〜昨日からのつづき〜
【11月15日】
短期間に浮き過ぎというハナシもありますが(笑)、この日も朝練!
なぜならば、この日は福島から、いわき2011さんが湾奥干潟に遠征に来てくれるということで、朝3時間だけですがご一緒させていただきました。
やはり8時には駐車場が空いたので、9時から実釣に入れます。
ホエールは12時までの3時間勝負!
いわき2011さんは夕方前まで浮けるそうです。
実はこの数日前の週末に、パグラーさん親子とC-49さんがシーバスを爆釣!しかもトップでもバリバリ釣れたそうです。
これは・・・・イワシが完全に入った!
秋の爆釣モードがようやく来たのだ!
なので、この日も期待が膨らみます。
ただ、不安要素もありました。
それは、この日の前日夜からついさっきまで、かなりの雨が降り続いたのです。この湾奥干潟は川の影響を大きく受ける条件下にあります。また、シャローはその影響がすぐに出やすい。(逆にいうとシャローは回復も早いのですが)
水潮が入ってシーバスの群れが一時的に抜けてしまっている可能性もあります。
また、ホエールに関しては時合いもよくない。ほぼド干潮の潮止まりの3時間釣行なのです。これも厳しい要素となりえます。
期待半分、不安半分ですが、そこは結局出てみないと分からないのですよ!行ってみるしかないでしょう!
いわき2011さんがプロフィッシュ45、ホエールは忍ジ・O号のバイキングコンビで出る!
って・・・シャローの水色悪ーー!
やっぱり昨晩からの雨がそうとう効いてますね、これは。
嫌な予感がするぞー!
すでに潮位がかなり引いているので、沖シャローへ2艇で一直線。
干潮が近く、まるで鏡のような水面。潮の流れ、潮目が・・・無い。
でも、逆に魚がいればこれぐらい鏡のような状況だとトップで出る可能性も大きい。
少しでも潮が流れていそうに思える場所にトップを通していきます。
しばらくトップを投げるもまったく反応が無い・・・。
よし、まずは1本ミノーで釣ってからトップを投げよう。
とやりはじめるも・・・
ミノーでさえも魚からの反応がもらえない!
やばい・・・
開始して30分、まったくダメな状況が続く。
これは不安の方が的中した。
あきらかにシーバスの魚影が薄い!
沖のシャローは比較的透明度は高かったのですが、ところどころにゴミが浮いた汚いラインがあります。やはり雨の影響なのか。
少しづつ沖へ沖へ進みながらサーチをしていくが、釣れない・・・。
見ると、シャローに隣接する航路の向こう側で盛大な鳥山が発生しているではないか!
もちろん、途中に航路があるので鳥山まで行けません!
イワシはがっつり入っている。ただ、水潮で一時的にシャローの干潟から水深がある場所に魚が移動してしまっているのでしょう。
基本的にはシャローにエサを追い込んだ方がシーバスは捕食しやすいですから、きっと、すぐに戻ってくるはずです。でも、それは早くてこの日の夕まずめ、時間がかかると明日明後日のハナシになるでしょう。
大部分は抜けているのにしても、数日前に盛大にシャローに入ってきた群れの一部はきっと残っているはずである。
今日はそんなはぐれメタル探しのような釣りになることがすぐにわかりました。
これは・・・トップで爆釣!は期待できそうにない。
ミノー主体の釣りに頭を切り替えましょう。
この鏡状態・・・この干潮潮止まり前後の時間帯、シーバスを探すにも手がかりがなさすぎるのです。
この潮が効いていない中で条件となるのは、地形の変化、ベイトの存在。そして今日の場合は水質がいいところでしょう。
水深2.4mのところにやや流れを感じる、少し潜るX-80にチェンジ!
トゥイッチ&リトリーブで・・・
食った〜
ようやくヒットしたよ、今日はこんな感じでなんとかかんとかミノーで釣ってくしかないな。
うわっ!
エラ洗い一発でバレたーー!
うわーーっ!渋い中でようやく掛けたのに・・・
ちょっとフッキングが弱かったかもしれない。次は気をつけよう!
さらにサーチしながらキャストを繰り返していく・・・
水深は1.8mのとこに戻ってきたので、ルアーをアスリートダッシュチューンにチェンジ。
そして!
今度はバラさないっ!
しっかりフッキング、テンションを抜かないファイトをする。
って・・・
なんでーーっ!
今の魚は正直、バレる要素のあるファイトじゃなかったはずだ。何故バレたかがまったく分からない。
おそらく、スーパーショートバイトでリアフック1本ぎりぎり掛かっていただけだったのではないかと思う・・・
そして、ここに来て、遂に完全なる潮止まりを迎える。無風、潮止まりでGPSを見ても艇の速度が0kmである。
しかし、なぜかこの潮止まりでベイトが浮いてきた。
ボラとは明らかに違う、雨が水面を打つような細かい波紋がたまーに水面に顔を見せる。これはもしかすると小さいイワシかもしれない。
ここから先はそういう場所の周囲をルアーを通してみます。
いわき2011さんと再び合流。
やはりバラシはあったが、まだシーバスが上がっていないとのことで、やはり、たまに見えるチラチラ見えるベイトを撃っているとのこと。
すると!
遂にいわき2011さんが掛けたーー!
よっしゃ〜っ、急行します!
福島からお越しいただいて、とにかく魚がまず上がってよかったです。
ヒットルアーはロンジンのキックビート55での速巻き。
タイニーバイブレーションの表層引きか〜ホエールの引き出しにはまったくない釣り方です。さすがです!
ピラピラしたものがシューッと速いスピードで通過していくとシーバスがついついリアクションバイトしちゃうんでしょうね!
後から聞くと、このパターンでこの時間帯で計3本キャッチしたとのことです。すごすぎる!
いずれの魚も全てリアフック1本でギリギリだったそうです。
やはり今日は食い方も渋い。ホエールがバラすわけです。
(腕があれば釣れた魚だった、もう少し精進します)
さあ、魚は少ないがいなくはない。自分のスタイルでなんとか釣るしかない。
ベイトがいる場所の周囲をアスリートダッシュチューンのトゥイッチングで通していきます。
ホエール、3バラシめ。
なんでだー!
こんなにバラすのも珍しいです。
今日は何をやってもアカンなぁ〜・・・
その後は、2人で広範囲を探っていきますが、魚が見つからず・・・
とうとうホエールの沖上がり時間、12時を迎えてしまいました。
今日はチャン松君が代休消化日で不在なので、お店に14時には絶対に戻っていないとまずいのです。延長はできません!
ホエール、ノーフィッシュかぁ〜
シーバス狙いで久々にボウズくらったな・・・
いわき2011さんは夕方前までやるとのことなので、ここでお別れを告げて、帰路へ!
でも、帰りながらも気になるところはミノーで撃っていきます。
(往生際が悪いのだ)
最後の最後のポイントに差し掛かった。水深が2mを切ってきて、これ以上いくと今の潮位では水深がなさすぎて釣果は期待できなくなってくる。
ここでシーバスの足が止まるのか、過去にも実績が高いエリアです。
ここはチェックしたい。
最後の数投していこう!
アスリートダッシュチューンを速いスピードで引きながら急激なトゥイッチングとストップ!
ズン!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
最後の最後で来た!
しかも、バイトが深かった。これはがっつり食っていると思う。
今日はバラしまくり、この魚だけはなんとしても獲る!
いやぁ〜今日は釣れないかと思った。でも最後の一投まで諦めなくてよかった・・・。
もちろんボッコボコに釣れたら楽しいし、最高ですが、この渋い状況で追い込まれて釣るたった1匹の嬉しさ・・・これもまた釣りなのである。
今日の状況としてはよくルアーをしっかり食ってくれた。やはり食わせの間でバイトしたきた魚はしっかり口にルアーが掛かる。このしてやったり感があるからトゥイッチやジャークの釣りが大好きなのだ!
サイズは66cm。やはりこの時期、釣れればまずまずのサイズ。
仕事前の朝練のたった3時間でも、浮いていればドラマが起こる。
だからカヤックフィッシングはやめられない。
逆に言えば、浮かなければドラマはけっして起こらない。
これからも時間があれば足繁くフィールドに通っていこう。
今回遊んでくれた海とシーバスと仲間に・・・感謝!
駐車場でウィンストンのパッケージのゴミを1つ拾いました。
この獲物一匹ゴミ一個運動は、今日お越しいただいたいわき2011さんが始めた運動なのです。毎回釣果が乏しく少しにはなってしまいますが(涙)、逆に細く長くずっと続けていける素晴らしいアイデアだと思います。
ちなみに、やはりこの日は上げ潮になっても状況変わらず、いわき2011さんはその後は1本追加のみにとどまったそうです。それでも、今日の状況で4本キャッチはじゅうぶん素晴らしい!
今日実感したのは、湾奥のシャローにイワシは確実に入っています。
この日は雨の影響で厳しかったですが、必ずまたシャローで爆発が起こるでしょう!
次はトップでも釣りたいなぁ〜