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Channel: TEAM N.W カヤックフィッシング(kayak55公式ブログ)
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ジャパンフィッシングショー報告・前編

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年末年始で完全にダイエットを忘れていました。

気がつけば顔がふっくらしはじめているホエールです、こんにちわ!

このままいくと彦麻呂化は避けれられぬ。
カヤックフィッシングシーズン前にそろそろ絞っていこうと思います。



アイスも糖質40%オフでいくぜ!
(って、アイス食べてる段階で・・・汗)

このグリコのスイーツが・・・・



糖質オフとはにわかに信じられないほどの美味しさなのです。

さあ、アイス食ってダイエットしてきましょうー!
(アイス食わないのが一番ダイエットにいい・・・)

さて!

先週末はパシフィコ横浜でおこなわれたジャパンフィッシングショーでした。

以前はブースを出していたkayak55ですが、慢性的な予算不足でここ数年はブース出展を見送らざるをえない状況・・・

なのですが、サウスウインドさんとカーメイトinnoさんの連合ブース

カヤックフィッシング連合ブース

のご厚意で、お手伝いとして毎年ブースに立たせていただいております。
今年もそんな季節がやってきましたね!

【1月19日(木)搬入日】

木曜日なのでkayak55は定休日だったので、まずはこの日からお手伝いに行きました。


すでに前日水曜日にほぼブースは完成していてあまりやることがない・・。

(水曜日手伝えなくてすいません!)

各艇の艤装を組んだり、腕が外れていたマネキンの脱臼をなおしたり(笑)、kayak55の担当であるカヤックフィッシング動画を写すモニターを組んだりをお手伝いしてきました。

今回ブースのモニターで流す動画はネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル13でのサウスウインドナガさんの実釣シーン盛りだくさん。後半にホエールの実釣シーンという構成です。


チャン松君が夜を徹して編集しました(髭を剃る時間もないほどに!笑)


そして動画のバックミュージック音源はホエールが作成しました。
最近のガレージバンドはすごい、簡単にバックミュージックくらいなら誰でも作れます。

なんで音楽まで作っているかというと・・・これまで著作権の関係でせっかくアップした動画消えてしまったりした痛い経験がありまして・・・
(念願のブリキャッチの動画が消えたのが一番痛かった。これは音源を変えて再アップ予定です)

【1月20日(金)初日】

この日から、kayak55は私ホエールとチャン松君が日替わりでフィッシングショーをお手伝いに行き、一人は実店舗でお留守番という感じでいきます。

まずは金曜日、僕が伺います!

いざ、浦和から横浜へ!

これが遠いようでもはや近い。
湘南新宿ラインでダイレクト、池袋乗り換えでも副都心線でダイレクト。

もはや埼玉を横浜と呼んでもいいでしょう
(それはダメ!)

金曜日ということで、朝のラッシュに巻き込まれるのがいやだったので、朝5時台の電車で出発。スーパーマリオランをやりながら横浜に到着!も、当然まだ会場には入れません。

マックさえ空いてなかったので、20分ぐらいスーパーマリオンランやりながら待って、朝7時にマックが開くと同時にIN!


朝マックを食べながらスーパーマリオンランで時間をつぶします。
(ゲームしすぎ!)

そして8時30分、ゲートが開き出展関係者は中に入れるようになります。


さあ、フィッシングショーやってきましたよー!
一年が早いな・・・前回のフィッシングショーは一昨日ぐらいの感じなのに(それは言い過ぎ)

今回のサウスウインドブースの目玉はなんといっても、コレです。



スレイヤープロペルシリーズ!

自転車のようにペダルを漕ぐと、カヤックの下に出ているプロペラが回転して推進していくというシステム。アメリカでは大流行中。

ちなみにホエールは手漕ぎのパドリング派です。パドリングはスポーツとして楽しい。機械モノと違ってシンプルで故障リスクなども少ない。

ホエールのようなシーバスやバスのスーパーシャローの釣りが好きな人間にとっては、水中動力より圧倒的にプレッシャーが少ない、ウィードの上もスイスイというのもいい点です。

あとは・・・全てが人力というのは達成感も強くなると思っていて、ここが僕的にはかなり大きいです。釣りである以上、釣果はもちろん欲しいものではありますが、釣果だけではない何か・・・それを求めてカヤックフィッシングをやっているトコロが僕にはあります。利便性と釣果を突き詰めていけば最終的には動力船のフィッシングボートになるわけです。そこを人力だけで釣る、不自由を工夫して克服して釣る楽しさと釣った時の嬉しさ。

手漕ぎには手漕ぎの魅力が絶対にある。

ただ、やはりパドリングは技量と体力が問われる部分は大きいです。
(それも楽しさのうちなんですが)

足漕ぎの魅力はなんといっても、人間の足による強力な推進力。腕より足の方が筋肉が大きいわけです。誰でも自転車なら例えば1時間漕ぎ続けることはできるわけです。逆に、例えばパドリングを一定の速度で1時間続けることはある程度の経験と訓練が必要です。

足漕ぎは誰でも一定の速度を保ちやすい

これは大きなメリットといえるでしょう。

現在すでに多くのカヤックアングラーが乗っているホビーカヤックの実力を見てもここは本当に大きいです。
(ホビーのスピードは本当にすごいと思います。プロペルはおそらく巡航スピードはホビーより遅いと思われます)

向かい風が吹いた時にパドルはそれ自体が強烈な空気抵抗となるため巡航速度がかなり落ちます。足漕ぎは動力部が水中なので風による速度低下は艇本体の抵抗のみで済むので速度低下を最小限にすることができるわけです。

※ただし、構造が複雑になればなるほど故障する可能性の箇所は増えるわけで、機械モノは故障のリスクはあります。ですから日常的なチェックは必要。そして、万が一に沖で故障がおこった場合はパドリングで帰ってこなければいけないので、一定のパドリングスキルは身につけておくべきです。

そして、足漕ぎの中で特にプロペルで突出している点は・・・

即座にバックへの切り替えができる点

プロペルは魚探を見ながら進んでいって、魚影が映ったらペダルを逆回転すれば急ブレーキをかけることができます。

また、ロッドを持ったまま前進後退ができるわけですから、

釣りをしながらホバリングしやすい。

これがプロペル最大の魅力でしょう。
たとえば深い水深の釣りであったり、あとはひとつテンヤやティップランエギングなど軽いモノを深いところに落としていく釣りにおいて、手漕ぎのカヤックは竿を持つとパドルは握れないので、風で流されラインがどんどん斜めになってきます。プロペルの操船が上手くなってくれば、かなりラインを真っ直ぐに保ったままで軽い仕掛けを深い水深に送り込んでいくことができるでしょう!

では各モデルを見ていきましょう。

すでに昨年から入ってきているモデルが


ネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル13

フラッグシップモデルといえばこれでしょう。海でも凪いでいれば立って釣りができるほどの安定性。レールがサイドのみならずフロント、後部ラゲッジのサイド部にも設置されていてもはやカヤック屋が艤装をなにもすることがないという感じ。魚探のバッテリー収納部もあったり、シート後ろのロッドホルダーはもちろん、魚を釣り上げた後にちょい置きできるサイドのフラッシュロッドホルダーも便利。


ネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル10

スレイヤープロペル13と同様の安定性を持っている10ftバージョン。13に比べると航行性能は落ちますが小場所やそれほど沖にいかない人にはあきらかに船体重量が軽いメリットがあります。安定性があって軽さや車載や保管場所の関係で所有できる艇のレングスに制限がある人に選ばれています。

そしてここからが今年から新しく入ってくるモデルなので少し各部詳しく。

とうとう出ちゃいました・・・

ABSのプロペル艇!


ネイティブウォータークラフト・スレイヤー12LT




ハリケーンカヤックス・スキマー120プロペル

この2艇、まったくの同型です。
アメリカではカヤック業界も資本の再編が進んでいて、今はネイティブウォータークラフトとハリケーンカヤックスの2社は兄弟関係になっているんですね。

違いは、カラーラインナップと艤装がされているかどうか。スキマー120プロペルはロッドホルダーやレールがついていないノーマルモデルになります(サウスウインドやkayak55では艤装可)

スキマー120プロペルは高い位置に展示になっていたので、スレイヤー12LTの方で各部を見ていきましょう!


ハッチはゴムではなくレバー式のハードタイプになっています。


シート、これならお尻が濡れませんね。
レールで前後を決めて、ベルトで背中の角度を決める形です。


このシート位置でも安定するらしいので、横から見てもらうとわかりますが船体はカヤックというよりボートに近いようなデザインになっています。


シート後ろにフラッシュのロッドホルダー。
かなり開いているように見えますが、パドリングメインの艇ではないのと、シート位置が高いので開き気味の方が使いやすいでしょう。スキマープロペルに艤装する場合もおそらくこの角度にすると思います。


右舷にパドルホルダー。
出艇時と着岸時はパドリングが必要です。また万が一、プロペル機関部になにか問題が発生した場合もパドルがないと帰ってこれないので必ずパドルはリューシュの上、ここへ!



スレイヤープロペル12LTには足の両サイドにレールがあり、ここにスコッティーやレイルブレイザーのレール用マウントが使えます。魚探の振動子も写真にようにここにセッティングするといいと思います。スキマープロペルにはついていませんがレールのパーツも輸入されてくるらしいので後付もできます。その場合、裏から手が届かないのでウェルナットかリベットになるかも。


ドレンプラグはスターンの先についています。


ラダー操作はシート左にあるこのレバーで左手でおこなう形です。


こちらがスターン側後端にあるラダーとなります。


後部ラゲッジ部、スターンに向かってすぼまっていくデザインなのであまりにも大きいクーラーは入らないかも。
曲面が多い美しいデザイン、逆に言えばスターポートベースのKayak55フラッグは打ちどころがないので、フラッグはクーラーに打つのが一番現実的かもしれません。

そして肝心のプロペル機関部がこちらです。


さきほども使った写真ですが、こちらがプロペルシリーズの心臓部。
このプロペルを上げた状態で出艇、着岸をします。

プロペルシリーズ共通の筐体で、ペダルを回すとシャフトドライブでプロペラが回ります。
ペダル一回転で10回もプロペラが回ります。

アメリカで生まれてすでに10年が経っているので、実績十分というのはこういう命を乗せるモノとしては大切なところですね。

このドライブ、はっきりいって重いです。金属の鋳造ボディのような感じ(詳しくはわかりませんが)。でもこれぐらい重いからガッチリしていて安心感があります。
プロペラだけはあえて柔らかめに作っている感じで、たとえば岩場でスタックするなど何かあった時はプロペラだけが破損するような仕組みになっているようです。

あとはペダルの付け根とプロペラを止まっている部分だけはしっかり毎回締めてチェックしておいた方がいいですね。おそらく2種類のレンチだけでしょうから、これは海に出る時にもジップロックなどに包んでシートの下に置くなどして毎回持っていった方がいいでしょう。

で、海にちょっと出てプロペラが擦らない水深まできたらプラスチックの蓋を外して・・・


プロペラを縦にして水中に落とします。


ハルからプロペラが出てきました!


そして蓋を戻し、バンジーかけて、これで漕いでいける形となります。

やはり重いプロペルドライブを支える部分は樹脂パーツでガッチリ補強されています。ハッチから艇内部を除くとシート部もパイプで支えが入っていたり、樹脂パーツで補強が入っているのがわかります。ですから、スレイヤープロペル12LTとスキマー120プロペルはABS艇なので軽くはできていますが、それでも本体だけで27kg前後はある感じになっているようです。

いやぁ〜面白い乗り物ですね。まさに水上の自転車。
自転車は流行っているし、フィールサイクルみたいなフィットネスも流行中。もしかするとこの乗り物、すごい痩せるかも!?(笑)

あと一機種、新型が出ています。

それが・・・

(うぉ〜・・・ハルの先端が見切れてしまったー)

ネイティブウォータークラフト・マンタレイプロペルアングラー12

高い場所に展示してあるものを撮影しているので、ちょっとわかりにくいですが、このマンタレイプロペルアングラー12は他のプロペルシリーズに比べるとだいぶ通常のフィッシングカヤックに近い形になっています。

まだ乗ったこともないので、なんとなくですが、かなりスピードが出そうなデザイン。



バウとスターンのデザイン、かなりスボまっていてキレてますよね。
その分、後部ラゲッジもかなり狭くなっていくので、スキマープロペルよりもさらに小さいクーラーを積んでいくことになると思います。

ちなみに、


むりやりカメラを頭上に上げて勘で撮ってみました。
シート後ろにロッドホルダー、足の横にレール装備となっています。

ちょうどこのシートエリアだけガバっと幅が広がっていて安定性を出しているようなデザインです。


プロペルをおろした状態。
カメラでとらえるのが難しかったのですが、マンタレイプロペルアングラーだけは振動子を引き上げる大きいスカッパーが装備されています。

マンタレイプロペルアングラー12は価格的にもプロペルシリーズで一番安く、かなり人気が出そうな予感がしますね!

ということでサウスウインドさんの回し者のようなブログですが!

サウスウインドさんの回し者なのです!(笑)

というのは冗談として、バック機能重視の足漕ぎカヤックにご興味のある方はプロペルシリーズ、ご検討してみてはいかがでしょうか!

本格的な入荷は今年の春(4〜5月頃)となるそうです。

というところまできて、ブログの文字数がかなり逼迫してきたので、続きは近日中に!

後編ではフィッシングショーのカヤックフィッシング連合ブースの模様の他、最終日に1時間だけお時間いただいてざっと会場を回ってきたので、僕的に気になったアイテムを少し写真を撮ってきたものをご紹介しようと思います!

ということで、後編につづく!

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