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出たぞヒラメ60UP!(アトールさん遠征2日目)

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〜昨日からのつづき〜

 

アトール田中さん関東遠征。

 

初日のバシフナカヤックシーバスは・・・予報外れて強風でイマイチな結果に・・・

 

そして迎えた2日目

 

この日はさらに強風予報!(ガーン)

 

バシフナの海では浮けないことは確定。

 

そこで!

 

北東の風裏になる内房の某所なら午後だけは浮けそうだという判断をして、赴くことにしました。

 

田中さんの遠征はこの日が最終日。

 

この午後がラストチャンスです!

 

当日は木曜日でkayak55定休日のため今日はチャン松君も一緒に出撃します。

 

昼に現地集合してみると、うん、確かにまだ吹いているけどなんとか浮けそうだ。そしてこれから徐々に凪いでくる予報だし、イケる!

 

そうなれば、急いで用意していかねばなりません。

なにせ、この時期は日の入りが早い。

 

安全を考えると日没の30分以上前に余裕を持って着岸していなければならないので、昼からの釣りだとあっという間に終わってしまうのです。

 

アトール田中さんはネイティブのスレイヤープロペル12LT

 

宿泊しているのはバシフナの近く・・・だいぶ遠くまで来ていただきました。

 

この場所はスーパーシャローであるバシフナと違って、メインの水深が5m〜6mぐらいのポイントとなります。

 

狙える魚種は主にシーバス、ヒラメ。他に可能性があるのはタチウオ、サゴシというところでしょうか。そういえば過去には良型の黒鯛も釣れたこともありました。

 

もちろんボイルが出てトップ、中層の反応にミノーで釣れることもありますが、5m前後を上から下までくまなく探る上でメインとなるのはバイブレーションになります。

 

せっかくアトール田中さんが遠征にお越しになっているのだから、アトールルアーを使いたいけど・・・アトールにはスピンテールはあるけどバイブレーションはないんだよな〜と思っていたら!

 

なんと!

 

来春の新作で鉄板バイブレーションが出るそうな!

 

今日はこの鉄板バイブレーションのプロトタイプをお借りすることになりました。よし、今日はこのルアーメインで投げていくぞ!

 

まだ名前は決まっていないらしいですが、来年そうそうには発売になるそうです。

 

出撃!

 

今日はホエール&チャン松君、ふたりともバイキング・忍です。

やっぱりちょいラフな状況下でもしっかり安定してくれて釣りがしやすい。

 

出艇してすぐに、魚探にいい反応が!

これはいきなり釣れちゃうのではないか?

 

なんて甘くはなく・・・

 

けっこうベイトが映るのにアタリがない。

フィッシュイーターはいずこに。

 

僕と田中さんはどんどん風下に流されながら広く探っていきます。

 

チャン松君は出艇場所前の反応がどうにも気になるということで、居残るようです。

 

これ、どっちがいいか迷うトコなんですよね〜

 

それにしても、このアトールの新作鉄板バイブは良いです!

ウエイトはたぶん25gぐらい?

KFゴルゴで振り切ってバキューンと遠投しやすいウエイトです。

 

5mちょいのボトムを取るのに10秒弱ぐらいでしょうか。ボトム取りの感度もいいです。

 

ただ巻きではかなり強いブリブリを感じることができて、カヤック向きだと思います。やっぱりカヤックはどんどこ流されながら、どちらかというとやる気がある魚を拾っていく釣りなので、強めの泳ぎでのサーチ能力は必要です。

 

もちろん場合によっては食わせの微波動系は必要。そんな時はアトールで言えばJJシャクラを投入するといいと思います。

 

ブリブリ強めの泳ぎは使用感度もいい。今、ルアーがどこらへんにあるのか、どこらへんのレンジまで上がってきてるのかもわかりやすい。

 

そして、この日に数時間使ってみて感じた、このアトールの新作鉄板バイブの最大の特長は!

 

シャクってもテーリングしにくい

 

これにつきます!

 

リフト&フォールはもちろんジギングのようなワンピッチのシャクリでさえエビにならずに戻ってくる。バイブレーションでこんなことが可能なのか・・・アトールルアーおそるべしです。

 

正直な感想として、これは、これまで僕が使ってきたバイブレーションの中でも最もエビになりくいと言っていいと思います。

 

あくまでも個人的な趣向ですが、僕はロッドを動かして釣るのが好きなので、ふだんジャークでテーリングしてしまうバイブレーションはほぼ使わないシーバスゲームをしています。これはまさに僕の釣りを広げてくれる、僕にぴったりな鉄板バイブです!

 

どんだけ激しくシャクってもダイジョブかは、またあらためて動画にして紹介したいと思いますが、当日は激しく弾いてしまった時だけ2回ぐらいエビりましたが、それ以外はテーリング皆無でした。ほんとにスゴイと思う。

 

発売されたら、シーバスはもちろんフラットフィッシュや根魚、ジグでは重すぎる浅場の青物などでもスゴイ戦力になってくれそうな予感がします。

 

さて・・・・

 

ルアーは最高なのですが・・・

 

なかなか釣れてくれません。

 

田中さんの方もアタリがないようです。

 

ヤバイ・・・ガイド失敗の予感がひしひしと

 

出艇場所前ではいいベイト反応が見えていたのですが、離れるごとに反応が薄くなり、ついには魚探には何も映らない時間が増えてきた。

 

とにかく釣れそうな反応を探して移動しながらひたすらに釣っていくしかない!

 

なんとなく第六感で?今まで流していたラインよりちょい沖のラインに移動。

 

ここでついに捉えた!!

 

爆裂ベイト反応!

 

水深5mちょい。3mから下にずっと帯で強烈な反応が続いています。

 

しかもかなり広範囲に渡って反応が出つづけている。これは、このエリアで粘るしかない。

 

田中さんと二人でキャストを続けていく。

 

鉄板バイブでボトムを取って、1シャクリ&ハンドル2回転でかなり速めに上げてきたその時!!

 

ヒット!

 

かかった瞬間、シーバスではないと感じるファイト。タチウオきたか!?いや・・・ヒラメっぽいぞ!

 

上がってきたのは〜

 

ヒラメ43cm!

ルアーはもちろんアトールの新作鉄板バイブ!

 

それにしても、この鉄板バイブはいい。1つのルアーで遅巻き、早巻き、リフト&フォールから、ワンピッチのようなシャクリまで使えるのが強い。しかもそれを一回のキャストでコンビネーションさせて織り交ぜ技で使えば無限大の可能性を感じる。早く発売して欲しい!

 

43cmというサイズはキープするかどうか微妙〜なラインですが、リリースします!

 

ありがとう!!

 

この一枚を得るまでにそうとうに時間がかかりました。すでに14時近い時刻。残す時間はあと2時間しかない。

 

さらに、なんとなくシーバスのまとまった群れの気配を感じないのです。

 

このベイト反応にはさすがにフィッシュイーターがついていた。やっぱり魚探の反応を叩くというのは間違っていないのだ。

 

これをやり続けるしかない!!

 

ボトムから上2mぐらいにびっしりに映るベイト反応をなるべく外れないように追いかけてはキャストを入れていく。

 

そして、ベイト反応+潮目というシーバスが釣れそうなシチュエーションが発生!

 

今度はシーバスを釣るために、カウント5秒フォールさせて、シャクらずにガーッと早巻きでベイト反応の上ぎりぎりぐらいを通してみます。

 

食ったー!

 

食った時は中層早巻きなのでシーバスだと思いました・・・・

 

が!

 

なんとファイト中に見える影は・・・またもやヒラメ!

 

中層でヒラメ・・・シャクリでも釣れて巻きでも釣れて、このルアーはホントにヤバイかも。

 

ただ、お借りしたルアーはバーブレスフックなのでバラシだけ気をつけなければ。田中さんは常にすべてのルアーでバーブレスなんですよ、さすがですよね。

 

テンションさえ緩めなければ大丈夫!

 

獲った!

 

でかい!

 

計測したところ、60cmジャストちょいでした。

このヒラメはキープして美味しくいただくことにします。

 

ヒラメ60UP獲ったどー!

(帰りがけにチャン松君に撮ってもらった写真)

 

アトールの新作バイブはヒラメキラーだ。

 

もう確定しました、このルアー発売されたら全色買います(笑)

 

さあ時刻は14時30分を回ってきました。残り時間は1時間ちょいでしょう。

 

引き続き、このエリア付近でキャストを続けます。

 

それにしてもシーバスが釣れない。ボートシーバス船も一回近くでやってましたがすぐに見切って移動していってしまいました。

 

シーバスはダメかも・・・

 

なんて思っていたら!

 

田中さんがファイトしているではないか!急行します。

 

おおぉー!田中さんシーバスget!

もちろんヒットルアーは新作鉄板バイブ。

 

はっきり言って、今日はシーバス厳しいかと思っていました。さすがです!

 

なにがすごいかって、田中さんはやりきるトコがすごいです。これまでも何度かカヤックフィッシングをご一緒していますが、釣れている時も釣れていない時も変わらず淡々と常に集中力を持ってやりきっている印象がありました。

 

それだけ、自身が作ったルアーでやり続ければ必ず釣れるという自信と信頼があるのだと思います。そして実際に釣る。

 

信念を持ってやり続けることって、ルアーフィッシングで一番大切なトコだと思うのです。

 

田中さんの釣果にヒントを得て、僕もシーバスを狙い続けます。

 

潮目に向かってキャストしてカウント5秒ちょいからロッドで跳ね上げながら斜め上に巻いてきたら・・・

 

食ったー!

 

シーバスだー!

このでかい顔は70アップいったでしょう!?

 

いや・・・実際は67cmでした〜

長さはないけどゴン太のいいシーバスでした。

 

ヒットルアーはこれまたアトールの新作鉄板バイブ。ヒラメのみならずシーバスもきっちり釣れます。

 

ようやくノッてきたというのに、時刻は15時半を回ってしまいました。もうそろそろ着岸に向けて漕ぎ出さないと!と、帰り支度をしていたら・・・

 

鳥山発生!

 

ええ〜この時間帯からですか〜!

 

帰着のパドリングはおそらく20分でいける。よし、10分だけ延長しよう。

 

この鳥山で起こるか、ビッグサイズ連発のドラマが!

 

鳥の高さからシーバスは水面付近にいそう。鉄板バイブを着水してすぐにロッドを立てて水面直下を高速リトリーブ・・・

 

ヒット!

 

か・・・軽い〜・・・

 

残念ながら鳥山の正体はセイゴの群れでした・・・

 

終了!(笑)

 

田中さん、2日間おつかれさまでした!

 

2日とも風に泣かされましたが、なんとかゲームが成立できてよかったです。

そして、新作の鉄板バイブのあまりのすごさに感動しました。

 

あ・・・そういえばチャン松君は!?

 

僕らと反対方向に行って・・・まったくノーバイトだったそうな(泣)こればかりは運ですな〜

田中さんがベイト山盛りの方に行ってよかったです!

(ベイトの反応の割にはたくさんは釣れなかったけど)

 

今日遊んでくれた海と魚に・・・感謝!

 

【おまけ】

獲物一匹ゴミ一個運動して・・・

 

田中さんを、ラーメン山岡家に拉致しました(笑)


ギルレイカーでシーバス動画

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エースコックのスーパーカップ・・・

 

マヨみそバターラーメン!?

 

パッケージにコレスキKINGと書いてあるけど、前からあったのかな!?

 

マヨ好きの私ともあろうものが・・・

 

知らなかったよ!存在を知らなかったよ〜!

 

さっそく、買ってみました。

 

なんとマヨネーズそのものが小袋でついていて

 

かなり本物のマヨネーズ!

 

味噌ラーメンにマヨネーズって・・・・

 

合うーーーーー!

 

これは美味い。かなりクリーミーになるのですな〜!

 

やっぱり僕はマヨネーズが好きだ。

 

もしいつの日かお金持ちになる日が来たら、財テクではなく応援の意味としてキューピーの株式を買うぞ!

 

さて!

 

今日はまたしてもカヤックシーバス動画。

 

このルアーで挑んだカヤックシーバスです。

 

フロッグ・ギルレイカー

 

フロッグプロダクツのバス用トップウォータールアーです。超フラットサイドでボディ内部にペラが内蔵されているブルーギルイミテーションのプラグ。

 

シーバス用のミノーと比較しても圧倒的なサイドのボリューム。

 

ホントにこれで釣れるの!?と思ってしまうかもしれません。

 

オモチャのような形状のこのルアーをいざ水中に投げ入れて巻き始めると、まさにブルーギルが水面付近で弱って泳いでいるかのように生命感を持ったアクションをするのです。

 

デザイン重視のディフォルメされたリアルではない形状が、いざ泳ぐと超リアルになる・・・フロッグ荒井さんはつくづく天才だと思う。

 

この弱った魚が水面付近でふらふらとしている動き、魚種を超えてフィッシュイーターを刺激する動きだと思います。確実にこのルアーにアタックしてくれるシーバスは存在します。

 

もちろん海にブルーギルはいません(笑)このフォルムですから細身のシーバス用ミノーのような数釣りはできない。

 

でも・・・シーバスが釣れます!

 

その釣果には、なんというか「このルアーで釣った!」という感動があるのです。

 

そんな、このルアーで釣りたい、このルアーで釣った!という動画、もしよかったら見てやってください!

 

 

気がつけば12月もどんどん過ぎ去っていき、一気に年末になってきますね。

 

2018年のカヤックシーバス動画のアップはこれで最後となります。

 

あとまだアップできていないトコロではヒラメとアオリイカの動画、九州遠征の動画も作っていないままだ・・・年内、あと数本はYouTubeに動画をアップしていきたいと思います!

~奇跡の生還リップルポッパー~

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Yahooジオシティーズが2019年3月末にサービスを終了してしまうため、旧TEAM N.Wホームページも消えてしまうということが判明したのは先日のブログで書きました。

 

これからKayak55の定休日のブログの更新はしばらく、この旧TEAM N.Wホームページからの記事をサルベージして転載する日にしたいと思います。(つまりコピペ・・・つまり手抜きです!笑)

 

今日は・・・・旧TEAM N.Wホームページにあったコーナー

 

戦友たちのララバイ

 

コーナーからの転載です。

 

戦友達のララバイのコーナーはこれまで使ってきたルアーや道具の中でひときわ愛着があったアイテムを紹介するコーナーです。

 

僕らが釣りをはじめてから一体どれだけの時間が流れただろうか・・・その間、購入した釣り道具はそれこそ星の数ほど。

 

今のルアーフィッシング、釣果が全てみたいな風潮がしてならない・・・もちろん釣りをしている以上それだって大事だけど、一昔前のルアーフィッシングにはもうちょっと「ワビ・サビ」があったと思ってしまうのは僕らが歳を取りすぎたからか?

 

たとえ釣れなかったとしても、一つ一つの道具には手にいれた時の興奮や釣行の記憶が詰まっている。

それはもう痛いほどに大事な思い出だ。

 

大切なのはストーリー。

 

釣り道具は素晴らしい!!

 

<以下、旧TEAM N.Wからの転載です>

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~奇跡の生還リップルポッパー~

■僕とタツノリはほぼ同時期、90年代の半ば頃に湘南でシーバスを始めました。

 

当時学生だった僕らは、プロショップなどは敷居が高くてとても入れず、しかもプロショップもバスルアーがメイン。ですから、もっぱら上州屋やポイント、そしてダイクマの2Fでルアーを買いそろえていたものです。

 

その頃のシーバス専用ルアーといえば、K-TENブルーオーシャンとMariaザ・ファースト、そしてラパラが定番中の定番でした。CDだけではなく、ラパラフローティングも主力選手だった時代です。

 

っていうか、他はダイワやリョービからちょこちょこ出てるぐらいで、ほとんど選択肢がありませんでした。まだあのアイマ・コモモも生まれてません。

 

その狭い選択肢の中でもK-TENブルーオーシャンはスペシャルな存在でした。

 

確か当時で2200円ぐらだったような??まあ、とにかくあの青いパッケージは学生の身分にはかなり高値の華でした。

 

その中でもホエールは、K-TENリップレスミノーとK-TENリップルポッパーの形に強烈に惹かれちまったのです。

 

あのリップが無い可愛い顔、ルアーらしいリアルではない形、そりゃーもう格好良すぎました。

 

カルティバ標準装備が当たり前の今ではありえませんが、あの光沢の無いフックも錆びにくそうに見えた!

 

そして、K-TENマグネット重心システムと釣れそうなカラーラインナップ!

ブルーバックの平面のホログラムのカラー、あれは特別やばかった。異様なまでにヌメヌメと魅惑的に光って僕に「買えーー買えーー」っと誘いました。

 

ホエールはいつしかかなりのバイト代をK-TENリップレスミノーとリップルポッパーに費やしていったのです。

 

しかし、あのボリュームのルアーは初心者にはなかなか結果を出すのが難しかった・・・

 

今日のお題ルアー、そのK-TENリップルポッパーの思い出といえば、なんといっても「奇跡の生還スペシャル」です。

 

当時、僕とタツノリはもう一人のメンバー・アンザーと3人でいろんな場所に釣行に出かけました。

 

そして、この日。

場所はどこだったか?たしか湘南ではなく、当時ポイントに入れた横浜湾奥だったか、それとも磯子だったか、とにかく横浜のどこかだったと思います。

 

ルアー新聞だったか、釣りトップ(当時あった雑誌)だったかの「釣れる釣り場マップ」みたいなやつの×印を頼りに行ったような思い出があります。

 

まだ東京湾に進出して間もない頃で、釣れるツボを知る前です。

(この後、数ヶ月経ってからようやくラパラCD9を使い出してよく釣れるようになる)

 

川筋ならともかく、港湾部でリップルポッパーを使うのは今思えばけっこう無謀です。

 

当時はホエールは11ftのロッドしか持ってませんでした。

そのロングロッドでK-TENのマグネットウエイトをカッコーン!とかっ飛ばすのが好きでした。毎回ボウズでもそのキャストだけでけっこう悦ひたって満足していたものです。

 

しかし、それとは裏腹に、ルアーだけもかなりカッ飛ばしました。

 

そう・・・・高切れです。

 

いえ、正確に言えばノット部のすっぽ抜けやブレイク。

これで一体いくつルアーを無くしたことか・・・その累計金額を想像するだけで怖い。

 

まだPEラインをシーバスで使うという考えがなくて(もしかしたら既に行われてたのかもしれませんが)、ようやくナイロン12lbラインに20lbのナイロンリーダーを装着するということを実践しはじめた頃でした。

 

ノットは、いまとなっては使っている人も少ないであろう、ビミニツイストでダブルラインを作ってのオルブライトノットというのが常識中の常識。

 

そのノットも雑誌で見よう見まねでやってるもんだから、すっぽ抜けまくり。だったら直結の方がいいじゃん!(笑)・・つまり、リーダーは全くの逆効果だったのですが、毎回せっせと不完全なノットを作って釣りに行っていました。

 

とにかく、リーダーを作っているだけで玄人気分だったのです。

 

この日も、僕らは学校の帰りにK-TENリップルポッパーのチャートバックホワイトを買い、いざ横浜へ釣行!

 

釣れない3人で並んで意気揚々とキャストを開始しました!

 

小一時間も投げた頃でしょうか。

(当然アタリなんてありません)

 

バチッッ・・・

 

いやな音と共に・・

 

ホエール!お決まりのノットブレイク!

 

うわーーー!!

さっき買ったばかりのK-TENリップルポッパーがぁぁっ

 

2200円がぁぁっっ!!

 

天ぷら放物線を描いて・・・

 

ルアーだけ着水・・・

 

着水音だけが漆黒の暗闇の海に響きました。

 

や・・やってもぉーたぁ・・

 

高切れやってもぉ〜たぁ〜

 

手元にはリーダーがちぎれて、ぐにゃぐにゃになったラインの切れた端だけが残りました。

 

タツノリ:「またやっちゃた?」

 

ホエール:「やっちゃったよ・・・・今日買ったばっかりのリップルポッパー飛ばしてしまった・・・」

 

アンザー:「なんかさ、あそこに浮かんでない?」

 

タツノリ:「ゴミじゃない?」

 

ホエール:「あ、ゴミじゃない!オレのK-TENだ!!」

 

・・・20mぐらい沖に、たしかに黄色い背中が見えます。

 

よく見てないとゴミと混ざって見失いそうです。目を離すことができません。まばたきもできません。

 

ホエール(ルアーから目を離さずに):「お前ら、メタルジグ持ってる?」

 

タツノリ:「あ、オレ持っているよ、KEN CRAFTの羽根付きのメタルジグ」

 

ホエール:「頼む!!K-TEN回収に協力してくれ!!」

 

そこからは、もうシーバス釣りじゃありません。

2200円のルアーのためなら釣りなんてやってられません(本末転倒!笑)

 

ルアー回収のためのキャスティング大会に様変わりです。

 

タツノリの10ftのロッドで、リップルポッパーに向けてキャストしまくります。

 

しかし!みんなシーバス歴浅かったので、とにかくキャストが下手。

 

メタルジグがとんでもなく見当違いのところに飛んでいきます。

 

そんな中でも時折惜しい所に落ちます!

 

タツノリ:「うぉーー惜しい!」

 

しかし、20m先にあるルアーに当てるキャストなんてできません。しかも当てるだけではなくルアーでルアーを引っかけなければならないのです。よく考えたらけっこう神業です。

 

小一時間もすると、ルアー回収キャスティング大会にも僕らは飽き始めました。

 

ホエール:「もう・・・諦めるよ・・・」

 

しょうがないので、2200円を、いやK-TENリップルポッパーを諦めて釣り再開。

 

しかし、当然メタルジグでひっかきまわした後で釣れるわけがありません。

 

また小一時間も経ったころでしょうか。

 

タツノリ:「今日も釣れなかったな、そろそろ帰ろうか」

 

・・・その時!!

 

アンザー:「おい!ホエール!K-TENが近づいてきてるぞ!」

 

ホエール:「えぇぇ!!」

 

なんと!20m以上は離れていたはずの高切れK-TENリップルポッパーが、どんぶらこどんぶらこと、僕らの方に近づいてきているではありませんか!!!

 

その距離、既に10mを切っています。

 

十分射程距離!!

今度は3人でミノーをキャストして狙い撃ちにします。

 

しかし、それでもなかなか難しい。リップルポッパーに引っかけられません。

 

すると・・

 

ますますK-TENリップルポッパーが近づいてきている気がします。

 

ホエール:「たのむ、もう少しだけ帰るの待ってくれ」

 

そして、煙草を吸いながらK-TENリップルポッパーを見守ります。

 

うん、やっぱり!ますます近づいてきます。

 

ホエール:「たのむ!離れていかないでくれーー」

 

もう祈るしかありません。

 

そして、さらに待つこと約10分後・・・

 

なんと!!

 

K-TENリップルポッパーが20mの長い旅路を終え、無事に最終的に僕らの足もとまで流れついて来たのです!

 

アンザーがすかさず足もとにミノーを落とします。

 

たのむ!引っ掛かってくれ!

 

そして・・・

 

見事にキャッチっっっ!!!

 

3人:「うぉぉぉぉーーーーー!!リップルポッパー獲ったぁぁ!!」

 

魚の釣れない僕らでしたが、3人でこの快挙の健闘を称え合い、その日は最高潮にテンションが上がって釣りを終えることができました。

 

20m以上は沖にあったルアーが自分の足もとに帰ってくる、まさに奇跡の生還でした。

 

 

・・・・この3日後に相模川でこのルアーをまたすっ飛ばしてしまったことはタツノリとアンザーには言えませんでしたが(爆)

 

 

 

※補足※

こんな話ではリップルポッパーが釣れないルアーだと誤解されてしまいそうなので補足しておきます(笑)

このルアーは本当に歴史に残る名作です。

何を隠そう、相模川60日連続ボウズ記録を見事に打ち破ったのはこのルアーです。

僕は当初、このルアーをジャークしてジャバジャバ言わせて使っていたのですが、実はナイトゲームにおいては、このルアーはただ引きするものだということに気づいたのです。それからは、相模川でかなりいい思いをさせてもらいました。

ただ引きでは水一枚噛んでナチュラルな引き波とともにユラユラと泳いでくれる。

 

シャローランナーが存在しなかったこの時代にリップルポッパーのただ引きでのレンジは、大場所でのナイトゲームにおいては独壇場だったわけです。

 

そして、さらにスゴい奇跡の生還がこの少し後にあったのですが、それはまた次の機会に。

雑誌「漕遊」カヤックフィッシング取材!

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ホエールjrが生まれてから、たくさんの方にお祝いをいただいてしまっておりますm(_ _)m

先日ご紹介させていただいた方の後にも・・・。

 

FROG荒井さん

 

C-49さん

 

SAWAFUJIさん

 

げんたろうさん

 

アレックスさんご夫妻

 

Gさん

 

遠くオーストラリアからバイキングカヤック創始者のマイケルさんご夫婦・スタッフのAさんから!

(ホエールJr、いただいた服とぬいぐるみと一緒に)

 

皆さんから素敵なお祝いをたくさんいただいてしまいました。

 

ホエールJr、生まれてすぐに腸閉塞が見つかり、けっこう病院と行ったりきたりで大変ではあります。

 

が!

 

おちこんだりもしたけれど、私は元気です!

(パクリ)

 

皆さんのおかげさまです。ありがとうございますm(_ _)m

 

現在、すくすくと4キロオーバーの立派な魚体になってきました(魚体じゃない!)

 

そんなこんなで、実は僕自身のカヤックフィッシングの釣行回数は激減中。ですが、近場の朝練だけになるかもしれませんが、今年もまだまだ行きます!

 

そして来年はさらに新たなるテーマをいろいろ作ったカヤックフィッシングしていこうと思っています。

 

さて!

 

インスタでは軽く紹介しましたが、先日はkayak55としては久々の雑誌取材がありました。

 

雑誌の取材なのであまり詳しくは報告レポートは書けないので、ブログでも簡単な報告になりますが・・・

 

皆様はこの雑誌をご存知でしょうか!?

 

漕遊

 

カヤックやSUPなど「パドル」で遊ぶ乗り物をフューチャーしたアウトドア雑誌です。

 

これまでのカヌー雑誌とはまた違った感じの雰囲気のあるオシャレな紙面作り。

 

本屋さんに置いてあるサーフィンの雑誌とか、アウトドア系ファッション雑誌とかに近い感じといったいいでしょうか。

 

なんと、このかっこいい雑誌にkayak55のカヤックフィッシングが掲載される予定です。

(発売はおそらく来年の春以降!?)

 

僕は雑誌は両方必要だと思うんですよね。もうなくなってしまいましたがカヌーライフであったり、現在も発売されている舵社のカヌーワールドのような、役立つパドリングテクニックなどのノウハウが満載の雑誌。

 

そして、漕遊さんのようなスタイル提案系の雑誌。

 

実際にカヌーワールドなんかはカヤックを始めた後にもそうとう役立つ内容が多く、初心者の方はもちろん、ベテランの方にもあらためて読んでいただくと今一度、発見がある素晴らしい雑誌だと思います。

 

漕遊さんの方も、経験者が読んでも役立つ情報はもちろん入っているのですが、どちらかというと美しくオシャレな写真満載で(今風にいうとインスタ映えしそうな感じの)、まだカヤックをやったことがない人が読んだ時に猛烈に「やってみたい」と思ってもらえるような誌面づくりだなと感じるのです。

 

こんなカンジで、まず掲載されている広告からしてオシャレです

(ニクソンのタイドグラフ付きの時計、いいな〜)

 

実際、僕も若い頃はフリー&イージーとか夢中で読んで(休刊しちゃったけど)、ジーンズとかワーク系、ミリタリー系のファッションとかに目覚めていったもんです。

 

漕遊さんは、個人的にそういう雑誌に近いと思います。

 

こういう雑誌でのアピールは、パドリングスポーツの土台を広げていく上でとても大切だよな〜と思う。

 

そんなオシャレな誌面づくりがウリの漕遊さんに

 

ぜんぜんオシャレじゃないkayak55が登場!?(笑)

 

いったいどうなるのか!?

 

漕遊さんとの出会いは、今年の春先、kayak55がJSCAのインストラクターの試験を受けにコア・アウトフィッターズさんに行っていた時になります。

 

その日に、漕遊の編集の秋元さんがコア・アウトフィッターズさんに遊びに来て、その時に初めてお会いして意気投合しました。

 

とにかく、こんな楽しい遊び、もっと盛り上げたいよね!

 

秋元さんとは、この思いが根底で一緒だなと感じました。

 

そして、漕遊さんとしては珍しい内容である「カヤックフィッシング」をフューチャーしてもらうことになりました。

 

来年の春以降の号になると思いますが、発売された際にはよろしくお願いします。

 

Kayak55としては、地元の海であるバシフナの干潟がやっぱり一番のホームですから、どうせならこの場所でのカヤックフィッシングを紹介したい。(もちろん注意事項やマナーとかも内容に含めてもらいたい)

 

誌面の特性上、釣果はそれほどでなくてもいいのですが・・・魚がないとやっぱり締まらない。

 

なので、秋のいいシーズンにバシフナの海に取材に来てもらうことになりました。

 

秋にバシフナで取材したら、釣果的にはハズしはないでしょう。

 

ただ・・・・予定していた11月下旬のロケ日が、天候悪く流れてしまいました。

 

その後、なかなかスケジュールが合わず、結果・・・

 

魚がだいぶ抜けた厳しい晩秋のロケとなってしまいました。

 

はたして釣れるのか!?

 

当日はやや風が強いものの、どんどん風が落ちて良くなってくる予報だったので、取材を決行することにしました。もうリスケジュールすると12月に入ってバシフナから魚が完全にいなくなってしまう。

 

漕遊・秋元さんと女性スタッフの方には取材艇としてニモ2+1に乗っていただきました。

 

さあ、秋元さんにも取材しながらも釣っていただきますよー!

 

みんなでワイワイ楽しく釣っていれば、それは誌面でも伝わると思うんです。

 

しかし・・・

 

意気揚々と沖に出ると・・・・

 

風が強すぎる!

 

このタイミングでなんとかチャン松君が幸先よくフッコサイズのシーバスをゲット。

 

ホエールはスズキサイズの良型を掛けるもファイトシーンの撮影中にバラし(ガーン)

 

魚はいるからなんとかなりそうだと思ったのですが、風が落ちないのです。いや、むしろ強まっている。

 

沖の本命ポイントで粘るには危険な風だと判断。

岸際の堤防で囲まれたプールへ撤退します。

 

その撤退の最後尾でホエールがなんとかフッコサイズを1本キャッチ。

 

一応、これで僕もチャン松くんも魚を抑えることはできました。

 

ただ、正直、サイズも数も釣果がちょっと弱いな〜

 

岸近くの堤防の囲まれたプールに退避して、釣りを続けます。ただ、限られたエリアですからなかなか厳しい。

 

終わったか・・・

 

と思ったその時!

 

チャン松君に立派なスズキサイズのヒットが!

 

ヒットルアーは前日関東にお越しいただいたアトール田中さんからいただきホエールがヒラメ60アップをいきなり釣り上げたあの新作鉄板バイブのプロト!今日のシブい状況でナイスサイズをヒットしてしまう。やっぱりこの鉄板バイブはヤバイ。

 

その後も風も落ちないし、予定より早く撤退となりました。

 

ホエールには結果的に1本のみという厳しい釣果でしたが、チャン松君がいいサイズ釣ってくれたおかげで、なんとか取材は成立!

 

さて、いったいどんな誌面になって出てくるのか、ものすごい楽しみです。

(これで取材のレポートがオシャレになっていたら、そうとう漕遊さんの編集と写真のテクがスゴイってことです!笑)

 

ただ、残念だったのは取材艇の秋元さんにワンバイトあったもののキャッチに至らなかったこと、風さえなくて沖で粘れればけっこう釣れたはずですが・・残念。

 

雑誌の発売が春以降ということなので、もしかしたら春先にもう一回取材と称して秋元さんと一緒に浮くかもしれません!

 

今日は僕もあまりいいトコがなかったので、もしリベンジの機会を作ってもらえたら、次こそいいの釣ります!

 

チャン松君、秋元さん、おつかれさまでした!

 

獲物一匹ゴミ一個運動は写真撮り忘れましたが、秋元さんには撮影してもらったので雑誌の方に載るかも!?

 

厳しい取材となっちゃいましたが・・・

 

今日遊んでくれた海とシーバスに・・・感謝!

 

あ!

 

漕遊のバックナンバーは一部ですがkayak55でも売ってます。もしよかったら買ってみてください!

晩秋の再乗艇練習(プロペル&フル艤装プロフィッシュ)

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今回は沈からの再乗艇についてです。

 

定期的に僕はこの再乗艇を練習しているのですが、先日、サウスウインドのナガさんと一緒に晩秋のウエアでの練習をしてきた報告です。

 

フィッシングカヤックは、よほどおかしなバランスのものでない限り、そうそうひっくり返ることはないです。

 

まず沈をするような海況の日には海には出ない

 

この大前提を守っていれば、その後は15年間ほぼ毎週海に出ていて沖でリアルな沈は予感すらしません。

 

ちなみに、15年ぐらい前の初心者の時に一度沖沈したことがあります。それは死にかけのタチウオがふらふら水面を漂っていて、それを拾おうとして(笑)

 

あと14年ぐらい前にタツノリ君とサーフゾーンから出艇して、その帰りに着岸沈が一度。

 

それ以降は、着岸沈さえないです。

 

逆に言えば、2009年の後半から僕が乗っているバイキングのプロフィッシュ45は低い重心で粘りがあって沈しずらい構造となっているとも言えます。

(最近、乗る比率が年々高まっているバイキングカヤック・忍も同様のコンセプト)

 

ただ、忘れてはいけないのはカヤックは絶対にひっくり返らないとは言えない、常にひっくり返る可能性がある乗り物であることはよく理解しておかないといけません。

 

わざと沈をする練習をしてみると・・・

 

ひっくり返ろうと思えば、いつでもひっくり返れる

 

これは確かな真実なのです。

 

そういう乗り物に僕らは乗っていると思って海に出るべきです。

 

ましてや重心が高いモデルは横波を受けて傾き出すと限界点はさらに早いです。

 

海保さんからの事故報告を見ると、フィッシングカヤックが沈をするよくあるケースは以下となります。

 

◆風が強い日、波が高い日に出て海況が悪化して沈

(これが圧倒的多数を締めています)

 

◆バランスを崩して沈

(次に多いのがこちらで、クーラーに魚を入れようとして振り向いた時、おしっこをしようとしてシートから移動してしまった時など)

 

◆動力船の曳き波を受けて沈

(レアケースですが事例は存在しています)

 

これらの救助事例は沈をした後に艇に復帰できず・・・というケースになります。

 

もちろん、リアル沈をせずにいければベストではありますが、前述の通り、沈をする可能性がある乗り物に乗っている以上、沈をした後にどういうふうに復帰するかを練習をしておく必要があります。

 

それはカヤックで海に出ている以上、僕も当然ですし、これをお読みのカヤックアングラーの方も他人事ではないのです。

 

シットオントップではスプレースカート付きのシットインタイプのシーカヤックと違って

 

沈=沈脱

 

となります。

 

スプレースカート付きのシーカヤックの場合はひっくり返った後に艇から脱出せずにロールという技術があれば艇をそのまま戻すことができますが、シットオンの場合はひっくり返ったら必ず艇から落ちるので、そこから艇を起こして→再び乗るという動作が必要となります。

 

この艇に再び乗る動作を再乗艇と呼びます。

 

シーカヤックでは沈してもロールで復帰する手法もありますが

(もちろんロールで復帰ができなかった時は脱出して再乗艇する)

 

シットオンは沈=脱です

なので沈をしたら確実に再乗艇が必要です。

 

この再乗艇の練習を重ねておくことで、いざという時に乗れるか乗れないかが変わってくるかもしれません。つまり、生きるか死ぬかの分かれ道になるかもしれないのです。

 

よく、実際にリアルに沈をするような荒れた海では練習通りにはいかないのでは?と言われますが、逆に言うと練習しておくことで乗れるかもしれないではないかとも言えると思います。練習する姿勢を放棄したら、より荒れた海では再乗艇ができない可能性がより上がるでしょう。

 

やっておくことで生還の可能性が上がるならば、やっておくべき。

 

それが再乗艇練習だと思っています。

 

今回はサウスウインドのナガさんと一緒に練習してきました!

(撮影はチャン松君)

 

サウスのナガさんと一緒ということで、ずっと興味があった

 

ネイティブウォータークラフトのプロペルでの再乗艇

 

も今回経験ができます。これを試して見たかったのですよ〜。

 

そして、私ホエールの方は、プロフィッシュ45のフル艤装艇でやってみます。

 

いつもと同じですが、今回違うのはプロフィッシュの方は「フル艤装」で再乗艇をやってみるという点。通常、再乗艇は空荷でおこなうことが多いのですが、より実戦に近い状態でおこなってみます。

 

さあ再乗艇練習してみましょう!

 

この日の再乗艇練習はサウスウインドのナガさんが動画を編集してサウスウインドのYouTubeにアップしてくれています。

 

こういうのは写真より動画の方がわかりやすいです。まずは動画を見てください。

その後、注目すべき点をピックアップしてみたいと思います。

 

まずはサウスウインドのナガさんのプロペルの再乗艇です。

 

【ネイティブウォータークラフト・スレイヤープロペル13再乗艇】

 

もう論より証拠、動画をよく見てもらえばおわかりいただけるとは思うのですが、僕なりに感じたプロペルでの再乗艇のキーポイントを挙げておきます。

 

【キーポイント】

艇の起こし方

 

実際に僕自身もプロペル13での再乗艇をやらせてもらいましたが・・・

 

プロペルシリーズは幅広で安定性を取っているカヤックのため、ひっくり返った艇の上から反対側のハンドルを掴んでの再乗艇はかなり難しいです(できないことはないですが)

 

またカヤックの下に潜り込んで奥側のハンドルを引きながら、手前側のハンドルを持ち上げての起こしもできなくはないですが相当厳しいです。

 

やっぱり簡単で確実なのは!

 

ひっくり返った艇のボトムから出っ張っているドライブを掴んでぶらさがって艇を起こす

 

コレです。

 

これによってかなり簡単に艇を起こせます。

 

ただ、これはかなり剛性のあるネイティブウォータークラフトの鋳造ボディのプロペルドライブだからこそできることかもしれません。(他の足漕ぎカヤックではできるかもしれないしできないかもしれないし・・・これは実験をしていないのでご注意ください)

 

まずは艇を起こさないと始まらないですから!

 

【キーポイント】

艤装が邪魔になりやすい

 

レールにいろいろついた側から乗ろうとすると、引っかかる

 

手漕ぎのカヤックはパドルの軌道に艤装ができないため、シート横から足元までのカヤックのサイド面は空間として開いています。

 

しかし、足漕ぎカヤックではパドルを使うのは出艇時と着岸時のちょっとだけでいいため、シートに比較的近いエリアのレールにロッドホルダーであったり魚探であったりとかなり艤装をされている方もいらっしゃいます。

 

ただ、その艤装によって再乗艇時にひっかかってしまう危険をはらんでいますので注意が必要です。

 

自分でもやってみての感想!

 

プロペラドライブ系のカヤックはサイドの壁が高いので、再乗艇がしにくいのではないかと思っていました。

 

ですが、それは先入観だと分かりました。

 

艇を起こしてしまえば、意外に普通に再乗艇ができます

 

これが正直な感想です。

 

サイドの高さは気になりませんでした。

 

ですので、上記のカヤックの起こし方、再乗艇するエリアに艤装をしないで空間を開けておくというキーポイントを抑えることがやはり大切になってくると思います。

 

続いて!

 

手漕ぎのカヤックでの再乗艇です。

これは僕の方でやらせてもらいました。

 

今回、いつもの再乗艇練習と違っているのは

 

フル艤装

 

だということ。

 

今回の写真ではないですが、概ねこんな感じの装備でやっています。

 

<バウ側>

◆シーアンカー

◆スペアパドル

◆パドルフロート

◆魚探

◆別付けロッドホルダー(レイルブレイザ)

 

<スターン側>

◆クーラー(ラゲッジのバンジーをJフックにかけて固定)

◆ネット

◆別付けロッドホルダー(レイルブレイザ)

◆フラッグ(55フラッグ)

 

よくフル艤装では空荷とは違うのではないか?空荷ほど楽に再乗艇できないのではないのか?空荷で練習しても意味ないのではないか?というようなことを言われることがありますが、果たしてどうでしょうか?

 

まずはやっぱり再乗艇は動画の方がわかりやすい思うので、見ていただければと思います!

 

この動画はやっているのは僕ですが、編集してアップシてくれているのはサウスウインドさんのYouTubeになります。ありがとうございますm(_ _)m

 

【バイキングカヤック・プロフィッシュ45再乗艇】

 

再乗艇のポイントはいつもどおりですが、今回はせっかくフル艤装での再乗艇をやってみたので、フル艤装だったことで気になったキーポイントを挙げておきます。

 

【キーポイント】

クーラーによってスターンが持ち上がってしまう

 

もちろんクーラーの中身次第だと思います。魚が大量に入っていたらまた違ってくるかもしれませんが、クーラーの浮力でスターンが持ち上がってしまうのです。

 

これによって艇の上に這い上がって、反対側のハンドルを掴むのがとてもやりにくくなるのです。

 

これが空荷での再乗艇との一番での違いでした。クーラーによって艇が持ち上がっているので裏返ったカヤックによじ登るが難しくなるのです。

 

よって、クーラーを積んでいる時は以下の手法が艇を起こしやすかったです。

 

スカッパーホールに回したグラブロープを掴んで起こす

 

下に潜り込んで、奥のハンドルを引きながら手前のハンドルを押し上げる

 

この2種類の方法がベストでした。

 

グラブロープは僕はつけていますが、つけていない方がほとんどだと思います。

また、艇のスカッパーホールの位置や数によってはつけられないかもしれません。

 

ということで・・・・

 

クーラーでスターンが浮き上がったカヤックを起こす時はやはり「下から起こす」が正解ではないでしょうか!

 

【キーポイント】

リューシュ類に注意

 

今回はフル艤装なので、パドルリューシュの他にネットのリューシュ、シーアンカーのロープがあり、空荷での再乗艇よりもやはりロープ類が身体にまとわりつきやすかったです。

 

たった3本のリューシュでコレなので、これ以上の本数のリューシュがあったらけっこう身体に絡むぞ!という印象でした。

 

パドルリューシュは必須ですが、個人的にはネットのリューシュはいらないので、沈の時に絡むぐらいなら外してしまおうかと思いましたよ。沈してネットをなくしてしまってもそれはそれでいいと割り切ろうと。(しかもガンナーネット浮いてました)

 

あとは今回はできなかったのですが、自分とカヤックのリューシュ、これもテーマのひとつなんです。

 

自分とカヤックのリューシュについては、賛否両論があって自分に絡まって危険という意見もあります。逆に、カヤックフィッシングの死亡事故を見ると9割以上がカヤックと人間が離されているという事実もあって、どちらがいいかが決めかねる部分があります。

 

個人的にはやはりシットオンは沈=脱なので、パドルリューシュと同様に自分とカヤックのリューシュはあった方がいいのではないかと思っていて、それを来年いろいろリューシュした上での沈実験をいろいろやっていこうと思います。

 

いずれにしても!

 

パドルリューシュだけであっても、リューシュを1本でも使うならば、もしもの時に切断できるレスキューナイフは必須だとあらためて思いました。

 

その他においては、さきほども書いた通り、パドリングのカヤックはパドルの軌道上に艤装ができないため、再乗艇のスペースはじゅうぶん残されており、空荷での再乗艇と手順となにも変わりませんでした。だからやっぱり空荷であっても再乗艇の練習は意味がある!と思いました。

 

そして、今回感じたのは・・・・

 

ウエアの大切さ

 

です!

 

この再乗艇練習をやったのは11月上旬です。

 

11月上旬とはいえ、この日の表水温は20℃を切って19℃。

 

やっぱりこの水温で再乗艇練習をおこなう上では絶対に必要だと痛感しました。

 

フルドライスーツ!

 

動画で使っているのは、サウスのナガさんはブルーストームのドライスーツ。僕はPalmのフルドライスーツです。

 

昨年まで使っていたモンベルのフルドライスーツが酷使のため3シーズンで生地の各所から浸水が始まってしまい引退させました。(普通の使用頻度なら倍の6年は持つと思います!)

 

今年からこのドライスーツをおろしました。

 

PALM カスケードドライスーツ

 

手首と首がガスケットゴムのフルドライスーツとしては今、もっともリーズナブルだと思います。

 

取扱は高階救命器具なのでアフターも安心です。

 

特に首と手首のガスケットはかならずいつかは切れて交換が必要となりますので、ドライスーツはアフターがしっかりしているメーカーのものがいいですよ。アフターをやっていないようなものを安物買いをすると後悔すると思います。

 

実際にこの日は何度も落ちて、何度も乗って、水中で動画カメラに向かって解説してしゃべったりしたのですが、水温19℃あっても、ずっと水に入っているとフルドライスーツでもかなり身体が冷えました。

 

この水温でも身体がじかに濡れたらヤバイと実感しました。さらに低い水温では・・・(怖)

 

実際に体感してみると、少なくとも僕はこれから先の晩秋〜冬〜春先にかけてフルドライスーツ無しでは怖くて海に出れないと改めて思いました。

 

冬もやりこむぜ!というカヤックアングラーの方はぜひフルドライスーツご検討ください。フルドライスーツでも低い水温にずっと浸かっていれば危ないでしょうが、それでも身体が直に濡れるよりずっと生還率は上がると思います。ドライスーツはけっして安いものではないですが、命に関わる部分に関しては節約するべきではないと思います。

 

ブーツも大切!

 

今回ナガさんも僕も冬に普段履いているNRSのバウンダリーシューズで再乗艇をしています。

 

 

NRSバウンダリーシューズ

 

動画で見ていただくと、しっかりバタ足やキックができていると思います。

 

これはロングブーツではありますがネオプレン素材のなので足首がしっかり可動する。これが一つ大切なポイント。

 

さらに、足首にベルクロがついていて固定できるのでバタ足しても脱げない!

 

泳ぐ上で、足首のベルクロがキモ

 

これが大きいです。やはりパドリングブーツはこの足の甲のところでしっかり止められと機構になっていることが大事だと思います。

 

やはりカヤック用のブーツはあった方がいいなと思いました。

 

あとはなんといっても・・・

 

カヤック用のPFD

 

です。

 

サウスウインドのナガさんはストゥールクイスト・キーパー

 

私ホエールはストゥールクイスト・フィッシャーマン

 

どちらもしっかり浮いて、再乗艇の動作の妨げになっていなかったのが動画を見ていただくと分かると思います。

 

実はこれまた何年か使ったモンベル・アングラーから最近ストゥールクイストのフィッシャーマンにPFDを最近変えました。モンベル・アングラーはとても信頼できるPFDだったのですが、汚れが酷くなってきてしまったので・・・・

 

ストゥールクイスト・フィッシャーマンはハードタイプのポケットになっていて、再乗艇時にひっかかりが少なく、かなりオススメですよ!

 

ぜひ皆さんも自分の艇での再乗艇、やってみてください!

 

・・・と言いたいところなのですが・・・

 

これからの先の季節のあまりにも水温が下がった状態では、練習自体が低体温症の危険を伴う可能性がありますのでご注意ください。

 

もちろん海域にもよると思いますが、さすがに年末頃〜2月いっぱいはちょっと練習自体やめておいた方がいいのではないかと思います(3月も気温が高くなってきても、水温はまだかなり冷たいので注意)

 

練習で事故が起こってしまったらしょうがないですから!

~アイルマグネットFを救出せよ!~

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ホエールです!

 

今日はホエールJrと嫁さんふたりの出産後一ヶ月検診だったので、お店に大遅刻させてもらいました(毎度のことながらチャン松くんすいません!)

 

なんとkayak55のお店が21時までなのに、お店に着いたら20時!(遅刻しすぎだろー!)

 

ということで、今日はブログを書く時間があまり取れないため・・・

 

例によって・・・

 

今日は・・・・旧TEAM N.Wホームページにあったコーナー

 

戦友たちのララバイ

 

コーナーからの転載です。(つまり手抜きです)

 

戦友達のララバイのコーナーはこれまで使ってきたルアーや道具の中でひときわ愛着があったアイテムを紹介するコーナーです。

 

僕らが釣りをはじめてから一体どれだけの時間が流れただろうか・・・その間、購入した釣り道具はそれこそ星の数ほど。

 

今のルアーフィッシング、釣果が全てみたいな風潮がしてならない・・・もちろん釣りをしている以上それだって大事だけど、一昔前のルアーフィッシングにはもうちょっと「ワビ・サビ」があったと思ってしまうのは僕らが歳を取りすぎたからか?

 

たとえ釣れなかったとしても、一つ一つの道具には手にいれた時の興奮や釣行の記憶が詰まっている。

それはもう痛いほどに大事な思い出だ。

 

大切なのはストーリー。

 

釣り道具は素晴らしい!!

 

<以下、旧TEAM N.Wからの転載です>

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~アイルマグネットFを救出せよ!~

 

■アイルマグネットといえば、1990年代を代表するシーバスプラグの一つといっていいと思います。

 

僕らがシーバスを始めた96年ぐらいには既に存在してました。

 

K-TEN、マリア・ザ・ファーストという二大巨頭の後ろにピッタリつけていたプラグって感じでしたね。

 

地味ですがK-TENより買いやすい価格で、上州屋でもダイクマの2Fの釣具コーナーでも簡単に手に入ったこともあって、自然とボックスの中で数が増えていきました。

(当時の上州屋のルアーコーナーは今と違い、シーバスプラグの在庫がおそろしく少なかった)

 

紙にプラスチックが貼っている黒青のパッケージに黄色いステッカー(たしかマグネットの説明が書いてあった)に購買意欲をそそられたもんです。

 

たしか、なんとか化研バリ採用みたいなことも書いてあって、当時フック交換をまめにする習慣もなかったTEAM N.Wにとって、K-TEN同様に錆びにくそうなマットな針をありがたがっていたもんです。(実際はさっさと交換した方が良かったはずだけど・・・笑)

 

このアイルマグネットはたくさんのシリーズとサイズがありましたが、ホエール的にFモデルは今でも現役で通用するルアーだと思っています。

 

90年代ボックスを賑わせてくれていたルアー達が、のきなみ現役を退いて自宅の壁に飾られていく中で、アイルマグネットだけはたまに使いたくなります。

 

アイルマグネットはその名の通り、マグネット重心を採用しているので昔のプラグとはいえ飛距離も申しぶん無し、ボディもリップも強い。(塗装はフックサークルから下地ごとゴリっと剥がれて当時は弱く感じたもんだけど、今時のルアーに比べるとけっして弱くはない)

 

レッドヘッドの目の回りが黒くフチどられていてカッコヨカッタ!

 

そして、何より、そのフローティングっぷりがナイス!です。

 

今のシーバスプラグって、フローティングといっても、そのほとんどがスローフローティング寄り。しかもシルエットが細い。

 

これは、水の比重に近づけた方がシーバスが吸い込みやすいからでしょう。

 

現に、ホエールもメインはそういう比重が高めのフローティングルアーを多用します。

 

つまり、アイルマグネットFのような当時オーソドックスとされたフローティングプラグは、今の時代はむしろ異端的でさえあるのです。

 

そのファットなボディに内包された気室による浮き上がりの速さは、今のシーバスプラグにないキレのあるアクションで独特の世界観を形成しています

 

アクションのレスポンスと対応スピードの幅広さだけ取れば今のルアーではかなわないと思います。

 

ただ、当然、高い浮力とファットボディはフッキングの足かせにはなりますけどね。

 

諸刃の剣って感じの潔いプラグです。

 

アイルマグネットシリーズは他にDB、SBがあり、さらにそれぞれにダイエット版もあります。ホエール的には、このFの他、DBダイエットもかなり秀逸なプラグだと思っています。

(ちなみに、その後のNEO以降は使ってないのでわかりません)

 

■さて、このアイルマグネットFの思い出といえば、1999年末の冬休みですね。

 

この年は、大学を卒業したホエールは奥多摩のふもとへ、タツノリは名古屋へそれぞれ就職。それぞれツラーイ新卒社会人の洗礼を受けた年でありました。

 

毎日ボロボロになりながら働き、シーバス釣りもなかなか行けず、辛い年だったなぁ。

 

そんな形でなんとか春、夏、秋を乗り切った冬休み。二人とも地元・湘南に帰郷してきた。

 

夏以来、半年ぶりにタツノリと会い、いろいろなことを報告しあったが、結局・・・

 

「シーバスでもいこうや」

 

ってことになった。まあ、僕ら二人が揃えば当たり前だ。

 

この時代はまだ東京湾や相模湾のシーバスの産卵生態などについてまだ全然知識が無かった(たぶんあまり雑誌でも取り上げられてなかったと思う)。でも、これまでの経験で、なんとなく冬は三浦半島を南下した方がいい結果が出やすいという感触は掴んでいた。野生のカンってのはけっこう正確だったりする。

 

この日は、ウエーダーを履かずにスニーカーフィッシングできる場所を探しながら、三浦の秋谷あたりまで下ってきたと思う。

 

海藻帯があるいい感じのシャローをみつけたので、ここを本日ファーストポイントとすることに決定し、早速キャスト開始。

 

ホエールはアイマ・コモモを選択。

 

そして、タツノリはアイルマグネットFを選択した。

 

その一投目!!!

 

なんと!!

 

タツノリのアイルマグネットFが、回収する時にいきなり・・・

 

根掛かった!!(爆)

 

ひえーーー!

 

このアイルマグネットFはタツノリが当日の昼に港南台のポイントで買ったばかりだったのだ。

 

根掛かっているのは、4mぐらい先。めちゃ近い!

 

海中電灯で照らすと、根掛かっているアイルマグネットがロッドを煽るたびに上下に動いているのが見える!

 

それだけに諦めがつかない!

 

しかし、ロッドをいろんな方向から煽っても取れる気配が無い・・・・

 

タツノリ「一投目からロストは、ほんと凹むよ。しかも見えてるし」

 

ホエール「あきらめようよ」

 

タツノリ「いや、あきらめきれない、回収に行く!

 

ホエール「え?どうやって?ウェーダー持ってきてないじゃん」

 

タツノリ「靴脱いで、海に入って取りに行く!

 

ホエール「う・・・うっそーん・・12月末だよ!?

 

タツノリは意を決したように、靴を脱ぎ、ズボンを膝までめくり上げた。

 

ホエールはロッドを持ち、ラインをピンと張ってアイルマグネットが根掛かっている場所を見つけやすい状態を作った。

 

いよいよタツノリが海に入る・・・

 

タツノリ「うおおーーーーーつめてぇーーーっっっ

 

ホエール「大丈夫か!かんばれ!」

 

タツノリ「つめてーーくそーー」

 

徐々にタツノリが12月末の海の中を進んでいく・・・

 

あと1mぐらいで届きそうだ!!

 

タツノリ「うわっっ、深けーーーー

 

なんと!

ルアーまであとちょっとというところから一気にカケサガリ(笑)、それ以上進めないのだ。しかも、タツノリはズボンをめくった膝よりはるか上まで水に浸かっている

 

ホエール「タツノリ!あぶない!戻れ!戻れ!」

 

タツノリ「あとちょっとなのに、くそぉぉっ!」

 

やむなく戻ってきたタツノリ。

軍パンがもうお尻までビチョビチョだ。

 

タツノリ「さみい!さみい!!さみい!!

 

ルアーはしょうがないのでロストとさせていただいた。

ロストしてもなお、懐中電灯で照らすとよく見えたのが悲しかった。

 

タツノリ「もう、帰っていいですか・・・」

 

ホエール「いいよ・・・」

 

けっきょく、帰りの車は爆笑だった!

 

あと二日でミレニアムを迎えるっていう冬の日、しばらくガキに戻れた。

 

この日の釣りはなんと一投で終了。ルアーロストしに三浦までやってきたようなもんだった。

 

でも、普通にシーバスを釣っていたらきっと、20年もたって思い出すこともなかったと思う。こういうことがあるから釣りは楽しいんだ!

 

帰り道、僕らはコンビニに寄って、エースコックのスーパーカップ「豚キムチ」を食らって身体を温めた。

 

そのコンビニでは1999年の最大のヒット曲として「LOVEマシーン」が流れていたのをはっきり憶えている。

 

「っつたく、だっせー曲だよな」

 

っていいながらも、ホエールは、なにげにゴマキっていいよなって思ってたりした(爆)

 

20世紀最後の年にモー娘は「明るい未来に就職希望だわーーニッポンの未来はwow wow wow wow」ってハイテンションで歌ってたけど、あの日から20年の歳月が流れた今、日本はあの頃想像したような明るい以来になっているのだろうか!?

 

でも、ひとつだけ確かなことは、あの頃、アイルマグネットを一投でロストするような悲惨な腕だった僕らは、釣りをやめるどころか、釣りのためにカヤックまで買って、ますますガキのように釣りにのめりこんで楽しんでいる。

 

この先の20年も変わらずにいられるかね?

 

ああ・・・

 

きっと僕らは変わらないぜ!

2018kayak55鱸ダービー結果発表!

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Kayak55.comでは毎年、ターゲットを決めて、カヤックから釣れた魚の全長で競うダービー企画をおこなっています。

 

2018年は・・・

 

kayak55.com鱸ダービー

 

でした!

 

まずは、今回ご参加いただいた全てのカヤックアングラーの方々に御礼申し上げます。

 

本当に感謝ですm(_ _)m

 

いつもkayak55の企画を盛り上げていただき、ありがとうございます。

 

その結果発表がまさに今日おこなわれました!

 

応募のルールを要約すると・・・

 

♦カヤックの上で釣った60cm以上のシーバス(鱸サイズ)が写った写真を一枚(海とカヤックが映り込んでいること)、海上の場合はメジャートレー(陸上では通常のメジャーでもOK)でサイズ計測した写真が一枚、最低計2枚の写真が必要です。写真はたくさんあっても大歓迎です。

 

♦メジャートレー写真には一緒に「エナジードリンク」または「栄養ドリンク」缶または瓶またはペットボトルを写しこんでください。それがアリバイとなります。(1cm刻みとなります。例えば78.5cmだった場合は記録は78cmとなります)

 

♦自己記録を1cmでも上回ったら再エントリー可能

 

♦選考方法:全長が最長だった方、上位3名の方を応募期間終了後に表彰します!

(同サイズだった場合エントリーが早かった方を優先)

 

※各都道府県の遊漁者レギュレーションを必ず守ってください。立ち入り禁止、釣り禁止、カヤック禁止場所などでは、けっしてカヤックフィッシングしないようにしてください。

 

※対象は、日の出時間〜日没時間までの釣果に限らせていただきます。

 

というものでした。

 

結果は・・・

 

80アップ出まくってます!

 

はたして優勝トロフィーは誰の手に!?

 

結果は、コチラの特設サイトにて!

 

僕は20年以上前の大学生の頃からシーバス釣りをやっていて痛感しています。80アップなんて、そんなに簡単に出るもんではないと。(特に平置きメジャー当てだと、なかなかいきそうでいかないもんです)

 

カヤックからのシーバス釣りは全て日中の釣果だという点を考えると、やっぱりコレだけランカーシーバスが出るって、ホントにすごいことだと思うんです。

 

だから、当初は上位3名のみ表彰とするつもりだったですが、80オーバーの方には全員賞品を贈らせていただくことにしました。

 

79cmの方も実は複数いらっしゃって、そこは本当に申し訳ないのですが・・・

 

とにかく、皆さんすごいです。自分で漕いで自分で探して釣った魚はサイズにかかわらず全て貴重です!サイズはやっぱり運もあるので。

 

皆さんの投稿で、カヤックという乗り物は、シーバスの釣獲能力がスゴイ、それもまたあらためて実感しました。

 

地域によってシーバスが釣れやすい、釣れにくいはあるかもしれません。東京湾のキャスティングゲームはやはりシーバスダービーに限っては有利だったと思います。

 

でも、別地域にて、バーチカルゲームでもごっついのが上がっています!

 

まだまだカヤックからのシーバスの狙い方は無限の可能性が広がっているのだとダービーを通じてあらためて感じさせていただきました。

 

無限の可能性を探しに、まだまだ漕いで釣っていきましょう!

バイキングカヤック冬のキャンペーン&2019新艤装

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本日より・・・・

 

毎年恒例のバイキングカヤックの冬のキャンペーンがスタートとなりました!

 

対象はバイキングカヤック全モデル。

 

期間は12月16日(日)〜2月27日(水)

 

期間中にバイキングカヤックをご購入の方には以下がプレゼントとなります。

 

デラックスシート または カヤックカートからおひとつ

 

レイルブレイザ社製品からおひとつ

 

計2つのプレゼントが貰えるキャンペーンです。 

 

来年からカヤックフィッシングを始めようと思っている方は、このお得な期間にご購入いただくと良いのではないでしょうか!

 

さらに今回は・・・・

 

2019年になるタイミングで、忍とプロフィッシュ45、ニモ2+1の3艇は艤装がマイナーチェンジします。

 

詳しくはkayak55.comのそれぞれの商品ページを見てもらえればと思いますが、2019年は以下のようなスタイルになります。

 

【プロフィッシュ45】

変更点

シート横にフラッシュロッドホルダー追加

ここは漕ぐ時はパドルの軌道上なので使えません。魚が釣れて締める時や仕掛けを交換する際のちょい置きの時に使います。

 

サイドラバーハンドル追加

ついにプロフィッシュにサイドハンドルが標準装備に。僕はちょうど上記のフラッシュの位置につけています(フラッシュは埋め込んでいないので)が、フラッシュを装備してしまうとつけられなくなるため、内側に取り付けた形となっています。

 

シート後ろにスターポート追加

シート後ろのフラッシュロッドホルダーの内側左右にスターポート合計2つ追加。僕はここにアジャスタブルエクステンダー+ロッドホルダーIIとカメラブーム600を取り付けていますが、便利です。

 

【忍】

変更点

フロントのバンジー廃止

頂点のJフックが車の屋根に当たると不評のため廃止となりました。僕はこのバンジーを使ってスペアパドルを止めていたので残念なのですが・・・必要な方はそれぞれのパーツ(アイレッツ、Jフック)を別途ご購入いただいてご自身で取り付けていただければと思います。

 

ボガグリップホルダー廃止

これもまた僕はよく使うので残念なのですが、ボガグリップホルダーのマッシュルームボタンがやはり車載時にカーキャリアのバーによく接触するため廃止となりました・・・。

 

フラッシュロッドホルダー4つ追加(スターポート2つ廃止)

なんと!シート後ろに2つあったフラッシュに追加してさらに2つ追加で計4つのフラッシュロッドホルダー化。最大でロッド4本差していけることに。それに伴って、この場所にあったスターポート2つが廃止されました。必要な方は後ろのフラッシュが使えなくなるかもしれませんが、ご自身で取り付ける余地のスペースはあります。

また、シート横のサイドハンドル前に2つのフラッシュロッドホルダーが追加。ここはパドルの軌道に当たるため、魚が釣れた時や仕掛けを変える時のちょい置き用です。

 

【ニモ2+1】

変更点(いろいろ・・・)

ニモ2+1がもっとも大きく変わるかもしれません。ニモ2+1フィッシャーマン、ニモ2+1シュノーケリングが廃止となり、標準のニモ2+1に一本化。その標準のニモ2+1にサイドハンドルやスターポート、クーラーを止めるバンジーがあらかじめマウントされることになりました。フィッシャーマン仕様にしたい方は別売りオプションのフィッシャーマンパックを同時に買うという感じになります。また、フロントのバンジーが廃止となっています。

 

基本的にどの艇もだいぶ艤装パーツが追加になっているため、当然ですが値上げとなります。

 

ただ、猶予として12月25日まではお値段据え置きとのこと。

(12月26日から2019年価格となるそうです)

 

つまり、25日までに購入するとプレゼントキャンペーン+お値段据え置きでかなりお得と言えます。

 

これは・・・ちょっと急ぎでご検討いただいた方がいいかもしれませんね!

 

※バイキングカヤックはご注文後に一艇一艇、製造のアレックスの手によって静岡県清水の工場で作られます。納期の方は、工場の込み具合で変わってくるので、ご注文後に完成予定が分かり次第追ってご連絡となりますが、今年の注文でも、納期の方は確実の来年にはなってしまうのは間違いがないところ。おそらく注文が多くなりますし、年末年始の運送会社お休みも挟むため、けっこうかかると思っておいた方がいいとは思います。


リトルプレゼンツのウエーダーバッグ

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ホエールです。

 

気がつけば一気に年末の足音が聞こえてきますね!

 

年の瀬の忙しさから・・・・なかなかカヤックフィッシングに行けない日々が続いてしまっています。なんとか年内あと2日はフィールドに出たい!

 

書いていない釣行記も溜まってるし、動画も作りきれていませんが・・・

 

今日もおかげさまで忙しい中で気がつけば終電間近!

 

ということで、簡単に入荷情報ブログとさせていただきます。

 

今日、久々にkayak55のお店に入荷してきた商品があります。

 

それが!

 

リトルプレゼンツ・ウエーダーバッグ

 

ターポリンを使った防水トートバッグ(開口部は防水ではない)

 

背負っているサイズを見ると小さく見えるかもしれませんが・・・

 

めちゃくちゃ入ります!

フルドライスーツにPFDにロングブーツ、ぜんぶ一緒に入っちゃう!

 

もちろんここまで入れると口は閉じられませんが、濡れものを車に積む時、これがあるとめちゃくちゃ便利だと思います。

 

しかも・・・

 

口のマジックテープを閉じるとこんな感じになり・・・

 

さらに

 

底の板を抜いて縦に入れて・・・

 

サイドのマジックテープを止めると・・・

 

超ペタンコになります。

つまり、使わない時の保管時はがさばらない。

 

普段使いでショッピングバッグにしたり、キャンプに使ったりもいいと思います。

 

僕はこれからの時期の陸っぱりの雑魚釣り(ホリマイ雑魚釣り隊)で、このバッグに竿と仕掛けと椅子と網と水筒とレジャーシートと弁当と・・・全部突っ込んでもっていこうかなと思っています。

 

カラーは全3色。

 

このフォレストグリーン以外にも、

 

イエローもめちゃくちゃ可愛い

 

ブラックもシブい

 

kayak55のウェブショップに再入荷しています。

 

これからのカヤックフィッシングにおいては濡れたウエアの運搬にほんと便利だと思いますし、ぜひご検討ください!

ビーチクリーンからのカヤックエギング・前編

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Kayak55の鱸ダービーが終了し、まさに今日、入賞者の方にトロフィーや表彰状、景品を発送しました!

(1名様だけまだメールのご返信が来ていないのですが・・・汗)

 

入賞した皆様、本当におめでとうございます!

 

そんな中・・・

 

この前の日曜日、kayak55のお店にこの方がいらっしゃいました。

 

2018年kayak55鱸ダービー準優勝のC-49さん!

本当におめでとうございました!

 

急遽、店頭で賞品を授与!

 

送料が節約になりました(せこい!笑)

 

C-49さんは毎週のようにほぼシーバスメインでカヤックフィッシングをされていらっしゃいました。さすがの釣果でした。やはり、通っている人が釣るのです!

 

そのC-49さんが差し入れしてくれた焼き鳥が・・・

 

激ウマ!

これはハツ。

 

なにこれ!噛みごたえがあるけど、けっして硬いってわけじゃない。そして、しっかりと肉本来の味を感じる・・・。

 

豚トロも!

 

レバーも!

 

美味すぎる!

 

このレバーがまた臭みがなくて最高です。これはレバー嫌いな人も食べれそうなほどのレバーですよ、でもレバーの美味しさはしっかりと感じるレバー(レバーレバーうるさい!笑)

 

砂町銀座の竹沢商店さんの焼き鳥とのこと!

 

これはいつか焼きたてを食いにいきたいものですな〜

 

さて!

 

ホエールJrが産まれてからめっきり釣行回数が減ってしまっている私ホエール、12月に入ってからまだ2回しかカヤックフィッシングをしていないという状況です。

 

そのうちの一回は、恒例の南房ビーチクリーンの後に浮きました!

 

この南房のビーチクリーンは、地元の海岸清掃にカヤックアングラーが参加させていただくというスタイルで、もうかなり何年も前から恒例となっている行事。

 

もともとは、Team Banzyの田吾作さんが地元の方とつながりを持ってくれたおかげで実現したビーチクリーンです。

 

実際に普段浮いている場所に何か貢献したいと思っても意外に難しいんですよね。何をしたらいいのか、どうやったらいいかわかりません。せめて駐車や騒音のマナーを守る、目についたゴミを拾う・・・その程度しかできません。

 

だからこそ、こうしてカヤックアングラーがまとまった力として、地元の方に直接貢献できる行事はとてもありがたいし、貴重な機会だと思います。

 

今回はkayak55のお店を臨時休業して、私ホエールとチャン松君ふたりで参加してきました。

 

で!

 

終わった後にはそのままカヤックフィッシングしちゃおうっていう魂胆です(笑)

 

朝の館山湾を望む・・・なんて美しいのだろうか!

この場所でカヤックフィッシングができるありがたさよ!

 

朝7時30分頃、内房を愛するカヤックアングラーが続々と現地に集まって来ました!

 

ここにも駆けつけていただいたC-49さんからホエールJrの誕生祝いを頂いてしまいました!ありがとうございますm(_ _)m

 

ここのビーチクリーンは、ゴミを拾ったり、打ち上げられた海藻や流木を拾ったり、流木を集めて焼くための穴を掘ったり、草刈りで刈られた草を集めて運んだりと、実際はかなりの重労働なのです。だからやりがいがあります!

 

カヤックアングラーみんなでできる限りがんばります!

 

さすがに12月、寒々しいですが・・・身体をそうとう動かすので、すぐに汗ダクになっちゃうぐらいになります。

 

ゴミもけっこうな量でした

 

流木もそうとうな量でした

 

草もそうとうな量でした(笑)

 

なんでなんでしょうね、小学校の時はみんなで掃除するのが楽しかった。

 

でも、中学校では掃除とか超面倒せ〜ってなり。

 

高校ではそもそも掃除はサボるものになり(笑)

 

それがオジサンになると、またこうしてみんなで掃除するのはとても楽しいし、すがすがしい!ってなる。

 

微力であっても、自分が好きなフィールドに貢献できるのが嬉しい。

 

渋谷のハロウィンの後とかゴミが凄まじいとかニュースでやってたりしますが、そういう今の若者達もきっとオジサンになっていくにしたがって、変わっていくのだと思う。

 

僕自身、若い頃は褒められたもんじゃなかったから・・・(汗)。

 

回る回るよ時代は回るってことですね。(byみゆき中島)

 

このビーチクリーンはとにかく体力を使って、冬でも汗をかくほどになるので!

 

終わった後に地元の方から差し入れしてもらうおーいお茶の美味いこと美味いこと!

 

最高だ!

 

ご参加されたカヤックアングラーの皆さん、本当におつかれさまでした!

 

ちなみに、写真では海辺の芝生に車が入っていますが、これは普段の駐車場所の草刈りをするからです。この場所の海辺の芝生は普段車は乗り入れできないのでご注意ください。

 

今回もkayak55でカヤックをご購入されたばかりの方もいらしていただいてとても嬉しかったです。

 

逆に、カヤックフィッシング黎明期から内房で活躍されてきたベテラン勢もいらっしゃいます。

 

地元に貢献しつつ、いろいろな世代のカヤックアングラー同士の交流の場になるというのもこのビーチクリーンの魅力のひとつだと感じています。

 

このビーチクリーンは、春・夏・冬と開催されています。

ご興味ある方はぜひ定期的にTeam Banzyさんのブログをチェックしてみてください。

 

Team Banzy

 

さあ、それでは車を所定の駐車場所に移動して・・・・

 

ビーチクリーン後のカヤックフィッシングに出撃じゃー!

 

今回は久々にやります!

 

パドリスト・ティップランモデル&ガーミン魚探を駆使して・・・

 

冬の定番・カヤックティップランエギング!

 

しかし、この日の海況は実際は甘くなかったのです・・・

 

〜明後日につづく〜

ビーチクリーンからのカヤックエギング・後編

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〜一昨日からのつづき〜

 

さあ、ビーチクリーン後はカヤックフィッシングだー!

 

ビーチクリーン場所もキャパがあるので、カヤックを出す方が多いなら移動しようと思っていたのですが、今日は予報があまりよくなかったので、そもそもカヤックを積んでこなかった方も多かったのと、一部の方はエリアを変えるために移動されたので・・・・

 

この場所に残った艇は4艇。

これならここで出せるので僕もこの場所でカヤックを出すことにしました。

 

私ホエールは忍、ジ・O号。

 

チャン松君も忍、ロナウジーニョ号。

 

Iさんも忍。

 

sawafujiさんがコリンアスリート。

 

小型艇が主体の艦隊で、比較的岸から近いライトなカヤック・ティップランエギングに全員チャレンジすることにします!

 

写真からは、ものすごく天気も良く、穏やかな凪に見えると思います。僕らもそう思ったのです。予報はいい方にズレたかなと。

 

意気揚々と出撃します。

 

しかし、この場所は崖の横のワンド状の場所。風が崖で遮られていただけだったのです・・・

 

水深10mを超えたあたりからティップランをスタート

 

浅場でアタリがなければそのまま流してティップラン本命の20m以上のラインまで流していこうとおも・・・ったのですが!

 

ゴォーー!!

 

か・・・風が強い・・・

 

岸からの風なので水面は波が立ちにくく、写真では分かりづらいかと思うのですが、シーアンカーを流しても時速2kmぐらいで流されていく。これはちょっと厳しい!

 

今日の風は予報より悪い方に傾いている。これはティップラン場所まで行けないと判断しました。

 

これ以上吹かないうちに、エスケープだ!

 

岸際の崖の陰に入って風を躱す戦略を取ります。

 

しかし、この崖下も風が抜けていてとてもエギングって感じじゃない状況でした。

 

さらにエスケープ!

 

結果、なんとか釣りができそうなのは出艇場所前だけ。

戻ってきてしまいました・・・

 

この間、まったく釣りにならず、ただただ一周回って帰ってきた感じになっています。これはちょっと今日は釣れないかもなぁ〜

 

ちなみに風をなんとか避けられる出艇場所前のエリアの水深は5〜6m。

 

水深は5〜6mはエギングで言えばシャローエリア。とてもティップランができる水深ではないです。

 

ティップラン終わった!

 

こうなってくると、今日はティップランではない普通のエギを使ったキャスティングエギングを展開するしかありません。そんなこともあろうかと!?積んできたのです。(ほんとはただ、エギ類は一つのボックスにまとめているだけでタマタマ入ってただけ)

 

もう12月ですが、それでも館山湾はやはり温かい。ガーミンの魚探でチェックすると水温は19℃もある。この水温ならシャローにアオリイカはまだまだいる可能性が十分にあるはずだ。

 

割り切って普通のキャスティングエギングしていこう!

 

ということでパドリストティップランモデルを封印。今日はサブロッドだと思って持ってきていたいつものKFゴルゴに持ち替えます。

 

ノーパラシュートでドテラで流しながら、エギをバーンと投げて・・・

 

激しくシャクっていくっ!

 

カヤックからのキャスティングエギングはどんどん流されながらの釣りになるので、イカをじっくり狙うというよりは、広範囲から釣れる活性のあるイカを探してく釣り。なので、エギは激しく動かしてアピールをすることが必要だと僕は思っています。

 

さらに、カヤックに座るとロッドが動かせる可動範囲は水平から上だけで、堤防からの釣りのように下から上まで大きくは動かせない。

 

さらにさらに、カヤックで使うロッドは短い。陸っぱりのエギングロッドが8〜9ftだとして、ゴルゴは6ftぐらいです。そうなるとワンストロークでしゃくり上げられるストロークが短くなる。

 

つまり、カヤックエギングでは、より激しいシャクリが必要になります。

 

もちろんシャクリはイカへのアピール。食わせはフォール。

 

フォールの時間は10秒取ってじっくりと待ちます。

 

すると・・・

 

キャスティングエギングに切り替えて早々に・・・

 

乗ったー!

 

シャローにイカはいてくれた。しかもいいサイズだぞコレは。

 

個人的にカヤックエギングやるのが超久々で、たぶん1年ぶりぐらい。キャスティングのエギングにいたっては2年以上やってないかも。

 

カヤックフィッシングを始めた頃、タツノリ君と一緒にカヤックエギングを開拓していきました。その頃は陸っぱりの延長としてのキャスティングのエギングしかなかった(最初はほんとに釣れなかった)。

 

カヤックからのキャスティングのエギングの釣り方をようやく掴んできた頃、カヤックからのティップランをTeam Banzyの田吾作さんに教わって、カヤックとの親和性の高さからカヤックエギングではティップランの比重が多くなっていきました。

 

ティップランは楽しいし、着底取れやすいし、深場もできるし、釣れる!

 

でも、やっぱりエギングの原点であるシャローでのキャスティングゲームのアタリも気持ちいーー!

 

グイングインの引きはまた魚と違って面白いな〜

 

じゅうぶんに堪能して・・・ネットイン!

 

でかいっ!

なんとイキナリのキローオーバー(1.1kg)

 

1.1kgというのは自宅での計測なのでこの瞬間はもっと重みがありました。う〜ん、最高だ。

 

エギは餌木イカ名人 RS 3.5号(たぶん)。昔のダイワのエギ(エメラルダスブランドでさえない)。もうとうに売ってないけど、これまでシャローのエギングでかなりいい思いをさせてもらってきたエギ。3.5号でもややシルエットが小ぶりなので、それが効くときがある。

 

今日は、風がなく深場に行けていたらシャローは素通りしていたはずで、このイカとも出会えなかったわけで、偶然に感謝したいと思います。

 

そういう意味でも最終的にはオールレンジのアオリイカを狙おうと思ったら、ティップランとキャスティング、両方の釣り方が必要なんですよね。

 

水深は5m台。今日はどちらにしてもこのレンジでしかできないから、もうちょいやってみよう。

 

そうこうしていると、同じように水深10mラインで風を受けて引き返してきたsawafujiさんとスレ違う。今日はもう沖はダメですよね〜

 

sawafujiさんのコリンアスリートかっこいいです!

さらに、kayak55の帽子!?こんなのありましたっけ!?なんと、これは自作だそうです、ロゴまで作ってもらって感謝感謝です!

 

僕以外の3艇は今日はティップランを想定してキャスティングの用意がないため、水深5mの浅場ではゲーム自体が成立しないようで・・・残念です・・・。

 

そういう僕の方も、その後はアタリが取れない状況が続きます。

 

だいぶ粘って・・・

 

ようやくコロッケ追加(これはリリース)

こちらも餌木イカ名人 RS 3.5号(だと思う)

 

やはり冬に近づき、シャローのアオリイカの個体数自体はそれほど多くないのかもしれない(し、ただ下手なだけかもしれないし)

 

でも、気がつくと・・・

 

ん!?ちょっと凪いできたか!?

 

ティップラン場所までは無理でも、水深10m以上の場所まではなんとか行けるかも!?

 

ティップラン場所に再アタックかけに行ってみます

 

う〜ん、やはり水深10mを超えたぐらいで風が抜けていて強くなる・・・

 

これ以上、沖に行くのは危険だと判断。

 

とりあえず水深12mの場所でベイトが写っているので、そのままKFゴルゴでベイトティップランしてみます。

 

KFゴルゴでのベイトティップランも昨年からやっています。ティップが硬いロッドなのでそもそもティップランでさえないのですが(笑)、ラインテンションを感じながらロッドでサビいているとある程度アタリが取れることもわかってきました。

 

よっしゃ!

 

ベイトティップランでいきなりきました。やっぱりベイト反応あるところはいるもんだな〜

 

エギはヤマシタのエギ王TR。比較的、浅い場所でのティップランではこのエギを使っています(深い場所ではデュエルのエギを使ってます)

 

ぼちぼちサイズの650gゲット。

 

で・・・また風が強まる!

 

1杯ティップランで釣って、即離脱!

 

一瞬の凪で釣れた一杯でした。

いや〜残念ですが、この段階で予報よりはるかに風が強くなってきている、ティップランは今日はやっぱり無理だ。しょうがないです。

 

結局、もう一回、出艇場所前に戻ってキャスティングエギング再開

 

今日の海況ではコレしかできない・・・・

 

ちなみに、カヤックからのキャスティングエギングのコツは、カウントダウンです。

 

風で流されているカヤックから投げたエギは着底が取れないです(めちゃ凪いでいたら取れる)。なので、魚探で見た水深のメートル×エギの1mの沈下スピードの秒数でカウントして、着底したものと思ってシャクリ始めます。その時、ラインの抵抗なども加味して少し多めにカウントを数えます。

 

そして、シャクった後は再びフォールさせるのですが、その秒数のカウントは10秒ぐらい。

 

ってカンジです。

 

すると!

 

まずまずサイズ(たぶん600gぐらいぐらい)ゲット!

 

いや〜なんだかんだで計4杯。なんとか形にはなったエギングとなりました。

 

ふと見渡すと、他の3艇が既に着岸して片付けているのが見えました、そりゃそうです。ティップランエギのみでは今日の状況は釣りになりませんから・・・今日はたまたま普通のエギを持っていた僕がラッキーだっただけなのです。

 

僕もここで上がることにしました。

 

今日は風に泣かされた釣行となりましたが、景色がよくて、やっぱりここの海は素晴らしいです。

 

獲物一匹ゴミ一個運動

今日は4杯のイカで4つのゴミを拾いました。

 

って・・・

 

あれだけビーチクリーンやったのに、まだゴミがあったとは(涙)

 

この場所のゴミはここで捨てられたというよりは、荒れた時に打ち上がるゴミがほとんどなんですよね。ちょうど岬の付け根でえぐれている地形なのでひっかかってしまうのだと思います。だから、定期的にビーチクリーンが必要。

 

また次回も予定が合えばビーチクリーン来たいです。

 

そして、次こそは・・・もうちょっと凪いだ日に当たりたいなぁ〜

 

今日遊んでくれた海とイカと仲間に・・・感謝!

 

持って帰ってきたイカは・・・

 

大量の刺し身でも余って、残りは冷凍に!

 

僕の好物のエンペラのとこだけでもこの量。コリコリで美味い!

 

アオリイカはどうやっても美味いし、嫁さんからも好評。また冬の間に一回ぐらい、今度はティップランで釣りたいと思います!

カヤックフィッシングでヒラメ60cm

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今日はホエールJr、人生初のクリスマス・イブ!ということで大変もうしわけありませんが急ぎ足で!

(しかもちょうど定休日で僕も休み!)

 

先日のカヤックヒラメゲームの動画をアップしました!

 

何度もなにますが、この動画の釣行で使ったアトールの新作の鉄板バイブがすごすぎました。

アトール新作鉄板バイブ(名称未定)

 

とにかくテーリングしにくい。

シャクれる鉄板バイブレーション(メタルバイブレーション)です。

 

僕はロッドを動かして釣るのが個人的に好きなのですが、鉄板バイブはちょっとシャクるだけでエビる。モノによってはリフト&フォール程度でもやりすぎるとエビる・・・そういうものです。

 

だからこれまであまり使ってきませんでした。

 

それが、このバイブはシャクれる、信じられないほどシャクれる。

 

どうやったらこうなるんだろうか?これまでほとんどのバイブレーションが失敗してきたことを可能にしてしまうアトール田中さん、ルアー作りの天才です。

 

このバイブならロッドアクションをつける釣りが好きな僕でも使っていける!と確信しました。

 

もちろんただ巻きでもバッチリ使えます。

今回の動画でも大きい方のヒラメはリトリーブで釣れています。

 

シャクれるバイブはどうしても波動が弱くなっていくものですが、この鉄板はソコもクリアしているのがスゴイ。しっかり大きい震えでスローからファストまで泳いでくれます。

 

このルアーはまだ発売されていませんが、来年発売になったらすぐに全色手に入れます。

 

そして、来年は三浦、内房、館山、静岡・・・いろいろな場所でカヤック+鉄板バイブでのヒラメゲームを開拓していこうと思っています!もちろん挫折の繰り返しでしょうが、それも含めて楽しみです!

 

2018年シャローゲームの締めくくりは・・・

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先日、バイキングカヤック忍をご購入いただいたお客様が・・・

 

なんと!

 

ベースボールマガジン社のHit&Runで過去に連載されていたライター・イラストレーターの山本ノリヒトさんでした!

 

当然!私ホエールが愛してやまない昭和のプロ野球談義で盛り上がり・・・

 

さらに・・・

 

こんなすごいものをいただいてしまいました!

 

大阪近鉄バファローズ最後の年の梨田監督のサインボールです!

 

僕がよく近鉄の帽子を被ってカヤックフィッシングをしているのを見ていただいて「俺が持ってるよりホエール君が持っているほうがいいから」とプレゼントしていただいたのです。

 

もう大阪近鉄バファローズは存在しません・・・その最後の監督が梨田監督なわけです。

 

超貴重なお宝を・・・・これは家宝です!

 

Kayak55の一番高い場所にケースに入れて飾らせていただきました。

(横にはキュベレイ!)

 

僕はカヤックフィッシングでここぞという時に・・・

 

近鉄の帽子をかぶって海に出ています

 

子供の頃に見た伝説の10.19ダブルヘッダー・・・(この時まだ梨田さんは選手でしかも打った!福山雅治の奥さんのお父さんの吹石さんも出ていた)

 

当時は閑古鳥が泣いていたパ・リーグの試合が全国ニュースになりみんなが熱狂した強烈な思い出。

 

その翌年の10.12・・・先生に特別に目をつむってもらって理科室のテレビで見たブライアント4連発。まさに奇跡のようなドラマだった。

 

大阪近鉄時代にはさほど追いかけていたわけでないけど、それでもやっぱり中村ノリにローズの迫力はすごかった。(もちろん大村や磯部も)

 

なにがすごいって、チーム防御率最下位(4.98)で優勝してしまう・・・

 

簡単にいうと5点取られたら6点取り返して勝つ野球(実際はそう単純ではないですが)

 

取られたら取り返す

 

・・・まさに

 

いてまえ打線

 

猛牛のような男たちがいた伝説の球団、それが近鉄バファローズ。

 

僕も、何点取られて劣勢でもあきらめずに打ち返す、いてまえ打線のようなカヤックフィッシングをしていきたい。僕が近鉄の帽子をかぶっているのにはそんな願いと自戒がこもっています。

 

さあ、今回も豪快なスイングをしていこう!(竿を)

 

今回の釣りは久々の聖地・富津。

 

※ちなみに、富津公園の先端駐車場は来年1月15日から3月末まで入れなくなります。ご注意を!

詳しくは↓↓のリンクより

 

通行止め予定のお知らせ

 

12月になると、ホームの東京湾奥バシフナのシャローは徐々に厳しくなっていきます。シャローは気温の変化にすぐに反応して水温もぐっと下がってしまい、シーバスが一気に抜けていきます。

 

12月でもシャローで勝負をするならば!やはり、南下し、かつてのホーム、聖地・富津しかないであろう。

 

恒例の仕事前に朝練にて昼前まで勝負で浮いてみます!

 

しかし、この日はなんだかツイてませんでした。

 

まずいつも斜め後ろから撮影している動画カメラのマイクロSDが釣行の途中で飛びました。読み込みも書き出しもできず、臨終・・・

 

なので、この日の写真は一眼でわずかに撮った分だけになります。

 

この日は年内最後のシャローゲームということで、釣れても釣れなくても好きなルアーだけでやろうと思っていました。

 

前にも書いたかもしれませんが、40歳を超えてから「カヤックフィッシングを何歳まで続けていけるのだろうか」残された時間を意識するようなってきました。

 

現在43歳、もし63歳で身体にガタがきてカヤックフィッシングをやめるなんていうことになるとしたら、あと20回しか秋〜初冬のシャローシーバスはできないわけです。

 

真鯛の乗っ込みもあと20回!?

 

シイラの夏もあと20回!?

 

少なーーっ!

 

いやいや、もしかしたらもっと早く病気とかになって釣りができなくなるかもしれないわけで・・・

 

そう考えると、一回一回の釣行の意味が重くなってきます。

 

だからこれからはなるべく毎回テーマを持って釣りをしたいと思っています。

 

今日持ち込んだルアーはこれだけです。

ミラクルワークスのビリケン、阿修羅、メケメケ。そしてその流れを汲むルアーだと僕が勝手に思っているリバースクラフトさんのラフィアンジャーク。

 

そう、今日のテーマはジャーキングです。

 

ジャークとはロッドを引っ張ってルアーをアクションさせること。いろいろな釣りでジャークは存在し、微妙にニュアンスが変わってきます。ジギングのジャーク、エギングのジャーク、バスフィッシングのミノーのジャーク・・・。シーバス釣りのジャークもいろいろですが、今回僕がやりたいのはかつて存在したミラクルワークスが提唱していたジャーキングです。

 

バス釣りのジャーキングで使うロングAやラトリンログ(またはそれをオマージュした各社のミノー)と大きく違うのは、リップリレスミノー(フローティング)を使う点にあると僕は思っています。

 

リップがあるとリップの後ろの空間で水流は整流されるわけですが、リップレスのルアーはヘッドがリップの役目を果たし、その水流がボディに直接当たっていくので、ある一定の水流を超えるとルアーの動きが破綻しやすい。

 

ジャークによって急激に水流を当てて、あえてルアーのバランスを崩してシーバスのスイッチを入れる。

 

その動きの破綻のしかたまで計算されて作られているのが僕が今回持ってきたプラグたちです。

 

ジャークで強い水流をルアーに当ててあげて、ルアーがバランスを崩し左右にスライド、ダートし、ヒラを打つ。(ここが魚のスイッチを入れるキーになる)

 

そこからロッドを戻すと、一瞬ラインテンションがフリーになるのでフローティング特有の戻りの早さで体勢が立てなおっていき、さらに浮上を始める・・・(ここで食わせる!)

 

この釣り方にはそれに向いたルアーが必要で、実はかなりルアーの基本的な設計の恩恵を受けているわけですが、アングラーとしては「自分で釣った!」というマニュアル感覚が味わえる楽しい釣り方です。

 

一般的なシーバス釣りからすると考えられないほどロッドを大きく動かすのですが、それでドカンと釣れると驚きと喜びは倍増します。

 

自分でルアーを動かす釣りなので「ルアーフィッシングしてるぜ!」って強く実感できるのです。

 

艇はプロフィッシュ45・キュベレイ号

 

日の出時間を待ち、出艇!

 

しかし、期待の沖の瀬状のシャローエリアのすぐ沖のブレイクでは・・・

 

曳き網が絶賛操業中でした・・・

 

シャローにつながるブレイクで網が頻繁に往復している状況では、このシャローにシーバスはほぼ入ってこれないだろうなという感じです。

 

こればかりはしょうがない・・・。僕は遊び、漁師さんは仕事ですから!

 

そういえば、去年の12月もまったく同じ場所で同じ状況だったのを今思い出しました(笑)違う場所に行くべきでした。

 

とにかく、条件は厳しそうですが、もう移動する時間はないのでやり続けるしかないです。(もちろん僕が浮いているのは水深1m台のシャローなので操業の邪魔にはなりません)

 

シャローに点在するアマモを魚探で見つけて、その周りにルアーを投入してひたすらにジャークしていきます。

 

フローティングのリップレスミノーをジャークしてくわけですから、油断をするとルアーが水面から飛び出してきてしまいます。そこを上手く水に絡ませながらロッドの引きのスピードを調整していく。

 

カヤックの場合は艇の流され方ではテンションが抜けすぎてルアーが飛び出してしまうことも多いので、そんな時はロッドを倒して横ジャークを入れなければいけなかったり、斜めジャークが良かったり、ロッドワークの臨機応変な動かし方の変化が必要で難しい・・・だからこそ面白い。

 

でも、やはり魚影が薄い。

 

その後、3時間ノーバイトが続きます。

 

これだけ網が入ると、今日は厳しいか・・・・

 

そう思った矢先!

 

ジャークでダートさせたビリケンがロッドの戻しで滞空した瞬間・・・

 

水柱が立った!

 

出たー!

 

画質の悪い胸カメラにはこのバイトシーンが収まっていました

 

ビリケンのレンジだと、バイトはほぼトップウォーターと同じような感じで水面が爆発します。これがまた最高に心臓に悪くて、楽しい。

 

しかし・・・

 

バラシてしまったーー(涙)

 

今日の条件でやっとこさ魚を掛けたのに、やってしまった!

 

ここに魚はいた。魚がいたということは何か要素があるということなのだろう、バイトがあった周辺をとにかくジャーク、ジャーク、ジャーク。

 

回収寸前のジャークの間のポーズで

 

クイっ!

 

っとルアーが持ってかれた!

 

バイトで水面が割れなかったのでシーバスではないカンジだ。はたして何が食ったのか?

 

うわっ、でっかいキビレだー!

 

ジャーキングでキビレ、釣れるんだな〜

 

ヒットルアーはミラクルワークス・ビリケン9cmでした。

 

ありがとう!

 

サイズは44cm、キビレとしては大きい方だと思います。

 

11時着岸!

Kayak55のお店に戻ります!

 

こうして、僕の2018年の最後のシーバス狙いのカヤックフィッシングは幕を閉じました。

 

今年はkayak55でシーバスダービーをやっていたということもあって、春先から例年以上にシーバスはがんばった年だったような気がします。春のワンダー80でのランカー捕獲、その後はそれを上回るサイズは出せませんでしたが夏の灼熱シフリンパターンで連発、秋のトップウォーター炸裂など、季節ごとにテーマを持ってやりきりました。

 

残念ながらその最後のシーバス釣行で釣れなかったわけですが、ジャーク、ジャーク、ジャーク、ひたすらジャークの釣りはやっぱり爽快でした。

 

好きなカヤックという乗り物で、好きなタックルで、好きなルアーを思いっきり動かして楽しんで・・・幸せです!

 

キビレという結果も得たし良しとします!

 

来年はヒラメ開拓をひとつのテーマにしようかなとか、新たなカヤックフィッシングとしてアジのショットガンにもチャレンジしようかなとか、やりたい釣りはたくさんあるのですが、シーバスに関しては僕の一番身近なライフワークとして引き続きがんばっていきます。

 

あ・・・獲物一匹ゴミ一個運動忘れてしまいました・・・(汗)

 

年末おかげさまでカヤックフィッシングに行けないカンジのかなり忙しい日々なのですが!

 

年内あと1回は必ず浮き納め!ってことで浮いてきます!

(おそらくターゲットはイカで)

 

その時、この日の分もゴミを拾おう!

ドライスーツのラテックスゴムのカット方法

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この時期になるとカヤックフィッシングのウエアとしてフルドライスーツがやはり理想的になってきます。

 

そのフルドライスーツの重要性については過去にも何度も書いていますが、また来年には改めてまとめていきたいと思います。

 

やはり「万が一の沈の時に身体が濡れない」というのがこの時期のカヤックフィッシングでとても重要だと思います。

 

水中は空気中の20倍以上の早さで体温が奪われていくと言われていますし、その後、再乗艇ができても空気中では今度は身体が濡れていると気化熱でどんどん体温が奪われていきます。

 

フルドライスーツを着ているからといって、もちろん長時間水中にいれば危険なのは変わりませんが、身体自体が濡れないことでやはりリスクをだいぶ減らすことができるはずです。

 

そのためのウエアとしては、安い買い物ではないかと僕は思っています。

 

そのフルドライスーツの構造を簡単に説明すると・・・

 

これがフルドライスーツ

 

例としてPalmのカスケードドライスーツを撮影してみましたが、僕は今年の冬からこのカスケードを使っています。

 

先日の再乗艇練習でも海水は一滴も入ってきませんでした!

 

去年まで使っていたモンベルのフルドライも気に入っていたのですが、生地が劣化で染みてきてしまったので引退させました。おおよそ3シーズンでドライを変えていますが、僕の使用頻度でのことなので、普通は5〜6年は持つと思います。

 

人間が中に入って着るために胸に斜めの防水チャック。股の間のお小水チャック。

 

この防水チャックを締めてしまうと・・・

 

上半身と下半身はつながっていて、ソックスも一体型なので・・・(ほとんど宇宙服状態!)

 

空いているのは手首と首の3箇所のみになります。

 

ここにラテックスゴムがついているので、首や手首を入れるとピタッと肌に密着し、ほぼ完全防水となるのです。

 

前述で5〜6年はもつと書いたのですが、このラテックスゴムだけは人によっては1シーズン、2シーズンで破れてしまったりすることも・・・。ラテックスゴムとはそういうもので、基本、交換が前提となっています。

 

ただ、ラテックスゴムの張り替えって、個人ではなかなかキレイに上手くできないので、購入した店舗を通じてメーカーに修理に出す形がベストです。

 

だから、フルドライスーツは安物買いのノーブランド品などはやめた方がいいと思います。やはりラテックスゴムの修理対応をしてくれるメーカーのものをご購入いただくことをオススメします。

 

さて、そのラテックスゴム。

 

最初の段階ではかなりキツイ場合が多いです。モノによっては、もともとゴムの入り口が広めだったり、また人によって首や手首が細い人もいらっしゃるので、場合によってはそのまま使えてしまう場合もありますが、カットが必要なケースが多いです。

 

ラテックスゴムは下に向かって台形になっているので、上の方から輪切りにしていけば入り口が広くなっていくわけです。

 

※カットしすぎるとゆるくなって浸水してきてしまうかも・・・上の方から少しづつカットしては手や首を入れて確かめながらカットする必要があります。経年劣化で多少はゆるくなってくるので、最初は少しだけきついぐらいがいいと思います。(血が止まるほどキツイのはNG)

 

前置きが長くなりましたが、そのカット方法について!

 

正直、ハサミでジョキ!でも大丈夫といえば大丈夫なのですが、ハサミで適当にやるとこうなります(笑)めちゃギザギザです!

 

これでもラテックスが大きく切れていなければ普通に使えますし防水しています。が!切り口がガタガタになるので、いつかこの段差から縦に裂けることでしょう。

 

なるべくまっすぐに切ってあげた方が長持ちします。

 

どうやってまっすぐに切るか!

 

これは先日、常連のお客様のドライスーツをチャン松君がカットした時の模様です。(ちなみに私ホエールはこの手の作業が苦手でして・・・汗)

 

まず、下準備として、ラテックスゴムの中にちょうど人間の首や手首ぐらいの太さの筒状のモノを入れます。

 

そうするとラテックスゴムがピタっと張っている状態が作れます。

 

そしてカッターを使って回しつつ舐めるようにカットしていきます。

この時、カッターの切れ味が超大切で、惜しまず新品を使うのがキモです。

 

そうすると切り口がビシっとまっすぐになるわけです!

 

この時、切りすぎないよう、いきなり大きく切らず、面倒でも上から少しづつカットしては手や首を入れ、まだキツイようならもう少しカット・・・という具合に試しながらカットしていくことが大切です。(右手と左手でも太さが違うので注意です)

 

ちなみに首部はストリーミングやクラウドの今の時代では絶滅危惧種!?のCDやDVDのケースがぴったりです(カセット世代だった僕からすると信じられないのですが・・・笑)

 

切り口まっすぐ・・・・チャン松君、さすがだ!

 

今年からフルドライスーツを購入された方でラテックスゴムがきついな〜という方はぜひこんな感じで、くれぐれも切りすぎ注意で、時間をかけて丁寧にカットしていってみてください。

 

ラテックスが切れても交換はできますし、いつかは必ず切れるものです。

 

でも、真冬のシーズン中に切れると修理の間にカヤックに乗れませんし、ラテックスゴム交換もけっして安い金額ではないので、なるべくラテックスゴムも長持ちさせていきたいです。

 

やっぱり丁寧にキレイにカットが、オススメです!!

年末年始休業のお知らせ&2018年振り返り

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一年・・・早いですね!

 

師走とはよく行ったもので、12月はほとんど光速で月末になってしまいました。

 

気がつけば、kayak55.comの年内営業もあと1日です!

 

Kayak55.comは・・・

 

年内は30日(日)まで営業

 

31日(月)〜7日(月)が休業

 

年始は1月8日(火)から営業開始

 

となります。

 

※明日の夕方以降のご注文につきましては、即納品であっても発送は1月8日(火)となりますのでご注意ください。

 

浮き納め浮き初めで必要なものがあれば、明日31日の16時前のご注文をお願いします。

(※お取り寄せ商品につきましてはいずれにしても年始になってからとなってしまいます)

 

まだ明日の最終営業日が残っていますが、今年一年を振り返ってみます!

 

やはり個人的な一番の思い出は

 

人生初の九州遠征

 

だったかなと思います。

 

運悪く、到着と同時に発達した雨雲は後に西日本豪雨と呼ばれる甚大な災害となってしまいました。僕が伺った平戸カヤックスさんの周辺エリアは災害をほぼ免れましたが、それでも高速は全て通行止めで1週間ほぼ何もできず動けない状況。最終日の午前中だけ奇跡的に好天に恵まれ、九州らしいトップでのヒラマサと開発中のコルジグでの大型キジハタを釣ることができました。

 

九州でお世話になった皆さん、そして九州の素晴らしい海に感謝です。

 

Kayak55.comとしての大きな出来事は・・・

 

今年から・・・日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)・公認カヌースクールになったこと

 

kayak55.comとしても転機といっていい出来事だったと思います。

 

カヤックフィッシングの人口が増えてくるに比例して、事故も多く聞かれるようになってきました。やはり正しいパドリングの知識、海況の読み方、リスクマネージメント、これらに30年間しっかり取り組んでこられた協会に加入させていただき、今後も僕とチャン松君はJSCAの先輩がたから多くを学び、カヤックフィッシングの世界にフィードバックしていきたいと思います。

 

カヤックフィッシングは楽しい趣味ですが、こんな小舟で大海原に出ていくわけですからリスクとは常に隣り合わせの趣味とも言えます。

 

カヤックフィッシングは安全が第一、そのために何をしていくべきか、これからも研究しウェブサイトや動画などで来年からより啓蒙に取り組んでいきたいと思います。

 

遠征などは大きなできごとですが、日常のカヤックフィッシングもまた素晴らしいものでした。

 

全ては振り返れませんが、ざっと僕の2018年のカヤックフィッシングで思い出深かったところでは・・・

 

1月、静岡のローカルの皆さんにお世話になって深海に初チャレンジ!勉強になりました!

 

2月、コルジグテストは続く・・・小さいながら寒ヒラメ

 

2月からは地元のバシフナでもシーバススタート

ギルレイカーでも獲ったどー!

 

3月、シーバス84cm確保!

 

3月、アトール田中さんが関東に来訪、ガイド成功!

この頃、まだ開発中だったシフリン炸裂!

 

4月、地球丸ロッド&リール休刊のため最終号のロケ!

ガンディーニで獲ったどー!

 

4月

芦ノ湖のブラウン撃破!

 

5月からはホリマイ雑魚釣り隊もスタート!コンビニの虫パンでクチボソ。

カヤックに浮けない時は近所の池や川でなどで超テキトーに雑魚を釣る活動です。

 

4月、5月とトップでイナダが!フラックフライに助けられました。

 

ホリマイ雑魚釣り隊では蒸しパンでタナゴ他、海でもコンビニのサキイカで続々新魚種が(カニまで!笑)

 

ホリマイ雑魚釣り隊でのザリガニも楽しくて何回も通ってしまった(笑)

 

6月真鯛ちっさー!鬼とマハタは良型。

 

6月はカヤックフィッシングジャパンカップもありました!

天ノ天テンヤに奇跡のオオニベ(小)がヒットし5位に入れました!

 

6月頃からバスも好調になってきました。今年はトップオンリーで狙いました。ガンディーニはやはり釣れる!

 

今年の7月は暑かった・・・熱中症予防しながらのお湯のような水温の中、シフリンが炸裂!

 

7月、ホリマイ雑魚釣り隊で手長エビ!

今年はあまりの暑さにホリマイもしばらく休もうと決意(笑)

 

8月はなんといってもカヤックシイラ!

今年は数は釣れましたが、サイズが出せなかった・・・・

 

夏場はカヤックバスではダブルスイッシャーのガズル100/BPザッパーペラ改が調子良かったですね〜

 

9月もカヤックバスにけっこう通いました。トップは厳しいことも多いですが、釣れた時に感動はやっぱり大きい!個人的にはペンシルで釣れるとさらに嬉しさが倍増!?

 

9月からホリマイ復帰。

スーパーで売っているベビーホタテ餌でハゼが爆釣

 

海ではコルジグテストが続く。

アマダイ、ハガツオと続々とコルジグでの新魚種が!

 

そして10月へ・・・ここから11月にかけてはシーバス、シーバス、シーバス。

特に今年はペンシルベイトでのトップウォーターシーバスにこだわりました。そして、僕はやっぱりペンシルベイトが好きだと再認識。秋のサイズは75cm止まりでした・・・

 

ホリマイ雑魚釣り隊では真鮒をゲット。

この真鮒釣りが面白かった!引きもいいし、やみつきになりそうです。僕はどうも真鮒、好きになりそうです。来年はホリマイでちょっと本格的に真鮒がんばってみようかなと!

 

12月にかけてはホエールJr誕生で釣行回数が激減。

しかし、アトールの新作鉄板バイブでヒラメ60cmオーバー。ミラクルワークスのジャーキングでキビレ、12月なのにキャスティングでキロアップのアオリ・・・それなりに印象的な釣果は出せました。

 

そして、現在に至る・・・

 

こう振り返ると、あっという間だったような一年も、実際はかなり充実しているなと思えました!

 

もちろん、上記は釣れた写真だけですから、カヤックで出ても釣れない日もあります。カヤック自体が出せない海況ってのも多い。

 

でも、実際、やっぱりカヤックフィッシングの釣獲能力はすごいものがあると改めて思うのです。

(トップのバスなんて僕の腕ではとても陸っぱりでは釣れないですから!)

 

そして、今年の新しい試みとしては、カヤックフィッシングに行けない日にちょっと近所で数時間遊べるホリマイ導入はかなり大きかったなと!

 

陸っぱりでも本格的な釣りをやろうと思うとカヤックフィッシングと同じぐらい労力と時間が要りますから。ホリマイは超簡単で超時短でできるのがイイ!

 

そして来年へ!

 

実は2019年・・・

 

kayak55.comは10周年を迎えます!

 

10周年の記念企画として特別カラールアーを発売したいと思っています。そして発売が遅れているコルジグも結果として10周年記念ルアーとなりそうです(汗)

 

ポータルサイトのほうも、ホントにそろそろ入門講座とか作り直さないといけないレベルだと思っているので取り組んでいきたいです。

 

個人的な釣りとしては・・・

 

テスターさんには釣ってもらっていますが、僕個人ではまだコルジグで真鯛を釣り上げていないので、コレがずっとひっかかっています。これがひとつのテーマになりそうです。

 

コルジグのフォールは絶対に真鯛にも効くと思っているので、マスターしたいですね。

 

あとは・・・先日釣ったアトールの新作鉄板バイブでのヒラメ!

 

この「シャクれる鉄板」にものすごく可能性を感じてしまいました。2019年はいろいろな場所でアトールの鉄板バイブでのヒラメ開拓釣行に取り組んでいこうと思っています!

 

もちろん船橋という立地でのカヤックフィッシングで一番身近なシーバス、そしてブラックバスは引き続きライフワークとしてやっていきますが・・

 

「コルジグでの真鯛と鉄板バイブでのヒラメ」この2魚種を来年のテーマとして取り組んでいきたいと思います!

 

なにより!

 

安全第一で家族のもとにしっかり帰るカヤックフィッシングを一番に、来年もがんばります!

 

今年一年遊んでくれた海と魚と仲間に・・・感謝!


浮き納め、仕事納め

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いよいよ来てしまいました。

 

12月30日

 

kayak55.com年内最終営業日です。

 

繰り返しになりますが・・・kayak55.comは

 

12月31日(月)〜1月7日(月)

年末年始のお休みをいただきます。

 

今日16時以降のご注文の発送やメールのお問い合わせ等、全て1月8日以降となってしまいますので何卒よろしくお願いいたします。

 

このブログの更新も次回は1月8日です!

(インスタの方ではもしかするとホリマイでの釣り初め(笑)と、休み中に一回は行きたいカヤックフィッシング浮き初めの報告はさせていただくかもしれません)

 

さて!

 

今日は年内最終営業日だというのに!

 

やっぱりやっておきたい!

 

2018年浮き納め

 

に行ってきました。

 

釣り納めでないです。あくまでも浮き納めです(釣れなかったから!笑)

 

今日は予報は正直厳しい状況。

 

でも、一応2018年最後に海を見に行くだけでもと行ってみました。

 

現地についてみると、おや!?案外浮けそうな風。

 

僕がついた時、気合いの入ったカヤックアングラーさんは既に海に出ていました。

 

そして、このオトコが登場!

 

すっかりおなじみの忍レッドヘッドのカッキー!

 

急遽、カッキーも来れることになり、二人で浮き納めです!

 

狙いは・・・ティップラン!アオリイカ!

 

でも、今日はここからダメダメな内容でした(笑)

 

まず、出艇してすぐにカッキーの魚探が消えた!

 

どうもホンデックスに入れていた8本の電池のうち、一本がダメになってしまったらしい。

 

ということで、ホエールの魚探でのナビゲートでティップランへ・・・と思ったら・・・

 

やっぱり強風ー!(ガーン)

 

浮いていて危険というレベルではないですが、ティップランはちょっとお手上げ状態。

 

15m以上のラインに出れず、しばらく強風で水深10mラインしか探れない状況が続き、アオリイカからのコンタクトがもらえない。

 

これはもう今日は諦めようかと思ったのですが、しばらく浅場で釣れないティップランを展開して我慢していたら

 

予報がいい方に外れ、後半、一気にベタ凪に!

 

しか~し!

 

今度はホエールの魚探のバッテリーが死亡!

 

丸2年酷使した55バッテリーの鉛電池がなんとこのタイミングで死亡しました(ガーン)

 

なんと、2人とも魚探がない状態になってしまいました。

 

ティップランエギングでコレはきつい。水深が分からない、ボトムの形状が分からない。そんなティップラン・・・

 

まぐれのヒットを期待してしばらくエギを落としてシャクってみましたが、やはりコンタクトはなく、ホエールがkayak55のお店に戻る時間になってジエンド!

 

2018年最後のカヤックフィッシングはなんとも締まらない結果になってしまいました。

 

それでも・・・

 

やっぱりカヤックは楽しいーー!気持ちいいーーー!

海よ、ありがとう!

 

2018年、最後に浮けただけでも、良かったです!

 

今年一年がんばってくれたカヤックよ、ありがとう!

今日置いてきてしまったけどもう一艇の愛艇プロフィッシュ45(キュベレイ号)もありがとう!

 

酷使に耐えてくれたホッシー5号よ、ありがとう!

 

Nの海の癒やしの空間、55ハウスよ、ありがとう!

 

来年もよろしくお願いします!!

 

で・・・最終日なのに遅刻してお店に帰ってきたら・・・

 

TEAM NWタツノリくんがJrと一緒にご来店。

 

なんと・・・ホエールJrの出産祝いを持ってきてくれました!

 

ありがとうっ!

 

タツノリ君をみならって、子育てもがんばります!

 

そして、来年はまたカヤックフィッシング一緒にやろうー!

 

おかげさまで、今年もkayak55.comは皆様のおかげでなんとか年を越すことができました。

 

来年はkayak55.comは10周年を迎えます。

 

よりパワーアップして、様々な企画やカヤックフィッシングに取り組んでいきたいと思っております。

 

来年もぜひkayak55.comをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

これをお読みのカヤックアングラーの皆様の2019年が素晴らしい爆釣と安全な航海となるよう、心よりお祈りしております。

 

良いお年をお迎えください!

10周年・あけましておめでとうございます

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2019年、あけましておめでとうございます!

 

このブログをお読みいただいているカヤックアングラーの皆様が今年一年、安全な航海と爆釣に恵まれますよう、心からお祈りいたします!

 

ホエールです、こんにちわ!

 

今日1月8日がkayak55.com仕事初めとなりました。

 

今年はカレンダーの関係で異常に長い年末年始休業となってしまいました・・・・申し訳ありませんm(_ _)m

 

この休業期間にご注文いただいた商品につきましては本日発送させていただきました。

 

私個人の年末年始は・・・・

 

2回カヤックフィッシングの予定を立てるも、強風にて断念。結果、いまのところ浮かないまま新年を過ごしております。

 

その間、何をしていたかというと!

 

やっぱり産まれたばかりのホエールJrとひたすら戯れていました。

 

ようやくホエールJrも明日で誕生から二ヶ月が経ちます。信じられないスピードで日々が過ぎていくな〜と実感しています。めちゃくちゃ可愛いです、8連休中のホエールJrとの楽しい日々に社会復帰ができなくなりそうでした(笑)

 

kayak55.comとしては、いよいよ今年が10周年の記念となる年を迎えます。

 

カヤックフィッシングというマイナーな趣味の道具を扱うお店が10年つぶれずに・・・節目を迎えられたのも、ひとえに支えていただいてる皆様のおかげさまです。

 

感謝!という言葉しかありません。

 

その支えていただいている皆様に報いるためにも、kayak55.comは今後もより実践的なカヤックフィッシングのスタイルや艤装のご提案、初心者からベテランの方まで参加いただけるような楽しい企画、安全面等の啓蒙活動、初心者の方にわかりやすい入門のページづくりなど、10周年の節目によりパワーアップをしなければいけないと考えています。

 

やはり動画の時代ですからYouTubeにはより力を入れていきたいですし、10周年記念ルアーなどもメーカーさんのご協力をいただき発売していく予定も立てています。

 

少しづつにはなりますが、例年以上に仕事に遊びに?(カヤックフィッシング)と、邁進してまいります。

 

新年は浮けない状況が続いてしまいましたが、次のカヤックフィッシングの予定も立てているところなので、早いところ浮き初めを済ませたいと思っている今日この頃でございます。

 

カヤックフィッシングのショップ、やっぱりまずはスタッフがフィールドに出ていないと、良いご提案ができないですから!

 

私ホエール、今年も一年、しっかりフィールドワークに励んでいきたいと思っています。

 

簡単なご挨拶になりましたが・・・

 

今年一年、kayak55.comを何卒よろしくお願いします。

ボートショー「海ゼミ」に出演します

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気がつけば・・・横浜のフィッシングショーが超直前に迫っています!

 

今年もサウスウインドさんとカーメイトさんの合同ブースにkayak55.comも日替わりで手伝いに行きますのでよろしくお願いします。

 

フィッシングショーの情報はまた後日詳しく書かせていただくとして・・・

 

今日はその後に迫っているイベントを先に告知しておきます。

 

フィッシングショーと同じパシフィコ横浜で3月7日(木)〜10日(日)の4日間に渡って開催される

 

ジャパンインターナショナルボートショー2019

 

豪華クルーザーからヨット、PWCの展示やマリン用品やマリンウェアなどの販売もある国内最大級のマリンイベントです。(横浜ベイサイドマリーナの会場の方では大型の船のフローティング展示などもあります)

 

現在、ボートショーに出展しているカヤック関係のところとしては、蘇我のクリアウォーターさんがカヤック用品をイベント価格で大放出するブースを毎年出されているのと、国産ファルトボートメーカーのフジタカヌーさんがたくさんの艇を展示しているので注目です。

 

あとは舵社も物販ブースがあるので、カヌーワールドやカヤックフィッシング教書、魚探の本や気象の本などを手に入れることもできます。

 

過去にはカヌー工業会が合同でボートショーに出展をしていた時期もあって、その頃、kayak55.comも小さいながらもブースを出していた時期もありましたが、近年はカヌー工業会はボートショーに出展しなくなってしまったためkayak55はブースを出していません。

 

しかし!

 

今年はこのボートショーのイベントコーナーに3月9日だけですが、kayak55.comが登場することになりました。

 

マリンセミナー・海ゼミ

 

ボートやヨット、ミニボート、気象など各分野のエキスパートの方々が1時間ごとにセミナーをするコーナー。ここになんと・・・今年はカヤックフィッシングのセミナーをしてみないかというお声をいただきました。

 

Kayak55.comから私ホエールとチャン松君が海ゼミに出演させていただきます。

 

3月9日(土)の17時〜17時45分ぐらいまで

 

とのことです。

 

カヤックフィッシングの魅力や注意点、現実的に保管や車載のお話まで含めていろいろ語っていこうと思います。

 

45分という限られた時間にはなるので、入門編という感じでベテランの方には物足りないとは思いますが、カヤックフィッシングに興味がある方、これから初めて見たい方などにぜひお越しいただきたいです。

 

昨年の模様・・・

 

っていうか・・・・

 

埋まるのか!?僕らで客席が埋まるのか!?

 

誰もいなくて席がガラガラだと寂しいので、ぜひサクラでkayak55の常連カヤックアングラーの方もサクラとしてお越しいただければ幸いですー(笑)

 

今日はお店の開店前に浜松町の舵社さんに伺って、海ゼミの運営をしている舵社の植村さんと打ち合わせでした!

 

せっかくなので、やらせていただくならば濃密な45分間になるように、これから素材集めやレジメづくりをして、精一杯がんばります!!

 

日程が近づいて、海ゼミのページがアップされましたら追って改めて告知させていただきますm(_ _)m

Fショーはカヤックフィッシング連合ブースへ!

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昨日は急遽Nの海のカヤック55ハウスへ出張で、更新が遅れ申し訳ありませんでした。

 

せっかくなので浮いてしまおうと目論んだのですが、強風予報に前日で変わってしまい、断念。

 

55ハウスに行って帰ってくるだけになってしまいましたが、やっぱり三浦半島は良いところでしたね〜!

 

なんで55ハウスに行っていたかというと!

 

55ハウスのドアが末期的に壊れてしまいまして・・(汗)

修理に立ち会わないといけなかったのです。

 

業者さん、かなり苦戦していましたが、無事に工事完了!

 

今年も55ハウスに通い、ドラマチックな魚を釣るぞー!

今年も暖かくなってきたら、昨年も結局狙い続けて釣れなかったNの海のカンパチ5kgクラスを狙います!

 

それまでは・・・Nの海では、久々にメバルでも狙おうかな!?

 

東京では今日は初雪も降って、強風が続きますが、早く浮きたいなぁ〜・・・・

 

さて!

 

先日、ボートショーの告知をおこないましたが、今日はそれよりも前に行われるイベントの告知です。

 

ジャパンフィッシングショー2019

 

1月18日、19日、20日の3日間

 

場所はパシフィコ横浜

 

いよいよ来週末に迫ってきました。一年って早いですね〜

 

このジャパンフィッシングショー2019 には、横浜のサウスウインドさんとカーメイトさんの合同ブースが出展されます。

 

題して「カヤックフィッシング連合」ブース。

 

今回、カヤックフィッシング連合ブースの場所がまた最高です!

 

なんとジャッカルさんやシマノさんの前という一等地!

これはわかりやすいですよね〜

 

しかも、隣はカヤックフィシング用ロッドも発売しているスミスさん。さらにスミスさんの隣はガーミン魚探の展示です!

 

これはもはやカヤックフィッシング的には完璧な一角と言っていいでしょう。

 

サウスウインドさんが出展されるということで、やはりメインは

 

ネイティブウォータークラフトのプロペル系カヤック

 

ネイティブ系プロペルは全機種展示になります。

 

現在、足漕ぎカヤック、プロペルドライブの艇はとても注目を浴びていますよね。

 

その中で、スレイヤープロペル10は実際に乗って座って、足でドライブを回す体験もできるような展示となります!

 

現物をじっくり見て、ドライブの剛性や巻いた感じとか、実際に確かめてみていただける大チャンスです!

 

さらに・・・・フィッシングSUPの展示や、まったく新型のカヤックの展示もあるとかないとか!?

 

また、カヤックフィッシングをする上で一番ネックになってくるのが車載だと思います。カーメイトさんが同時出展しているので、カヤックへの積み方や固定方法などもその場で教えてもらうことができます。

 

ご自身の車の年式・タイプ(型式番号)をメモしてきていただければ、適合するカーキャリアやロッドホルダーなどの情報を教えてもらうこともできちゃいます。

 

昨年の模様はこんなカンジ↓↓

 

ちなみに、昨年よりブースの面積アップしているらしいですよ〜

 

Kayak55は出展をしないのですが、このカヤックフィッシング連合ブースのサウスウインドさんのエリアに私ホエールとチャン松君が日替わりでお手伝いに行きます(kayak55のお店は休業しません)一応、今のところの予定としては・・・

 

18日(金)がホエール

19日(土)がチャン松君

20日(日)がホエール

 

というカンジになる予定です。

 

もちろんプロペルドライブに関して日本イチ詳しいオトコ・サウスウインドのナガさんは毎日ブースにいます!

 

ぜひカヤックアングラーの皆様、お誘い合わせの上、ご来場いただければと思います!

デスペラードへのCWエクストラキール装着

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ロックンロールカヤックス・デスペラード

 

日本初の国産・FRP製フィッシング用シットオントップカヤック・・・

 

デザインは、あのレインボーシーカヤックスクールの中谷さん!

 

生粋のシーカヤッカーがデザインした艇だから、通常のフィッシング用シットオンとは違うシーカヤック寄りの艇となっています。速い、軽い、リーンをかけて曲がれる、パドルでのラダーコントロールでクイクイ曲がる、低重心で粘る・・・最高峰のシットオントップカヤックと言っていいでしょう。

 

昭和の時代「いつかはクラウン」というフレーズがありましたが、カヤックフィッシング界では「いつかはデスペラード」と言われています(僕が言ってるだけ!笑)

 

そのままでも十分すごいカヤックですが、オプションも充実して専用のラダーも用意されていたり、エクストラキールが用意されていたりします。

 

今日はその中で、

 

エクストラキール

 

の装着方法をご紹介します。

 

エクストラキールとは、デスペラードのスターンのキールに追加で取り付けるアイテムです。

 

効果としては、主に以下の3点が挙げられます。

 

◆スターンキールの摩耗保護(超多重積層FRPによって耐久性抜群)

 

やはり出艇・着岸時はどうしてもバウのハンドルを持ってカヤックを引きずるため、スターン側のキールを擦ってしまいます。ポリエチレン艇と違い、FRP艇は摩耗にはそれほど強くないです。いずれは、表面のゲルコートが剥げて本体のFRPが露出してきてしまい、ある程度までいくと修理しなくてはならなくなってしまいます。

 

エクストラキールを取り付けると、そのスターン側のキールにさらにFRPのパーツがつくので、摩耗してもエクストラキール部分のみとなり本体自体の損傷が避けられる利点があります。

 

◆直進性アップ

 

キール面積が増えることで直進安定性が増します。デスペラードはかなりピーキーなのでなれていない方が漕ぎすぎるとどうしてもカヤックが曲がってしまいやすい部分がありますが、エクストラキールの効果でどなたでも真っ直ぐに進みやすくなります。

 

◆ウェザーコッキング低減

 

風見鶏現象のことです。風でスターンが流される・・・スターンが流されるということは、同時にバウが反対側に流される・・・つまりカヤックが回ってしまうということになります。エクストラキールがつくとこの現象をキールが深く刺さることで少し食い止めることができるわけです。フィッシングの場合は止まって釣りをしていることが多いので、艇が回されない方が釣りがしやすいので、このメリットが非常に大きいです。

 

デスペラード用に開発されたエクストラキールは2種類あって・・・

 

ロックンロールカヤックス・純正エクストラキール

 

クライマーズワークス製エクストラキール

 

2種類から選べる形となっています。おそらく純正は注文時に同時につけてもらうことも可能だと思うのですが、クライマーズワークス製のエクストラキールは販売店か購入者個人で取り付けるしかない形です。

 

ですので、今回はお客様の艇に取り付けをおこなった時の写真を元に

 

クライマーズワークス製のエクストラキール

 

の取り付け方をご紹介します。

 

取り付け方は簡単、「貼り付ける」のみ。

 

デスペラードへのエクストラキールの貼り付けには

 

2液性のエポキシ

もしくは

シリコンコーキング

 

を使います。

 

個人的にはシリコンコーキングの方がスターンが何か障害物にあたった時にもショックを吸収するし、なにより作業もしやすい(失敗しにくい)し、最悪、うまくやれば剥がすこともできるのでエクストラキールの貼り付けにはオススメです。

 

ということで、今回はシリコンコーキング材を使ったエクストラキールの付けかたをご紹介します。

 

これがクライマーズワークス製のエクストラキール!

 

カラーはブラックのみ。

 

ハンドメイドのエクストラキール、めちゃくちゃ美しい仕上がります。

 

ほぼデスペラードのスターンの形状にマッチしているのですが、どうしても隙間はできてしまいます。さらに、使い込んだデスペラードでスターンが削れていたりすればより隙間ができてしまうわけです。

 

接着せずに合わせてみるとわずかな隙間がでます

 

このエクストラキールとデスペラード本体にできた僅かな隙間を埋める面でもシリコンコーキング材はかなり有効だと考えています。(これまで、kayak55ではたぶん10艇ぐらいはこの加工をしていますが、目立ったトラブルは出ていません)

 

ではその取り付け方の手順に入りたいと思います。

 

まずは

 

アセトンで脱脂します

 

アセトンをタオルやウエスに含ませて拭いて脱脂して、接着のノリを良くしてあげます。

(※ビニール手袋必須!)

 

まずは接着剤やコーキング材なしでエクストラキールをしっかり押し付けてハメてみます。

 

マスキングテープをエクストラキールギリギリぐらいになるように貼っていきます。

 

1mmぐらい余白が出るカンジで貼ってみます

 

コーキングの場合は液垂れはほぼないのでここまで貼らなくていいのですが、とりあえず大きめに貼って作業しやすいようにしてみました。

 

エクストラキールはブラックなのですが、シリコンコーキングはハルが白ならホワイトがオススメです。(ハルがブラックなら当然コーキングもブラック)

 

シリコンコーキングの量は最終的なエッジの仕上げも考えると1本だと微妙に足りない感じなので、用意するのは2本。(2本目はちょっとしか使わない)

 

コーキングガンにセットし・・・

 

奥の方からコーキングを入れていき・・・

 

ケチらず全面にたっぷりと塗ります。

今回はコーキング1本分を使いきりました。

 

再び本体に装着し、ぐに〜っと押し込んでいきます。そうするとコーキングがはみ出してくるので、それをキレイに取り去っていきます。

 

その時にあると便利なのが・・・

 

こういう直線部を持ったコーキング用のヘラ

 

ヘラで仕上げるとやはり仕上がりがキレイになります。

 

サイド部分はコーキングのはみ出しがちょっと足りないので・・・

 

コーキングを追加注入しておきます。

 

コーキングヘラを使って・・・

 

直線を作っていきます

 

こんなカンジのエッジを作りながら、ヘラでエクストラキールを一周させます。

 

アルコール入りのウェットティッシュもあると便利です

 

エクストラキールの上についてしまったコーキング剤は乾いていなければアルコールのウェットティッシュで簡単に拭い去れます。

 

エッジについたコーキングもうまいこと拭き取ります。

 

いい感じ!

 

ここまできたら、コーキングは液垂れはほぼないので、乾ききる前にマスキングテープを剥がします

 

マスキングテープを使うことで仕上がりが直線的にキレイになります。

 

マスキングテープを剥がした後でも、なんなら乾いてしまった後の追加でも、仕上がりが甘い部分を修正できるのもコーキングのいいところ。

 

よし!

 

完成です!

(だいぶ内部までコーキングがたっぷりなので、完全硬化は晴れて乾燥した日でも数日かかると思います)

 

ただでさえ性能が高くカッコいいデスペラードが、さらにパワーアップ。黒い色のコントラストもめちゃくちゃカッコいいと思います。

 

デスペラードをお持ちの方はご自身での装着も簡単だし、必要な道具もホームセンターで揃うものだけなので、やってみる価値はあると思います!

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