナガさんの実釣シーン盛りだくさん。後半にホエールの実釣シーンという構成です。


チャン松君が夜を徹して編集しました(髭を剃る時間もないほどに!笑)


そして動画のバックミュージック音源はホエールが作成しました。
最近のガレージバンドはすごい、簡単にバックミュージックくらいなら誰でも作れます。

なんで音楽まで作っているかというと・・・これまで著作権の関係でせっかくアップした動画消えてしまったりした痛い経験がありまして・・・
(念願のブリキャッチの動画が消えたのが一番痛かった。これは音源を変えて再アップ予定です)

【1月20日(金)初日】

この日から、kayak55は私ホエールとチャン松君が日替わりでフィッシングショーをお手伝いに行き、一人は実店舗でお留守番という感じでいきます。

まずは金曜日、僕が伺います!

いざ、浦和から横浜へ!

これが遠いようでもはや近い。
湘南新宿ラインでダイレクト、池袋乗り換えでも副都心線でダイレクト。

もはや埼玉を横浜と呼んでもいいでしょう
(それはダメ!)

金曜日ということで、朝のラッシュに巻き込まれるのがいやだったので、朝5時台の電車で出発。スーパーマリオランをやりながら横浜に到着!も、当然まだ会場には入れません。

マックさえ空いてなかったので、20分ぐらいスーパーマリオンランやりながら待って、朝7時にマックが開くと同時にIN!


朝マックを食べながらスーパーマリオンランで時間をつぶします。
(ゲームしすぎ!)

そして8時30分、ゲートが開き出展関係者は中に入れるようになります。


さあ、フィッシングショーやってきましたよー!
一年が早いな・・・前回のフィッシングショーは一昨日ぐらいの感じなのに(それは言い過ぎ)

今回のサウスウインドブースの目玉はなんといっても、コレです。



スレイヤープロペルシリーズ!

自転車のようにペダルを漕ぐと、カヤックの下に出ているプロペラが回転して推進していくというシステム。アメリカでは大流行中。

ちなみにホエールは手漕ぎのパドリング派です。パドリングはスポーツとして楽しい。機械モノと違ってシンプルで故障リスクなども少ない。

ホエールのようなシーバスやバスのスーパーシャローの釣りが好きな人間にとっては、水中動力より圧倒的にプレッシャーが少ない、ウィードの上もスイスイというのもいい点です。

あとは・・・全てが人力というのは達成感も強くなると思っていて、ここが僕的にはかなり大きいです。釣りである以上、釣果はもちろん欲しいものではありますが、釣果だけではない何か・・・それを求めてカヤックフィッシングをやっているトコロが僕にはあります。利便性と釣果を突き詰めていけば最終的には動力船のフィッシングボートになるわけです。そこを人力だけで釣る、不自由を工夫して克服して釣る楽しさと釣った時の嬉しさ。

手漕ぎには手漕ぎの魅力が絶対にある。

ただ、やはりパドリングは技量と体力が問われる部分は大きいです。
(それも楽しさのうちなんですが)

足漕ぎの魅力はなんといっても、人間の足による強力な推進力。腕より足の方が筋肉が大きいわけです。誰でも自転車なら例えば1時間漕ぎ続けることはできるわけです。逆に、例えばパドリングを一定の速度で1時間続けることはある程度の経験と訓練が必要です。

足漕ぎは誰でも一定の速度を保ちやすい

これは大きなメリットといえるでしょう。

現在すでに多くのカヤックアングラーが乗っているホビーカヤックの実力を見てもここは本当に大きいです。
(ホビーのスピードは本当にすごいと思います。プロペルはおそらく巡航スピードはホビーより遅いと思われます)

向かい風が吹いた時にパドルはそれ自体が強烈な空気抵抗となるため巡航速度がかなり落ちます。足漕ぎは動力部が水中なので風による速度低下は艇本体の抵抗のみで済むので速度低下を最小限にすることができるわけです。

※ただし、構造が複雑になればなるほど故障する可能性の箇所は増えるわけで、機械モノは故障のリスクはあります。ですから日常的なチェックは必要。そして、万が一に沖で故障がおこった場合はパドリングで帰ってこなければいけないので、一定のパドリングスキルは身につけておくべきです。

そして、足漕ぎの中で特にプロペルで突出している点は・・・

即座にバックへの切り替えができる点

プロペルは魚探を見ながら進んでいって、魚影が映ったらペダルを逆回転すれば急ブレーキをかけることができます。

また、ロッドを持ったまま前進後退ができるわけですから、

釣りをしながらホバリングしやすい。

これがプロペル最大の魅力でしょう。
たとえば深い水深の釣りであったり、あとはひとつテンヤやティップランエギングなど軽いモノを深いところに落としていく釣りにおいて、手漕ぎのカヤックは竿を持つとパドルは握れないので、風で流されラインがどんどん斜めになってきます。プロペルの操船が上手くなってくれば、かなりラインを真っ直ぐに保ったままで軽い仕掛けを深い水深に送り込んでいくことができるでしょう!

では各モデルを見ていきましょう。

すでに昨年から入ってきているモデルが


ネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル13

フラッグシップモデルといえばこれでしょう。海でも凪いでいれば立って釣りができるほどの安定性。レールがサイドのみならずフロント、後部ラゲッジのサイド部にも設置されていてもはやカヤック屋が艤装をなにもすることがないという感じ。魚探のバッテリー収納部もあったり、シート後ろのロッドホルダーはもちろん、魚を釣り上げた後にちょい置きできるサイドのフラッシュロッドホルダーも便利。


ネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル10

スレイヤープロペル13と同様の安定性を持っている10ftバージョン。13に比べると航行性能は落ちますが小場所やそれほど沖にいかない人にはあきらかに船体重量が軽いメリットがあります。安定性があって軽さや車載や保管場所の関係で所有できる艇のレングスに制限がある人に選ばれています。

そしてここからが今年から新しく入ってくるモデルなので少し各部詳しく。

とうとう出ちゃいました・・・

ABSのプロペル艇!


ネイティブウォータークラフト・スレイヤー12LT




ハリケーンカヤックス・スキマー120プロペル

この2艇、まったくの同型です。
アメリカではカヤック業界も資本の再編が進んでいて、今はネイティブウォータークラフトとハリケーンカヤックスの2社は兄弟関係になっているんですね。

違いは、カラーラインナップと艤装がされているかどうか。スキマー120プロペルはロッドホルダーやレールがついていないノーマルモデルになります(サウスウインドやkayak55では艤装可)

スキマー120プロペルは高い位置に展示になっていたので、スレイヤー12LTの方で各部を見ていきましょう!


ハッチはゴムではなくレバー式のハードタイプになっています。


シート、これならお尻が濡れませんね。
レールで前後を決めて、ベルトで背中の角度を決める形です。


このシート位置でも安定するらしいので、横から見てもらうとわかりますが船体はカヤックというよりボートに近いようなデザインになっています。


シート後ろにフラッシュのロッドホルダー。
かなり開いているように見えますが、パドリングメインの艇ではないのと、シート位置が高いので開き気味の方が使いやすいでしょう。スキマープロペルに艤装する場合もおそらくこの角度にすると思います。


右舷にパドルホルダー。
出艇時と着岸時はパドリングが必要です。また万が一、プロペル機関部になにか問題が発生した場合もパドルがないと帰ってこれないので必ずパドルはリューシュの上、ここへ!



スレイヤープロペル12LTには足の両サイドにレールがあり、ここにスコッティーやレイルブレイザーのレール用マウントが使えます。魚探の振動子も写真にようにここにセッティングするといいと思います。スキマープロペルにはついていませんがレールのパーツも輸入されてくるらしいので後付もできます。その場合、裏から手が届かないのでウェルナットかリベットになるかも。


ドレンプラグはスターンの先についています。


ラダー操作はシート左にあるこのレバーで左手でおこなう形です。


こちらがスターン側後端にあるラダーとなります。


後部ラゲッジ部、スターンに向かってすぼまっていくデザインなのであまりにも大きいクーラーは入らないかも。
曲面が多い美しいデザイン、逆に言えばスターポートベースのKayak55フラッグは打ちどころがないので、フラッグはクーラーに打つのが一番現実的かもしれません。

そして肝心のプロペル機関部がこちらです。


さきほども使った写真ですが、こちらがプロペルシリーズの心臓部。
このプロペルを上げた状態で出艇、着岸をします。

プロペルシリーズ共通の筐体で、ペダルを回すとシャフトドライブでプロペラが回ります。
ペダル一回転で10回もプロペラが回ります。

アメリカで生まれてすでに10年が経っているので、実績十分というのはこういう命を乗せるモノとしては大切なところですね。

このドライブ、はっきりいって重いです。金属の鋳造ボディのような感じ(詳しくはわかりませんが)。でもこれぐらい重いからガッチリしていて安心感があります。
プロペラだけはあえて柔らかめに作っている感じで、たとえば岩場でスタックするなど何かあった時はプロペラだけが破損するような仕組みになっているようです。

あとはペダルの付け根とプロペラを止まっている部分だけはしっかり毎回締めてチェックしておいた方がいいですね。おそらく2種類のレンチだけでしょうから、これは海に出る時にもジップロックなどに包んでシートの下に置くなどして毎回持っていった方がいいでしょう。

で、海にちょっと出てプロペラが擦らない水深まできたらプラスチックの蓋を外して・・・


プロペラを縦にして水中に落とします。


ハルからプロペラが出てきました!


そして蓋を戻し、バンジーかけて、これで漕いでいける形となります。

やはり重いプロペルドライブを支える部分は樹脂パーツでガッチリ補強されています。ハッチから艇内部を除くとシート部もパイプで支えが入っていたり、樹脂パーツで補強が入っているのがわかります。ですから、スレイヤープロペル12LTとスキマー120プロペルはABS艇なので軽くはできていますが、それでも本体だけで27kg前後はある感じになっているようです。

いやぁ〜面白い乗り物ですね。まさに水上の自転車。
自転車は流行っているし、フィールサイクルみたいなフィットネスも流行中。もしかするとこの乗り物、すごい痩せるかも!?(笑)

あと一機種、新型が出ています。

それが・・・

(うぉ〜・・・ハルの先端が見切れてしまったー)

ネイティブウォータークラフト・マンタレイプロペルアングラー12

高い場所に展示してあるものを撮影しているので、ちょっとわかりにくいですが、このマンタレイプロペルアングラー12は他のプロペルシリーズに比べるとだいぶ通常のフィッシングカヤックに近い形になっています。

まだ乗ったこともないので、なんとなくですが、かなりスピードが出そうなデザイン。



バウとスターンのデザイン、かなりスボまっていてキレてますよね。
その分、後部ラゲッジもかなり狭くなっていくので、スキマープロペルよりもさらに小さいクーラーを積んでいくことになると思います。

ちなみに、


むりやりカメラを頭上に上げて勘で撮ってみました。
シート後ろにロッドホルダー、足の横にレール装備となっています。

ちょうどこのシートエリアだけガバっと幅が広がっていて安定性を出しているようなデザインです。


プロペルをおろした状態。
カメラでとらえるのが難しかったのですが、マンタレイプロペルアングラーだけは振動子を引き上げる大きいスカッパーが装備されています。

マンタレイプロペルアングラー12は価格的にもプロペルシリーズで一番安く、かなり人気が出そうな予感がしますね!

ということでサウスウインドさんの回し者のようなブログですが!

サウスウインドさんの回し者なのです!(笑)

というのは冗談として、バック機能重視の足漕ぎカヤックにご興味のある方はプロペルシリーズ、ご検討してみてはいかがでしょうか!

本格的な入荷は今年の春(4〜5月頃)となるそうです。

というところまできて、ブログの文字数がかなり逼迫してきたので、続きは近日中に!

後編ではフィッシングショーのカヤックフィッシング連合ブースの模様の他、最終日に1時間だけお時間いただいてざっと会場を回ってきたので、僕的に気になったアイテムを少し写真を撮ってきたものをご紹介しようと思います!

ということで、後編につづく!

ジャパンフィッシングショー報告・中編

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先日のジャパンフィッシングショー報告のつづきです!

最初は前編・後編で終わるつもりが・・・なんやかんや書いてたらおもいっきり字数と写真が増えてしまったので、今日は中編です!

【1月20日(金)初日】


ってことで、今回はサウスウインドブース、やはりプロペルが目玉で主役だったわけですが・・・

ふだん、初日は平日ということもあってわりと余裕があるんですが・・・・


初日からブースは常にお客様でいっぱい!

これは・・・プロペル効果絶大!?だと思われる。

ホエールは初日と最終日だけのブーススタッフだったのですが、感覚的には例年のカヤックフィッシングブースの1.5倍は忙しかった感じです。

嬉しい悲鳴なんですが、初日、昼飯を食えたのが16時でした!

それだけ多くのご来場者の方に足を止めてもらいました。

当然ながらフィッシングショーですから、ブースにお越しになる方の9割ぐらいはカヤック未体験の釣り人の皆さんです。やっぱり釣り人目線からするとパドルよりプロペラの方が馴染みがある道具なのかもしれません。

そんな状態だったので、そういえば初日からたくさんの仲間のカヤックアングラーさんにもお越しいただいたのですが、なかなかの忙しさで写真もぜんぜん撮ってませんでした。

初日、唯一の写真はこちら。

まだ比較的空いていた業者時間にお越しいただいた


元・サウスウインドのぶぞうさんとクラウドナイン徳富さん。

そう・・・マニアックな方は知っているかもしれません。
僕とのぶぞうさんと徳富さんで作った、あの伝説の!?ロッド。


KFゴルゴ

を何年もこの3人でテストして作り上げたんです。

久々に3人集まったなぁ〜嬉しかった。

KFゴルゴという名前も当時のクラウドナインの事務所の近くのラーメン屋で餃子を食いながら決めたんです(笑)

はっきりいって、今思い返すと、あの頃の情熱は自分でもすごかったなと思う。
若さもあったけど、かなり疲れ知らずだったよなぁ〜。

壁に何度もぶち当たって発売まで時間がすさまじくかかりましたが、けっして諦めなかった。そして量産化する上でロッド作りのプロであるブランクスの宇多さんのご協力があって、今、たくさんの方にKFゴルゴ使ってもらっています。

今年42歳になりますが、あの頃と変わらず情熱を持っていきたい。

 
今、同じような状況で、開発中のメタルジグ「コルジグ」が量産化の壁にあたっていますが、ぜったいに諦めませんよ!

ご来場のお客様で車載の質問があれば、そのままお隣のカーメイトさんブースにご案内。この配置、素晴らしいですよね!



カーメイトのYさん、フィッシングショー中にいったい何回カヤック上げ下げしたんだろうか(笑)

シットオントップの車載において「カヤックリフター」このアイテムの発売も革命的でした。
ホエールもプロフィッシュ45の車載では必ず使っています。

そんな感じで忙しく1月20日(金)初日は終わっていきました。

ショー2日目となる1月21日(土)はチャン松君がうかがって、ホエールはkayak55店舗でお留守番でした。


お店でまったりと忍へのガーミン魚探の取り付け位置とか考えてました(スイマセン!笑)

そして・・・

やってきましたフィッシングショー最終日!

【1月22日(日)最終日】

今日もやってきましたさいたま市から横浜へ!

この日は撤収作業もあるのでホエールも車でやってきました。


さすが日曜日・・・会場は朝からすさまじい混雑!



カヤックフィッシング連合ブースは金曜日よりもさらに忙しく、結果的にこの日はホエールは完全に昼メシ抜きでした。嬉しい悲鳴なんですが・・・・猛烈に腹が減ったー!

とにかくプロペルへの注目度の高さを肌で感じてきました・・・

いちカヤックアングラーとしては手漕ぎ派のホエールですが、これは食わず嫌いではいけないレベルです。お客様が興味があるのだから、ホエールも一度はしっかり乗ってみないと。

サウスウインドのナガさんのご協力のもと、プロペルを貸してもらって、2月下旬頃にナガさんとチャン松君とホエールでプロペル系3艇でNの海へ出撃する予定です。

やっぱりやってみないと語れないですからね。



実は、2009年に昔のモデルのプロペルは乗って実際にシーバス釣りに使ったことはあります。
印象としては、やはりバックがキモだったなぁ〜。
ただ、当時と比べても船体も変わって、プロペル自体のギア比等もブラッシュアップしています。


プロペルは、あらためてナガさんとチャン松くんと一緒にガッチリ実釣する予定なので、プロペルでの釣りの感触、しっかりこのブログでもご報告します。まだ先にはなりますが楽しみにお待ちください!

結果的に・・・

他のブースをまったく見て回れていないことに最終日の夕方に気が付きました!

せっかく各社が新製品をずらっと並べているのに、さすがにちょっともったないではないか〜

そこで、夕方前に若干空いてきたタイミングで少しだけ休憩をもらって、ざっと会場を回ってきました。

はっきり言って、ほんとに数十分「ざっと」なので、ろくなレポートではなのですが、あるきながら気になったものを写真をパシパシっと撮ってきました。

まずはお隣から・・・(笑)

【カーメイトさんブース】
まだ発売前ということでショーで大々的には展示はされていなかったのですが、担当の方が持ってきていました。



ダクション360
もうすぐ発売だそうです。

なんと・・・360度撮影ができるドライブレコーダーです!


ドライブレコーダー機能付360度カメラは業界初ということです。前方だけでなく側方なども記録できるというのがすごい。横からつっこまれる、後ろから追突される、駐車中の当て逃げとかも前だけじゃないですから。

そしてこのダクション360がすごいのは・・・


とりはずしてバッテリーオプションをつければ360度のアクションカメラとして使えるのです!
(撮影協力、サウスウインド石田社長)

デモ画面を見せてもらったのですが、これは文章だと伝わりにくいんですが、衝撃的です。スマホに連動させて指でなぞると360度ぐるぐる回せる。

防水ハウジングは開発中でまだ発売は先になるそうですが、発売されれば、カヤックフィッシング動画に革命が起こるかも!?

だって、カヤックで撮影して、海から上がったら車に戻してドライブレコーダーに戻るとか!半端ないでしょう。しかも360度だから面白い画も撮れる。

これは続報が楽しみなアイテムです!

【ブルーストームブース】


正直、カヤックウエアの展示がほぼない(ガーン)

なので、ほんとにざっとですが・・・


この防水バッグ「BSドライバッグ」がかっこよかった!
かなり大きいので、カヤックの上にもっていくのもいいし、リュックにもなっているので雨の日の自転車とかでもいいと思う。

また、最大サイズのものは60Lもあるので使用した後の濡れたウエアとかを入れる用にしてもいいかもしれません。

【TAPP CRAFTブース】
やっぱりホエール的には、カヤックフィッシングを実際にやっている人の作る製品が一番気になるんです!


TAPP CRAFT丸山さん
凄腕の造形職人で超ベテランのカヤックアングラーでもあります。

ちなみに、丸山さんが持っているブリも丸山さんが作ったもの。リアル!

これ売ってるんですか?と聞いたら、15万円ぐらいだそうです!
確かにそれぐらいするわ・・・っていうレベルのプロの造形です。

なにせ、丸山さんは東京にある両津勘吉像やキャプテン翼像なども手がけている造形のプロ中のプロなんです。

そうそう、ルアーのおすすめは!?



コレ!
振袖75&振袖90


サイズ違いで2種。
メタルバイブのような!?インチクのような!?

聞いたら、なんでもありということです。
(その大雑把さがいいですよね〜釣りって本来、自由なものですから)

そのままタコベイトで釣ってもいいし、普通のトレブルフックを2個つければバイブレーションとして、後ろのアイにブレードをつけてスピンテールとしてもいいし、さらにフロントにフックで二番目のアイにブレードをつけてもいいし、フロントにワームをつけてスイマーとしてもいいし、後ろにワームを刺してもいいし(たしかにこれができる構造と長さが画期的)ということ。

いわば、アングラーにまかせる部分が大きい遊べるアイテム。
逆に言えば、自分なりの改造で釣ったら嬉しさは絶対に倍増するってこと!


ちょうどkayak55では今年は3月1日からフラットフィッシュダービーの予定。
この新しいコンセプト、ちょうどフラットフィッシュにいいかも!

【オーナーばりブース】
ここでホエール的に気になったアイテムはこれ・・・


Draw4・モンスターザライド

オーナーのエギ「Draw4」の3.5号は春や秋のシャローのキャスティングゲームでホエール的に欠かせないエギ。

カヤックからのキャスティングのエギングでは、カヤックが流さていく中での釣りになるのでアピールして活性が高いのをどんどん拾っていきたいのでシャクリはけっこう激しくなるんですが、Draw4は、なにしろ激しくシャクった時のテーリングが少なくて使いやすい。

そのDraw4に新サイズが登場したというのは気になりますね。


たぶん4号サイズ!なのかな?
カラーもめっちゃかっこいいし、なにしろオーナーのエギだから刺さりがよさそう(笑)

この春、一度使ってみたいエギです!

【第一精工ブース】
カヤックアングラー的にはこれですかな!
前からある商品だと思いますが・・・実物は初めてみました。


タックルキャリアーMS 2725

まず名前がガンダムっぽい(笑)

ロッドホルダー付きのバッカンみたいな商品。
クーラーを乗せないようなカヤックフィッシングで、艇に穴を空けずにとりあえずロッドホルダーが欲しいなんていう時は足先や後部ラゲッジにこれを置くだけでいいかも?


なんかいろいろなものがつけられそうで便利そうですね。

あとはこれ・・


おもいっきりピンぼけですが(汗)
ノットアシスト2.0

個人的にはこの手の商品を使わずにノットを組んでますが、コンパクトになるのでカヤックに持ち込んでもいいかもしれません。
 
なんで気になったかというと、モノとして色と質感がかっこいい!チャン松君がお店で見たら即バイトしそうなデザイン。

【ハヤブサブース】
ハヤブサブースで気になったのはコレです。


立つ天秤スマッシュ

まず名前がいい(笑)

そして、なにしろ立つ!

ボトムで立つので底からわずか上を仕掛けが漂うわけです。これはキスはもちろんですが、他の魚種狙いに使ってもいいと思います。それこそカヤックからのフラットフィッシュとかにもいいでしょうし!

毎年、やろうやろうと思って結局手をつけられないでいるカヤックからのキス釣りも今年は一度ぐらいはやってみたいんです。若いころはやってましたから釣り自体が面白いのも分かりますし、なにしろ食べたら最高レベルの魚ですから。

【REALSブース】
大物を数多く釣り上げているカヤックアングラーはじけようさんがフィールドスタッフをつとめていることで、カヤックアングラーから注目のREALSのメタルジグ。

一度は現物を見てみたかった!



プレートジャーカー!

やばいフォルム・・・もう形だけで欲しくなっちゃいますよね。
ステンレスプレートを鉛で挟み込んだハイブリッド構造。この羽根が他のジグにはないスライド、対空を生むでしょう。

もっと軽いジグですが、昔、ケンクラフトのメタルジグでプラスチックの羽根が生えてたやつがあったけど、あれも実はスゲー釣れたのをちょっと思い出しました(笑)ケンクラフトさん、時代を先取りしすぎたのかもしれないな。

とにもかくにも、プレートジャーカー!今日これを実際に触れただけでも収穫でした。

あとはまったく新しいコンセプトにも挑戦されているようで、プロトタイプも展示になっていました。


両側にウエイトを分散したセンターバランスとは!
まったくあたらしいコンセプトです。


カウンターウエイトはミノーやペンシルでもよく動くわけですから、とても理にかなっています。
鉛単体のジグでは強度的に通常はできないバランスをセンタープレートで克服しているところがすごい。これやばいでしょ!

こういう面白いルアーを作って挑戦するメーカーさんって応援したくなります。

【ダイワブース】

きました!巨大メーカー、ダイワ。

っていうか、混みすぎ!
夕方になってもブースはひとだかりで・・・・

ほんとはカヤックにぴったりであろう堅牢性と防水性をもつモノコックボディ+マグシールドのソルティガBJとか触りたかったけど、無理(笑)

SEA MATさんがブログで紹介していて、ちょっと気になっていたコレだけ写真を撮ってきました。


スーパーリチウム11000WP-C

なんと11000mAh、これなら一台でうまく配線したら魚探と電動リール使ってもいける容量でしょう。
通常、カヤックで魚探で使っているバッテリーが4000〜かなり大きくても8000mAhですもんね。

流水による洗浄が可能なウォッシャブルでメンテナンスも楽々だそうです。
ウエイトは1.2kg

ただ・・・お値段が・・・(笑)

あとはソルティガは混んでて触れなかったけど・・・


キャタリナは触れました!

実はホエールはふだんほとんどアブのベイトで釣りをするのですが、スピニングリールを使う時はシマノ派なんです。でも・・・
 
マグシールドはカヤックの釣りでは、かなり魅力なんですよね〜

あまりの混みっぷりにそうそうに退出しました!

ってことで、気がつけばかなりの文字数になってしまったので今日はここまで!

フィッシングショー報告・後編につづく!

ジャパンフィッシングショー報告・後編

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先日のジャパンフィッシングショー報告のつづきです!

って・・・横浜フィッシングショー終わってだいぶたつのにいつまでやっているんだ!という声がきこえてきますが(笑)

いよいよ後編、今日で締めましょう!

ダイワブースの人混みにやられ(笑)フラフラと向かったのは・・・

【ハルシオンシステム&ニコデザインブース】
フィールドスタッフの山崎さんがいらっしゃいましたのでおすすめを聞いてきました。


山崎さんはブルーライフで一緒に活動させてもらっているんです。
見た目はファンキーですが、めちゃくちゃ真面目でしっかりした方です。釣りの腕もすごいです!

カヤックならどのルアーを推します?と聞いたところ・・・


即答だったのが!


ハルシオンシステム・ペニーサック99 MOKKA

まず見た目がいい、ペニーサック!
ホエールが使っているアブ・アンバサダーで投げてもぴったりです。

今までの140mmのMOKKAに加えて、99mmのMOKKAが出るそうです。

ペニーサックのMOKKAモデルは、シャローランニングモデル。
ホエールの主戦場となっている干潟シャローのカヤックシーバスで、特に聖地の干潟で沖の背が1.3mを切ってきてシンキングミノーだとアマモを拾ってしまうような時、50cm〜60cmのレンジというのはツボにハマると強いんです。

そして、デイの干潟シャローシーバスでは、時に大型のプラグもいいこともあるんですが・・・やっぱり基本は70〜100mmまでの比較的小型のプラグの方が数釣り的には圧倒的に強い。

ペニーサックの実力はいわずもがなですが、サイズ&レンジもばっちりとなれば・・・コレは釣れちゃうでしょう。

そういう機能面はもちろん、とにかく見た目からして最高で、これで釣ったらなにより嬉しいですよね!

で・・・もしペニーで口を使わなかったら、ローテーションでコレを投入がおすすめとのこと。


ラビット90 Dashallow

これもまたええですね〜。
頭の上にリップ・・・・これだけで胸キュンです。
ラビット系のルアーはローリング主体で、厳しい時に投げるといいそうです。

昨年はホエールはいわゆる今ドキの流行しているルアーを試しに買いまくって投入してみました。

正直なハナシ。いい思いをしたのはその中の何個かで、結局、釣果的には昔ながらのミノーに軍配が上がってしまったところがありました。

誤解のないように書いておくと、いまいちハマらなかったプラグが釣れないわけじゃないんです。むしろ飛距離、アクション共にいいんです。ナイトの陸っぱりゲームならかなり強いだろうなと感じたルアーもありました。

あくまでもデイのシャローで、さらにカヤックという特殊なホエールの釣りにおいてはマッチしなかったっていうことです。

今回ハルシオンとニコデザインのブースで拝見したこの2つのルアーは存在さえ知りませんでした。(もちろんペニーサックは過去に初代の大きいやつは使ったことありますが、このダウンサイズ版は知らなかった)

まだまだ知らない今ドキのルアーはたくさんありますね!
見た目で心踊るルアーはいいです。
今年もどんどん、新しいルアー、新しい釣り方にチャレンジしていこうと思いました。

山崎さん、ご説明ありがとうございました!

【ジャッカルブース】
さすがは巨大メーカーさん、めちゃ混みでしたね〜

しかもトークイベントとかぶってしまったので人だらけでほとんどチェックできませんでした。

その中でもなんとかちょっと見れたものの中で気になったのは・・・


あのビッグバッカーのソフトボディバージョン!
これはやばい・・・さすがハイテクなルアーはやっぱりジャッカル強しです。

従来のビッグバッカーもカヤックからのフラットフィッシュゲームで一部で爆発的な人気があるんです。

このソフトボディバージョンの登場によってビッグバッカーでのローテーションが効くようになりますね。しかもテールの種類まであるし・・・

今年はkayak55フラットフィッシュダービーが3月1日から11月末まで開催されるので、今年はこのルアーでの投稿も来る予感がひしひしとしました。


あと、ジャッカルブースではSUPも飾ってありました。くるか、バスフィッシングでもSUPの波!?

Kayak55でも実はSUPでのフィッシングはバスフィッシングでの活用に注目しています。
バスフィッシングは立って釣りができることのメリットがあまりにも大きい釣りだからです。


バスSUPの波に遅れないように、今年はホエールもバスでSUP乗っていこうと思ってますよー!

【シマノブース】

こちらも当然、すごい混みっぷり。
人気のリールは順番待ち状態になっていたので、リールはパスして漁具系ルアーコーナーだけちょい覗いただけになってしまいました。


炎月ロックホッパー集魚カスタム!

インチクとスロージグの合いの子のような遊動式の炎月ロックホッパーですが、リニューアルなのか追加モデルなのかわかりませんが、なんだかとっても釣れそうです。


鯛ラバも鉛製の遊動が新しく出るみたい。(もう出てるのかも!?)
その名も炎月タイガーバクバク

これらに使えるパーツだと思いますが・・・


イイダコベイビーというパーツがなにより釣れそうなんです。

鯛ラバ用とインチク用で両方出るみたいです。
これは水を受けての波動もいいでしょうし、鯛が噛み付いてからの食感の良さがやばいでしょう!
素材とフォルム的に、おそらく浮力が出るのもいいと思います。

【ギアラボブース】
つづいてやってきたのは、ギアラボブース。

ブースの人とお話をさせてもらったところ、このショーではカヤックの人がたくさんブースに来たとおっしゃっていました。

そうなんです、なんといっても

マイクロフリップ

が、ただ巻くだけで釣れる!とカヤックアングラーの間で人気が急上昇中です。

ホエールも昨年買ってみましたが、まだろくに現場で試せていないので、今年は渋い時にまた投入してみたいと思っている次第です。

ただ、今回のブースではこちらに注目してみました。


新製品・ファストフリップ!

見た目はマイクロフリップのようなフォルムですが、デカさがぜんぜんちゃいます。
ウエイトは120g、150g、180g、210g、250gというラインナップ。速潮やディープまでいけちゃうウエイトです。

使い方は、やはり基本はただ巻きだそうです。ただ、そのスピードは速巻きまで対応するそうで、青物などにもそうとう効くらしいです。

さらに、もしただ巻や速巻きで喰いが悪かったから、スロージグとしてフォールを交えて使っても良いようにセッティングしてあるそうで、もはやファストフリップ1本で巻からフォールまでかなりの釣りの幅をカバーしてしまいそう。

2タックル持っていって、ライトなスピニングロッドで定番のマイクロフリップでのマイクロジギングまで織り交ぜていけば死角無しとなるかもしれません。

ファストフリップ、登場が楽しみですね!

【TULALAブース】
次はTULALAさんのブースによってきました!

なぜならば・・・


この男がいるから!
TULALAフィールドスタッフの海ちゃん。


すでに大人気のTULALAのロッドですが、やっぱりカヤックアングラーがいるメーカーさんは推したいです。

海ちゃんにおすすめの1本はどれかを聞いたところ・・・

自分が作ったロッド「ポルタメント73S イヌクシュク」を持ってくるかと思いきや!

海ちゃん「いや〜自分のロッドおすすめしてもしょうがないでしょ」とあくまでも謙虚。(ちなみに、イヌクシュク振らせてもらったことありますが、めっちゃいいですよ)

ってことで、今回海ちゃんが持ってきたのは!

クプアス48!

4フィート8インチのライトでショートなベイトロッド。
3ピースで仕舞いは57cmになるそうです。

これはかわいい!
デザインもかっこいい!

なにより、面白そう!


釣りはやっぱり面白そうってのが動機の発端になる遊びだと思います。こんなショートロッドでいろいろな釣りをやったら面白そう。これってとても大事。

最近はショートなベイトロッドってあんまりないですよね。
トップウォーター専用ロッドにはあってもオールラウンドに使えるものはほとんどない。

自分もロッドを作っているわけですが、正直、ベリーショートでライトなベイトロッドはカヤック用でも作りたいんです。でも、理解されるのに時間がかかるかもしれません。売れる売れないも考えなければいけないので・・・それを作っちゃうところがTULALAさんのすごいところです。

このレングスはカヤックからのライトな釣りにオールマイティーに使えると思います。

カヤックからのトラウトであったり、根魚でもいいでしょうし、ベイトフィネスなバスにも良さそうだし、なんなら小型プラグでのシーバスだっていけるでしょうし。キスやらカワハギなんかの餌釣りに使ってもいいと思います。

もちろん陸っぱりで楽しいロッドでしょう。
これ一本あったら旅行にも持っていけるし、管釣りでもいいでしょうし、自転車や電車での釣りにもいいでしょうし、きっと毎日が楽しくなるはずです!

海ちゃん、ご説明ありがとうございました!

【FROGブース】
自分の中で、フィッシングショーの大トリは、最後は日頃からお世話になっているフロッグプロダクツさんのブースです。

で・・・・行ってみたら、タイミング悪く、残念ながら荒井さんは不在でした。

かわりにブース番をしていたのはサダちゃんだけでした。

荒井さんは不在でしたが、サダちゃんといろいろ話をしながらブースの写真を撮らせてもらいます。


トイマシーン・スーパーレイティブ!

今年の前半はなんといってもコチラでしょう。
クラシカルな外見でありながら中身はかなりハイテクなリール。

まさに羊の皮を被った狼的なリール・・・

しかも、待望の左ハンドルが出るそうです。
(もちろん右も)

カラーもかなり出るようで、ほんとに楽しみですよ。


あとはルアーの方もフロッグプロダクツの真骨頂のような奇想天外なフォルムでいて釣れる新作ルアーが続々と投入されてくる予定です。

積み木のようなジョイントルアー、トトのインジェクション。
10連結ルアーのマッドラッドはいろいろなサイズが追加されてくる模様。
ハンマーヘッドシャークの小さいサイズも量産化。
ボディ内にペラが内蔵されているフロッグ的ギルルアー、ギルレイカーもインジェクション化されてきます。
写真左下のシーラカンス型ルアーも楽しみです。
 
フロッグプロダクツは「これで釣ったら楽しい」を実現しているメーカーですよね。実際にめちゃ釣れるからすごい。
 
なにより、ブラックバスという魚はこういう面白いルアーで釣れてくれるから底知れないんです。


フロッグのスタッフ・サダちゃん。
お忙しいところありがとうございました!

サダちゃんにはかなり久々に会いました。
相変わらずシャイなので、シャター連射でなんとか笑顔をキャッチ(笑)

いやぁ〜ここまで1時間ちょいでざっと回っただけなので全部のブースは見きれませんでした。でも・・・

やっぱりフィッシングショーは楽しい。

もちろん全部買えるわけじゃないですが、釣具は見てるだけでもワクワクしちゃいますよね〜。

今週末は大阪でフィッシングショーがありますし、その後も名古屋キープキャストや群馬フィッシングショーなどもあります。各地の皆さんも楽しんでください!

さあ、やばいやばい。サボりすぎたかも!
カヤックフィッシング連合ブースに戻ります!

そして・・・・


2017年のジャパンフィッシングショー終了!

今年も期間中に体調を崩したりもせず、無事に終わりました。

でも・・・出展者はここからが大変なんです。

そう、3日間疲れた体にムチを打つ(笑)撤収作業が待っているですね〜。

でもサウスウインドブースの撤収はすごいんです。毎年のことなのでみんな作業がテキパキ!


サウスウインドMIZUNOさん、そして海ちゃん、みんパパさんと3台のハイエースの積載力でガツッと荷物を運び、それをみんなでどんどん下ろします。


入りきらなかった荷物もあったので、ホエールのエスティマも少しだけ活躍しました。

それにしても・・・・サウスウインドさんの立地、最高すぎる。パシフィコ横浜から車で2分!

夜になると周囲が真の暗闇となるkayak55とは大違いすぎる(笑)

さあ、最後は打ち上げだー!


サウスウインド石田社長オススメの中華料理屋さんで乾杯!

ちなみにホエールは車なのでノンアルコールビールです。あぁ〜飲みたかった!



それにしても、社長オススメの料理屋さんはいっつも美味しい。



まいう〜♪
(ハマにぃさん、激写ありがとうございます)

社長やナガさんやヨッシーさんとは仕事でよくお会いしますし、海ちゃんはたまにお店に寄ってくれますが、気がつけばハマにぃさんとカタエゴさんとも超久々に会ったし、Gくんとも最近ナハマで会えていない。みんぱぱさんとは黎明期からのおつきあいですが最近一緒に浮いていないし・・・マッチョさんとは初日しかお会い出来なかったですが、こうして久々にみんなで集まるとやっぱ楽しいですよね〜

10年一昔とは言いますが、はじめて皆さんと会った時代からすると世の中がガラっと変わって、気がつけばガラケーからスマホ、そしてフェイスブックやインスタの時代になり、輸入されるカヤックだって機種も増えたし(まさかプロペルがまた輸入されるとは!)
 
なんだか時代の変化にびっくりしちゃうけど・・・

こうして集まって釣りとカヤックのハナシで盛り上がれる。

僕らぜんぜん変わってない!
(それはそれでどうなんだ!笑)

カヤックフィッシングがあるからみんなと会えたことに感謝です。

こうして気の合う仲間と久々に集まれる機会をいただけたのも、出展もしていないのにスタッフとして参加させていただいたサウスウインドさん、カーメイトさんのおかげです。ありがとうございました。

特にブースを取り仕切っていたサウスウインドNAGAさん、本当におつかれさまでした!

そして・・・

開催中、カヤックフィッシング連合ブースに寄っていただいた全ての皆さんに感謝!


みんなおつかれさまでしたー!
今度は沖で会いましょう!
 

2017シャローシーバスSTART(渋いけど)

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とうとうやった!

達成した!

達成って・・・釣りのこと?仕事のこと?

いえ・・・



スーパーマリオラン
ワールドツアーコンプリート
キノピオラリー9999
達成!


いやぁ〜なんだろう、この達成感。
小学生の頃、スーパーマリオブラザーズでAボタンコンテニュー使わずに8-4まで一気にクリアした時と同じ達成感(笑)

41歳ホエールです、こんにちわ!
(小学生から少しは大人になれ)

さて・・・

全然カヤックで浮けない日々が続き、もはや我慢もMAX!レイナ産休状態。

思えば、今年に入ってまだショゴとワニゴチしか釣ってない。
パンチのあるファイトが味わえる魚と戦いたい。

そうなると・・・そろそろ気になってくるのがシーバスです。

一番身近ででかくなる魚であり、奥深いゲームフィッシュ、シーバス。
パンチ力のあるいいファイトしてくれる、シーバス。

一昔前は厳しいと思われていた極寒期の湾奥シャローのカヤックシーバス。
ここ数年は真冬の開拓が進み、例年2月中旬からシャローでもかなり釣れることが分かってきました。

東京湾のシーバスのシーズナルパターンを考えると、たしかにそうなるんです。

年末までに産卵を終えた早い群れからどんどん湾奥に戻り始めます。

産卵が終えた体力の無い個体は、湾奥に戻ってきた後、まずは夜間に簡単に捕食できるバチなどを食べて体力を回復するわけです。現に1月にはもうバチ抜けシーバスが湾奥の陸っぱりナイトゲームで釣れてきています。

そして、体力を回復させた個体から日中のシャローでも捕食を始めるわけです。

そのシーズナルパターンを追っていくと、日中のシャローのカヤックシーバスはやはり2月中旬頃に爆発しはじめると考えておかしくありません。

とはいえ、群れは完全に一緒に動くわけではなく、戻りが遅い群れもあれば早い群れもある。

早い群れをとらえれば、そろそろシャローでもシーバス釣れちゃうんじゃないだろうか!

そう考えて、今年は少し早く動きはじめることにしました。

1月29日(日)

この日、今年初湾奥カヤックシーバスへ!

の予定でした・・・

前日、kayak55にご来店いただいたC-49さんと「明日、沖で会いましょう!」とお約束して2艇で出撃!

の予定でした・・・



前夜の段階でKFゴルゴを車に積み込み、一軍ルアーをピックアップして、やる気じゅうぶん。

朝5時に目覚ましで起きると、なんだかうまく立てない!?

まさかの38度の発熱(涙)

遠足当日の小学生の悲しい話としてよくあるパターン(笑)
どんだけワクワクしてるんだ!

カヤックフィッシングは日頃から安全第一と考えています。
やはり体調が悪い状態で海に漕いで出るのは事故のもと。

泣く泣く、C-49さんにメールで謝って、出撃を見送ることにしました。

かなりやる気だったので、ショックデカかった・・・。

ちなみに、詳しくは聞いていないのですがC-49さん、釣ったみたいです!さすがです!

やはりシーバスはもうシャローに差している個体がいる!

そして風邪も完治した

2月1日(水)

湾奥の風予報は最高となっている。これは行くしか無い。

もちろん、お店を休むわけにはいきません。仕事前に4時間朝練で出ます!

はい・・・いつもは仕事前は3時間朝練なのですが、チャン松君に開店ギリギリに戻ると伝えてあるので、いつもより1時間多く浮けます(チャン松君、いつもスイマセン!)

この日のために前日の夜に艤装を変えていました。


バイキングのプロフィッシュ45、忍はセンターコンソールへの艤装ができるので、仮に艤装を変えたくなってもコンソールの蓋を新しくすればリセットできるのがいいところだと思います。一度艇に穴を空けた艤装を変えるのはけっこうやっかいです。
(ちなみに、コンソールの蓋は別売りでも販売可能です)

今年から使う機会が増えそうなガーミンの魚探、そしてやはり今年からメインで使うゴールデンミーンのロングノーズプライヤー+プライヤーホルダーをコンソールの蓋にマウントしたいのです。


チャン松君制作のペリカンケースバッテリーからの配線をとおす穴を空けたり


ゴールデンミーンのプライヤーホルダーをあらたにマウントしてみたりしました。

ちなみに、このプライヤーホルダー、コンソールの蓋にがっちり止めちゃうならそんなに難しくないんです。でも、プロフィッシュ45でも使いたいため、取り外し可能にしなければなりません。そこにかなり頭を捻りました。


これについてはプロフィッシュのコンソールにも同様の艤装をしてから、また艤装の報告レポートをブログで書きたいと思います。

さあ、やってきました!


バシフナ三番瀬!

なんだか随分久々な気がします。

駐車場オープン時間から13時までやるとしても実釣時間は4時間ぐらいになってしまいます。
はたして短時間で釣れるのか!?

そしてショックなことが起こりました。


昨日、やる気マンマンでガーミンの魚探用の艤装をしてきたのに・・・

ガーミンの振動子を忘れた!
詰めが甘い!

ってことで・・・


今日はいつものホンデックスPS-500C+ガーミンEトレックスの組み合わせでいきます。ちなみにロッドはGホールド35mmで止めています。そして、プライヤーホルダー・・・いいわ〜!(自画自賛)

そして、正直な話をしてしまうと・・・僕の釣りでは今のところPS-500Cでまったく釣り的には問題はないのです!(笑)

ただ、ガーミン魚探でシャローをサーチするとどう映るのか知りたかったんです。特にダウンビューと低周波がどれだけ威力を発揮するか知りたかった。また今度持ってこよう。


バイキングカヤック・忍(ジ・O号)
今年もバシフナではこのカヤックが活躍することが多いでしょう、今年もよろしく!

あれ?ちょっと違和感が!


コレです!
今年から使います、ゴールデンミーン・ガンナーネットJr.ディープタイプ。

僕は変なこだわりがあって、カヤックシーバスにおいてはボガランディング派で、通常はネットを持っていきません。

でも、今回はこのネットを持っていきます。

それは、このネットをフラッシュロッドホルダーに差した状態で漕いでみた感触を確かめたかったという点がひとつ。

あとは、このディープタイプのネットがどんだけ有効かを、比較的個体が大きいシーバスを掬うことで確かめたかったのです。

なんでこのディープタイプを使おうと思ったかですが・・・・

昨年は違うネットを使っていたのでが、70cmジャストぐらいのヒラメをキャッチした後、暴れられてネットから飛び出してしまいオートリリースになってしまったことがありました。

その後、奇跡的に76cmのヒラメを釣ってリカバリーできたので良かったのですが・・・あの奇跡がなかったら悔やんでも悔やみきれなかったと思うのです。

そこで、やっぱり大型の魚をキャッチするのは、もっと深いネットが欲しい!と思って導入したのがゴールデンミーン・ガンナーネットJr.ディープタイプなんです。

ゴールデンミーンのフィールドスタッフのBlueLife笠原さんにオススメしてもらうまで、こんな深いネットが存在するとは知りませんでした。

ちなみに、全国の釣具店さんで売ってますが、kayak55でも売ってます(宣伝ー!)


さあ、潮干狩り場を避けて浜の一番端までやってきました。

いよいよですね・・・2017年カヤックシーバス。


三番瀬の海に脱帽して一礼
今年もよろしくお願いします。



GO!

心配なのは、ちょっと時期的に早いのではたして釣れるのか?ってこと(笑)

とりあえず今日は潮周り的には最高です。たまたま朝練の4時間が満潮からの下げ時合いと重なっています。


満潮が8時17分で潮位183cm。
9時すぎ出艇時もほぼ満潮状態です。
そしてここから一気に下がり・・・
干潮が14時13分で61cmまでいきます。
13時すぎまで粘るとして、下げの流れが狙い続けられる形です。

水温はめっちゃ冷たい。おそらく10度ちょいぐらいか。
シャローは気温の影響を受けやすいですから、北風が吹けば一気に水温が下がるわけで、冬の干潟の水温はすさまじく冷たいんです。ウエアリングはきっちりした方がいいです。

シーバスはそうとう水温変化には強い魚だとは思いますが、とはいっても魚は変温動物ですから、やっぱりこれだけ水温が下がっていると動きは鈍くなるはずです。ましてや産卵後でまだ元気がそれほど戻っていないはず。必然的に日中とはいえルアーは秋よりスローで巻くをことを心がけます。

まずは岸近いカキ殻山から。干潮では露出してしまう山ですが、今日の満潮ではばっちり水没しています。その周辺でウロウロしているシーバスがいないかチェックしていきます。


潮はまだ本格的に下げてないですが、きれいな潮目もあって釣れそうといえば釣れそう。

かなり丁寧に山の周囲を舐めていきますが・・・

ノーバイト!

やばい・・・さっそく30分無駄にした。

やはり本命は沖のシャローか。一気に漕いで移動することにします。

シャローは潮位の影響を受けやすいので、特に潮回りが良い日ほど時間との勝負という要因もあります。良い時間にどこを攻めているかが明暗を分ける。そこがまたゲームを面白く、熱くする!


あぁ〜めっちゃパドリング気持ちいい。
なかなか出撃できなかった間になまった筋肉が悲鳴を上げていく。これがまた快感。
 
ここでわかりました。忍のフラッシュロッドホルダーに挿したガンナーネットJr.ディープタイプ、まったく邪魔になっていません。大丈V(古っ)

凪の海なので忍は時速6km前後で進んでいく。

さあ、ついたぞ沖のシャロー!

シャローとはいえ、今は中潮の満潮時なので水深が2.5m〜場所によって3mちょいもある。
僕的にはこの水深はまだシャローとは呼べない。

これが引いてきて2m〜1.6mぐらいになってくるタイミングがミノーで釣りごろとなり、もっとも好きな潮位。

2m半だったらまだミノーでいける気がしますが、さすがに今時期に3m以上のエリアはミノーでは厳しそう。(シーバスが水面まで食いあげてくるなら水深深くてもミノーでいいんですが)

そこで、今日は新兵器を投入します。


アトールのJJシャクラ

ソルトでのブレード系の元祖というべきクルクルを作ったアトールさんが作った最新のスピンテールですから、期待大。なんでこれを使おうと思ったかですが「ロッドワークが使える」というトコロです。この手のバイブやスピンテールは「シャクる=エビる」モノですからね。

僕はルアーはやっぱロッドワークを入れながら釣るのが好きなんです。人間側の勝手な思い込みですが、なんとなく釣った感があるので・・・(タダ巻きの方が効くルアーはもちろんタダ巻きしますが)

なにより・・・アトールさんはカヤックフィッシングにもとても力を入れてらっしゃいます。カヤックフィッシングガイドの石垣島RED HEADさんがフィールドスタッフですし、代表の田中さんもカヤックで釣りをされているそうなんです。そうなると使ってみたくなりますよ。

話がそれましたが、投入が楽しみだったJJシャクラいってみましょう!

JJシャクラは22gと30gがありますが、3mぐらいだったら22gでしょう。
(個人的に30gはフラットフィッシュで楽しみなルアーなんです)

ボトムを取ってリーリング。うん、引き抵抗も少なめ、いい。
艇の近くに戻ってきたスイミング姿勢を見ると驚くほどに水平だし、いい。

やはりテールのブレードの抵抗があるからなのでしょう。これだけボディ自体は鉄板バイブのような形をしていて、これだけ水平姿勢が保てるというのはすごいことだ。バイブレーションはどうやったって頭下がりになりすから。

いよいよロッドワークを入れてみましょう。

連続でリフト&フォール、余裕でクリア。シンキングミノーのようにティップでトゥイッチ、クリア。ロングジャークでラインテンションを抜いてフォール・・・ここでエビった!もちろん限界はありますね。

でも、普通はここでエビちゃうでしょ?っていうロッドワークでもエビらないのがいい。かなりロッドでアクションつけられるテールスピンと言っていいと思います。これは楽しいぞ!

ちょっとロッドワークを抑えて、チョンチョンと動かしてはただ引きを繰り返します。

ボトムぎりぎりつかないぐらいをじっくりと舐めていると・・・

本日初のバイト!

キタッ!

うわっ!乗らなかった〜

心臓止まるかと思った。

いやぁ〜いるな、やっぱりシーバスいるな。それだけでだいぶ気分が違う。

ただただショートバイト。さすが真冬。

トゥイッチ&かなりじっくり系のただ引きのコンビネーションでのバイトだった。よし、このままいこう。

しかし、せっかくパターンを見つけたかと思ったのに潮が引いてきてしまった。さっきまで水深3m近くあった場所もすでに2.1mだ。

こうなるとさっきバイトがあったスピードで引くと22gのテールスピンはボトムを擦ってしまいます。

この水深でこのルアーでボトムを切ろうと思うとかなりスピードを上げなければいけない。そうなると今の時期のシーバスは追い切れない。

ジレンマ。

そろそろルアーをミノーにチェンジをしなければいけなかったのです。

ですが、さっきの明確なバイトが忘れられず、ちょっとルアーチェンジのタイミングが遅れてしまいました。


ドスン!

重量感のあるアタリが突如、JJシャクラを襲いました。

最初のワンダッシュでいきなりドラグが出される!一瞬、ランカーシーバスがかかったと思いました。


動きが止まった。

これは違う。ランカーシーバスではない。あまりにも重いだけすぎる・・・

そう・・・ここのボトムには魔物が潜んでいるのをすっかり忘れていたのです。

これは・・・

e.i


エイなのだー!

やってしまった〜

この場所のエイは暖かい季節ほど多く、冬はほとんど見ないので油断していました。

ロッドを破損しないようにジリジリとファイトして上げてきます。

普段ならエイの尾びれが危ないのでリーダーが見えたところでカットしてしまうんです。沖でエイの棘にやられたらタダではすみません。一気に事故へのリスクが高まるからです。

ただ、今日はあのアイテムがあるではないか!

とっても深いガンナーネットJr.ディープタイプが!

ガンナーネットJr.ディープタイプの柄は少し伸びるので、安全な距離感が保てる。とりあえずネットに入れてみよう。


このネット、やっぱすごいわ。
このエイ、まあまあデカイですよ。完全にすっぽりだ。


ルアーは頭にちょっとかかっているだけだ。これなら外せる。


絶対に安全な距離の場所(魚探の向こう側)にエイを置いて、ゴールデンミーンのロングノーズプライヤーを網の目の中に入れてフックを外せました。

※今回はいけそうだったので良かったですが、エイの棘は最高に危険なので、もちろん無理は禁物です。無理そうだったらリーダーからカットしてしまいましょう。

危なかった・・・・買ったばかりのJJシャクラ22gを使用初日でおもいっきりロストするところだった(汗)

いやぁ〜今日このネット積んでてよかった!

巻くスピードにもよりますが、やはり水深が2m前後になってきたらミノーだな。

いきましょう、いつものミノーイング。ちょっとゆっくりめを心がけて。

かなり沖にできた潮目を撃っていきますが、反応はない。

でも、さきほどスピンテールでバイトを一度もらっているので心は折れない。少ないだろうけどシーバスはいる。

そしてまだ潮は下げの流れが効きまくっている。

いけるはずだ!

少し岸よりに漕ぎ戻って2mを切るラインにできた潮目を流してみます。
シーバスは面白いもので、沖にいけばいくほど釣れるっていうもんじゃなかったりします。

ルアーはX-80。


いけーー!

潮目に投げ入れて5カウント、そこからじっくりと水を噛ませつつ、2回トゥイッチ。


食ったっ食った食った!

これは間違いなくシーバスだ。ようやく食ってくれた。やはりいた。真冬でもシャローでシーバスは釣れる!

2017年初のシーバスだ、サイズはあきらかに小さいけど慎重にいこう。


そうだ、今日はガンナーネットJr.ディープタイプがある。これで確実にランディングをしよう!


ゲット!
見てください、このネットの余裕すぎるキャパシティを。
シーバスが超小さく見えてしまう(笑)

このシーバスだって55cmはありますよ。それがネットの底の方ですっぽり・・・このネットならブリもヒラメもバッチリキャッチできるでしょう!


祝♪2017初シーバス!
小さくても真冬の1.8mシャローデーゲームでの、自分的には価値ある一本です。

ようやく肩の荷が下りた感じだ・・・。


ありがとう!今年もよろしく!

ここからは気持ちを楽に戦える!
残された時間は気がつけばあとわずか。潮はかなり下げてきている。

なんとなくシーバスの気配は漂っている。いける気がする!

いけませんでした(笑)

X-80でパターンかと思ったらそうでもないみたい。その後、実績と信頼のビーフリーズ、アスリートダッシュチューンとローテするも不発。

これは・・・さっきの一匹はたまたまで、ミノーじゃないのかもしれない。

シンペンを試してみよう。

この時期のシーバスは夜にバチを捕食してる感覚が残っているだろうから、フラフラと泳ぐシンペンの方が食性を刺激するかもしれない。

スカジットデザインズのスライドベイトヘビーワンにローテ。

ヘビーウエイトのシンペンでいきます。

シーバスが上ずっている時は通常のシンペンでいいのですが、デイゲームとなるとやはり少しレンジが下がった方が釣りやすい。ヘビーウエイトの方がトゥイッチ入れても水面から飛び出さないのでロッドワークも使いやすい。

シャローでこれを使う時のキモは、キャスト後ボトムは取らずに着水からすぐに巻き始めることだと思います。

スライドベイトヘビーワンは28gもありますが、基本的に水面下1.5mぐらいを泳いできます。
今時期のスローなリトリーブスピードだとたぶん1.7mぐらいをフラフラとお尻を若干下げて振りながら泳いでくるはず。今のこの場所の水深が1.9mなので、ちょうど20cmボトムを切って泳いでいる感じになるでしょう。

とにかくベイトタックルでもぶっ飛ぶので、キャストフィールは最高!
そして、フラフラと漂わせる感じでラインテンション抜け気味のスローなただ巻き・・・


ドスン!
迷いのない深いバイト!



なかなか良いツッコミを見せてくれる。さっきの魚よりはサイズアップだろう。


この魚はボガでキャッチしたい。
やっぱりシーバスは僕的にはボガランディングの方が達成感があるのです。

獲ったー!


見事なハーモニカ食い。
かなり最後まで違和感なくアタックしてきたのだと思う。シンペンへのローテが正解でした。


やはり痩せているアフターな63cm。

ホゲりもありえる時期なので上出来でしょう!

この後、潮が更に引いてしまい、ほぼ干潮潮止まり。ジ・エンド。
ここらで潔く終了とすることにしました。


着岸!

4時間で2匹・・・渋いといえば渋いけど、逆にそういう状況で釣れるとシビれますよね〜。

いずれにしても始まった、カヤックシャローシーバス。
今年も、どんなドラマが待っているでしょうか。


しかし、潮位60cmまで下がるとなかなか帰りのカヤックカートでの運搬はキツイものがある。
今年も、この干上がった干潟を一年でいったい何往復するのだろうか(笑)


気がつけば、三番瀬の公園の工事もだいぶ進んできました。

震災の時はもうこの公園は閉鎖されるのではないかと思うほど、液状化ですさまじいい状況でした。存続さえ危ぶまれるかと思いました。リニューアルされるということで本当に良かったです。


最終的にはこうなるみたい。
楽しみですね!

今日遊んでくれた海とシーバスに・・・
 
感謝!

【オマケ】
もちろんやります獲物一匹ゴミ一個運動

今日はシーバス2匹でゴミ2個。
プルトップとタバコの吸い殻を拾いました。

たった4時間でも集中してカヤックフィッシングをすると猛烈にお腹が減る。

タンパク質をくれ〜!

炭水化物をくれ〜!


たまらずデイリーヤマザキへ。


アイハブア大きな唐揚げ弁当

アイハブア単品の唐揚げ

アーン!!
 

唐揚げ弁当に唐揚げトッピングー!
(デブまっしぐら)

さあ、仕事行こう・・・(笑)

モンベル展示会報告レポート

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一部で話題の・・・


辛辛魚(by寿がきや)

Kayak55の近くのミニストップにも入荷したのでさっそくゲットしてきました。


この「後入れ粉末」がすごい・・・・

なにがすごいって・・・


入れた時のビジュアルがすごすぎるー


なかなか溶けない(笑)


では・・・いただきます・・・・

ゴフッ!(むせる)

これは・・辛い!辛すぎる!
コンビニにカップ麺のレベルを遥かに超える辛さだ。

でも、魚介系の味がしっかり効いてて美味い。

でも辛い。

でも美味い。


美味さと辛さの葛藤を抱えつつ辛辛魚を完食したホエールです、こんにちわ。

その後、飲み物を飲むも味がしばらく分からない症状が続きます。
辛辛魚、パンチ力あります。食べながら少し後悔しつつも、きっとまたリピートしちゃうと思います。

さて!

今日は実釣ネタではないんのですが、この前の木曜日、大田区でおこなわれたモンベルの業者向け展示会に行ってきた報告です。


モンベル展示会は新製品等、基本的に写真NGなのですが、輸入品のカヤック本体だけは撮影が許されました。

気になっている方も多いと思うので、各部、撮影したものを掲載しようと思います。

さて、2017年は各社から続々と新製品カヤックが輸入される、近年稀に見る新作ラッシュの年となっていますが、モンベルの取扱艇もかなり新作が多い!

さっそく見ていきたいと思います。


パーセプション・ぺスカドールパイロット 12.0
重量:33kg
全長:381cm
最大幅:85.73cm
高さ:41cm
最大積載量:238kg

※写真はプロトタイプということで実際の商品とは若干仕様が違います。
分かりやすいところでは、フラッシュロッドホルダーが後付ではなく一体成型になるはずです。


このカヤックの実物がとにかく見てみたかったのです。
今年勢いを増すプロペラ系の足漕ぎカヤック。あくまでも個人的にはカヤックフィッシングのスタイル的に手漕ぎがマッチしていると思っていて(あとは単純にパドリングが好き)、自分自身が足漕ぎにメインで乗ることはないわけですが、お客様がたの注目が高いのは事実。ショップ店員としてはしっかり理解していかないといけません。

このぺスカドールパイロット 12.0に関しては、モンベルのスタッフさんの某氏のご協力も得ながら、今年はインプレッション及び実釣動画撮影もたくさんおこなう予定です。お楽しみに!

その某氏はなんとインフルエンザで当日不在でした・・・お大事になさってください!

ということで、各部じっくりと見ていきましょう。


後ろ姿パシャリ
なかなかカヤックらしい姿をしていると思います。
ラダーは通常のカヤックと同じ外付けタイプが採用されているので、跳ね上げ可能ですね。


ラダー操作はシート左のこのレバーでおこないます。


ラダーの上げ下げは普通のカヤックと同様に右手でこの紐の操作でおこないます。


ラダーを上げたところ。
ラダーの左側にフラットの平面が大きくあるので、ここは55フラッグ打てそうですね。


シート後ろの4発のロッドホルダー、これはプロトタイプなので後付ですが、実際は一体成型になるはず。

 
おそらくこれが正式なシート後ろのロッドホルダーです


スターンにはパーセプションらしく引きずり摩耗を軽減するラバー製のキールガードが標準装備されています。
ドレンプラグもこの位置にありますね。


ハル形状(ピンぼけー!)
両サイドの気室が膨らんだ構造でロールが抑えられるカタチです。かなり安定感あるでしょう。


バウのキール
なかなか立ってますよね。水切りはまずまず良さそうで、スピード的にも楽しみな形状です。


左舷にパドルホルダー。これはバンジータイプになるようです。

で・・・もっとも注目したかったトコロを見てみましょう!

どこが一番見たかったか、それはモチロン、ここ!


ペダル駆動部でしょう!
ちなみに、シート横、左右にレールが標準装備されているので、スコッティーやレイルブレイザのトラックレール用マウントを使えば艤装はとても簡単です。


プロペラはこれぐらい艇底から出る感じです。

で・・・実はこのペダル駆動部もプロトタイプということで実際は変わってくる部分があるそうなので、あくまでも参考程度にということでした。一応、ペダル一回転でのペラ回転数も数えてきましたが、製品版が違ったら問題なので今回は伏せておきます。

おおまかな機構は変わらないはずなので、各部の写真を掲載します。


着岸時はこの蓋をスライドさせて外します。


ゴムのペラペラがついていますね。


シャフトを緩めて引き抜いて


斜めに倒して


シャフトを戻すだけ



これだけでプロペラ自体が跳ね上がって艇底から飛び出ないように収納されるので着岸可能になります。


目印がついていて、ここにペダルを合わせるとペラが縦になると分かるようになっているみたい。
 
個人的な感想としては・・・よく出来ている!と感じましたよ!

あと大切な要素だと思われるのが・・・


椅子でしょう
思ったより重心も高すぎず、安定感がまず良さそうに感じました。


椅子の前後の位置はこのネジで身長に合わせて調整できます


背もたれの角度はベルトで調整


後ろはバンジーで止まっている感じです

このバンジーをフックから外すと・・・


こんな風に前にシートを立たせることも可能です。
なんのためにこんなことをするのか?モンベルのスタッフの方に聞いたら、どうやらバスなどでスタンディングで釣りをする時にはこうするそうです。なるほど!



シート右にはドリンクホルダー

そして次に気になるトコロはやっぱり釣り人としてはラゲッジでしょう。これによってクーラーが置けるか置けないかが変わってきます。写真で見るとシート真後ろで少しスボマっているようなデザインなので、かなり厳しいんじゃないかと予想していたのですが、これは良い方に裏切られました。


後部ラゲッジ


シート側、すぼまったところもA4の紙が横向きですっぽりで、まだまだそうとう余裕があります。
(A4の紙の長い辺が29.5cmぐらいです)



縦の長さもそうとうあります。
日本の縦長のクーラーだとまずまずのサイズまで入ってくれると思われますよ。

あと細かい点もなかなかよくできています。


足元に蓋付きのコンソールボックスがあります。ここはまあ何を入れてもいいと思いますが、バッテリーを入れるのにいいと思います(防水ではないので防水バッテリーか防水化したものを)



ちゃんとケーブルを引き出す場所があらかじめ用意されいるんですね。


ハルを覗きこむと、振動子を設置する場所もあらかじめへっこんでいます。
実際にどれぐらいの振動子までいけるのか?これは合わせてみたいところですね。


フロントのラゲッジにはメッシュのカバーが標準装備されています。
もしフックが刺さるトラブル等が心配で邪魔なら取ってもOKです。


メッシュカバーを取ってもラゲッジ底にパーセプションの刻印が!
 
色々と芸が細かい!

いやぁ〜。正直な感想として、細部までよく出来ていると思います。艇のデザイン的なバランスも個人的には想像よりずっと良かったと感じました。

あとは気になるのはプロペラの推進能力だけ。こればかりは実際にフィールドで見てみないと分からない。はやくモンベルの某氏と一緒に撮影で出艇してみたいところです。

その時にはこのブログ、そしてkayak55でしっかり報告しますので楽しみにしていてください!

さて、新作は足漕ぎだけではありません。

手漕ぎのカヤックにも注目の新製品が登場しています。

それがこちら!


パーセプション・サウンド9.5
重量:17kg
全長:290cm
最大幅:71cm
最大積載量:136kg

レクリエーショナルなシットイン艇。
大人気のサウンド10.5のダウンサイジングバージョンが新登場です。
(すでにkayak55でもたくさんのご予約をいただいおりますが、国内入荷までいましばらくお待ちください。入荷次第、順次ご案内いたします)

このカヤックは海のカヤックフィッシングではオススメできません。
小場所でのバスフィッシングに最適な1艇といえるでしょう。

基本的には細部はサウンド10.5と同様ですが、わずか4cmの差ながらやっぱり全体的なシェイプが細く、小さいながら、なかなか走ってくれそうです。

シットオンだと71cmの幅はかなり細い方になりますが、シットインは重心が低いのでこの幅でも十分止まって釣りができる安定性だと思います。

各部見ていきましょう。


サウンド10.5でおなじみのスターンの3つに別れたキールはサウンド9.5でも健在。
これによって小型のシットインに多かった蛇行してしまう特性が軽減されています。


ハル形状。
スターンのキールが延長してくようなカタチでハルでもエッジになっていて真っ直ぐ進みやすい構造だといえます。



前後のハンドルは一体成型でかなりしっかりした作り。

そして、サウンドがカヤックフィッシング用として優れているのは、やはり以下の部分です。


後部ラゲッジの存在

レクリエーション・シットインの多くがこの部分が丸まっていたり、ゴム製などのハッチがついていたりと実際は釣りで荷物を置くには不便なことが多かったのですが、サウンドはシットオンと同じような後部ラゲッジが設けれられています。今ぱっと思いつく限りだと、後部ラゲッジ搭載シットインは、あとバイキングのオパールぐらいでしょうか。

例えばタックルボックスであったり、バッカンやクーラーに入れた食料や飲み物であったり、あとはバスフィッシングでよく使われるメジャートレーなどが置ける。これってめちゃくちゃ必要な要素だと思うのです。


コクピット前のちょっとしたカーゴスペースも便利です。
次に使うルアーをちょっと置いておいたり、小さいタックルボックスならぴったり収納もできます。
この部分も通常のレク艇だと丸まったデザインになっていることが多い。


このコクピット前のカーゴスペースの左右に空いてる丸い穴には専用の別売りラムボールを取り付けることも可能だそうです。正直、位置的にロッドホルダーなどは使いにくいでしょう。何に使うか・・・例えばカメラマウントの設置などにはいいかもしれません。


シート後ろには一体成型のロッドホルダーもついているので、ストレートグリップのロッドなら入ります。
あとはネットを挿しておくにもいいですね。


シートは一体型となっています。


背もたれの高さまで調節可能。


股の間にもちょっとしたトレーまでついている


コクピット両サイドにはウレタンが貼ってあって、パドルが置きやすくなっています。


ちなみにフットブレイスまでついてますからね・・・・もう死角無しの仕様です。

17kgということで、実際にチャン松君に持ってみてもらいました。


か・・・・かるーー!

大場所メインならやはりサウンド10.5、小場所メインならサウンド9.5、そんな感じで選べるようになったのでバスフィッシングマニアの皆さんとしては嬉しいですよね。

こういう豪華装備で、価格が安いところがすごいなと思うトコロ。
今年はますます各地でサウンドでバスが爆釣することでしょう。

バスフィッシングといえば、個人的にもかなり気になっているのがコチラの2艇です。


ブラックフットHB アングラーSL
素材:チューブ(1000デニール ポリ塩化ビニール)、ボトム(500デニール ポリ塩化ビニール)
総重量:14.5kg (本体のみ)
全長:320cm
最大幅:94cm
最大積載量:181kg(1人乗り)
付属品:キャリーバッグ、リペアキット
(ポンプ別売りとのこと)

これまた海ではオススメはしません。
バスフィッシング用のインフレータブルカヤック。

カヤックの置き場がない方には選択肢が増えますね。
幅94cmという超安定系なので、例えばフォールディングカヤックでバス用として人気のアルピナ310などと比べると間違いなくスピードは遅いでしょうが、とにかく膨らますだけなので準備と撤収は楽。手軽にあまりハードな釣りはせず、ゆったりとカヤックバスフィシングをされる方にオススメです。



最大の特徴はスコッティーやレイルブレイザHDなどを取り付けるためのマウントベースがあらかじめ設置されているところ。(ただし、確かめられなかったけどインチネジの可能性が高い)本格的な艤装も可能です。


釣りをする時にパドルを一時的に置いておくためのベルクロも装備されています。


あと大切なところ。しっかり気室が分かれている点。ガワも触った感じ、かなり丈夫です。もちろんインフレータブルですから傷に気をつけなければいけませんが、なかなかヘビーデューティーな感じはします。


個人的に一番反応してしまったところ・・・
デッキ内部にメジャーが印刷されているのがいい(笑)


デッキ内部に水が入ってしまった時のためのドレンも用意されています。


シートは4点止めでなかなかしっかりしています。

ハルを見てみると・・・



ハルにはフィンとキールが設置されているので、少しスピードアップと直進性がプラスされています。

とはいっても、シットオンやシットイン、フォールディングカヤックほどは走らないと思った方がいいです。
 
でも収納性と軽さ、そしてインフレータブルならではの準備の楽さはいいですよね〜。
 
昨年は行こう行こうと思ってまたやれなかった自転車カヤックフィッシングを今年はこの艇で行こうかな!?とちょっと思ってしまっています。実際に使うかもしれません!

さあ、だいぶ長くなりましたがラストはこちら!


ブラックフットアングラー ISUP
重量:15.42kg (本体のみ)
全長:335cm
最大幅:90cm
最大積載量:204kg(1人乗り)
付属品:キャリーバッグ、ポンプ、リペアキット
適合PSI:14-18PSI

インフレータブルで幅がかなり広いので安定性重視のSUPです。やはり海でのカヤックフィッシングにはオススメはできません。吹くと流されやすいので海ではレクリエーションやトレーニング程度がオススメ。
釣りに使うとすると、やっぱりバスフィッシング向けにオススメのSUP。

実は僕はSUPの特性を活かす上で、バスフィッシングはそうとうアリだと思っています。
カヤックからのバスフィッシングも面白いし、実際によく釣れますが、SUPは立って釣りができる点がやっぱり有効ですよね。立っていれば偏光かければ水中がよく見えるし、ピッチングやフリッピングも立っていればできるから、やれる釣りも広がります。

今年はSUPでのバスフィッシングにもチャレンジしたいと思っています。

この艇は立てかけて固定されてしまってたので、あんまり細かい部分まで撮れなかったのですが・・・



特徴はやっぱりこのマウント。スコッティーのサイドデッキマウントやレイルブレイザ・スターポートHDが無加工で取り付けられるベースが6個ついています。(ただし、確かめられなかったけどインチネジの可能性が高い)アイデア次第でそうとうシステマチックに艤装ができそうです。
そして、やっぱりメジャー印刷されていますね(笑)


クーラーを取り付けるための4つのDカンがついていますので、椅子代わりのクーラーを設置してもいいと思いますし、なんならカヤック用のシートをつけてダブルブレードで漕いでもいいと思います。


使用イメージ
このロッドホルダーの位置でちゃんと漕げるのかな!?


フィンは1枚です。



リュック型のケースとポンプが付属してきます。

いずれにしても、新しいアイテムは見ているだけでワクワクしますよね〜。
もちろん全部のカヤックが買えるわけじゃないし、乗れるわけじゃないですが、アイテムや選択肢が増えるっていうのはいいことだと思います。釣りのスタイルは千差万別ですから、より自分のスタイルにあった一艇が選びやすくなる。

2017年もまた楽しい一年になりそうです!

で・・・・モンベル展示会が終わった後は虎ノ門で18時からマリンジャーナリスト会議に出席のため移動!

だったのですが、ちょっと時間が空いてしまいました。


ってことでチャン松君と一緒に品川シーサイドに移動!
と・・・都会やぁ〜ちょっとびびってます

目的地は・・・


キャスティング!

さすがキャスティングは品揃えがいい。

・・・また散財してしまいました(笑)


お財布が非常に寒い状態で虎ノ門へ!
さらに都会だ・・・田舎モンには夜景が眩しすぎる(笑)


今回のマリンジャーナリスト会議はMJCマリン賞の選定がテーマでした。
3月のボートショーで発表・受賞会となります。

気がつけばボートショーか・・・
ボートショーが終わればバスも海も本格シーズンだ!
 
うかうかしていられない!
春の釣りの準備をはじめよう!
(またキャスティングで散財の予感・・・汗)

「事故に学ぶリスクマネジメント」講習会のお知らせ

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今日はお知らせです。

昨年の三河湾でのシーカヤック事故を踏まえ、JSCA主催の講習会

 
「事故に学ぶリスクマネジメント」
 
が開催されます。

講習、研修会という形態ですが、みんなで「考える」ことを目的としており、参加料は保険代のみ、実際にカヤックを漕ぐ内容ではないということです。

日程は2月19日(日)
場所は愛知県蒲郡市「西浦パームビーチ」


詳しくはレインボーの中谷さんの下記ブログをご覧ください。

「事故に学ぶリスクマネジメント」講習会・詳細ブログ

ご参加をご希望の方は、「事故に学ぶリスクマネジメント講習会」への参加希望とお名前、ご住所、お電話番号を入れて、上記リンク先に記載されているレインボーさんのメールアドレスへメールしていただければと思います。

さきほど、講師のひとりでもあるレインボーの中谷さんとお電話でお話をしたのですが、今週の木〜金ぐらいまでに申し込みをいただければ、まだ参加は間に合うということです。

僕も、参加者として参加申し込みをしました。

この講習はシーカヤックの方が多く参加されると思いますが、カヤックフィッシングも同様にリスクがあります。

いえ・・・フィッシングカヤックは一時安定性が高く浮沈構造というメリットもありますが、風が吹いてしまった時などは航行性能はツーリング用のシーカヤックより大きく劣るわけですからリスクはより大きい

僕らはそういうリスクのある乗り物に乗って海に出ているんです。

人間の生活圏外に人力の小舟で出ていくわけですから、ちょっとした油断や判断ミスによって生死に関わってくる危険な趣味でもあるのです。

カヤックフィッシングに慣れてくるとそのあたりの怖さの感覚が麻痺してきてしまいます。反省すべきですが僕もそうです。

この講習会に参加することで、新たなことを学び、あらためて身を心を引き締めたいと思います。

素晴らしい開放感、自分で漕いで自分で探して釣った魚を上げた時の達成感、海抜0mからの景色・・・・カヤックフィッシングは最高なんです。

リスクもあるけど・・・それを理解した上で楽しめれば、1km沖の非日常を味わえる、こんなすごい趣味はなかなか無いと思っています。

レインボーの中谷さんはデスペラードも開発したシーカヤックもフィッシングカヤックも両方を熟知した偉大な方です。(実際、めっちゃ釣るし!)

僕はこれから体が動かなくなるまで一生、カヤックフィッシングを安全に続けていきたいと思っています。そのためにも、この講習でたくさんのことを吸収してこよう!

もし、19日の予定がまだ空いているなんていう方がいらしたら、ぜひご検討ください!

今年初のスキマー試乗会&カヤックシーバス動画

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今日のブログで登場する、C-49さんに先日ご来店いただき、駄菓子をたくさん差し入れいただいてしまいました。

その中で、これが美味いというC-49さんオススメの食べ方をご紹介します。


用意するのは、たこせん・ベビースター・梅ジャム


たこせんに梅ジャムをバターのように塗り

(えーー!?)


その上にベビースターをまぶす!!
(ええええぇ〜っ!?)
 
ほんとはベビースターよりラメックらしいのですが、売ってなかったとのことです。

駄菓子って流行ったやつとか、食い方とかって、地域によってぜんぜん違うじゃないですか。はっきりいって僕が育った神奈川ではこの食い方はなかった!

これ・・・ほんとに美味いのか!?

バリっ!

う・・・


美味い!めっちゃ美味い!

たこせんのダシが効いて、ベビースターの歯ごたえ、そして梅ジャムの効果でさわやか。見事なハーモニーでした。

いやぁ〜、タイムマシンがあれば、小学校時代に戻ってこの食べ方を友達に教えて流行らせたいホエールです、こんにちわ!
(タイムマシンの無駄遣い!)

あ〜見てたらまた食いたくなってきた。今日も作って食べよ(笑)

さて!

そんなC-49さん、kayak55で最初のターポン120をご購入いただき、サウスウインドさんで出た中古のフェニックス120も購入して使い分けている方なのですが、今、スキマー128と140が気になっているとのこと。

じゃあ、試乗会しましょうか!

ということになり

2月4日(土)

Kayak55今年初の試乗会を開催しました。


最近、春が近づきスキマーシリーズ(手漕ぎの方)のお問い合わせが一気に増えてきていることもあり、インプレも含めて試乗会報告レポートしてみたいと思います。

ちなみに、C-49さんは基本シーバスメインのカヤックアングラーさん。
パドリングの基礎はもうばっちりなので、今回はパドリング練習をやや短縮して、後半は短時間ではありますが実釣もしました!


駐車場のあく朝9時に集合

持ってきたのはスキマー128シルバーとスキマー140レッド。
ちなみにシルバーカラーは廃盤となってしまいました。めちゃかっこいいと思うんだけどなぁ〜。

実は私ホエールもスキマーシリーズ、特に128に乗るのはかなり久しぶりで、ちょっと楽しみでした。
今回はガーミンのイートレックス10Jも積み込んで、実際に速度を確認しながら漕いでみます。

スキマーの速度、これをあらためてGPSで確かめたかった。
(もちろん海況、風、漕ぎ手によるのであくまでも目安ですが)


まず、カヤックカートをつけて運ぶ時も・・・・かるーい!らくー!
これだけでもメリットですね。

まずは僕がスキマー128、C-49さんがスキマー140に乗り、フォワードストロークとスイープストロークの練習から。


スキマー128・・・漕ぎ出しが軽い!圧倒的に軽い。
楽しい〜!

今日のブログで僕がカヤックに乗っている写真はC-49さんが撮ってくれました。ありがとうございますm(_ _)m


それはやはり幅でしょう。シットオンとしてはかなり細い部類に入る約71cmというこの幅。約3m90cmのレングス。そしてABSという素材がこの漕ぎ出しの速さを生んでいると思います。

もちろんその分のデメリットもあります。
浅場でスキマー128をちょっとリーンをかけてみると・・・フラっ・・ちょっとヒヤっとしました!
やはり座位置高め、サイド面の気室がかなり削らえているので、傾けはかなり苦手です。


もちろん普通に乗って釣りができる安定感はあります。
すでにカヤックでの釣りをされていて、2艇目でこのスキマー128を買われる方はほぼ問題ないと思います。
ただ、最初の1艇としてスキマー128に乗る方は少しづつ練習を重ねていただいた方がいいかもしれません。

あとは・・・やはりクーラーに魚を入れる時にはスキマー128はちょっと注意いただくといいと思います。
後ろに振り返る時には頭が外に倒れていきやすく、その時にひっくり返りやすくなります。なるべくシートの上から頭を動かさないようにして振りかえるといいと思います(ムチウチの人が呼ばれて振り返る時みたいな!?)

クーラーにモノを入れる時は足を広げて外に出すとよりバランスを崩しにくくなります。

ちなみに僕はモンベルのソフトクーラーを使っています。ソフトクーラーだと後ろを振り返えらずに手だけラゲッジに伸ばしてクーラーを掴んで自分の前に持ってきて魚を入れられるので便利です。

気になるスピードですが・・・みんなが言うとおり、スキマー128は速いんです!

この日がほとんど鏡のような水面の凪だったのもありますが、普通にパドリングして時速6.5kmで走れる。ちょっとパドルを速く回していくとすぐに時速7kmを越えて、約1kmの距離をそのちょっと急ぎめで漕いで時速7km以上を楽に維持できました。

特に死ぬ気でダッシュしたわけでもないのですが、一瞬の最高スピードは時速9.6kmを記録していました(このスピードで維持は無理です)


その間、C-49さんにはスキマー140に乗っていただきました。


やっぱりカヤックが長いとシルエットがかっこいいですね!


フォワードストロークとスィープストロークの練習をがっつりやって一時着岸。
ほぼノンストップで漕ぎまくりましたね〜!

シットオントップカヤックもやはりカヤックですから、スポーツです。やっぱり身体を思いっきり動かすとすがすがしい。


2艇並んだ姿。
スキマー128の方が細いのがよく分かると思います。

10分ほど休憩して、艇を乗り換えて再度出撃!


今度は僕がスキマー140に乗り、C-49さんがスキマー128に乗ります。

ここで感じたのは、やはりスキマー140は総合バランスに優れているというトコロ。

座ってみた感じるのは、スキマー128よりやはり座位置が低い。
スキマー116も試乗艇であるのですが、それよりも低い。

スキマーシリーズで一番座位置が低く設定されているのがスキマー140と言っていいでしょう。
(他メーカーのシットオンにはもっと座位置が低いものがあるのであくまでもスキマーシリーズで比較して)

低めの座位置設定と、やはりサイドのボリュームもあるので傾けからの復元力がしっかりある印象です。
リーンをかけてスイープストローク、ドローストロークやスカーリングができますし、スターンラダーもリーンをかけることでより曲がっていきます。

漕ぎ出しはスキマー128より重く感じますが、乗り換えてGPSで測ってみても、やはりごく普通のゆったりパドリングで6.5km前後、少しパドリングの回転を速めて7km以上で維持してひっぱれる部分、巡航スピード、最高速度もスキマー128と同等ぐらいの印象です。

傾けの能力や安定感という総合力では間違いなくスキマー140でしょう。

逆に言えば、短いのに140と同等に速い128もすごいといえます。

特に小技は使わずにとにかく軽くて上げ下ろしが楽で真っ直ぐ速い艇がということであれば128。

ちょっと重くなるけど、やはり安定感も高めで傾けもできる総合力が欲しいということであれば140。

・・・という感じで、各自の好みで選ぶと良いのではないかと思います。あとは保管場所や車載なども含めた長さと重さとの兼ね合いもあるでしょう。(実際、スキマー140はちょっと重くなるとは言っても23kgちょいですから、軽いですし)

パドリング練習を終えて、ここでまた艇を乗り換えて、いよいよここから実釣に入ってきます。

沖のシャローに出てキャスト開始。

しかし・・・さすがに2月上旬、日中のシャローは短時間で簡単に釣れるほど甘くないです。

ホエールには完全にお触りなし。

ホエールより少し沖でやっているC-49さんのところに行って、様子を見にいきます。

ホエール「渋いですね〜こりゃ厳しいですよ」

C-49さん「ですよね〜、僕は1バイトで1匹だけです」

ホエール「えーーー!釣れたんですかー!」


C-49さん、スキマー140でナイスフィッシュ!

はっきりいって、僕の感覚だとまったく釣れる気がしなかった(笑)

魚はいる、なら釣れるはずだ!

そろそろお店の戻るので帰らなければならなかったのですが・・・
 
1時間延長して粘ることにします
(チャン松君、ごめんなさい!笑)

だいぶ潮が引いてきて、水深が2mを切ってきた。
ホエール的にはここからが好きなゾーン。

とりあえず安牌のX-80を巻いていると・・・

ごん!

といいバイト!

うわっ、乗らなかったーー!

C-49さん「うわー今の惜しかったですね〜、あっ、僕のX-80にヒットしました!」

ホエール「え〜!(涙)」


C-49さん、ナイスファイト中!


お見事です!

さすが、周年、シーバスメインでカヤックフィッシングをやっているC-49さん、シーバスを探す嗅覚、感覚が研ぎ澄まされてます。

ホエールは最近はいろいろな釣りに浮気して、ちょっとシーバスの感覚が鈍ってるわ・・・結果ノーフィッシュ!

やっぱり、通っている人が釣るんです!
 
いい勉強になりました。

これからの季節、シーバスも熱い。ホエールもまた凪になればこの場所に仕事前朝練で通います!
(実はそれから行ける日に限ってずっと荒れ続きなんですが・・・涙)

さあ、帰りの2km弱の距離、せっかくのスキマー試乗会なので、艇のポテンシャルを出し切りましょう。

帰りは風が南に変わって、やや追い風参考記録ではありますが、2艇並んで時速7km以上を維持で漕ぎ続けてみます。

結果、2km弱の距離を、ほぼ時速7kmを切ることなく戻ってきました。

普段乗っているプロフィッシュ45でも凪ならば時速7km以上巡航は気合を入れればできますが、ポリ艇と比べるとやはり体力的には楽に7kmで引っ張れる感覚はありましたね。


C-49さん、鬼漕ぎ試乗会おつかれさまでしたー!

で・・・通常より1時間延長して、既にお店に遅刻気味なんですが(汗)

腹が減っては仕事はできぬ(笑)

いつものデイリーストアにIN!


アイハブア・チキンステーキ弁当・・・


アイハブア・鳥しんのからあげ・・・

あーん!


チキンステーキ+鳥しんのからあげ弁当!

いくらガッツリ漕いだからって食べ過ぎでしょー!

そろそろ、またダイエット始めないと・・・

今日遊んでくれた海とシーバスに感謝!
(ホエールは釣れてないけど!)

で・・・あまりにもノーフィッシュだと寂しいので、去年の秋に初めて使ったジャンプライズのサーフェスウィング95Fがハマってシーバス連発した時の動画を作りました。
(艇はプロフィッシュ45です)

もしお時間あればご覧ください!

「事故に学ぶリスクマネジメント」研修会・前編

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ホエールです。
だいぶご無沙汰しております!

 

おかげさまで2月、たいへん忙しくさせていただき、ブログにタッチできない日々でした。

 

釣行はあまり遠くに行く時間も取れず、近場でシーバスを中心にちょこちょこと合間を縫って浮いてはいましたので、またそれは追ってまとめたブログを書きたいと思います。

 

その前に、先日のkayak55ユーストリームでも放送したのですが、こちらをやはり文字にして自分自身の備忘録としてもまとめておきたいと思います。

 

2月19日におこなわれた

 

JSCA主催「事故に学ぶリスクマネジメント」研修会

 

に参加させていただきました。

 

昨年12月に三河湾でのシーカヤックの事故があり、2名の方がお亡くなりになりました。

 

同じ海でカヤックを漕いでいる自分にとっても他人事とはとても思えません。

 

心より、お二人のご冥福をお祈りいたします。

 

この事故を踏まえ、JSCAさんの方で安全講習イベントが開催されると聞き、これは絶対に参加したいと思った次第です。

 

講習、研修会という形態ですが、みんなで「考える」ことを目的にしたイベントということです。

 

実際に参加してみて思ったのですが・・・

 

カヤックの安全面において、やはり最大公約数的な正解はあるとは思います。でも、乗っている艇も違えば、地域性も違えば、スタイルも違う中で「何が正解で何が間違っているとは断言ができない」ところがあるなと。

 

ですから、このレポートもイベントの内容を報告させていただきながら、私自身の感想や考えは青字で書いてみようと思います。その青字はあくまでも僕個人の感想なので、青字の部分が誰にでも正しいわけではないということをご了承ください。

 

会場は愛知県の蒲郡・西浦パームビーチ。

 

自宅のある浦和からはおおよそ330km、4時間〜4時間半ぐらいはかかりそう。

 

一人長旅かぁ〜と思っていた・・・ら!

 

前日にウノケンさんから電話があり、一緒に行かないかというお誘いがあり、ウノケンさんと乗り合いで行くことになりました。経済的にも助かる〜!

 

一週間ちょっと前は大雪で御殿場あたりが通行止めになっていたので心配していました。(場合によっては新幹線と在来線を乗り継いで行こうかと思ったぐらい)でも、一週間の間にすっかり暖かくなり問題はなさそうです。

 

講習は10時から。朝4時に出発すればまず間に合うでしょう!

 

って・・・早いわぁ〜(笑)

 


ウノケンさんとくだらない同世代トークをしながら進む東名高速道路。ウノケンさんとは趣味も釣りの趣向もかなり似通ってるので楽しい!

 

この日は強風で、カヤックを積んだエスティマは区間によっては風に煽られまくって60kmで走らなければならないところもあったぐらいでしたが、ゆっくり安全運転で・・・

 


きたぜ!音羽・蒲郡!

 

とにかく遅刻だけが怖かったので、ここまで何も食べていません。

 


高速を降りたミニストップにIN!

 


とりあえず腹ごしらえしときましょう〜

 


マルちゃん焼きそば使用のパン。
関東では見たことがなかったのですがこっち限定なのかな?めちゃ腹持ち良かったです!

 

そして、いよいよ蒲郡エリアに入っていきます。


愛知は、名古屋に昔タツノリくんが住んでいたのでよく遊びに行ったもんですが、蒲郡は人生初です。

 


南国リゾート的!
景色も最高だーー!

 

実はちょっとだけ・・・あわよくば浮きたいとか思っていたのですが、今日は風が強くて断念せざるを得ないでしょう。

 

そして到着。

 


ドーン!天空の城!?


海も素晴らしい・・・

 

蒲郡、美しい!

 

今日はツーリングのシーカヤックの方が多いと思ったのですが、カヤックアングラーの皆さんもたくさんお越しになられていました。

 

短い時間だったので全てのカヤックアングラーの皆さんとお話できなかったのは残念だったのですが・・・懐かしい顔ぶれとお会いできただけでも来た甲斐がありました。

 


シーカヤックのインストラクターでもあり、フィッシングカヤックも詳しいJASCA公認スクールのNatureTripKayaksの古川さんが駐車場係をされていました。

 

僕にとっては古川さんはカヤックフィッシング黎明期からネット上で繋がらせてもらっていた「けーふぁくさん」です。その後、本当に常人ではできないような努力をされてカヤックのインストラクターとして活躍されています。

 

実際にお会いするのはいつぶりでしょうか?生モヒカン見たかったのがかないました!(笑)

 

さらに!

 


浜松のアングラーカヤックスの池田さん

 

池田さんとは浜名湖をガイドしていただいたり、逆に関東にお越しいただいてリザーバーでカヤックバスを一緒にやったりとしていたのですが、ここ数年はお互いに多忙でなかなかお会いできなかったので久しぶりで嬉しかったです。

 

そして・・・今回感動で震えたのが

 


ストクラさん、はじけようさん、RIMさんとお会いできたこと。

 

RIMさんは、以前関東にいらっしゃって、その頃、僕達が「イカマスター」と呼んでいた方です。


その時代はまだカヤックからのティップランエギングという概念がなく、カヤックからのエギングはキャスティングのみだったのですが、抜群によく釣る方でした。

 

当時、僕は勘で適当にカヤックエギングをしていたのですが、RIMさんとご一緒した時に衝撃を受けました。

 

RIMさんのカヤックエギングは艇のポジションの取り方、ラインとロッドの角度、フォール秒数を頭の中で数えるカウントダウン方式など、全てが画期的で合理的だったのです。そして、釣果はダブルスコアでした。僕の倍イカを釣ってらっしゃいました。

 

そのRIMさんの釣り方を参考にして、ベイトタックルにてアレンジしたのですが、そこから僕のキャスティングのカヤックエギングはぐっと釣れるようになったのです。

 

RIMさんはその後、転勤で東海地方へ。今は真鯛マスターになっています。

 

そして、ストクラさんとはじけようさんは、地域は違えど、カヤックフィッシング黎明期にぜんぜんノウハウや情報もなかった時代、ネット上で様々な情報交換をして今の僕のカヤックフィッシングのベースとなる部分を一緒に作っていった・・・僕からの一方的な思いですが戦友だと思っているお二人です。

 

ストクラさんは以前、東京出張に来られた時に一度お会いしているのですが、はじけようさんとは今日初めてお会いできました。感動でした・・・実際にお会いするまで、実に10年以上時間がかかったのです。

 

はじけようさんは、想像どおりの声をしてらっしゃいました(笑)


なんだか、とてもはじめてとは思えない。

 

ちょっと涙が出そうになったなぁ〜。

 

他にもフェイスブックで繋がっていただいている方、よく私の動画やブログを見ていただいている方、kayak55で艇を買っていただいたお客様・・・たくさんのカヤックアングラーの方とお会いできました。

 

今日はシーカヤックの方が多いイベントだと思っていたのでとても嬉しかったです。

 

フィッシングカヤックは一時安定性が高い部分では安全な部分もありますが、逆に言えば、幅広になっていくわけで走破性ははるかにツーリングのシーカヤックには劣ります。

 

いざ風が吹けば一気に進まなくなりますから逆に危ない乗り物とも言えます。だからこそ、より安全面を意識しリスクマネジメントを意識しなければならない乗り物だと思います。

 

シットオンは気軽に始められるのが特徴ですが、人間の生活圏外の水の上に出る以上、危険とは常に隣り合わせの乗り物であると常に意識しておくべきです。

 

そんな思いもあって僕も個人的にこのイベントで多くを学びたかったですし、同じ思いでここに集まった仲間がたくさんいることが本当に嬉しかったです。

 

会場に行ってみましょう。

 


まだ開始時間まで時間がだいぶありますが、かなりの人数が集まってきていらっしゃいました。


Kayak55の仲間のニモ2とコリンを乗りわけているFさんも関東からお越しになっていました。

 

後から知ったのですが、参加人数96名、スタッフを合わせると100名以上だったそうです。

地域別には愛知県35名、三重県25名、和歌山7名、静岡9名、関東13名、日本海側5名、と広い範囲からご参加いただき、そのメンバーも、シーカヤックメインの方が70%、フィッシングカヤックメインの方が30%、SUPメインの方が2名と幅広かったそうです。
(これはレインボー中谷さんのブログから引用させてもらいました)

 

そのレインボーの中谷さんにご挨拶しておこうとまだ設営中の会場内へ。

 


中谷さんは超一流のシーカヤッカーであり凄腕カヤックアングラー。

以前、一泊二日の合宿釣行でご一緒させていただきましたが、1m30cmオーバーのシイラをはじめ一番釣ってました。(いや・・・正確にはレインボーのスタッフのさえみさんが一番釣っていたかも!)

 

ツーリングのシーカヤックの世界とフィッシングカヤックの世界。本来、海で漕ぐという部分やパドリングのテクニック部分では共通点ばかりなのに、その目的と乗っている艇の違いからなんとなく距離が出てしまう・・・レインボーの中谷さんとさえみさんは、そのツーリングのシーカヤックの世界とフィッシングカヤックの世界どちらも精通し、垣根を越えて活動されていらっしゃるところが本当にすごい。

 

そして、ロックをこよなく愛する男。なんといってもご自身のカヤックのメーカー名がロックンロールカヤックスで、艇の名前がデスペラードです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここからイベントの報告に入っていきたいと思います。

 


10時を迎え、イベントが開始となりました。

 


まずはレインボーの中谷さんから挨拶があり、今回の事故でお亡くなりになったお二人へ全員で黙祷が捧げられました。

 

直接のお客様ではないにしても、やはり地元の蒲郡の海でカヤックで亡くなった方が出てしまったことは中谷さんとしては本当に悲しかったと思います。

 

もしも僕がホームにしている場所(例えば三番瀬や富津や三浦など)でカヤックの死亡事故が起こってしまったら・・・自分に置き換えると心が締め付けられます。

 

なにより、亡くなったお二人が壮絶な状況下に置かれた時を想像し、ご家族のお気持ちを想像すると、本当にいたたまれません。

 

海に出ている以上、どんなベテランだって事故に遭遇する可能性があります。自分自身が遭難する可能性も当然いつでもあるわけです。

 

そんな悲しい事故を繰り返さないために、今回のイベントが開催されたのだと思い、参加者である私も真剣に聞いて考えたいと思います。

 

「サニーコーストカヤックス」本橋さんが司会進行をされました。

的確な知識と経験に基づく説得力のあるトーク力、僕をはじめフィッシングカヤックの参加者はあまりこういう集まりがないのでちょっと緊張気味だったと思うのですが、本橋さんの軽妙なトークで最初からとてもリラックスして参加できたと思います。

 


まずは三河海上保安署の方のお話がありました。

 

今回の事故で分かっていること、そして海上保安官目線でのアドバイスをお話いただきました。

 

まず、事故当日の状況のご説明がありました。

 

12月11日、シーカヤックで三河大島に渡った二人が帰ってこないという連絡がご家族から夜に入り、捜索されて発見されたが、残念ながらお亡くなりになっていた。

 

当日は午前中は穏やかで、午後は風が強かった。おそらく午後は8m〜瞬間的には10m以上の風。ちなみに北西は今回のお二人が通るコースでは戻りにくい風であったということです。

 

発見時の水温は16度〜17度ぐらい。発見時の海況は北西10m、波1.5mだったとのこと。

 

お二人の服装は、お二人ともにライフジャケットは着用。お一人がロングジョンにウィンドブレーカー的なもの。もう一人がセミドライのパドリングジャケット+パンツの組み合わせでインナーは割りときちんとされていたそうです。

 

昼には島からご家族に連絡があったそうで、昼までは行動が分かっていますが、そこから発見までのおよそ半日の間の行動は不明。これは調査中ではあるがなかなか分からないということ。

 

つまり事故の原因は不明であること。

また個人情報の部分もあり公表はできないこともあるとのこと。

 

艇には大きな亀裂等はなく、航行中は大きな浸水はなかったのではないかということ。携帯電話がお一人は艇内。お一人は胸に入っていたが防水携帯だったが機能していなかった。

 

ということでした。

 

海上保安署の方の感想としては

 

◆明るいうちの通報ならと悔やまれる
(暗くなると捜索が段違いに難しくなる)

 

◆ご本人達から118番に通報して欲しかった
(位置情報がとれ、捜索しやすくなる)

 

◆携帯は身につけて欲しい
(お一人は艇内だった)

 

◆防水携帯もレベルがいろいろなので防水パックに入れて欲しい
(今回は防水携帯が海水の影響からか機能していなかった)

 

海上保安庁では携帯の電源が入っていれば位置はおおよそ分かるそうです。
さらに海上保安庁さんに電話をしてもられればさらに位置情報で場所がぐっと絞りこめるそうです。

 

そのためにも通信手段の確保をお願いしたいということでした。

 

三河湾内であれば本人からの通報であれば30分〜1時間で到着できるということでした。

 

ちなみに、118番の海上保安庁の救助は無料です。

 

ここからの青字は僕の個人的な感想で、自分自身が気をつけていきたいと思ったことを備忘録的にメモをしておきます。

 

やはり携帯電話が最後の生命線になるということ。

 

携帯はPFDの胸ポケットに防水バッグに入れてポケット内でリューシュしておくことが必要だと強く感じました。(たとえそれが防水携帯でも)


艇に置いておくと、もしも艇が流されてしまって自分だけで漂流した際にどこにも連絡ができないです。

 

今回も携帯電話が機能していれば・・・30分で救助が来ていたらもしかすると助かった可能性もあるのではないか・・・と思うとやりきれない部分があります。

 

あとは海況、気象の読みの部分。ツーリング用のシーカヤックとは一概に比較はできませんが、僕らが乗るシットオンはさらに航行性能が落ちる乗り物。特に今回のケースのように後半荒れる予報の時の出艇判断や行動範囲の判断には十分気をつけるべきだと。やはり天候が一番リスク要因になりやすいと思うのです。

 

そしてウエアリングの部分は、この水温だったらドライスーツがベストだろうとは感じました。もちろんドライスーツでも長い時間、低い水温の海に浸かっていれば大丈夫ということではありません。でも、少なくとも体温低下で身体が動かなくなるまでの時間はロングジョンやセパレートタイプよりは稼げるだろうと思います。

 

以下は今回の事例とは話が逸れてしまいますが・・・・

 

海上保安庁を呼ぶと恥ずかしいとか、呼んだら生還しても責められるかもとか躊躇せず、無理だと思ったら即時、118番をするべきだと強く感じました。家族の元に無事に帰ること、それが一番大切なことです。

 

今回、海上保安庁さんから、躊躇なく呼んで欲しいとおっしゃっていただき、とても安心した部分があります。

 

もちろん海上保安庁さんのお世話になるようなことがないように最大限の努力をしていくことは必要です。リスクをなるべく回避して一生、安全で楽しくカヤックを漕いでいければそれが最高です。

 

大前提として、海上保安庁さんを呼ぶような自体に陥らないようにする努力は惜しまないことはカヤックに乗っているもの全員が個人個人の責任でしっかり取り組んでいくべきことであることは間違いないです。
(これは午後のディスカッションにつながっていくテーマ)

 

でも、どんなに気をつけていても相手は自然です。絶対はない・・・

 

繰り返しになりますが・・・海にカヤックで出ている以上、たとえベテランであっても誰にでもいつだって遭難・要救助の状況に陥る危険はあります。もちろん僕もしかりです。

 

だから、海上保安庁を呼んだケースがあったとして、原因を分析することは大切ではありますが、責めるような風潮はなくしていくべきだと思うんです。呼んだ方を非難している人も、その方がカヤッカーならいつだって自分が遭難する可能性はありますから・・・。

 

怖いのは、ふだんあまり大きなことを言ってしまっていたりすると、もし自分が救助を必要となった時に118番を押すことを躊躇して救助を呼ぶタイミングが遅くなってしまったりしがちだと思うんです。それでもしも・・・があったらそれが一番悲しい。

 

だから、自然相手のスポーツをやっている僕らは日頃の行動はもちろん、言動にも常に自然への謙虚さが必要だと思うんです。万が一の時の自分自身のためにも・・・。

 

その他、海上保安庁さんからは以下のお話がありました。これも大変参考になりました。

 

そのひとつが、捜索する側からの率直な意見としての視認性ついて。

 

◆PFD(ライジャケ)やウエアは明るい色の方が見つけやすい。

 

◆艇の色も明るい方が見つけやすい。

 

◆特にオレンジ、イエローが見やすい。

 

◆青、黒、赤でも暗い赤は海の色に溶けやすい。

 

◆白は意外に見やすいが、荒れてくると波の色に同化してしまう。

 

◆フラッグも有効。リフレクターやストロボライトもないよりはあった方がいい。

 

捜索する側からの目線で、とにかくやはり目立つ色がいいということでした。

 

ここからの青字はまた僕の感想です。

 

もちろん法律で決まっているわけでもないですし、やはりカヤックは趣味の世界で、みんながみんなイエローとオレンジのカヤックとウエアで均一されていくっていうのもちょっと寂しい部分はあります。自分自身のモチベーションとして好きなカラーの艇やウエアは外せない要素でもあります。

 

でも、その中でも例えばフラッグはオレンジする、PFDはオレンジにするなど、できる範囲の努力はしていけるのではないかと。

 

僕は春〜初夏、初秋のシーズンはウエットスーツも多用します。それはひとつウェットにはやはり体温を守るメリットがあるからです。

 

でも、ウエットはどうしても色が黒になってしまうので、少なくてもその時はライフジャケットはオレンジ系にしようと思いました。夏場もラッシュガードが黒いのでやはりそうしていこうと。

 

そして、僕は艇のカラーが白地にピンクで視認性がすごく良いとは言えないので、ウエットとラッシュガードの時以外のパドリングウエアはなるべく明るい色にしようと思います。

 

フラッグとリフレクターは常に装備していますが、フラッシュライトは最近持っていっていませんでした。もしも暗い時間に捜索されることを考えるとやはりあってしかるべきだと思います。何かこれだという良いアイテムを検討してみます。

 

海上保安庁の方のお話はやっぱり捜索の現場からのお声ですから、とても現実感があり勉強になりました。本当にありがたい時間でした。

 

ここで文字数がかなりいってしまいましたので、イベントの後半の報告はまた後日にUPします。

 

〜つづく〜

「事故に学ぶリスクマネジメント」研修会・中編

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2月19日におこなわれた
 
JSCA主催「事故に学ぶリスクマネジメント」研修会

 

の中編です。

 

どんだけ前編から時間かかってるんだー!すいません・・・・なかなか時間が取れなくて・・・

 

しかも、書き上げてみたらブログの文字数オーバーとなってしまったため、今回は急遽・・・中編です。後編は金曜日に掲載いたします!

 

前回同様に、このレポートもイベントの内容を報告させていただきながら、私自身の感想や考えは青字で書いてみようと思います。その青字はあくまでも僕個人の感想なので、青字の部分が誰にでも正しいわけではないということをご了承ください。

 

〜先日からのつづき〜

 

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次に登場されたのが

 


海保安全推進アドバイザーの内田さん

 

内田正洋さんといえば、シーカヤックの世界で知らない人はいないと思います。僕もカヤック雑誌の連載をずっと読ませてもらっていました。またシーカヤックのみならず、海洋ジャーナリストとして幅広く活躍されています。

 

今回は海保安全推進アドバイザーの立場として以下のようなお話がありました。

 

シーカヤックの事故も年々増加傾向だが、シットオントップカヤック、SUP、水上バイクなどの事故が増えている。

 

調べていくと、カヤックは特にシットオンの事故が増えているが分かった

 

もちろんシーカヤックの事故もあるが、シットオンとSUPの事故が、要するに人口が増えているために、かなり多くなってきている傾向にある。

 

保安庁はレスキューが専門だからこれらのマリンレジャーのことに疎い部分があって、ツーリング用のシーカヤックとシットオンの違いもあまり分かっていないところがあり、そこでアドバイザーになった。

 

アメリカではコーストガードとユーザーとの距離が近い。日本の海上保安庁でもそのようにしていきたい。

 

また、今後は海上保安庁のホームページにカヤック、カヌーの安全情報を掲載していく方向である。

 

内田さんは昔からロングツーリングに行く時は自分からすすんで海上保安庁に航行計画、行事届を提出に行ったりしているそうです。(山で言うと入山届のようなイメージ?)そんな感じで、みんなも自分からどんどん積極的に海上保安庁に接触して活用してみてもいいじゃないかという提案がありました。

 

ここから以下の青字は僕の感想です。

 

シットオンの事故が増えているということで、それは間違いなく僕らフィッシングカヤックの増加が一因だと思うのです。

 

たとえ死亡事故まではいかなかったとしてもシットオンで事故が増えていると実際にこうして言われると、やっぱり僕らが反省すべき点は多いと思います。

 

フィッシングカヤックは、僕もそうでしたが、経験値ゼロからいきなり海に出ていくケースが多いです。それが事故につながるケースは多いかもしれません。

 

僕も初年度は特にそうでした。陸っぱりからいきなり水の上に出ていくことはパドリングスキルや天候や海況の読みの不足は否めない部分はあります。

 

僕とタツノリ君が始めた頃はまだ携帯はガラケーで、風予報情報も細かいものが存在していなかったので、かなり予報に裏切られてました。

 

正直な話をすると、何度かやばいっていう時がありました。「今思うと一歩間違っていれば危なかった」・・・反省は多いです。

 

でも、初心者お断りでは文化は育ちません。

 

初心者であること自体を恥じることはないし、趣味の世界でベテランが偉いっていうこともないし、と僕は思っています。

 

誰でも最初はみんな初心者なのですから!
(慣れてきた頃が一番危ないということはどの世界でもよく言われることですが、ベテランでも事故を起こしてしまう可能性がある、それが水の上に浮かぶということだと思いますし)

 

だからこそ、カヤックの安全に関しては、やっている年数や経験値で区別なく、みんなで平等に取り組んでいくべきテーマだとも思います。

 

パドリングスキルに関しては、行ける範囲にカヤックスクールがあれば、シットオンもシットインのツーリングカヤックも基本のフォワードストロークのフォームは一緒ですから、一度でもいいので適正なフォワードストロークのフォームを習いにいくだけでもぜんぜん違ってくるはずです。そういう流れを作っていけれたらいいですね。(JASCAさんの公認スクールはシットオンへの理解もとてもあると思いますから行きやすいと思いますよ)

 

そして、内田さんが取り組もうとしている「保安庁さんのページにカヤックカヌーの安全情報の掲載」という計画は本当に素晴らしいと思います。

 

kayak55.comはポータルサイトなので良い情報はどんどん紹介していく役割があると思います。これから先、どれだけのことができるかはわかりませんが、海上保安庁さんの情報もこれまでカヤックフィッシングに関連しそうなものを見つけたらリンクしてきましが、これからもより一掃アンテナを広げていき、今後もできることはどんどん取り組んでいきたいとあらためて思いました。

 


次に登場されたのが、カヤックビルダーの豊島廣通さん

 

カヤックビルダーの立場からの安全面での以下のようなお話がありました。

 

ビルダーとしては、もしも自分の作ったカヤックで事故があったら本当に悲しい。

 

FRPは2mmしかない、こんな薄いもので海に出ているのはカヤックだけである。

 

荷物と人が乗った状態で陸に上がればダメージは大きい。


引きずりはNG。なるべく引きずらないことを心がけて欲しい。

 

ポリエチレンはもう少し分厚いが、でも基本は一緒、なるべくひきずらない方がいい。

 

ツーリング用のシーカヤックでありがちなのがシート周り。石が挟まって、挟まった状態で乗ることで穴が空くことがある。この状態でオンザロックしてそれが中央だと大変危険である。

 

あとはハッチ周りも注意して欲しいところ。

 

夏にひっくり返ったりして浸水チェックをぜひやってほしい。

 

艇のチェック不足での事故もある。(たとえばハンドルが切れそうなのに気づかずに持っていて足の上に落として骨折とか・・・)


だから、劣化、ネジの緩み、穴が開いてないか。

 

「艇そのものにもっと興味を持って欲しい」

 

カヤックが原因で起こる事故もあるので、ぜひ日常的なチェックをして欲しい。

 

ここから下の青字は僕の感想です。

 

これは僕は大反省をするところでした。


僕は正直、カヤックの扱いが雑です。砂浜が短ければザザーっと引きずっていってしまいます。

 

ドレンプラグだけは必ず毎回チェックをしますが、その他の部分は基本ノーチェック。

 

今回のお話で自分ができていたのは、再乗艇練習はよくやるってことぐらいでしょうか・・・。

 

おそらくですが、たとえばデスペラードやファルコン、コリンアスリートのようなFRP艇の方はかなり大切に自分の艇の状態をチェックしているのではないでしょうか。クラックが入ったりすれば自分でゲルコートでメンテしたりすることも日常的です。

 

逆にポリエチレン艇は、とかく丈夫なだけにチェックやメンテがおろそかになってしまうところがあると思います。扱いも乱雑になりがち。

 

よくよく考えればポリエチレン艇も4mmぐらいの厚さのものに命を乗っけて大海原に出ていくわけで、薄いものに乗っていることは変わりません。

 

日頃から艇をもっと可愛がっていくべきです。

 

砂浜用のMSカヤックカート・・・最近忘れがちだったので車に常時積んでおこう。

 

また、今回は話は上がりませんでしたが、ラダーであったり、足漕ぎカヤックは便利なものである反面、機械部が増える=故障箇所が増えるわけで、すでにお持ちの皆さんはもちろんやっていることで今さらかもしれませんが、手漕ぎカヤック以上にしっかりとしたチェック・メンテが必要になってくると思います。

 


つづいて登場されたのが北海道のブルーホリックの飯山さん

 

これから日本一周にチャンレジするということ。

 

ご参加のツーリング派のシーカヤッカーの方々から準備や海図についてなどたくさんの質問が飛んでいました。

 

その中で飯山さんから紹介された機器がありましたのでご紹介しておきます。

 


「ACRレスキューリンクプラス」という商品

 

このアイテムも日本一周に持っていくそうです。

 

個人で使う救難信号発信機。


いざという時は全世界をカバーする人工衛星が救助信号をキャッチしてくれるというものだそうです。

 

電源を入れるとなんと5年そのまま使える状態が保たれるそうです。

 

ただ、使用には無線局の許可が必要。本人以外は使えない、等の制約はけっこうあるとのことです。

 

価格も高いですが、特に日本一周では携帯電話が入らない地域もあるでしょうから、有効なアイテムですね。また、カヤックフィッシングにおいても、携帯が入らないようなエリアでやっている方は、安全を最優先に考えると持っていても損はけっしてないアイテムでしょう。

 

飯山さんのお話で参考になったのは

 

「日本一周では、なるべく使い慣れたものを使っていく。使い慣れていないものはあらかじめよく使い込んでおく」

 

というお話。やはり現代的にデバイスのバッテリーを多めに持ち込んで、気象情報などはインターネットからの情報を旅の間もかなり活用していくそうです。

 

ここから先の青字は僕の感想です。

 

「なるべく使い慣れたものを使っていく」これって日本一周にかぎらずとても大切なことだと思うんです。

 

逆に言えば、何かを新しく導入した時には使い慣れておくことが必要だということですよね。

 

たとえばですが、安全面のアイテムの一例としてパドルフロートを買っても使い方に慣れていないと、パドルフロート使用での再乗艇を練習していないといざという時まったく役にたたないわけです。

 

他安全面での道具、例えばナイフやストロボライト、スペアパドルやホイッスルやリューシュコードなどなど・・・どれもそうですが、いざという時にさっと使える状態を作っておくことが必要だと思いました。

 

今年はまたセルフレスキューの練習もあらためてやろう!

 

————————————
ここで昼飯休憩タイム!

 


蒲郡の海は美しいなぁ〜(残念ながら爆風だけど!)

 

で・・・・気づいてしまいました。

 

僕とウノケンさん、昼飯買ってきていないことに(ガーン)

 

このエリアには徒歩圏内にはコンビニがない。あぁ〜なんで行きのミニストップで買わなかったのだ〜

 

絶望の淵をさまよっていた時!

 

RIMさんが、サンドイッチを分けてくれました!

(どんだけ甘えてるんだ!)

 

ウノケンさんとふたりでサンドイッチを分けてむしゃぶりついてました(笑)。いやぁ〜生き返った!

 

RIMさん、ありがとうございました!

 

〜後編につづく〜

「事故に学ぶリスクマネジメント」研修会・後編

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2月19日におこなわれた
 
JSCA主催「事故に学ぶリスクマネジメント」研修会

 

の後編です。

 

前回同様に、このレポートもイベントの内容を報告させていただきながら、私自身の感想や考えは青字で書いてみようと思います。その青字はあくまでも僕個人の感想なので、青字の部分が誰にでも正しいわけではないということをご了承ください。

 

〜つづき〜

 

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午後からは海辺でみんなで輪になってディスカッションの時間。

 


JASCAの皆さんから質問があって、当てはまった方は挙手をして、その中から何人かが指名されてマイクで話すというような形でした

 

これが素晴らしいかったです。たくさんの参加者の方のいろいろな考えや普段の装備などが聞けてとても参考になりました。

 

質問は多岐にわたっていました。

 

シーカヤックかフィッシングカヤックかSUPか?

 

経験年数は?

 

地域はどこから来ているのか?

 

スペアパドルは積んでいるか?

 

天気予報をチェックしているか?

 

シーカヤックの方はスプレースカートをつけずに漕いでしまったりするか?

 

などなどなど・・・

 

その質問の結果に「答えはこれです」というような終わり方をするわけではありませんでした。

 

「これが正解!」ということを出すことが目的ではなく、JASCAの皆さんの「みんなで考えることが目的」だという姿勢がとても伝わるディスカッションでした。

 

正直、JASCAのインストラクターの皆さんは経験が深いので、本当は答えを持っているはずです。


でも、それを押し付けずに、みんなでディスカッションをするように促すような進行をされていたのが印象的でした

 

艇も目的もスタイルも地域もそれぞれで、ある人にとっては正解でも違う人にとっては不正解になるということがあります。

 

相手は自然ですから「絶対はない」わけです。

 

時間も限られていたので全ての参加者の方のご意見を聞くことはできませんでしたが、当てられた人の発言を聞いて「なるほど、こういう考え方もあるんだ」とか「たしかにそうかもしれない」とか「考えもしなかった」「知らなかった」というようなことがあって、本当に勉強になりました。

 

ちなみに僕は当たらなかったので発言することはなかったのですが、あくまでも僕のスタイルにおける部分では以下のように考えていることをまた青字で記載しておきます。

 

※あくまでも青字は僕が考えていることで、もちろんこれが正解というわけではありませんのでご注意ください。

 

【パドルリューシュについての僕個人の主観】
今回「パドルリューシュは使っているか」という質問もあり、その使い方(使うタイミングや外すタイミング)もひとそれぞれで、とても参考になりました。

 

僕はパドルリューシュはフィッシングカヤックでは必要なアイテムだと思っています。


ツーリングのカヤックでは常にパドルを手に持っていると思いますが、フィッシングカヤックの場合は釣りをする時はパドルから手を離してしまうからです。

 

過去に1本しかないパドルを流出してしまって航行不能に陥り海上保安庁さんを呼んだケースが実際にあると聞いています。
(前回のブログで書いたように、その方を責めるわけではなく、そういう事例があったので今後みんなで気をつけていくべきだという意味で紹介しておきます)

 

また、これまでシットオンの再乗艇の練習は数え切れないほどやってきていますが、片手にパドルを持った状態ではかなり難しくなると感じています。

 

できなくはないですが、もし実際に大荒れの中でとなると僕には自信がない。

 

もちろんスペアパドルも必ず積んでいますが、パドルリューシュを外した状態で付け忘れてしまっていることが多々あり、今後は気をつけていきたいとあらためて思いました。

 

パドルリューシュを外すタイミングなどの質問あり、何名かのご意見を伺っても鬼漕ぎする時は外した方が漕ぎやすい、釣りをする時だけつける、海に出ている間はつけっぱなしであるとか、スタイルによって様々な回答があってとても参考になりました。

 

僕の場合は、出艇時と着岸時はパドルリューシュを外すようにしています。で、それ以外はつけっぱなしです。

 

特に着岸時はもっともひっくり返る可能性が高いタイミングなので、リューシュされていると波に揉まれた時に身体に絡まる可能性があるからです。

 

また着岸した後は片手にパドルを持った状態でサッと陸上におりてバウのハンドルを掴んで上がるのでリューシュが外れていないと難しくなります。

 

リューシュは身体に絡まるリスクも同時に持ったアイテムです。もし絡まってしまった時のためにレスキューナイフは必ず準備する必要があり、常にPFDに常備は必要だとも思います。

 

また、さらに言えば流出以外の破損という可能性もパドルにはあるため、スペアパドルを積んでおくとなおリスク軽減になると思います。

 

【艇と自分のリューシュについての僕個人の主観】
今回のイベントで「艇と自分をリューシュしている人はいますか?」という質問がありました。


こちらに、僕の想像以上の方が手を上げていたのは驚きでした。(シットオンの方とSUPの方になると思います)僕と同じように考えている人はけっこういるんだなと。

 

あくまでも個人的な意見としては、フィッシングカヤックでは艇と自分のリューシュは必要だと思っているんです。

 

ただし、これについては意見が大きく別れるところなので注意が必要です。

 

なぜ僕が艇と自分をリューシュ派かというと、シットオンのフィッシングカヤックでは沈=沈脱だからです。
(シーカヤックは艇と自分が一体化しているのでひっくり返った時点ではカヤックと自分は一体化していて沈脱状態にはならない)

 

以前、やや風が強い状況下で再乗艇練習をしていた時、意図的に沈をした後にカヤックをホールドしそこなったらカヤックがどんどん流されて泳いで追いつけなかったことがありました。(もちろん複数人で練習していたので危険ではなかったのですが)

 

もちろん個人の泳力にもよると思いますが、ライフジャケットを着ていると、思ったより速く泳げないなと実感したのです。

 

また、僕がフィッシングカヤックを初めてから13年ぐらいになりますが、その間にフィッシングカヤックでの死亡事故が、僕が知る限りですが、本当に残念ですが数件起こっています。

 

やはりその全てが明らかに強風の日だったこと(一件はさらに夜間の出艇)ということが分かっています。

 

そして、その死亡事故の全てがカヤックが先に見つかって、人間が後から見つかっている(もしくは見つからなかったか・・・その後どうなったかが調べられず不明)という形です。

 

つまり、フィッシングカヤックの死亡事故では僕が知っている全ての事例で「艇と人間が離されてしまっている」のです。

 

ここから、僕はソロで出る時は自分と艇をリューシュすることにしました。(レスキューナイフは必ず常備)

 

ただ、これは上記のとおり、リューシュが身体に絡まるリスクがパドルリューシュ以上にあるため、本当に判断は難しいところなんです。

 

リューシュしないというのも正解でもあるのです。

 

現在は僕はワンタッチで外せるSUP用リューシュを足首にしています。ただ、これがベストかどうかはまだ言い切れない部分もあります。

 

もし艇と自分をリューシュするならば練習でのシュミレーションは絶対に必要で、もちろん切断用のナイフは絶対に装備というのが条件だと思います。

 

今年の夏はまた何度も再乗艇練習でひっくり返ってシュミレーションしてみたいと思います。

 

その他、ディスカッションの中で、僕がなるほど!と思った部分を参考としてまず記載しておきたいと思います。

 

【PFDについて】
PFDのフィッティングをしっかりやっているかという質問もありました。

 

自分専用のPFDを持っていると、ほぼベルトの位置が変わらないのでフィッティングはおざなりになりがち・・・でも、ウエアの重ね具合が変わったり、あとは体重の増減などがあるとたしかに実はベルトの適正な位置が変わることがありますよね。

 

毎回出艇前にしっかりベルトを締めて出る、これも大切なことだと再認識しました。

 

【天気について】
どのサイトの天気予報をチェックしているかという質問があって、参加者の皆さんから、いろいろなソースとなる予報の情報源が紹介される中で、僕がとても参考になったのが

 

予報のチェックはもちろん大切。でも同じぐらい「実際どれいぐらい吹いていたか」を振り返っておくことも大切。

 

というJASCAの方々のご意見でした。

 

これは本当に目から鱗でした。

 

これまで、僕は複数のソース(海快晴、GPV、Windytv等)で風の“予報”を見て、あとは現場判断にてカヤックの出艇や撤収を判断していました。

 

がしかし!

 

実際にその日の海でどれぐらいの風が吹いていたかの確認をしていませんでした。

 

JASCAさんでは、かならずカヤックのツーリングの後に日報をつけて、その日の天気図を貼り付けて、予報と比較する形で実際の天気はどうだったかなどを記録しているそうです。

その膨大な記録が経験値として溜まっていくわけですね。

 

ご来場されていた逗子カヌークラブのjogoさんも同様に必ずデータを記録しているという発言がありました。

 

過去のデータがあれば、1年後の同じような天気図の日の天候の傾向が、ある程度の予測がつきやすくなるわけです。

 

ただ、海には絶対はなく、jogoさんは「特に最近は海の天候が変わってきて経験則どおりにいかないことが増えている」といるとおっしゃっていました。

 

それでも、ないよりは絶対にあった方がいいデータとなるわけです。

 

その時に以下のサイトが参考になるそうです。

 

海上保安庁の海の安全情報の気象現況
(スマホ専用サイトもあり)

 

ポイントはある程度限られますが、最寄りのポイントを見れば「今、実際にはどれぐらいの風が吹いているのか」が分かります。

 

また、過去12時間、実際にどれぐらいの風が吹いていたのかも後から振り返ることもできます。

 

予報と実際はどれぐらい違っていたのかを確認しておくことって確かに大切ですよね。僕はこれをまったくやっていなかった・・・(汗)

 

そして、いまや天気図もいろいろなサイトで確認ができます。


高気圧は時計回りで風が吹き、低気圧は反時計回りで風が吹く、風は気圧が高いところから低いところへむかって吹く、等圧線が狭まると風が強く吹きやすい・・・などの基本的なことを知っておくだけでもひとつの目安になると思います。

 

正直、自分は天気図は見ていたのですが、それも含めて予報しか見ていませんでした。反省です。

 

あんまり大変な作業だと続かないので・・・その日、実際にどうだったかをアイフォンでキャプチャーして写真で残して溜めていくだけでもいつでも見返せるので参考になる日がくるかなと思いました。まずはできることから、そこらへんからやっていこう!

 

【名札について】
これは内田さんと豊島さんがおっしゃっていたと思うのですが、

 

艇に名前を書いて欲しい

 

というテーマでのお話がありました。

 

例えばですが、海岸に置いていた艇が潮の満ち干きで流されてしまったとしても、無人の艇が発見されたら事故があったのではと海上保安庁が動かなければならない。

 

もし名前が書いてあって連絡が取れれば、その手間が格段に減る。たとえば、もしもそれが本当の事故だったとしても、身元がいち早く分かる。

 

前述の通り、カヤックと人間が別々に発見されるケースが多いので、艇とPFDにそれぞれ計2枚、名前・住所・生年月日・緊急連絡先・血液型などを書いた名札を入れておく・・・やはりこれはやっておいた方がいいだろうと思いました。

 

僕はこれに関しては数年前からやっていますが、以前作った名札がそろそろボロボロなので・・・新しく作り直そうかな!

 

イベントの全てを報告しきれなかったかもしれませんが、このように本当にいろいろなことを学び、考えさせれ、再認識する貴重な一日となりました。

 

最後に、今回の講師の皆さんからのお言葉を少し紹介させていただきます。

 

「経験は役に立つが、役立たないこともある。海は常に新しいことがあるからだ」

(内田さん)

 

「40年海に出ていても、いまだに海は怖い」

(豊島さん)

 

「パドリングや海況の読みや対処などの技術も大切。だた、声掛けする技術も大切。カヤック、フィッシングカヤック、SUP関係なく現場では声掛けしあっていこう」

(森田さん)

 

「いろいろな複合要素で事故が起こる。それをみんなで考え、共有することで事故は減っていくはず」

(中谷さん)

 

「人間がやっていることだから事故はゼロにはならない、でも限りなくゼロに近づけていくことはできるはず。そのためにみんなで考え、みんなで取り組んでいきましょう」

(中谷さん)

 


この貴重な機会を作っていただいたJASCAの皆さんに感謝です。
そして、ご参加の皆さんもたくさんの参考になるご意見があり勉強になりました。

ありがとうございました!

————————————————————

さあ、イベントが終わってからはちょっと中谷さんのお店「レインボー」さんに寄っていきます。


初めて行くので超楽しみです!

 

その前に・・・

 

お会いしたカヤックアングラー仲間のみんなと再会を誓い、しばしのお別れです。さみしいなぁ〜。

 

はじけようさんからは、なんとお土産いただいてしまいました!

RIMさんからも、みかんをいただいてしまいました・・・

(しまった・・・僕らも何か持ってくるべきであった!汗)

 


ウノケンさん&はじけようさん

 


ホエール&はじけようさん

 

いやぁ〜芸能人に会った気分です!

 

今日はイベントはもちろんのこと、皆さんにお会いできたのが嬉しかった・・・いつか、どこかの海でご一緒させてください!

 

そして・・・

 


レインボーさんに到着!

ここかぁ〜!

とうとう来たぞー!
(指でRという文字にしようと思ったのですがぜんぜん出来てない!笑)

 


レインボーさんの店内。いい感じでカオス(笑)でも、それがまた秘密基地って感じで最高に居心地が良かったです。

 

さえみさんが淹れてくれたコーヒーの美味いこと!ありがとうございました。

 

内田さんもいらっしゃって、ウノケンさん&ホエールでたくさんのお話を伺うことができました。今回のテーマとは違う、海とカヤックの関わり方であったり、海の海藻が減少しているお話、海と山がつながってることの大切さ・・・・等々。まさに知らないことだらけ。一晩お話を聞き続けたいぐらいでした!ありがとうございました。

 

そして、なんといっても中谷さん。


今回のイベントにこれだけの人数、しかもシーカヤック、フィッシングカヤック幅広く集まったのは中谷さんの人柄があってのこと。そして、事故を一件でも少なくするぞ!という気概をビシビシと感じました。

 

スクール、販売店、カヤックメーカー、パドルメーカーと本当にお忙しい中で貴重なイベントをやっていただき本当にありがとうございました。

 


最後にレインボーのお二人と、アングラーズカヤックの池田さんと記念撮影!

 

ぶっちゃけ・・・


一泊二日で来たかったーー!

 

次はぜひ海の上でご一緒しましょう!

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さあ、僕もウノケンさんも、明日から仕事がたくさんあります。

 

関東へ帰りましょう!

 

はっきりいって腹が減りまくってましたが、今食べたら眠くなって危険。とりあえず静岡県まで一気に走ります。

 

ひたすら走り・・・

 


最近、観覧車まで設置された富士川パーキングまでやってきました。

 

よっしゃ、ここまで来れば、ほぼ毎週のように行っているバイキングカヤック工場からの帰り道、慣れたもんです。そろそろ飯いっときましょう!

 

富士川パーキングとくれば、やっぱりコレ食べとかないと!

 


桜エビでしょう〜

 


ズドーン!

 

桜えびのかき揚げ&釜揚げのコラボレーション・・・まずいわけがない!

 


醤油味の塩、わさび味の塩、2種類の塩で味わうらしい。


かき揚げのパリっとした食感を液体でしなっとさせないためなのかな。

 



むさぼり食うっ!

(写真から猛烈な飢えが伝わってくるわ・・・笑)

 

美味い・・・

 

美味い・・・・・・

 

うまーーーーいーーー!

 

いやぁ〜美味い。(しつこい)

 

我慢した甲斐があった夕飯でした。富士川パーキングのレストランは日中なら富士川と富士山がドーンと見えますし、ほんといいパーキングですね。

 


さあ、コーヒー飲んで一気に帰りましょう。

 


ミル挽き缶コーヒー400円にはさすがにびびって手が出せず(笑)

 

パーキングの売店のおばちゃんにウノケンさんが

 

「あんた、髪の毛!刈ったばかりでしょ、今日?昨日?寒そうだよ、何もこんな寒い時期に坊主頭にしなくてもいいのに!もうちょっと暖かくなってからに刈ればいいのにねえ。ああ、寒そう、寒そうだよ。」
(ウノケンさんのフェイスブックより抜粋)

 

と言われてました(笑)

 

やっぱり旅はいいですね(笑)

 

まるで一日の間の出来事とは思えない充実した時間でした。


ウノケンさん、長時間の移動もおつかれさまでした!またカヤックシーバス、一緒にやりましょう!

聖地初戦(2月の振り返り)

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いやぁ〜

 


ももクロが埼玉に来ているというのにっ!

 

埼玉から千葉に来て仕事しているホエールです、こんにちわ!

 

魂だけは富士見市に置いてきました(笑)

 

さて!

いつから釣行記書いてないんだって感じ!

 

2月は、おかげさまでバイキングカヤックのキャンペーン追い込みで忙しく過ごさせていただきました。そこでご注文いただいたカヤックの納艇が3月になってくるので、そのまま忙しさ継続で、本当にありがたいことです!

 

2009年の春にkayak55を立ち上げて、翌年2010年の2月なんて、もうこの商売は廃業するしかないんじゃないかってぐらい末期的な売り上げでした。それが今はなんとかやっていけるのも、皆様のおかげさまですm(_ _)m感謝!

 

今年のキャンペーンでカヤックをご購入になった皆さん、ぜひ安全第一で最高の浮遊感とドラマチックな魚との出会いで思いでたくさん作ってください!

 

で、少しだけ時間が取れるようになってきたので、ブログに書けなかった釣りの記憶を備忘録的に書いておこうと思います。

 

記憶もセピア色になりつつあるので、簡単に!

 

その多忙な2月〜3月にかけてですが、合間を見て近場のシーバスにはよく出撃していました。

2月1日のシーバスは以前レポートしていました。

 

2017シャローシーバスSTART(渋いけど)

 

今、途中までこの日のことを書いていて、あれ・・・これ前に書いた!とデジャブに気づきました。無駄な時間を使ってしまった・・・(汗)

 

今年のシーバス初戦も幸先よく60アップが釣れ、調子に乗ってその後、スキマー試乗会でC-49さんと出撃!

 

で、ホエールはノーフィッシュに終わったのもレポートしていましたね。(C-49さんはキッチリとキャッチ!)

 

今年初のスキマー試乗会&カヤックシーバス動画

 

今日から、それから後の2月〜3月のシーバス釣行をダイジェストで書いていきます。

 

【2月16日】
この日は湾奥干潟ではなく、聖地干潟へ出撃。

 

忍には今年から導入したガーミン魚探とゴールデンミーンのプライヤーホルダーをマウントできるようにしたので、プロフィッシュ45でも使えるように、前日夜に下ごしらえ。

 


足先のエリアに、チャン松君作成の振動子システムをつけられるようにサイドポートを増設。

(この後、kazusakaさんシステムを参考にして、今はさらに改良しています)

 


55バッテリーはコンソール内に収納。


この55バッテリーもチャン松君製。ペリカンの防水ケースを使って、簡単にガーミン魚探と接続できるようにしています。はっきりいって、電気の配線とかアナログ人間のホエールには無理。このアイテムがなかったらガーミン魚探を使うことはなかったでしょう!

 


新たにガーミン用に電源コードを通す穴と、触れる位置にスターポートを打ち直しました。

 


で、ゴールデンミーンのプライヤーホルダーを忍と使いまわせるようにネジを打って・・・

 


いい感じでしょう!

 

最新の魚探を導入したからって急に釣果が倍になったりするわけじゃーない。でも、新しいアイテムはとにかくワクワクしちゃいます。趣味ですから、そのワクワク感が大事でしょ!なんだかオラ、ワクワクすっぞ!(悟空か)

 

今年はまたカヤックフィッシングが楽しくなりそうな予感。

 

よし、明日は釣るZーー!

 


仕事前朝練で久々の聖地到着。

 

はっきりいって、寒い。

 

出撃して、いよいよガーミンの振動子を落としてみる。

 


ガーミン魚探、やはりすごい。水温計まで振動子に内蔵されているのか。
もちろんGPSも内蔵です。

 

って、水温は8度か。冷蔵庫の水より冷たいではないか!

 

正直、厳しいだろうな〜

 

と思っていたら、やっぱり厳しかった(笑)

 




釣果的にはこれぐらいの子がポツポツ・・・

 

とはいえ、釣れただけ良かったというぐらいの渋さでした。

 

ただし、口を使ってくる魚はフロントフックにフッキング。個体によってはだいぶ回復してテンションが上がってきているようだ!

 


聖地の朝焼けは最高に気持ちよかったし、満足です。

 

初戦を飾れるかどうかってけっこう大事だったりしますよね。

 

ヒットルアーはいずれもアスリート・ダッシュチューン。

 

ランダムトゥイッチャー無き今、ホエールの干潟シャローシーバスの筆頭ルアーです。おそらくレンジは1mぐらいしか潜らないので、1.2m以上の水深があれば十分使える。

 

昨年は新旧問わず、とにかくいろいろなルアーを使ってみたのですが、シャローにおいては、アスリート・ダッシュチューンはやはり強かった。っていうかあくまでも個人的な釣果としては圧倒的でした。

 

他、もうちょいレンジを落としたい時のX-80は鉄板。

 

そして、ハチマルと動きを変えたい時のビーフリーズ。

 

・・・結局は、いにしえからの(それは言い過ぎ?)の定番ルアーにヒットが集中してしまう結果に。で、釣れるからまた投げる回数が増えて、より釣れるというふうになっていく。

 

新しめのルアーで爆発したのはサーフェスウィング95F。ただ、このルアーはレンジが60cmぐらいなのでデイゲームのカヤックシーバスでは状況を選ぶ感じ。

 

もちろん、他のルアー、特に新しめのアイテムに関しては、僕がまだ使いこなせてないというのが大きい。そして、なにより、やっぱり昔から使っているルアーは操作も慣れているしレンジも把握しているしってことでしょう。

 

僕の釣りのテンポなどに合うのがこれらのルアーってだけで、違う方が使ったら他のルアーの方がハマるってことは多いと思います。

 

とはいえ、僕のスタイルやテンポにおいては、とにかくアスリート・ダッシュチューンは釣れる。極寒のシャローでも信じて投げきれる。そういう自分にとってのマストを持っているって心強い。

 

あらためて昔のルアーの良さを分かることができただけでも、昨年の散財(シーバスルアー買いすぎた・・・)は無駄ではなかったのだ。

 

で、懲りずに今年もカヤックシーバスにバッチリくるルアーを新旧問わず、いろいろ模索していきます!

 

この日はポツポツではありましたが、やっぱり聖地のスーパーシャローのシーバスはイイ!

 

なにより、収穫はガーミン魚探でした。

 

狭い範囲をハイパワーで写す200khzと広い範囲をやや抑えたパワーで写す50khzの周波数違いは、聖地の2m以下という極端なシャローでは2周波はあまり写り方に差は出ませんでした。(深い場所だと大きく違ってくるはず)

 

とにかくすごかったのが・・・

 

ダウンビューです。
(今後はクリアビューという呼び方に変わるらしい)

 


ボトムに生えるアマモの毛先のトンガリまで写す描写力!

 

聖地のシーバスは砂地かアマモかが分かればいいので、この描写力が直接釣果につながるわけではないですが、ちょっとテンションあがる(笑)

 

そして、たぶん浅場のアオリイカのキャスティングシーズンに、きっとやばい!

 

実は、ここ数年、カヤックエギングに対してちょいモチベーションが落ちていたんですが、今年はこのクリアビューを駆使してキャスティングでまた狙ってみたいと思いました。そう思わせるガーミン魚探のインパクト!

 


さあ、仕事に戻るため、着岸です。

あいかわらず、プロフィッシュ45は斜めからのアングルが猛烈にカッコイイ。

 



聖地の海岸も賑やかになってきて、春を予感させる日でした。

 


もちろん「獲物一匹ゴミ一個運動」も今年も継続していきます!

 

帰りは市原パーキングで昼飯食ってかえることにします。

 


市原パーキングのリニューアルした姿もすっかり慣れました。

 


なんと、この豪華シートで飯が食えるのだ!

 


なべとんの担々麺をおかずに・・・

 


ライスを食う!

 

ブーデーまっしぐら!

 

でも、漕いで釣った後の炭水化物は染みます。いいです、ブーデーで!

 

漕がないでたらふく食うより、漕いでたらふく食った方がマシでしょう(という言い訳)

 

そんな感じで調子に乗っていたら・・・・お店に遅刻しました!


チャン松くん、いつもスイマセンm(_ _)m

 

来週からどんどん最近の振り返りをこんな感じで簡単に書いていって、現代においつこうと思います(笑)

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!


マリア×ノ×タイスラ(2月の振り返り)

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疑似餌釣遊倶楽部のややさん風のタイトルにしてみたホエールです。こんにちは(笑)

 


はたして、クラピカは男なのか女なのか・・・

 

さて!今回も2月のシーバスの振り返りです。
すでに記憶がややセピア色なので簡単に・・・

 

その前にちょっと昔話。

 

90年代後期の大学生時代、タツノリ君と一緒に湘南でシーバスを始めたころ、ほぼ毎日通ってもシーバスが釣れず・・・

 

東京湾ではシーバスは簡単に釣れるらしいという話を聞いて、横浜に挑みに行き、そこでも最初は無情なるボウズをくらった。

 

しかし、横で釣りをしていた中学生2人組がバッコバコにシーバスを釣り上げていた。

 

僕らはシーバス釣り入門書に乗っていた10ftのガチガチの湘南サーフ仕様のロッドに12cm以上のミノー。

 

中学生はバスロッドに小型プラグだった。

 

そのプラグこそ、マリアオフィスのザ・ファーストの9cm、ホログラムに鱗模様が入ったやつだった。あとラパラCD9でも釣れていたようだ。

 

中学生にボッコボコに釣り負けた僕ら・・・

 

ホエール&タツノリ「そんな華奢なタックルでシーバスとファイトできるの?」

 

中学生「ドラグで」

 

やられた・・・中学生にノーヒットノーランで完封負けしたホエール&タツノリ君でした。

 

シーバスなんて釣ったことないから当然ドラグなんて柳島のボラでしか使ったことがないもん(笑)

 

東京湾奥ではライトタックルで小さいルアーが釣れるというの初めて知った。そのルアーがマリアオフィスのザ・ファーストでした。

 

当然、これまで使っていたK-TENに加えて、ザ・ファーストもラパラも買い揃えた。横浜に通いだし、少しづつ釣果も出せるようになってきた。

 

時は少し流れ、マリアオフィスからすごい釣れるルアーがリリースされた。

 

それがマールアミーゴ

 

マールアミーゴの登場は僕の釣りに革命を起こした。とにかく釣れるのである。そして安い。(たしか釣具店で当時1000円切ってた)

 

だからどこでもマールアミーゴ。深くても浅くてもマールアミーゴ。そして、よく釣り、よくロストした。

 

全色買って、いつのまにか全色ロスト。で、また全色買って・・・たぶん3周ぐらいはしたでしょう。

 


たったひとつだけ家の思い出ボックスに生き残ってるマールアミーゴ。このピンクがよく釣れた。

 

今はほとんどシーバスにバイブレーションを使わなくなってしまった僕ですが、このマールアミーゴの存在がなかったらここまでシーバスにハマってなかったのではないか。必然的に釣り業界に入ることもなく、カヤックフィッシングと出会うこともなく、今の僕もなかったかもしれません。

 

その後出たラ・セグンダというルアーもめちゃ釣れた。これも1000円以下で安かった。ラ・セグンダの特にゴースト系のキスカラーはよう釣れた。

 

僕の大学生の青春には側にマリアルアーがあった。当時、神奈川県民だったので神奈川のメーカーというだけで親近感があったのだ。

 

そんなマリア(ヤマリア)のスタッフの方々にはエギングで以前ご一緒させていただいた川上さんをはじめ、カヤックアングラーも複数いらっしゃいます。

 

まさか、あの青春時代の憧れのマリアのスタッフの方と一緒にカヤックフィッシングができる日が来るとは・・・以前、川上さんと石田さんと一緒に釣りをした時は感動したなぁ〜。

 

今回は、そんなマリアのカヤックアングラーのお一人、松原さんと一緒にシーバスに出撃してきたレポートです。

 

【2月25日】

ホエール艇・プロフィッシュ45キュベレイ号

 


松原さん艇・ターポン120UL

 

ターポン120ウルトラライト。ホエールも一時所有して乗っていました。一回廃盤になった時に試乗艇としても使えないので泣く泣く手放しました。

 

しかし、数年後に復活しました。だったら手放さなければよかった・・・・。

 

ABS製なので軽いのは当然、乗った時の安定性も高く、傾けへの粘りもけっこうあって、釣りが楽しくできる本当にバランスがいい良い艇でした。

 

でした・・・っていうのは、復活して数年でまた廃盤になってしまったのです(ガーン・・・涙)

 

ちなみに、松原さんの艇は初期のモデル。

 

数年前にkayak55でこのターポン120ULを買っていただいたのですが、パドリング講習をやっていないままだったので、今回はあらためてパドリング講習に来ていただいたのです。

 


なので、前半は釣り抜きでパドリング練習!

 

やっぱりターポン120ULはいいですね。もう買えないのが残念ですが・・・まずパドリングタッチが軽い。そして粘りがあるのでリーンをかけてのターンがしやすい。

 

あぁ・・・ターポン120ウルトラライト、もう一度乗ってみたくなっちゃうよ!

 


昼前に着岸!

 

後半はいよいよシーバスを狙ってみましょう!

 

とはいっても前半はパドリング練習だったので、夕方のkayak55の実店舗オープンに間に合うように帰るためには、実際、あまり時間がない。

 

はたして短時間で釣果は出せるのであろうか!

 


潮的にはここからどんどん上げてくる感じ。ちょうど最近ホエールが定番にしている沖のシャローが2m前後になり、ミノーで釣りごろとなってくるはずだ。

 

今回はヤマリアの松原さんがお越しになるということで、当然マリアルアーオンリーで挑みます。

 

申し訳ないことに、正直なハナシ、カヤックシーバスではマリアルアーをほぼ使っていませんでした・・・。

 

東京湾陸っぱりシーバスで定番の、このルアーをいまいちど、家のボックスから引っ張り出してきました。

 


タイトスラローム

 

僕が学生の頃にはなかったルアー。X-80の対抗馬としてよく挙げられるルアーですが、正直、別物。まずレンジが違います。一枚・・・いや二枚深い。

 

これからの2mちょいの潮位で、ちょうどボトムの少し上のイイとこ泳いでくれるはずです。

 

僕が社会人になった後、湾奥の陸っぱりシーバスが大ブレイクした時代に流行して、今もなお定番となっているシンキングミノー。

 

よく考えると、このレンジのシンキングミノーってあんまりない。良い機会なので、今日は一軍ボックスに戻ってきてもらうことにしました。

 


松原さんの前でいいとこ見せるぞー!

 

はたしてどうか!?

 

今日は稀に見るベタ凪です。逆にこういう時って難しいんですよね〜。チェイスがあっても食わなかったりすることが多い。

 

潮目も出ないし、とりあえず当てずっぽうで実績エリアでキャスト開始。


沖のシャローが少しだけ浅くなっているエリア。水深は現在2.1m。

 


キャストー!
いいね、タイスラ、ベイトでもよく飛ぶ!

 

5秒カウント入れて、トゥイッチを時折入れながら巻くを繰り返す。

 


おおっしゃ食った!

 


チッチャいけどタイスラフィッシュ!

 

その後、ぜんぜん続かない・・・・。

 


なにしろこのベタ凪、潮目もまったく出ないまま。

 

はっきりいって、カヤックで漕いでいるには最高だーー!けど・・・釣れる気がしない。

 

でも、投げなきゃ釣れない!


さっき釣れた実績の一段シャローフラットになっているエリア付近でひたすら粘る。

 

さっき釣れた場所よりさらに一段上がった1.8mエリア。たぶんタイスラはボトムから10cm切ったぐらいで泳いでいるはずだ。ややじっくり巻いてこよう・・・

 

食った!

 


おぉぉーーKFゴルゴが引き込まれていく。まぁまぁサイズだ。

 


ドッパーン!

うひょ〜楽しい、やっぱりシーバス楽しい!

 

そして・・・キャッチ。

 


タイトスラロームばっくし!
サイズは72cmでした。

 

湾奥干潟で70アップは十分な獲れ高だ。


なんとなく、自分の中で春の湾奥干潟はこの魚で終えれるな思えました。

 

もちろん湾奥で80アップ獲れれば最高ですが・・・先日サイズが出なかった聖地にもリベンジしたいし。今年はやりたい釣りが他にたくさんある!

 

こんないい魚を連れてきてくれたマリアのタイトスラローム・・・マリアの松原さんにゲストに来ていただいているから使ってみたのですが(笑)、紛れもなくいいルアーです。一軍昇格決定!

 

カヤックシーバスは、デイだし、沖だし、でちょっと特殊。

 

新作のルアーはもちろんですが、昔使っていたけど自分の中で結果があまり出ずに存在を忘れていたようなルアーとかをまた引っ張り出して使ってみると思わぬマッチングをすることがある。それも楽しいですよね。

 

さあ、松原さんはどうでしょうか!

 

見ていると、松原さん今日はパドリング練習メインだったので魚探を積んでいないのですが・・・やっぱし、いいとこ打ってます。

 

なんで魚探無しでシャローフラットに一段上がるとこが分かるのだろうか!?微妙な潮の変化をルアーの振動からの情報で察知しているのかもしれない。

 

いいとこ打ってるな〜と思っていたら!

 


やっぱり釣り上げとる〜

 


ズドンといいシーバス、さすがでした!

あ、ルアーはもちろんタイスラです。

 

これで二人とも獲れ高OKでしょう!


潮がじりじり上げてるし、粘ればまだ出そうではありましたが、ホエールがそろそろお店へ戻らないといけないのでここで終了とさせていただきました。

 


今日はホントに最後の最後までベタ凪でしたね!
帰りのパドリングも楽々〜気持ちいい〜

 


ヤマリア松原さん、おつかれさまでした!


今度は違う魚種のカヤックフィッシングいきましょう!ヤマリアルアーの使い方、いろいろ教えて下さい!

 

やっぱり、YAMASHITA、マリアは、フィールドテスターさん達はもちろんですが、社員さん達ががっつりしっかり釣りをしていらっしゃるから、いいものが次々と生まれてくるんですよね。

(ホエール的に、最近では波動ベイトの威力は凄まじいと思いました)

 

そして、なによりヤマリアのルアーは、誰でも量販店などで手に入りやすいし。価格も安い。そこが素晴らしいと思うトコロ。

 

とりあえず!

 

タイトスラロームは買いです(いまさら〜!)

 

ヤマリアさん、これからも良いルアーをたくさんリリースしてください!

 

で・・・・なななナント!

 

今回、獲物一匹ゴミ一個運動を忘れてしまいました(泣)


次回、今回の分まで拾います!

 


さあ、いつものようにデイリーで飯かっこんでお店に戻るぞー!

 


厚切りロースカツ&海老フライ御膳

 

に・・・

 


豚玉ねぎ串をオン!

 

ズドーン!


いやぁ〜今日もまたブーデーまっしぐらだわ〜

 

漕いで、釣って、食って・・・・やめられませんなぁ〜

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!

米、ウマー!

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まさかhuluでガンダム・サンダーボルトが見れるとは!激アツです。

 

huluではハンターハンターやサムライチャンプルーも暇さえあれば見ているので、先月はついにギガモンスター20GBを初めて使い切りました。アニメ最高!(見すぎでしょ)

 

普段、カヤックで海に出る時はイオ・フレミングやダリル・ローレンツよろしく僕もラジオを積んでかけてるんですが・・・・僕が聞いているのはAMラジオ(汗)

 

かっこよく「ジャズが聞こえたら俺が来た合図だ!」って言いたいところですが・・・

 

「伊集院光が聞こえたら俺が来た合図だ!」なホエールです、こんにちわ!

 

さて!

 

またしても間が空いてしまいましたが、まだまだ過去の釣行を振り返っていきます。

 

3月上旬、この日は実家が徒歩5分の距離にある、同級生カヤックアングラーのカッキーと一緒に出撃してきました。

 

出向いた先は聖地干潟!

 

過去に3月1週目に90アップを捕獲したこともあり、3月初旬の聖地にはいいイメージしかない。そんなアフターなランカー第一陣を狙いに行きました。

 

この日は日曜日。僕はお店に戻らないといけないので、午前中のみの朝練。短時間でシーバスをひっぱりだせるか!?

 

今日はカッキーが忍なので、僕も忍(ジ・O号)で揃えました。忍2艇で出ます!

 

実は今回でプライベートな春のシーバス狙いは一旦、締めのつもり。

もちろんまだまだシーバスいい時期ではありますが、これからは乗っ込み真鯛にアオリイカ、淡水ではブラックバスが開幕していき、シーバスに割く時間がなくなってきます。

 

いい釣りして、バチっと春シーバスを締めくくりたいです。

 

さあ、景気良く行こうぜ!

 

と続いて出艇しようと思ったところで、異変が・・・

 

僕が最近使っているパドル、スウィングスター・エンペラーパドルのジョイントがゆるゆるになってしまっているではないかー!

 

レバー式ジョイントではたまにネジが緩むことがあります。

そのために、自分のパドルのレバージョイントのネジに合わせたドライバーは常備しておくことをオススメします。(モノによってプラスだったりマイナスだったりします)

 

ちなみにネジを締め付けすぎるとレバーを倒す時に無理な力がかかってプラスチックが割れる可能性があるので、あくまでも適度が大切です。ちゃんと空転せずに止まればいいのです。

 

このネジのネジ止剤が劣化してしまっていると頻繁に緩むので、その場合はホームセンターでネジ止め剤を買ってきてちょこっとネジ山に塗ってあげるといいと思います。

 

さあ、気を取りなおして行きましょう〜!

 

今日は日の出からINで、ちょうど上げを狙って、満潮潮止まりを挟んで下げ始めでOUTの予定。

 

聖地干潟は広大なシャローなので、潮が引いてしまうとアマモが露出して釣りにならなくなります。

 

シャローを狙う上で今日のタイドは最高だと言えるでしょう。

 

風も穏やか、天気もバッチシ!

 

いける、今日はいける!

 

忍二艇で全速力で本命ポイントを目指して漕いでいきます。

平均時速6キロ後半で時折7キロを超えていく。忍としてはかなり早い巡航平均。カッキーは昨年カヤックフィッシング始めたばかりなのにこのペースに余裕でついてくる。カッキーはかなりのフィジカルモンスターだ。すげーよ。

 

ポイント到着。さあ、とにかく撃って、撃って撃ちまくるべし。

 

沖の瀬がやや潰れてアマモが点在している、最近定番のエリア。水深は1.6m前後。

 

タックルは当然KFゴルゴ。

ルアーは定番のアスリート・ダッシュチューン。

 

朝の水温は朝は10℃を割ってます。

冷蔵庫の水より冷たい水温ですから、シーバスもまだややスローでしょう。ミノーを巻きはゆっくり、時折鋭いトゥイッチを入れてリアクションを誘っていきます。

 

KFゴルゴでキャストーォー!

アスリート・ダッシュチューンのウエイトが14g。そのウエイトのミノーのキャスティングでこれだけブランクが曲がってくれる。だから投げてて気持ちいい。

 

朝マズメの海に向かってベイトタックルのキャスティング、これだけでも最高だ。

 

いつくるか、いつくるか、今日のファーストフィッシュ。

 

1匹が出るまではけっこうドキドキです。この緊張感もたまらない。

 

しかし・・・当たらない!

 

まぁ〜当たらない!

 

あれ?まさか・・・まさか・・・

 

ノーフィッシュの予感?

 

そして・・・ようやっと潮が流れ始めた。

岸を向いて左から右へ猛烈な流れが発生してきた。これは釣れそうな気がする。

 

あっという間に水深は1.9mまで上昇。ここで集中だ。

 

食ったーー!

 

やっぱりシーバスは流れの中にいるんですよね。特に日中は。

 

ぐいぐい引き込まれていくロッドティップ。これだよ、これだよ。

求めていたのはこれ。シーバスってほんと最高のターゲットだよ。

 

うしっ、小さいフッコちゃん。

嬉しいファーストフィッシュ。

 

その後、続かない。ぜんぜんアタリがない。

 

カッキーと一緒にちょっとした変化を探して漕いでは投げてを繰り返すも、釣れない。

潮の流れもピタっと止まってしまった。

 

いやぁ・・・今日はちょっとやばいかもなぁ〜。いけると思ったんだけどなぁ〜。

 

その、まったく釣れない中で唐突にセイゴちゃんが食ってきた。

 

ありがとう!

 

完全に不意打ちの魚。

釣れると思ってないタイミングでの魚なので、釣ったというより釣れちゃった魚。

 

満潮潮止まりを迎え、ほぼジエンド状態。

二人ともお手上げです。でも、鏡のような水面にプカリと浮くだけで気持ちいいから、ま、いいか!

 

その後もアタリもチェイスもなく時間だけが過ぎ去っていきます。

 

正直、もう終わりかなという感じ。

 

でも・・・

 

でも・・・・・・

 

最後の一投まで諦めない!

 

今年の最初にこれをモットーに掲げました。もうちょっとだけ悪あがきをしてみよう。

 

まだやっていないのは、岸際のアマモ帯、そして沖にある干潮になると露出するぐらいの砂の瀬の向こうのブレイクライン。

 

カッキーは岸際、僕は沖のブレイクへと二手に分かれて、最後の勝負に出ていきます!

 

スーパーシャローのシーバス釣りが好きな僕はよっぽど困らない限りこのブレイクで釣りをしないのですが、今日はしょうがない。

 

時間的に最後の勝負場所へGO!

 

沖の瀬の向こう側に到達。

基本何もない砂地にぽつっとアマモが単体で生えている。

ガーミンのクリアビューだとうっすら映ったものの正体がよく分かる。

 

水深が3m前後となるので、普通であればバイブレーションをセレクトするところ。でも、ここで投入するのは手持ちのミノーの中で一番レンジが入る、先日の釣りでいい思いをしたこれをぶち込んでいく!

 

頼むゼ、タイトスラロームちゃん!

 

その一投目。

 

タイトスラロームをキャストして、着水からじっくりとカウントダウン。じゅうぶん沈んだところから時折ロッドで跳ねさせながら巻き上げていく!

 

うわっ!

 

チェイスチェイス!

 

艇の横まで追ってきた。いるぞ、いるぞ、シーバスいるぞ!

 

次のキャストだ・・・

 

ここまた集中するトコだ!

 

よっしゃ〜食ったー!

ちょうど今、一瞬群れが通りかかってるんでしょうね。

チェイスからの次のキャストでの一撃、これは釣れたというより釣った感が強い。欲しかったのはこの感じなのだ。シビレたわ〜!

 

さあ、いらっしゃい!

 

獲ったど〜

サイズは小さいけど、苦労して苦労しての一匹、サイズにかかわらず、かなり嬉しい。

 

ありがとう!

 

今日の釣り、ぜんぜんダメでしたが、これにて、終了。

 

いやぁ〜厳しかった。

ランカーどころかセイゴフッコを釣るにもかなりの苦労した日でありました。

 

で、前回は忘れてしまいました。今日は忘れずにやります。

 

【獲物一匹ゴミ一個運動】

ってか、なんで家庭で小学生が食べるようなヨーグルトの容器のゴミが落ちてるんだ(笑)

 

んで、仕事に戻るわけでございますが、腹が減っては戦はできないのです。

 

カッキーからスープヌードルをゴチになりました!

(僕はカップラーメン買ってくるの忘れた)

 

いやぁ〜スープヌードルで十分美味いじゃないかー!

 

そして、お湯を沸かしてカップラーメンを食べている時、おもむろにカッキーが取り出したのは!

 

飯盒!?

 

なんと、カッキーは普通に外で飯を炊いてよく食べているそうです。

 

およそ10分ちょっとでしたでしょうか。めっちゃ美味そうな白米があっという間に炊けた。

 

実は中学の林間学校以来、飯盒で飯を炊いたことがないのですが、飯盒ってこんなに早く米が炊けるんですね。最高じゃん。これは僕も今年は飯盒やるぞ!

 

んでもって、おかずはコレ!

 

と、ごま塩!

 

パク・・・・

 

くぅーーー!

 

めっちゃ米うまい!

 

完食。

カッキー、ゴチになりました!

まじで飯盒いいなぁ〜

 

春の聖地シーバス最終戦と位置づけたこの日は釣果的には不完全燃焼ではありましたが、やるだけやった。最後の一投まで諦めなかった。その結果なので受け入れよう!

 

カッキーもおつかれさまでした!

 

そろそろ真鯛やアオリイカや青物、そしてブラックバスを狙っていきましょうー!

 

今日遊んでくれた海とシーバスに感謝!

春、釣れなかったNの記憶

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先日、試乗会の時にばったりお会いしたターポン140乗りのkensugiさんから差し入れいただいちゃいました。

 

天狗のピリカレー

 

kensugiさんいわく「本物のカレー以上にカレーです(笑)」とのこと。

 

試乗会を終え、食ってみました!

 

う・・・・

 

ピリっとしてるーー!

 

これは、カレー以上にカレーだ!(笑)

 

やめられないとまらない(それは違うお菓子だろ!)、あっという間に一袋完食。

 

指先にべっとりと着くスパイシーなパウダー!

これが美味しさの秘密であろう。

 

ただ、外ではウェットティッシュ無しには食えない(笑)

 

天狗のピリカレー、最高です!ホエールです。

 

さて、春の釣りをまだまだ振り返っていきたいと思います。

 

春、キャスティングのシーバスは行けばほぼ釣れるという形で、サイズは出なかったものの楽しめました。

 

さあ、バーチカルの釣りなど他の釣りはどうだったか!

 

春先の海はそう甘くはなかったのでした。はっきりいって釣れない日々が続いていたのでした。

 

【2月中旬、Nの海へ】

まだこの頃は車がピンピンしてたなぁ〜(遠い目)

 

渋滞を回避して昼頃からスタート。

 

海況最高!

 

水温も2月としてはまずまず高い14℃台ということでかなり期待が持てる状況だと感じました。

 

さすがにベイトはほぼ映らないのですが、水深40mちょっとのところにボトムに反応が頻繁に出るところを発見!

 

いけるか!

 

ルアーは最近信頼しているアトールのコノハB。

かなり特徴的なフォルムのジグ。ウエイトが62gと軽く、しかもスライドが大きいのでフォールは遅いですが、水深60m程度であれば普通にボトムがとれます。

 

なんといってもこのジグはフロントにヘビー部分が入っているのでテーリングしにくい。

ハンドル一回転ワンシャクリのワンピッチで使うのが基本で、そのテンポを自由に可変していけるジグだと思います。

 

かなりジャカジャカと激しくワンピッチしてもテーリングしないし、逆に大きく跳ね上げてフォールを長く取ってのワンピッチでもOK。ワンピッチだけで様々な動きをマニュアル的に出していけるジグです。

 

しかし・・・・

 

E.S.O

 

E.S.O

 

グーフー

 

だめか・・・だめなのか・・・

 

ズドン!!

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

E.S.Oーーー!

 

諦めかけたその時でした。

 

食った!

 

ボトムからかなり早めのワンピッチで巻き上げてきたコノハBが再びズドンと止められた!

 

これはE.S.Oでもグーフーでもない。一キロ以上はある重量感だ。しかし、なんだなんだ?あんまり引かないぞ?

 

あがってきたのは?

 

ブシュー

 

ブシュ〜〜

 

ぐわっあっぶね〜。

 

スミイカだっ!

 

ジグにスミイカが乗ってきたのでした。しかもナイスサイズだし

なんとコノハBにスミイカちゃん(笑)

 

かなりボトムから上げてきたんだけどなぁ〜。そうとうヤル気のスイッチが入って追っかけてきたんでしょう。コノハBはやっぱり何かを持っていると思う。

 

その後、リリースサイズのホウボウを追加で終了!

 

いやぁ〜釣れないわ〜Nの沖!

でも、気持ちいいなぁ〜Nの沖!

 

16時を回って着岸。

今日も安全に帰ってこれたから良しとしよう。

 

【獲物一匹ゴミ一個運動】

外道ばかりとはいえ、今日はそれなりに魚は掛けた。掛けた分だけゴミを拾おう!

 

エソ連発だったので、けっこうたくさんゴミ拾っときました(笑)

 

久々の55ハウスに戻りーの!

 

ローフー浴びーの!

 

メンラー食べーの

(しかも2個かよ!どんだけ〜

 

サンセット眺めーの

(沖でにわか雨が降ってました)

 

なんて美しい一日であろうか。

釣れなくてもNの海は幸せなのでありました。

 

これでもっと釣れていればさらに幸せなんですけどねー(涙)

 

【3月中旬、再びNの海へ】

でもって、リベンジしに再びNの海へやってきたのでありました。

 

この日は仕事前の朝練で、日の出頃に到着、午前中勝負をかけていきます。

 

朝の気温もあがり、ぐっと春っぽい。今日はいけるんちゃいますか?

 

海況の良い日を選んでわざわざ仕事前の短時間勝負で来てるんだから当たり前ではあるのですが、今日も最高の凪です。めっちゃ気持ちいい。

 

しかし、出てみてわかりました。

 

なんと・・・前回2月中旬に来た時よりも水温は逆にぐっと下がって12℃台です。

 

これは・・・厳しいかもしんない!

 

しかし、春の息吹は来てました。

 

右側の遥か沖で鳥山が発生しているではないか!

 

ガンガン漕いで急行します。

 

かなりの鳥山で、足も速い。青物っぽいなぁ〜

しかし、漁師さんが鳥山の上を網引いているので近づけませんでした。

 

お仕事の邪魔をしてはいけない。潔く諦めて、逆サイドの誰もいないエリアでシャクることにします。

 

浅場は魚探も賑やかになってきている。しかし何もかからない。

 

やはり水深40〜50mのエリアに行って、粘り強くジグをシャクってみることにします。

 

今日も使うのはアトールのコノハB。

 

実は開発中のコルジグは最後の1本が現在工場にサンプルで行ってしまっていて、手持ちがないのです。

 

コルジグはカヤックで使いやすいように開発しているのでウエイト的にもちょうど50mぐらいを攻めやすい90gちょい。KFゴルゴのティップに合わせてあるのでハンドル半回転だけリールを巻くだけで跳ねてくれる。ハンドル半回転でねちっこくスローなジギングがオートマチックにできちゃうし、もちろんワンピッチもロングフォールもこなす。

 

コルジグはとにかく使いやすく、精密に何をやっているか把握しながら釣れるジグに仕上がってきています。

 

反面、コノハBはじゃじゃ馬な面がある。

まずウエイトが軽いのでKFゴルゴではハンドルだけのアクションではティップでアクションが生まれないのでシャクリは必要。

 

基本的には跳ねさせた後は横向きでヒラヒラフォール。これがそうとう良さそうでハイシーズンに使うのが楽しみなアクションなんですが、時折、思わぬ方向にロングスライドしているように感じたり、フロントからスイーッとすぐにフォールしてしまうこともある。

 

そのイレギュラーなアドリブアクションが逆にこのジグの持ち味だと思います。

 

精密に想像通りに使えるコルジグとアドリブ要素が多いコノハB。今年は、この違いを楽しみながらジギングしていこう。

 

そして、やはり水温的にそうとう厳しく、魚はいそうなんですが食わせるまではいけなかった。全ては腕の問題です。

 

ちなみに、前回あれほど釣れたE.S.Oさえかかってくれなかった!

 

なんとか粘って最後に泣きのホウボウを1匹釣って、終了となってしまいました。

 

南も上がって海面もラフになってきたし、上がり時でしょう。

 

今回も結果としてはまったくダメでございました・・・・

 

春先はなかなか難しいですね!

 

それでも楽しいんですが・・・

 

ちょっとNの海は水温が低すぎる。Nの海はまた5月から再び通うことにして、次回は水温が上がりやすい千葉に行くことしようと思いました。

 

【獲物一匹ゴミ一個運動】

ホウボウ1匹ということでゴミ一個拾いました!

 

さあ仕事に戻らねば!

 

その前に!

 

大黒ふ頭パーキングへIN

 

大黒ふ頭はその昔(20年前)はデートでよく来たよなぁ〜

 

今や釣りの帰りにオッサンがひとりで昼飯を食う場所となっています(笑)

 

ここで必ず食うのは大黒つけ麺です。

 

この大黒つけ麺が、案外いけるんです!

 

美味い!

 

チャーシューもいいよ〜!

 

漕いで食って、最高ですね。さあ仕事がんばろう!

 

今回遊んでくれた海と、厳しいながらも遊んでくれた魚に感謝!

 

次こそは水温が先に上がってきやすい千葉エリアで乗っ込み狙いじゃー!

真鯛釣っタラッサ!

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先日kayak55で新艇をご購入いただいたチョーゾーさんから・・・

 

金ちゃんヌードルの差し入れ、いただきました!

 

しかも箱!

 

チャン松君のジェットボイルを勝手に借りて(笑)

 

エブリデイ、金ちゃん!ホエールです、こんにちわ!

 

チョーゾーさん、飢える僕を救っていただきありがとうございますm(_ _)m

 

そして、新艇でのさっそくの進水式フィッシュ、おめでとうございます!

 

さて!

 

まだまだ過去のハナシなのですが・・・

 

3月中旬に行った、ホームの三浦Nの海で惨敗。

この時の水温が12度台で、これはあまりにも低すぎるんじゃないだろうか!?

 

ってことで、おそらく水温が一番先に上がりやすいであろう房総半島を南下してみようと思い立ちました。

 

【3月29日】

この日は夕方以降にコルジグの打ち合わせで出張して、コルさんの作業場に行く予定。

 

出張前に午前中いっぱいは釣りができそうであろう!

 

ということで、得意の?出張前カヤックフィッシングへ!

 

この日、投入したいルアーが以下の2種類。

 

アトール・コノハB

 

アトール・GJタラッサ

 

先日、アトールの田中さんにわざわざ遠方からkayak55の店舗に寄っていただきました。この日はなんとしてもアトールのルアーで釣りたかったのです。

 

アトールの田中さんは様々な釣りの経験があり、それを活かしてめちゃくちゃ良いルアーを作る方ですが、実はカヤックフィッシングもそうとう昔からやってらっしゃいます。

 

上の写真で田中さんが持っているカウダというトップウォータールアーも、田中さんと石垣島のREDHEADさんでカヤックからGTを掛けまくって開発しています。

 

僕はやっぱり、カヤックアングラーさんが携わった道具を使って、微力ながら応援していきたいんです。

 

アトールというブランド名をご存知ない方でも、クルクルやヨレヨレという邪道から発売されているシーバスルアーの名前は聞いたことがあるはずです。これらのルアーを作ったのがこのアトールの田中さんなんです。田中さんが作るルアー、間違いないです。

 

特に今回初登板となるのが・・・

 

GJタラッサ

 

というルアー。もともとはシーバスの岸ジギやボートジギング用に開発されたルアーで30gという軽いジグですが、これを深いところに無理くりに落とせば、コンパクトな細身ボディによって、これまで反応しなかった魚を釣ることができるんじゃないかという目論見です。

 

30gですが、ボディが小さい上にこれだけリアウエイトなので、けっこう深いところまで落とせるんじゃないでしょうか。

 

まあ・・・とにかく行ってみよう!

 

朝イチは風が強い予報だったので、ゆっくり出発して既に8時を回ってます。

 

そして、いきなりやってもーたー!

 

KFゴルゴのバーチカル用のロンググリップを忘れてきてしまったのです。

 

しょうがないのでキャスティング用のシングルグリップでやるわけですが、シングルハンドでのジギングはめっちゃやりにくいのです。

 

出艇前にお約束!

ドレンプラグ、OK!

 

海に一礼。

 

正直、ここのところ前評判がほとんど入ってきていないので、情報は皆無。

とにかく、漕いで落として、漕いで落として、探していくっきゃないでしょう。

 

GO!

 

あぁ・・・気持ちいい。

すっかり春の気温で暖かいし、浮いて漕ぐだけでも最高ですな〜

 

今日はエギは持ってきていませんが、エギングポイントも通りすがりにチェックしていきます。

ここ数年、ちょっとエギングへのモチベーションが下がっていたのですが、今年は一回本気でやろうと思っているんです。

 

おぉ〜ウィードの生育いい感じじゃないですか。これはゴールデンウィーク明けにでも一度アオリやりに来よう!

 

表水温は浅いところで14度台、深いところまで行くと・・・

 

15度を上回ってきて、しかもベイトも映ってるじゃないか。期待は高まる。

 

やはりNの海より水温が2度ぐらい高い。春先はやっぱりコッチの方が乗っ込み真鯛は開幕が早いんではないだろうか!?

 

沖はまだ風が残っていますが、これからどんどん凪いでくる方向です。

 

水深60m以上のところに船団ができていました。もちろん邪魔になるので近づかずに、50mぐらいまでをやってみます。遊漁船はかなり粘って何度も同じラインを流し直している感じ。何か釣れているんではないかと思います。鯛狙いっぽいけど、どうなんだろうか!?

 

前半2時間は風も残ってるしコノハB縛りでいってみます。

後半2時間、凪いでいる状況下になったらより軽いタラッサ縛りで釣りをして、昼に沖上がりの予定。

 

コノハBのウエイトが62gと沖で使うジグとしてはかなり軽い部類に入ります。しかもフロントウエイト&スライドしながら落ちていくのでフォールは遅い。(逆付けでフォールスピード上げる使い方もあるらしい)

 

今回、落としながらフォールスピードをカウントしてみました。もちろん使うラインや潮の流れ方で変わってくるわけですが、今回の条件では、おおよそ1mに1秒かかっていました。つまり50m落とすのに50秒です。

 

最初の投入だけはややじっくり待つカンジですが、シャクリ始めれば10m〜15mぐらい上げてフォールを繰り返す釣りであれば、水深50m前後程度であればストレスはさほど感じません。けっこう軽いジグでもいけるな!という感じ。

 

ワンピッチのテンポを変えながらシャクって探っていきますが、アタリが得られません。

 

1時間後・・・・

 

本日ファーストヒット!

 

か・・・軽い〜これは!?

 

定番のホウボウちゃんでした〜

リリースサイズなのでやさしく海に戻します。

 

前回、Nの海でもホウボウしか釣れなかった。今日もか・・・とネガティブになったその時!

 

ゆっくりのめのワンピッチで、ちょうど20回シャクリ上げたコノハBが!

 

ドスンと止まった!

 

きたぞきたぞ!とうとうきたぞ!

 

なかなかのウエイト感。っていうか、シングルハンドルでのファイトつらい。

ティップが持ってかれる〜ぅ〜(ってのが楽しい!笑)

 

最初は真鯛きちゃったかと思ったけど、なんか違う。

 

上がってきたのは!

 

でっぷりと太ったカンパっちゃん(ショゴ)でした。

うぉっしゃ!

 

サイズは45cmぐらいでショゴサイズですが、引いたわ〜。めっちゃ楽しかった。

 

この太さ、なかなか美味しそうですよ〜

 

自分でジグを動かして釣ると、やっぱ嬉しい!

コノハBのワンピッチで18回目でリズムを変えてやや大きめの持ち上げてフォールさせて、ハンドル20回転目でヒット。ずっとついてきた魚が、リズムが変わって食ってきた!(・・・と思いたい!笑)

 

やはり40m後半〜50mちょいでいい反応が出てるので、その後も続くかな〜と思って頑張りましたが、その後はアタリ無く・・・予定の2時間が経過。

 

良い釣果をありがとう、コノハB

 

ここからの残り2時間、いよいよ新兵器「GJタラッサ」をぶちこんでいきます!

 

コノハBはリアクションでスイッチを入れる釣りで、僕はどっちかというとそういう釣りのが好きではあるのですが、GJタラッサはTGベイトのようにただ巻きで使ってみようと思っています。

 

これが上手くハマれば、大きいシルエット&激しいアクションがダメな時の切り替えができるようになり、幅が広がると思うのです。

 

さあ、投入していきます。

う〜ん、やはり、さすがに軽いのでフォールが遅いです。50mちょい沈めるのに70〜80秒かかっている気がする。

 

そんな時は・・・

 

フォールさせながら、片手パドリングでラインを追いかけます。

最終的に巻き始めの段階でなるべくラインを真っ直ぐにしておきたいからです。

 

最近は風の予報が弱い日に関しては、パラシュートアンカーを持っていかずにフォール中にパドリングでラインを追いかけて対処しているんですが、これも慣れるとアリだと思っています。(風が強いと難しいですが)

 

この手法を使うようになって、もちろんケースバイケースなのですが、けっこう右舷でフォールさせることが多くなりました。僕はロッドを右手で持つので必然的に左手で片手パドリングをするからです。なのでガーミンの振動子は左で落とすようにしています。

 

タラッサに変えてすぐにボトムからの巻き上げに何かが当たった!が、乗らない!

 

初めて使うジグなので、正直なハナシ、若干半信半疑だったわけですが、何かしらの生物からのコンタクトがあったので自信を持ってやり続けることができました。

 

っていうか、ジグをただ巻きで使うこと自体、初めてかもしれません。

 

そして、ついに・・・時は来た!

 

ボトムからただ巻きしてきたGJタラッサに・・・

 

重量感のあるヒット!

少し食い込ませてからキッチリ合わせて、乗った!

 

ただ巻きのジグって、釣れるんだ。

 

そのボトムからの巻き上げ、まさにさっきのカンパチと一緒でハンドル20回転目でした。

 

これからは「黄金長方形の20回転」と呼ぶことにしよう(笑)

 

かなりグイグイ引っ張るので、最初はまたカンパチかと思いました。

 

しかし・・・・かなり多段引きをするではないか!?もしや、本命か!?

 

さあ、上がってきたゾ〜

 

よっしゃ、真鯛だー!

 

やりました・・・GJタラッサで真鯛。

 

サイズは55cmぐらいでしょうか、そんなにでかくないけど・・・

 

獲ったどーー!

 

その後、二匹目を狙って昼までやり通しましたが、続かず。でも、十分です!

 

さあ、コルさんのところに向かおう!

 

帰りに行きより潮が引いたシャローをチェックすると、やっぱり藻がいい感じだ。今年はイカも楽しみだ!

 

【獲物一匹ゴミ一個運動】

良い釣果をもらったので、当然、今日も獲物一匹ゴミ一個運動で少しだけ海に恩返し。

 

その後、混んでいる首都高を抜けて・・・

 

コルさんのところに行って、コルジグの打ち合わせ。

 

アトールさんのジグももちろんいいですが、KFゴルゴのコルジグもまた別の動きで効くのです。ただ、ステンレス線の太さとアイの大きさを見直すことにしたので、もう少しだけ量産には時間がかかりそうです・・・(汗)

 

コルさん、またしても面倒な修正をお願いしてスイマセン!よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

そして、持って帰ったショゴと真鯛は美味しくいただきました・・・

 

刺し身をオカズに鯛めし・・・・最高ぉぉ!

 

今年はスピニングでのひとつテンヤもチャレンジしていくので、まだまだ楽しみは続く!

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・・感謝!

自転車とSUPでスカイツリーを目指せ!

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相変わらずチョーゾーさんにいただいた金ちゃんヌードルを毎日食べているのですが・・・

 

なんでこんなに中毒性があるのか・・・

 

その秘密は!

 

この椎茸にあるのではないか!と推測しているホエールです、こんにちわ。金ちゃん、サイコー!

 

さて、春からブログの更新が思うようにできなかった分、ここにきてずっと春先からの釣行を振り返ってきて、だいぶ現代に近づいてきました。

 

ようやく4月のレポートに入ってきます(遅っ!)

 

今日は実釣ネタではないのです。

 

ツーリングです。とはいっても海ではなく、運河をツーリングです。

 

毎年、シーフロッシュさんやSFCさんといったカヤックフィッシングのグループの皆さんが合同でスカイツリーコースでのツーリングを楽しんでいらっしゃって、僕は初めてお邪魔させていただくことになったのです。

 

しかも今回は僕はカヤックではなくSUPで挑戦します。

 

なぜならば・・・

 

買ってしまったのです・・・

 

インフレータブルSUP

アクアグライド・ブラックフットアングラーISUP

 

このSUPはバスフィッシングのために導入しました。幅広でマウントベースも最初から完備されていて、立ってキャストを繰り返すバスフィッシングに最適な仕様だと思ったからです。

 

艇名はガンシップ号に決まりました。

 

スコッティーのサイドデッキやレイルブレイザのスターポートHDがすぐに取り付けられるベースがついています。これが素晴らしいなぁ〜。

 

ただ、最初に結論を書くと、幅広でインフレータブルとなると、風が吹くとかなりキツイ。海では岸と平行にちょい乗りしてレクリエーションするぐらいだったら良いとしても、沖に行ってのフィッシングにはこのSUPはまったくオススメできないなと感じました。

この艇はやはりバスフィッシングに最適だと思います。

 

SUPでの海でのフィッシングとなると、その使用に向いた細めでスピードが出るタイプがいいのではないかと思います。そして、あくまでも僕に関しては、海では装備が充実できるカヤックフィッシングが合ってるなと。

 

今回、運河筋をツーリングしてみたところ、そういった岸に囲まれたフィールドであれば強風でなければ十分いけると思いました。そうなるとバスフィッシングで使うのがホントに楽しみです!

 

いよいよ、このガンシップ号のデビュー戦としてスカイツリーツーリングに出撃するのです。

 

このブラックフットアングラーISUPはインフレータブルなので、ザックに収まってしまいます。

 

付属のザックもかなり余裕があるので、付属のポンプと3分割のパドルなら入ってしまいますし、うまくSUPを折りたためばライフジャケットやタックルボックス、ケースに入れたパックロッドも入ります。なんなら電車でSUPフィッシングに行くこともできちゃうかも。

 

このポンプでエアーを入れます。

 

で、今回は釣りは無しなので、ロッドやタックルボックスなどはないので、荷物は軽い。

 

今回の出艇場所までkayak55のお店からおおよそ15km。

 

せっかくインフレータブルなのだから・・・これは・・・

 

自転車で行っちゃおうかな!?

 

ってことで、自転車の荷台にガンシップ号をタイダウンベルトでくくりつけて向かうことに(笑)

 

自転車SUPについて、いろいろ検討した結果、カゴはあるし!荷台はあるし!鍵もライトも別に持っていかなくていいし!ってことで、ママチャリが一番使いやすいのではないかという結論にいたりました。

 

ママチャリは丈夫で信頼感があるものがいいです。ブラックフットアングラーISUPはインフレータブルで軽いとはいっても15kg以上あるので、自転車にかかる負荷もかなりのものになるはずです。

 

僕が導入したママチャリはブリジストンのキャスロングという自転車。昨年の春に買ったので、たぶん以前のモデルだと思います。

 

自転車の名前はミカ・ハッキネン号にしました。

 

ミカ・ハッキネン号にガンシップ号を積んで・・・って、もう意味不明です(笑)

 

信頼の国産上尾式ダイキャストフレームはなんと6年保証。前ホークは3年保証、それ以外のパーツは1年保証。そして3年間の盗難補償。

 

ホイールや前かごなどもステンレスでサビに強い。

 

タイヤはパンクしにくいタフなタイヤが標準装備されていて、空気圧さえチェックしていればよほど運が悪く尖ったものを踏まなければパンクの心配をしなくてもいい。

 

鍵は一発二錠で前輪後輪に同時にかかる。

 

ライトは自動点灯のLED。

 

後ろのリアキャリアはクラス27。これは27kgまで耐えるという意味で、SUPのザックに釣具を詰め込んでも大丈夫な強度。(現行のキャスロングは18kgまでのキャリアになっているかも)

 

まさにインフレータブルSUPを運搬するのにブリジストンのママチャリはいいスペックだと思います!

(実はブリジストンにはさらに強靭な仕様のタフループというモデルもあるらしい)

 

さあ、キャスロング/ミカ・ハッキネン号でいざ15km先の出艇ポイントまでGO!

 

やはり荷台に重い荷物が乗っているためややフラフラする。運転は慎重に慎重に。スピードは当然控えめで。

 

慣れてくるとフラつきもなくなってきました。

 

途中のセブンイレブンにピットINして朝飯を食います。

ここで飲み物なども購入。前かごがあるって便利。やっぱりママチャリ正解だと思いました。

 

この川を渡れば東京都突入じゃー!

 

まだまだ遠いスカイツリー。今日は自転車&SUPで全て人力であのスカイツリーまで到達するのだ。

 

満開にはまだ遠い状況でしたが、桜の花がいい感じです。

 

15km、走りきりました!

そこには皆さんが既に集まっていました。今日はよろしくお願いします!

 

駐輪場に自転車を入れて、そこからはザックをリュックにして、背負っていきます。

 

SFCのお二人、SUPに興味津々。

「想像より重い!笑」

 

皆さんはリジットのシットオンなので車から運ぶだけなのですが・・・

 

僕はこれからインフレータブルを膨らませないといけません。当然ですが、ちょっと面倒な部分ではあります。

 

付属のポンプにはメーターがついていてPSIが見れるのですが、適正PSIが14〜18PSIなので16PSIぐらい入れたいのですが、最後の方にくるとぜんぜんエアが入ってかない(笑)これがけっこうキツイのです。

 

出艇前からすでに汗だくになりながら、完成!

今日は自転車なので、荷物はぜんぶSUPに積んでいきます。なので、濡らしたくないものを入れておくドライバッグは必須です。

 

今日ご一緒させていただく皆さんも準備万端です。

ズラリと並ぶとまたカヤックってかっこいいです。

 

そして、朝礼。

シーフロッシュのイチさんから注意点などが伝えられます。

 

今日はお子さんや奥様をお連れのメンバーが多く、めちゃ賑やかです。

(なので写真は後ろ姿のものばかりです)

 

もちろん水に浮く以上、リスクを考えて安全に十分注意は必要ですが、この場所は運河で荒れにくく、初心者の方でも楽しみやすい。東京でカヤックが身近で楽しめるって最高です。

 

こじろーさん&娘さんのニモ2+1、出艇!

 

くろまめさん&奥様のターポン130T!

私ホエールの最初の1艇がまさにこのターポン130Tでした。今はもうこの型は廃盤となってしまっていますが、いい艇です。

 

パグラーさんはまさにニモ2+1の名前どおりお子様二人と一緒に出る!

 

SFC船橋支店さんもお子様と一緒にGO!

 

こうしてみると、タンデム艇ってやっぱりいい乗り物だと思います。憧れるなぁ〜

 

さあ、遠くに見えるスカイツリー、漕いでもあんまり近づいてきません。まだまだ遠いぞ〜

 

そして私ホエール、SUPガンシップ号はどうだったのか。

 

カヤックはかれこれ13年ぐらいやってますが、SUPは以前、雑誌の取材で1日乗っただけの完全な素人です。

 

乗ってみて、一番バランスが取れるなと感じた場所に立っていたのですが、後から知ったのですが本来はハンドルぐらいの真ん中あたりに立つそうで・・・そこからして間違っていました(恥)

 

とはいえ、ブラックフットアングラーISUPはとにかく安定しているので落水しそうになるようなことはまったくないのが良かったです。

 

パドリングに関してもブレードでしっかり水をキャッチして進む部分はカヤックと通じるものがあって、無風状態では、そこそこカヤックについていくことはできました。

 

途中、総武線の線路をくぐったりして、楽しい!

運河を漕ぐだけでも十分「非日常」です。

 

お子さん達もがんばってスカイツリー目指してパドリング!

なんだか、だんだん近づいてきた感じがする!?

 

遠方から参加のチョーゾーさん!

そう、僕がいま毎日食べている「金ちゃんヌードル」を差し入れてくれた方です!

 

SFC春日部支店さん、忍って後ろ姿がかっこいいですよね〜!

 

あんまりスカイツリーに近づきすぎるとスカイツリー全体が写真に収まらなくなってくるので、ココらへんで集合写真です!

大人にとってもお子さんにとっても、いい思い出になりますよ、これは!

 

右がバイキングテスターのJINさん、釣りではプロフィッシュによく乗ってらっしゃいますが、こういう運河では忍が使いやすいですよね。

 

ここで僕の写真もイチさんに撮ってもらいました!

 

いい記念になります。ありがとうございます!

立っている位置が後ろすぎるのはご愛嬌でお願いします(笑)

 

ガンシップ号、これからもよろしく!

 

イチさん、ありがとうございますm(_ _)m

 

ちなみに今日履いているパンツはブルーストームのレイブンパンツ。レイブンパンツはシルエットがかっこいいので、外で履いてもあまり違和感がないのがいいところ。昔、大雪が降った時はレイブンで出勤したし(笑)実は今日は自転車でもレイブンパンツ履いたまま来たんです。なのでパドリングジャケットだけ別で持ってきて羽織っただけ。雨の日のバイクなんかにもいいと思いますよ。

 

そんなこんなで、気がつくとスカイツリーは目と鼻の先になってきました。

 

スレイヤープロペル13のドバさん!

めちゃくちゃかっこいい。

ホエールのSUPがガンシップなら、ドバさんのプロペルはゴリアテですね(笑)

 

ドバさんはみんなを動画カメラで撮影しまくっていましたが、足漕ぎは手がフリーになるので、カメラ撮影にもメリットがあるのだ!しかもプロペルはバックもこなす。

 

そして、いよいよ到達しました・・・・

 

ドーンっと東京スカイツリー!

下から見ると、あらためて・・・デカイ!

 

首が疲れるわ〜

 

ただ、ココで終わりじゃ〜ないのです。

 

帰らないといけないのだ(笑)

 

帰りは途中から違うルートで帰るそうです。このあたり、JINさんとイチさんがいなかったら分岐点が分からなかったです。ありがたい!

 

桜はまだ2分咲きぐらいでしたが、とても綺麗でした!

 

んでもって、帰り道の写真があんまりないんです。

 

なぜならば・・・・

 

帰り道になり、けっこう風が吹いてきたのです。しかも向かい風!

 

これまで無風状態ではみんなについていけていたホエールのSUPですが、風が吹き出すともう先頭集団にはぜんぜん追いつけず、ここからは必死のパドリングでした。

 

もちろんSUPのパドリング自体はほぼ初めてってのもあると思いますが、とにかくこのブラックフットアングラーISUPは、前述した通り、幅広安定型でしかもインフレータブル。とてもスピードが出る構造ではないのだと痛感。

 

繰り返しになりますが、やはり、この艇で海で沖に行くことは出来ないと痛感しました。

海の沖方向でSUPフィッシングをするならやっぱりそれに向いたSUPにするべきだと思います。

 

僕はこの艇のメリット部分を活かして、ブラックバスでトリッキーなキャストを立ったままやるぞー!

 

で、帰りは撮影する余裕なく、ただただ漕ぎ・・・

 

無事に着岸!

 

みんなも全員無事に着岸!

 

今日はお子さんや女性の方がいらっしゃいましたが、全員みんなでよーがんばりました!

 

顔がはっきり分かる写真は一部男性陣を除いて(笑)掲載を遠慮させていただいたのですが、とにかくみんないい笑顔で、ワイワイ楽しかったです。

 

シットオントップカヤックって釣りに最適ですが、もちろんこうしたのんびりツーリングにもホント楽しい乗り物だと思います。カヤックの楽しみ方はまだまだたくさんあるな〜と思いました。

 

そして、SUPも!

初めてまとも漕ぎましたが、高い視点もまた普段と違っていてメッチャ楽しかったです!

 

本当に素晴らしい時間をありがとうございましたm(_ _)m

 

今回のツーリングで漕いだ距離、およそ10km。

基本的にトレーニングのために休憩以外では座らずにずっと立ったまま漕ぎましたが、体力的にはまだまだいけそうだ。

 

ただ・・・これからまた帰りの15kmの自転車が待っているのでした(笑)

 

ちなみに、行きではどうやってもザックに入らず前カゴに入れていたライフジャケットですが、帰りは全然余裕でザックに入りました。要するにSUP本体の畳み方が重要なんですね!

 

SUPから上がって着替えはしたのですが、パンツはレイブンパンツのまま。さすがにこれで店に入って飯を食うわけにもいかない。

 

昼飯は帰りのコンビニで済ませましたが、これがうまかったなぁ〜。

身体を動かすと、飯がより美味しい。コンビニのパスタも極上の味になる!(もともとローソンのパスタはかなり美味い)

 

Kayak55の開店1時間以上前に戻ってこれました。

 

陸で自転車往復30km、SUPで10km。合計40kmの漕ぎでした。

 

歩いたり走ったりで40kmだととても厳しいですが、特に自転車はぜんぜんいけます。

 

自転車+SUPで、今年はバスフィッシングにもチャレンジしてみようかな!

 

今日遊んでくれた運河と仲間に・・・感謝!

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