ヨーグルトカルピス!
これは美味い。もはやカルピスと言っていいか分かりませんが、ヨーグルト味の中にやはりカルピスの酸味が効いている。
とにかく味が濃い!
個人的にはカルピスは原液を「濃いめのカルピス」よりもさらに濃厚にして飲むのが好きなので、ヨーグルトカルピスはドンズバでした。
でも、あんまり売ってないのですよね〜。
できればどこの自販で買えるようにして欲しい!
カルピス株式会社およびアサヒ飲料様、ぜひ前向きに検討お願いします。ホエールです、こんにちわ!
さて、だいぶ書いていない釣行レポートも溜まっていく一方なのですが、来週からはどんどんいきたいと思います。
今回は、先日おこなわれた
内房ビーチクリーン
からのカヤックフィッシングのレポートです。
このビーチクリーンは、定期的にTeam Banzy!の田吾作さんが呼びかけているもので、気がつけば今年で8年続いています。
地元の海岸清掃にカヤックアングラーが集まってお手伝いをするという感じの活動です。
今回来れなくて気にされていた方もいらしたのですが・・・ぜんぜん気にする必要はありません!
カヤックフィッシングのメジャーな出艇場所ということもあって、もちろん参加いただければ嬉しいですが、ビーチクリーンっていうものは強制などではなく、タイミングが合って、気が向いて来れる人が来れば良いのです。
仕事をしている方にとって、限らた休日はいろいろ予定がありますから!
僕自身も今回はチャン松君にお店をお願いして、参加できましたが、日曜日ということで仕事柄、都合で行けないことも多々あります。
そして・・・せっかく来れたからには全力でビーチクリーンに挑みます!
海岸のゴミをみんなで拾い!
流木などを集めて燃やし
堆積した砂を取り払い
駐車スペースの草刈りされた草を運び・・・
気持ちよく身体を動かし、地元の方とも顔見知りになれるし、カヤックアングラー同士も新しく友達になれたりと、ホントにいい活動なのです。
今回来れなかった方で、もしご興味を持ったかたいたら次回、お気軽にいらしてください。
知り合いいないしな〜という人も大丈夫です。私ホエールに話しかけていただければOKです!し、ご参加のベテランの皆さんも優しい方ばかりです。
だいたい年3回ぐらいはやっているので、次回開催が決まったら、田吾作さんのTeam Banzy!のブログで告知されますのでたまに開いていただくといいと思います。(それまではTeam banzyの過去記事を読むとめちゃくちゃ勉強になりますよ。特にカヤックからのティップランエギング!)
終わった後は地元の方からお茶の差し入れをいただけるのですが、これがまた美味いのです。
あ〜いい汗かいた!
ホエールJr.よ、昼間のパパはいい汗かいてるぞー(笑)
さて!
せっかく内房まで来たのですから、できればこの後、カヤックフィッシングしたい。
恒例としてビーチクリーン後はそのまま、この海岸で浮いたりするのですが、今回は残念ながら風の予報が悪く難しそうでした。
残念!
できればこの機会にマダイダービーエントリーフィッシュを釣りたかったのですが・・・(まだチャリコしか釣れていない・・・今年からTGベイト使い始めたのに!笑)
そこで、現場で天気を検索すると、どうやら内房を北上していくと風が弱くなっていって浮けるエリアがありそうです。
残念ですがマダイは諦めて、北上したエリアでヒラメ・マゴチを狙うことにしました。
実は、今年は・・・
岸近くのカヤックフィッシング
も個人的なテーマとしています。
どうしてもカヤックフィッシングは海に出ると沖へ沖へと行きたくなります。僕もそうです。
でも、実は岸から比較的近いエリアのカヤックフィッシングもまた楽しいのです。出艇してすぐの、陸からは届かない、ボートは入ってこないような場所。
そういう場所であれば、短時間勝負でも行けますし、初心者の方でも比較的安全に行って帰ってこれます。
沖のカヤックフィッシングはもちろんやるわけですが、仕事前の朝練であったり、今回のように海況的に沖へ行けない時など、岸近くのターゲットに狙いを絞ってやってみるのもまたカヤックフィッシングの可能性を広げるのではないかと思うのです。
この場合、ひとつ注意するのは沖のカヤックフィッシングではボートや漁船の動きに注意が必要なのですが、岸際の場合は・・・
陸っぱりの釣り人の邪魔にならないこと
これが重要になってきます。
陸っぱりの方の射程を超えていても、あまりにも近いところでカヤックで釣りをされれば当然目障りですから。その点は特に注意が必要で、陸っぱりの人がいる場合は十分沖側に離れて釣りをしなければいけないでしょう。
関東で岸近くで狙って釣るターゲットとなると、やはりアオリイカ、フラットフィッシュ、根魚、シーバス、キスなどになってくると思います。
ふだん、シーバスは湾奥で春と秋には日常的にたくさん釣っているので外すとして、やはりフラットフィッシュは狙い目だと思います。
夏に近づくにつれてマゴチは確率が高くなりますし、場合によってはお化けサイズのヒラメが釣れる可能性もあります。
旬のマゴチは美味いですからね〜。薄く切ってポン酢で食べたい!
今回、ビーチクリーン後に内房を北上して狙ったのはそんなエリア。
基本砂地で根がたまにあり、遠浅で狙う水深は3〜7mのサーフゾーン。
まさにフラットフィッシュ狙いには最適!
そして・・・カヤックフィッシングジャパンカップのエリアにも似ていて、予行練習にも最適だという狙いもありました(実際は惨敗で帰ってきましたが!笑)
フラット狙いのカヤックフィッシング、行ってみましょう!
同じ考えでビーチクリーンから移動してきたアングラーが数名。コリンアスリートのSAWAFUJIさん、プロフィッシュ45のSさん、スキマー140のC-49さん、そしてHさん親子。
Hさんは、お子さんとカヤックをやれればと考えていらしたのですが、やや波が高いのでカヤックは諦めて波打ち際で遊ぶだけにしたそうです。
サーフゾーンは、そもそもあまり波が激しくブレイクしていれば出艇と着岸が困難なので基本フィッシングカヤックは出れません。
ただ、それが波高どれぐらいかというのはカヤックアングラーの技量にもよるので一概には決められないところがあります。
できるだけ波が白く割れない海で出るのがベストです。
この日は、ちょっと波が高かったですね!
ただ、波頭のブレイクは1つだけで、出れないことはないと判断しました。
波のある場所での出艇はタイミングと、いかに一発でスパっと出るかです。
波は次から次へと押し寄せてくるので波打ち際でもたもたしていると逆に危険なのです。
スープ状の引き波を利用してスーッと沖に出ていければベスト。
波頭が白く割れてさえいなければ、カヤックはアメンボのように波を乗り切っていけますので。
で、出てきてみたはいいのですが予報より風が強い・・・・
浮いていて危険というほどではないですが、釣りはそうとうしにくい!
しかも・・・
ベイトがぜんぜん映らない!
普段、この場所ではべイトを探して岸と平行に2km以上漕いで見つけていくのですが、今日の風では危険と判断、ちょっと期待薄ですが、あまり出艇場所から離れないようにして釣りをすることにします。
使うルアーはアトールの新作鉄板バイブ「ザバイブ」
いよいよ発売になりました。
特徴はただ引きでも水流を受けてビリビリっとよく動き、さらにリフト&フォールで絡みにくいところ。
鉄板バイブは宿命的にテーリングしやすかったのですが、それをどこをどうしたら絡まなくなるのか分かりませんが、とにかく絡みにくい。(もちろん絡む時はありますが)
しゃくることができるので、様々な魚種に使えるわけです。
特にフラットフィッシュはやはりフォールしてくるものにスイッチが入るので、これはやはり有効!
特に今日は風でかなりのスピードで流されながらの釣りになるので、じっくり攻めるワームだとルアーを置いていってしまうので、鉄板バイブで手返し良く撃っていければ確率は上がるはずです。
しかし!
釣れない!
ベイトがあまりいないこと、そして風が強く有望な微妙な起伏などを一瞬で通り越していってしまうためか、当たりさえない時間が続いていきます。
う〜む、この風はちょっち厳しいかもな・・・
案の定、10時すぎからスタートして、12時すぎまで、2時間ノーバイト!これはきつい。
この間、特出して書くことがない2時間でした。とにかく風上に漕ぎ上がって流されながらキャストを繰り返し、また漕ぎ上がる繰り返し。
ダメかもな〜
しかし・・・12時30分頃、一瞬風が弱くなりました。
チャンス!
このタイミングをついて、今日行けていなかった消波ブロックが切れて離岸流が入るエリアの端まで漕ぎ上がります!
そして、流しながら鉄板バイブをキャストを繰り返す。
しかし、当たらず・・・風でだいぶ戻されてきて、やっぱりダメかと思ったその時でした。
ボトムを取ったザバイブをリフト&フォール、リフト&フォール、リフト&フォール・・・・カヤックの手前までだいぶルアーが上がってきて回収・・・のところで!
突然のHIT!
夏の風物詩、マゴチ!
豪快なヘッドシェイク、たまらん!
そして・・・
獲ったどー!
51cmのマゴチ。
バイブレーションのリフト&フォールのブリブリとギラギラにスイッチが入ったのだと思います。マゴチにしては珍しく、だいぶ水面近くまで追ってきて食いました。やはりシャクれる鉄板バイブ、強い!
ありがとう!
今日のコンディションで釣れただけ良かった。
そして、一瞬の凪の後は・・・
むしろ強風に・・・
もともと予報がハズレ気味で、だいぶ風が強かったですが、さらにハズレている。これは安全を考えるとそろそろ上がった方がいいと判断しました。
13時すぎ、撤退を決意。
実質3時間の釣りとなってしまいました。
さあ、サーフゾーンの着岸です。
今日はやはり波がやや高いので注意が必要です。ただ、ブレイクは1つ、これならフィッシングカヤックでも全然いけます。
コツは・・・
波が割れないエリアで波をいかせて・・・
割れた波を追いかけて全力パドリングして、波は自分の前で割れている状態を作ります。
そして、着岸したら一瞬で降りて、間髪いれずにフロントのハンドルを掴んでズリ上げる!です。
もたもたしていると、次の波が後ろから襲いかかってくるからです。
ビーチクリーンからの移動しての3時間ちょい釣りになってしまいましたが、それでも岸近くのターゲットを確保するという目的は果たせました。十分満足!
着岸すると、先に上がっていたsawafujiさんは・・・
シーバスを見事にゲットしていました!
いや〜今日シーバスの気配まったく感じませんでしたよ。さすがです!
そして、ここのシーバスは食べても美味いです。
しかもsawafujiさんのタックルがかっこよすぎです。
たぶんアブのウルトラマグじゃないかと思うのですが、今のリールよりも、むしろフォルムが近未来的。
これで釣るんだからすごい!
って僕もなんでもアブの4601Cで釣っているので人のこと言えないですが、カヤックでは飛距離もそれほどいらないので、こういう性能的には現代のハイテクリールには劣る、オールディーな道具を使っても釣りが成立するのが楽しい面でもあります。
(もちろんあまりも対象魚に合っていないタックルはダメですが)
今日は時間が少ない上に強風で早あがりでしたが、みんなで一緒に浮けてとても楽しかったです!
ふだん、どうしても土日はお店が忙しくてフィールドに出れないことが多く、平日単独釣行が多いんです。よくそれを羨ましいと言われるのですが、海のカヤックフィッシングは何艇浮いていても人的プレッシャーなんてほぼないので、やっぱり数人で浮いてる方が楽しいんですよ・・・。
今日遊んでくれた海と魚と、仲間に・・・感謝!
【オマケ】
獲物一匹ゴミ一個運動写真取り忘れましたが、マゴチ1匹タバコの吸い殻1個でした。
あと・・・
アトール「ザバイブ」kayak55で好評発売中です!
しかも税込970円。これは安いっ!
(けっきょく宣伝かーい!笑)