先日、忍を納艇させていただいた
カヤックトッパーのチャッピーさんから!
差し入れいただきましたー!
いやぁ〜この寒い時期にめちゃ嬉しい、赤いきつねと緑のたぬきぃぃ〜っ
ジェットボイルでソッコーお湯を沸かして・・・
(まじでジェットボイルの沸かしスピードは異常)
エブリデイいただいております!
先月からまたハンドメルアー熱が再燃してヤフオクとかで釣具買いすぎてお財布が末期的なホエールです、こんにちわ!
チャッピーさん、貴重な食料助かってます、ありがとうございますm(_ _)m
さて、10月〜11月はとにかくシャローのシーバスが熱い時期ということでひたすらにカヤックシーバスに取り組んでいましたが・・・
そろそろ違う釣りもしたくなってきました。
特に、食べても美味しいやつをいっときたい!
(富津あたりのシーバスならじゅうぶんすぎるほど美味いけど)
ということで、11月16日にNの海に行ってきたレポートです。
この日は定休日で朝から日暮れまでできる!
狙いはそろそろ終盤の青物か、ティップランでのエギングか。状況を見て決めようと思っていました。
で、さっそく寝坊して通勤ラッシュに巻き込まれ(泣)
すっかり遅い到着になってしまいました!
この11月16日の段階では、まだNの海の駐車場の海側の大部分は先日の台風の影響で砂に埋もれてしまっていました。これは車で入ったら間違いなくスタックしてしまう。
そこで、駐車場の奥側に駐めました。
タックルはKFゴルゴのワンタックル。
青物狙いならスナップにジグをつけて、ティップランならスナップにエギをつけかけるだけという感じでいきたいと思います。
ゴルゴはティップまで張りがあるタイプのロッドなので本来はティップランには向きません。そもそもベイトロッドだし。
でも、今年から使いだした0.3号のPEを使えばけっこういけるんじゃないかと。
今は昔と違って重いティップランエギもたくさん出てますし、要はエギの重みで少しでもティップが入ってアタリが取れればいいのではないか。
でも、正直な気持ちとしては最後にズドンと青物釣りたい。ベイトが映ればジギングかな。
あれ?
海について気づきました。
予報より波がきつい。風もやや強い・・・・
出れることは出れそうだけど・・・(汗)
海に一礼!
まあ、行ってみよう!
うっひょー、今日はなかなかの波!こいつを超えていく!
で・・・出てきてみたら・・・
いや〜予報より波も風もきついわ〜
浮いていて危ないレベルじゃないけど、沖に青物を探しに行くのは無理だ。もしもこれ以上吹いたら撤収になるかもしれない。
あまり岸から距離を置かないほうが無難だ。
すでに予報が外れているので、これ以上風が上がる可能性もアリと考えると、ティップランで水深25m〜30mの根に行くのもやめておいた方がいい感じの状況と判断。
必然的に、風がこれ以上吹いたらすぐに戻れる距離感の水深10mちょいのトコロでやってみるしかない状況です。もしかすると、今日はなんも釣れない可能性もあるぞ・・・・(汗)
とりあえず、10m台でティップランスタートしてみよう。
とはいえ、まだ11月中旬ですから10m台もまだイカいるでしょう!?
今日の魚探はティップランで威力を発揮するはずだと期待を寄せているガーミン・エコーマップ75SV
サイドビューによってボトムの形状が一目瞭然!すごすぎる・・・
ティップランでエギを落とすべき根を探すのには最高すぎるマシンです。問題は筐体の大きさですが、プロフィッシュ45ならコンソールの蓋があるので問題なく設置ができる。カヤックエギンガーにはプロフィッシュ+75SVはもしかすると最強のセッティングかもしれません。
魚探上の表水温は18度以上もあるので、まだまだ浅場でも釣れるはず?
エギはYAMASHITAのエギ王TR3.5号でいきます。
このエギ、昨年から使っているのですが、とにかくテーリングしにくい。ケツについているスタビライザーの恩恵で水平姿勢も作りやすい。かなり気に入っています。(しかもこのフィンがグローという懲りよう)
スクイッドシーカーによるティップランの登場でカヤックエギングは真冬も狙えるすごい大きな進化がありました。そして、その後に続々と登場する専用エギはどんどん使いやすくなっていく・・・すごい時代だ。
(今でもほんとに巨大なアオリを狙って一撃で釣るなら昔ながらの春のキャスティングだとは思いますが)
ただ、エギ王TRには残念ながら重いサイズがない。重くしたい時はTRシンカーという別付けシンカーをつける仕様になっています。これは個人的にはちょっち面倒臭くて・・・深場ではYO-ZURIのEZ-QフラッシュフィンTR40g、さらに底が取れにくい時はダイワのエメラルダスボートRVの50gを使用しています。
これらの新しいティップランエギの登場、そして細くても強度のあるPEの登場があって、ベイトでもティップランができるようになってきたと思います。
今日はいまのところ沖に出れそうもないので重いエギの出番はいまのところなさそうですが・・・
なかなかウネっていますが、なんとかできるレベル。
水深10〜15m前後の根を探っていくぞ!(というか、それ以上はいけなかった・・・)
うん、浅場ということもあってまだ即断はできませんが、ベイトタックル+EXXAの0.3号PEはやはり快適だ。ボトム感知がめちゃしやすい。
水深が浅いので、3回の少ないワンピッチでしっかりシャクってアピールします。
カヤックが流されてラインが斜めってきたら3回では浮上が足りなくなるので5回シャクリに変えていきます。
その後はじっくり水平移動をさせていきます。
ボトムの取り直しはクラッチを切ればいいし、リフトもやりやすいし・・・ショートレングスのベイトタックルはやっぱりエギの操作自体は断然に楽だ。
風がそこそこ強いのでロッドをリフトしなくても水平移動してくれています。ラインの角度もいい感じ。これぐらいラインのテンションが掛かっていればイカが触ったらティップランロッドでないゴルゴでもまず分かるであろう!?
しかし・・・
イカが触ってくれない時間が続く・・・
根から外れてしまったら向かい風を漕ぎ上がり、違うラインを流していく。
そして遂に、当たったっ!
うわっ乗らなかったっっ!
やっぱりティップが硬いとダメなんかなぁ〜
それでもちゃんと違和感は分かったぞ。ゴルゴでもいけるはず。要はカンナに掛けるアワセができればいいのだ。集中、集中。
そして・・・
遂に乗ったっーー!
しかし・・・小さいのだ。サイズが小さいのだ!
この子はさすがにリリースだよな〜
その後も連発とはいかないまでも、ポツポツと当たるが、さらに小さい・・・
もう写真も撮らず即リリース。
まだ11月半ばだと新子が育ちきってない。
ただ、浅場でいけること自体はわかりました。KFゴルゴでもアタリが取れることもわかりました。なんとか持って帰れるサイズが欲しい!
刺し身・・・食べたい(笑)
そして・・・
おおっ!ちょっとだけいいんじゃないの〜?
うわ〜微妙なサイズ、ギリいけるか。
まよった挙句・・・
すいません、刺し身でいただきます!
そうこうしている間に、風が少しだけ弱まった!
おおっ、これは沖の25〜30mに広がる根にいけるかもしれない。
このエリアは、今年カンパチ狙いでマーキングしまくっています。実は冬場はここがティップラン場所になると睨んでいました。
ちなみに・・・今年は結果的にカンパチと思われるサイズの魚はバラシしてしまい、ショゴとイナダしか釣れませんでしたが・・・
さあ、期待の沖の根に向かう
そして、根に到着。
ウネリは変わらず大きめですが、風はだいぶ収まってきた。
これなら深場もいけそうだ。期待をもってエギを落としていく。
ここでエギのセレクトを間違えました。30mの水深にベイトロッドで落とすならここでエギを40gか50gに上げるべきだったのです。しかし、30gのエギ王TRでここまで小さいながらも釣れていたので、未練が残っていてそのまま落としてしまった。
0.3号ラインなのでなんとかボトムは取れちゃっていたこともありました。
やはり着底からのタイムラグが出てしまったのだと思います。
数投で・・・
痛恨の根掛かり(ガーン)
面倒がらずにちゃんとエギをローテすれば良かった。ティップランは根掛かることはどうしてもありますが、より重いエギでしっかり着底を感知していれば根掛かる前にボトムからシャクリあげることができたはずなのです。
結果的にPEとリーダーの結び目から切れました・・・
そして、さらなる悲劇が・・・
ないんです、ショックリーダーを入れた箱がどこを探してもないんです(号泣)
車に忘れてきた・・・
ショックすぎる。ようやく沖に出てきたのに〜
さすがにティップランでリーダー無しは考えられない。PE直結だとテーリングしやすくなる上にカンナに絡まると修復不可能になる。
こ・・・これは・・・
一度着岸して車にショックリーダーを取り行かないといけないではないかー!
岸まで2kmぐらいあるけど・・・戻ろう。もう心が折れそうだ・・・
ウネリをうまくかわして着岸
今日みたいな日は着岸沈がありえる状況。基本的にはウネリが岸際で割れる寸前で待って、いい波がいったらそれを追いかけるようにして自分の前で波が割れている状態を作ってあげると着岸しやすいです。
そして陸地についたら、素早く降りてバウのハンドルを掴んで一気に引き上げます
車にリーダーを取りに戻って、ノットを組みます。
あぁ〜やってしまったな。とんだタイムロスです。
このリーダーを組んでいる時!
「ホエールさんですよね」
と、話しかけていただいたのは・・・・
なんと!
Kayak55からもリンクさせていただいてるブログ「HONMA WORLD」のHONMAさんでした!
HONMAさんは奥さんと浜にお越しになられていて、この後、いいウネリが入っているのでツーリング用シーカヤックを出して遊ぶそうです。
HONMAさんと久しぶりにお会い出来て嬉しかったです!
やっぱりNの海はいろいろな方に会えるからいいですよね〜!
しかし、このタイムロスもあり、残された時間がわずかになってきました。今の時期、16時には着岸しなければいけないのに、すでに13時を回っているのです。
朝の遅刻が悔やまれる(自業自得)
もう沖に行くと移動時間であまり釣りをする時間がない。結果的に、やはり今日は岸際の10〜15mでやるしかない。
再びGO!
どっちゃり波をかぶりながらの再出艇。
うん、ウネリも大きいままだし、岸際でやるのが無難かもしれない。今日はそういう運命だったのだ(と、自分に言い聞かせる)
午前中はイカが全て小さかったので、後半は午前中やっていた根を捨てて、逆サイドの根を狙っていきます。
とにかく、お持ち帰りサイズを釣るっ!
待っていてくれ、刺し身〜(笑)
雄大だなぁ!
まあ、この沖からの絶景を見れただけでも良しだよね。
風自体はだいぶ弱まってきましたが、まだカヤックは時速1km以上で流される状況。ティップランがやりやすい速度といっていいでしょう。
午前中と同じぐらいの水深なので、エギはロストしてしまったエギ王TRと同じサイズ、同じカラーでいきます。(スペア持っていてよかった〜)
しばらくアタリがもらえませんが、夕まずめが近づきイカもフィーディングタイムでしょう。なんとなく雰囲気が出てきた気がしました。
鳥も期待して僕の周りから離れません。
釣れてもイカはあげないけど!(笑)
そして14時すぎに1バイト。
イカパンチなアタリで乗らず。でも、イカはいる!ここで確信が持てました。
やはり浅いだけにあまり回数シャクるとエギのレンジが上がりすぎてダメみたい。3回ワンピッチのしっかりしたシャクリでいく。
エギ王TRを信じてやり続ける。
ちょっと風が落ちてきているので、かるくバックハンドキャストで潮下にキャスト。
着底したらパンパンパン!っと3回シャクって・・・
テンションを感じながらロッドティップを上にリフトしながら水平をキープするようにしていく。
乗った〜っ
きもちいい〜!ティップランはやっぱり攻撃的な釣りです。みんなが夢中になるのがよく分かる。エギの色とかタックルとか以上に誘って誘ってアタリを逃さず瞬時にアワセるアングラーの集中力が一番大切な釣り。楽しい。
これは午前中よりちょっとマシなサイズだ。
触腕で触ってくる知的生命体的なアタリかた。そして魚とは違う引き。イカ釣りもやめられない。
大きくはないけど、ようやく文句なくお持ち帰りサイズGET
これで休みの日に釣りに行った言い訳が嫁さんにできる
いやぁ・・・苦労した。すでに日暮れは近いけど、まだいける!もう一杯いくぞ!
15時30分、日がだいぶ傾いてきた。
16時にはストップフィッシングしたいので、残り30分の勝負
風上に漕ぎ上がり、ラストの流しに入っていく
9mから流し始めて13mラインに突入。カヤックが流されてラインが伸びてきたので5回シャクリに変更し、その後のロッドティップを上げながらの水平移動で・・・
よっしゃ乗ったー!!
これはまさに会心の一撃でした。完全にアタリが取れた。KFゴルゴでのベイトタックルのティップラン。昨年も数杯は釣りましたが、今年から導入した細いラインによって、より完成度が高くなってきたと感じました。とにかくラインテンションを常に意識していればアタリは取れる。
今日は浅場のみだったので、今年の冬はさらに深場で成立するかを検証してみたい!
グイングインな、間違いなく今日一番の引き。たまらない・・・
この時期なのでそんなにデカイわけではないですが、最後にドラマが待っていた。釣りはやっぱり、諦めないことだ。
この時期としてはまあまあサイズ
獲ったどー!
ここで16時、終了です。
日暮れまで30分以上は残して着岸した方がいいです。
ウネリと風に悩まされた今日でしたが、着岸時にベタ凪になりました。まぁ、こんなものです。
とにかく、浮けて、それなりに釣れた。じゅうぶんです。
一応、嫁さんにお土産も持って帰れるし。
今日遊んでくれた海とイカに・・・感謝!
獲物一匹ゴミ一個運動
リリースした分も拾っておきました。
そして、駐車場に戻ると
台風の被害を受けたNの海の駐車場に重機が入っていました。ありがたや〜。作業員の方にも感謝!
この後、Nの海に一度も行ってませんが、おそらく駐車場は正常に駐められるようになったと思います。
次にこの海に来る時はティップランかアマダイ狙いか!?それともサワラ狙いか!?
Nの海よ、冬の間にまた通うよ!
まあ、とにかく夢中になって昼飯も食ってなかったので、帰りは横須賀のパーキングにIN。
漕ぎまくってカロリー消費した身体に生姜焼き定食、最高!
そして、ティップランは家に帰ってからがお楽しみ。
パーキングでがっつり食ったけど、イカもがっつりいただきますよ〜(どんだけハングリー)
嫁さんと2人ならお土産3杯でじゅうぶんな量です
刺し身と寿司!
ゲソは炒めて!
そして・・・
半身だけめんつゆに漬けて2日寝かせました。
くわ〜っ!この2日漬けが超絶最高でした!
とろける〜ルービーが美味い〜
晩秋〜初冬は釣りとしては個人的にカヤックシーバスが一番好きな時期ですが、やっぱり家族が喜ぶ釣りはいいもんですよね。冬もドライスーツ着て、ティップラン、アマダイなどなどやることがたくさんある。
関東のカヤックフィッシングにオフシーズンは・・・ない!