気がつけばkayak55の年内営業日も明日で最後!
一年、はやいわ〜
若い頃に比べて一年が早いのは誰しもが感じるところ。そりゃ、小学生の1年と44歳の1年が同じわけがない。成長する部分がめちゃくちゃ少ないんだから。いや、むしろ日に日に退化しているんだから。
最近、老眼入ってきて0.6号のラインがフックに通せないし(泣)
それでも、釣りに関しては年齢、釣行回数を重ねるごとに成長するものだと感じます。カヤックフィッシングを始めて魚を掛ける数自体が増えたことでルアーフィッシングを始めた25年前からは明らかに成長していると思う。
パドリングに関しても、間違いなく20代後半でこの趣味を始めた頃より成長している。競技カヌーなら若さが必要だと思いますが、カヤックフィッシングにおける疲れにくく長く漕ぎきれるパドリングに関してはやはり出撃回数を重ねるごとに成長するんです。(あとは良い指導に会えるかどうか・・・理論を知らなければ練習できないから)
年齢に関係なく成長できる趣味っていうものはいいものです!
だからやりがいがある。
このカヤックフィッシングという趣味を身体が動く間はずっと続けていきたい。
今回は先日ブログでもご紹介したkayak55で作っているメタルジグ
コルジグ
を持って、僕のバーチカルな釣りにおけるホームグラウンド「Nの海」に、コルジグをデザインしたこるさんと一緒に出撃してきました。
そうそう、さきほど年齢に関係なく成長できる趣味、それがカヤックフィッシングだと書きましたが・・・なんら変わらぬものもあるんです。
それは・・・
僕とこるさんがコンビで出ると毎回しょぼい釣りになること(笑)
この部分はいっこうに成長が見られない(爆)
でもこるさんと出撃すると、毎回楽しい。釣れないときも楽しいのがカヤックフィッシングの不思議なところなのだ。
今回もこるさんと一緒に出て、しょぼい結果で帰ってきました!でも、そんなあいかわらずな僕ら(B'zか)もいいもんなんです。だって、カヤックフィッシングって本質的に遊びですから。
Nの海
だいぶ久々になってしまいました。せっかく55クラブハウスがあるのに最近ご無沙汰でした。今年の秋はシーバスに夢中になってしまったので・・・。
こるさんの艇は・・・
往年の名艇
ハリケーンカヤックス・フェニックス130
フェニックスに乗っているというだけでもうベテランだとひと目でわかります。
好きだったな〜フェニックス130。メイドインUSAの細身でまさにカヤックらしいデザイン。彫り込んだ低重心シート部。
現行の平面が多く拡張性も高いスキマーシリーズもモチロンいいけど、個人的にはフェニックスもラインナップに残してほしかったと今でも思います。
さあ、こるさんと一緒に出ます!
GO!
水温は18℃近くあってまだまだ暖かい。シャローでキャスティングのアオリイカでも釣れそうな水温。でも今日はコルジグ縛りでいきたいと思います。
水深13mで猛烈なベイトフィッシュの反応。浅いけど、これはとりあえずシャクっておこう。コルジグを落としてフォールをしっかり取ったワンピッチ・・・
なんと1投目で食った!
なに?この珍しい展開。こるさんと一緒に出て良い時に当たることが少ないのに(笑)幸先良すぎる!?
上がってきたのはギリギリイナダちゃん
細いのでリリース!ありがとう〜
12月でもまだ浅場にベイトも青物もいますね。これは今日は期待できちゃうんじゃないの?なんて考えが甘かった・・・
その後、20mを超えるとぱったりとベイトフィッシュが映らなくなり、30m、40mと進んでいくとさらにベイト反応が薄くなっていく。
でも2艇でラジオの話や、同世代なので90年代の大学時代の話とか、釣りと関係ない話をしながらカヤックを流していると、とにかく楽しいです。
予報よりちょっと吹いてきたので、行こうかと思っていたポイントを諦めて50m台の砂地へ。
時折ベイト反応が入ってくるので、この50m台からなんとなく離れがたくてひたすら粘っていると・・・
ポツポツヒットがある
やっぱりシャクるジギング楽しいな〜。シャクってシャクって・・・突如ゴン!
ただ、釣っても釣ってもこの魚でしたが・・・・
ホウボウ、パツレン!
(オールリリース)
あとはお決まりの
グーフーちゃんにE.S.0!
これこれ、これがいつものボクとこるさんの釣りの展開です(笑)
グーフーちゃんの釣れかたは最高だったんだけどな〜。スローピッチ10回からのハイピッチへ可変してすぐにゴン!ヒットまでの一連の流れが完璧でした。これが青物だったら超気持ちよかったと思います。(でもフグ)コンビネーションジャークができるのがコルジグの良いところ!
50mレンジで粘ってみたものの、さすがにホウボウと外道ばかり。移動を決意。
浅場に戻りましょう〜
そして30m台の根をチェック。
ここでドラマが起こりました。
根の上にはあまりベイトが映らないので、そのエッジをなめるように漕いでサーチしてみます。
このエリアはもう余白がないほど、ガーミン魚探のクイックドローで海底地形図が完成しています。根の形がくっきり描写されているので山の周りをぐるっと回れるのです。ガーミンってやっぱりすごい。
すると、200キロヘルツの画面、つまり直下にベイトが入り込みました。すかさずコルジグ投入!
かなり起伏が激しい根なので、ぼっとしていると根掛かってしまう。ボトムについたらすかさずハイピッチでボトムから離し、そこからミディアムぐらいのスピードに落としてワンピッチでシャクります。その20回目のシャクリ、およそボトムから10mちょい上げたところで唐突に・・・
ズドン!
重い魚がヒット!
おぉぉ〜下に下に潜り込むファイト
大興奮!
これは・・・おそらくカンパチ。
そんなに馬鹿でかくはないけど60cmアップはありそうな重量感だ。
ついに来たか・・・コルジグでカンパチがっ!
おりゃ〜上がってこい〜!
とガチンコで引っ張り合いをしたら・・・・
バレた〜
うわ〜っ!ショックでけーーー!
やってしまった。後から自分で動画を見ると、やはりフッキング動作が甘いのです。
前回の釣りでもサワラと思われる魚をバラし、今日はカンパチだと思われる魚をバラす。これはもう完全に病気です。バラシ病という病気。
この病気を克服するには・・・・カヤックフィッシングに通い続けるほかない。
どうも最近、自分の釣りを見ると初動フッキングをおざなりにしてしまう傾向があるんです。こんな時、やっぱり動画を撮っておくと反省点がわかって役立つなと感じています。昔はこうして反省することができなかった。
今日はやってしまったけど・・・次こそは!克服する。次にいい魚が掛かった時は必ず獲る!!
そして、その後は何もなく(ガーン)、今日の釣りはお昼までと決めていたので終了。
帰りましょう!
結果からいうと、あいかわらずなボクらでした(笑)
それでもコルジグのポテンシャルはやはりすごいなと感じることはできました。スローからそこそこのハイピッチまで。リーリングもハーフピッチ、ワンピッチ、ツーピッチ、ロングフォールとどれもいける。それを組み合わせたコンビネーションジャークがまた楽しい。
今日はいいサイズをバラしてしまいましたが、コルジグは間違いなく魚を寄せて掛ける能力が高い。
これは絶対に発売せねばならないジグなのです。
フェニックス130、着岸!
プロフィッシュ・キュベレイ号、着岸!
う〜ん、やっぱりシュッとしている手漕ぎのカヤックはスタイリッシュでカッコいいなと思うのです。
さあ、あいかわずなボクらの昼飯もあいかわらず。
釣れても釣れなくても・・・
冬のカヤックフィッシング後のカップラーメンは最強レベル!
こるさん、またコルジグ発売前にご一緒しましょう!次こそは、あいかわずなボクらの釣りを卒業し、ビッグフィッシュを釣りましょう〜\(^o^)/
今日遊んでくれた海と魚と仲間に・・・
感謝!
【オマケ】
獲物一匹ゴミ一個運動
イナダとホウボウの分を適当に拾いました
そして、こるさんと別れた後はひとり、55ハウスへ。
もしかすると年内は最後の55ハウスになるかもしれないので、クイックルワイパーかけて・・・・
ローフーへ!
冷えた身体に芯から暖かさが染みわたる〜カヤックフィッシング後すぐに熱い湯船につかれるなんて、天国です。やっぱり55ハウスがあるって幸せなことだ。来年はもっとここに通うぞ。
美しいNの海よ、来年もよろしくお願いします。